2008年6月16日[2]
No.1641: カクテルパートナー オリエンタルサンセット <夏限定カクテル> / アサヒ
かくてるぱーとなー おりえんたるさんせっと <なつげんていかくてる> / あさひ
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明日6月17日発売、カクテルパートナー夏の限定缶。昨年もあったものなので、
復活再登場というわけである。もちろん、缶のデザインは違う。
グラスに注いだ色は、やや濁りのあるピンク。
香りは、グァバだけはわかるが、もうひとつ使われているドラゴンフルーツ
の香りを私は知らないので、何とも言い難い。
酸味も甘味も軽やかで、スッキリ、爽やかに飲み進められる。
果汁0.3%。アルコール分4%。原材料:グァバリキュール、ドラゴンフルーツ果汁、
グァバ果汁、糖類、酸味料、香料、カラメル色素、アントシアニン色素。
原材料名等をみるかぎり、昨年と中身は変わっていないようだ。
特に強く印象に残る味わいではないが、飲み飽きしないキャラクターである。
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チューハイ・カクテル等 |
2008年6月17日[1]
No.1642: スーパーブルー ダイナミック / サントリー
すーぱーぶるー だいなみっく / さんとりー
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明日6月18日、イオングループ限定で登場のサントリーの新ジャンル。
昨年7月にも「スーパーブルー 爽」が出ているから、第2弾ということになる。
イオングループのマックスバリュで、発売2日前である昨日(16日)購入した。
泡の密度、泡持ちはほどほど。液色はかなりしっかりめの黄金色。
香りは軽やかなホップ香が心地よく、爽やかな印象。
発泡酒や新ジャンル特有の臭みは特に感じない。
ところが、口に含んだ瞬間、やはり少し穀物臭い感じはある。だが、
一昔前の発泡酒等に比べればかなり弱い。
そして、麦の旨みがあるものの、同時に混ぜものの甘味が感じられる。
アルコール分5%。原材料:発泡酒、スピリッツ(小麦)。
缶に「飲みごたえ爽快」の文字があるが、
昨年の商品に比べると、飲み応えを大事にした分だけ、
雑味や甘味が目立つような気がする。その結果、凡庸な味わいに落ち着いてしまっている。
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新ジャンル |
2008年6月17日[2]
No.1643: ツードッグス カクテル カシスネーブル / キリン
つーどっぐす かくてる かしすねーぶる / きりん
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明日6月18日が発売日となっているキリン「ツードッグスカクテル」。
ツードッグスとは、元々オーストラリア産で、
キリンが輸入販売していた、レモンを発酵させたお酒なのだが、一昨年同社が商標権を取得したのに伴い、
国内製造を開始したものだ。
そのレモン発酵酒をアクセントに加えることにより、
これまでとはひと味違ったカクテルとして誕生したのが、このシリーズである。
2種あるうち、今日はカシスネーブルを飲む。
グラスに注いだ色は、やや濁りのあるピンク。
ルビーグレープフルーツ果汁のような外観。
香りは、カシスが目立つものの、その一歩前にオレンジがあるような感じ。
通常、カシスを使ったカクテルでは、どうしても他のフレーバーよりもカシスが前に出てしまうが、
これは柑橘の主張が大きい。
味も柑橘の酸と甘味が豊潤で、最近ありがちな
妙に糖分を抑えたカクテルやチューハイとは一線を画すしっかりめのコクがある。
そのジューシーな余韻が長く続く。
アルコール分5%。果汁4.0%。原材料:スピリッツ・レモン発酵酒・
カシスリキュール・オレンジ果汁・糖類・酸味料・香料・
アントシアニン色素・クチナシ色素。
「カシスリキュールとネーブルオレンジ果汁のおりなす、やわらかな味わい」
甘味は強めだが決して甘ったるくはなく、むしろそのジューシーな甘味が
もう一口を誘う。
キリンのサイトに掲載された商品概要をみると、
ターゲットは「20代男女」とある。確かに、鮮やかなパッケージデザインといい、
アルコール感のそれほど強くない飲み口といい、若者向け商品という感じはする。
私のような年代はお呼びでないというですな。
