2011年5月27日
No.2781: ブラックニッカ ハイボール / アサヒ
ぶらっくにっか はいぼーる / あさひ
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またまたハイボールの新製品である。
ニッカ(アサヒ)製品では、従来からブラックニッカ クリアブレンド ハイボールと、
ブラックニッカ クリアハイボールが存在している。非常にわかりにくいのだが、
今回出たこの「ブラックニッカ ハイボール」は、どうやらブラックニッカ クリアハイボールの後継製品のようである。
ちなみに、今はなき製品として、
ブラックハイボールというのも存在していた。紛らわしいことこの上ない。
閑話休題。中身をレビューしよう。
グラスに注いだ色は、極めて淡い黄色。少し緑っぽく、透明感がある。
香りは非常に軽やかであり、グレーンの華やかな香りに、レモンの爽快さが加わる。
味も軽快。アルコール感が弱く、甘酸っぱい飲み口で、後味もさらっとしている。
果汁0.1%。アルコール分7%。原材料:ウイスキー、食物繊維、レモン果汁、香料、酸味料、カラメル色素。
前作ブラックニッカ クリアハイボールは、糖類ゼロがひとつの売りだったが、今回は缶にもその旨書かれていないし、
糖類ゼロではないようだ。
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チューハイ・カクテル等 |
2011年5月28日
No.2782: 果実の瞬間 沖縄産 パイナップル <夏限定> / アサヒ
かじつのしゅんかん おきなわさん ぱいなっぷる <なつげんてい> / あさひ
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5月24日発売、果実の瞬間の夏限定品。
2種出たうち、既に九州産甘夏をレビュー済。
今日はもう一方の「沖縄産パイナップル」。
グラスに注いだ外観は、無色透明。
シンプルで甘酸っぱいパイン香がツンと立つ。混じりけがなく、ピュアな感じ。
味もわかりやすく迷いがない。甘いのにすっきりとした味わい。なかなかのフルーティ感。
果汁1%。アルコール分4%。
原材料:アルコール、パイナップル果汁、糖類、酸味料、香料。
旬果搾り時代に出ていた沖縄産パイナップル(2009年)は、果汁3%だったが、
今回は1%。しかし、みずみずしい雰囲気は失われていないし、なかなかの出来映えである。香料のすばらしさを思い知らされる。
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チューハイ・カクテル等 |
2011年5月29日
No.2783: 白濁(ベルギー産発泡酒)/ 日本ビール
しろにごり(べるぎーさんはっぽうしゅ) / にっぽんびーる
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白濁(しろにごり)という名のベルギー産発泡酒。
有名銘柄ヒューガルテンみたいなベルジャンスタイルのホワイトビールで、缶内に酵母が残存するものだが、
麦芽使用率が25%未満ということなので、日本の酒税法上、発泡酒ということになる。
コリアンダーなどの副原料を使っているがために法律上発泡酒扱いになってしまっているものについては、
当サイトでは原則として「ビール」に分類しているのだが、この製品に関しては、そもそも麦芽使用率が低いことから、
「発泡酒」に分類した。
同じ日本ビールから以前出ていた「にごり白生」のリニューアル版だろうか。
グラスに注いだ外観は、かなり白濁した淡い黄色。泡は純白で力強く、泡持ちも良い。
香りを嗅ぐと、甘夏やグレープフルーツを感じさせる、苦味を伴った柑橘香が強い。とても爽やかな印象。
口当たりも軽快。甘酸っぱさ満載で、重たさはない。苦味も適度。
柑橘系のフルーティさが、口いっぱいに広がる。
アルコール分5度。原材料:大麦麦芽、小麦麦芽、大麦、小麦、ホップ、天然白生酵母。麦芽使用率25%未満。
原産国:ベルギー。輸入者及び引取先:日本ビール(株)。
特別な白生酵母を発酵用、熟成用と二回使用する画期的な二段仕込を手法とし、
その白生酵母をフィルターにかけない事で風味豊かな香りの白濁を創り出しています。
面白いのは、デザイン上、注ぎ口が缶底についていること(右写真)。
缶には「おいしく飲んでいただくために、缶を上下逆さにしています。」との説明がある。
注ぎ口を下にした状態で保管し、注ぐときに缶をひっくり返すことにより、沈殿している酵母が混ざるようにとの配慮だろう。
そのために、注ぎ口側にわざわざ透明なプラキャップがついている。
