ビール・発泡酒・チューハイの部屋

No.2501〜2520


 
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2010年8月21日
No.2501: のどごし生 / キリン
 のどごしなま / きりん
キリン のどごし生 キリン のどごし生 review
 のどごし生が6月中旬製造品から、リニューアルしている。 目印は、左肩にある「飲みごたえUP↑」の文字である。

 グラスに注いだ色は、従来通りしっかりめの黄金色。
 泡は当初勢いが良いように見える(写真は、最大に盛り上げた瞬間に撮影)が、 密度は高くなさそう。当然、泡持ちは悪い。
 香りは、従来から続く接着剤のような臭みがあるが、それが少し弱まったようにも思う。 発泡酒によくある、不自然にミルキーな匂いがする。
 口あたりは、従来品に比べ、少しクリアになったかな?と一瞬思うが、 すぐに不自然な酸味が押し寄せる。ただ、苦みも強いので、確かに飲みごたえは感じられる。 新ジャンルの中では、最もパワフルな部類と言える。
 アルコール分5%。原材料:ホップ・糖類・大豆たんぱく・酵母エキス。
 今回のリニューアルは、良い方向への進化であったと思う。 相変わらず売れているところをみると、この味に何ら不満もなく、習慣的に飲んでいる消費者が 相当数いることが伺える。
 少々臭くてもガツンとくるタイプを望む人には、受け入れられる味であろう。
種別 新ジャンル
2010年8月22日
No.2502: オリオンリッチ / オリオン
 おりおんりっち / おりおん
オリオンリッチ オリオンリッチ review
 オリオンリッチは2008年10月に登場した新ジャンルであるが、 これは今年リニューアルされたもの。当然のことながら、販売地域は沖縄及び奄美群島地区に限定されている。
 だが、提携先のアサヒビールが5月25日に全国発売し、当サイトでも既に掲載済。 本家の方が未掲載だったのだが、入手することができたので、今日取り上げることにした。 中身は同じであるが、念のため中身のレビューをしておく。

 グラスに注いだ色は、しっかりめの黄金色。泡にはかなり勢いがあり、泡持ちも悪くない。
 香りに臭みはなく、クリアな印象。ビールと区別がつかない。
 口当たりも澄んでいて、臭みは感じない。 リッチの名の通りしっかりしたボディを持ち、苦みが口中に残る。
 アルコール分5%以上6%未満。原材料:発泡酒(麦芽、ホップ、大麦、米、コーン、スターチ、糖類)、スピリッツ(大麦)。
 本家の販売であるため、当然のことながら、アサヒ販売品のような Asahi の文字はない。 代わりに、左肩に「大麦50%増量」の文字があり、旧製品との違いをアピールしている。
種別 新ジャンル
2010年8月23日
No.2503: カクテルパートナー ピンクグレープフルーツのカクテル <秋限定> / アサヒ
 かくてるぱーとなー ぴんくぐれーぷふるーつのかくてる <あきげんてい> / あさひ
アサヒ カクテルパートナー ピンクグレープフルーツのカクテル アサヒ カクテルパートナー ピンクグレープフルーツのカクテル review
 明日8月24日発売のカクテルパートナー秋限定2種。
 今日はまず「ピンクグレープフルーツのカクテル」から飲む。

