ビール・発泡酒・チューハイの部屋

No.1461〜1480


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2008年1月23日
No.1461: 旬果搾り 甘夏 <春限定> / アサヒ
 しゅんかしぼり あまなつ <はるげんてい> / あさひ
アサヒ 旬果搾り 甘夏 アサヒ 旬果搾り 甘夏 review
 昨日22日発売の旬果搾り・春限定缶。昨年と同じ「とちおとめ」と「甘夏」 の2種が出た。既に一昨日「とちおとめ」を飲んだので、今日はもう一方の「甘夏」。

 グラスに注いだ色はほんのり淡い黄色。やや濁りがある。 香りは甘苦そうな柑橘香。はっさくと言われれば、そんな感じでもある。
 口当たりは甘くやさしい。炭酸のピリッと感とほろ苦さがあるので、甘ったるくはない。
 アルコール分4%。果汁4%。原材料:アルコール、なつみかん果汁、糖類、酸味料、香料。 九州産甘夏果汁使用。
 昨年の私自身のコメントを見ると、 ほとんど内容に変わりはないようだが、実は果汁分が5%から4%へと下がっている。
 果汁含有量が減っても味が変わらないのなら、メーカー的には大成功。 この旬果甘夏が最初に登場した一昨年は6%、昨年が5%、そして今年が4%と、 毎年1%ずつ減らされている。味のバランス等を見直してのことと信じたいが、 安易なコストカット手段ではないかと勘ぐりたくなる。
 どのくらいの削減になるのか計算してみると、1本350mlの1%だから3.5ml/本。 24本入りカートン1万函出荷あたり、 3.5ml×24×10,000 = 840リットルの果汁節約になる。例えば1Lの果汁仕入原価が100円なら、 100×840 = 84,000円也。
 コストカット手段としては、ほとんど意味がないだろう。
種別 チューハイ・カクテル等
2008年1月24日
No.1462: 烏龍チューハイ / サントリー
 うーろんちゅーはい / さんとりー
サントリー 烏龍チューハイ サントリー 烏龍チューハイ review
 22日に発売されたサントリー烏龍チューハイ。従来品のサントリーチューハイ 「烏龍茶割」 のリニューアル版である。
 これまでの製品もめったに目にすることはなかったので、 今回もどうせすぐには入手できないだろうと思っていた。だから積極的に探索することはしなかった。
 ところが昨日、近所のLAWSONで思いがけず遭遇。めでたく入手となった。

 グラスに注いだ色は、当然、烏龍茶よりは薄い。 だが、香りはまさにサントリー烏龍茶そのもの。酒臭い感じはない。
 口に含むと、お茶のコクとしっかりしたアルコール感が見事にハーモニーを奏でている。 絶妙な配合比率。烏龍茶らしさを残しつつ、しっかりお酒を飲んだ充実感がある。 チューハイといいながら無炭酸、そして無糖だから、素朴な味わいだ。
 アルコール分4%。福建省茶葉使用。無炭酸。無糖。原材料:焼酎、烏龍茶、香料、ビタミンC。 「中国烏龍茶葉の豊かな香り。さっぱりとした後味です。」
 サントリーのサイト情報によれば、 『茶葉の量を5%増量することで、さらに烏龍茶の豊かな香りと風味を引き出し、 さっぱりとした味わいに仕上げています。』とのこと。 
種別 チューハイ・カクテル等
2008年1月25日
No.1463: カクテルパートナー うめアップルフィズ <春限定カクテル> / アサヒ
 かくてるぱーとなー うめあっぷるふぃず <はるげんていかくてる> / あさひ
アサヒ COCKTAIL PARTNER うめアップルフィズ アサヒ COCKTAIL PARTNER うめアップルフィズ review
 22日発売、カクパーの春限定缶。 2種出たうち、既に「さくらピーチフィズ」を飲んだので、 今日はもう一方の「うめアップルフィズ」。

