ビール・発泡酒・チューハイの部屋

No.2661−2680


 
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2011年1月29日
No.2661: 金麦 / サントリー
 きんむぎ / さんとりー
サントリー 金麦 サントリー 金麦 review
 サントリー金麦が、12月中旬製造分から新しくなっている。 既に 檀れいサンが大写しになる CMもたくさん流れているので、見た人も多いだろう。

 グラスに注いだ色は、かなりしっかりした黄金色。 泡持ちはそれほど良くない。前はもっと良かったような気がするけれど、 まあグラスの温度などの条件の違いだろう。
 香りを嗅ぐと、昔の発泡酒のような匂いがある。爽快感は乏しい。
 味はしっかりとした苦味と共に、適度なコクがある。新ジャンルにありがちな、妙な甘さはない。 これらの点は、従来品と変わっていない。
 アルコール分5%。原材料:発泡酒(麦芽、ホップ、糖類)、スピリッツ(小麦)。  厳選した「旨味麦芽」を主に使用。豊かな麦の旨みをお愉しみください。
 今回のリニューアルについて、同社サイトでは次のように説明している。
 お客様に高い評価をいただいている“まろやかな飲みやすさ”はそのままに、 “麦のうまみ”をよりいっそう追求しました。麦芽の使用量を増やし、コクと香味をバランスよく引き出すことで、 しっかりとした“麦のうまみ”を実現しました。 パッケージは、引き続き上質感のあるデザインをベースに、正面の「RICH MALT」の文字に立体感を持たせることで、 中味のこだわりをわかりやすく表現しました。
 麦のうまみをより一層追求したとのことだが、以前からコクのある製品なので、そんなに大きく変わった印象はない。 それよりも、味に透明感が出たような気がした。悪い変化ではない。
 缶の見分け方として、"RICH MALT の文字に立体感を持たせた"とあるが、R と M がちょっと大きくなっているだけで、 パッと見て従来品との違いがぜんぜんわからない。
 私のように過去を記録している人間でなければ、たとえ売場で新旧の缶が並んでいたとしても、 どちらが新しいのかわからないだろう。
 見るからに新しくなったという印象を、あまり与えない方がいいという判断なのだろう。 それだけ金麦は、固定ファンをがっちりつかんでいるブランドだということだ。
種別 新ジャンル
2011年1月30日
No.2662: クリアアサヒ / アサヒ
 くりああさひ / あさひ
クリアアサヒ クリアアサヒ review
 クリアアサヒが、12月下旬製造分から"クオリティアップ"している。 缶の左肩に、NEW! と書かれているので、わかりやすい。

 グラスに注いだ色は、ごく淡い黄金色。こんなに薄かったかな?という感じ。
 泡は純白で非常にきめ細かく、泡持ちも良い。ビールと見分けがつかない。
 香りは爽快。ほとんど臭みはないが、やはりビールほどコクを感じない。
 口当たりも爽快で、雑味がない。やや酸が強い印象があるが、 この特徴は以前から同じ。それに負けないだけの苦味があるから、バランスは悪くない。 新ジャンル特有の臭みもなく、後味も名前の通りクリアだ。
 アルコール分5%。原材料:発泡酒(麦芽、ホップ、大麦、コーン、スターチ)、 スピリッツ(大麦)。
 同社サイトには、今回のクオリティアップについて、次のように書かれている。
 クオリティアップの具体的な内容として、味わいについては、『クリアアサヒ』ならではの爽快な味わいはそのままに、 大麦の使用比率を見直すことでさらにクリアな後味を実現しました。
 説明の通り、後味が非常にクリアになった。従来品は、少しコクを追求しすぎたために、 えぐみのようなものが出ていた。それが改善されたと思う。
 アサヒを代表する新ジャンルとして、良い進化を遂げたと思う。
種別 新ジャンル
2011年1月31日
No.2663: すらっと すっきりレモン / アサヒ
 すらっと すっきりれもん / あさひ
アサヒ すらっと すっきりレモン アサヒ すらっと すっきりレモン review
 アサヒ「すらっと」から新フレーバー、「すっきりレモン」が登場。 発売日は、明日2月1日である。