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発泡酒 |
2011年5月30日
No.2784: TOPVALU バーリアル アルコールフリー / イオン
とっぷばりゅ ばーりある あるこーるふりー / いおん
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買ったのは先月頃だったが、ずっと冷蔵庫に眠らせてあった。
既に同じBARREAL(バーリアル)の名で新ジャンル(製造は韓国)がイオンから出ているが、
これはノンアルコールのビールテイスト飲料。
グラスに注いだ色は、比較的しっかりした黄金色。もちろん着色しているのだろう。
グラスにどんなに勢いよく注いでも、泡はほとんど立たない。
香りを嗅ぐと、よくありがちなカンロ飴みたいなしょうゆっぽい香り。
味も特徴はなく、酸化したビールのよう。苦味がしっかりあるのが救いだが、
それ以外にみるべき点はなし。実に凡庸。
アルコール分0.00%。原材料名:オリゴ糖、麦芽エキス、酵母エキス、ホップ、香料、酸味料、カラメル色素、苦味料。
販売者:イオン(株)。
最近、ノンアルコールは流行だが、内容的には特にこれを選ぶべき理由はみつからない。
安い(88円)だけが、唯一の取り柄である。まあ、安いだけで十分か。
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ノンアルコール飲料 |
2011年5月31日
No.2785: セブンプレミアム ザ・ブリュー / サントリー
せぶんぷれみあむ ざ・ぶりゅー / さんとりー
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セブン&アイのP.B.であるセブンプレミアムの新ジャンル「ザ・ブリュー」が新しくなった。
発売日は、5月17日だったようである。最近、セブンイレブンではかなり大々的に売られている。
グラスに注いだ色は、淡い黄金色。泡は力強く盛り上がり、泡持ちも上々。
香りに臭みはあまりない。ただ、一昔前の発泡酒みたいに、やけにミルキーな香りがあって、
明らかにビールとは違う。
味は概ねクリアでマイルド。ふんわりとした甘味を感じるものの、
飲み込んだ後に、口中にギュッとした苦味も残る。
アルコール分5%。
原材料:発泡酒(麦芽、ホップ、糖類)、スピリッツ(小麦)。
製造者:サントリー酒類(株)。
この商品は、セブン&アイHLDGS.グループとサントリー酒類(株)の共同開発商品です。
旧製品と比べ、味がどう変わったのか、よく分からなかったが、サイト情報によると、
『のどごしスッキリの後味はそのままに、麦芽を増量して味わいに深みを持たせました』とのこと。
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新ジャンル |
2011年6月1日
No.2786: クアーズ ライト
くあーず らいと
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昨日紹介した、セブンプレミアム ザ・ブリュー を入手した店で発見したもの。
そもそもクアーズ ライトは、昔からある製品で、私も何度か飲んだことがあったが、
当サイトでは未掲載であった。缶デザインが昔とは違うようでもあるし、取り上げない理由はない。
グラスに注いだ色は、ごく淡い黄金色。泡は密度が粗く、悪い言葉でいうと「スカスカ」で、
すぐに減衰。
香りは非常にすっきり。華やかさなどはないが、少し甘いニュアンスのアルコール臭がする。
味もこれ以上はないというくらいに、ライトである。悪く言えば「薄い」の一言に尽きる。
こんな書き方をすると、けなしているように思われても困るので、さらに言うが、
この軽やかさ、みずみずしさ、すっきり感は特筆もの。
アルコール分4%。
原材料:麦芽、ホップ、糖類。麦芽使用率50%以上。
原産国:アメリカ。輸入者及び引取先:モルソン・クアーズ・ジャパン(株)。
缶の表記を見て、驚いた。クアーズライトって、昔は完全なる「ビール」ではなかったか?(定かではない)。
これは上記のように麦芽50%以上(ということは、67%未満を意味するのであろう)だから、
日本の酒税法上は発泡酒である。
麦芽使用率が低いわりには臭みがないし、よく仕上がっている。
ところでこの缶、Cold Activated Can といって、キンキンに冷えた状態(概ね摂氏4度以下)になると、飲み頃を示すために、
山のイラスト部分が青くなるそうである。
