2007年11月14日
No.1401: ハイボーイ あんず / 合同酒精
はいぼーい あんず / ごうどうしゅせい
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最近、私の行動範囲にあるスーパーなどでよく見かけるようになったGODOハイボーイ。
何種も入手してあるのだが、今日はあんずを。
グラスに注いだ色は、美しいシャンパンゴールド。
香りは、生臭い感じの良く出ているあんず香。シンプルでわかりやすい香りだ。
口当たりはほんのり甘く、酸は柔らか。味わいもシンプル。
アルコール感は弱い。
アルコール分5%。果汁1.8%。原材料:あんず果汁、醸造アルコール、
果糖ぶどう糖液糖、酸味料、香料、クエン酸Na、カラメル色素。
「おいしく熟したあんずのほんのりした甘さがうれしいチューハイです」
これで当サイトにおける現在発売中のハイボーイの掲載は、
レモン、グレープフルーツ
、白桃、パイナップル、
ライチ、ウメとあわせ、7種となった。
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チューハイ・カクテル等 |
2007年11月17日
No.1402: ハイボーイ 巨峰 / 合同酒精
はいぼーい きょほう / ごうどうしゅせい
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このところ集中的に飲んでいる(というか、冷蔵庫の在庫消化に励んでいる)GODOハイボーイ。
今日は巨峰を飲む。
グラスに注いだ色は、ごく淡い紫。というよりも、
ピンクに近いと言うべきか。
かなり深みのある巨峰の香りが印象的。甘味が強そうな感じ。
ところが、実際に飲んでみると、それほど甘味は強くない。
スッキリした口当たりで、悪く言えばコクがない。
だが、さわやかな味わいに仕上がっていると言った方がいい。
だから、飲み飽きない。
アルコール分5%。果汁3.5%。原材料:巨峰果汁、醸造アルコール、
果糖ぶどう糖液糖、酸味料、香料、クエン酸Na、アントシアニン色素。
「巨峰特有の香気と上品な甘さがうれしいチューハイです」
これで当サイトにおけるハイボーイの掲載は、
レモン、グレープフルーツ
、白桃、パイナップル、
ライチ、ウメ、
あんずとあわせ、8種となった。
まだ未掲載フレーバーがあるので、新製品の合間を縫って、順次飲み進める。
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チューハイ・カクテル等 |
2007年11月18日
No.1403: ハイボーイ マスカット / 合同酒精
はいぼーい ますかっと / ごうどうしゅせい
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昨日に引き続き、GODOハイボーイを飲み進めたい。
今日は、マスカット。
グラスに注いだ色は、無色透明。
香りは甘く、マスカットキャンディのよう。あるいはこんな匂いの消しゴムがありそう。
味は、香りの印象ほど甘ったるくはなく、
意外とスッキリしている。味わいはやや単調だが、炭酸がシャープさを与えている。
少し薬っぽい感じはあるが。
アルコール分5%。果汁1.2%。原材料:マスカット果汁、醸造アルコール、
果糖ぶどう糖液糖、酸味料、香料、クエン酸Na。
「みずみずしいマスカットの華やかな香りがうれしいチューハイです」
これで当サイトにおける現在発売中のハイボーイの掲載は、
レモン、グレープフルーツ
、白桃、パイナップル、
ライチ、ウメ、
あんず、巨峰
とあわせ、9種となった。
巨峰があってマスカットがあるという、定番ラインでぶどうが2種揃っているのは珍しい。
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チューハイ・カクテル等 |
2007年11月19日
No.1404: アワーズ グレープフルーツ / サントリー
あわーず ぐれーぷふるーつ / さんとりー
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明日11月20日発売、泡立つチューハイ、サントリーAWA'S(アワーズ)のグレープフルーツ。
7月3日にレモン味がデビューした時、特にレモンとは強調されていなかったので、
他の味が出るとは思っていなかった。