 グラスに注いだ色は、やや濁りのある濃いめのレモン色。このシリーズに共通だが、果粒が浮遊している。 チューハイっぽくない色と言っていい。缶に「ビタミンCレモン味」と書かれているが、 まさにそのイメージのままである。
 ジューシー感あふれるレモン香。見た目もそうだが、香りも、 サントリーC.C.Lemonみたいだ。 他社製品で恐縮だが。いや、C.C.Lemonよりもっとジューシーか。
 口当たりは、スキッとした酸味と、適度なジューシー感。わりと甘味もあるが、 甘味料特有のちょっと薄ら甘い感じ。これをもうちょっと抑えてほしい気もするが、 そうすると酸っぱくなりすぎるだろうから、難しいところではある。
 グラスに鼻を近づけるたび、ジューシーなレモン香が漂って、とてもアルコール飲料とは思えない。
 果汁1%。アルコール分3%。糖質70%オフ。 原材料:アルコール、レモン果汁、果粒、糖類、酸味料、香料、カラメル色素、 甘味料(アセスルファムK、スクラロース)、ベニバナ色素。
 レモン果汁にビタミンCを加えることで、すっきりとした味わいに仕上げました。
 考えてみれば、レモンチューハイというのは、どうもオジサンのイメージがつきまとい、 垢抜けないのだが、この製品は、すらっとシリーズがメインターゲットとしている女性に訴求するおしゃれさや、 明るさ、軽快さがある。
 ちょっとした工夫だが、革命的な新製品だとも言える。
 もちろん女子だけでなく、オジサン世代だって、風呂上がりにごくごく飲むのに適している。
種別 チューハイ・カクテル等
2011年2月1日
No.2664: ネクターカクテル クリーミーピーチ <限定販売> / サッポロ
 ねくたーかくてる とろとろぴーち <げんていはんばい> / さっぽろ
サッポロ ネクターカクテル クリーミーピーチ サッポロ ネクターカクテル クリーミーピーチ review
 サッポロと不二家のコラボによって生まれ、大ヒットしたネクターサワー、ネクターカクテルシリーズから新製品登場。
 明日2月2日発売のネクターカクテル「クリーミーピーチ」。 ネクターサワー スパークリングピーチネクターカクテル とろとろピーチに続く第3弾である。

 グラスに注ぐと、液体はネクターらしくどろっと粘性がある。 色はアイボリーというか、少し黄色みがあり、まるで森永マミーみたいな感じである。
 香りもクリーミー。桃の香りに練乳が加わった感じ。フルーティさはやや奥に引っ込んでいる。
 口当たりはねっとり感があって、甘味は豊潤。それほど乳飲料の味わいが強いわけではなく、 しっかりと桃の味がする。前作「とろとろ」ほど生っぽくなく、マイルドな味わいである。
 果汁22%。アルコール分4%。 原材料:もも・ウォッカ・加糖脱脂練乳・脱脂粉乳・糖類・安定剤(大豆多糖類・ペクチン) ・香料・酸味料・ビタミンC・乳化剤。
 初登場の時のインパクトが強かった分、3作目ともなると、驚きも薄れる。 ピーチ、ピーチ、ピーチと続けてくるより、 そろそろ本家ネクターにある「ミックス」 を飲んでみたかった。
種別 チューハイ・カクテル等
2011年2月2日
No.2665: すらっと すっきり巨峰 / アサヒ
 すらっと すっきりきょほう / あさひ
アサヒ すらっと すっきり巨峰 アサヒ すらっと すっきり巨峰 review
 昨日2月1日、アサヒ「すらっと」から新フレーバーが2種発売された。 そのうち、すっきりレモンのほうは、既に一昨日にレビュー済。 今日はもう一方の「すっきり巨峰」を。

 グラスに注いだ液色は、極めて淡い紫。その中に、オレンジの果粒が浮遊している。 その一部にはぶどうの色がつき、紫色になっている。だから、ぶどうの粒が砕かれて入っているのかと思った。
 香りは、ふんわりとおとなしいぶどう香。甘味は弱そうである。
 口に含むと、甘くて、酸っぱい。甘酸っぱいのではない。 巨峰の甘さと、オレンジの酸っぱさが溶け合わずに同居している。つまり、少々分裂気味な味わい。 さらに、甘味料の甘味が、少し口中に残る。
 果汁1%。アルコール分3%。糖質70%オフ。 原材料:アルコール、ぶどう果汁、果粒、食物繊維(ポリデキストロース)、糖類、酸味料、香料、 甘味料(アセスルファムK、スクラロース)、野菜色素。
 巨峰果汁にオレンジ果肉を加えることで、すっきりとした後味に仕上げました。
 本品は食物繊維が含まれているため、おなかがゆるくなる場合があります。
 酸味の効いた巨峰味チューハイというのは、未体験ゾーンかもしれない。 巨峰の重たい甘さが苦手という人にも、これなら飲んでもらえる。
 ところで、缶に書いてある「おなかがゆるくなる場合があります」の注意書きだが、 キシリトール入りガムなどでもよく見る表記だ。普通は「体質により」との注釈がつくことが多いのだが、 私はその「体質による」人なのだ。だから、キシリトールを使ったガムとかキャンディは基本的に買わない。
 このチューハイも、今飲みながら書いているので、まだ大丈夫だが、1本飲み終える頃には、 もしかすると、おなかの具合が悪くなるかもしれない。いや、1本くらいなら、大丈夫かもしれない。
 いずれにせよ、この注釈付の商品は、申し訳ないがもう買うことはないだろう。
種別 チューハイ・カクテル等
2011年2月3日
No.2666: 氷結 ピーチ <期間限定> / キリン
 ひょうけつ ぴーち <きかんげんてい> / きりん
氷結 ピーチ 氷結 ピーチ review
 昨日2月2日発売の氷結「ピーチ」。昨年のこの時期にも出ていたもので、 今年が2年目となる。