 グラスに注いだ色は、ごく淡いピンクで、かすかに濁りがある。
 かなり人工的なグレープフルーツ香で、とにかく甘味がしっかりとありそうである。 ただ、サントリーなどで、甘味料を使った不自然な甘味を持った製品によくありがちな香りである。
 口に含むと、実際の味は、確かに甘味は強く、しかもその甘味にはちゃんとコクがあって、 人工的な甘味料の甘味とは違う。それはこの製品が、きっちり糖類を使っているためだ。しかも、 グレープフルーツだけではなく、クランベリーも使われているようなので、全体としては甘酸っぱい仕上がり。
 果汁2%。アルコール分4%。 原材料:クランベリーリキュール、グレープフルーツ果汁、クランベリー果汁、 糖類、酸味料、香料、カラメル色素、アントシアニン色素。
 みんなで乾杯!楽しい気分を盛り上げる秋限定カクテルです。
 爽やかな口当たりで親しみやすいが、反面、記憶にはあまり残らない製品である。 缶デザインは、上部にモミジがちりばめられていて、秋らしいというよりは、にぎやかである
種別 チューハイ・カクテル等
2010年8月24日
No.2504: 旨味たっぷり 秋楽 <限定醸造> / サントリー
 うまみたっぷり あきらく <げんていじょうぞう> / さんとりー
サントリー 旨味たっぷり 秋楽 サントリー 旨味たっぷり 秋楽 review
 本日8月24日、サントリーから発売された「旨みたっぷり 秋楽」。 ロースト麦芽を使用した発泡酒をベースとした新ジャンルである。
 昨年も同時期に同様の製品「旨みたっぷり 秋生」が出ていた。
 実は明日発売の キリン秋味 も既に入手済で、注目度も高いとは思うのだが、 中身は昨年までと変わっていないと思うので、こちらを先に掲載することとした。ご了承を。
 グラスに注いだ液色は、透過性あるアンバー、あるいは赤銅色と言ったらいいか。 泡は当初よく盛り上がるが、それほど泡持ちが良いわけでもない。
 かなりはっきりとしたロースト香。ブラインドで嗅いだら、アンバーエールorブラウンエールと言ってしまうかもしれない。 いや、エールではなくラガーがベースであろうが。
 口に含むと、香ばしさ、苦み、甘味を感じる。ボディの厚みはもちろんないが、 強めの香味が、七難隠している。例えは悪いが、メーク美人といった感じ。 飲み込んだ後にも、しっかりとした苦みとロースト風味が残る。
 アルコール分6%。原材料:発泡酒、スピリッツ(小麦)。
 原材料となる発泡酒においてロースト麦芽を使用し、限定醸造しています。
 昨年の製品は、カテゴリーとしては「発泡酒」であった。ところが今回は、 小麦スピリッツを混ぜた「新ジャンル」(ちょっと前に「第4のビール」と呼ばれたもの)である。
 中身も、私自身のコメントを見る限りにおいて、かなり品質向上したようである。
 焙煎麦芽を使うと弱点が隠れるというのは、この10年ほどの開発競争の中で獲得された成果ではないか。 そして、今年のこの製品は、シリーズ史上、最高の出来映えだと私は思う。
種別 新ジャンル
2010年8月25日
No.2505: 秋味 / キリン
 あきあじ / きりん
キリン 秋味 キリン 秋味 review
 本日8月25日が今年の発売日となっている、キリン秋味。今年で20周年だそうである。
 20年と聞くと、ずいぶん長い歳月に思えるが、20年前、既に自分はビールを飲み倒していたという事実に、 また愕然とする。
 毎年この製品が出てくると、秋の到来を感じさせてくれるわけだが、 今年はまだ暑さが収まる気配がない。関西は連日最高気温が34〜5℃があたりまえの日々が継続中だ。 気象観測上35℃ということは、街なかのアスファルトの上は確実に40℃超だ。 道路に生玉子を落としたらきっと目玉焼きができるだろう、一度試してみたい、などと思いながら 外を歩いている。
 閑話休題。中身をレビューしよう。

 グラスに注いだ色は、淡い黄金色。例年同様の外観だ。 泡は当初力強く盛り上がるが、泡持ちはほどほど。
 ホップの軽快で爽やかな香りが感じられ、こんなに明るい香りだったか?と思う。 しかし、ほどなく穀物臭が強くなる。
 口当たりは、キリンらしいじりじりとした苦みが押す。 ズシリとした質量感ある苦みではない。重みは今ひとつなのに、力でぐいぐい押してくるような苦みなのだ。 これがまさにキリンらしい。
 アルコール感豊か。それに伴う甘味があって、最初に感じた苦みが舌の根に残っていて、 それぞれの要素がやや分裂気味に同居。少しバランスを欠くところが、秋味の魅力だとも言える。
 アルコール分6%。原材料:麦芽・ホップ・米・コーン・スターチ。
 麦芽たっぷり1.3本分。
 この時期、しばらく私の毎夜の晩酌は、これになる。そしてこのビールを飲んでいると、 次にやってくる冬の使者、サッポロ冬物語のことが待ち遠しくなる。豊かな時代に生まれたことに感謝だ。
種別 ビール
2010年8月26日
No.2506: カクテルパートナー ラ・フランスのカクテル <秋限定> / アサヒ
 かくてるぱーとなー ら・ふらんすのかくてる <あきげんてい> / あさひ
アサヒ カクテルパートナー ラ・フランスのカクテル アサヒ カクテルパートナー ラ・フランスのカクテル review
 8月24日発売のカクテルパートナー秋限定2種。
 先日既に ピンクグレープフルーツのカクテル をレビュー済。今日はもう一方の「ラ・フランスのカクテル」を。

