ビール・発泡酒・チューハイの部屋

No.2861−2880


 
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2011年8月17日
No.2861: マスカットサワー / 合同酒精
 ますかっとさわー / ごうどうしゅせい
GODO マスカットサワー GODO マスカットサワー review
 昨日、LAWSON限定で毎年この時期に出ているGODOラムネサワーを取り上げたが、 今日は同時購入した「マスカットサワー」を飲んでみたい。

 グラスに注いだ色は、透明でほぼ無色だが、わずかに黄色っぽい。気泡は小さく、炭酸は弱そう。
 香りは、少し化粧品のようなクセのあるマスカット香。なかなか甘そうである。
 口当たりは優しいが、想像したほど甘味が強くなかった。むしろ、酸が適度に効いている。 香りの印象どおり、かなり人工的でチープな感じの味わい。後味は甘い。
 アルコール分3%。原材料:マスカット果汁、醸造アルコール、果糖ぶどう糖液糖、酸味料、 香料、クエン酸Na。
 マスカットオブアレキサンドリア果汁の爽やかな香りと味わいが心地よいサワーです。
 昨年の記事と見比べると、原材料等は一切変わっていないようだが、 色は無色と書いていて、写真もそのように写っている。光の加減なのかもしれないが、 今年は上記のようにほんのり色づいているように見えた。風味も、今年の方が若干だが甘さが抑えられている ようにも感じた。真相は定かではないが。
種別 チューハイ・カクテル等
2011年8月18日
No.2862: オリオンドラフト 2011夏限定缶 / オリオン
 おりおんどらふと 2011なつげんていかん / おりおん
オリオンドラフト 2011夏限定缶 オリオンドラフト 2011夏限定缶 review
 オリオンドラフトの夏限定缶。同社サイト上のニュースリリースでは、7月1日付で発売告知がされている。
 昨年も出ており、当サイトで取り上げたのだが、当然デザインは違う。
 オリオンビールの販売地域は沖縄県及び奄美群島地区であり、この商品も全国発売はされていない。
 中身は通常のオリオンドラフトだが、いちおうレビューしておこう。

 グラスに注いだ色は、淡い黄金色。泡持ちはほどほど。
 香りはすっきり軽やかだが、じんわりと深みがある。
 味わいも軽やかであり、今のような暑い夏にぴったり。しかし、苦味はしっかり感じられる。
 アルコール分5%。原材料:麦芽、ホップ、米、コーン、スターチ。製造者:オリオンビール(株)、 沖縄県浦添市字城間1985-1。
 今年の缶デザインは、実に沖縄の夏の海を連想させる鮮やかなもの。
 「ワッター島(しまー)の夏ビール」と書かれている。"ワッター島"とは、 私たちの島という意味だそうである。
種別 ビール
2011年8月19日
No.2863: TOPVALU SELECT 宮崎県産 日向夏チューハイ / 合同酒精
 とっぷう゛ぁりゅせれくと みやざきけんさん ひゅうがなつちゅーはい / ごうどうしゅせい
TOPVALU SELECT 日向夏チューハイ TOPVALU SELECT 日向夏チューハイ review
 先日、TOPVALUブランドの新ジャンル(ビール系飲料)を取り上げたが、 そのとき同時に入手していたもの。
 チェックを怠っていたために、発売を知らずにきたが、 TOPVALU SELECTブランドのチューハイが2種出ていた。
 TOPVALU SELECTは、イオンP.B.であるTOPVALUの中でも「素材、産地、製法、機能にこだわった高品質ブランド」 という位置づけである。P.B.にしては、価格は少々高めでも、その分クオリティは高い商品群。
 とはいえ、このチューハイの販売価格は128円。十分に安い。
 発売日は、なんと5月24日だったようで、もう3ヶ月近く経ってしまっている。