 グラスに注いだ色は、ほぼ無色透明だが、かすかに色づいている感じ。
 きれいなピーチ香で、白桃特有の生臭い感じはなく、いかにも香料。
 口に含むと、香りの印象通り透明感のある味わいで、みずみずしい。 桃らしい甘味がきっちりありながら、甘ったるくはない。軽い酸味もあり、 絶妙にバランスが取られている。人工的すぎて、サイボーグみたいである。
 果汁3.0%。アルコール分5%。原材料:白桃果汁・ウォッカ・糖類・酸味料・香料。
 丁寧に手摘みされた「白桃」の氷結ストレート果汁を使用した、豊かな香りとみずみずしいおいしさ。
 いつも書いていることだが、氷結は面白みのない優等生である。 何をやらせても80点取る秀才だが、傑出した部分がない。破天荒さもない。 だから一緒にいて楽しくない。そんなキャラである。
 缶チューハイなんて、しょせん100円台の商品だから、深く考えず同じ味になんとなく手を伸ばす消費者が 買い支えてくれる。そういった定番品としての資質は備えているが、 一方で、品質を厳しく選別するマニアには、あまり相手にされない商品といえるかもしれない。
種別 チューハイ・カクテル等
2011年2月4日
No.2667: アサヒ・オリオンいちばん桜 <沖縄発季節限定生ビール2011> / オリオン(アサヒ)
 あさひ・おりおんいちばんざくら <おきなわはつきせつげんていなまびーる2011> / おりおん(あさひ)
アサヒ・オリオンいちばん桜 アサヒ・オリオンいちばん桜 review
 今年で3シーズンめを迎える「アサヒオリオンいちばん桜」。発売日は2月1日。 昨シーズンは12月29日発売で、その前は1月20日であった。毎年微妙に変わっている。
 「いちばん桜」自体は、本家オリオンでは以前からあったものだが、 アサヒが扱うようになって今年が3年目である。また、昨年までは コンビニエンスストア限定発売だったものが、今年から販路を限定しないこととなった。

 グラスに注いだ色は、わりとしっかりした黄金色。 写真で泡が少なめに写っているが、これは私が注いでいる途中に時間を空けすぎてしまったもので、 本来はもっと力強く盛り上がる。
 香りは基本的に軽快だが、ホップと麦の両方を感じる。
 口当たりは軽やかだが、実はかなり苦味が強い。オリオンビールの製品としては、一番重たい部類だろう。 だが、飲み込んだ後は、すぅーっと体になじんでいくような、非常にピュアな飲み心地である。
 アルコール分5%。麦芽100%。厳選アロマホップ使用。原材料:麦芽、ホップ。 醸造元:オリオンビール(株)、販売元:アサヒビール(株)。
 なお、缶の裏には、次のような説明文がある。
 沖縄では正月を過ぎると緋寒桜の鮮やかなピンクの花々が次々と色づき始め、春の訪れを告げます。 そんな華やかな季節にふさわしい 『贅沢なコクと香り』の麦芽100%ビールが、沖縄から届きました。
 販路限定を解いたのは、昨年、好評を博したからであろう。毎年この時期、私の晩酌は連日これになるため、 スーパーで6本パックを買ってきた。
 昨年までと中身はまったく変わっていないと思われるが、変える必要はもちろんない。
種別 ビール
2011年2月5日
No.2668: −196℃ ストロングゼロ ダブル レモン / サントリー
 まいなす196ど すとろんぐぜろ だぶる れもん / さんとりー
サントリー -196℃ ストロングゼロ ダブルレモン サントリー -196℃ ストロングゼロ ダブルレモン review
 2月1日、−196℃ ストロングゼロ シリーズがリニューアル発売となった。
 3種あるが、シークヮーサーを除く2種は、最近コンビニでよく見る。というわけで、 今日はまずレモンを取り上げる。