 グラスに注いだ色は梅のようでもあり、アップルジュースのようでもあるゴールド。 グラスに鼻を近づけると、ほのかに梅が香って爽やか。
 味わいは、クリアタイプのアップルジュースのようにスッキリとしたりんご風味に、 梅の酸味がアクセントとなっている。甘さは適度で、ゴクゴク飲める。
 アルコール分4%。果汁1%。原材料:梅リキュール、アップルブランデー、 りんご果汁、レモン果汁、うめ果汁、糖類、酸味料、香料、カラメル色素。
 昨年春の限定缶「梅さらら」は、私自身のコメントを見る限り、 梅がもう少し主張していたようで、しかもりんごが青りんごだったので、 その点においても全体的にもっとシャープだったのではないかと思う。
 今年の製品のクオリティも、昨年に負けず劣らず、とても春らしくて素晴らしい。 ただ、名前は「梅さらら」のほうが良かったと思う。
種別 チューハイ・カクテル等
2008年1月26日
No.1464: −196℃ 凍結白ぶどう / サントリー
 まいなす196ど とうけつしろぶどう / さんとりー
サントリー -196℃ 凍結白ぶどう サントリー -196℃ 凍結白ぶどう review
 12月製造分から順次新しくなっているという−196℃。
 既にレモングレープフルーツ と飲んできた。
 他の新製品を優先したので少し間が空いてしまったが、今日はこちら、白ぶどうを飲む。

 まず、外観は無色透明。 香りは、キャンディかガムのように甘い。
 炭酸のピリピリした口当たりのために、シャープさはあるが、 やはりマスカットキャンディのように甘味豊かな味わい。
 アルコール分4%。ぶどう浸漬酒使用。原材料:ぶどう、スピリッツ、糖類、 酸味料、香料。 「カリフォルニア産白ぶどう使用。フルーティでみずみずしいおいしさです。」
 以前の製品と内容は変わっていないようだが、パッケージデザインは、 白ぶどうの果皮を思わせる黄緑色が基調となり、明るいイメージになった。
種別 チューハイ・カクテル等
2008年1月27日
No.1465: −196℃ 凍結シチリアオレンジ / サントリー
 まいなす196ど とうけつしちりあおれんじ / さんとりー
サントリー -196℃ 凍結シチリアオレンジ サントリー -196℃ 凍結シチリアオレンジ review
 昨年12月からリニューアルしている−196℃。
 既にレモングレープフルーツ白ぶどうと飲んできたので、今日は最後となるこちらを。
 色は極めて薄いオレンジというか、サーモンピンク。 ゼリー菓子のような軽い感じのオレンジ香。
 口当たりは、強い炭酸のピリピリ感があって、その点はシャープだが 味自体は甘味が強く、お菓子っぽく、粉末ジュース的。
 アルコール分5%。オレンジ浸漬酒使用。原材料:オレンジ、スピリッツ、糖類、 酸味料、香料、果実色素、紅花色素。 「シチリア産ブラッドオレンジ使用。今までにない、甘酸っぱいおいしさです。」
 内容は変わっていないようだが、名前は「まるごと凍結ブラッドオレンジ」から、 「凍結シチリアオレンジ」に変わった。パッケージデザインも、 鮮やかなオレンジ(というか、朱色)に変わって、目立つようになった。
種別 チューハイ・カクテル等
2008年1月28日
No.1466: ドラフトワン / サッポロ
 どらふとわん / さっぽろ
サッポロ ドラフトワン サッポロ ドラフトワン review
 ドラフトワンがリニューアル。発売日は30日だが、2日前の今日入手したので、 早速飲んでみよう。

 グラスに注いだ色は、淡い黄金色。もちろんこれはカラメル色素だから、 意図的に美しく見える色調に仕上げているはずだ。
 泡は最初盛り上がるが、泡持ちは良くない。
 香りを嗅ぐと、あれっ? ちょっと前の発泡酒みたいなやけにミルキーな香りがする。 以前のドラフトワンは、こんな匂いではなかったはずだ。 しかも温度が上がってくると、キリンのどごし生に似た、ボンドみたいな匂いも出てくる。
 口当たりはスッキリしているが、少し酸味を感じる。 初代のドラフトワンは、もっと炭酸水のようにサラサラしていたのに、 リニューアルのたびに、少しずつ妙な味がついてきた感じ。 それが今回で、決定的になったと思う。
 アルコール分5%。原材料:ホップ・糖類・エンドウたんぱく・カラメル色素。
 サッポロのサイト情報によれば、 『今回のリニューアルでは、当社がこれまで培ってきた独自の発酵技術をドラフトワンに活かし、 通常より高めに発酵温度を管理し高発酵させた後、 スピーディーに冷却することで雑味成分の分離を促進し、 「研ぎ澄まされたスッキリ味」を生み出しました。』とのこと。
 これが、「研ぎ澄まされたスッキリ味」なんだろうか。 ドラフトワンの良さは、ストイックなまでの無機質感だと思ってきたので、 今回のリニューアルは、ハッキリ言って改悪であると、私は思う。