グラスに注ぐと、白くてキメの細かい泡が勢いよく盛り上がる。
ただ、泡持ちはよくない。液色はグレープフルーツらしく、ほんのり白濁。
香りはかなりフレッシュ感のある、はじけるグレフル香。酸が鋭く、レモンにも近い。
味も、甘味が抑えられ、酸味が強め。
グレフルチューハイは各社とも甘味が強めのものが多いので、
この酸の強さは貴重。とても爽やかに飲み進められる。
アルコール分5%。グレープフルーツ浸漬酒使用。グレープフルーツ果汁3%。
原材料名:グレープフルーツ、スピリッツ、茶抽出物、糖類、香料、酸味料。シルキーバブル製法。
レモンと同じく、缶の隅のほうに、「-196℃」という文字がある。
-196℃のシリーズではないが、同じ瞬間凍結果汁を使っているということだろう。
第一弾のレモンの売上が当初は好調と伝えられていたが、
気のせいか、最近は店頭に並んでいる数量も決して多くはないように思う。
実際、その後の売上はどうなんだろうか。
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チューハイ・カクテル等 |
2007年11月20日
No.1405: 直搾り マンダリンオレンジ / 宝酒造
じかしぼり まんだりんおれんじ / たからしゅぞう
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本日11月20日発売、直搾りの新顔、マンダリンオレンジ。
気づけば直搾りもレモン、
グレープフルーツ、りんご、
シークァーサー、もも、
スウィーティー、ライチ
と既に7種出ており、これが8種めだ。
グラスに注いだ色は、ほんのり黄色に色づいている。
香りはやや酸味の強そうな柑橘香。
はっさくと言われても、いよかんと言われても、ああそうだな、と思ってしまいそう。
口当たりは炭酸がキリッとし、適度な酸味とともに爽快な飲み口。
甘味は抑えめで、その分アルコール感が目立つ。
アルコール分5%。果汁3%。
原材料名:マンダリン果汁、スピリッツ、糖類、香料、酸味料。
「マンダリンオレンジの果肉をまるごと搾ったストレート混濁果汁を使用。
産地と果汁の造り方を厳選したマンダリンオレンジのみずみずしい味わいをお楽しみください。」
直搾りはスッキリした味わいが特長で、ともすると「味が薄い」と感じる人があるかもしれない。
しかし、フルーティさが持ち味のチューハイとは一線を画すシリーズで、実にタカラらしさが出ているように思う。
この個性を大切に育てて欲しいと思う。
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チューハイ・カクテル等 |
2007年11月21日
No.1406: 旬果搾り PREMIUM SELECTION 九州産 デコポン <限定生産> / アサヒ
しゅんかしぼり ぷれみあむせれくしょん きゅうしゅうさん でこぽん <げんていせいさん> / あさひ
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昨日11月20日発売の旬果搾り PREMIUM SELECTION。
今回も2品種同時発売なのだが、まずはデコポンから飲むことにする。
昨日、タカラ直搾りのマンダリンオレンジを飲んだので、オレンジつながりということで。
グラスに注いだ外観は、ほんのり黄色く色づいている。
昨日の直搾りにそっくり。
香りは、コクのなさそうな、上滑りした感じのオレンジ香。
粉末ジュースのようでもある。
味は酸が穏やかで、そこそこ甘味が強い。しかし、炭酸が効いていることもあり、
甘ったるくはない。どうにもコクのない味だが、このチープな感じがなんとも懐かしい味わいだ。
果汁1%。アルコール分4%。原材料名:アルコール、デコポン果汁、糖類、酸味料、香料。
このプレミアムセレクションは、今年の1月に「あまおう」
と「佐藤錦」で初登場したときには、
発売当初こそ扱い店舗が少なかったが、次第に増えてゆき、普段は旬果搾りをまったく置いていない
コンビニなどでも見かけるようになった。
ところが、5月に「ピオーネ」と
「日川白鳳」が出たときには、
置く店がだいぶ減った。
今回も、今のところスーパーなどでは、ほとんどみかけない。今日私が入手したのは、職場の最寄り駅構内にあるコンビニだった。
このまま人気が先細りしてゆくのだろうか。
缶のデザインは独特で、おしゃれだと思うのだが。