 グラスに注いだ色は、ほんのりと白濁。
 香りにフレッシュ感はあるが、やや内にこもったようなレモン香。
 味はレモンの酸味に炭酸の刺激、そして豊かなアルコール感の三重奏。飲んでいると、 胃の中が熱くなってくる感じだ。
 従来品は、飲み込んだ後に口中に甘味料のどんよりした甘味が少し残る感じだったが、 今回の新作では、それが少し改善された気がする。
 アルコール分8%。糖類ゼロ。レモン果汁3%。レモン浸漬酒使用。 原材料:レモン、ウオツカ、酸味料、香料、ビタミンC、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
 レモン浸漬酒と果汁をダブルで使用。アルコール8%でガツンと飲みごたえの糖類ゼロ!
 同社サイトでは、今回のリニューアルについて、次のように説明されている。
 お客様から高く評価いただいている力強い飲みごたえはそのままに、製法の進化により果実の味わいをさらに強化しました。
 ストロングではない通常のゼロドライシリーズも、今回のリニューアルは良い方向に変わったと思うが、 こちらもリニューアルは正解だと思う。
種別 チューハイ・カクテル等
2011年2月6日
No.2669: −196℃ ストロングゼロ ダブル グレープフルーツ / サントリー
 まいなす196ど すとろんぐぜろ だぶる ぐれーぷふるーつ / さんとりー
-196℃ ストロングゼロ ダブルグレープフルーツ -196℃ ストロングゼロ ダブルグレープフルーツ review
 2月1日にリニューアル発売となった、−196℃ストロングゼロシリーズ。
 昨日、レモンをレビュー済。今日は「グレープフルーツ」を。

 グラスに注いだ色は、ほぼ無色だが、微かに白濁。
 香りを嗅ぐと、よくある平凡なグレフルチューハイの香り。甘そうな感じである。
 口当たりは、炭酸の刺激と、アルコール感でピリピリ来るが、 やはりかなり甘い。ガッツリと飲みごたえがあって、後味にも甘味が残る。
 アルコール分8%。糖類ゼロ。グレープフルーツ果汁3%。グレープフルーツ浸漬酒使用。 原材料:グレープフルーツ、ウオツカ、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
 ホワイトとルビー、2種類のグレープフルーツをダブルで使用。 アルコール8%でガツンと飲みごたえの糖類ゼロ!
 従来品との違いが、はっきり言ってよく分からなかった。 もうちょっとすっきり感が向上すると良いのだが。
種別 チューハイ・カクテル等
2011年2月7日
No.2670: 本格 <辛口麦> / キリン
 ほんかく <からくちむぎ> / きりん
キリン 本格辛口麦 キリン 本格辛口麦 review
 キリン「本格 辛口麦」が、12月下旬製造分から新しくなっているので、飲んでみたい。

 グラスに注いだ色は、ごく淡い黄金色。泡は勢いよく盛り上がり、泡持ちもそこそこ。
 香りは軽快、爽快。当初、ビールと区別がつかないほどだが、時間が経つと、少し臭みが出てくる。
 味も最初、すっきりとクリアな口当たりで、新ジャンルにありがちな、不自然な甘味などは感じない。 ところが、しばらく飲み進めると、穀物的な香味が感じられるようになる。ほんのわずかではあるが。
 全般的には名前の通りの辛口であり、技術の進歩を感じる。キリン社の新ジャンルの中では、 1番のクオリティだと思う。
 アルコール分5%。原材料:発泡酒(麦芽・ホップ・大麦・糖類)・大麦スピリッツ。
 同社サイトでは、今回のリニューアルを次のように説明している。
 今回のリニューアルでは、さらなる本格的なうまさを追求しました。ホップを増量することで、 本格的な飲みごたえと後味のキレがさらに実感できる味覚を実現しています。
 確かにホップ香はしっかりとあるが、従来品との違いはそれほど感じなかった。 かなり完成度の高い製品であるから、あまり手の入れようもなかったのだろうが。
種別 新ジャンル
2011年2月8日
No.2671: −196℃ ストロングゼロ ダブル シークヮーサー / サントリー
 まいなす196ど すとろんぐぜろ だぶる しーくゎーさー / さんとりー
-196℃ ストロングゼロ ダブルシークヮーサー -196℃ ストロングゼロ ダブルシークヮーサー review
 新しくなった−196℃ストロングゼロシリーズ。全3種ある。発売日は2月1日。
 既にレモングレープフルーツを取り上げているが、 今日は3種めの「シークヮーサー」を。