 ただ、のどごし生などが受けている現状をみれば、 このようにスッキリをうたいながら、雑であってもとにかく何らかの味がついているほうが、 新ジャンルの購買層には受けが良いのかもしれない。
 その意味で、この改変は、事実上のサッポロの敗北宣言だと、私は感じた。
種別 新ジャンル
2008年1月29日
No.1467: のどごし生 / キリン
 のどごしなま / きりん
キリン のどごし生 キリン のどごし生 review
 のどごし生が1月下旬製造品から、リニューアルしている。 パッケージデザインはほとんど変わっていないが、 目印は、左肩にある「のどごしUP!」の文字である。

 グラスに注いだ色は、しっかりめの黄金色。 色素を使っていないようなので、これは天然の色ということだろう。
 泡はジュワジュワとサイダーのような音を立てるが盛り上がらず、泡持ちも悪い。
 香りは、発泡酒に似たミルキーなホップ香が少し感じられるが、 相変わらず接着剤のような臭みが強く、およそ爽やかな印象はない。
 口に含むと、まったくコクのない、上滑りしたような酸味と苦味を感じる。 後味には、やはり接着剤的な臭みがある。
 アルコール分5%。原材料:ホップ・糖類・大豆たんぱく・酵母エキス。
 昨日、新しいドラフトワンを酷評したところだが、 改めて、両者が非常に近づいてきたことを実感した。 もちろん、のどごし生は変わらないが、ドラフトワンが近づいてきたのである。こちらがよく売れているからだろう。
 キリンさんに対して失礼を承知で言うが、なぜこのようなものがたくさん売れるのか、 「安い」以外の理由が、私にはサッパリわからない。
 まあ、商売の世界だから、売れれば勝ちなんだけれど。 少なくとも文化はつくっていないと思う。
種別 新ジャンル
2008年1月30日
No.1468: TOPVALU チューハイ グレープフルーツ / 合同酒精
 とっぷばりゅ ちゅーはい ぐれーぷふるーつ / ごうどうしゅせい
TOPVALU チューハイ グレープフルーツ TOPVALU チューハイ グレープフルーツ review
 新製品(タカラの製品)が入手できないので、引き続き探索を続けるとして、 今日は10日ほど前にレモンを飲んだ、TOPVALUチューハイ。 これもまあ、新製品といえば新製品である。 以前のTOPVALUチューハイは、メルシャン製だったのだが、 最近、この合同製が登場したのだ。

 グラスに注いだ色は、無色透明。いや、ほんのわずかに濁りがある。 香りは、ガムのように甘そうで、典型的なグレフルチューハイの香りといえる。
 ところが、味のほうは結構ストイック。 甘味が適度に抑えられ、スッキリ感が強い。これなら飲み飽きない。
 アルコール分7%。グレープフルーツ果汁2.5%。 原材料:醸造用アルコール、スピリッツ、グレープフルーツ果汁、 果糖ぶとう糖液糖、酸味料、香料。
製造者:合同酒精(株)。販売者:イオン(株)。
 アルコール度数が強いので、しっかりとしたお酒感がある。 入手価格は88円。何の文句があろう。
種別 チューハイ・カクテル等
2008年1月31日
No.1469: TOPVALU チューハイ グレープフルーツ / メルシャン
 とっぷばりゅ ちゅーはい ぐれーぷふるーつ / めるしゃん
TOPVALU チューハイ グレープフルーツ TOPVALU チューハイ グレープフルーツ review
 イオングループのPB(プライベートブランド)である"TOPVALU"のチューハイ。 昨日は、新ラインナップ(合同酒精製)のほうを飲んだわけだが、 今日は旧製品(メルシャン製)を。

