2010年5月15日
No.2401: TOPVALU 焼酎の烏龍割り / 合同酒精
とっぷう゛ぁりゅ しょうちゅうのうーろんわり / ごうどうしゅせい
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昨日、イオンPBの TOPVALU 緑茶割り を飲んだ。
それと並べて売られていることが多い 烏龍割り を、今日は取り上げる。
グラスに注いだ色は、ゴールドといっても良いくらいに淡い琥珀。ウーロン茶をかなり薄めた感じ。
そのウーロン茶香は穏やかで、あまり香らない。微かに香ばしく、ほうじ茶のようでもある。
味もお茶の香ばしさが適度であり、ほんのりと甘い。もちろんこの甘さは、焼酎であって、糖分ではない。
ウーロン茶と焼酎を別々に買ってきて、家庭で作ったような味。そう書くと、褒め言葉に聞こえるかもしれないが、
まあよく言えば素朴、悪く言えば安っぽい味わいだ。
アルコール分4%。原材料名:焼酎、烏龍茶(中国福建省)、酸化防止剤(ビタミンC)。
製造者:合同酒精(株)、販売者:イオン(株)。
昨日飲んだ緑茶割り同様、度数が低いので、すいすい飲める。親しみやすい味。
販売価格98円だから、これで十分。
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チューハイ・カクテル等 |
2010年5月16日
No.2402: 本生 アクアブルー / アサヒ
ほんなま あくあぶるー / あさひ
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1ヶ月くらい前にスーパーで発見して買っておいたものだが、
本生アクアブルーが、いつの間にか新しくなっていた。まだ残っていたのか?と思う人もあるかもしれない。
いや、好きでいつも飲んでいるという人も、もちろんいるに違いない。
グラスに注いだ色は、ごく淡い黄金色。泡は当初盛り上がり、発泡酒にしては、泡持ちは悪くない。
ただ、注いでいるときはサイダーみたいにシュワシュワと軽い音がして、泡の密度はスカスカな感じ。
爽快なホップ香がして、臭みは弱い。
口当たりも非常に軽快で、発泡酒独特の臭みはほとんどない。だが、
飲み込んだ後に、少し穀物系の香味が残る。その点を除けば、とてもピュアである。
アルコール分5%。原材料:麦芽、ホップ、大麦、大麦エキス、スターチ、
糖類、酵母エキス、海藻エキス。麦芽使用率25%未満。糖質50%オフ。
競合品は、同社のスタイルフリーだろう。ただ、あちらは糖質ゼロだが、こちらは50%オフ。
だから、こちらのほうが分が悪いわけだが、飲み応えはもちろんこちらのほうがあるので、
一応棲み分けはできている。
ところで、当サイトではこのようなリニューアル品のほか、各チェーンのPB商品など、
まだまだ取り上げていない製品がたくさんある。私の部屋のアルコール飲料専用冷蔵庫は、
一向に空にならないどころか、在庫は増えており、入りきらない缶は段ボール箱に収納している。
以前は掲載ペースを上げるために1日に複数本レビューすることも多かったが、最近は
基本的に1日1本ペース(いちおう体のことも考えて・・)だから、
その間にどんどん新製品は出てくるし、とてもこなしきれない。
「○○のレビューはまだですか?」といったありがたいメールを頂戴することもあるのだけれど、
申し訳ないが、私の体は一つなので、当サイト独自の優先順位をつけて順番にこなしている。
ご了承いただきたい。
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発泡酒 |
2010年5月17日
No.2403: 氷結ZERO グレープフルーツ / キリン
ひょうけつぜろ ぐれーぷふるーつ / きりん
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キリン氷結ZEROが、3月製造品から新しくなっている。
既にレモンの方を先日飲んでいるが、今日はもう一方のグレープフルーツを。
グラスに注いだ色は、濁りある淡い黄色。
香りは、一般的なグレフルチューハイにありがちな、ガムのように甘そうな香り。
