2008年7月18日[1]
No.1681: E−STYLE レモンのお酒 / 菊水酒造
いー・すたいる れもんのおさけ / きくすいしゅぞう
|
|
先日、カルピスサワー Summer Cooler を購入したファミリーマートで発見したもの。
菊水酒造というと、スーパーやコンビニなどでもおなじみの清酒、ふなぐち菊水一番搾り
をつくっている新潟の蔵元が有名だが、こちらは高知県の菊水酒造。何か関係があるのか?
と思って、両者のサイト
(高知県、
新潟県)を見てみると、どうやら関係はないようだ。
ベースが清酒なのか?と思えば、そうではないようだ。原材料は醸造アルコールとなっているので、
通常チューハイと呼ばれているものと変わりない。
グラスに注いだ色は、ほんのり黄色っぽい。
香りは、GODOのチューハイによくありがちなのだが、車用芳香剤のような
やや化粧品っぽいレモン香。
味は、かなりアルコール感が強く、レモンの酸や渋味も強い。
無炭酸なので、チューハイのような爽快感はない。酒好きにはいいかもしれないが、
軽やかなチューハイやカクテルを飲み慣れた若い世代には、かなり重たいと感じられるであろう。
後味も当然、スッキリしない。
アルコール度数7度。原材料:レモン・醸造アルコール・糖類。
製造者:菊水酒造(株)、高知県安芸市本町4丁目6-25。
最近のジュースみたいなチューハイでは物足りないと感じている人ならば、
試してみる価値はありそうだ。
280mlのペットボトル入り。オマケとして、ペットボトルホルダーがついていた。
|
チューハイ・カクテル等 |
2008年7月18日[2]
No.1682: MAREDSOUS 6 / DUVEL MOORTGAT
マレッツ 6 / デュベル・モルトガット
|
|
ちょっと前にスーパー成城石井でみつけて購入したもの。
ベルギーの修道院に由来するアビイ・ビールである。有名銘柄DUVELと同じ醸造所でつくられている。
グラスに注いだ色は、淡いアンバー。
泡立ちが非常に良く、力強くこんもり盛り上がる。
泡持ちも恐ろしく長い。
バナナ、パパイヤなどの甘くトロピカルな香りと、
カラメルのニュアンスもある。とにかく豊潤だ。
フルボディでモルトの風味も強く、まるで噛んで味わえるかのような凝縮度。
ただ、アルコール度数が6度であり、もっと強烈なものもあるアビイやトラピストの
中では、軽やかな部類といえるだろう。
アルコール分6%。原材料:麦芽、ホップ、糖類、酵母。
輸入者:小西酒造(株)。
スタイルとしては、アンバーエールといえばいいのだろうか。
酵母入りなので、ボトルを軽く揺すってから注ぐといい。
ラインナップとして6のほか8と10があるようだ。
それぞれアルコール度数を表しているから、この6が最も軽い製品ということになる。
私が入手したときには、この6と8の2種しかなかった。
8のほうは、また後日レビューする。
|
ビール |
2008年7月19日[1]
No.1683: カルピスサワー 北海道メロン / カルピス
かるぴすさわー ほっかいどうめろん / かるぴす
|
|
先日、ファミリーマートで偶然、カルピスサワー・サマークーラー
を発見したのをきっかけに、遅ればせながらサイトを確認したところ、
サークルKサンクス限定でこれが出ているのを知った。
7月1日発売の北海道メロン。もう半月以上経ってしまっているが、
今日サンクスに行き、買ってきた。
グラスに注いだ色は、白濁した淡いオレンジ。
熟したメロンの果肉を思わせる甘い香り。カルピスらしさは乏しい。
味はミルキーでやさしく、メロン特有のツンとした接着剤みたいな風味があり、
豊潤な甘さが口中に残る。くどいくらいの濃厚さだが、
炭酸のピリピリ感がそれを少し引き締めてくれる。
果汁0.5%。アルコール分4%。
原材料名:脱脂粉乳、メロン果汁、乳酸菌飲料、クリーム、ウォッカ、