 グラスに注いだ色は、ほとんど無色に近いが、やや白濁。 香りは、よくありがちなガムのような甘いグレフル香。尖りのない印象。
 口当たりもやわらか。酸と苦味はマイルドで、甘味も適度。中庸な味わい。 アルコール感はちゃんとある。
 アルコール分6%。果汁4.5%。原材料:醸造用アルコール、グレープフルーツ果汁、 糖類(果糖ぶとう糖液糖、高果糖液糖)、酸味料、香料。製造者:メルシャン(株)。 販売者:イオン(株)。
 レモンもそうであったが、合同の製品のほうがややドライな印象で、 こちらメルシャンは柔らかだ。もうしばらくは、ジャスコ等イオンのお店で両方入手できる と思うので、興味のある方は比べてみてほしい。2本買っても200円でお釣りがきます。
種別 チューハイ・カクテル等
2008年2月1日[1]
No.1470: CHOCOLA / 小西酒造
 しょこら / こにししゅぞう
小西酒造 CHOCOLA 小西酒造 CHOCOLA review
 スーパー成城石井で面白いものをみつけた。
 小西酒造といえばあの清酒「白雪」をつくる会社だが、 近年は地ビールにかなり力を入れている。また、ヒューガルテンやオルヴァルなど、 ベルギービールのビッグブランドの正規輸入代理店としてもおなじみ。
 その小西酒造が地元伊丹のブルワリーでつくるカカオを使ったビールだ。

 グラスに注ぐと、液色は漆黒。泡も濃い褐色で、よく盛り上がり、泡持ちも良い。 外観だけだと、スタウトと見紛う。
 香りは、まさにチョコレート。上質なスイーツのように、 深く柔らかくどこまでも甘い香り。
 味も、口に含んだ瞬間、チョコの甘さを感じるが、 その下には苦味もあって、不思議。あまり冷やしすぎないで、時間をかけてじっくり楽しみたい。
 アルコール分4.5%。原材料:麦芽、カカオ、ホップ、カラメル色素、香料。 麦芽使用率67%以上。醸造所:長寿蔵、兵庫県伊丹市中央3丁目4番15号。
 ビールの副原料として認められないカカオを使っているので、酒税法上発泡酒となるが、 麦芽使用率から当サイトではビールに分類した。
 入手価格は700円。甘いお酒が苦手な人、普段国産ピルスナーしか飲まない人には決してお勧めしないが、 コリアンダーとかを使ったベルギービールやあるいはスタウト、バーレイワイン等を飲み慣れている人なら、 楽しめる味わいだと思う。
種別 ビール
2008年2月1日[2]
No.1471: ラ・カクテル スクリュー・ドライバー / 合同酒精
 ら・かくてる すくりゅー・どらいばー / ごうどうしゅせい
GODO ラ・カクテル スクリュー・ドライバー GODO ラ・カクテル スクリュー・ドライバー review
 冷蔵庫の奥にしまってあったが、そろそろ飲んでおこうと思い、引っ張り出してきた。
 GODOのラ・カクテルシリーズは、ふだんあまり売られているのを見ないのだが、 全種制覇を身上としている当サイトとしては、未掲載のまま放置するわけにはいかない。
 これまで、ファジー・ネーブルカシス&グレープフルーツモスコー・ミュールソルティー・ドッグを取り上げている。

 グラスに注いだ色は黄色とオレンジの中間色で透明感あり。 無果汁のオレンジドリンクみたいな色だ。
 香りもまさにそんな感じ。コクがなく、人工的でチープなオレンジ香。 なんだか懐かしい香りだ。
 味は厚みがなく、見た目のイメージそのままだが、 粉末オレンジドリンクにハチミツを垂らしたような甘さがある。 ただ、酸が効いているので、スッキリとはしている。
 アルコール分6%。果汁1%。原材料:オレンジ果汁、スピリッツ、 果糖ぶどう糖液糖、酸味料、クエン酸Na、香料、ベニバナ黄色素、アントシアニン色素。 「オレンジの酸味が程良くきいたクセがなく飲みやすいウォッカベースの定番カクテルです」
 軽やかで、印象の薄い製品だ。
種別 チューハイ・カクテル等
2008年2月2日
No.1472: 直搾り ラ・フランス <期間限定> / 宝酒造
 じかしぼり ら・ふらんす <きかんげんてい> / たからしゅぞう
タカラ 直搾り ラ・フランス タカラ 直搾り ラ・フランス review
 ようやく発見した。1月29日発売、直搾りの期間限定ラ・フランス。
 ようやくといっても、今週の火曜が発売日だから、世間的には出たばかり。 しかし、当サイトでは、発売前夜に入手することを原則としているから、 5日も遅れてしまったことになる。今後より一層稽古に精進します。
 ま、冗談はともかく、タカラの新製品は、どの店もなかなか入荷しなかったり、 そうかと思えば、発売数日前から店頭に並ぶことがあったり、とても対処しにくいのは確か。
 大手スーパーなどに入荷しないときは、コンビニだ。それもセブンイレブンやローソンではなく、 3番手以降のチェーン。ということで、ファミマとam/pmを覗き、今日、am/pmに並んでいるのを発見した。