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チューハイ・カクテル等 |
2008年6月18日
No.1644: カクテルパートナー ロングバケーション <夏限定カクテル> / アサヒ
かくてるぱーとなー ろんぐばけーしょん <なつげんていかくてる> / あさひ
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6月17日発売のカクパー夏限定品。2種あるうち、
既にオリエンタルサンセットを飲んでいるので、
今日はもう一方のロングバケーション。昨年にも出ているものだ。
色はごく淡いオレンジだが、ややくすんでいる。
夕張メロンの果肉みたいな感じ。
甘い香りがするのは、マンゴーだろうか、パパイヤだろうか。キウイの青臭い感じも若干だが感じられる
(正直に言えば、原材料名を見ているからこれらの想像がつくのであって、
まったく予備知識なしではかぎ分けるのは難しいと感じる。それほど微妙な香り)。
ほんのり甘く、やさしい味わい。酸は強くない。
後味は今ひとつスッキリしないが、甘ったるいわけではない。
果汁0.6%。アルコール分4%。原材料:ラム、キウイフルーツ果汁、パパイヤ果汁、
マンゴー果汁、糖類、酸味料、香料、ベニバナ色素、アントシアニン色素。
昨年の製品は、缶の裏側のデザインが表とは違い、夏を感じさせるリゾートの風景が描かれていた。
今年も踏襲してくれれば良かったのに、なくなってしまった。
ところで昨年の夏限定缶は、6月に3種、7月に2種出ているが、
このロングバケーションは、6月に出たもの。オリエンタルサンセットは、
昨年は7月に出た。
つまり昨年発売の合計5種のうち、6月発売品から1つ、7月発売品から1つ
がそれぞれ残ったわけだ。
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チューハイ・カクテル等 |
2008年6月19日
No.1645: ツードッグス カクテル ソルティーブルドッグ / キリン
つーどっぐす かくてる そるてぃーぶるどっぐ / きりん
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6月18日発売、キリン「ツードッグスカクテル」。
ツードッグスとは、元々オーストラリア産で、
キリンが輸入販売していた、レモンを発酵させたお酒なのだが、一昨年同社が商標権を取得したのに伴い、
国内製造を開始したものだ。
そのレモン発酵酒をアクセントに加えることにより、
これまでとはひと味違ったカクテルとして誕生したのが、このシリーズである。
2種あるうち、既に先日、カシスネーブルを飲んだので、
今日はもう一方のソルティーブルドッグ。
グラスに注いだ色は、濁った白。いかにもグレープフルーツ果汁の色。
香りは、かなりジューシー感のあるグレープフルーツで、苦そうなところもリアル。
アルコール臭は強くはないが、ツードッグス特有の発酵由来と思われる
ヨーグルトのようなニュアンスが感じられる。
味は苦味と酸味がキリッとしているが、甘味もしっかりとある。
もう一つのカシスネーブルでも感じたことだが、
このシリーズは、味わいにちゃんとコクがあり、
最近のチューハイやカクテルの主要トレンドである健康志向を前面に出した
"あっさり薄味"のものとは明らかに違う。
アルコール分5%。果汁10%。原材料:ウォッカ・レモン発酵酒・
グレープフルーツ果汁・糖類・酸味料・香料。
「グレープフルーツの風味をウォッカで引き立たせた爽やかな味わい」
ソルティーブルドッグとは、うまく名付けたものである。
これまでの缶入りソルティードッグとはひと味違う、気骨のある味わい。
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チューハイ・カクテル等 |
2008年6月20日
No.1646: 常陸野ネストビール ペールエール / 木内酒造
ひたちのねすとびーる ぺーるえーる / きうちしゅぞう
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先日、やまやにwineを買いにいったときに
みつけて購入した。茨城県の木内酒造というところが造る地ビール。
4種入手したうち、まずはペールエールを試そう。
色は淡いアンバー。泡はきめ細かいが、泡持ちはそこそこ。
ホップ香とともに、甘いロースト香があるが、
香ばしく感じる程度で、カラメルっぽい濃密さはない。
口当たりは香りの印象よりも相当に軽やか。スッキリしていて、
