2007年1月20日
No.1041: タカラCANチューハイ サワー ライチ / 宝酒造
たからかんちゅーはい さわー らいち / たからしゅぞう
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全部で12種ある
(レモン、スウィートレモン、グレープフルーツ、うめ、巨峰、マスカット、白桃、ライチ、
青りんご、オレンジ、夕張メロン、ラムネ)タカラ・サワー。
当サイトではこれまで、
レモン、グレープフルーツ、
白桃、スウィートレモン、
巨峰、ウメと飲んできた。
これが7種目である。
色はほとんど透明だが、わずかに白濁。
香りは軽やかでナチュラル。直球勝負のライチ香。
炭酸のピリピリ感と、やさしい甘味がマッチし、爽快な飲み口。
ピュアな味わいだなと思いつつ原材料を見ると、なんと白桃を使っている。
正直言ってぜんぜんそんな感じはしなかった。
でも、コクのある甘味は桃なんですよ、と言われれば、そんな気もする。
隠し味としてうまく使っているということだろう。
アルコール分6%。果汁1.7%。原材料:ライチ果汁、白桃果汁、醸造用アルコール、糖類、酸味料、香料。
このシリーズは本当にオーソドックスなつくりで、飲み飽きしない。
それがロングセラーたるゆえんなのだろうが、最近では、もっぱらディスカウント店で
投げ売りの対象としてしか、存在意義が認められていないようにも思える。とても残念だ。
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チューハイ・カクテル等 |
2007年1月21日
No.1042: ギュギュッと搾った。 完熟パイナップルのお酒 / メルシャン
ぎゅぎゅっとしぼった。 かんじゅくぱいなっぷるのおさけ / めるしゃん
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メルシャンのギュギュッとシリーズが新しくなった。発売日は1月16日で、
1週間ずっと探していたのだが、ようやく見つけ出すことができた。
今回の刷新で、通年商品はグレープフルーツ、巨峰、白桃と、この完熟パイナップルの4種となった。
缶で見る限り、「ギュギュッと搾った。完熟パイナップル」となっており、
以前の製品「ギュギュッと搾った。****のお酒」と比べ、最後の「お酒」がとれたようだが、
メルシャンのサイトで確かめてみたら、やっぱり最後に「お酒」をつけるのが正式商品名みたいだ。
この完熟パイナップルは、果汁含有率は65%。
色は濁った黄色で、液体もドロッとした感じ。まさにパイン汁だ。
香りもまさにパイン缶の中を嗅いだような感じで、ふくよかなパイン香が魅力。
およそアルコール飲料という感じがしない。
口に含んだ瞬間、ピリピリとした炭酸が感じられるものの、
すぐにパイン果汁の甘味が口中を支配。繊維が浮遊しているので、
舌先にざらざら感がある。
アルコール分4%。果汁65%。原材料:パインアップル・
醸造用アルコール・糖類・酸味料・香料。ストレート果汁使用(果汁中5%)。
相変わらず濃厚な味わいで、ギュギュッとシリーズの魅力はそのまま。
お酒らしいチューハイが好きな人には向かない。
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チューハイ・カクテル等 |
2007年1月22日[1]
No.1043: カクテルパートナー 桜ふわり <春限定カクテル> / アサヒ
かくてるぱーとなー さくらふわり <はるげんていかくてる> / あさひ
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明日23日発売、カクパー春の限定缶。2種あるが、まずは「桜ふわり」から。
グラスに注いだ色は、きれいな桜色。まさにイメージどおり。
で、そのイメージのまま香りを嗅ぐと、「あれれっ?」という感じ。
なんと桃の香りが優勢。「あんた桜ちゃうんかい!」とまずは大阪弁でツッコミたい。
味のほうも、甘くやさしい桃の味。桜リキュールを使っているというが、
桜の味わいは弱い。もっと旬果・佐藤錦みたいな感じにすればよかったのに、と思う。
ただ、飲み込んだ後にほのかに酸味が残り、桃単体だとこの酸味は出ないだろうなというのはわかる。
アルコール分4%。果汁3%。原材料:桜リキュール、もも果汁、糖類、酸味料、香料、アントシアニン色素。
今回の春限定缶はこの「桜ふわり」と、「梅さらら」。どっちもなかなか洒落た名前だ。