 グラスに注いだ色は、微かに白濁。梨の雰囲気がよく出ている。
 香りも非常にナチュラル。ラ・フランスのどこか作り物っぽい香りがうまく再現されている。
 味わいは、非常にスッキリ。さすがは直搾り。香りは甘いニュアンスだったのに、 口に含むと不思議なくらいに甘味が抑え込まれ、ストイックな味。
 アルコール分5%。果汁2%。原材料:西洋なし(ラ・フランス)果汁、スピリッツ、 糖類、酸味料、香料。 「収穫後、追熟させたラ・フランスをまるごと搾ったストレート混濁果汁を使用。 産地と果汁の造り方を厳選したラ・フランスのみずみずしい味わいをお楽しみください。」
 洋梨を使ったチューハイというと、これまで甘味の強いものが多かったが、 こんなにシャープに仕上げるのは、まさにタカラならでは。 リアルな"梨感"があって、それでいてスッキリした口当たりのチューハイだ。
種別 チューハイ・カクテル等
2008年2月3日
No.1473: TOPVALU チューハイ ウメ / 合同酒精
 とっぷばりゅ ちゅーはい うめ / ごうどうしゅせい
TOPVALU チューハイ ウメ TOPVALU チューハイ ウメ review
 徐々に飲み進めている、新しくなったTOPVALUチューハイ。 以前のメルシャン製から、合同製に変わったものだ。

 グラスに注いだ色は、淡いシャンパンゴールド。 香りには深みがあり、梅酒のコクがしっかり感じ取れる。
 味もしっかり酸味がきき、梅果汁ではなく梅酒を使っていることがわかる。 甘味は適度に抑えられ、後味はスッキリ。
 アルコール分5%。 原材料:醸造用アルコール、梅酒、果糖ぶとう糖液糖、酸味料、香料、 クエン酸Na、カラメル色素。
製造者:合同酒精(株)。販売者:イオン(株)。
 実にオーソドックスなつくりで、飽きられない味わいになっている。 アルコール度数がレモングレープフルーツの7%より低く、その分、飲みやすく仕上がっている。
種別 チューハイ・カクテル等
2008年2月4日
No.1474: −196℃ ゼロドライ レモン / サントリー
 まいなす196ど ぜろどらい れもん / さんとりー
-196℃ ゼロドライ レモン -196℃ ゼロドライ レモン review
 明日2月5日発売、−196℃の新ラインナップ、ゼロドライ。
 レモンとグレープフルーツの2種があるが、まずはレモンから飲む。

 グラスに注いだ色は、ほんのり白濁。 香りは、「糖分ゼロ」のイメージよりもかなり甘いなと思う。 フレッシュ感あるレモン香で、キャンディのような甘いニュアンスがある。
 口に含むと、やはりふわっとした甘さを感じるが、 芯のないうわべだけの人工的な甘さだ。
 味わいは軽やかで、甘味は上滑りする感じ。 飲み込めばその甘さが消えてゆくかと思いきや、やはり人工甘味料的な甘味がどんより残る。 酸はかなり強く、ヒリヒリ感がある。
 アルコール分7%。糖類ゼロ。レモン浸漬酒使用。 原材料:レモン、ウオツカ、スピリッツ、食物繊維、酸味料、香料、 ビタミンC、甘味料(アセスルファムK)。
 サントリーは、新しくなったダイエット生のCMを見てもわかるように、 今年はメタボ対策ということを前面に出している。このラインナップもその一環と思われ、 ターゲットは中高年男性(私のような)であろう。高めのアルコール度数設定もそうであるし、 シャープなパッケージデザインも、男性を強く意識したものだと思う。
 だがこの製品は、女性に結構受けそうな気がする。
種別 チューハイ・カクテル等
2008年2月5日
No.1475: 氷結 早摘みマンダリン <期間限定> / キリン
 ひょうけつ はやづみまんだりん <きかんげんてい> / きりん
キリン 氷結早摘みマンダリン キリン 氷結早摘みマンダリン review
 明日2月6日が発売日となっている氷結マンダリン。 昨年のこの時期に発売され、好評を博した製品が今年も帰ってきた。
 私が入手したのは発売日の2日前である昨日なのだが、今日はもう立ち寄ったほとんどすべての店で、 たくさん山積みされていた。キリンさんの営業力の凄まじさを垣間見た思いがした。