 グラスに注いだ色は、かすかに黄色っぽく濁っている。
 香りは確かにラ・フランス。だがそれだけではない。何だろうと思う間もなく、 すぐにそれがピーチであることが分かる。
 味もまさに梨と桃の共演。丸い甘みがあって、ジューシー。 しかし、べたつく甘さではないから、後味はサッパリ。
 果汁1%。アルコール分4%。 原材料:ピーチリキュール、西洋なし果汁、もも果汁、 糖類、酸味料、香料、カラメル色素。
 みんなで乾杯!楽しい気分を盛り上げる秋限定カクテルです。
 缶デザインは、やはりピンクグレープフルーツのほうと同じく、上部にモミジがちりばめられている。 昨日飲んだ 秋味 や、一昨日の 秋楽 などを並べてみると、 もう本格的な秋到来!といった感じだ。今日も日中の気温は、36度くらいあったみたいだけれど。
種別 チューハイ・カクテル等
2010年8月27日
No.2507: 麦とホップ [紅葉デザイン缶] / サッポロ
 むぎとほっぷ / さっぽろ
サッポロ 麦とホップ サッポロ 麦とホップ review
 コンビニで偶然こんなものをみつけた。麦とホップが秋の装いになっていた。
 発売告知も特になく、サッポロ社のサイトを探してみても、 写真すら載っていない。もちろん中身も通常品と同じであろうが、 見つけてしまったからには、私としては入手し、ここで紹介するしかない。 通常の缶に、単に上からモミジのイラストを付け足しただけだと思われるが・・。
 中身のレビューをいちおう。

 グラスに注いだ色は、しっかりめの黄金色。 泡にはかなり力があり、泡持ちもなかなか(写真は、勢いよく注ぎすぎた)。
 甘いニュアンスを伴う軽快なホップ香。新ジャンルだからと言って、 臭みが強いわけではない。ただ、甘いアルコール臭が少し鼻につく。
 味は苦みがしっかりあって、ボディは厚い。 モルトのキャラクターがしっかり感じられる。
 アルコール分5%。協働契約栽培100%。長期熟成製法。 原材料:発泡酒(麦芽・ホップ・大麦)・スピリッツ(大麦)。
 「ビールと間違えるほどのうまさ」は健在である。
種別 新ジャンル
2010年8月28日
No.2508: 快盃 (韓国産新ジャンル)/ 日本酒類販売(輸入)
 かいはい / にほんしゅるいはんばい(ゆにゅう)
快盃 快盃 review
 この製品、だいぶ前からあるようだが、入手できないでいた。 色々調べてみると、2006年頃からあったようで、輸入元の日本酒類販売が、韓国のORIENTAL BREWERYに働きかけ、 共同開発した商品のようである。数ヶ月前に入手し、掲載する機会がなく、今日まで来てしまった。
 "盃"の文字が、"盆"のように見えるので、最初は"かいぼん"かと思ったが、よく見れば快盃(かいはい)である。

 グラスに注いだ色は、ごく淡い黄金色。 泡は当初良く盛り上がるが(写真のように)、泡持ちは良くない。
 香りを嗅ぐと、想像以上にピュアで、臭みがない。芳しいホップ香がする。少しだけ、アルコールの甘いニュアンスがある。
 口当たりは、かなり苦み走っていて、重みがある。しかし、スピリッツ添加による アルコールを付け足したような甘みがあるのは、致し方ないところか。 だがその甘みも引っかかることはなく、後味には苦みが残る。
 アルコール分5%。 原材料:発泡酒、スピリッツ(米、大麦)、炭酸ガス含有。
 100円を切った値段で売られていることが多いようなので、 それを考えると、申し分のないクオリティであろう。
種別 新ジャンル
2010年8月29日
No.2509: 南国チューハイ レモンとシークァーサー <沖縄限定> / アサヒ
 なんごくちゅーはい れもん と しーくぁーさー <おきなわげんてい> / あさひ
アサヒ 南国チューハイ レモンとシークァーサー アサヒ 南国チューハイ レモンとシークァーサー review
 発売されたのが、なんと3月2日。既に半年近く経っている。
 販売地域は沖縄限定であり、関西在住の私が入手できるなんて思っていなかったが、 どういうわけかコンビニ(ミニストップ)で仕入れてくれていた。先月初めのことである。 ずっと我が家の冷蔵庫に眠っていたが、ようやく掲載の機会が回ってきた。