口に含むと、柔らかな甘さがふんわり広がるが、すぐに減衰する感じ。
そして、苦味が口中に残る。酸のヒリヒリ感と、アルコール感もちゃんとある。
アルコール分6%。果汁4.0%。糖類ゼロ。
原材料名:グレープフルーツ果汁・ウォッカ・酸味料・香料・甘味料(アセスルファムK)。
従来品との違いはよくわからなかったが、私自身の以前のコメントと比較する限りにおいて、
より一層すっきり感が増したような印象だ。
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チューハイ・カクテル等 |
2010年5月18日
No.2404: 直搾り パイナップル <期間限定> / 宝酒造
じかしぼり ぱいなっぷる <きかんげんてい> / たからしゅぞう
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本日5月18日が発売日となっている直搾りの期間限定「パイナップル」。
昨年も、一昨年も出ているから、もうおなじみである。
ただ、今年直搾りシリーズがリニューアルしてからは、初の期間限定品である。
グラスに注いだ色は、やや濁りのある淡黄色。非常にナチュラルな感じ。
香りはまさに、パインジュース。フレッシュで、かなり甘そうである。生臭い感じがある。
その香りの印象のまま口に含むと、やはり味はかなり「薄い」感じがする。
ただ、「薄い」といっても味がないのではなく、無理に甘くしていないだけ。
酸が目立ち、パインらしい生臭さも感じられる。
アルコール分5%。果汁2.5%。原材料:パイナップル果汁、焼酎、
糖類、酸味料、香料。
手摘みしたカリブ海パイナップルを半分に切って、
果肉を丁寧に搾ったストレート混濁果汁を使用。
産地と果汁の造り方を厳選したパイナップルのみずみずしい味わいをお楽しみください。
今年の製品は原材料名に「焼酎」とあるが、昨年までは「スピリッツ」だった。
変わった点といえば、そのくらいだろうか。
味の違いはよく分からない。
甘さは必要最小限で、その点は実にタカラらしい。非常に好感の持てる仕上がり。
甘さの強いパインチューハイを望む人は、飲んではいけない。
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チューハイ・カクテル等 |
2010年5月19日
No.2405: クリアアサヒ SLIM BOTTLE / アサヒ
くりああさひ すりむぼとる / あさひ
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昨日5月18日、コンビニエンスストア限定で発売された、
クリアアサヒのスリムボトル缶。
中身は従来品と全く同じであるが、
新製品には違いないので、広く紹介する意味も込め、取り上げることとした。
簡単に中身をレビューしておこう。
そのまま飲むことが想定されている缶だが、グラスに注いでみた。
外観は淡い黄金色。泡はそこそこ盛り上がり、密度はそれほどでないにしても、ほどほどに持続。
香りに臭みは弱いが、軽快なホップ香とともに、少し酸っぱそうな匂いがある。
味にも微かな酸が感じられる。ただ、昔の発泡酒みたいな穀物臭さとはちょっとちがう。
きめ細かな味わいである。
アルコール分5%。原材料:発泡酒(麦芽、ホップ、大麦、コーン、スターチ)、
スピリッツ(大麦)。
実は、グラスに注いでしっかりと匂いや味を確かめるからアラがよく見えてしまうのであり、
この商品が想定されているような、屋外でボトルに直接口をつけて飲むといったシチュエーションでは、
その欠点はあまり感じられないと思う。実際、2口めをボトルから直接飲んでみたら、
すっきりクリアな味わいが堪能できた。
キンキンに冷やした上で、ボトルから直接飲むのが、一番良いようだ。
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新ジャンル |
2010年5月20日
No.2406: VALUE LINE チューハイレモン / チェリオ(LAWSON P.B.)
う゛ぁりゅー・らいん ちゅーはいれもん / ちぇりお(ろーそんP.B.)
