2007年7月12日
No.1261: サッポロ黒ラベル 小田急ロマンスカー50周年記念缶 / サッポロ
さっぽろくろらべる おだきゅうろまんすかー50しゅうねんきねんかん / さっぽろ
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これは単なるデザイン缶の類で、新製品ではない。
従って今回は、レビュー目的ではなく、限定品の紹介という意味合いである。
小田急電鉄で運行されている特急ロマンスカー(新宿〜箱根湯本,片瀬江ノ島,沼津)が登場して50周年ということで、
その記念としてロマンスカー車内、小田急系列の百貨店、スーパー等限定で6月30日に発売された。
また、小田急百貨店オンラインショッピング
でも7月4日より発売となった。
当初買うつもりはなかったのだが、サッポロのサイト情報によると、
350ml缶のみの発売で販売見込数量3,000箱(=72,000本)とあり、限定缶にしても少ない方であるし、
何より販売チャンネルが極めて限られているというレア感もあって、思わず1箱(24本)注文してしまった。
ウチの子供が電車好きだから喜ぶかな?という口実もあった。
中身を一応レビューすると、
液色は典型的な黄金色で、泡持ちはほどほど。香りはやや抑制的なホップ香で、
華やかさはない。
味は苦味が重く、深みがある。じんわりとした飲みごたえだが、後キレは悪くない。
改めて、質実剛健なビールだと実感。
アルコール分5%。原材料:麦芽・ホップ・米・コーン・スターチ。
詳細に他と比べたわけではないが、
サッポロ黒ラベルはこのような限定デザイン缶が多いような気がする。
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ビール |
2007年7月13日
No.1262: 氷結 グリーンアップル / キリン
ひょうけつ ぐりーんあっぷる / きりん
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5月製造分からリニューアルしている氷結。
これまでレモン、
グレープフルーツ、ウメ、
ライム、柚子と5種飲んだが、
なんとこのグリーンアップルだけ置き去りにされていた。我が家の冷蔵庫の奥でずっと出番を待ち続けていてくれたが、
ようやく開ける機会が訪れた。
グラスに注ぐと外観はかすかに黄色っぽく色づいている。梅酒ソーダなどよりももっと薄いが。
香りは、いかにも青りんごといったキュートな酸が立つ。実にクリアな香りだ。
炭酸がピリッときいていて、そこに酸味が呼応して、シャープな飲み口。
ただ、甘味は濃すぎず、味としては穏やかだ。後味もスッキリ。まさに氷結といった味わい。
アルコール分5%。果汁3.8%。原材料:りんご果汁・ウォッカ・糖類・酸味料・香料。
「果汁upで、さらにみずみずしく!」と書かれているところは全フレーバー共通だが、
他と同じように、これも以前の製品と比べて果汁含有率の増加は
わずか(0.3%)。これがどのような味の変化をもたらしたのかさっぱりわからないが、
味の安定感というか、冒険のなさみたいな点が、「さすが氷結」と思わせてくれる。
最近氷結は、新キャラクターに倖田來未を採用してCM展開しているが、王者の貫禄みたいなものが伺える。
これに対抗するためには、-196℃に mihimaru GT なんてどうですか?サントリーさん。あるいは大塚愛とかは?