糖類、酸味料、安定剤(大豆多糖類)、香料、カロチン色素、
甘味料(アスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物、アセスルファムカリウム)、
アカキャベツ色素、酸化防止剤(ビタミンC)。
「カルピス」に北海道産のメロン果汁と生クリームが溶け込んだ、
まろやかな味わいのお酒です。
缶デザインは、カルピスっぽさを残しながらも、
真ん中に大きくメロンのイラストが描かれ、かなり目立つ。
いかにも若い女性に受けそうな感じだ。
|
チューハイ・カクテル等 |
2008年7月19日[2]
No.1684: E−STYLE ゆずのお酒 / 菊水酒造
いー・すたいる ゆずのおさけ / きくすいしゅぞう
|
|
昨日レモンのお酒 を飲んだE-STYLE。
ファミリーマートで発見したものだ。今日は2種めとして、ゆずのお酒。
グラスに注いだ色は、ほんのり淡いイエローグリーン。ゆずのイメージか。
香りはかなり豊かで、ゆずのグリーンな感じが良く出ているのだが、
やや強調しすぎで、芳香剤的。
味は香りの印象よりも甘味が豊か。酸も苦味も強く、全体的に濃い。
炭酸は入っていないので、爽快感には乏しい。
アルコール度数7度。原材料:ゆず・醸造アルコール・糖類。
製造者:菊水酒造(株)、高知県安芸市本町4丁目6-25。
レモンもそうだったが、度数が強く、しっかり"お酒感"がある。
ペットボトル入りだから軽そうに見えてしまうが、中身は硬派。
|
チューハイ・カクテル等 |
2008年7月20日[1]
No.1685: 旬果搾り PREMIUM SELECTION アセロラ <限定生産> / アサヒ
しゅんかしぼり ぷれみあむ・せれくしょん あせろら <げんていせいさん> / あさひ
|
|
7月23日が発売日となっている旬果搾りプレミアムセレクション、アセロラ。
まだ発売3日前だが、入手したのは先月下旬。
当サイトの元祖救世主である
「回転寿司は永遠に不滅です」
主宰・お寿司MAX副会長氏から寄贈いただいたものである。いつも入手に苦労する銘柄なので、ありがたい。
グラスに注いだ色は、透明感のあるピンク。この色を見ないで香りを嗅いだなら、
アプリコット?と思ってしまうくらい甘いニュアンスを湛えているが、
色を見ているのでアセロラの匂いと即座にわかる。
口に含むと、やはり酸は強く、キュンと尖った味だが、同時に甘味も感じられる。
すっきりクリアな味わいで、暑い時期にもぴったり。
果汁0.2%。アルコール分4%。
原材料:アルコール、アセロラ果汁、糖類、酸味料、香料、
カラメル色素、野菜色素。
以前は2種ずつ出ていたこのプレミアムセレクションだが、
最近は1種ずつになっている。そのほうがコンビニ等でも扱ってもらいやすいので、
良いと思う。
|
チューハイ・カクテル等 |
2008年7月20日[2]
No.1686: 淡麗 <生> おおきに大阪!キリンで元気!デザイン缶 / キリン
たんれい <なま> おおきにおおさか!きりんでげんき!でざいんかん / きりん
|
|
キリン淡麗の大阪地区限定缶。
おおきに大阪!キリンで元気!キャンペーン(第5弾)告知のために
つくられたものらしい。
中身は通常品と同じだが、珍しいご当地缶ということで、掲載することにした。
一応中身についてもコメントしておこう。
グラスに注いだ色は、ビールに近いしっかりめの黄金色。
泡は当初勢いがあるが、泡持ちはほどほど。
軽やかなホップ香。ただ、発泡酒特有の
ミルキーな感じの匂いがあるが、臭みは弱い。
口当たりはすっきりしているが、苦味は強い。
ビールのコクはないけれども、ほどほどの飲み応えがある。
アルコール分5.5%。原材料:麦芽・ホップ・大麦・米・コーン・スターチ。
「おおきに大阪! キリンで元気!」のほか、
「大阪のお客様のご愛顧に感謝! 大阪の元気を応援!」