家庭の冷蔵庫(冷蔵室)では、そんなに冷えないので、写真のように山はほぼ白い色をしている。
それならということで、冷凍庫に入れてみたが、やっぱり青くはならなかった。なぜだろう。
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発泡酒 |
2011年6月2日
No.2787: おんぼらあとBAR 柚子ソーダ / 福光屋
おんぼらあとばー ゆずそーだ / ふくみつや
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これ、確か昨年末頃にネットでみつけて購入しておいたものだが、ずっと冷蔵庫の奥に眠らせてあった。
一日も早く飲んだほうがいいと考え、新製品の出が止まっている今の時期しかないと判断し、飲むことにした。
福光屋というのは、金沢の酒造メーカーで、同社サイト
によれば、創業は寛永2年(1625年)という。
この「おんぼらあとBAR」シリーズは、米焼酎をベースにしたリキュール「くつろぎのおんぼらあと」を
ソーダで割ったカクテル。
3種あるうち、まず今日は「柚子ソーダ」を飲もう。
グラスに注いだ色は、濁りのある黄色。果肉のような微細なもやもやがグラスの中を漂っている。このもやもやは、
瓶の中では底に沈殿していた繊維質で、ゆっくり瓶を上下させてから注いだ。
柚子の黄緑っぽい深い香りが、焼酎に溶け込んでいる。この香りで思い出したのは、
菊水酒造 いいすたいるである。
味にもコクがあり、ジューシー。甘味、酸味とも豊かである。アルコール感がちゃんとあると思いきや、度数は4.5%に過ぎない。
柚子の薬臭いような感じが、アルコールの味のように感じるからだろうか。
後味にも甘味、酸味、苦味が残り、決して爽快な感じではない。
アルコール分4.5度。原材料名:果糖ぶどう糖液糖、本格米焼酎、柚子果汁、コメ発酵エキス。
本格米焼酎ベースのリキュール「くつろぎのおんぼらあと 柚子」をソーダで割った爽快なのどごしのカクテルです。
よく冷やしてお飲みください。
販売者:(株)福光屋、石川県金沢市石引2丁目8番3号。
"おんぼらあと" とは、金沢の方言で「ごゆっくりと」を意味することばだという。
地方発のこういった製品も時には面白い。
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チューハイ・カクテル等 |
2011年6月3日
No.2788: おんぼらあとBAR 梅ソーダ / 福光屋
おんぼらあとばー うめそーだ / ふくみつや
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既に柚子ソーダを取り上げている、福光屋おんぼらあとBARシリーズ。
米焼酎をベースにした同社のリキュール「くつろぎのおんぼらあと」をソーダで割ったカクテルだ。
今日は2種めとして、「梅ソーダ」を。
グラスに注いだ色は、しっかりと濃いゴールド。梅酒を思わせる。
梅酒的な深く強い香り。ざらめのような、強い甘さを想起させる。
味は確かに甘味がしっかりしているが、酸味も強いので、爽快感がある。
アルコール分4.5度。原材料名:梅酒、コメ発酵エキス、梅果汁、本格米焼酎、グレープフルーツ果汁。
本格米焼酎ベースのリキュール「くつろぎのおんぼらあと 梅」をソーダで割った爽快なのどごしのカクテルです。
よく冷やしてお飲みください。
販売者:(株)福光屋、石川県金沢市石引2丁目8番3号。
柚子ソーダのところでも書いたが、"おんぼらあと" とは、金沢の方言で「ごゆっくりと」を意味することばだという。
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チューハイ・カクテル等 |
2011年6月4日
No.2789: ジーマ アート缶(第7弾)/ クアーズ
じーま あーとかん(だい7だん)/ くあーず
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一昨日から取り上げている「福光屋 おんぼらあとBAR」を購入したとき、同時にみつけて購入しておいたもの。
ZIMA(ジーマ)は、今さら紹介の必要すらないロングセラー商品。「アート缶」は、
気鋭のアーティストとのコラボで、これまでにも出されてきたもので、昨年発売されたこの缶が、第7弾であるらしい。
当サイトではまったく取り上げてこなかったが。
中身は普通のZIMAだが、一応レビューしよう。
グラスに注いだ色は、無色透明。
香りは乳酸菌飲料に柑橘がプラスされたような、丸い酸と鋭い酸が混じり合ったような香りで、かつ薬草的でもある。