NHKの朝の連ドラタイトルみたいな感じもしなくはないが。
カクパーもいよいよ協和発酵色がほとんどなくなり、名実ともにアサヒブランドになってきたように思う。
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チューハイ・カクテル等 |
2007年1月22日[2]
No.1044: サントリーチューハイ 沖縄アセローラ / サントリー
さんとりーちゅーはい おきなわあせろーら / さんとりー
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サントリーチューハイ沖縄シリーズが新しくなった。発売は明日23日である。従来からある「シークヮーサー」
に加え、今回この「アセローラ」が登場。
グラスに注いだ色は、無色透明。香りはキュッと引き締まり、酸を感じさせる。
ニチレイ・アセロラドリンクほどではないが、チューハイ・カクテル等にしてはかなりシャープな部類。
口当たりもキリッとしているが、ほんのりと甘味もあり、
どこかバナナに似ている。若干苦味もある。後味もスッキリ、サッパリ。直球勝負なチューハイ・カクテル等だ。
アルコール分5%。果汁0.2%。原材料:アセロラ、スピリッツ、泡盛、糖類、酸味料、香料、炭酸ガス含有。泡盛0.1%使用。
「手摘み!沖縄搾り!!のアセロラ。沖縄では愛称を込めて「アセローラ」と
呼ぶこともあるさー。甘酸っぱくてスッキリおいし〜さ〜。」との文章が缶に。
アセロラという素材は、柑橘に負けず劣らずチューハイ向きだと思う。
沖縄らしさ満載で、コンセプトにもバッチリあった新顔だ。
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チューハイ・カクテル等 |
2007年1月23日
No.1045: 旬果搾り とちおとめ <春限定>/ アサヒ
しゅんかしぼり とちおとめ <はるげんてい> / あさひ
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本日23日が発売日となっている旬果搾りの春限定缶。2種あるが、
まずは「とちおとめ」から。
グラスに注いだ色は淡い桜色。昨日飲んだカクパー「桜ふわり」によく似ている。
香りは甘くやさしいイチゴ香。旬果搾りプレミアム「あまおう」に似ている。
味のほうは香りの印象よりは幾分かシャープ。炭酸がキリッとし、キュンと甘酸っぱい。
飲み干した後にも、甘味よりは酸の余韻が残る。この点は「あまおう」との大きな違い。
アルコール分4%。果汁1%。原材料:アルコール、いちご果汁、糖類、酸味料、香料、野菜色素。
国産とちおとめ果汁使用。
プレミアムと通常版の違いはあるが、あまり間を置かずして、いちごフレーバーのチューハイを
続けて出してきた意図は、何だろう。春らしいイメージで畳みかけようということかな。
別々のチームで開発競争して、両方とも良いから製品化したとか、そういう裏があるのかな。
こちら通常版の旬果は、昨年の春もいちご(とよのか)があった。その流れであることはまちがいないだろうが。
毎年旬果の季節限定品は、スーパーの特売品になっていることが少なくない。
値崩れを起こさないで売れる製品として、プレミアムを出したという推測もたつ。
実際、これまでほとんどコンビニでは見たことのない旬果搾りが、
プレミアムの2種に限っては、かなりたくさんのコンビニで売られている。
もちろん両方並べて売っているスーパーもあるが、
わずかな値段の違いでも、購入層の選別ができているのかもしれない。
そういった下世話な話はともかく、こってりタイプの「あまおう」と、すっきりタイプの「とちおとめ」
は、うまく共存できていると思う。
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チューハイ・カクテル等 |
2007年1月24日
No.1046: カクテルパートナー 梅さらら <春限定カクテル> / アサヒ
かくてるぱーとなー うめさらら <はるげんていかくてる> / あさひ
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昨日23日発売、カクパー春の限定缶。2種あるうち、既に一昨日「桜ふわり」を飲んだ。
今日はもう一方の「梅さらら」を。
グラスに注いだ色は、ややグリーンがかったゴールド。細かな気泡が断続的に立ち上る様は美しい。
香りは、梅とリンゴがうまく融合。比率で言うと、45:55くらいの僅差で、リンゴが勝っているよう。