悪くいうと深みが足りない。苦味が適度で、酸も弱め。爽やかな後味。
アルコール分5.5%。原材料:麦芽・ホップ。
「ホップの風味を大切にした英国風淡色ビールです。酵母が醸し出す果実の様な香り、
アロマホップの爽やかな風味をお楽しみください。」
製造者:木内酒造合資会社、茨城県那珂市鴻巣1257。
330ml小びん入り。365円にて入手。値段は手頃である。
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ビール |
2008年6月21日
No.1647: 焼酎ハイボール ゆず <限定生産> / 宝酒造
しょうちゅうはいぼーる ゆず <げんていせいさん> / たからしゅぞう
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6月10日に発売された、焼酎ハイボール「ゆず」。
発売当初、なかなかみつからなくて、やっと発見したのが、
今週の月曜日。再登場ということもあり、
他を優先していたため、遅くなってしまった。
調べてみたら、当サイトでは昨年もちょうど今日、掲載していた。
グラスに注いだ色は、ごく淡いシャンパンゴールド。
このシリーズに特有の、大粒の気泡がたくさん立ちのぼる。
香りは、プルタブを開けたときからジューシー感のあるゆず香が広がっている。
味はまさにストイック。甘味は必要最小限であり、
その分、ゆずのグリーンな感じが際立っている。
ただ、香り同様味わいにも幾分かジューシーさがある。これは、
一緒に使われているレモン果汁によるものと考えられる。
アルコール分7%。果汁0.5%。糖質80%オフ。甘味料不使用。
原材料:焼酎、ゆず果汁、レモン果汁、糖類、酸味料、香料、カラメル色素。
昨年の製品との違いは、アルコール分が7%になったことである。
焼酎ハイボールは、リニューアル後はみなアルコール分7%に統一されている。
やはり主要消費層の嗜好(アンケート等に基づくものだろう)を考えた上での
変更と思われる。
近年主流となっている甘くて飲みやすい缶チューハイに対する対立軸、あるいは
大いなるアンチテーゼとして、このシリーズの存在意義は極めて大きい。
キリンに移管した後の本搾りチューハイが、以前の精彩を欠いてしまった今、
焼酎ハイボールには頑張っていただきたい。もちろん、両者キャラクターが違うから、
共存共栄が望ましいのは言うまでもないのだが。
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チューハイ・カクテル等 |
2008年6月22日
No.1648: 常陸野ネストビール アンバーエール / 木内酒造
ひたちのねすとびーる あんばーえーる / きうちしゅぞう
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先日、やまやにwineを買いにいったときに
みつけて購入した。茨城県の木内酒造というところが造る地ビール。
4種入手したうち、既にペールエールを飲んだので、今日は2本目としてアンバーエール。
色は名前のとおりしっかりめのアンバー(深い琥珀)。コーラに近い色。
泡はきめ細かく、泡持ちもよい。
カラメル的深いロースト香。ホップも結構香る。
味は深い甘味と、力強い苦味。ストイックな印象。
華やかさはない。後味も渋く引き締まる。
アルコール分5.5%。原材料:麦芽・ホップ。
「英国産のプレミアム麦芽、ホップを材料にした、褐色ビールです。
ローストモルトの深い味わい、ビターホップの上品な苦味をお楽しみください。」
製造者:木内酒造合資会社、茨城県那珂市鴻巣1257。
330ml小びん入り。365円にて入手。
特に強烈な印象を残さない分、飲み飽きないキャラクターだと思う。
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ビール |
2008年6月23日
No.1649: スミノフ アイスツイスト / サッポロ
すみのふ あいすついすと / さっぽろ
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もう1週間以上前だったろうか。コンビニに行ったら偶然発見した。
スミノフアイスの新顔と思われる。
色は淡く透明感があるが、鮮やかな赤。まるでシソで色づけしたかのような色だ。
香りは、キャップを開けたときから、ふんわりと柔らかく梅が香ってくる。
グラスに鼻を近づけると、梅ガムみたいな香り。