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100円均一店、ローソンストア100で売られているチューハイ。
昨年、缶デザインが一新されているのを発見し、ウメと
グレープフルーツは12月に掲載済。ところが、
このレモンだけは置き去りにされ、忘れ去られていたのだ。
全部揃っていないという状況をことのほか気持ち悪く感じてしまう私としては、
思い出してしまった以上はすぐに処理したい。ということで、今日飲むことにした。
グラスに注いだ色は、無色透明。
香りは、フレッシュで嫌みのないレモン香だが、やや押しが弱い印象。
口当たりはすっきりさっぱりジューシーで、アルコール感もしっかりある。
味わいに重さはないが、その分、酸味が際立っており、飲み込んだ後にも相応の酸っぱさと、
ピュアなアルコール感が口中に残る。
アルコール分6%。レモン果汁3%。原材料名:レモン果汁、醸造用アルコール、
果糖ぶどう糖液糖、香料、酸味料。
アルコール分6%、レモン果汁3%入りの酎ハイ(リキュール)です。
すっきりとした飲み口です。
製造者:(株)チェリオコーポレーション、大阪府高槻市辻子3-25-1。
販売者:(株)ローソン、東京都品川区大崎1-11-2。
百均店のPBだから当然値段は税込105円だが、最近の風潮では、105円は高い感じがする。
スーパーのPBだったら、98円とか、88円が主流だから。いや、いずれにせよ、缶コーヒーよりも安いのだから、
決して文句があるワケじゃないが。
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チューハイ・カクテル等 |
2010年5月21日
No.2407: チューハイ セレクト レモン / 三幸食品工業
ちゅーはい せれくと れもん / さんこうしょくひんこうぎょう
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もう何ヶ月も前になるが、当サイトの元祖救世主である
「回転寿司は永遠に不滅です」
主催・お寿司MAX副会長氏から寄贈されたもの。
ずっと冷蔵庫の置くに眠っていて、なかなか掲載の順番が回ってこなかった。
つくっているのは三幸食品工業だが、どこのPBでもなさそうだ。
グラスに注いだ色は、やや濁りのある淡い黄色。レモン果汁を想起させる。
香りは、とてもジューシーなレモン香で、どこかみかんっぽい感じがある。
それだけ甘味がしっかりありそうだということ。
味はレモンスカッシュみたいな酸味とジューシー感がある。炭酸の刺激はしっかりあるが、
アルコール感は弱い。
アルコール分4%。果汁5%。糖類無添加。カロリー50%オフ。
原材料:レモン果汁、醸造アルコール、酸味料、香料、甘味料。
製造者:三幸食品工業(株)、広島県東広島市安芸津町三津4215番地3。
以前に飲んだ SWEET & SOUR チューハイ に、缶のイメージといい、中身といい、とても似ている。
いや、もしかすると、中身は同じかもしれない。なにしろ、アルコール度数、果汁分、その他原材料名など、
すべて同じなのだ。
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チューハイ・カクテル等 |
2010年5月22日
No.2408: チューハイ セレクト グレープフルーツ / 三幸食品工業
ちゅーはい せれくと ぐれーぷふるーつ / さんこうしょくひんこうぎょう
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昨日に引き続き、チューハイセレクト。今度はグレープフルーツ。
当サイトの元祖救世主
「回転寿司は永遠に不滅です」
主催・お寿司MAX副会長氏から以前に寄贈されたものである。
グラスに注いだ色は、かなり濁りのある薄黄色。昨日飲んだレモンと色は近い。
香りは、苦味の強そうなグレフル香。よくある、ガムのような匂いである。
口当たりは柔らかめだが、苦味がしっかり口中に残る。
酸味はマイルド。甘味もそれほど強くない。
アルコール分4%。果汁10%。糖類無添加。カロリー45%OFF。
原材料:グレープフルーツ果汁、醸造アルコール、酸味料、香料、甘味料。
製造者:三幸食品工業(株)、広島県東広島市安芸津町三津4215番地3。
レモン同様、2年ほど前にレビューしている SWEET & SOUR チューハイ
と缶デザインがなんとなく似ているだけでなく、