梅味のチューハイやカクテルとしては、異例のフルーティさだと言っていい。
口に含むと炭酸がピリピリし、青リンゴの爽やかさと、
梅のキュートな酸が感じられる。甘味はそれほど強くない。後味も非常にさっぱりしている。
アルコール分4%。果汁3%。原材料:梅リキュール、りんご果汁、糖類、酸味料、香料、カラメル色素。
「桜ふわり」のところで、この商品名はドラマのタイトルみたいだ、などと減らず口をたたいたが、
それだけ語感が美しいということ。しかし、
語感が美しいだけではなく、この「梅さらら」は、まさに名前のとおりの内容だ。
濃厚さがなく、さらさらした仕上がりだからだ。
「桜ふわり」のほうは、ふわりというほど桜が香らなかったが。
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チューハイ・カクテル等 |
2007年1月25日
No.1047: 旬果搾り 甘夏 <春限定>/ アサヒ
しゅんかしぼり あまなつ <はるげんてい> / あさひ
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23日発売、旬果搾りの春限定缶。2種あるうち、既に「とちおとめ」を飲んだ。
今日はもう一方の「甘夏」を。
色はほんのり黄色く濁っている。
香りは、酸っぱそうで、苦そう。甘夏のニュアンスは良く出ている。
味は結構甘味がしっかりとあり、口当たりはやさしいが、
キュンとした酸味や苦味も同時にある。後味もさっぱりしている。
アルコール分4%。果汁5%。原材料:アルコール、なつみかん果汁、糖類、酸味料、香料。
九州産甘夏果汁使用。
昨年も春限定品として甘夏が出ていた。
昨年は果汁6%だったので、今年は1%下がったわけだが、
昨年よりもむしろ今年のほうが、より甘夏らしくなったような気がする。
あくまでも私の記憶によればだが。
缶のデザインも、昨年ととてもよく似ている。よく見れば白地と黄色地が逆転しているが。
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チューハイ・カクテル等 |
2007年1月26日
No.1048: サントリーチューハイ 沖縄シークヮーサー / サントリー
さんとりーちゅーはい おきなわしーくゎーさー / さんとりー
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23日にリニューアル新発売となったサントリーチューハイ沖縄シリーズ。
先日、新顔の「アセローラ」を飲んだが、今日は従来からあった「シークヮーサー」。
色はほんのり黄色。レモン果汁のよう。
香りはとても酸味の強そうな、引き締まった香り。かなりシャープである。
口当たりもかなり酸味が強い。
シークヮーサーの特徴を出すために、甘味は抑えられている。
グリーンな感じも強い。何口飲んでもスッキリ、サッパリ。飲み込んだ後に泡盛の風味が残る。
アルコール分5%。果汁0.5%。原材料:シークヮーサー、スピリッツ、泡盛、糖類、酸味料、香料、炭酸ガス含有。泡盛0.5%使用。
「手摘み!沖縄搾り!!のシークヮーサー。「酸っぱいもの(シー)を食べる(クヮーサー)」と
いう意味で、沖縄で昔から食べられてきたさー。スッキリおいし〜さ〜。」との文章が缶に。
以前の製品はこんなにスッキリはしていなかったと記憶している。
もっと泡盛のニュアンスが強かったようにも思う。
泡盛使用比率は変わっていないのだけれど。それだけ洗練された味に生まれ変わったということか。
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チューハイ・カクテル等 |
2007年1月27日
No.1049: ギュギュッと搾った。 巨峰のお酒 / メルシャン
ぎゅぎゅっとしぼった。 きょほうのおさけ / めるしゃん
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新しくなったメルシャン・ギュギュッとシリーズ。発売日は1月16日。
先日「完熟パイナップル」を飲んだが、今日は「巨峰」。
高果汁で知られるシリーズだが、この巨峰は、果汁含有率は64%。
色は濁りのある紫。繊維のような物が浮遊している。当然だが、100%ぶどうジュースほどは濃くない。
信州のほうによくあるにごりワインみたいな外観。
実にコクのある香り。ぶどう味のドロップよりももっと濃厚そうだ。
炭酸がピリッとしているので、口当たりの甘さ、重さを軽減してくれている。