口当たりは柔らかく、甘味がほんのり。やや強めの酸味がアクセントだが、
行き過ぎた味付けではなく、あくまでも控えめである。
アルコール分3%以上4%未満。果汁6%。原材料:
プラム果汁、クランベリー果汁、ウォッカ、糖類、酸味料、香料、
酸化防止剤(ローズマリー抽出物)。
製造者:ジャパンフーズ(株)、販売者:サッポロビール(株)。
「プレミアムウォッカ「スミノフ」をベースとし、
"ウメ"テイストに西洋のウメ"プラム"をツイストミックスした、
すっきりとした微炭酸低アルコール飲料です。」
やや強めの酸の正体は、クランベリーだったのか。
言われてみれば納得する。
度数が低いので、ソフトドリンクに近い感覚で、すっきり飲める。
まさにコンビニ向きの商品。
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チューハイ・カクテル等 |
2008年6月24日
No.1650: カクテルパートナー プレミアム カシスオレンジ / アサヒ
かくてるぱーとなー ぷれみあむ かしすおれんじ / あさひ
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5月24日発売のカクパー・プレミアム。2種出たのだが、
まずはカシスオレンジを飲む。これは昨年も出ていたものだ。
グラスに注いだ色は、かなり深い朱色。ブラッドオレンジのよう。
はっきりとカシス香が強いが、オレンジらしさもきちんとある。
両者がうまくとけ合って、しかも深い香りだ。
味もしっかりとコクがあり、ジューシー。後味にほんの少し薬草っぽい感じがあるのは、
バジルが使われているためだろう。
果汁10%。アルコール分5%。原材料:カシスリキュール、オレンジスピリッツ、
オレンジ果汁、カシス果汁、ぶどう果汁、糖類、酸味料、香料。
オーナーバーテンダー保志雄一氏監修。
プレミアムカクテルのこだわりとして、次のような説明文がある。
「カリブの楽園といわれるベリーズ産の凍結濃縮オレンジ果汁を10%使用
オーナーバーテンダー保志氏こだわりの隠し味"バジル"使用
濃厚でフルーティなカクテルに仕上がりました」
昨年の製品と比べると、
果汁含有率がなんと20%から10%へと半減している。それでも十分にジューシーではあるのだが。
ただ今回の製品のほうが、スパイシーさが弱くなり、
バジルのクセも弱まったようである。あくまでも昨年の私自身のコメントと比べてのことだが。
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チューハイ・カクテル等 |
2008年6月25日
No.1651: カクテルパートナー プレミアム ピーチ&オレンジ / アサヒ
かくてるぱーとなー ぷれみあむ ぴーち あんど おれんじ / あさひ
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昨日6月24日が発売日。アサヒのカクパー・プレミアム。
2種出たうち、昨日カシスオレンジを飲んだので、今日はもう一方のピーチ&オレンジ。
色はファンタオレンジみたいな感じで、
オレンジ色というよりは、しっかりめの黄色。
香りは、はっきりと桃が感じられ、もちろんオレンジも香るが、それほど強くない。
やわらかな甘味が特徴だが、柑橘の酸も効いている。
しっかりとコクがあるが、甘ったるくはない。絶妙な味に落ち着いている。
炭酸も控えめ。
果汁12%。アルコール分5%。原材料:ピーチリキュール、アップルブランデー、
オレンジ果汁、もも果汁、糖類、酸味料、香料、ベニバナ色素。オーナーバーテンダー保志雄一氏監修。
プレミアムカクテルのこだわりとして、次のような説明文がある。
「カリブの楽園といわれるベリーズ産の凍結濃縮オレンジ果汁を10%使用
オーナーバーテンダー保志氏こだわりの隠し味"アップルブランデー"使用
濃厚でフルーティなカクテルに仕上がりました」
確かに濃厚だが、オレンジの酸がうまく活かされている。
昨年あった「ピーチネーブル」の後継品という位置づけと思われるが、
果汁含有率が昨年の25%から約半減となっている。
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チューハイ・カクテル等 |
2008年6月26日
No.1652: 常陸野ネストビール スイートスタウト / 木内酒造
ひたちのねすとびーる すいーとすたうと / きうちしゅぞう
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先日、やまやにwineを買いにいったときに