アサヒさんは渋いところで絢香とかどうでしょう。なんとなく旬果を連想しませんか。
(全員関西人でまとめてみました) |
チューハイ |
2007年7月14日
No.1263: タカラCANチューハイ スッキリ果実のお酒 夕張メロン / 宝酒造
たからかんちゅーはい すっきりかじつのおさけ ゆうばりめろん / たからしゅぞう
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タカラCANチューハイ・スッキリ果実のお酒シリーズは、
全5種のうち、これまでライチ、
レモン、白桃、
巨峰と飲んできたが、この夕張メロンだけ開ける機会を逸し、
我が家の冷蔵庫の肥やしになっていた。最後の1本、今のうちに飲んでおこう。
グラスに注いだ色は、ごく淡いオレンジ。
香りはクリームソーダのように甘そうなメロン香。
甘味がかなりあるが、炭酸も強いので、ピリピリとした飲み口。
いかにも人工的だが優しいメロンの甘さが、ジュースっぽくて、飲みやすい。
お酒のあまり強くない人にも勧められる。
アルコール分4%。果汁0.8%。原材料:夕張メロン果汁、白桃果汁、醸造用アルコール、糖類、酸味料、香料、
カルミン酸色素、紅花色素。
「夕張メロンの上質な香りと甘さをすっきり仕上げた、気軽に楽しめるチューハイです。
(この商品は原料供給元:夕張メロン城との共同開発商品です。)」
旧製品と同じく白桃果汁が使われていて、
これはメロン果汁の少なさを補い、フルーティさとねっとり感みたいなものを出すため
なんだろうか。トータルで0.8%だから、気休めかもしれないが。
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チューハイ・カクテル等 |
2007年7月15日
No.1264: カルピスサワー はちみつシークワサー / カルピス
かるぴすさわー はちみつしーくわさー / かるぴす
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ファミリーマート限定で7月10日に発売となったカルピスサワー。
探し出すのが少し遅くなった。
ファミマ限定カルピスサワーといえば、以前にはちみつレモン
というのが出ている。
色はほぼ純白で、普通のカルピスサワーとの違いはわからない。
香りはカルピスに柑橘のグリーンな感じがうまくマッチし、爽やかな印象。
味もカルピスのやや丸い酸味と、柑橘の尖った酸味がシンクロ。
はちみつの甘さを特に感じさせないほど、さっぱりしている。
カルピスとシークワサーがこんなに相性がいいなんて、想像以上だ。
アルコール分4%。果汁0.5%。原材料名:はちみつ、脱脂粉乳、果汁(シイクワシャー、レモン)、
乳酸菌飲料、ウォッカ、糖類、酸味料、香料、安定剤(大豆多糖類)、
甘味料(アスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物、アセスルファムカリウム)。
私は通常、新製品を発売日の2日前から探し始めるので、
これは探索8日目にしてようやく発見できたことになる。どうもファミマは私にとっては鬼門で、
日頃巡回しているファミマ4店は、新製品への食い付きが非常に悪い。
別の店舗を開拓する必要がありそうだ。
ところで、「シークワサー」は、「シークワーサー」と書かれたり、
「シークァーサー」と書かれたり、色々ある。この製品も、
原材料名には「シイクワシャー」と書かれているのが、面白い。
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チューハイ・カクテル等 |
2007年7月16日
No.1265: 宝チューハイ 壜詰 浪花ゴールデン / 宝酒造
たからちゅーはい びんづめ なにわごーるでん / たからしゅぞう
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7月10日発売、宝チューハイ壜詰の新顔。
この製品も探すのに手間取ってしまったが、
昨日飲んだカルピスサワー・はちみつシークワサーを買った同じお店で発見。
同じく壜詰の前作、京都アカは発売からなんと1ヵ月もみつけることができなかったから、
それに比べると早いほうではあった。
グラスに注いだ色は、淡いシャンパンゴールド。ジンジャーエールの色だ。
あいかわらずこのシリーズは炭酸が強く、グラスの外までジュワジュワと飛び散ってくる感じ。
香りは、カナダドライ・ジンジャーエールよりはもっとショウガっぽく、
どちらかと言えばウイルキンソン・ジンジャーエールに近いか。
味はジンジャーエールから甘味をそぎ落とした感じで、かなり甘さは弱い。
だからといって辛みやショウガっぽい味が強いわけでもない。比較的マイルド。
味が薄い分、アルコール感がしっかり感じられる。後味はスッキリ。
アルコール分6%。無果汁。原材料名:焼酎、糖類、酸味料、香料、カラメル色素。
「<浪花ゴールデン>は、大阪の酒場を中心に昔から親しまれている"ジンジャー味"の