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チューハイ・カクテル等 |
2007年11月22日
No.1407: 旬果搾り PREMIUM SELECTION 山形産 ラ・フランス <限定生産> / アサヒ
しゅんかしぼり ぷれみあむせれくしょん やまがたさん ら・ふらんす <げんていせいさん> / あさひ
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11月20日発売の旬果搾り PREMIUM SELECTION。
2品種同時発売のうち、既に昨日、デコポンを飲んだ。
今日はもう一方のラ・フランスを飲む。
グラスに注いだ色は、ほんのり白濁。
いかにも梨のイメージ。
香りは、甘味のそぎ落とされたシャープな洋梨香。
基本的に、旬果搾りとろけるシリーズのラ・フランスと系統は同じだが、
魂を抜き去ったような軽やかさだ。
味も奥行きがなく、軽やかで飲みやすい。
洋梨独特のどこか化粧品のような風味はよく出ているものの、濃厚さはなく、さらっとしている。
強い炭酸のピリピリ感が、一層爽快な後味をつくる。
果汁3%。アルコール分4%。原材料名:アルコール、西洋なし果汁、糖類、酸味料、香料。
この缶のデザインも、プレミアムセレクションのイメージを踏襲して、
パステル調の地色の上に、手書き風の「ラ・フランス」が乗っている。
従来の缶チューハイらしからぬデザインだ。
そういったイメージ戦略的には大成功なのだが、
中身の想像以上の軽快さが、プレミアムの看板に見合っていないのではないか?とも思えてしまう。
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チューハイ・カクテル等 |
2007年11月23日
No.1408: 琥珀ヱビス <限定醸造> / サッポロ
こはくゑびす <げんていじょうぞう> / さっぽろ
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11月21日発売の琥珀ヱビス。
ちょうど昨年の今ごろ初登場したのだが、好評に応える形で、今年も発売となった。
今年も昨年と同じく「限定醸造」となっている。
色は、麦茶かアイスティのようなアンバー。泡もほんのりカフェオレ色で、
きめ細かく、泡持ちがよい。
香りはふんわりとしたホップ香と、モルトの土っぽい感じ。
色の印象の割りには重さは感じない。
苦みは強めだが、酸とのバランスが良く、スムーズな飲み口。
華やかさはなく、落ち着いた味わい。寒い季節にじっくり楽しみたい。
アルコール分5.5%。原材料:麦芽、ホップ。「琥珀色の、深みある味わいのビールです。」
プレミアムビールがよく売れるようになってきた昨今、こういうビッグブランドが多彩な味わいの商品を
打ち出してきてくれるのは、消費者の有益な選択肢が増えて好ましい。
「ヱビス」という名前があるからこそ売れるのだと考えられがちだが、
その名前の大きさを裏切らないだけの中身を備えていなければ、決して多くの人に支持されはしないだろう。
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ビール |
2007年11月24日
No.1409: カルピスフィーズ ライトスタイル テイスティアップル / カルピス
かるぴすふぃーず らいとすたいる ていすてぃあっぷる / かるぴす
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11月19日発売、カルピスフィーズライトスタイルの第2弾。
第1弾のフルーティレモンが9月10日発売だったから、
2ヶ月ほど空けての新製品投入ということになる。
例によって扱っている店舗が少なく、私がふだんよく立ち寄っているLAWSON、セブンイレブン、
ファミリーマート等では今のところ入荷がなく、スーパーや酒店でも見かけない。
本日、am/pmを覗いたところ、やっと発見した。そのうち徐々に増えてくるとは思うが。
グラスに注いだ外観はまさにカルピス色。炭酸はあまり目立たない。
香りは、フレッシュ感の強いりんご香。青りんごのイメージだ。
キュンと酸味の立ったフレッシュな口当たり。乳酸っぽさは強くなく、さらりとした喉ごし。
果汁1%。アルコール分4%。有機農産物2%使用。糖質75%オフ。原材料:りんご果汁、脱脂粉乳、乳酸菌飲料、ウォッカ、