 グラスに注いだ色は、無色透明。 香りは、典型的な粉末ジュースフレーバー。駄菓子的ともいえる。
 口に入れると、香りの印象ほど味がなく、 とてもストイック。口ではなく鼻で味わう感じだ。 後味もほとんど残らない。
 果汁4%。アルコール分4%。糖質50%オフ。原材料:マンダリン果汁・ウォッカ・糖類・酸味料・香料。
 昨年と内容は同じかと思ったのだが、原材料をよく見ると、 昨年はマンダリン果汁のほかにオレンジ果汁と表記されていたのに、今年はない。 マンダリン果汁だけで4%になったということだろうか。
 なお、商品名も昨年の「早摘みマンダリンオレンジ」から「早摘みマンダリン」に変わった。
種別 チューハイ・カクテル等
2008年2月6日
No.1476: −196℃ ゼロドライ グレープフルーツ / サントリー
 まいなす196ど ぜろどらい ぐれーぷふるーつ / さんとりー
-196℃ ゼロドライ グレープフルーツ -196℃ ゼロドライ グレープフルーツ review
 昨日2月5日発売、−196℃の新ラインナップ、ゼロドライ。
 レモンとグレープフルーツの2種のうち、既に2日前にレモンを飲んだ。 今日はもう一方のグレープフルーツだ。

 グラスに注いだ色は、ほんのり白濁。 香りは、典型的なグレフルチューハイの特徴であるガムっぽい感じの甘苦い香り。 ただ、酸にフレッシュ感があって、みずみずしさもなかなかのもの。
 口に含むと、酸がやや強めで、遅れて甘味と苦味がやってくる感じ。 グレープフルーツの皮に大量の砂糖をかけてなめているような味わいだ。
 人工甘味料的な薄ら甘さは、先日飲んだレモンのほうよりは弱い。 後味もかなり自然に仕上がっている。
 アルコール分6%。糖類ゼロ。グレープフルーツ浸漬酒使用。 原材料:グレープフルーツ、ウオツカ、スピリッツ、食物繊維、酸味料、香料、 甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
 人気の−196℃が、このゼロドライによってまた新境地を切り開いたと言っていいだろう。 ただ、キリン氷結早摘みシリーズに比べると、インパクトは弱いようにも感じた。
 あとは、どこまで巧みな宣伝活動を展開できるかにかかっていると思う。
種別 チューハイ・カクテル等
2008年2月7日
No.1477: 焼酎ハイボール すだち <限定生産> / 宝酒造
 しょうちゅうはいぼーる すだち / たからしゅぞう
タカラ 焼酎ハイボール すだち タカラ 焼酎ハイボール すだち review
 今回も入手に苦労した。
 1月29日発売、焼酎ハイボールの新製品。期間限定のすだちだ。
 タカラの新製品はいつも入手に苦労するので、覚悟はしていたが、 案の定、近所のお店にはまったく入荷しない。そこで、一昨日、 仕事に出かけた先でDSに立ち寄り、めでたく発見した。

 色は淡いゴールド。焼酎ハイボールの特徴である強い炭酸がつくる 大粒の気泡が、断続的にグラスの中を立ちのぼってゆく。
 香りは、極めてシャープな柑橘香。 すだちと言われなければ、ゆずとも、かぼすともとれる。 つまり、正体がよくわからないほど、控えめな香りなのだ。
 味わいも、実にスッキリ。適度な酸味に、焼酎のふんわりとしたアルコール感が 乗っている。あまり青臭くないところが、ゆずとは違うのだな、と気づかせる。
 アルコール分6%。果汁1%。糖質80%オフ。甘味料不使用。 原材料:焼酎、すだち果汁、レモン果汁、糖類、酸味料、香料、 カラメル色素。
 すだちは漢字で「酢橘」と書くように、酸味にその特徴がある。 その爽やかさは、確かに焼酎ハイボールのシリーズに打ってつけであるように思う。
 ただ、既にレモンシークァーサーのほか、 ゆずかぼすはっさくと、様々な柑橘を出しているので、 ハッキリ言って、焼酎ハイボールという統一的な個性の下では、 柑橘ごとの差別化を図ることは難しいようにも思う。
種別 チューハイ・カクテル等
2008年2月8日
No.1478: ビターブラック 2008 / 銀河高原ビール
 びたーぶらっく 2008 / ぎんがこうげんびーる
銀河高原 ビターブラック 2008 銀河高原 ビターブラック 2008 review
 銀河高原ビールが期間限定、 WEB限定で発売しているビターブラック。 フォーリンスタウトというスタイルで、上面発酵の濃色エールだ。