焼酎ハイボールを追求したオリジナルチューハイです。」
私は大阪在住だがそういう酒場に行ったことがないので、知らなかった。
でも、焼酎とジンジャーエールというのは、確かに相性がいい。
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チューハイ・カクテル等 |
2007年7月17日[1]
No.1266: サントリーチューハイ 沖縄泡盛コーラ / サントリー
さんとりーちゅーはい おきなわあわもりこーら / さんとりー
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明日7月18日が発売日となっているサントリーチューハイ沖縄シリーズの新顔、泡盛コーラ。
コーラというのは爽快なイメージがあるので、夏向きと言えるかもしれない。
グラスに注いだ色は、コーラをちょっとだけ薄めたような色。
注いでいるときにはコーラらしく激しく泡が立つが、すぐさま消え去る。
香りは、コーラそのものというより、コーラキャンディ。あるいは、グラスに注いだまま何時間か放置して
気の抜けたコーラのよう。つまり、重みやパンチがなく、若干柔らか。
味はコーラの甘さに、アルコール感が加わっている。
ラムコーク(キューバリブレ)に近いと言える。
泡盛というのは米が原料のはずだが、どこかラムにも通ずる芳醇さがあるのだ。
アルコール分4%。原材料名:スピリッツ、泡盛、酸味料、カラメル色素、
酸味料、香料。泡盛1%使用。「沖縄産の泡盛を使用した、コーラチューハイです。」
この製品には「限定」の文字がないので、定番化するということだろうか。
最初からたくさん売れることを読んでいるのだろうか。
製品特性からしてM1、F1層(20〜30歳代前半)がメインターゲットと思われるが、
あまりお酒が強くない人には、泡盛独特の風味がすんなり受け入れられるかどうか、若干疑問。
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チューハイ・カクテル等 |
2007年7月17日[2]
No.1267: 北の職人 長熟 <北海道限定> / アサヒ
きたのしょくにん ちょうじゅく <ほっかいどうげんてい> / あさひ
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アサヒから6月26日に北海道限定で発売されたビール。昨年出た「北の職人」
のブラッシュアップ版という位置づけらしく、アサヒのサイトからも、既に北の職人は姿を消し、こちらだけになっている。
以前の製品は、私はわざわざ北海道の酒屋さんからネットで取り寄せた。今回もそうしようかなと、当初は考えていたのだが、
最近コンビニやスーパーで北海道フェアみたいなものがちょくちょく行われているから、
もしかしたら買えるかもしれない、と思い、待っていた。
今日、その思惑通りスーパーに入荷しているのを発見。めでたくゲットしたのだ。
グラスに注いだ色は、淡い黄金色で、特段変わったところはない。
泡持ちは、ほどほど。
香りに華やかさはなく、土や米飯のような匂いがじんわり香る。
味は、アサヒらしい透明感がありながら、凝縮した苦味と渋味がギュッと感じられる。
あくまでもストイック。前作にあったほんわかした甘みは弱まり、一層地味な味わいになった。
アルコール分5.5%。原材料:麦芽、ホップ。「熟成期間の規準を3割長くしています。(当社ビール比)」
北海道限定ビールといえば、サッポロクラシックがロングセラーとして有名だが、
あのようないぶし銀の味わいを、アサヒらしい方法論で追求した製品だといえる。
ただ、目新しい個性といったものは、あまり感じられない。
目立たないが良いビール、という位置づけか。
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ビール |
2007年7月18日
No.1268: スミノフ アイススパイス / サッポロ
すみのふ あいすすぱいす / さっぽろ
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本日18日発売、スミノフアイスの新顔。スパイシージンジャーテイストだという。
当サイトではこれまで、このようなびん入りカクテルは積極的に取り上げてはいない。
既存のスミノフアイスも未掲載だ。しかし、最近、一般的な缶チューハイの主流がウォッカベースとなり、
カクテルとの垣根が低くなったというか、ほとんど分けることができなくなってきた。
当サイトでも、以前は缶チューハイと缶カクテルを別カテゴリーとしていたが、このような状況を踏まえ、
単一カテゴリー「チューハイ・カクテル等」に統合した経緯がある。
ならば、スピリッツベースのびん入りカクテルだって避ける理由はない。ということで、
良い機会なので、本日発売のこの製品をきっかけに、今後掲載対象としてゆこうと思っている。
色はジンジャーエールのように、淡い黄金色。