などの文字がある。
イラストは、大阪城、観覧車(梅田HEP FIVEと思われる)、
通天閣、たこ焼き。
|
発泡酒 |
2008年7月21日
No.1687: 南国物語 / オリオン
なんごくものがたり / おりおん
|
|
6月中旬製造品からリニューアルしているオリオンの糖質オフ発泡酒、南国物語。
リニューアルといっても、実は当サイトでは旧製品を掲載していないから、
今回が初登場である。
オリオンの製品は、オリオンドラフトを除き、基本的には本州では販売していないから、
通常は入手できない。しかし今回、東急ハンズで開催されている沖縄フェアのようなものを覗いてみたところ、
オリオンのビール系飲料全製品が売られていたのだ。
グラスに注いだ色は、淡い黄金色。
泡には余り勢いがなく、密度は粗く、泡持ちは良くない。
香りは、発泡酒にありがちなミルキーな匂いがありながらも、
くせは強くない。
口当たりは非常にスッキリ。味わいがないのは発泡酒として致し方ないが、
臭みもなく、ひたすらクリア。後味もシャープ。
アルコール分5%。原材料:麦芽、ホップ、大麦、スターチ、糖類、大豆ペプチド。
麦芽使用率25%未満。糖質60%オフ。
ひたすら軽やかで澄み切った味。初期の頃の
サッポロドラフトワンにも似ている。
|
発泡酒 |
2008年7月22日
No.1688: カルピスサワー 貸切温泉プレゼント デザイン缶 / カルピス
かるぴすさわー かしきりおんせんぷれぜんとでざいんかん / かるぴす
|
|
これは単なるデザイン缶の類で、中身が新しくなったのではない。
6月30日から9月30日まで、露天風呂付き客室宿泊券などが当たるキャンペーンが展開されており、
その告知のためにつくられたデザイン缶である。
このようなプレゼントキャンペーンは、各社よく行っていることであるが、
こんなにわかりやすいデザイン缶というのは珍しいので、
つい買ってしまった。いや、まんまと買わされてしまった。
中身は普通のカルピスサワーだが、いちおうレビューしておく。
色は純白。典型的なカルピスカラー。
香りはカルピスのミルキーさに、アルコール感が寄り添う感じ。
味は、スッキリ甘酸っぱいが、アルコール感もしっかり。
やはりこの味は飲み飽きないな、と感じる。
アルコール分5%。
原材料名:脱脂粉乳、乳酸菌飲料、ウォッカ、オリゴ糖、糖類、酸味料、香料、安定剤(大豆多糖類)。
空缶蒐集家ならずとも、取っておきたいと思ってしまうような、かわいくて楽しいデザイン。
今後もキャンペーンごとにデザイン缶をつくってくれたら、
少なくとも私は毎回買いますよ。
|
チューハイ・カクテル等 |
2008年7月23日
No.1689: ANCHOR SUMMER BEER
アンカー サマー・ビア
|
|
サンフランシスコの伝統あるアンカー社のビール。
当サイトでは5年ほど前に4種取り上げている。
今回、スーパー成城石井店頭で「限定品」と書かれ売られているのを発見。
早速購入した。
液色はしっかりした黄金色。泡持ちは悪くはないが、ほどほど。
香りは、最初バナナのような甘さが感じられるが、
重みはなく、しばらくするとモルトの香りも出る。
口当たりは軽やか。当初の香りの印象よりは甘味が少ない。
反面、苦味は結構強い。スッキリと爽快な後味。まさに夏にぴったり。
アルコール分4.6%。原材料:麦芽、ホップ。
「麦芽100%。麦芽の50%以上に小麦麦芽を使用した、軽快でフレッシュな夏季限定ビールです。」
輸入者:三井食品(株)。
最初に感じるフルーティさは、小麦麦芽に由来するものであろう。その後ある程度の重厚さが
出てくるのは、大麦麦芽だろう。そして、ビターホップの苦味が全体を引き締めている。
この造り手は、こういった絶妙な味づくりが得意なようだ。
|
ビール |
2008年7月24日