 グラスに注いだ色は、ほぼ無色だが、わずかに白濁しているようにも見える。
 香りは、シークヮーサーらしいグリーンな感じ。それほど強くは香らない。
 味は甘味が抑えられ、酸味と苦味が中心。飲み込んだ後に、甘味料特有の甘さが若干残るが、 それほど気にならないレベルである。度数が8%もあるのに、不思議にアルコール感はそんなに強くない。 それに、シリーズ3種の中では、味わいが一番すっきりしている。
 ただ、飲み進めるうちに、 やはりアルコールが回ってくるのが実感される。
 アルコール分8%。糖類ゼロ。シークヮーサー果汁0.2%。シークヮーサー浸漬酒使用。 原材料:シークヮーサー、ウオツカ、泡盛、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
 シークヮーサー浸漬酒と果汁をダブルで使用。隠し味に泡盛を配合し、 アルコール8%でガツンと飲みごたえの糖類ゼロ!
 私自身の記録を見る限り、従来品は、もっと濃密だったように思うのだが、 すっきり感が増したような気がする。良いリニューアルであった。

 ところで、本題から逸れるが、2月1日発売の おいしいチューハイ の新製品がみつからない。 発売前から楽しみにしていたのに。
 連日コンビニ行脚を続けているが、今のところ出会わない。同シリーズは最近、LAWSONで発見することが多かったのだが、 今回は、私の行動範囲内のどこのLAWSONでも未入荷である。引き続き、探索を続ける。
種別 チューハイ・カクテル等
2011年2月9日
No.2672: リフレタイム チューハイ イチゴ / 合同酒精
 りふれたいむ ちゅーはい いちご / ごうどうしゅせい
GODO リフレタイム チューハイ イチゴ GODO リフレタイム チューハイ イチゴ review
 ファミリーマート限定とみられるチューハイ「リフレタイム」。GODO製である。
 当サイトでは既にレモングレープフルーツをレビュー済なのであるが、 先日、他の製品を探しに行ったときに、偶然この「イチゴ」を発見した。発売日は不明。

 グラスに注いだ色は、透明感あるピンク。
 香りはごくシンプルなイチゴ。いかにも作られた感じだが、想像と違わない、イチゴ香料といったらこれ、 みたいな香りだ。アルコール臭などは感じない。
 味もごくシンプル。イチゴの甘い風味満載だが、甘すぎず、適度な爽快感。アルコール感はほとんどない。
 レモンチューハイのように常飲するようなものではないが、1週間に1度くらいなら飲んでもいいかな?と思える内容。
 アルコール分4%。果汁1%。 原材料:イチゴ果汁、醸造アルコール、果糖ぶどう糖液糖、酸味料、 香料、クエン酸Na、アントシアニン色素、カラメル色素。
 特に期間限定などとは書かれていないが、おそらくこの時期の限定なのではないかと思われる。
種別 チューハイ・カクテル等
2011年2月10日
No.2673: おいしいチューハイ 和柑橘ミックス <期間限定> / 宝酒造
 おいしいちゅーはい わかんきつみっくす <きかんげんてい> / たからしゅぞう
タカラ おいしいチューハイ 和柑橘ミックス タカラ おいしいチューハイ 和柑橘ミックス review
 先日、手に入らないと書いた、おいしいチューハイの期間限定「和柑橘ミックス」がみつかった。
 一昨日は未入荷だったが、今日、ampmを覗いてみたら入っていたので、一安心。発売日は2月1日。