でもやはりその後は、しっかりした甘味がくる。後味も決して爽やかではない。
アルコール分4%。果汁64%。原材料:巨峰・その他ぶどう・醸造用アルコール
・赤ワイン・糖類・酸味料・香料。ストレート果汁使用(果汁中5%)。
まるでデザートのように楽しめる飲み応えだ。 |
チューハイ・カクテル等 |
2007年1月28日
No.1050: ギュギュッと搾った。 白桃のお酒 / メルシャン
ぎゅぎゅっとしぼった。 はくとうのおさけ / めるしゃん
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1月16日にリニューアル発売となったギュギュッとシリーズ。
ここまで既に完熟パイナップルと
巨峰を飲んだが、今日は3種目の白桃。果汁含有率は、51%である。
色はやや黄色っぽく、濁っている。繊維のような物が浮遊しているのがわかる。
香りは桃の缶詰のように濃厚。
味も甘味たっぷりだが、炭酸がピリピリしているので、くどさが軽減されている。
ただ、飲み進めるほどに甘味が口中に蓄積されていく感じ。
とてもアルコール飲料とは思えない。後味ももちろんスッキリはしていない。
アルコール分4%。果汁51%。原材料:白桃・醸造用アルコール・糖類・酸味料・香料・酸化防止剤(V.C.)。
ストレート果汁使用(果汁中5%)。
*****
ところで、先日(26日)から当「ビール・発泡酒・チューハイの部屋」では、
「チューハイ」と「その他の酒類」の索引ページを統合し、「チューハイ・カクテル等」とした。
最近、缶チューハイは従来型の焼酎ベースのものが極めて少なくなり、
ウォッカや醸造用アルコールを使っているものが増えてきたし、缶カクテルと呼ばれる製品にも
スッキリしたチューハイに近いものも増え、両者の垣根が低くなって、分けることが難しくなってきた。
そこで、ビール系飲料でもなく、アルコール濃度概ね1%未満の「低アルコール飲料」でもないものは、
すべて「チューハイ・カクテル等」に収録することとしたので、ご承知置きいただきたい。
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チューハイ・カクテル等 |
2007年1月29日[1]
No.1051: ジョッキ芳醇 <限定醸造> / サントリー
じょっきほうじゅん <げんていじょうぞう> / さんとり
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明日30日が発売日のサントリー・ジョッキ芳醇。言うまでもなく、
ジョッキ生の姉妹品だが、限定品である。
グラスに勢いよく注げば、最初は泡が盛り上がるものの、泡持ちはやはりよくない。
ロースト麦芽使用とのことだが、液色は麦茶か薄い烏龍茶程度。
ロースト香がしっかりあり、臭みは弱い。
味も適度に香ばしさがあり、軽やかな飲み口だが、
ほんのりと甘味がある。スピリッツを混ぜているせいだろう。
それでも、苦味と香ばしさがしっかりしているので、後味はかなりクリア。
アルコール分5%。原材料:発泡酒、スピリッツ(小麦)。
ロースト麦芽使用(全麦芽の20%以上)。
ジョッキ生が登場したとき、私は相当に酷評したものだが、
それに比べると、この製品はかなり見所がある。
ロースト麦芽が七難隠しているといった感じなのだ。
もっとも、本家ジョッキ生がコーンや食物繊維等を使っているのに対し、
こちらは発泡酒+小麦スピリッツ。昨秋出た「ジョッキ黒」と同じだ。
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新ジャンル |
2007年1月29日[2]
No.1052: ギュギュッと搾った。 和歌山早和果樹園 有田みかんのお酒 [数量限定] / メルシャン
ぎゅぎゅっとしぼった。 わかやまそうわかじゅえん ありだみかんのおさけ [すうりょうげんてい] / めるしゃん
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ギュギュッとシリーズが1月16日にリニューアル新発売となり、
定番ライン(通期商品)4種のほか、季節限定品としてこの有田みかんが出た。
定番4種は21日にスーパーで発見することができたのだが、この限定品だけは、
どこにも見あたらなかった。いつも、ギュギュッとの限定品は、
少し遅れて近所のLAWSONが仕入れてくれるから気長に待っていたのだが、ちっとも入らない。
今日、am-pmを覗いてみたら、こちらに入荷していた。
色は鮮やかな橙色で、いかにも果汁っぽい。