アップルリキュール、水溶性食物繊維、糖類、酸味料、香料、安定剤(大豆多糖類)、
甘味料(アスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物、アセスルファムカリウム、
スクラロース)。
「カルピスを使った、ライトな飲み心地を楽しめる甘酸っぱいお酒です。」
フルーティレモンに引き続き、こちらも酸味が活かされた軽快な味わいで、
ファンの期待を裏切らない出来映えである。
ところでカルピス社の新製品は、たいてい月曜日に発売ということが多い。
他社のほとんどが、火、水曜に集中的に発売するのとは好対照である。
業界人の間では常識なのかもしれないが、
一般人では、新製品のレビューなんてことをライフワークとしてやっている私のような人間くらいしか、
気づかないことだろう。
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チューハイ・カクテル等 |
2007年11月25日
No.1410: COEDO 白 -Shiro- / コエドブルワリー
こえど しろ / こえどぶるわりー
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小江戸と呼ばれる埼玉県川越市の近郊で造られている地ビール。
缶入りの「瑠璃」と「伽羅」
は時々スーパーなどでも見かけるのだが、
びん入り製品は、私の住む関西では見かけない。
ぜひ全種飲んでみたいと思い、コエドブルワリーのサイトを覗いたら、
注文殺到につき販売停止状態であった。色々と検索した結果、
川越の柳屋酒店
というお店で全種扱っていたので、早速注文した。
まず今日は、小麦麦芽で造った「白」を飲む。
グラスに注いだ色は白濁した濃いめの黄色。濁りは無濾過のためである。泡は純白で力があり、
非常に泡持ちがよい。
香りはトロピカルフルーツのような甘さと、モルトの穀物的甘さをほぼ五分五分で感じる。
味は、香りの豊潤さに比べ、意外にもスッキリ感がある。甘味にくどさはなく、
かなりスリムな味わい。やさしくなめらかな喉ごし。余韻にはどこか餅のような粉っぽさがある。
アルコール分5.5%。原材料:麦芽、ホップ。製造者:(株)協同商事 コエドブルワリー、
埼玉県入間郡三芳町上冨385-10。
「無濾過ビールならではの明るくなめらかな白濁色が特徴の小麦のビール。
小麦麦芽とそのために特別に選んだ酵母が醸し出す甘い香りは果実を思わせ、
さわやかながらもコクが感じられる滑らかな舌触りと喉ごしをお楽しみいただけます。
個性的な味わいながらも包み込むようなやさしい特徴とその色にちなんで「白 -Shiro-」と名付けられました。」
同じ国産の小麦のビールでも、銀河高原ビールのような豊潤なスタイルではなく、
幾分かストイックな味わいである。
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ビール |
2007年11月26日
No.1411: COEDO 紅赤 -Beniaka- / コエドブルワリー
こえど べにあか / こえどぶるわりー
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昨日に引き続き、コエドビールを。「小江戸」と呼ばれる埼玉県川越市の近郊で造られている地ビールだ。
グラスに注いだ色は、赤みの強い深いアンバー。泡はベージュ色。泡持ちはあまり良くない。
香りはふんわり甘く、ロースト麦芽のカラメル香に似ているが、
おそらくこれは副原料として使われているさつまいもによるものだろう。
口当たりはやわらかく、味わいもふんわりと甘い。しかし、苦みも強く、
両者拮抗している。香ばしくもある。ダークラガー(デュンケルなど)と言われて飲めば、
信じてしまうだろう。後味にも、苦みと共に甘味がほのかに残る。
アルコール分7%。原材料:麦芽、ホップ、大麦、さつま芋。麦芽比率25%未満。
製造者:(株)協同商事 コエドブルワリー、
埼玉県入間郡三芳町上冨385-10。
「赤みがかった琥珀色と香ばしい甘味が特徴の長期熟成プレミアムラガー。
上質の麦芽と薩摩芋(武州小江戸川越産金時薩摩芋 紅赤 / 焼芋加工)と
ビール職人の出会いから生まれた類い稀な仕上がりです。
やや高めのアルコール分とゆたかなコクをゆっくりとお楽しみください。
薩摩芋の風味とその色にちなんで「紅赤 -Beniaka-」と名付けられました。」