アルコール度数、果汁含有率、その他原材料名など皆同じ。
おそらく中身は同じものと推定される。
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チューハイ・カクテル等 |
2010年5月23日
No.2409: チューハイ セレクト ピーチ / 三幸食品工業
ちゅーはい せれくと ぴーち / さんこうしょくひんこうぎょう
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レモン、グレープフルーツと飲み進めてきた
チューハイセレクト。当サイトの元祖救世主
「回転寿司は永遠に不滅です」
主催・お寿司MAX副会長氏から以前に寄贈されたものだ。
今日は3種目として、ピーチを。
グラスに注いだ色は、ほぼ透明に近いが、ほんのりと白濁。
甘くやさしい白桃香。かなり甘味が強そうである。
口に入れた瞬間、香りの印象通りしっかりと甘味を感じる。だが、
コクのある甘味ではなく、甘味料で無理やり甘くしたかのような、
浮ついた感じの甘さである。
後味も、どうもすっきりしない。
アルコール分4%。果汁4%。糖類無添加。カロリー45%OFF。
原材料:ピーチ果汁、醸造アルコール、酸味料、香料、甘味料。
製造者:三幸食品工業(株)、広島県東広島市安芸津町三津4215番地3。
レモン、グレープフルーツに引き続き、このピーチも以前に飲んだ SWEET & SOUR チューハイ
と中身は同じもののようである。
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チューハイ・カクテル等 |
2010年5月24日
No.2410: チューハイ セレクト グレープ / 三幸食品工業
ちゅーはい せれくと ぐれーぷ / さんこうしょくひんこうぎょう
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レモン、グレープフルーツ、ピーチと飲み進めてきた
チューハイセレクト。当サイトの元祖救世主
「回転寿司は永遠に不滅です」
主催・お寿司MAX副会長氏から以前に寄贈されたものだ。
今日は4種目として、グレープを。これが最後の1本となる。
グラスに注いだ色は、やや赤みの強い淡い紫。
香りは、ぶどうキャンディのよう。
ころんと甘く、深みある香り。それほど甘ったるそうではない。
口に入れた瞬間は、結構甘いかな?と思うが、
やはり甘味にコクがない。炭酸もピリッと効いていて、軽やかである。
後味もべたつかない。
アルコール分4%。果汁5%。糖類無添加。カロリー45%OFF。
原材料:グレープ果汁、醸造アルコール、酸味料、香料、甘味料、着色料。
製造者:三幸食品工業(株)、広島県東広島市安芸津町三津4215番地3。
こちらもやはり、以前に飲んだ SWEET & SOUR チューハイ と
中身は同じようである。原材料名を見ると、わずかに「着色料」が追加されているだけで、あとは全部一緒である。
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チューハイ・カクテル等 |
2010年5月25日
No.2411: すらっと すっきりブラッドオレンジ / アサヒ
すらっと すっきりぶらっどおれんじ / あさひ
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本日5月25日、アサヒ・すらっとから「すっきりブラッドオレンジ」が出た。
グラスに注いだ色は、ごく薄いサーモンピンク。微かに濁りがある。また、
このシリーズに共通の特徴である果粒が浮いている。
ブラッドオレンジチューハイによくある、駄菓子っぽいオレンジフレーバー。
だが、甘味は弱そうで、その分酸味は強そうな感じ。
口に含むと、実際に酸が強く、キリッとしている。
味わいに重みはなく、ひたすら酸っぱい。後味には、甘味料特有の甘さが少し残るが、
ほとんど気にならないレベルである。
果汁1%。アルコール分3%。糖質70%オフ。
原材料:アルコール、オレンジ果汁、果粒、食物繊維(ポリデキストロース)、糖類、
酸味料、香料、カラメル色素、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)、野菜色素。
すっきりさらっとした味わいと、みずみずしい果汁感を楽しめるチューハイです。
ブラッドオレンジ果汁にオレンジ果肉を加えることで、甘酸っぱい味わいに仕上げました。