No.1690: 直搾り パイナップル <期間限定> / 宝酒造
じかしぼり ぱいなっぷる <きかんげんてい> / たからしゅぞう
|
|
今月15日発売の直搾り・期間限定パイナップル。
発売当初、全然みつからなくて、それでもまあ、直搾りならば、
そのうちどこかが仕入れてくれるだろうと高をくくっていた。
近所の店にはなかなか登場しなかったのだが、
先日、JR東京駅構内のコンビニ NEWDAYS(JR東日本系)で偶然発見し、
新幹線に乗り込む直前に購入した。
グラスに注いだ色は、ごく淡い黄色でやや濁りがある。
香りは、かなりリアルで生っぽいパイン香。甘さよりも酸味が強そう。
味は香りの印象よりもさらにシャープ。
キュンと酸っぱく、クリアな飲み口。まだ熟し足りないパイナップルのような、
少し刺激のある酸が特徴で、豊潤さはない。
アルコール分5%。果汁2.5%。原材料:パイナップル果汁、スピリッツ、
糖類、酸味料、香料。
「手摘みしたパイナップルを半分に切って、
果肉を丁寧に搾ったストレート混濁果汁を使用。
産地と果汁の造り方を厳選したパイナップルのみずみずしい味わいをお楽しみください。」
いかにも直搾りらしいスッキリ感で、コンセプトのはっきりした良い製品。
ただ、完熟パインの濃厚な甘さを期待する人は、飲んではいけない。
「パインがなぜこんなに酸っぱい?」と怒り出しかねない。
酷評されるかもしれない危険を冒してでも、直搾りの個性を大切にしたこの英断に、
敬意を表したい。こんなにスッキリしたパインチューハイは、他にはない。
|
チューハイ・カクテル等 |
2008年7月25日
No.1691: 麦職人 / オリオン
むぎしょくにん / おりおん
|
|
先日、新しくなったオリオン南国物語をレビューしたのだが、
同時にこちらも入手していた。
当サイトでは2年ほど前に掲載しているのだが、
それ以後にリニューアルしたようなのだ。
泡には力があり、泡持ちも良い。液色はしっかりとした黄金色。
香りに臭みはほとんどない。ホップ香が軽やか、爽やか。
味も極めてクリアで、雑味がない。
苦味がしっかりとあり、飲み応えは十分。
発泡酒とは思えないほど、臭みがないし、
後味にもちゃんと麦の風味がある。
アルコール分5.5%。原材料:大麦、ホップ、米、コーン、スターチ、糖類。
発泡酒でしっかりしたコクを出そうと思うと、
妙な臭みが出てしまう製品が多い中、
これはオリオンらしくクリアでスッキリした味を大切にしながら、
飲み応えも両立している。
|
発泡酒 |
2008年7月26日
No.1692: じゃがチュウ ガラナ <北海道限定> / 北海道麦酒醸造
じゃがちゅう がらな <ほっかいどうげんてい> / ほっかいどうびーるじょうぞう
|
|
先日、沖縄フェアでオリオンビールをみつけたと書いたが、
こちらは北海道フェアでみつけたもの。
じゃがいも焼酎を使ったチューハイ。
ガラナなので、グラスに注いだ色はほとんどコーラのよう。
香りも典型的なガラナフレーバー。じゃがいもっぽさがあるのかと思ったが、
まったく感じない。
甘味の強い、少し薬臭いような典型的なガラナ味で、ソフトドリンクのようにごくごく飲める。
焼酎のくせはない。
アルコール分約5%。原材料名:ビール、焼酎乙類(麦・じゃがいも)、
スピリッツ、ガラナエキス、酸味料、香料。
製造者:北海道麦酒醸造(株)、小樽市有幌町1番。
じゃがいも焼酎にありがちな土臭さみたいなものは感じられず、
スッキリした飲み口。それよりも驚いたのは、原材料にビールが使われていること。
味を引き締めるために使われているのだろうか。
|
チューハイ・カクテル等 |
2008年7月27日
No.1693: じゃがチュウ ハスカップ <北海道限定> / 北海道麦酒醸造
じゃがちゅう はすかっぷ <ほっかいどうげんてい> / ほっかいどうびーるじょうぞう
|
|