 グラスに注いだ色は、無色透明。
 香りは穏やか、上品な柑橘香。苦味と酸味がありそうで、日向夏の特徴は良く出ている。
 口当たりもやわらかい。アルコール感はほのか。酸味は強いが、刺すような感じはない。ふんわりと甘い。 後味は非常にすっきりしている。
 日向夏果汁3%。アルコール分4%。裏ごしストレート果汁使用。 原材料名:醸造用アルコール、みかん果汁(宮崎県産日向夏)、果糖ぶどう糖液糖、酸味料、香料、クエン酸Na。 製造者:合同酒精(株)、販売者:イオン(株)。
 手摘みで丁寧に収穫した宮崎県名産の"日向夏"
 裏ごししたストレート果汁を使って、日向夏の爽やかな甘酸っぱさを 最大限にいかしました。
 飲みやすいのに、しっかり香味が口中に残る。この価格でこれだけのクオリティのものを出されてしまうと、 競争相手となる大手メーカーのナショナルブランドは厳しいのではないか。まあ、これも製造は合同酒精だから、 大手の技術力でつくっているわけだが。
 組んだ先がGODOさんだから実現した製品かもしれない。GODOさんはナショナルブランドが弱いから、 自社製品と食い合う心配がないと言ったら、失礼に過ぎるだろうか。
種別 チューハイ・カクテル等
2011年8月20日
No.2864: TOPVALU SELECT 山形県産 佐藤錦チューハイ / 合同酒精
 とっぷう゛ぁりゅせれくと やまがたけんさん さとうにしきちゅーはい / ごうどうしゅせい
TOPVALU SELECT 佐藤錦チューハイ TOPVALU SELECT 佐藤錦チューハイ review
 イオンP.B.であるTOPVALUの中でも「素材、産地、製法、機能にこだわった高品質ブランド」 という位置づけのTOPVALU SELECT。そのチューハイが2種出ている。
 既に、宮崎県産日向夏のほうはレビュー済。今日はもう一方の「山形県産佐藤錦」を。  発売日は、なんと6月14日だったようである。

 グラスに注いだ色は、極めて淡いゴールド。白ワインのようである。
 香りはあまり強くはないが、さくらんぼというよりは、あんずに近い深み、重たさがある。 ツンとした酸を感じさせるところが、辛うじてさくらんぼであることを主張している感じだ。
 味はなかなかコクがある。決して甘ったるくはないが、 酸と甘味に芯がある。これは、先日飲んだ日向夏のほうにも共通する特徴で、 スッキリ系でありながら、しっかりと味に一本筋が通っている。
 その分、爽快さは今ひとつである。
 佐藤錦果汁3%。アルコール分4%。ストレート果汁使用。 原材料名:醸造用アルコール、さくらんぼ果汁(山形県産佐藤錦)、果糖ぶどう糖液糖、酸味料、香料、クエン酸Na。 製造者:合同酒精(株)、販売者:イオン(株)。
 山形県名産のさくらんぼ"佐藤錦"
 佐藤錦を丸ごと絞ったストレート果汁を使って、香り高く、上品な甘さと酸味を最大限にいかしました。
 価格は驚きの128円。コストパフォーマンスは抜群である。
種別 チューハイ・カクテル等
2011年8月21日
No.2865: ノイヴェルト(韓国産新ジャンル)/ 丸紅(輸入)
 のいう゛ぇると(かんこくさんしんじゃんる)/ まるべに(ゆにゅう)
ノイヴェルト ノイヴェルト review
 ダイエー系列のスーパーで売られている新ジャンル。
 以前は「バーゲンブロー・ノイヴェルト」という名前だったが、 気づくとただの「ノイヴェルト」に変わっていた。