副原料にさつまいもを使っていて、そもそも麦芽比率も25%未満であることから、
酒税法上の表示は「発泡酒」となっている。
しかし当サイトでは、シリーズの一貫性からビールのカテゴリーに収録した。
さつまいもを焼芋加工して用いることにより、このロースト香を生み出しているのだろう。
地場の農作物を使っているのもいいし、何よりこの奇抜とも思える発想力がいい。
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ビール |
2007年11月27日
No.1412: COEDO 漆黒 -Shikkoku- / コエドブルワリー
こえど しっこく / こえどぶるわりー
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新製品が手に入らないので、今日もネットで購入したコエドビールを飲む。
白、紅赤に続き、これで3種め。
グラスに注いだ色は、名前のとおりごく深い黒。泡は薄茶色で、泡持ちがよい。
深く落ち着いたカラメル香。アロマホップの軽やかさも感じられる。
味は甘味が強くなく、ストイックな印象。
苦みも強烈ではなく、香味豊かな味わい。
アルコール分5%。原材料:麦芽、ホップ。
製造者:(株)協同商事 コエドブルワリー、埼玉県入間郡三芳町上冨385-10。
「艶やかな黒色と茶白色の細やかな泡立ちのコントラストが冴える長期熟成ビール。
アロマホップは心地よい香りをあたえ、2種類のブラックモルトの他、
6種の麦芽の配合が、重たすぎないまろやかさと軽やかさのバランスを生み出しました。
艶のある黒色としっとりとした香味にちなんで、
日本が世界に誇る最高の黒の呼称「漆黒 -Shikkoku-」を名称にいただきました。」
味わいからして下面発酵のシュバルツであろうと思われるが、
国内大手メーカーが造るもの(ヱビス黒、アサヒ黒生、一番搾りスタウト等)
に比べるとより一層デリカシーに富み、それでいてジューシー感もある
卓越した出来映え。
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ビール |
2007年11月28日
No.1413: CALPIS BARTIME いちごの秘密 / カルピス
かるぴすばーたいむ いちごのひみつ / かるぴす
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一昨日11月26日発売の新しいカルピスバータイム。
昨日までまったくみつけることができなかったのだが、
今日立ち寄ったコンビニ3店のうち、2店(ローソン、ファミマ)に入荷していた。
グラスに注いだ色は、かわいらしいパステル調のピンクで、いちごミルクのイメージ。
香りは、缶を空けた瞬間から、練乳のような濃厚でミルキーな香りが立っている。
口当たりは、まったりと甘く、まさにいちごミルク。アルコール飲料という感じがない。
但し、酸味もきいているので、それほどくどさはない。
どこかホワイトチョコレートのような味わいがあるのは、
カカオリキュールが入っているからだろうか。
アルコール分4%。果汁1%。原材料名:ウォッカ、ミルクスピリッツ、カカオリキュール、牛乳、
いちご果汁、乳酸菌飲料、脱脂粉乳、糖類、安定剤(大豆多糖類)、酸味料、香料、
アカキャベツ色素、ベニバナ黄色素。
ちょうど2年前に、同じカルピスバータイムから「いちごの告白」
という製品が出た。
あれを踏襲した製品だと思うが、より一層お菓子っぽさがパワーアップした感じがする。
当時の私自身のコメントを見る限り、あちらのほうが、
フルーツのジューシー感がもう少しあったようだ。
相変わらずメルヘンタッチというか、乙女チックなネーミングで、
独自路線を突っ走る。
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チューハイ・カクテル等 |
2007年11月29日
No.1414: おいしいチューハイ マンゴーミックス <期間限定> / 宝酒造
おいしいちゅーはい まんごーみっくす <きかんげんてい> / たからしゅぞう
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一昨日11月27日発売、タカラおいしいチューハイの期間限定品。
発売前夜と当日はみつけることができなかったのだが、発売日から1日経った