香りは、缶詰のみかんをすりつぶしたらこんな感じだろうなという匂い。
海外のオレンジではなく、国産温州みかんだというのがよくわかる。
炭酸の口当たりがピリピリするものの、
みかんの甘さが芳醇で、ジュースのような味わい。
酸味が適度に効いているため、甘ったるくはない。
アルコール分4%。果汁50%。原材料:みかん・醸造用アルコール・糖類・酸味料・香料。
ストレート果汁使用(果汁中5%)。
「糖度11度以上の早和果樹園有田みかん果汁に、
すっきりとした味わいの温州みかん果汁をブレンドしました。」
果樹園限定でこれだけのクオリティのものを安定供給しようと思えば、
自ずと数量限定になって当たり前。なくなる前に買い占めておきたくなるような出来映え。
もちろん、「ジュースみたいに甘いものなんか、チューハイじゃない」という嗜好をお持ちの方には、
飲まないでいただきたい。
これでメーカーさんに儲けが十分あるのかな?と少々心配になる。
まあ、198円だから十分利益はあるんだろうけども、通常のチューハイよりは利益率は低そう。 |
チューハイ・カクテル等 |
2007年1月30日
No.1053: タカラCANチューハイ WMIX 桜と桃のスパークリング <季節限定> / 宝酒造
たからかんちゅーはい だぶるみっくす さくらともものすぱーくりんぐ <きせつげんてい> / たからしゅぞう
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昨日、ジョッキ芳醇を探して何店舗か回っているときに、
スーパーで安売りされていたもの。
昨年11月に、メロンスパークリングと
ストロベリースパークリングが出たが、
それに続くWMIXスパークリングシリーズの第3弾ということになる。
色はしっかりめの桜色。桜+桃といえば、先日出たカクテルパートナー・桜ふわり
と同じだが、こっちのほうがかなり濃いピンクという感じである。
香りは、桜が強い。桃はほとんど感じない。
味わいもチェリーの風味が中心で、甘味は抑えられ、シャープ。
桃を前面に出すとどうしても甘くならざるを得ないので、
そうするとWMIXらしくなくなる。そういう考えのもとに作られているのだろう。
後味もキュンと酸っぱく、ほどほどに甘い。
アルコール分5%。果汁1%。原材料:もも果汁、桜葉エキス、スピリッツ、
糖類、スターチ、酸味料、香料、アントシアニン色素、カルミン酸色素。
メーカーサイトを
覗いてみても、本日現在、新発売の告知などはない。ところが、「製品カタログ」のページにはひっそりと追加されていた。
以前から時折指摘しているように、タカラの製品にはこういったことがよくある。
事前のアナウンスも全然なかったので、偶然店頭で発見したわけだ。
日頃から徹底したリサーチ体制を取っているつもりの当サイトでも、
こういうことがあるから、やはり店頭は頻繁にチェックしなくてはならない。
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チューハイ・カクテル等 |
2007年1月31日
No.1054: 焼酎ハイボール ライム <限定生産> / 宝酒造
しょうちゅうはいぼーる らいむ <げんていせいさん> / たからしゅぞう
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焼酎ハイボールの限定品。これも発売前に何のアナウンスもなかったため、
出ているのを知らなかったのだが、一昨日、WMIX 桜と桃のスパークリングを発見したスーパーに一緒に並んでいた。
色はごく淡いゴールド。気泡の粒が大きく、大量に立ち上る。炭酸が強いのがわかる。
香りは、ほとんど果実の感じがないのだが、
かすかにライムのグリーンな香りが漂う。
口に含むと炭酸のビリビリした刺激が強く、味は極めて弱い。
ほんとにこれライムなんだろうか?と思うのだが、
飲み込んだ後、ほのかにライムフレーバーが残る。悪く言えば水っぽいとも言えなくないが、
とても上品な仕上がり。
アルコール分6%。果汁1%。原材料:焼酎、ライム果汁、糖類、酸味料、香料、カラメル色素、
酸化防止剤(ビタミンC)。
「ガツンとドライ」という、このシリーズのキャッチコピーそのままの味わい。
アルコール度数も高いし、シャープなチューハイを求める人にはお勧め。
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チューハイ・カクテル等 |
2007年2月1日