 グラスに注いだ色は極めて深く、漆黒と言っていい。泡も焦げ茶色で、泡持ちも上々。
 香りは、エスプレッソあるいは麦茶のような深い焙煎香。ものすごい凝縮度だ。甘いニュアンスは弱い。
 口に含むと、まず最初に苦味のアタックが強く、タバコのようなスモーキさが広がる。 甘味は弱く、緊張感のある味わい。ただ、時間をかけて飲み進め、 温度が上がってくると、幾分かマイルドに、口中でほんのりと甘味が感じられるようになる。 この変化は実にエレガントだ。
 飲み干した後には、ずっしりと重たい苦味の余韻が長く続く。
 アルコール分6%。原材料:麦芽100%・ホップ。
 通期販売されているヴァイツェン・スターボトルシルバーボトルと同じ、 瑠璃色の一輪挿しのような300mlびんに入っている。
 4本+特製グラス2個のセットを購入。価格は2,520円(送料別。なお、 ビールのみ6本で同じく2,520円というセットもある)。 写真は、その特製グラスに入れたところ。なかなかいい感じ。
 2月14日までの限定販売とのことなので、興味のある方は今すぐ 同社サイトをチェックしてみてください。
種別 ビール
2008年2月10日
No.1479: カロリ。伊予柑 [限定出荷] / サントリー
 かろり。いよかん [げんていしゅっか] / さんとりー
サントリー カロリ。伊予柑 サントリー カロリ。伊予柑 review
 昨年のこの時期に出たカロリ。の伊予柑だが、当初コンビニ(ファミマ)店頭で見かけたときは、 まだあるのか、くらいにしか思わなかった。次にファミマに行ったとき、よく見れば 「ファミリーマート限定商品」と書かれていたので、買ってきた。昨年は、店舗限定ではなかったはずだ。

 グラスに注いだ色は、完全なる無色透明。 香りはキュンと酸の立ったオレンジ香だが、深みがなく粉末ジュースっぽい。ただ、いよかんの感じは出ている。
 味は、酸がききながらも、かなり甘味が強い。カロリ。特有の人工的な甘味だ。 それでも、酸と苦味がうまくそれを制御している感じ。
 口の中に入っている間は、やや青臭い感じがあるのだが、後味にはやはり甘味料の薄ら甘い余韻が。
 果汁2.5%(愛媛県産2%)。アルコール分4%。 原材料:いよかん、スピリッツ、糖類、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。 糖類80%オフ。カロリー50%オフ。「愛媛県産伊予柑(いよかん)と混じりけのない水(純水) を使用したカロリー50%オフのチューハイです。」
 昨年のものと中身は同じようである。 原材料もまったく一緒。ただ、よく見れば缶のデザインというか、 文字の配置が微妙に違う。
種別 チューハイ・カクテル等
2008年2月11日
No.1480: STARCK 1664
 すたるく 1664
STARCK 1664 STARCK 1664 review
STARCK 1664  関西を代表する高級スーパー、いかりスーパーでみつけた面白い商品。
 著名なデザイナーのフィリップ・スタルク氏がデザインしたビールだそうである。 "1664"という数字を見て、お気づきの方もいると思うが、 中身はフランスのクローネンブルグである。
 左写真ボトル上部のまるで泡のように見える白い部分はフタで、 ねじると開くスクリューキャップになっているのだ。右写真が、そのフタを取ったところ。

 グラスに注いだ色は、かなりしっかりめの黄金色。 泡持ちはほどほど。
 まず香ってくるミント+LPガスみたいな匂いは、欧州のピルスナーによくあるのだが、ホップ香だろう。 次に、米飯のような甘いニュアンス。これはモルト由来であろう。
 口に含むと、しっかりしたモルトの甘味が感じられ、ほどよい苦味も。 藁のようなハーブ香もある。
 アルコール分5.5%。原材料:大麦麦芽・ホップ。
 原産国:フランス。輸入者:日本ビール(株)。
 330ml入りで、入手価格は714円。内容に不満はないけれど、ちょっと高すぎると思う。
種別 ビール

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