 グラスに注いだ液色は、ごく淡い黄金色。泡にはかなり力があり、ほどほどに持続する。
 軽快なホップ香がして、新ジャンル特有の臭みなどは感じない。
 口当たりはクリア。苦味は弱く、重さもなく、香りの印象どおり軽快な飲み口。 後味にも臭みなどはない。
 アルコール分5%。原材料:発泡酒(麦芽、ホップ、スターチ、大麦)、スピリッツ。
 原産国名:韓国。輸入者及び引取先:丸紅(株)。
 入手価格は89円。  イオン傘下であるダイエーでは、イオンP.B.のTOPVALUの新ジャンル バーリアルも売られているが、 内容はこちらのほうが上。
 缶に「麦香芳醇」と書かれているが、「ばくかほうじゅん」と読めばいいのだろうか。
種別 新ジャンル
2011年8月22日
No.2866: −196℃ こだわり果樹園 秋りんご <限定出荷> / サントリー
 まいなす196ど こだわりかじゅえん あきりんご <げんていしゅっか> / さんとりー
サントリー -196℃ こだわり果樹園 秋りんご サントリー -196℃ こだわり果樹園 秋りんご review
 明日8月23日が発売日となっている -196℃こだわり果樹園シリーズの秋限定品。
 2種(秋りんごと秋梨)あるうち、今日はまず「秋りんご」を。

 グラスに注いだ色は、淡い黄金色。
 香りは強くハッキリしており、酸と甘みを感じさせるりんご香。
 口当たりは甘酸っぱい。最近のチューハイの中では、こんなにしっかりとフルーティな 味わいのものはむしろ貴重。決して甘ったるくなく、後味はキリッとしている。 飲み込んだあとに、しっかりとりんごの香味が口中に残る。
 アルコール分5%。りんご浸漬酒使用。 原材料:りんご、スピリッツ、糖類、酸味料、香料、カラメル色素。
 青森県岩木山のふもとに広がるりんご園で育てられたサンつがるを使用。 秋の訪れを感じさせる、華やかで甘酸っぱい味わいです。
 紅葉で彩られた缶は、いかにも秋らしく、売場でとても目立つ。
種別 チューハイ・カクテル等
2011年8月23日
No.2867: 旨味たっぷり 秋楽 <限定醸造> / サントリー
 うまみたっぷり あきらく <げんていじょうぞう> / さんとりー
サントリー 旨味たっぷり 秋楽 サントリー 旨味たっぷり 秋楽 review
 本日8月23日、サントリーから発売された「旨味たっぷり 秋楽」。昨年もこの時期に出ている。 ロースト麦芽を使用した新ジャンルである。

 グラスに注いだ液色は、淡いアンバー、薄い麦茶のよう。 泡は当初力強く盛り上がるが、泡持ちは良くない。
 しっかりしたロースト香が感じられるが、クリア。臭みは弱い。
 口当たりは香ばしく、苦い。そして、じんわりとした甘味が感じられる。 飲み込んだ後にも、しっかりとした苦みと、ほんのり甘味が残る。
 アルコール分6%。原材料:発泡酒(麦芽、ホップ、糖類)、スピリッツ(小麦)。
 原材料となる発泡酒においてロースト麦芽を使用し、限定醸造しています。
 昨年の製品と中身は変わっていないようである。新ジャンルとしては品質が高い。
種別 新ジャンル
2011年8月24日
No.2868: 秋味 / キリン
 あきあじ / きりん
キリン 秋味 キリン 秋味 review
 本日8月24日が今年の発売日となっている、キリン秋味。今年で21年目とのこと。
 中身は例年と変わらないと思うが、年に1度のことでもあるし、丁寧にレビューしたい。

 グラスに注いだ色は、淡い黄金色。意外と薄い印象だ。 泡は当初力強く盛り上がり、密度は上々だが、泡持ちはほどほど。
 香りは最初軽快。ホップの清々しさと、その後にじんわりと穀物的な香りがある。l
 口当たりは、香りの印象とは違い、重みがある。グッとくる苦味は、キリンならでは。 これこそが、このビールの魅力である。
 味わいもボリューム感があり、舌の奥に苦味が残る。 度数が高いせいか、甘味が口中に残る。
 アルコール分6%。原材料:麦芽・ホップ・米・コーン・スターチ。
 麦芽たっぷり1.3本分。
 缶デザインも、昨年と変わっていないようである。こういう製品は、あまり外観を変えない方が良いとは思うが、 昨日飲んだサントリー 秋楽が非常に似せてきていることを思えば、そろそろ大胆にデザインを変えてみてもいいのかもしれない。
種別 ビール
2011年8月25日
No.2869: すらっと カシス&オレンジ / アサヒ
 すらっと かしす あんど おれんじ / あさひ
アサヒ すらっと カシス&オレンジ アサヒ すらっと カシス&オレンジ review
 8月23日が発売日だった、アサヒすらっと「カシス&オレンジ」。期間限定品である。
 最近は、チューハイとカクテルの垣根が非常に低くなったとはいえ、チューハイブランドだったはずの すらっとの缶に「カクテル」の文字がある。