昨日飲んだ、じゃがいも焼酎を使ったチューハイ、じゃがチュウ。
その2種めは、こちらも実に北海道らしいハスカップ。
グラスに注いだ色は、赤みの強い鮮やかな紫。
この色も、香りも、ブルーベリーに似ている。
味はかなり甘味が強く、まるでかき氷用シロップを少しだけ薄めて飲んだかのような味。
だが、酸も効いているので、それほど甘ったるくはない。
飲み込んだ後にも、ベリー系の味わいが残る。
アルコール分約5%。原材料名:ビール、焼酎乙類(麦・じゃがいも)、
スピリッツ、ハスカップ果汁、酸味料、香料。
製造者:北海道麦酒醸造(株)、小樽市有幌町1番。
こちらもじゃがいも焼酎にありがちな土臭さみたいなものは感じられず、
くせのない味わい。
やはり昨日のガラナと同じく、原材料にビールが使われているのが、おもしろい。
|
チューハイ・カクテル等 |
2008年7月28日
No.1694: 銀座カクテル スパークリング グリーンアップル <限定出荷> / サントリー
ぎんざかくてるすぱーくりんぐ ぐりーんあっぷる <げんていしゅっか> / さんとりー
|
|
7月29日が発売日となっている銀座カクテルスパークリングの期間限定グリーンアップル。
グラスに注いだ色は、ごく淡いグリーン。
香りは、シャープで奥ゆかしい青りんご香。白ワインのようでもあり、
派手さはない。
口当たりもスッキリ。爽快な飲み口で、後味も酸がキリッとして、軽やか。
甘味がまとわりつくこともない。
果汁28%。アルコール分5%。原材料名:りんご、スピリッツ、糖類、
酸味料、香料。
「1894年創業の老舗、銀座千疋屋がセレクトしたグリーンアップル(グラニースミス種)
を主に使用。爽やかな果実味溢れる、スパークリング・カクテルです。」
思っていたよりも酸味がキリッとして、爽快であった。
カクテルというよりも、チューハイ的な飲みやすさ。果実感もしっかりとあって好印象。
|
チューハイ・カクテル等 |
2008年7月29日
No.1695: 氷結ZERO レモン / キリン
ひょうけつぜろ れもん / きりん
|
|
キリン氷結から新ラインナップZEROが登場。発売日は、明日7月30日である。
2種あるうち、まずはレモンから。
グラスに注いだ色は、ほぼ無色透明だが、光の加減でかすかに色づいているようにも見える。
香りは、普通の氷結とほとんど変わらない、清々しいレモン香。
味もわりとしっかり果汁感があり、甘味もちゃんとある。
酸は比較的穏やかだが、レモンの皮の苦味みたいなものを感じる。
後味にはヒリヒリ感がある。
アルコール分7%。果汁4.0%。糖類ゼロ。
原材料名:レモン果汁・ウォッカ・酸味料・香料・甘味料(アセスルファムK)。
販売者:麒麟麦酒(株)。製造者:キリンディスティラリー(株)。
このような大型新製品は、スーパーではフライング販売されるのが常態化されているので、
これも実は発売2日前である昨日入手していた。しかし、
昨日私は深夜に帰宅したため、
29日発売のサントリーの新製品を優先し、こちらを飲む余裕がなかったのだ。
ところで、糖類オフのチューハイといえば、2月にサントリー-196℃ゼロドライが、
今月初めにアサヒ旬果搾りフルッティオが先行して発売されている。
サントリーは実にサントリーらしい感じ
(カロリ。にも通ずる甘味料の不自然な甘さが特徴)で、-196℃の名を見ても違和感はなかったが、
アサヒは旬果搾りのブランド名で出てきたことに、少々違和感を覚えた。
この製品はといえば、氷結のイメージを崩すことなく、糖類オフを達成している。
さすがと言うほかない。
|
チューハイ・カクテル等 |
2008年7月30日
No.1696: ザ・プレミアム無濾過 ホワイトビール / キリン
ざ・ぷれみあむむろか ほわいとびーる / きりん
|
|
本日7月30日発売、ザ・プレミアム無濾過の第2弾「ホワイトビール」。