 グラスに注いだ外観は、無色透明。 味は相当に酸っぱいと想像されるが、香りをかいでみると、 酸っぱそうな感じは当然強いものの、シークァーサーの緑っぽいニュアンスが強い。 まさに沖縄を感じさせる香り。
 口当たりは当然にシャープ。青臭さと、鋭い酸。控えめな甘み。 後味は非常にさっぱり。
 果汁0.6%。アルコール分4%。 原材料:アルコール、シークァーサースピリッツ、レモン果汁、シークァーサー果汁、 糖類、酸味料、香料。
 沖縄産シークァーサー果汁を0.2%使用しています。
 レモンとシークァーサーが混じるとライムっぽくなり、そこにアルコール臭が加わるから、 ジンライムみたいな風味になるが、とにかく酸がスキッとしている。
 確かにこの酸味は、暑い地方でこそ映えるのかもしれないが、 全国的に酷暑のこの夏、沖縄以外でも大々的に売ってくれればよかったのに。
種別 チューハイ・カクテル等
2010年8月30日
No.2510: −196℃ ストロングゼロ ダブル シークヮーサー / サントリー
 まいなす196ど すとろんぐぜろ だぶるしーくゎーさー / さんとりー
サントリー -196℃ ストロングゼロ ダブルシークヮーサー サントリー -196℃ ストロングゼロ ダブルシークヮーサー review
 高いアルコール度数で、ガツンとした飲みごたえが特徴の −196℃ストロングゼロシリーズから、「ダブルシークヮーサー」が登場。 発売日は、明日8月31日である。
 グラスに注いだ色は、無色透明。
 香りの第一印象は、シークヮーサーらしいグリーンな感じが目立ち、 それほど強烈さはない。
 口に含むと、まず高い度数からくると思われるアルコールの甘みがある。 もちろん、シークヮーサー特有の苦みや青臭さもある。 飲み進めると、アルコールの強さがどんどん実感される。 すっきり系なのに、濃厚な余韻。
 アルコール分8%。糖類ゼロ。シークヮーサー果汁0.2%。シークヮーサー浸漬酒使用。 原材料名:シークヮーサー、スピリッツ、泡盛、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
 シークヮーサー浸漬酒と果汁をダブルで使用。隠し味に泡盛を配合し、 アルコール8%でガツンと飲みごたえの糖類ゼロ!
 シークヮーサー味のチューハイには、泡盛が使われることが多いのだが、 単に沖縄ということから連想されるだけでなく、実際に味の相性が抜群なのだ。

 で、今突然思ったのだが、梅の産地で梅の実を焼酎に漬けて梅酒を造るように、 シークヮーサーを泡盛に漬け込んだら、おいしいお酒ができるんじゃないだろうか。 既に沖縄では、そんなことやってますか?・・で、ちょっとググってみたら、 やっている家庭もあるみたいですね。飲んでみたい・・。 ソーダ割りでさっぱりもいいし、ウォッカみたいに冷凍庫でキンキンに冷やしてストレートでも (・・話が本題から逸れてすみません)。
種別 チューハイ・カクテル等
2010年8月31日
No.2511: 果実の瞬間 香るりんご / アサヒ
 かじつのしゅんかん かおるりんご / あさひ
アサヒ 果実の瞬間 香るりんご アサヒ 果実の瞬間 香るりんご review
 本日8月31日が発売日のアサヒ・果実の瞬間「香るりんご」。
 期間限定品ではなく、通年商品のようである。

 缶を開けると、名前の通り、確かに、香る。 シャキッとしたフレッシュなりんご香。
 グラスに注いだ色は、こちらもりんご果汁を薄めたかのように、白濁している。
 味は甘みが結構強く、はっきりとしている。ここがアサヒさんらしいところではある。 よく言えばジューシー感たっぷり。 決してナチュラルではなく、いかにもつくられたような味。りんご特有の生臭さがない。 だからこそ、ごくごく飲める。
 果汁3%。アルコール分4%。山梨産果汁使用。
 原材料:アルコール、りんご果汁、糖類、酸味料、香料。
 このジュースのような飲みやすさは、今の若い世代に受けが良いだろう。
種別 チューハイ・カクテル等
2010年9月1日
No.2512: 南国チューハイ パインとシークァーサー <沖縄限定> / アサヒ
 なんごくちゅーはい ぱいん と しーくぁーさー <おきなわげんてい> / あさひ
アサヒ 南国チューハイ パインとシークァーサー アサヒ 南国チューハイ パインとシークァーサー review
 先日、レモンとシークァーサーを取り上げた、沖縄地区限定のアサヒ「南国チューハイ」。
 全3種あるうち、今日は2種めとして「パインとシークァーサー」を。