香りは、かなりドライで、一般的なジンジャーエールよりももっとショウガっぽい。
口当たりも実にシャープ。甘味は弱く、かなり刺激的。
飲み進めると、ショウガのそこはかとない辛みが、だんだん口中に蓄積されてゆく。
これで炭酸が強ければもっとシャープになると思うのだが、
微炭酸であるために、飲みやすさは失われていない。
アルコール分5%以上6%未満。原材料:ウォッカ、糖類、酸味料、香料、カラメル色素。
製造者:ジャパンフーズ(株)、販売者:サッポロビール(株)。
同じジンジャーテイストでも、一昨日飲んだ、
宝チューハイ壜詰・浪花ゴールデンよりはシャープだが、
以前あったサントリー −196℃・ジンジャードライよりは、
かなりマイルドだと思う。
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チューハイ・カクテル等 |
2007年7月19日
No.1269: ピー・ジーマ / クアーズ
ぴー・じーま / くあーず
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ZIMAといえば以前から人気のびん入り低アルコール飲料だが、
今回、ピンク色が登場。同社のサイトには7月12日付けで紹介されているのだが、
酒屋さんのサイトなどをいくつか覗いてみると、発売日は7月9日だったようである。
グラスに注いだ色は、ごく淡いピンクで、美しい。
香りは、カルピスのような乳酸菌飲料に、少しオレンジとかりんごとかイチゴとか混ぜた感じ。
味は適度な酸味があり、アルコール感もほどほど。スッキリとキレがよい。
最後まで残る酸味に特徴がある。
アルコール分4.5%。香料、酸味料、着色料(リンゴ果汁、アントシアニン)、
炭酸ガス(原材料の一部にりんごを使用)。原産国:中国。輸入者:クアーズ・ジャパン(株)。
原材料がちゃんと書かれていないのが不気味。どんなお酒がベースになっているのか不明である。
また、びんには「味は従来通り」と書かれてあり、単に色が付いただけということらしいが、
考えてみれば従来品のZIMAを、当サイトではまだ取り上げていなかった。
近いうちに掲載したい。
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チューハイ・カクテル等 |
2007年7月20日
No.1270: ジーマ / クアーズ
じーま / くあーず
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昨日、限定品のP−ZIMAを飲んだのだが、定番品のZIMAがまだ未掲載だったので、
比較のために今日飲むことにした。
グラスに注いだ色は、無色透明。
香りは、乳酸菌飲料の感じに、オレンジかりんごみたいな酸味を感じさせる匂いが混じる。
味も酸っぱく、スッキリとした飲み口。アルコール感はほどほど。
飲み込んだ後にもヤクルトみたいな酸味が残る。
アルコール分4.5%。香料、酸味料、
炭酸ガス(原材料の一部にりんごを使用)。原産国:中国。輸入者:クアーズ・ジャパン(株)。
P−ZIMAのびんに書かれてある「味は従来通り」
はその通りだった。ただ、色が違えばなんとなく味も違うような気がするのが人間の味覚というもので、
ピンク色のほうがなんか味まで華やかなように思える。
味覚を売りにしているサイトの管理人が随分無責任なことを言うなあ、と呆れられてしまうかもしれないが、
「味」を判断する上で、視覚と嗅覚がものすごく大事だということは、あえて強調しておきたい。
例えばこんな実験をしてみてほしい。
オレンジジュースとリンゴジュースを用意し、鼻をつまみ、目隠しをして飲み比べをする。
その状態で両者を区別できる人は、ほとんどいないはずだ。次に目隠しを外し、鼻だけつまんで飲み比べをする。
オレンジ色の液体を口にすると、何となくオレンジの味がするような気がしてくるだろう。
鼻から息が通らないと、実はほとんど味などしない。でも、人間の視覚というものは強烈で、
見ることによって過去の体験の記憶が瞬時に呼び起こされ、それが他の感覚にまで影響を与えるのだ。
色とかデザイン、更には飲食する場所(環境)というものが、味わいに与える影響というのは、
とても大きいものなのである。だから、色だけ変えた新製品というものを、侮ってはいけない。
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チューハイ・カクテル等 |
2007年7月21日
No.1271: スミノフ アイス / サッポロ
すみのふ あいす / さっぽろ
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先日、新製品のスミノフ・アイススパイスを飲んだのだが、
本家のこちらがまだだったということで、取り上げることにした。ウォッカベースのびん入りカクテルとして、
長きにわたり愛されている商品だ。
色はまるでスポーツドリンクのように白濁。