以前、"チルドビール"として展開されていたシリーズが一新され、
今年5月28日に第一弾の「リッチテイスト」が発売されたのだが、
それに続く製品である。もちろん新シリーズもチルド配送で、賞味期間は90日とされている。
液体は濁りのある淡いイエロー。泡は純白できめ細かく、泡持ちも非常によい。
バナナの甘さ、オレンジの酸などが溶け合った爽やかでトロピカルな香り。
瞬間的に小麦とわかる。
口に含むとキュートな酸と軽やかな甘味が広がる。
豊潤なコクを持ちながら、柔らかな味わい。苦味は強くない。
酸を中心とした余韻が長く続く。
アルコール分5.5%。原材料:麦芽(大麦麦芽・小麦麦芽)・ホップ。
ビアスタイルとしては、ヴァイツェン(ヴァイスビール)のカテゴリーになる。
香りは銀河高原ビールのヴァイツェンにも近いが、
ボディはこちらのほうがやや細身で、幾分かストイックな印象だ。そこがキリンらしい。
素晴らしい高品質。本気で造ったプレミアムと言える。
以前にも同様のことを書いた記憶があるが、近年発泡酒だ、新ジャンルだと、
低価格品開発競争が激しい中、醸造技師のうっぷん晴らしではないか?
と言ってみたくなる。深い怨念が高いクオリティに昇華したような作品か。
ところで、小麦のビールはまだまだ日本では飲み慣れない人も少なくないので、
腐っているような感じがするとか、納豆みたいな匂いがするなんて感想を聞いたこともある。
もちろんビールは嗜好品だから、嫌いなものを無理に飲む必要はないが、
単に飲み慣れていないというだけで、世界を狭めているのは実にもったいない。
|
ビール |
2008年7月31日
No.1697: CALPIS BARTIME 情熱のマンゴー / カルピス
かるぴすばーたいむ じょうねつのまんごー / かるぴす
|
|
7月28日発売、カルピスバータイム「情熱のマンゴー」。
昨年の今ごろにも出ていたものだが、今年また帰ってきた。缶のデザインは若干違うが、
中身はどうだろうか。
色はごく淡い山吹色。絵の具を水で溶いたよう。香りははっきりマンゴーとわかる濃厚さ。
だが、乳酸菌飲料が混ざっている分だけ、軽やかではある。
味は、香りの印象よりもっと濃厚。マンゴーの甘さはほどほどだが、
乳酸菌飲料のミルキーさが強い。オレンジが入っているので、適度に酸味がある。
アルコール分4%。果汁3%。無炭酸。原材料名:ウォッカ、ミルクスピリッツ、
果汁(マンゴー、オレンジ)、乳酸菌飲料、マルトデキストリン、脱脂粉乳、糖類、
酸味料、香料、安定剤(大豆多糖類)、パプリカ色素、カロチン色素、酸化防止剤(ビタミンC)。
『「カルピス」と完熟マンゴーの味わい深さがマッチした情熱的で華やかなオリジナルカクテルです。
「カルピス」から生まれたミルクスピリッツが入った、こだわりのおいしさをお楽しみください。』
昨年の製品の記憶はないが、私自身のコメントを見るかぎり、
ほとんど変わっていないみたいだ。
カルピス社のサイトによると、
「<情熱的で華やかな、陽だまりのような明るさのある女性>をイメージしたカクテル」
だという。そう聞いて飲むと、とても愛らしい味わいに思えてきた。
|
チューハイ・カクテル等 |
2008年8月1日
No.1698: 氷結ZERO グレープフルーツ / キリン
ひょうけつぜろ ぐれーぷふるーつ / きりん
|
|
キリン氷結から登場した新ラインナップZERO。発売日は、7月30日である。
2種あるうち、既にレモンを飲んだので、今日はもう一つのグレープフルーツを。
グラスに注いだ色は、濁りある淡い黄色。
香りは、ガムのような甘そうなグレープフルーツ香。
味の第一印象はふんわり甘く、糖類ゼロにしては、
ちゃんと味があるなという感じ。
ところが、コクはないので、後味は非常に軽やか。
甘味も適度。苦味はあまり強くない。
アルコール分6%。果汁4.0%。糖類ゼロ。