みつけて購入した。茨城県の木内酒造というところが造る地ビール。
4種入手したうち、既にペールエールとアンバーエール
を飲んだので、これが3種め。
色は漆黒といっていいほどしっかりと深く、濃いめに淹れたコーヒーのよう。
泡はカフェオレ色で力があるが、泡持ちはほどほど。
しっかりとしたカラメル香だが、
甘いニュアンスはそれほど強くなく、おとなしい香り。
タバコのような焦げ臭(ロースト香)がある。
口当たりはかなりすっきりとして、甘味は強くない。
スモーキーさが口中に広がって、苦味も軽やか。
アルコール分4%。原材料:麦芽・ホップ。
「クリーミィーな泡立ち、モルトの香ばしい風味。
口の中での爽やかな甘味、ホップの心地よい苦味、ビールの美味しさが微妙にマッチした
軽い味の黒ビールです。」
製造者:木内酒造合資会社、茨城県那珂市鴻巣1257。
330ml小びん入り。365円にて入手。
ここまで飲んだ印象では、この醸造所のビールは、
どれもおとなしく、ストイックな味わいである。
この製品も、スイートスタウトにしては、かなりシンプルであっさりめである。
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ビール |
2008年6月27日
No.1653: 2008 株主様限定 特製ビール ドイツ・メルツェンタイプ <非売品> / アサヒ
2008 かぶぬしさまげんてい とくせいびーる どいつ・めるつぇんたいぷ <ひばいひん> / あさひ
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当サイトの新たな協力者の一人である中京地区在住のO氏から、先日寄贈していただいたもの。
私が名古屋で探してもみつからなかったタカラ焼酎ハイボール名古屋缶
とともに贈ってくださったのだ。
アサヒビール(株)の株主にのみ提供されるビールということで、
もったいないというか、恐れ多いというか、なかなか開けることができないでいたのだが、
置けば置くほど鮮度は失われるので、
新製品ラッシュが一段落した今、ありがたく頂戴することにした。
グラスに注いだ液色はしっかりめの黄金色。泡もうっすらと黄色みがかってきめ細かいが、
泡持ちはあまり良くない。
モルトの甘くふくよかな香りがあり、決して華やかではないが、トースト香を伴ってリッチな印象。
ホップ香はあまり感じられない。
味わいは深い甘味と適度な酸味、しっかりとしたコクを伴ったストロングな苦味がある。
まるで、噛んで味わえるような、クリスピーな旨味。肉付きの良いタイプなので、
冷やしすぎずにじっくり味わいたい。
アルコール分5.5%。原材料:麦芽、ホップ。「日頃のご支援に感謝し、
株主の皆様だけにお届けする株主様限定特製ビールです。」
「メルツェンビールは、ドイツで開催されている世界最大のビール祭り
「オクトーバーフェスト」で供されることで知られる、麦芽100%淡色ビールです。
メルツェンタイプならではの、麦の味わいをリッチに感じられ、豊かなコクのあるビールを
お楽しみください。」
メルツェンとは"3月"のことで、10月に行われるオクトーバーフェストのために3月に仕込み熟成されるビール
といった意味合いがあるという、淡色ラガーである。
派手さはないが、上記説明文のごとく麦らしい味わいを楽しめるビールだ。
地ビールでは時折見掛けるスタイルだが、大手もぜひ製品化してほしいと思う。
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ビール |
2008年6月28日
No.1654: 直搾り ライチ / 宝酒造
じかしぼり らいち / たからしゅぞう
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なんと今年の3月18日にリニューアルした直搾りの通年商品全8種のうち、
ただ1種だけ置き去りにされていた。それがこのライチである
(ちなみに他の7種とは、
レモン、シークァーサー、
マンダリンオレンジ、もも、
グレープフルーツ、りんごと、
同日新発売されたマンゴー
である)。
発売当初探してもぜんぜんみつからず、まあそのうちみつかるだろうと
気長に探していたのだが、発売から2ヶ月くらい経ってから発見。
どこかで掲載しようと思いながら、今日まで来てしまった。
グラスに注いだ色は、ほんのりと白濁している。
香りは、ライチ以外にはあり得ないなあという、しっかり甘そうなライチ香。