昨日、立ち寄ったコンビニ3店のうち、2店(am/pm、ローソン)に入荷していた。
グラスに注いだ色は、透明感のある薄黄色。
マンゴーにしては控えめな色だ。
独特のトロピカルな香りはあるものの、色の印象通りコクを感じさせず、
軽やかな感じ。
味わいも実際に軽やかだが、マンゴーらしさはちゃんと感じられる。
しかし、りんごとおぼしき酸味や、洋梨の甘さが下支えしているのがわかる。
ピューレ感には乏しく、後味はスッキリ。
果汁50%。アルコール分4%。糖類不使用。原材料:マンゴー(果汁、ピューレー)、
りんご果汁、洋梨果汁、スピリッツ、安定剤(ペクチン)、香料、酸味料。
「果汁をたっぷり50%使用した贅沢なチューハイです。(マンゴー果汁17%)」
さすがにマンゴーだけで50%というのはコストがかかりすぎるので、
りんごと梨を混ぜている。しかしマンゴー果汁だけでも17%というのは立派。
マンゴーらしいとろみをもっと強烈につけようと思えば、いくらでもできるはずなのに、
あえてそれをしないのがタカラらしい。
たとえばサントリー銀座カクテル・マンゴのような
ネットリ感が好きな人には物足りないかも
しれないが、ナチュラルな味わいが好きな人にはいいと思う。
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チューハイ・カクテル等 |
2007年11月30日
No.1415: COEDO 伽羅 -Kyara- / コエドブルワリー
こえど きゃら / こえどぶるわりー
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先日ネットで5種一挙に購入したコエドビール。
既に3種(白、紅赤、漆黒)飲んだのだが、今日は「伽羅」を飲む。
実はこれ、以前に缶入りを飲んでいる。中身は同じだと思うが、
一応レビューする。
色は極めて淡いアンバー(ほのかな褐色)。泡もかすかにベージュっぽい色。
泡持ちはほどほど。
香りはホップとモルトのバランスが良く、微かにカラメルっぽさも。
甘味と苦味のバランスした芳醇な味わい。
余韻も長く、じっくり楽しめるビール。
アルコール分5%。原材料:麦芽、ホップ。製造者:(株)協同商事コエドブルワリー、埼玉県入間郡三芳町上冨385-10。
「赤みがかった深い黄褐色、伽羅(きゃら)色のビール。
香り高いアロマホップとキメ細やかな泡立ちの奥に待っているのは
濃厚で滑らかな麦芽100%の味わいです。
少々温度が上がっても楽しめるしっかりとしたボディは、
ゆっくりと時間をかけてお楽しみいただけます。その香りと色にちなんで「伽羅 -Kyara-」と名付けられました。」
先日飲んだ「漆黒」にも感心したが、この色を「伽羅」と表現したセンスは素晴らしい。
伽羅色って、WEBブラウザではどんな色なんだろうとググってみたら、
こんなサイトに行き着いた。
16進数では#d8a373、RGBでは(216,163,115)ということで、
こんな色だ。
色といえば、"虹"が7色というのは全人類に共通の認識ではなく、
世界には虹を2色と認識する民族もあるという。
そもそも人間は外界を識別するために、それぞれのモノに名前(=記号)をつけることで、
差異化しているというのが、記号学の考え方だが、
色の微妙な差異にまで着目して呼び分けるというのは、なかなか素敵なことだと思う。
ちなみに、漆黒は、#0d0015
だそうである。
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ビール |
2007年12月1日
No.1416: COEDO 瑠璃 -Ruri- / コエドブルワリー
こえど るり / こえどぶるわりー
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ネットで5種購入したコエドビールを順次飲む進めてきたが、
これが最後となる。昨日の「伽羅」に引き続き、
実はこれも以前に缶入り製品を飲んでいるのだが、
改めてレビューする。ちなみに缶入りが発売されているのは、伽羅と瑠璃の2種のみである。
グラスに注いだ色は、美しい金色。純白の泡はきめ細かいが、泡持ちはそれほど良くない。
軽快で繊細なホップ香。口に含めば、しっかりした麦の味わいがある。
軽やかな印象がありながら、苦味も結構強い。
楚々とした美しいたたずまいを思わせる美人系のビールで、
日本人の味覚にあったピルスナーだと思う。