このシリーズは、実に味わいに統一性があって、毎回期待を裏切らない。しかも、甘味料の薄ら甘い感じは、
ほとんど気にならない程度にコントロールされている。
サントリー「カロリ。」などを飲んでいると、アセスルファムKやスクラロース等の甘味料を使用したら、
後味にどんよりとした甘味が口中に残るのは仕方ないことか?と思ってしまうが、
使い方によってはそうではないことを、「すらっと」は証明している。
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チューハイ・カクテル等 |
2010年5月26日
No.2412: ネクターサワー スパークリングピーチ / サッポロ
ねくたーさわー すぱーくりんぐぴーち / さっぽろ
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本日5月26日発売の「ネクターサワー」。缶をご覧になってお気づきのように、
あの不二家ネクターがお酒になったものだと考えてもらうとわかりやすい。
販売元はサッポロビールであり、缶にはコラボであることを示す「SAPPORO×不二家」の表記もある。
グラスに注いだ外観は、深い濁りのある薄黄色。桃果汁のイメージ。いや、不二家ネクターをグラスに注ぐと、こんな色だろう。
香りを嗅いだ瞬間、「あっ、ネクターだ」と、しあわせな気持ちになる。フルボディな白桃香で、
いかにも桃らしい生臭い感じが出ている。
口当たりのねっとり感は、それほど強くなく、ネクターの重厚さそのままではない。炭酸がピリッと効いて、
軽快さを与えている。ただ、口中での伸びというか、コクのある甘味の持続はなかなかのもの。
適度に豊潤で、適度に爽快な味わい。
果汁10%。アルコール分4%。
原材料:もも・ウォッカ・糖類・酸味料・香料・ビタミンC。
果実感あふれる桃のおいしさを、シュワっとはじける爽快な味わいに仕上げました。
他社とのコラボといえば、同じ北海道が発祥のチョコレートメーカー・ロイズとのコラボによる
ショコラブルワリーを思い出す。あちらもすばらしい製品だが、
こちらも負けてはいない。
昨日(発売前日)既にスーパーやコンビニ店頭ではたくさん並べられ、売られていた。話題性があり、目を引く商品。
ヒットは間違いないだろう。企画の勝利といえる。ピーチの次は、ミックスも出るのかな?
大いに期待したい。
ただ、甘ったるいお酒が苦手なオトーサン世代には、お勧めしない。
女子大生やOLなど、うら若き乙女の皆さまにお勧めする。但し、もちろん20歳以上限定ですよ。未成年は飲んじゃいけません
(ていうか、未成年はこんなサイトを見てはいけません。すぐに 別の所 に行ってくださいネ)。
私を含めたオトーサン世代は、この商品の発売告知が記された
ニュースリリースを閲覧すべし。
この製品の開発者である
金森里江氏(同社 新価値開発部 / 2007年入社 / 帯広市出身)
の非常にお美しいお顔が拝見でき、私はとっても癒された。すみません、オヤジ目線で。
(そーか。Kさんはこういうヒトがタイプなのかと、そこのアナタがお思いの通り、ストライクど真ん中でしたよ。ええ。)
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チューハイ・カクテル等 |
2010年5月27日
No.2413: −196℃ ゼロドライ ブラックパンチ / サントリー
まいなす196ど ぜろどらい ぶらっくぱんち / さんとりー
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5月25日発売、−196℃・糖類ゼロシリーズ「ゼロドライ」の「ブラックパンチ」。
最近、コンビニを見ると、昨日レビューしたサッポロのネクターサワーと、このブラックパンチが、
競うように棚を占拠している。
グラスに注いだ色は、コーラにしてはかなり薄いなという程度の色。グラスの向こう側が、容易に見通せる。
ガラナを使っているようであるが、香りにはほとんどガラナらしさを感じない。
コーラ香が通常よりややコクがあるかな?という程度。
味は、確かに少しガラナ風味がして、レモンの酸が適度に加わる。
しかし基本的にはコーラキャンディのような味わいであり、目新しさはあまりない。
ガラナ好きの北海道の方からすれば、どこがガラナか?と言われてしまいそうである。
そして何より、甘味料のどんよりした甘味が口中にいつまでも残存し、非常に気になる。
あいかわらずサントリーさんは、この後味で良いと思っているのだろうか?