口当たりは、香りの雰囲気ほど甘くはなくて、キリッとしている。
それでも、ジューシーな飲み応えがあって、直搾りシリーズの中では、
柔らかいほうである。後味はスッキリとし、甘ったるさを口中には残さない。
以前の製品に対する私自身のコメントを読むかぎり、
両者の違いはわからなかった。
アルコール分5%。果汁1.5%。原材料:ライチ果汁、スピリッツ、糖類、酸味料、香料。
「ライチの種をとり除いてから、果肉を丁寧に搾ったストレート混濁果汁を使用。
産地と果汁の造り方を厳選したライチのみずみずしい味わいをお楽しみください。」
私の部屋のアルコール飲料専用冷蔵庫は、常に満杯に近い状態。
サイト掲載のネタ切れを恐れて、未掲載品を店でみつけると、
せっせと買ってくるからである。
新製品ラッシュが落ち着いた時には、こうやって在庫整理を進めてゆく必要があるが、
これまでの経験上、新製品の発売は途切れることがないので、
ネタ切れを恐れる必要というのはほぼないと言える。
まさにこの国の豊かさを象徴していると言えるのだが、
大手メーカーでもこうやって矢継ぎ早に新製品を投入し続けないと
生き残ってゆけないという、厳しい状況をも表しているのだ。
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チューハイ・カクテル等 |
2008年6月29日
No.1655: カロリ。ベジミックス マンゴー&キャロット / サントリー
かろり。べじみっくす まんごー あんど きゃろっと / さんとりー
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明後日7月1日発売のカロリ。ベジミックス。
全3種あるうち、まずはマンゴー&キャロットを飲む。
グラスに注いだ色は、透明感のある黄色。マンゴーのイメージだろうが、
少し人工的な感じもする。
香りは、マンゴーの甘い雰囲気が中心だが、
その奥になぜかりんごのような、あるいは花のような香りがある。
りんご等は使っていないはずなので、これはにんじんが醸し出しているものなのだろうか。
味はマンゴーらしい風味がありながら、甘味はカロリ。お得意の人工的なもので、
後味はすっきりしない。
にんじんの青臭さみたいなものはまったく感じないが、
マンゴーだけでは味がだらけるところを、うまく締めてくれている。
果汁+野菜汁=1%。果汁0.5%。アルコール分4%。原材料:にんじん、マンゴー、
スピリッツ、糖類、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)、
紅花色素、野菜色素。カロリー50%オフ。糖質80%オフ。
「マンゴーとキャロットをミックスし、
混じりけの無い水(純水)で仕上げたフルーティ&スッキリ、
そしてカロリー50%オフのチューハイです。」
アサヒトマーテや
ベジーテに触発されて、といったところだろうが、
元々カロリ。は健康志向を前面に出したシリーズなので、
この流れには必然性があるともいえる。
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チューハイ・カクテル等 |
2008年6月30日
No.1656: カロリ。ベジミックス グレープフルーツ&セロリ / サントリー
かろり。べじみっくす ぐれーぷふるーつ あんど せろり / さんとりー
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明日7月1日発売のカロリ。ベジミックス。
全3種あるうち、既に昨日マンゴー&キャロットを飲んだので、今日は2種めとして、
グレープフルーツ&セロリ。
グラスに注いだ色は、ほんのりと白濁して、
グレープフルーツ果汁のような外観。
香りも、一般的なグレフルチューハイにありがちな、
ガムのようなやや甘苦そうな柑橘香。最初、野菜臭さを感じなかったのだが、
よく嗅ぐと、セロリ特有の青臭さが潜んでいる。
口に含んだ瞬間、グレープフルーツの風味がまず感じられるのだが、
その後、漢方薬のような苦味を伴う野菜臭さがしっかり感じられる。
だが、この分裂気味な味わいのお陰で、
甘味料の薄ら甘い後味がマスクされ、スッキリ感を生んでいる。
意外な効用だといえよう。
果汁+野菜汁=2%。果汁1.5%。アルコール分4%。原材料:グレープフルーツ、セロリ、
スピリッツ、糖類、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
カロリー50%オフ。糖質80%オフ。