アルコール分5%。原材料:麦芽、ホップ。製造者:(株)協同商事コエドブルワリー、埼玉県入間郡三芳町上冨385-10。
「クリアな黄金色と白く柔らかな泡のコントラスト、さわやかな飲み口が特徴のプレミアムピルスナービール。
軽やかな口当たりながらも、深みある味わいとホップの香味苦味のバランスをとった上質の大人の楽しみ。
飽きがこず、どんな食事にも合うビールです。その透明感溢れる特徴にちなんで「瑠璃 -Ruri-」と名付けられました。」
コエドビール5種は、いずれも液色にちなんだ名前がつけられているのだが、
唯一この瑠璃だけは、当然だが液体が瑠璃色をしているというわけではない。
なお、今年2007年のモンドセレクションで、この瑠璃と紅赤が最高金賞、
伽羅が金賞、漆黒と白が銀賞をそれぞれ受賞したとのこと。全商品が受賞というのは、
素晴らしい快挙であるに違いない。
モンドセレクションへの出品、そして受賞は、たとえばサントリーのような大手よりも、
こういった地方で頑張っている企業のほうが、意味合いは大きいように思う。
実際、反響が大きくて品薄状態になっているというのだから、効果は抜群である。
また、独創的なブランドコンセプトや、それに基づく秀逸なパッケージデザインなど、
実に考え抜かれた製品群であり、他社も大いに見習うべきところがあると思う。
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ビール |
2007年12月2日
No.1417: ハイボーイ レモン&ライム / 合同酒精
はいぼーい れもん あんど らいむ / ごうどうしゅせい
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これまで順次飲み進めてきたGODOハイボーイだが、我が家の在庫としては、
ついにこれが最後の1種となった。
グラスに注いだ色は、無色透明。サイダーのよう。
香りはライムが際立ち、アルコール臭もあるので、まるでジンライムのようだ。
味もかなりシャープで、チューハイというよりは、カクテル的。
飲み込むと口の中に強めのアルコール感が残る。爽やかなチューハイを想像して飲んだ人は、
ちょっとびっくりするかもしれない。
アルコール分7%。果汁1.8%。原材料:ライム果汁、レモン果汁、醸造アルコール、
スピリッツ、果糖ぶどう糖液糖、酸味料、香料、クエン酸Na。
「レモンの風味とライムの香りが調和したスッキリ味のチューハイです」
当サイトにおけるハイボーイの掲載は、
レモン、グレープフルーツ
、白桃、パイナップル、
ライチ、ウメ、
あんず、巨峰、マスカットとあわせ、全10種である。
これですべてなのかどうか、GODOのサイトには情報がまったく載っていないのでわからないが、
少なくとも私は、現在までのところ、これ以外の種類を見たことがないので、
一応全種網羅できたものと思う。
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チューハイ・カクテル等 |
2007年12月3日
No.1418: 銀座カクテル ストロベリー / サントリー
ぎんざかくてる すとろべりー / さんとりー
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明日12月4日が発売日となっているサントリー銀座カクテルの新顔、ストロベリー。
満を持して登場というか、まだこれが残っていたかという納得のフレーバーだ。
グラスに注いだ色は、ややオレンジがかった淡いピンク。
缶を開ける前は、毒々しい赤色をしていたらどうしようと思っていたのだが、
良い意味で予想が外れた。実にナチュラルな色合い。
香りは、缶を開けた瞬間から、フレッシュなイチゴ香が振りまかれている。
この香りの高さも、銀カクの特徴。
グラスに鼻を近づけると、生のイチゴに近い、青臭い感じがある。
味わいは、甘味が見事に抑え込まれ、その分、酸が立っていて、
コクはない。だが、この腰の弱さというか、線の細さこそが、
まさにこのカクテルの狙ったところなのかもしれない。くどさはなく、
すいすいと飲み進められる。
いちご果汁8%。アルコール分6%。
原材料名:ストロベリー、はちみつ、食物繊維、糖類、酸味料、香料、増粘多糖類、野菜色素。
「1894年創業の老舗、銀座千疋屋がセレクトした香り高い欧州産ストロベリー
(センガセンガーナ種)を使用した、ちょっと贅沢なフルーツ・カクテルです。」