 グラスに注いだ外観は、ほぼ無色透明。
 パインの甘酸っぱい香りと、シークァーサーの尖った香りが拮抗している。
 口当たりは香りの印象以上に鋭く、甘さよりも酸味のほうがやや勝っている。 パインを使っているのに、ここまでシャープな味わいのチューハイは珍しい。
 果汁4.1%。アルコール分4%。 原材料:アルコール、シークァーサースピリッツ、パイナップル果汁、シークァーサー果汁、 糖類、酸味料、香料。
 沖縄産パイナップル果汁を4%、沖縄産シークァーサー果汁を0.1%使用しています。
 こちらもまたすばらしい出来映え。以前からアサヒさんは、 こういった酸味をきかせたチューハイを、沖縄だけで出す傾向があるが、なぜ地域限定にするのか。 シークァーサーベースのものは沖縄でウケるのはわかるけれど、他地域でも人気が出るに違いない。 今後、全国で売り出して頂くように、お願いしたい。
種別 チューハイ・カクテル等
2010年9月2日
No.2513: 南国チューハイ アセロラとシークァーサー <沖縄限定> / アサヒ
 なんごくちゅーはい あせろら と しーくぁーさー <おきなわげんてい> / あさひ
アサヒ 南国チューハイ アセロラとシークヮーサー アサヒ 南国チューハイ アセロラとシークヮーサー review
 既に レモンとシークァーサーパインとシークァーサーを取り上げた、 沖縄地区限定のアサヒ「南国チューハイ」。
 全3種のうち、残る最後はこちら「アセロラとシークァーサー」。

 グラスに注いだ外観は、無色透明。
 アセロラの酸っぱそうな香りが特徴。味もその香りの印象通り、 口に含んだ瞬間、鋭い酸味が感じられる。もちろんシークァーサーも酸味の強い柑橘だから、 相乗効果で極めてシャープな味となっている。
 飲み込んだ後も下の奥に収斂性のある酸味が居残り、喉を刺すような感じすらある。 暑い時期にぴったりの味わい。
 果汁0.2%。アルコール分4%。 原材料:アルコール、シークァーサースピリッツ、アセロラ果汁、シークァーサー果汁、 糖類、酸味料、香料。
 沖縄産アセロラ果汁を0.1%、沖縄産シークァーサー果汁を0.1%使用しています。
 酸っぱい味が苦手な人には今ひとつかもしれないが、 果実の酸っぱさだから、フレッシュ感満載のチューハイである。
種別 チューハイ・カクテル等
2010年9月3日
No.2514: セブンプレミアム チューハイ グレープフルーツ / アシードブリュー
 せぶんぷれみあむ ちゅーはい ぐれーぷふるーつ / あしーどぶりゅー
セブンプレミアム チューハイグレープフルーツ セブンプレミアム チューハイグレープフルーツ review
 セブンプレミアムは、セブン&アイ(セブンイレブン、イトーヨーカドーを擁するグループ)のPBで、 様々な商品が展開されている。
 このセブンプレミアムチューハイの存在は、今年の春頃から知っていたが、 当サイトでは6月19日に レモン をレビューしただけで、次が続かなかった。 他に優先したい商品が常にあったからだ。
 ということで、当サイトでは2種めとなる「グレープフルーツ」を今日は掲載する。