「グレープフルーツとセロリをミックスし、
混じりけの無い水(純水)で仕上げたフルーティ&スッキリ、
そしてカロリー50%オフのチューハイです。」
セロリをどのように活かすのだろうと思っていたが、
想像以上にうまい効かせ方で、さわやかかつヘルシー感たっぷり
の味に仕上がっている。
もちろん、セロリ嫌いの人には、「うえっ!!」てな感じかもしれないが、
かくいう私もセロリはあまり得意ではないのにもかかわらず、
このまとめ方には感心した。
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チューハイ・カクテル等 |
2008年7月1日
No.1657: 旬果搾り フルッティオ レモン / アサヒ
しゅんかしぼり ふるってぃお れもん / あさひ
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本日7月1日、旬果搾りから新ラインナップ誕生。
糖質ゼロのFruttiO(フルッティオ)。
2種あるのだが、実は1種しか入手できなかった。ということで、
入手したレモンをレビューしたい。
グラスに注いだ色は、ほぼ無色透明だが、かすかに白濁。ほんとにかすかだ。
キュンと鋭いレモン香。まるでレモンの皮を指先でキュッと搾って、果汁がほとばしった瞬間のような香り。
緑っぽい感じが良く出ている。
口当たりは、あれっ?と、肩すかしを食らったみたいに軽い。
悪く言えば中身がないような軽さだ。酸味が中心で、
甘味は極力抑えられている。スキッとして、
飲み応えはない。あくまでもサラサラとした喉ごし。酸っぱい後味。
果汁1%。アルコール分6%。原材料:アルコール、
レモンライムスピリッツ、レモン果汁、酸味料、香料、
甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
糖質0。「レモンのスピリッツと果汁ですっきりフルーティー」
「果実由来の香味成分を含む「レモンライムスピリッツ」と「レモン果汁」
を使うことで、「糖質0(ゼロ)」でありながら果汁感を楽しめる
テイストを実現しました。」
サントリーカロリ。と同じ甘味料アセスルファムKとスクラロースが使われているのだが、
薄ら甘さがどんよりと口中に残ることはない。非常にうまくそれらを使っている。
強い酸味が、人工的な甘味を打ち消しているのだと思う。
これら甘味料の人工的な甘味については、気にならない人も多いだろうが、
気になる人(私を含め)にとっては、カロリ。に対してどうしても抵抗感を持ってしまう。
その点、この製品は非常にうまく甘味がコントロールされ、
それでいて果汁のフレッシュ感がうまく再現されている点が、とても好印象である。
一方で、しっかりした飲み応えとか、ジューシーさを重視する人にとっては、
この製品はただスカスカなだけの上澄みみたいな味と感じるだろう。そういう意味で、
評価は大きく二分するに違いない。もちろん、それを承知の上での製品だと思うので、
潔い挑戦である。
ところで、私は昨日からこの製品を探して、
大手スーパーを5店、コンビニを7店巡ったが、
わずかに1店でこのレモンを発見しただけで、グレープフルーツはみつからなかった。
明日以降も探索努力を続ける。
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チューハイ・カクテル等 |
2008年7月2日
No.1658: カロリ。地中海グレープフルーツ 糖類ゼロ / サントリー
かろり。ちちゅうかいぐれーぷふるーつ とうるいぜろ / さんとりー
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昨日、旬果フルッティオを探し歩いていて、
ちょうど発見したファミマの冷蔵ケースのその隣に、この商品が置かれていた。
黒缶のカロリ。といえば、以前にもサントリーとファミマの共同開発で、
シチリアレモンというのがあった。おそらくそれ以来黒缶というのはなかったはずなので、
みつけてすぐ、新製品だな、とわかった。事前にサントリーからも、ファミマからも
アナウンスはなかったと思うのだけれど、おそらくファミマ限定商品なのであろう。
グラスに注いだ色は、無色透明。
香りは、普通のグレフルチューハイにありがちな、
ガムのような甘そうな柑橘香。
ところが、味はまったく違う。
口に含んだ瞬間、炭酸のピリピリ感とともに、
グレープフルーツの皮のような、苦く酸っぱい味わいが広がる。
甘味料の若干の甘味はあるものの、あくまでも若干。