まあ、私の好みと合致しないだけなのかもしれないが、
このどんよりやるせなく、淀んだような甘味が良いという人が、果たしてどれだけいるだろうか。
アルコール分5%。レモン浸漬酒使用。
原材料名:レモン、ガラナエキス、スピリッツ、カラメル色素、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
はじける炭酸の爽快な刺激!レモンをキリっときかせたコーラにガラナの刺激をプラス。新しいおいしさ!
コンビニのアルコール飲料陳列スペースを、現在のところサッポロ製品(ネクターサワー)と奪い合っているように見える
(少なくとも私が日々立ち寄っている店では)が、クオリティ面では、はっきり言わせてもらうと勝負にすらなっていない。
コーラ味チューハイで言えば、キリンコーラショック ZEROという卓越したライバル製品もあるので、
この製品の勝ち目はほとんどないように思えるのだが・・。すみません、辛口過ぎる評価で。
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チューハイ・カクテル等 |
2010年5月28日
No.2414: おいしいチューハイ ピンクグレープフルーツミックス <期間限定> / 宝酒造
おいしいちゅーはい ぴんくぐれーぷふるーつみっくす <きかんげんてい> / たからしゅぞう
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5月25日発売、おいしいチューハイの期間限定「ピンクグレープフルーツミックス」。
まだあまり多くの店で扱われているとは言えない状況で、私が遭遇したのは、今のところスーパー1店のみ。
グラスに注いだ色は、ごく淡い肌色。やや濁りがあって、ピンクグレープフルーツの果肉のイメージそのもの。
香りは、このシリーズに共通のことではあるが、あまり強くは香らない。
いちおう香料は使われているようだが、控えめなところが特徴だ。
味は、グレープフルーツ特有の鋭い酸と苦味。甘味は極めて抑制的。
アルコール感に乏しく、すっきりした飲み口と、後味。
我が家ではグレープフルーツ100%ジュースをよく買って飲むのだが、
そのフレッシュ感が、この製品は非常に良く出ていると思う。
果汁50%(ピンクグレープフルーツ果汁27%)。糖類不使用。アルコール分4%。
原材料:グレープフルーツ果汁、スピリッツ、香料、酸味料。
あいかわらず、期間限定品だということがわかりにくい(缶の左上方に小さく「期間限定」の文字がある)。
私のように、既存製品を熟知している人間でも、店頭で缶を見て、これが以前からあったものか、新製品か、
すぐにはわからないことがある。普通の人なら、現物を見てこれが今回の新製品だとは、まったく気づかないだろう。
私は新製品発売日程を手帳に綿密に書き込んでいるから、その場で確認すればわかるのだが、
つい面倒くさくなって、「たぶんまだ買ってなかったはず」と思って、カゴに入れてしまうことがある。
それで、家に帰ってから、既にレビュー済であったことに気づいたりする。そうやってダブって買わされてしまったことが、
おいしいチューハイでは何度もある。
あっ、そうか。そうやって何度も買わせるタカラさんの戦略だったりして。
とまあ、冗談はともかく、このグレープフルーツらしい酸の刺激には、
ついまた買ってしまいたくなる魅力がある。
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チューハイ・カクテル等 |
2010年5月29日
No.2415: スタイルフリー / アサヒ
すたいるふりー / あさひ
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4月中旬製造品から「クオリティアップ」(アサヒビール曰く)している
スタイルフリー。CMもよく流れているようだ。
グラスに注いだ液色は、しっかりした黄金色。これはカラメル色素のためだろう。
泡は非常にきめが粗く、盛り上がったあと程なくして減衰。
軽やかなホップ香。臭みはほぼない。時間がたつと、少し雑穀臭が感じられるが、それも微か。
すっきりした飲み口。炭酸水のようにピュア。
ただ、苦味はしっかりとあるから、ただ水っぽいだけではない。
それなりに飲み応えはある。