トニックウォーターの香りを思わせる。
味は酸が軽快で、やはり薬臭いような味わい。このややクセのある風味は、もしかすると苦手という人もいるかもしれない。
なお、炭酸は強いので、爽快感はある。
アルコール分4.5%。香料、酸味料、炭酸ガス(原材料の一部にりんごを使用)。
原産国:ベトナム。輸入者及び引取先:モルソン・クアーズ・ジャパン(株)。
どっかの壁にスプレーで描かれた、暴走族の落書きみたいなイラストだが、まあ、なんとなくおしゃれっぽくはある。
ところで、以前のジーマは、中国で作っていたようだが、今はベトナム。食品以外の分野でもそうだが、
もう中国で生産することが、コストカット手段にはならない時代となっている。
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チューハイ・カクテル等 |
2011年6月5日
No.2790: TOPVALU ハイボール / 合同酒精
とっぷう゛ぁりゅ はいぼーる / ごうどうしゅせい
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発売を知らなかったが、イオングループのお店で偶然発見。
イオンP.B.である TOPVALU のハイボール。ブームに乗って出したのだろう。販売価格は128円。
グラスに注いだ色は、ごく淡いイエロー。ウイスキーに通常用いられる「琥珀色」とはほど遠い。
もちろん、ソーダ割り製品だから当然ではあるが、それにしても薄い印象。
香りを嗅ぐと、サントリーオールドなどに似て、軽やかなジャバニーズブレンデットウイスキーの香り。
ただ、インスタントレモンティみたいな人工的なレモン香が添加されており、さらに不自然な甘さを連想させる
ザラメみたいな匂いがある。
味は、ウイスキーの重さが乏しく、レモンの香味も不自然。飲みごたえがないだけでなく、
薄っぺらいのに爽快感もない。どっちつかずの印象。
アルコール分7%。原材料:ウイスキー、糖類、酸味料、カラメル色素。
製造者:合同酒精(株)。販売者:イオン(株)。
ウイスキーの魅力がうまく表現されていない製品。
普段はウイスキーなど飲まないけれど、値段が安いからといってこのようなP.B.商品を手に取る人も多いかと
想像するが、これではウイスキーファンを増やすことには貢献しないだろう。
当サイトとしては、角ハイボールとか、
竹鶴ピュアモルトハイボールなどの本物のウイスキーの味がする製品を、
お薦めする。
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チューハイ・カクテル等 |
2011年6月6日
No.2791: 果実の瞬間 国産巨峰 / アサヒ
かじつのしゅんかん こくさんきょほう / あさひ
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1月製造品からリニューアルされている果実の瞬間シリーズ。
ちょっと前に国産りんご、国産白桃、
国産梅と、夏限定の九州産甘夏、
沖縄産パイナップルを掲載したが、
他は後回しとなっていた。
今日は定番品4種めとして、この「国産巨峰」を。
グラスに注いだ色は、透明感のある淡い紫というか、ピンク色。
香りは、抑制気味のぶどう香。あまり強くは香らない。
味も確かにあっさり目ではあるが、巨峰らしく甘味が結構強い。後味にちょっと渋味が感じられる。
果汁1%。アルコール分4%。原材料:ぶどうリキュール、ぶどう果汁、糖類、酸味料、香料、カラメル色素、野菜色素。
みずみずしい味わいにこだわったチューハイです。ぶどう果汁とぶどうリキュールをブレンドし、
しっかり・すっきりした味わいに仕上げました。
従来品は「すっきり巨峰」という名前だった。
今回新たに「ぶどうリキュール」が使われるようになったわけだが、そのせいか少しコクと甘味が強くなったような気もする。
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チューハイ・カクテル等 |
2011年6月7日
No.2792: −196℃ 無糖クリア レモン&ライム / サントリー
まいなす196ど むとうくりあ れもん あんど らいむ / さんとりー
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当初は4月5日発売を予定していた「−196℃ 無糖クリア」だが、
震災の影響で延期され、本日6月7日の発売となった。
グラスに注いだ色は、ほんのりと白濁。