まったくくどさはなく、後味も炭酸水のようにスッキリ。
果汁1%。アルコール分4%。原材料:グレープフルーツ、
ウオッカ、酸味料、香料、
甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
糖類ゼロ。「地中海産グレープフルーツを使用、
混じりけの無い水(純水)で仕上げたカロリー50%オフ・
糖類ゼロのチューハイです。」
昨日これをみつけたファミマでは、旬果フルッティオはレモンのみ入荷、
その隣にこの糖類ゼロカロリ。が並んでいた。今日、他のファミマを覗いてみても、
やはり同じ状況であった。なるほど、という感じだ。
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チューハイ・カクテル等 |
2008年7月3日[1]
No.1659: カロリ。ベジミックス アップル&トマト / サントリー
かろり。べじみっくす あっぷる あんど とまと / さんとりー
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7月1日発売のカロリ。ベジミックス。
全3種あるうち、既にマンゴー&キャロットと
グレープフルーツ&セロリを飲んでいるので、
今日は最後のアップル&トマト。
グラスに注いだ色は、淡いサーモンピンク。
ものすごく薄いトマトのイメージか。
香りは、トマトのかなり青臭い感じがあり、
その奥にりんごの香りをみつけることができる。
味のほうは、香りとは逆で、
りんごがベースとなっているので、口に含んだ瞬間は「なんだりんごか」
といった印象なのだが、飲み込んだ後に、野菜っぽさが残る。
最初に香りを嗅いだときから、飲み込んだ後の余韻までの変化をみると、
りんごとトマトが出たり入ったり、追いかけっこをしているようである。
それだけ絶妙なバランスに仕上げているということだ。
果汁+野菜汁=2%。果汁1.5%。アルコール分4%。原材料:りんご、トマト、
スピリッツ、糖類、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)、
紅花色素、野菜色素。
カロリー50%オフ。糖質80%オフ。
「アップルとトマトをミックスし、
混じりけの無い水(純水)で仕上げたフルーティ&スッキリ、
そしてカロリー50%オフのチューハイです。」
シリーズ3種は、どれも野菜の持ち味を活かしながら、
スッキリ爽やかな味わいに仕上げている。三者三様であり、
一人が全種を飲むというより、
どれかお気に入りの味をみつけたらそれをリピートする
といった購入形態が主体となるであろう。
ところで、3種とも缶の右肩に
「アップル×トマト」のように、"×"で結んだ表記があるのだが、
製品名としては、同社サイトにも「アップル&トマト」のように"&"で結んだ表記となっている。
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2008年7月3日[2]
No.1660: カルピスサワー 熟パイン / カルピス
かるぴすさわー じゅくぱいん / かるぴす
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6月30日登場、カルピスサワーの季節限定品「熟パイン」。
"味わう果実シリーズ"として、今年3月31日に「熟ぶどう」が出たが、
これはその第2弾といえる。
グラスに注いだ色は、まさにカルピスとパインが一緒になったような、
白濁したレモンイエロー。
香りは、熟パインの名にふさわしい芳醇な甘味をたたえたパイン香。
カルピスの感じは強くない。
味も果汁感にあふれ、ツンと甘酸っぱい熟したパインの味わい。
カルピスはかなり脇に追いやられている。濃厚な飲み応えで、
強い甘味が残る。
果汁3%。アルコール分4%。
原材料名:パインアップル果汁、脱脂粉乳、乳酸菌飲料、ウォッカ、糖類、酸味料、香料、
安定剤(大豆多糖類)、甘味料(アスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物、
アセスルファムカリウム)、カロチン色素、酸化防止剤(ビタミンC)。
前回、熟ぶどうをなかなかみつけることができず、最終的にファミマで発見したことから、
今回もファミマに探しにいき、発見。そのうち他店にも広がるだろうけれど、
カルピスサワーはいつも出回るのが遅い。
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