香りは、レモンの鋭い柑橘香と、メントールのようなニュアンスが混じる。
口に含むと、そのメントールのようなスーッとした感じがはっきりと感じ取れる。
メントールキャンディ・ホールズ
のハニーレモンみたいな味。炭酸は弱く、アルコール感も不思議に強くないので、飲みやすい。
アルコール分5%以上6%未満。原材料:ウォッカ、糖類、酸味料、香料。
製造者:ジャパンフーズ(株)、販売者:サッポロビール(株)。
最近のレモンチューハイよりも、むしろ甘味が強いので、食事のお供として飲むのはつらいかもしれない。
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チューハイ・カクテル等 |
2007年7月22日
No.1272: 国の長ビール アルトタイプ / 寿酒造
くにのちょうびーる あるとたいぷ / ことぶきしゅぞう
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今日は、地元大阪で造られている地ビールを。
本来この330ml入りびんで350円ほどするらしいのだが、
品質保持期限ぎりぎりということで、見切り品として半額で売られていたもの。
泡は淡いベージュ色で、泡持ちはとてもよい。液体は麦茶のようなしっかりめのアンバー。
ざらめのような焙煎香があり、香ばしい。しかし、口に入れると意外にも口当たりはスッキリとしており、
焦げ臭のようなものはない。甘味は感じず、苦味が強いが、重たさはない。後味がクリアで、キレがよい。
アルコール分5%。原材料:麦芽、ホップ。
「デュッセルドルフで愛飲されている「アルト」ビール。カラメル麦芽を大量に使用する軽い甘味と、
ホップのスッキリとした苦味が調和したビールです。」製造者:寿酒造(株)、大阪府高槻市富田町3-26-12。
地味だがその分、食事に合わせやすいビール。
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ビール |
2007年7月23日
No.1273: 直搾り もも / 宝酒造
じかしぼり もも / たからしゅぞう
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明日7月24日発売、タカラ直搾りの新フレーバー。
缶には「東北産もも」と書かれているが、製品名としては「もも」でいいようだ。
直搾りは当初、レモン、
グレープフルーツ、
りんご、シークァーサー
の4種が出ているので、これが5種目である。
グラスに注ぐと、色はかすかに白濁。
水に桃果汁をほんの少し垂らした感じ。軽やかでくどくない白桃の香り。
口当たりも比較的軽やかで、甘味は強くない。桃はジューシー感を出そうとすれば自ずと
甘く、重くなりがちなのだが、これは直搾りらしさを失わないように、
糖度が考え抜かれている感じだ。
炭酸はそれほど強くはないのだが、味わいの軽やかさとうまくバランスしている。
後味はクリアで、甘ったるさを残さない。絶妙な落としどころ。
アルコール分5%。果汁2%。原材料:もも果汁、スピリッツ、糖類、酸味料、香料。
「ももの種を取り除いてから、果肉を丁寧に搾ったストレート混濁果汁を使用。
産地と果汁の造り方を厳選したもものみずみずしい味わいをお楽しみください。」
限定品ではないようなので、通年商品として残ってゆくのだろう。ただ、心配なのは、
普通、桃味チューハイを好む人というのは、こってりした甘味を求めることが多いと思うので、
そういう人には物足りないかもしれない。反対に、従来からの直搾りファンは、
そもそも甘いフレーバー自体を敬遠する人々かもしれないので、桃味チューハイを飲まないかもしれない。
結局、熱烈に支持する層というのが、あまり思い浮かばない。
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チューハイ・カクテル等 |
2007年7月24日
No.1274: チューハイゼロ レモン / 三幸食品工業
ちゅーはいぜろ れもん / さんこうしょくひんこうぎょう
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関西を中心に店舗展開する「酒の楽市」
というお店でひと月ほど前から売られているチューハイ。おそらく独自開発商品と思われる。
造っているのは広島の三幸食品工業というところ。
アルコール飲料やソフトドリンクのOEM供給などを手掛ける会社だ。
グラスに注いだ色は、やや白濁。香りは、かなりフレッシュ感があり、やや甘そうなレモン香。
味は、やや人工的な甘味が特徴的だが、サントリー「カロリ。」ほど鼻につく感じはない。
酸味をうまくきかせているせいだろうか。ただ、どうしても
後味にどんよりとした甘味が残る。この点を気にしなければ、かなり爽やかなのだが。
果汁6%。アルコール分6%。原材料:レモン果汁、ウォッカ、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、