 グラスに注いだ色は、しっかりと白濁。やや黄色っぽいか。
 苦みの強調された、わりとナチュラルなグレフル香。よくありがちな、ガムのような甘い香りではない。
 味も甘みが抑制され、苦みが主体。酸もそれほど強くはないから、地味な味わいと言えるが、 それだけにかえって自然な印象を受ける。
 酸っぱくないと思いきや、飲み進めると歯の裏側にキシキシ感が残る。実はかなり酸味もしっかりあったのだ。 飲みごたえがあり、なかなか侮れない内容ではある。
 アルコール分5%。果汁7%。原材料:グレープフルーツ果汁、醸造アルコール、 果糖ぶどう糖液糖、酸味料、香料。
 製造者:アシードブリュー(株)宇都宮飲料工場、栃木県下野市下石橋561。
 製造元はOEM供給元として当サイトでも有名なアシードブリュー。 シリーズにはチューハイが計3種と、カクテルも計3種ある。
 入手したのはスーパーのイトーヨーカドー。 TVではAKBの板野ともちんが出てきて「いってみヨーカドー」というCMが印象的だが、 ベッキーを起用しているイオン同様、最近はこのような大衆スーパーが若者の支持を取り付けている。
 ヨーカドーさん、イオンさんなどには悪いが、若い層が安売りスーパーに抵抗感がなくなり、 「ユニクロの服がかっこいい」などという価値観も出来上がっている現状では、未来は明るいとは言えない。 べつに「高い物を買え」とは言わない。だが、若いうちにできる限り良質の物を見ないと、 クリエイティビティが育たないと思うのだ。
 安ければいいという風潮には、私は反対の声を上げ続けたい。
種別 チューハイ・カクテル等
2010年9月4日
No.2515: スーパー 爽生(韓国産新ジャンル)
 すーぱー そうなま
スーパー爽生 スーパー爽生 review
 いったいいつ入手したのかわからなくなってしまったほど、ずっと冷蔵庫の奥に眠っていた。

 この Super爽生 は輸入者が日本流通産業(ニチリウ)であり、 基本的にニチリウグループに属するスーパーに置かれている。私が購入したのは、確か同グループに属する スーパー平和堂(本社滋賀県)であった。

 グラスに注いだ外観は、わりとしっかりした黄金色。泡の密度は低く、泡持ちも悪い。
 香りは、新ジャンルらしい穀物的な臭みがあるが、それほど強くはない。香り成分がすべて弱い感じ。
 口当たりは、スッキリ系。悪く言えば、コクがなくスカスカ。飲み込んだ後に、 アルコール的な甘みがふんわり残るが、苦みも強いので、相殺しあっている感じ。
 アルコール分5%。原材料:発泡酒・スピリッツ(大麦)・炭酸ガス含有。 原産国:韓国。輸入者:日本流通産業株式会社。
 当サイトで5年ほど前に掲載した 旧製品 では、なんと焼酎が添加されていたのだが、 この製品は大麦スピリッツとなっている。
種別 新ジャンル
2010年9月5日
No.2516: 軽井沢高原ビール SEASONAL 2010 Irish Red Ale / ヤッホー・ブルーイング
 かるいざわこうげんびーる しーずなる 2010 あいりっしゅ・れっど・えーる / やっほー・ぶるーいんぐ
軽井沢高原ビール SEASONAL 2010 Irish Red Ale 軽井沢高原ビール SEASONAL 2010 Irish Red Ale review
 今年もまた出ていることは知っていたが、特にネットで取り寄せることもせず、 「もしかしたらそのうちどこかで売られているのを発見するかも」という淡い期待で待っていた。 軽井沢高原ビールから年に1度のお楽しみ「シーズナル」である。
 なかなか遭遇できず、もう忘れてしまっていたところ、昨日偶然、近所のコンビニ(セブンイレブン)で発見。 最近同店には立ち寄っていなかったので、ここに入荷していたなんて知らなかった。 冷蔵ケースに、なんと1本だけ残っていたので(バックヤードにはまだあるのかもしれないが)、慌ててかごに入れた。