No.1055: CAFE DE PARIS ショコラ / キリン
かふぇ・ど・ぱり しょこら / きりん
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ギフトボックス
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1月10日発売、CAFE DE PARISの季節限定品。なかなかみつからなかったが、
発売から1週間ほどたった頃、フルボトル(750ml入り)を発見。
量が多すぎるので購入する気にならず、200ml入り小瓶を探し続けることにした。
そして、ようやくスーパー成城石井に入荷しているのを発見した。
ショコラ(チョコレート)ということで、もちろんバレンタインを当て込んでの発売。
ギフトボックス入り(右写真)なので、買うのが少々恥ずかしかった。
色はほんのり薄黄色。べつにチョコレート色しているわけではない。
一方、香りはまさにチョコレート。
それも、日本製ではなく欧州系で、ミルクたっぷりのタイプだ。
口に含むとき、ミルクチョコレートの甘さがあるが、
意外にもキュンと酸味があって、適度に引き締まっている。
決してこってりとはしていない。後味もサラッとしているが、
ココナツミルクみたいな余韻がある。
アルコール分6%。品名:スパークリングワイン。
添加物:酸化防止剤(亜硫酸塩、アスコルビン酸)、保存料(ソルビン酸K)、香料、酸味料、炭酸ガス含有。
輸入者:麒麟麦酒(株)。
200ml入りで入手価格550円。750ml入りのものが1,490円で売られていたから、
こっちはかなり割高。
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チューハイ・カクテル等 |
2007年2月2日
No.1056: ギュギュッと搾った。 グレープフルーツのお酒 / メルシャン
ぎゅぎゅっとしぼった。 ぐれーぷふるーつのおさけ / めるしゃん
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1月16日にリニューアル発売となったギュギュッとシリーズ。
ここまで既に完熟パイナップル、
巨峰、白桃と定番品の3種と、
同時発売された限定品の有田みかんを飲んだ。今日は、最後のグレープフルーツ。
果汁含有率は、62%である。
色は濁った黄色。グレープフルーツ果汁そのもの。
香りはとても酸っぱそうで苦そう。濃厚な香りだ。
味もまさにグレープフルーツジュース。果汁含有率が極めて高いだけあって、
アルコールの感じはまるでない。
口の中がキシキシするほどの酸味。後味は苦い。
アルコール分4%。果汁62%。原材料:グレープフルーツ・醸造用アルコール・糖類・香料・酸味料・酸化防止剤(V.C.)。
ストレート果汁使用(果汁中5%)。
リニューアル以前の製品の果汁含有率は70%だったから、少し下がった。しかし、味の違いはよくわからない。
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チューハイ・カクテル等 |
2007年2月3日[1]
No.1057: ギュギュッと搾った。 完熟パイナップルのお酒(旧製品)/ メルシャン
ぎゅぎゅっとしぼった。 かんじゅくぱいなっぷるのおさけ / めるしゃん
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1月16日にリニューアル発売となったギュギュッとシリーズ。
先日新しいパインを飲んだのだが、まだ旧製品のほうが未掲載だったことに気づいた。
それで、急きょ冷蔵庫の奥から引っ張り出してきた。
色はやや透明感のある黄色。見た目にはそれほど濃厚そうではない。
香りはパイン缶の汁のようで、たっぷりとした甘い香り。
炭酸のピリピリ感とともに、パイン汁ともいうべき濃厚な果汁の甘味が感じられる。
お酒を飲んでいる感じがあまりしない。後味にも甘味が残るが、
それほどべたつく感じでもない。
アルコール分4%。果汁75%。原材料:パインアップル・
醸造用アルコール・糖類・酸味料・香料。
新製品の果汁含有率は65%になっているから、こちら旧製品のほうが
10%も多かったことになる。にもかかわらず、むしろこちらのほうが透明感があり、
新製品のほうがドロッとした感じなのが不思議だ。
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チューハイ・カクテル等 |
2007年2月3日[2]