スクラロース)。
名前の「ゼロ」とは、もちろん糖類ゼロのこと。また、着色料も無添加だという。
上手な味のまとめ方で、サントリー「カロリ。」よりもこちらのほうがナチュラルな味わいだと思う。
これで税込99円なのだから、恐れ入った。
夏の昼下がり、レモンスカッシュのような感覚で飲んでも楽しいかもしれない。あ、そういうこと言い出したら、
アル中の始まりですね。
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チューハイ・カクテル等 |
2007年7月25日
No.1275: チューハイゼロ グレープフルーツ / 三幸食品工業
ちゅーはいぜろ ぐれーぷふるーつ / さんこうしょくひんこうぎょう
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関西を中心に店舗展開する「酒の楽市」
というお店でひと月ほど前から売られているチューハイ。昨日レモンを飲んだのだが、
今日はグレープフルーツを。
グラスに注いだ色は、グレープフルーツらしく白濁。
香りは、グレフルチューハイにありがちな、ガムのような香り。
口当たりは柔らかく、いかにも人工的な甘味が特徴。レモンよりもこちらのほうが、
より一層人工甘味料が目立つ。
後味にももちろん、どんよりとした甘味が残る。
果汁6%。アルコール分6%。原材料:グレープフルーツ果汁、ウォッカ、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、
スクラロース)。
1本99円だから文句は言えないけれど、レモンに比べるとスッキリ感にも乏しいし、
作られたような甘味が鼻についた。
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チューハイ・カクテル等 |
2007年7月26日
No.1276: オリオンドラフト / オリオン
おりおんどらふと / おりおん
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沖縄を代表するビールであるオリオンドラフト。4月下旬製造分からリニューアルしている。
実はこのビールは、沖縄県と奄美諸島を除く全国で、アサヒビールが販売権を取得し、
アサヒ・オリオンドラフトの名で、缶にも"Asahi"の文字を入れて販売している。
当サイトでは、7月3日にその新しいアサヒ・オリオンドラフトを飲んでいるのだが、
今日飲むのは、本家のオリオンビールが沖縄県及び奄美諸島地区のみで販売しているほうの製品。
だから缶にもAsahiの文字はない。
なぜ入手できたのかといえば、沖縄に行ってきたからではなく、買ったのは地元大阪である。
東急ハンズで沖縄物産展みたいなものを開催していて、そこに並んでいたのだ。
最近、スーパーなどでも沖縄フェアなどの催しが少なくないが、
そこに並んでいるオリオンは、ほとんどすべて、アサヒ・オリオンである。しかし東急さんは、
わざわざ本家オリオンビールを沖縄から調達してきたようである。だから、その努力というかこだわりに敬意を表して、
購入することにしたのだ。
中身はもちろんアサヒのものと変わらない。典型的な淡い黄金色。泡持ちはあまりよくない。
香りは穏やかで、軽やかな飲み口とともに、落ち着いた麦芽の旨みがある。後味はクリア。
アルコール分5%。原材料:麦芽、ホップ、米、コーン、スターチ。製造者:オリオンビール(株)、
沖縄県浦添市字城間1985-1。
"ORION DRAFT BEER'S CLEAR AND MILD TASTE IS WIDELY LOVED AS
AN OKINAWAN ORIGINAL."(オリオンドラフトビールの澄んだまろやかな味わいは、
沖縄オリジナルとして広く愛されています)との文言が書かれているが、アサヒ・オリオンにはこの表記はない。
反対に、こちら本家の缶には、アサヒ・オリオンドラフトの缶にある沖縄をイメージさせるイラストはない。
表も裏も同じデザインである。
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ビール |
2007年7月27日
No.1277: 銀河高原ビール シルバーボトル / 銀河高原ビール
ぎんがこうげんびーる しるばーぼとる / ぎんがこうげんびーる
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新生・銀河高原ビールは、以前よりもアイテム数をぐっと減らし、
基本的に「ヴァイツェン」と「小麦のビール」の2種になっている。
いずれも缶とビンがあり、ビン製品については、前者がスターボトル、
後者がこのシルバーボトルである。なんとまだ当サイト未掲載だったので、
急遽買ってきて、取り上げることにした。
グラスに注ぐと泡はきめ細かく、実にクリーミー。泡持ちもよい。
液体には濁りがあり、ややオレンジがかっている。