 グラスに注いだ外観は、透過性はあるが深いアンバー。やや赤みが強い。 泡は淡いベージュ色で非常にきめ細かい。泡持ちも概ね良い。
 香りは、ザラメのような甘い焙煎香、干し草に、雨上がりの土のような匂いが少々。
 口に含むとほんのり甘く、やさしい導入部だが、すぐにずっしりした苦みが来る。 ロースティな香味を残しながら、やはり最後まで苦みの存在感が勝る。ボディの厚みがそれほどないのは、 度数が低いからであろう。
 アルコール分4.5%。原材料:麦芽・ホップ。 製造者:(株)ヤッホー・ブルーイング、 長野県軽井沢町長倉2148。
 「アイリッシュ・レッド・エール」というビールには、ケルト民族に伝わる不思議な神話があります。 「その昔アイルランドの王が乗馬をしていると、突然魔法の雪が現れ飲み込まれてしまった。 雪の中ではケルトの神が王を待っており、傍らの美女が甘い香りのする赤い飲み物を王に差し出した。 王が飲んでみると、それは赤い色のエールビールであった。 城に帰ってもその味が忘れられない王は、これを造ることを国民に命じた」というものです。 カラメルモルトの甘いアロマとその色が印象的な、2010年限定のシーズナルをお楽しみください。
 コンビニでの入手価格は350円。高いようにも見えるが、地方のクラフトビールだと500円くらいは平気で取る内容だと思うので、 十分にお買い得。今年もまた素晴らしいビールを造っていただいたことに、感謝。
 それにしても、日頃コンビニ各店を、満遍なく回らなくてはいけないと改めて気づいた。ちょっと足が遠のいているうちに、 こんな商品を取りこぼしているかもしれない。
 私はPontaを貯めているので、LAWSONには毎日のように立ち寄る。 限定品の多いファミマも定期的に覗くようにしている。しかし、大手3社の中では、 セブンイレブンを利用するメリットが私にはほとんどないため、疎遠になっていた。もっと頻繁に巡回しよう。
種別 ビール
2010年9月6日
No.2517: すらっと すっきり梅 / アサヒ
 すらっと すっきりうめ / あさひ
アサヒ すらっと すっきり梅 アサヒ すらっと すっきり梅 review
 明日9月7日発売、アサヒ「すらっと」の新製品「すっきり梅」。期間限定ではなく、 通年商品のようである。これで「すらっと」は、全6アイテムとなった。

 グラスに注いだ液色は、ほんのり黄色。梅のはずなのに、なぜか柑橘の顆粒が浮いている。 缶を見ると、レモン果肉入りと書いてある。
 香りは、ほんのり甘く、キュンと酸っぱい。ジューシーだが、コクはあまりなさそう。
 口当たりも軽快な酸が効いて、爽やか。甘みは必要最小限。 梅味チューハイというと(特に梅酒を使ったものなどは)、甘みにコクがあって、くどいものが少なくないが、 こんなに軽やかなものは初めてだろう。レモンが入っている効果は大きい。
 果汁1%。アルコール分3%。糖質70%オフ。 原材料:アルコール、うめ果汁、果粒、食物繊維(ポリデキストロース)、糖類、 酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)、カラメル色素。
 すっきりさらっとした味わいと、みずみずしい果汁感を楽しめるチューハイです。 梅果汁にレモン果肉を加えることで、フルーティでのどごしさわやかに仕上げました。
 度数も3%と低く(最近のトレンドだが)、アルコールに弱い人にも抵抗なく飲んでもらえそう。 これもまた一定の支持を獲得するだろう。
種別 チューハイ・カクテル等
2010年9月7日
No.2518: ヱビス ASUKA CRUISE まろやか熟成 / サッポロ
 ゑびす あすかくるーず まろやかじゅくせい / さっぽろ
ヱビス ASUKA CRUISE まろやか熟成 ヱビス ASUKA CRUISE まろやか熟成 review
 明日9月8日が発売日となっている「ヱビス ASUKA CRUISE まろやか熟成」。
 これは2007年から日本最大のクルーズ客船「飛鳥U」船内限定で提供されてきたビールで、 今回、ヱビスビール生誕120年記念限定品の第3弾として、全国発売されることになったものである。 発売日の2日前である昨日6日から、店頭に並べているスーパーもたくさんあった。 それだけ売上期待が大きいということなのだろう。