 グラスに注いだ色は、やや淡い感じの山吹色。いかにもみかんジュース的である。
 香りもまさにみかん。このシリーズに共通の特徴だが、あまり派手に香ることはなく、 奥ゆかしくやさしい香りである。酸味はあまり強そうな感じではない。
 口当たりは当然、スキッとしており、みかんの甘いニュアンスをまといながらも、甘さは抑えられている。 酸味も強烈ではなく、全般的にマイルドなタッチである。ただ、そのマイルドな酸が、 炭酸の刺激と呼応して、喉にはピリッと来る。
 果汁50%。糖類不使用。アルコール分4%。 原材料:果汁(温州みかん、ぶどう、りんご、甘夏みかん、はっさく)、 スピリッツ、香料、酸味料。
 果汁をたっぷり50%使用した贅沢なチューハイです(和柑橘果汁27%)。
 ぶどうとりんごが入っているのは、甘味を出し、まろやかにするためだと思われる。温州みかん中心の味わいは、 まさに和柑橘の名にふさわしい。
 温州みかんといえば、愛媛のポンジュースですら、 今は輸入オレンジを国産温州みかんに混ぜている(愛媛みかん100%というこだわり製品もあるが、数量は少ない)。 温州みかん果汁というのは、酸味が強いので、単体では難しいとは思うが、だからこそ、うまく使えば和の味わいになる。
 和柑橘といえば、思い出すのは、メルシャンがチューハイをつくっていた頃の本搾りチューハイ・プレミアムである。
 国産柑橘ブレンド瀬戸内柑橘ブレンド国産蜜柑和歌山みかんなどで、 その衝撃はすごかった。今でもあのラインナップを超える柑橘系チューハイはないし、 あんなものは二度と出てこないのではないか、とすら思っている。
 その後、同社の低アルコール飲料(RTD)事業がキリン社に譲渡されたが、単に部門を受け入れただけで、 製品の価値やスピリットは承継されなかった。私のような消費者が非常に残念に思っている以上に、いや、同列に語っては失礼だが、 開発に携わってきた社員の方々は、悔しい思いを抱いているのではないだろうか。 もし、儲かるか儲からないかだけを基準に、良い製品をつぶすような暴挙に出ているのだとしたら、 私はそんな会社には嫌悪感を抱く。
(もし、メルシャン社でチューハイ造りを担当されていた方が当サイトをご覧頂いていたら、ぜひご一報ください。 お話を聞かせてください)

 さて、だいぶ話が逸れたが、今回のタカラさんの製品は、かなり遠慮した味づくりという気がする。 もちろん、たくさん売ることを意識するのは当然のことだけれども、この製品に限らず、琉球ハイボールのシリーズもそうだが、 ややポピュリズムに走っているきらいがある。
 今の時代、もっと大胆で骨のある製品は受けないのだろうか。和柑橘で酸味をもっときつくしたりすると、 マニアにしか受けないのかもしれない。 でも、大衆受け狙いの路線では、売り方の巧妙なメーカーさん(S社、K社)にかなうはずはないと思うのだが。
種別 チューハイ・カクテル等
2011年2月11日
No.2674: ホップの香り / サンガリア
 ほっぷのかおり / さんがりあ
サンガリア ホップの香り サンガリア ホップの香り review
 サンガリアのノンアルコールビールテイスト飲料「ホップの香り」が新しくなっている。 同社サイトでは昨年10月25日付で告知されており、私が入手したのもかなり前なのだが、 ようやく飲む順番がやってきた。

 グラスに注いだ外観は、かなりしっかりとした黄金色。泡は当初盛り上がるが、すぐに減衰。 写真は、注いですぐ慌てて撮ったもの。この後、程なくして消えた。
 香りは、ノンアルコールビールによくある、カンロ飴みたいなしょうゆっぽい香り。時間が経って酸化したビールみたいだ。
 口当たりは、その香りの臭みほど悪くなく、ある程度すっきりとはしている。 苦味もしっかりと感じられ、それなりに飲みごたえがある。
 アルコール分0.00%。 原材料名:糖類(果糖ぶどう糖液糖、麦芽糖)、水溶性食物繊維、麦芽エキス、ホップ、 酵母エキス、酸味料、香料、調味料(アミノ酸)、ビタミンC、甘味料(アセスルファムK)、ビタミンB2。
 従来品についての私自身のコメントをみると、そんなに大きく変わっているようには思えない。 ただ、従来から臭みの弱い製品であり、それが今回さらに良くなったようには感じる。
 ビール大手各社の、飲みごたえを求めて造られた製品群よりも、こちらのほうがクオリティは上だと思う。
 これまで、サンガリア製品などほとんど置いていなかったスーパーなどでも、ちらほらと見るようになったので、 やはり評価されているということだろう。
種別 ノンアルコール飲料
2011年2月12日
No.2675: 焼酎ハイボール グレープフルーツ <下町缶> 〜秋冬バージョン〜 / 宝酒造
 しょうちゅうはいぼーる ぐれーぷふるーつ <したまちかん> 〜あきふゆばーじょん〜 / たからしゅぞう
焼酎ハイボール グレープフルーツ 下町缶 焼酎ハイボール グレープフルーツ 下町缶 review
 先日、焼酎ハイボール<名古屋缶>〜秋冬バージョン〜 をレビューしたが、 こちらは東京限定の下町缶。
 下町缶の登場当初はドライとレモンの2種しかなかったが、その後にライムとシークヮーサーが加わった。 更にその後、グレープフルーツの下町缶も出ていたのだが、当サイト未掲載であった。
 中身は普通の焼酎ハイボールだが、一応簡単に中身をレビューしておこう。