香りは、バナナのようでもあり、パパイヤのようなトロピカルフルーツのようでもある。密度がぎっしり詰まった感じ。
味はバナナのような優しい甘味が、やや粉っぽい感じを伴いながら、
口いっぱいに広がる。爽やかではなく、濃密で、飲むというより噛むといった表現がふさわしく感じるほど。
じっくり味わいたいビール。
アルコール分5%。原材料:麦芽100%(小麦・大麦)、ホップ。製造者:東日本沢内総合開発(株)。
「にごりのある無濾過「ビール酵母入り」です。
酵母が白く沈殿している場合はビンを軽く揺らし、全体ににごりを行き渡らせてからグラスに注いでください。」
との注意書きがある。
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ビール |
2007年7月28日
No.1278: タカラCANチューハイ サワー オレンジ / 宝酒造
たからかんちゅーはい さわー おれんじ / たからしゅぞう
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全部で12種ある
(レモン、スウィートレモン、グレープフルーツ、ウメ、巨峰、マスカット、白桃、ライチ、
青りんご、オレンジ、夕張メロン、ラムネ)タカラ・サワー。
当サイトではこれまで、
レモン、グレープフルーツ、
白桃、スウィートレモン、
巨峰、ウメ、
ライチと飲んできた。遅々として進まないが、
これでやっと8種目となる。
色はごく薄いオレンジ。
香りは、およそ果汁とはほど遠く、作り物っぽい。
駄菓子屋の粉末オレンジドリンクを、ものすごく薄く作った感じ。
だが、それがどこか懐かしく、決して印象の悪い香りではない。
炭酸のピリピリ感と、チープなみかん風味。良く言えば軽やかなので、
ゴクゴク飲める。ただ、味が薄い分、アルコール感がしっかりある。
アルコール分6%。果汁2.9%。原材料:オレンジ果汁、温州みかん果汁、醸造用アルコール、糖類、酸味料、香料、カロチノイド色素。
フレッシュ感があるわけでも、飲みごたえがあるわけでもないが、毎日飲んでも飲み飽きない軽やかさであり、
どこか憎めないキャラクターに仕上がっている。
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チューハイ・カクテル等 |
2007年7月29日
No.1279: スミノフ アイスドライ / サッポロ
すみのふ あいすどらい / さっぽろ
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先日、新製品のスミノフ・アイススパイスを飲み、
本家スミノフアイスがまだだったことに気づき、その後に飲んだ。
今日は、さらにシリーズを飲み進めることにする。このアイスドライは、グレープフルーツ果汁を使ったものだ。
色はほんのり黄色く、濁りがある。グレープフルーツ果汁をイメージさせる色。
香りは甘味が抑え込まれたようなグレープフルーツ。とても爽やかだ。
味も甘味が抑えられ、引き締まっている。炭酸のピリピリ感と適度な苦味が
スッキリとした味わいを作る。後味には適度な酸味が。
アルコール分5%以上6%未満。原材料:グレープフルーツ果汁、ウォッカ、糖類、酸味料、香料、
ベニバナ色素。製造者:ジャパンフーズ(株)、販売者:サッポロビール(株)。
レモンテイストのスミノフアイスは少々甘いが、こちらのほうはDRYという名前のとおりの内容だ。
(*今日は都合により早く更新しました。月曜の夜まで出かけてきます)
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チューハイ・カクテル等 |
2007年7月30日
No.1280: スミノフ ブラックアイス / サッポロ
すみのふ ぶらっくあいす / さっぽろ
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先日、新製品のスミノフ・アイススパイスを飲んだことをきっかけに、
スミノフアイス、アイスドライと掲載した。
今日飲むのは、ライムテイストのブラックアイスだ。
色は無色透明で炭酸水のよう。微炭酸なので、気泡はすぐに落ち着く。
香りはかなり人工的な感じで、芳香剤を思い出す。ライムのグリーンぽい感じはあるのだが。
味は酸味がほどほどで、トニックウォーターのような香草っぽい甘さがある。
ただ、飲み込んだ後はスッキリ。アルコール感が豊かなので、
そのせいで甘いと感じてしまうのだろうか。
アルコール分7%以上8%未満。原材料:ウォッカ、糖類、酸味料、香料。
製造者:ジャパンフーズ(株)、販売者:サッポロビール(株)。
ライムテイストといいながら無果汁なので、人工的な味わいもうなずける。
度数が高めの設定なので、軽いチューハイなどが好きな人にはお勧めしない。
なお、これで現在出ているスミノフアイスのシリーズは、全部網羅したことになる。
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チューハイ・カクテル等 |