アルコール分4%。原材料:麦芽、ホップ、糖類、カラメル色素、酵母エキス、
大豆ペプチド。糖質ゼロ(栄養表示基準による)。麦芽使用率25%未満。
ニュースリリースによれば、次のように説明されている。
今回のクオリティアップでは、商品のコンセプト・ターゲット・味の基本設計となる
“やわらかな味のふくらみ”や“さっぱりとした後味”はそのままに、
ホップを増量するなど原料の配合などの醸造工程を見直し、苦味のバランスを調整することで“飲み応え”を向上させています。
確かにちょっとボディに厚みが出たような気はする。
アサヒらしいクリアさもそのまま保持されていて、なかなかのものである。
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発泡酒 |
2010年5月30日
No.2416: 小樽麦酒 デュンケル / 北海道麦酒醸造
おたるばくしゅ でゅんける / ほっかいどうびーるじょうぞう
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3年ほど前、「小樽麦酒オーガニックビール・デュンケルタイプ」を取り上げているが、
これはそのリニューアル版だろうか。たまたま立ち寄ったコンビニ(ampm)で発見した。
グラスに注いだ外観は、微かに光を通す黒で、アイスコーヒーのような色。
泡はカフェオレ色で、泡持ちはそこそこ。
香りは、みたらしだんご的な醤油香と、きなこみたいな豆っぽい香りがある。
ロースト香はやわらかい。
口に含むと、やはりきなこみたいな味があり、適度な香ばしさ。苦味は優しく、甘味はほのか。
繊細さがある。
アルコール分5%。原材料:麦芽、ホップ。有機麦芽使用比率50%以上。
製造者:北海道麦酒醸造(株)、小樽市張碓町427番1。
3年前の味を覚えているわけはないので、
当時のコメントを見てみると、どうも今回とは香りや味わいに関する記述が微妙に違う。
もっと甘くトロピカルな香りがあったようだが、今回は地味に感じた。
前回の原材料表記では、有機無農薬麦芽、有機無農薬ホップとなっており、
オーガニック100%と思われる表記で、だから「オーガニックビール」だったのか。
今回は有機麦芽使用比率50%以上との表記だから、その点が変わったということなのだろうか。
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ビール |
2010年5月31日
No.2417: −196℃ こだわり果樹園 沖縄県 大城農園の シークヮーサー / サントリー
まいなす196ど こだわりかじゅえん おきなわけん おおしろのうえんの しーくゎーさー / さんとりー
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明日6月1日発売、-196℃「こだわり果樹園」シリーズから、シークヮーサー。
グラスに注いだ外観は、無色透明。
シークヮーサーらしいグリーンな感じの香りだが、よく嗅ぐと、ライムのほうが近い感じ。
味わってみると、やはり甘味がしっかりあるのがサントリーらしい。
シークヮーサーというのは、元々酸味の鋭い柑橘だから、
それをいかに抑えて、どう味のバランスをとるかは各社それぞれ。
全体を薄くさっぱり仕上げるとか、苦味を強調するとか色々あるが、
ここまで甘くしたものは、珍しいのではないか。いや、決して甘ったるいわけではないが・・。
アルコール感は強くなく、後味には微かに苦味も残る。
アルコール分5%。シークヮーサー浸漬酒使用。
原材料名:シークヮーサー、スピリッツ、糖類、酸味料、香料。
沖縄県大城農園で育てられたシークヮーサーを使用。
太陽の光をたっぷり浴びて育ったみずみずしく爽やかな味わいです。
この製品には期間限定等の文字はなく、通年販売のようである。
一方、同時発売となる「甘夏みかん」のほうは、夏季限定らしい。もちろん入手済みなので、
追ってご紹介する。
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チューハイ・カクテル等 |
2010年6月1日
No.2418: 氷結 ルビーグレープフルーツ <期間限定> / キリン
ひょうけつ るびーぐれーぷふるーつ <きかんげんてい> / きりん