 グラスに注いだ色は、ほんのりと濁りある淡い黄色。大粒の炭酸が踊る様は、シリーズ共通。
 苦味が強そうなグレフル香。やや甘いニュアンスをまとっている。
 口当たりもほんのりと甘いが、他のグレフルチューハイとは違って、非常にシャープ。アルコール感も強い。 後味は非常にドライである。
 アルコール分7%。果汁1.5%。原材料:焼酎、グレープフルーツ果汁、糖類、香料、酸味料、カラメル色素。
 地域限定缶という手法は、中身は変えずにパッケージデザインだけを変えたもので、 簡単なわりにインパクトは大なので、もっと広げていってもらえると、うれしい。
 この下町缶の販売エリアは、東京、千葉、神奈川、静岡の各都県である。埼玉が入っていなくて、静岡が入っているのは、 支社の管轄エリアの関係であろうか。
種別 チューハイ・カクテル等
2011年2月13日
No.2676: キリンフリー / キリン
 きりんふりー / きりん
キリンフリー キリンフリー review
 先日、サンガリアのノンアルコールビールテイスト飲料を掲載したが、 今日はこの分野のパイオニアである「キリンフリー」を。 12月上旬製造品からリニューアルしている。

 グラスに注いだ液色は、しっかりした黄金色。泡はそこそこ盛り上がるが、泡持ちはやはり良くない。 以前の製品よりは改善されているようではあるが。
 香りは、これまでどおり、しょうゆっぽく、酸化したビールのよう。
 口当たりはだいぶピュアになった。甘くない飴のような味わいは従来通りだが、 苦味がしっかりとしているので、飲みごたえはある。
 アルコール分0.00%。ビール風味炭酸飲料。カロリーオフ。 原材料:麦芽、砂糖類(果糖ぶどう糖液糖、グルコオリゴ糖)、ホップ、酸味料、香料、調味料(アミノ酸)、 酸化防止剤(ビタミンC)。
 キリンのビール醸造技術から生まれた、爽快なキレと飲みごたえのノンアルコール
 同社サイトによると、今回のリニューアルについて、次のように説明されている。
今回のリニューアルにあたっては、仕込みの段階で麦芽100%麦汁を使用することで、 より一層麦芽の味や香りを楽しめるおいしさを実現しました。
 これが2度目のリニューアルだが、登場当初の製品から比べると、だいぶ良くなったように思う。 これなら、また飲んでもいいかなと思う。
種別 ノンアルコール飲料
2011年2月14日
No.2677: ほろよい アイスティーサワー / サントリー
 ほろよい あいすてぃーさわー / さんとりー
サントリー アイスティーサワー サントリー アイスティーサワー review
 明日2月15日発売、ほろよい「アイスティーサワー」。期間限定ではなく、通年販売の新商品とのこと。

 グラスに注いだ色は、アイスティーといってもかなり薄い。少し黄色っぽいから、 レモンティーをイメージしているのだろう。
 香りは、紅茶キャンディーのよう。人工的な紅茶香で、 粉末を溶かしてつくるインスタント紅茶みたいである。
 味は結構甘味があり、ほんのりとレモン風味がついている。アルコール感はまったくと言っていいほどない。 炭酸も軽快で、ごくごく飲める。
 アルコール分3%。レモン果汁0.5%。 原材料:レモン、紅茶、スピリッツ、さとうきび抽出物、糖類、香料、酸味料。
 紅茶の華やかな香りにレモンの爽やかさを加え、すっきりとした甘さに仕上げました。
 このシリーズは、「カロリ。」などと違って、甘味料ではなく糖類を使っているので、 甘さが不自然でなく、後味がさらっとしている。その点も、爽快感を与える一因となっている。
 これで、ほろよいの定番品は、既発売のレモンうめももりんご白いサワーぶどうサワーと合わせ、 計7種となった。

 それにしてもこの商品は、売りたいターゲットが明確で、寸分のぶれもない感じだ。 私のようなオジサン世代など、まったく相手ではない。改めてサントリーさんのブランド戦略の明確さに 感心する。
種別 チューハイ・カクテル等
2011年2月15日
No.2678: ジョッキ生 / サントリー
 じょっきなま / さんとりー
サントリー ジョッキ生 サントリー ジョッキ生 review
 本日2月15日、リニューアル発売となったサントリー「ジョッキ生」。
 正直、まだ続いていたのか?と思ってしまうが、どう変わったのか、試してみたい。