フレッシュな柑橘香が特徴で、実にナチュラルである。それもそのはず、香料を使っていないから天然の柑橘香なのだ。
口当たりは実にシャープ。甘さはかなり抑え込まれており、酸味と苦味が中心。
薄いと感じてしまうほど、後味はスッキリしている。甘味料を使っているようだが、
べたついたり、後味に不自然な甘さが残ったりすることもない。
アルコール分5%。ライム、レモン浸漬酒使用。
原材料:ライム、レモン、ウオツカ、酸味料、甘味料(アセスルファムK)。
クリアな氷点ウォッカで作った、レモン&ライム浸漬酒を使用。
香料を使わず仕上げた、甘くないスッキリしたおいしさです。
酸味料、甘味料の使い方がわざとらしくなく、名前の通りのクリアな味わいに仕上がっている。
度数は5%と、決して高くはないが、味わいがピュアなだけに、高アルコール製品とも互角に戦える内容だ。
最近のトレンドにも合っているし、中高年男性だけでなく、お酒に強い女性にも受け入れられそうな、
間口の広い製品。ヒットしそうな予感。
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チューハイ・カクテル等 |
2011年6月8日
No.2793: 果実の瞬間 国産シークァーサー / アサヒ
かじつのしゅんかん こくさんしーくぁーさー / あさひ
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1月製造品からリニューアルされている果実の瞬間シリーズ。
通年商品5種のうち、既に国産りんご、国産白桃、
国産梅、国産巨峰を掲載済。
5種めは、「国産シークァーサー」。
なお、5月24日発売の夏限定缶2種(九州産甘夏、沖縄産パイナップル)
は既に掲載済なので、本日現在発売されているものは、これですべてとなる。
グラスに注いだ色は、無色透明。
香りはグリーンでシャープ。酸味が強そうである。
味は実際に酸が強く、かなりシャープな感じではあるが、甘味もわりとある。飲み込んだ後には、苦味も残る。
果汁0.2%。アルコール分4%。原材料:シークァーサーリキュール、シークァーサー果汁、糖類、酸味料、香料。
みずみずしい味わいにこだわったチューハイです。シークァーサー果汁とシークァーサーリキュールをブレンドし、
しっかり・すっきりした味わいに仕上げました。
従来品は「さっぱりシークァーサー」という名前だった。
原材料を比べると、従来品で使っていたシークァーサースピリッツが、今回はシークァーサーリキュールに変わった。
ほとんど違いは分からないが、やや甘味が強くなったような気もする。
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チューハイ・カクテル等 |
2011年6月9日
No.2794: アサヒ オリオンサザンスター / アサヒ(オリオン)
あさひ おりおんさざんすたー / あさひ(おりおん)
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オリオンサザンスター(沖縄・奄美地区限定)は、今春リニューアルしたばかりだが、
今般、アサヒを通して全国でも発売されることになった。もちろん、これが全国初登場なのではなく、アサヒオリオンサザンスター
として発売されるのは、
昨年の5月に続いて、これが2度目である。
グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。泡はかなり密度が粗く、すぐに減衰する。
香りにはほとんど臭みを感じないが、ビールほどの深みはない。
飲み込んだ後に、新ジャンル特有の甘味が少し残るが、それほど気になるレベルではない。
アルコール分4.5%以上5.5%未満。原材料:発泡酒(麦芽、ホップ、大麦、米、
コーン、スターチ、糖類)、スピリッツ(大麦)。製造者:オリオンビール(株)。
販売元:アサヒビール(株)。
実はこの製品が出ることを、私は事前に知らなかった。たまたまスーパー店頭で発見したのだ。
アサヒさんのサイトでも告知はなかったし、製品情報をみても、載っていない。いや、実は
「商品カタログ」
のページで検索してみたら、5月25日発売として載っていた。なんだかあまり紹介したくないような扱い。
缶デザインが、本家オリオンとだいぶ違う。
これまではほとんど違いがなかったのに、今回は一目で違いが分かる。
「沖縄生まれの新ジャンル」という表記も目立っている。
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新ジャンル |
2011年6月10日