 グラスに注いだ液色は、ごく淡い黄金色。泡はきめ細かく盛り上がり、泡持ちも悪くない。
 グラスに鼻を近づけると、まずは芳しいアロマホップが香る。雑味のない、研ぎ澄まされた味を想起させる。
 口当たりが柔らかく、モルトの甘味が非常によく感じられる。「まろやか」の名にふさわしい。 しかしその後、舌の根っこにギュッと凝縮した苦みが感じられる。それが粗暴ではなく、 甘味をまとって上品である。 飲み込んだ後には、その苦味・甘味のバランスのよい余韻がいつまでも口中に残る。
 アルコール分5.5%。原材料:麦芽・ホップ。
 時間をかけてゆっくりと造りこむことで、まろやかな味わいと上質な香りを醸し出したヱビスです。 豪華クルーズ客船「飛鳥U」で過ごす上質な時間にふさわしい味わいに仕上げました。 船内でしか味わえないヱビスを、ヱビスビール生誕120年を記念して限定発売致しました。
 大きな期待を持って臨んだが、その期待以上に素晴らしい内容。上品で芳しく、パワーがあってデリカシーに富んでいる。 ヱビス史上最高傑作ではないだろうか。深いマリンブルーとゴールドをベースに、飛鳥Uのイラストを配した缶デザインも心憎いほどおしゃれで、 何も文句をつけるところがない。
 最近、私の毎日の夕食時のお供は、連日キリン秋味だったが、今日から改め、 この製品が出ている間は、ずっとこれにしようと思う。サッポロさんに、ぜひ通年販売していただけるように、 陳情したいくらいである(*注)。
*注:当サイトでは、できるだけ私個人の嗜好を排して、常に客観的な批評を心がけているが、 今日は思わず感情が昂ぶり、絶賛してしまった。冷静に判断して、やはり素晴らしいクオリティであることは間違いない。
 ところで本日7日と明日8日は新製品ラッシュで、私が確認している情報では、 2日間で合計15品目の新製品が出る。こうやって1日1本の掲載では、なかなか終わらない。 来週も再来週も新製品は続々登場するので、1日複数本態勢で片付けていかないとダメかもしれない。 いや、まだ全部を入手できているわけでもないのだが・・。
種別 ビール
2010年9月8日
No.2519: ネクターカクテル とろとろピーチ <限定販売> / サッポロ
 ねくたーかくてる とろとろぴーち <げんていはんばい> / さっぽろ
サッポロ ネクターカクテル とろとろピーチ サッポロ ネクターカクテル とろとろピーチ review
 本日9月8日が発売日となっている「ネクターカクテル とろとろピーチ」。
 サッポロと不二家のコラボレーションによって誕生したものだが、 今年5月に発売され好評を博した、ネクターサワー・スパークリングピーチ に続く第2弾である。

 グラスに注ぐと、ネクターらしく粘性のある液体。まさにとろとろである。色はピーチらしい薄黄色で濁りがある。
 桃の芳醇な香り。そもそも不二家ネクターは、果汁含有率以上にフルーティさ、生っぽさがうまく引き出されているが、 この製品も果汁25%と、缶カクテルではかなり多い部類ではあるけれども、その数値以上に、果汁感が強い。
 ねっとりとした甘味。桃らしい生臭い味わい。しかし、軽い苦味を伴うので、後味はそんなにくどくない。 飲み込んだ後、口中に繊維質が残る。
 果汁25%。アルコール分4%。 原材料:もも・ウォッカ・ハチミツ・糖類・酸味料・香料・ビタミンC。
 スパークリングピーチのほうも素晴らしかったが、こちらはより一層ネクターらしく、 魅惑的な飲み物に仕上がっている。
種別 チューハイ・カクテル等
2010年9月9日
No.2520: 直搾り 黄金桃 <期間限定> / 宝酒造
 じかしぼり おうごんとう <きかんげんてい> / たからしゅぞう
タカラ 直搾り 黄金桃 タカラ 直搾り 黄金桃 review
 9月7日、直搾りの期間限定品2種が出た。黄金桃とアセロラである。
 今日は、「黄金桃」のほうを取り上げたい。

 グラスに注いだ色は、やや濁りある淡黄色。
 香りは確かに桃で、生臭い感じが出ているものの、コクは感じられない。いかにも直搾りだ。
 口に含むと、やはり桃らしい風味があるが、甘味はぐっと抑えられ、スッキリしている。 喉ごしもさらさらだ。炭酸のピリッとした感覚が、より一層味わいをシャープにまとめている。 アルコール感は、弱い。
 アルコール分4%。果汁3%。原材料:黄金桃果汁、焼酎、糖類、酸味料、香料。
 黄金桃は川中島白桃から派生したとされる黄金色の外観が美しく希少価値の高い品種です。
 長野産黄金桃の種を取り除いてから、果肉を丁寧に搾ったストレート混濁果汁を使用。 産地と果汁の造り方を厳選した黄金桃のみずみずしい味わいをお楽しみください。
 黄金桃を使ったチューハイというのは、これまでほとんど見当たらない。 当サイトで把握している限りでは、2006年にメルシャンから出た、 ギュギュッと搾った黄金桃のお酒だけである。
種別 チューハイ・カクテル等

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