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明日6月2日が発売日となっている氷結の期間限定品。
入手したのは、発売2日前の昨日である。
グラスに注いだ色は、無色透明。
適度にフレッシュ感があり、適度に甘そうなグレープフルーツ香。
味わいもほどほどに甘く、グレフル特有の苦味もマイルド。
非常にバランスがよく、飲み飽きない。
アルコール感も強すぎない。
果汁3.0%。アルコール分5%。原材料:グレープフルーツ果汁・ウォッカ・糖類・酸味料・香料。
ルビーグレープフルーツの氷結ストレート果汁を使用した、華やかな香りとみずみずしいおいしさ。
氷結を飲むたび、いつも同じ感想を抱く。
誰にも愛される、中庸な味わい。いわば、ストライクど真ん中なのだが、
その立ち位置が非常に計算されていて、イヤミっぽく、面白くも何ともない。
何だか反発心を抱いてしまう。いや、クオリティは高いですよ。
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チューハイ・カクテル等 |
2010年6月2日
No.2419: −196℃ こだわり果樹園 熊本県 天草柑橘組合の 甘夏みかん <限定> / サントリー
まいなす196ど こだわりかじゅえん くまもとけん あまくさかんきつくみあいの あまなつみかん <げんてい> / さんとりー
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昨日6月1日発売、-196℃「こだわり果樹園」シリーズから、期間限定「甘夏みかん」。
グラスに注いだ外観は、無色透明。
夏みかん特有の揮発性の高い柑橘香。やや薄っぺらい感じだが、フレッシュ感はある。
口当たりは酸味がかなり強く、その代わりコクがなく、スキッとした飲み口。
飲み進めるうち、酸っぱさと適度な苦さが、口中に蓄積されてゆくような感じ。
だが、そこはあくまでもサントリーらしく、やはり甘味が追随してくる。
アルコール感は強くない。
アルコール分5%。甘夏みかん浸漬酒使用。
原材料名:甘夏みかん、スピリッツ、糖類、酸味料、香料。
熊本県天草柑橘組合で育てられた甘夏みかんを使用。
すっきりとした甘さと爽やかな酸味が心地よい味わいです。
こだわり果樹園のシリーズは、糖類ゼロとは違い、甘味に不自然さがないので、好感が持てる。
この爽やかな味わいは、これからの季節にぴったりといえる。
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チューハイ・カクテル等 |
2010年6月3日
No.2420: 氷結 早摘みレモン / キリン
ひょうけつ はやづみれもん / きりん
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昨日6月2日に、ルビーグレープフルーツとともに発売となった、氷結「早摘みレモン」。
リニューアル版である。同時に入手していたが、こちらが後回しになってしまった。
グラスに注いだ色は、ほぼ無色だが、微かに濁りがある。レモン果汁か。
香りは非常にフレッシュ感のあるレモン香で、
酸っぱそうな感じが良く出ている。ただ、この香り自体は目新しいものでもなく、
ディスカウントなどで売られている無名チューハイにも、こんな香りのものはよくある。
口に含むと、非常に透明な味わい。必要最小限の甘さで、味がないと感じてしまうほど。
だが、このシリーズはこれで良いのだ。
飲み込んだ後にも、鋭い酸味の余韻が残って、ヒリヒリするくらいである。
果汁4.0%。アルコール分4%。原材料:レモン果汁・ウォッカ・食物繊維・糖類・香料・酸味料。
早摘みレモンの氷結ストレート果汁を主に使用した、甘さひかえめ、糖質50%オフ(当社比)の爽やかなおいしさ。
氷結に対して、つい厳しいことを言ってしまう私ではあるが、
この早摘みは非常にコンセプトが明確であり、大衆に迎合した商品ではないため、高く評価できる。
最近では、通常の氷結に比べて影が薄くなってきたので、ここでテコ入れということだろうか。
パッと見て「氷結」とわかる缶デザインは従来通りだが、目立つように大きく「早摘み」の文字を配し、
「甘さひかえめ」の表記もある。方向性はぶれていない。
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チューハイ・カクテル等 |