 グラスに注いだ色は、透過性のある淡いピンク。オレンジ果肉が水面に少々浮く。
 注いでいる時から、カシスの香りが、遠くまで届く。 香りは非常にシンプルであり、爽やかだ。
 口当たりも非常にすっきり。カシス味にしては、 濃厚さはなく、柑橘の軽やかな酸味でまとめられている。
 すらっとらしく、コクのない味であり、カクテルとは言い難いような 仕上がり。いや、決してそれが悪いというわけではないが。
 果汁1%。アルコール分3%。 原材料:アルコール、オレンジ果汁、果粒、カシス果汁、食物繊維(ポリデキストロース)、糖類、 酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)、野菜色素。
 オレンジ果肉が入った、フルーティでさわやかなカシス&オレンジです。 本品は食物繊維が含まれているため、おなかがゆるくなる場合があります。
 よく、本品のように食物繊維が入っているからとか、甘味料を使っているからとかで、 「おなかがゆるくなる場合があります」と書かれている商品が少なくない(特にキシリトールを使ったガムに多い)が、 これってどうなんだろう。おなかがゆるくなりやすい体質の私としては、非常に無責任なように感じるのだが。
 そういう体質の人は少数派だから、我慢してもらう、あるいは、そういう人には買って頂かなくて結構とでも言うのだろうか。
 などと言いつつ、今これを飲んでいるが、お腹に来たとしても一過性のものであるし、 私には我慢をしてでも飲む義務がある。
種別 チューハイ・カクテル等
2011年8月26日
No.2870: −196℃ こだわり果樹園 秋梨 <限定出荷> / サントリー
 まいなす196ど こだわりかじゅえん あきなし <げんていしゅっか> / さんとりー
サントリー -196℃ こだわり果樹園 秋梨 サントリー -196℃ こだわり果樹園 秋梨 review
 昨日8月23日発売、-196℃こだわり果樹園シリーズの秋限定品。
 2種出たうち、既に先日 秋りんご を掲載済。今日はもう一方の「秋梨」。

 グラスに注いだ色は、無色透明。
 香りはとてもナチュラル。甘味の強そうな和梨の香りである。ただ、 本物と決定的に違うのは、梨果実はこんなにはっきり遠くまで香らないことだ。
 味はほんのり甘く、上品。シンプルでありながら、はっきりと口中に香味が残る。
 アルコール分5%。梨浸漬酒使用。
 栃木県・横山果樹園で収穫された、人気の品種「幸水」を使用しました。和梨「幸水」ならではの、 しゃりっとした食感を思わせるみずみずしい味わいが特長です。
 梨味チューハイで、通年商品というのは、今やほとんどなくなった。 それだけに、この商品は秋を強烈に印象づける。
種別 チューハイ・カクテル等
2011年8月27日
No.2871: TOPVALUチューハイ シークヮーサー / 合同酒精
 とっぷう゛ぁりゅちゅーはい しーくゎーさー / ごうどうしゅせい
TOPVALU チューハイ シークヮーサー TOPVALU チューハイ シークヮーサー review
 先日、同じイオンP.B.の新ジャンルを購入したのを契機に、当サイト未掲載のTOPVALUチューハイを複数入手。 その中でも、品質にこだわったシリーズである TOPVALU SELECT の2種 (日向夏佐藤錦)は既に掲載済。
 今日飲むのは、7月5日が発売日だった、TOPVALUチューハイ「シークヮーサー」。 こちらは販売価格88円の激安品である。