No.2795: アサヒ オリオンリッチ / アサヒ(オリオン)
あさひ おりおんりっち / あさひ(おりおん)
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昨日掲載した、アサヒオリオンサザンスターと同時に購入した「アサヒオリオンリッチ」。
発売日は同じ5月25日だったようである。
昨日も書いたが、オリオンの通常商品は、販売エリアが沖縄・奄美地区だが、
アサヒビールを通して、全国に販売されている。
この「アサヒオリオンリッチ」は、いつでも手に入るというわけではない。
昨年の同時期にリニューアルされたときに少し出回ったが、あれから1年がたち、また発売されることになったのだ。
グラスに注いだ色は、しっかりめの黄金色。泡は力強く盛り上がり、泡持ちも悪くない。
香りは非常にビールに近い。軽快なホップ香があり、新ジャンル特有の臭みは感じない。
口当たりも非常にクリア。名前の通りボディの厚みがある。甘さが残るわけでもない。
ただ、ビールに比べると、コクが少々足りないが、そこまで望むことはできないだろう。
アルコール分5%。原材料:発泡酒(麦芽、ホップ、大麦、米、コーン、スターチ、糖類)、スピリッツ(大麦)。
製造者:オリオンビール(株)。販売元:アサヒビール(株)。
昨日のサザンスターと同様、本家オリオンリッチとは、だいぶ缶デザインが違う。
「沖縄生まれの新ジャンル」という表記も目立っている。
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新ジャンル |
2011年6月11日
No.2796: おんぼらあとBAR ホワイトサワーソーダ / 福光屋
おんぼらあとばー ほわいとさわーそーだ / ふくみつや
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既に柚子ソーダと梅ソーダを取り上げている、福光屋おんぼらあとBARシリーズ。
米焼酎をベースにした同社のリキュール「くつろぎのおんぼらあと」をソーダで割ったカクテルだ。
少し間が空いてしまったが、3本入手している最後、「ホワイトサワーソーダ」を。
グラスに注いだ液色は、濁りのある薄白。泡はまるでビールのように力強く盛り上がり、
かなり持続する。
ヨーグルトみたいな鋭さを持った酸っぱい香り。乳酸菌飲料と、焼酎が出会うことによって、
マッコリのような酸っぱそうなアルコール臭を生んでいるんだろうか。
味はかなり甘味が強く、カルピスっぽい。見た目は薄そうなのに、味は随分としっかりしている。
乳脂肪分が喉に引っかかるような感じも、カルピスに近い。
アルコール分4.5度。原材料名:本格米焼酎、果糖ぶどう糖液糖、殺菌乳酸菌飲料、コメ発酵エキス、
酸味料、香料、蜂蜜。
本格米焼酎ベースのリキュール「くつろぎのおんぼらあと ホワイトサワー」をソーダで割った爽快なのどごしのカクテルです。
よく冷やしてお飲みください。
販売者:(株)福光屋、石川県金沢市石引2丁目8番3号。
ホワイトサワーソーダというのは、長くて面倒くさい名前だが、ホワイトサワーという名のリキュールをソーダで割ったのだから、
間違ってはいない。
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チューハイ・カクテル等 |
2011年6月12日
No.2797: ほろどけ さくらんぼ / 月桂冠
ほろどけ さくらんぼ / げっけいかん
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何ヶ月か前からLAWSON店頭に並んでいる月桂冠「ほろどけ」シリーズ。3種あり、最初に発見したときに全部入手しておいたのだが、
ずっと冷蔵庫にしまってあった。
今日はまず山形県産「さくらんぼ」を飲みたい。
グラスに注いだ色は、梅酒をすごく薄めたみたいな黄金色。
香りを嗅ぐと、かなりコクのあるさくらんぼ香。甘味も強そう。
味は確かに甘味が強く、フルーティで、ほとんど清酒など感じられない。飲み続けると、
果汁だけではないコクがあり、これが清酒なのかと思う。
炭酸が入っているわけではないので、爽快感は乏しい。
アルコール分3%。果汁7%。原材料:清酒、醸造アルコール、さくらんぼ、糖類、酸味料、香料。
京都伏見の清酒(月桂冠)と山形県産のさくらんぼがとけあったお酒。
やさしい甘さと心地よい酸味が特徴。
パッケージデザインからは、およそ日本酒ベースの製品とは思えない。
度数も低いし、若者に買って欲しい(特に女性)ということで、コンビニへの展開となったのだろう。