この銀カクシリーズは、全般的に果汁分が低いのに、
不思議なほどリアルな果物の味わいが楽しめる。
これを人工的と見る向きもあるかもしれないが、
私は、この企画力+技術力を高く評価したい。
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チューハイ・カクテル等 |
2007年12月4日[1]
No.1419: ドラフトワン スパークリングアロマ <数量限定> / サッポロ
どらふとわん すぱーくりんぐあろま <すうりょうげんてい> / さっぽろ
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明日12月5日が発売日となっているドラフトワン・スパークリングアロマ。
このような大型新商品は、私がいつも利用しているダイエーでは
発売2日前に店頭に並ぶことが多く、今回もそうであった(但し6本パックのみ)。
今日は、他の多くのスーパーでもうずたかく積まれていた。
グラスに注いだ色は、ごく淡い黄金色。
ホップのフルーティで丸みのある香りは、マスカットを思わせる。
口当たりは清澄で、一点の濁りもない。
味わい深さとかコクとは無縁だが、香りの華やかさと爽快感に特化したこの潔い仕上がりには
大いに好感が持てる。
アルコール分4.5%。原材料名:ホップ・糖類・エンドウたんぱく・カラメル色素。
缶裏には、「香り華やぐ、冬だけのドラフトワン!」とのキャッチコピーと共に、
次のような文章がある。
『ニュージーランド・ネルソン地方。白ワイン用ぶどう「ソーヴィニヨン・ブラン」
の産地として名高い、この地で育まれた希少なホップ「ネルソンソーヴィン」を
ふんだんに使用し、華やかな香りを実現しました。スパークリングワイン感覚で楽しめる、
ちょっとリッチな冬だけのドラフトワンです。』
ネルソンソーヴィンといえば、昨年6月に出たドラフトワン夏色缶
でも使われていたホップだ。
考えてみれば、味も瓜二つ。もしかすると、レシピがほとんど同じなのかもしれない。
前回は夏に出したのだが、今回は冬の発売となったわけだ。
ニュージーランドは、近年注目度No.1と言っていいほどの新興ワイン産地で、
その中でもソーヴィニヨン・ブランでつくる白は、フランスの銘醸地ロワール地方産に
優るとも劣らない出色のワインが少なくない。
その同じ土壌で育ったホップを使ったこの製品からは、
仏ロワール産プイィ・フュメを連想させるマスカット香や火打ち石のニュアンスを感じ取ることができる。
これは大きな驚きである。
このように、クオリティは申し分ないのだが、新ジャンルの主要消費層にこの味が受けるかどうかはわからない。
キリン・スパークリングホップのように、巧妙な売り方をすれば健闘するとは思うが、
果たしてサッポロにそれができるだろうか。
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新ジャンル |
2007年12月4日[2]
No.1420: COCKTAILカロリ。フレンチ キス <冬限定> / サントリー
かくてるかろり。ふれんち きす <ふゆげんてい> / さんとりー
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本日12月4日発売のカクテルカロリ。冬限定品。
2種出たのだが、今日はまずこちらから。
グラスに注いだ色は、緑茶飲料を思わせる淡いグリーン。もちろん炭酸の気泡はある。
洋梨のツンとした香りが立つが、酸を感じさせるので、青りんごみたいなイメージだ。
洋梨らしい味がうまく出ているが、ちょっと化粧品っぽい。
後味には、(表現は悪いが)バスクリンみたいな香りが残る。
酸味が効いているので、カロリ。特有の人工甘味料の甘さはかなりマスクされている。
果汁2%。アルコール分4%。原材料:洋なし、スピリッツ、白ワイン、
糖類、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)、
紅花色素、野菜色素。カロリー50%オフ。
飲んだ瞬間、アサヒのカクテルパートナーかと思うくらいに、手の込んだ味わい。
このくらい個性の強いフレーバーのほうが、カロリ。の弱点を隠せるように思う。
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チューハイ・カクテル等 |