 グラスに注いだ色は、無色透明。 香りを嗅ぐと、あまり強くは香らず、グラスに鼻を近づけると、確かにシークヮーサーの青臭い柑橘香が。
 味は酸が強く、甘味もそこそこあり、若干の渋さ(柑橘の皮のよう)も感じられる。
 果汁1%。アルコール分4%。 原材料名:醸造用アルコール、シークヮーサー果汁(沖縄県産シークヮーサー)、果糖ぶどう糖液糖、 酸味料、香料、クエン酸Na。製造者:合同酒精(株)、販売者:イオン(株)。
 適度なジューシー感と、さっぱりした後味。88円にしてこの内容なら、文句なし。
種別 チューハイ・カクテル等
2011年8月28日
No.2872: TOPVALU ストロングチューハイ レモン / 合同酒精
 とっぷう゛ぁりゅ すとろんぐちゅーはい れもん / ごうどうしゅせい
TOPVALU ストロングチューハイ レモン TOPVALU ストロングチューハイ レモン review
 イオンP.B.であるTOPVALU から出た「ストロングチューハイ」。発売日は7月26日だったようである。

 グラスに注いだ色は、無色透明。
 香りは、レモンの軽快さとともに、いかにも度数が強そうな、アルコールの匂いが漂う。
 口に含むと、イメージとはちょっと違って、不思議な感じ。というのは、 度数の高いチューハイは、甘味がだらっとしたものが圧倒的に多いのだが、これは非常にすっきりしている。
 甘さはかなり抑え込まれ、レモンの酸味と苦味が中心。非常にシャープ。 後味もキレが良い。
 レモン果汁1%。アルコール分8%。 原材料名:醸造用アルコール、スピリッツ、レモン果汁、糖類、酸味料、クエン酸Na、香料。 製造者:合同酒精(株)、販売者:イオン(株)。
 口にした瞬間、あれっ?そんなに強くはないのかな?と思わせ、口中で転がすと、 しっかりとしたアルコール感。しかし、重さはなく、軽快。 酒好きのための、まさに大人のストロングだ(チューハイはすべて大人の飲み物ですが・・)。
種別 チューハイ・カクテル等
2011年8月29日
No.2873: MIDORI ILLUSION / サントリー
 みどり いりゅーじょん / さんとりー
サントリー MIDORI ILLUSION サントリー MIDORI ILLUSION review
 もう何週間か前になるが、コンビニ店頭で偶然発見。
 発売を知らなかったのだが、色々検索してみると、どうやら6月21日が発売日だったらしい。
 MIDORI といえば、世界的に人気の高いサントリーのメロンリキュール。そのMIDORI をベースにした、オリジナルカクテルである。

 グラスに注いだ色は、透明感のある黄緑色。MIDORIを知らなくても、メロン味であろうことは想像がつく。
 深い、しかし人工的なメロン香は、サクマドロップスのメロン味を思い起こさせる。
 味はたっぷりと甘いが、酸味もかなり効いている。柑橘だろうか?と思いきや、パイナップルのようである。 飲み込んだ後には、甘さよりもむしろ酸味が残る。 度数が低いため、ごくごく飲めてしまう。
 果汁1%。アルコール分4%。原材料名:メロン、パイナップル、スピリッツ、糖類、酸味料、香料、 着色料(黄4、青1)。
 世界で大人気のメロンリキュールMIDORIをベースに、すっきりとした甘さが特徴の炭酸入りオリジナルカクテル。
 リキュールMIDORIを使った本格的なショートカクテル MIDORI ILLUSION のレシピ が、サントリー社のサイトに載っている。パイナップル果汁だけでなく、レモン果汁も使っているし、 そもそも度数も全然違うからまったく別物だが、この商品は大衆向けとしては、良くできている。
種別 チューハイ・カクテル等
2011年8月30日
No.2874: −196℃ ストロングゼロ ダブル 完熟梅 / サントリー
 まいなす196ど すとろんぐぜろ だぶる かんじゅくうめ / さんとりー
-196℃ ストロングゼロ ダブル完熟梅 -196℃ ストロングゼロ ダブル完熟梅 review
 本日8月30日が発売日となっている−196℃ストロングゼロシリーズの新顔「ダブル完熟梅」だ。