というか、LAWSON以外では見ないから、共同企画商品なのかもしれない。情報がないので、真相は分からないのだが。
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チューハイ・カクテル等 |
2011年6月13日
No.2798: ほろどけ もも / 月桂冠
ほろどけ もも / げっけいかん
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おそらく LAWSON限定と思われる、月桂冠「ほろどけ」シリーズ。
3種あるうち、既に山形県産さくらんぼをレビュー済。
今日は2種めとして長野県産「もも」を。
グラスに注いだ色は、無色透明。
桃のふんわりした甘い香りがして、まるで桃味チューハイのよう。清酒らしい香りは感じない。
口当たりもほんのり甘く、やさしい。酸味もキュンと効いていて、甘さがべたつかない。
飲んでみてもやはり、清酒はどこに?という感じ。良く味わえば、果実の甘さ以外の甘さを少しみつけることはできるのだが。
アルコール分3%。果汁5%。原材料:清酒、醸造アルコール、桃、糖類、酸味料、香料。
京都伏見の清酒(月桂冠)と長野県産の桃がとけあったお酒。
フレッシュな香りと桃のジューシーさが特徴。
若い女性に買って欲しい商品だと思うのだが、
パッケージデザインだけでなく、もちろん中身も女性好みといえる。
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チューハイ・カクテル等 |
2011年6月14日
No.2799: ほろどけ シークァーサー / 月桂冠
ほろどけ しーくぁーさー / げっけいかん
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LAWSON限定と思われる、月桂冠「ほろどけ」シリーズ。
3種あるうち、既に山形県産さくらんぼと長野県産ももをレビュー済。
今日は3種めとして沖縄県産「シークァーサー」を。
グラスに注いだ色は、ほんのり淡い黄色。かすかに濁りがある。
香りを嗅ぐと、柑橘香はもちろんだが、なぜかカルピスのような乳酸系の香りがする。
おそらく、シークァーサーの鋭いグリーンな柑橘香と、日本酒が混じり合った結果なのだろう。
口当たりはキュンと酸っぱいが、適度な甘味とアルコール感がある。
3種の中では一番お酒らしい味わいかもしれない。
アルコール分3%。果汁1.5%。原材料:清酒、醸造アルコール、シークァーサー、糖類、酸味料、香料。
京都伏見の清酒(月桂冠)と沖縄県産のシークァーサーがとけあったお酒。
ほのかな甘味とすっきりした酸味が特徴。
月桂冠は大手清酒メーカーの中でも、以前からアバンギャルド(前衛的)な製品を出し続けているが、
こういった努力がブランドの存続・発展に寄与していることは間違いない。賛否両論あろうが。
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チューハイ・カクテル等 |
2011年6月15日
No.2800: タカラ CAN チューハイ レモン 増量缶 / 宝酒造
たからかんちゅーはい れもん ぞうりょうかん / たからしゅぞう
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もちろん新製品ではない。
定番タカラCANチューハイの「増量缶」ということだが、出るのはこれが初めてではないと思う。
今回、スーパーで大量に売られているのを偶然発見し、数量限定ということもあり、
今のうちに買っておこうと思った。通常、250mlのところ280ml入っている。
中身が一緒なのだから、改めてレビューする意味があるのか?とも思うが、
こんな増量缶が出ていますよという告知もかねて掲載することにした。
グラスに注いだ色は、ほんのり淡い黄色。
すっきりシンプルなレモン香。あまり強く香らない。その点が、本格指向であることを主張する。
味わいも実にストイックだが、強いアルコール感を伴いながらも、ピュアできれいな味わいがこのチューハイの魅力。
アルコール分7%。原材料:焼酎、レモン果汁、糖類、香料、紅花色素。
コンビニや駅売店などで、250ml缶をよく見かけるが、このようにちょっとおまけをつけるだけで、
店頭で目を引くようになる。定番ブランドだからこそ、たまにこうやって目立たせることで、
一層の売上増を図ることが出来るのだろう。
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チューハイ・カクテル等 |