 グラスに注いだ色は、淡い黄金色。 泡は当初盛り上がるが非常に粗く、すぐに減衰。
 香りにある穀物的臭みはほぼ従来通り。新ジャンルだとすぐわかる。
 それでも味わいはかなり改善されている。苦味がしっかりあり、シャープな口当たり。 従来品はもっと粗雑な印象だったが、味わいのまとまりも出た。 香りを気にしなければ、かなり爽快な感じで飲み進めることができる。
 アルコール分5%。原材料:ホップ、コーン、糖類、醸造アルコール、食物繊維、酵母エキス、 コーンたんぱく分解物、香料、酸味料、カラメル色素、クエン酸K、 甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
 2006年2月発売の初代、 同年8月発売の2代目、 2007年3月発売の3代目、 2008年2月発売の4代目、 2009年2月発売の5代目に続き、 なんとこれが6代目である。
 今回が一番ましになった気がするが、それでも他社製品(麦とホップ、クリアアサヒ、本格辛口など) には未だ及ばない感じだ。
種別 新ジャンル
2011年2月16日
No.2679: すらっと グレープフルーツ / アサヒ
 すらっと ぐれーぷふるーつ / あさひ
アサヒ すらっと グレープフルーツ アサヒ すらっと グレープフルーツ review
 アサヒ「すらっと」が1月製造品から新しくなっている。
 当ページで既にレビューしているすっきりレモンすっきり巨峰は、まったくの新顔で、2月1日発売だったが、 こちらグレープフルーツは、リニューアルである。
 既存品には他に4種(すっきり梅、すっきり白ぶどう、すっきりブラッドオレンジ、すっきり白桃)あるが、 パッケージだけのリニューアルで、中身は変わらないようである。

 グラスに注いだ色は、かなり濁りがあって、大きな果粒が浮遊している。
 みずみずしいグレープフルーツ香。 苦味が強そうで、一般に良くあるグレフルチューハイほど、甘味は強くなさそうである。
 口当たりは炭酸のピリピリ感、想像以上に強い酸味、しっかりとした苦味が混じり合い、 甘味はやはり抑えられている。フレッシュ感はなかなかもので、後味も爽快である。
 果汁3%。アルコール分3%。糖質70%オフ。 原材料:アルコール、グレープフルーツ果汁、果粒、食物繊維(ポリデキストロース)、 糖類、酸味料、香料、 甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
 2種類のグレープフルーツ果汁を使用することで、みずみずしい味わいに仕上げました。 本品は食物繊維が含まれているため、おなかがゆるくなる場合があります。
 今回のリニューアルの目玉は、2種類のグレープフルーツ果汁を使うようになり、 爽快感と果汁感がアップしたことであるという。飲んでみて、確かにそれは実感できた。 まあ、既存品もグレフルチューハイにしては、軽やかで爽快な味わいだったのだが。
種別 チューハイ・カクテル等
2011年2月17日
No.2680: ラ・カクテル クラシーク モスコーミュール / 合同酒精
 ら・かくてる くらしーく もすこーみゅーる / ごうどうしゅせい
ラ・カクテル クラシーク モスコーミュール ラ・カクテル クラシーク モスコーミュール review
 1ヶ月ほど前に取り上げた、GODOラ・カクテル「クラシーク」シリーズ。
 全4種あるうち、カシスオレンジジントニックの2つをレビュー済。
 今日取り上げる「モスコーミュール」は、昨年3月30日の発売である。

 グラスに注いだ色は、ほんのり淡いシャンパンゴールド。ジンジャーエールの色。
 引き締まったグリーンな感じのライム香。甘味は弱そうである。
 口当たりは確かにキリッとシャープ。酸味が効いている。アルコール感はそれほど強くないけれど、 甘くない分、本格的な味わいだ。
 アルコール分4%。果汁2%。 原材料:ライム果汁、ウォッカ、果糖ぶどう糖液糖、酸味料、香料、クエン酸Na、カラメル色素。
 ライムの酸味とジンジャーエールの爽やかな香りが心地よい定番カクテルです。
 缶入りカクテルと言っても、他社製品はもっと甘かったり、ジューシー感が強くてチューハイとどこが違う? と言いたくなるものが多いのだが、このシリーズはアルコール度数は弱いものの「確かにカクテルだ」と思える 味わいに仕上がっている。パッケージデザインも高級感がある。
 良い製品なのに、まったく出回っていないのが悲しい。
種別 チューハイ・カクテル等

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