No.1058: ギュギュッと搾った。 白桃のお酒(旧製品)/ メルシャン
ぎゅぎゅっとしぼった。 はくとうのおさけ / めるしゃん
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1月16日にリニューアル発売となったギュギュッとシリーズだが、
旧製品で未掲載のものがまだあった。今日は、完熟パイナップルに続き、
白桃も片付けてしまおう。何せ、今月はこれから怒濤の新製品ラッシュがやってくるので、
旧製品の入り込む余地がほとんどなくなってしまいそうだから。
色は濁った薄黄色。いかにも白桃果汁ですといったおもむき。
香りも濃厚そうで、ちょっと生臭い感じ。
甘味がたっぷりとし、炭酸の刺激は弱めなので、濃厚な味わい。
飲み干した後にも桃缶詰を食べたような後味が残る。
アルコール分4%。果汁55%。原材料:白桃・
醸造用アルコール・糖類・酸味料・香料・酸化防止剤(ビタミンC)。
新製品の果汁含有率は51%になっているから、こちら旧製品のほうが
若干多かった。そしてこちらのほうが濃厚な感じ。
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チューハイ・カクテル等 |
2007年2月4日
No.1059: MD ゴールデンドライ / サントリー
MD ごーるでんどらい / さんとりー
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明後日6日発売のサントリーの発泡酒。マグナムドライのリニューアル版である。
TVでは、和田アキ子を起用したCMが既に流れている。
我が家の近所のスーパーでは、大型新製品に限って、時々、発売日の2・3日前から店頭に並ぶことが
あるので、今日ももしやと思って覗いてみたら、案の定、売られていた。
グラスに注ぐと、泡は意外と力があり、そこそこ持続。
液色はビールとほぼ変わらない黄金色。
臭みは弱く、香りはクリーン。ただ、温度が上がってくると、発泡酒特有の臭みが出てくる。
口に含んだ瞬間、炭酸の刺激がピリピリと感じられ、
スッキリ、からっとした飲み口。発泡酒にありがちな変な甘味もほとんどなく、
最後までクリアで、苦味はしっかりしている。アルコール度数が高い分、
ガツンとパンチがある。
もちろん、味わいの深みはないが、それこそがこの製品の長所である。
アルコール分6%。原材料:麦芽、ホップ、大麦、糖化スターチ。天然水100%仕込。
がんばって味わいを出そうとして、臭い発泡酒になってしまうより、
強烈なドライテイストにこだわるというこの方法論には、とても好感が持てる。
さすが、このジャンルのパイオニアである。存在感を発揮する術をよく心得ていると思う。
発泡酒にビールっぽい味わいを求めるなんて、土台無理なのだから。
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発泡酒 |
2007年2月5日
No.1060: 旬果搾り 沖縄アセロラ&シークァーサー / アサヒ
しゅんかしぼり おきなわあせろら あんど しーくぁーさー / あさひ
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明日6日発売、旬果搾り沖縄シリーズの新顔。
サントリーの今シーズンの沖縄シリーズには、「アセローラ」と
「シークヮーサー」があるが、
なんとアサヒはその2つのフレーバーを混ぜてしまった。
まず、外観は無色透明。香りはアセロラの感じが強いが、
何か酸味の強い柑橘が混ざってるんだろうなあという感じで、それがシークァーサーだというのは分かりづらい。
酸味の強い果実のカップリングだから味わいも何となく想像できるが、
その期待に違わず、キュンと尖った酸味が魅力。
サントリーとは違って泡盛は使っていないので、アルコールのくせは弱い。
それだけにピュアな酸味が際立つ。
果汁0.2%(アセロラ果汁0.1%、シークァーサー果汁0.1%)。アルコール分4%。原材料:アルコール、シークァーサースピリッツ、
アセロラ果汁、シークァーサー果汁、糖類、酸味料、香料。
悪く言うと化粧品臭い感じがあるので、好みは分かれるかもしれない。
それに、通常の旬果搾りのイメージとは違って甘味は強くない。
華やかそうに見えて硬派なチューハイと言える。もう1種の「パッションフルーツ&シークァーサー」
も楽しみだ。
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チューハイ・カクテル等 |