原材料名:グレープフルーツ果汁・ウォッカ・酸味料・香料・甘味料(アセスルファムK)。
レモンのほうは、製造者がキリンディスティラリー(株)となっていたが、
こちらは製造も麒麟麦酒(株)。ただ、このあたりは今後変わるかもしれない。
これまでの経験から言うと、当初キリンディスティラリーで造っていたものも、
暫くすると麒麟麦酒本体の製造に変わっていった製品があった。
|
チューハイ・カクテル等 |
2008年8月2日
No.1699: 銀座カクテル スパークリング ロゼ / サントリー
ぎんざかくてるすぱーくりんぐ ろぜ / さんとりー
|
|
7月29日にユニーグループで先行発売となった銀座カクテルスパークリングのロゼ。
これを買うために、普段は行かないサークルKまで足を伸ばした。
グラスに注いだ色は、透明感のある淡い紫だが、やや赤の要素の方が強い。
確かにロゼだが、少し暗い感じもする。
香りは、まるでファンタグレープのようで、
アルコール臭はほとんど感じない。
口に含むと、味もやはりノンアルコールのグレープソーダのようで、
夏の暑いときにはゴクゴク飲んで喉の渇きをいやせそう。
一般的なぶどう味チューハイにも近い。飲んだ後には、ほんのりとアルコール感があり、
やはりお酒だったのかと気づく程度。
果汁10%。アルコール分5%。原材料名:ぶどう、スピリッツ、糖類、
酸味料、香料。
「1894年創業の老舗、銀座千疋屋がセレクトしたまろやかな赤ぶどうと爽やかな白ぶどうを使用した、
ロゼ色のスパークリング・カクテルです。」
パッケージデザインから受ける優雅な印象に比べ、
中身はもっとカジュアル。カクテルらしさを期待して飲んだら少し期待外れかもしれない。
ぶどうチューハイと思って飲んだ方がいい。
今回はユニーグループのユニー、ユーストア、サークルKサンクス限定での先行発売だが、
全国発売は9月2日となっている。また、期間限定等とは書いていないので、
通期商品かと思われる。
|
チューハイ・カクテル等 |
2008年8月3日
No.1700: −196℃ ゼロドライ レモンコーラ <限定チューハイ> / サントリー
まいなす196ど ぜろどらい れもんこーら <げんていちゅーはい> / さんとりー
|
|
明後日8月5日が発売日となっている−196℃ゼロドライのシリーズの限定品、レモンコーラ。
これまで、このゼロドライには通期商品として、レモン、
グレープフルーツ、
ウメの3種があったが、期間限定品は初めてである。
グラスに注いでいると、まさにコーラのように勢いよく泡が出るが、すぐに落ち着く。
液色はコーラに比べるとかなり薄く、グラスの向こう側が見える。
香りは、コーラというよりはコーラキャンディのようで、コクがなく、甘味が強そうな感じ。
実際、味はかなり甘味が強く、コーラらしい刺激は今ひとつ。レモンの風味もほとんど感じない。
この甘味をつくるために、かなり甘味料を入れました、という感じ。
飲み干した後にも、甘味料特有のどんよりした甘味がいつまでも続く。私の個人的な感想では、
この甘味は心地よくない、というか、不快である。
いや、だからいけないんだと言うつもりはない。この甘味料の甘味をおいしいと感じる人も多いと思うので、
各自試していただくしかない。
アルコール分5%。糖類ゼロ。レモン浸漬酒使用。
原材料:レモン、スピリッツ、カラメル色素、酸味料、香料、
甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
「コーラの刺激とレモンの爽やかさ。
スカッと爽快、糖類ゼロチューハイ!」
この独特の後味は、どこかで味わったことがあると思ったら、
コカコーラZEROやペプシNEXにそっくりである。
つまり、これらゼロカロリーのコーラを飲み慣れている人ならば、
このチューハイは親しみやすいかもしれない。
|
チューハイ・カクテル等 |