 グラスに注いだ色は、輝きのあるイエローゴールド。気泡は細かく、炭酸があまり強くなさそう。
 香りを嗅ぐと、しっかり梅酒のような甘い匂いがする。
 このシリーズはどれもパンチがあって、甘味が強いのだが、そのイメージを抱いて飲むと、 期待をまったく裏切らず、非常に甘味が強くて、ねっとりとした感じすらある。
 甘さは甘味料特有のもので、後味がすっきりしない。べたべたと口中に残る。 梅酒を使っているにしても、濃厚さがやや鼻につく。
 アルコール分8%。糖類ゼロ。完熟 梅浸漬酒使用。 原材料:梅、ウオツカ、梅酒、梅エキス、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)、カラメル色素。
 製法の違う完熟梅浸漬酒と完熟梅酒をダブルで使用。梅の果実感がしっかりした飲みごたえの糖類ゼロ!
 度数高めのチューハイは、この製品のように甘さの強いものが多いのだが、 それはある程度は仕方のないことなのかと思っていた。アルコール分が多いゆえに。
 しかし、一昨日飲んだイオンP.B.のストロングチューハイのように、 極めてすっきりした「ストロング」も存在する。とすれば、この製品のような味は、 狙ってつくっているものなのだろう。
 つまり、アルコールの刺激を和らげるために、 甘くしておいた方が飲みやすいとの考え方に基づくものかもしれない。 でも、これによって、かなりの飲み手を失っているようにも思うのだが。少なくとも私は、もう買わない。
種別 チューハイ・カクテル等
2011年8月31日
No.2875: チューハイ気分 ラムネ / サンガリア
 ちゅーはいきぶん らむね / さんがりあ
サンガリア チューハイ気分 ラムネ サンガリア チューハイ気分 ラムネ review
 サンガリア「チューハイ気分」シリーズは今年の3月に発売されたもの。3月7日にレモン、グレープフルーツ、ウメが、 3月28日にラムネがそれぞれ登場し、全4種のラインナップとなっている。
 これまでずっと入手できないでいたが、先日偶然、このラムネとウメを発見し、購入した。

 グラスに注いだ色は、無色透明。大粒の気泡がジュワジュワと音を立て、炭酸が強そうである。
 香りは、やや甘そうなラムネ香。少しわざとらしい感じもあるが、サイダーではなく確かにラムネを感じさせる。
 味も甘味がかなり強い。しかもその甘味が、いかにも甘味料。 でも炭酸が非常に強いので、それをうまくカバーしている。
 アルコール分6%。糖類ゼロ。 原材料:醸造アルコール、塩化Na、香料、酸味料、甘味料(アセスルファムK・スクラロース)。
 製造者:(株)日本サンガリアベバレッジカンパニー、 大阪市東住吉区中野4-2-13。
 同じサンガリアから出ている、チューハイタイムのシリーズは糖類使用しているので、もっと自然な味わい。 味を取るか、糖類ゼロという機能を取るかで、選択することになるだろう。 ただ、いずれの製品も、ほとんど売っているのを見ないのが現状である。
種別 チューハイ・カクテル等
2011年9月1日
No.2876: チューハイ気分 ウメ / サンガリア
 ちゅーはいきぶん うめ / さんがりあ
サンガリア チューハイ気分 ウメ サンガリア チューハイ気分 ウメ review
 昨日ラムネを飲んだ、サンガリア「チューハイ気分」。今日は、同時に入手していた「ウメ」を飲む。 発売は3月7日だったようである。

 グラスに注いだ色は、無色透明。気泡に勢いはあるが、 昨日のラムネほどガス圧は高くなさそうである。
 柔らかなウメの香り。甘さは強くなさそう。
 味はその香りの印象どおり、非常に軽やかで、梅ソーダといった感じ。 甘味料の不自然な甘さを、ウメの酸味がうまくカバーし、バランスは良い。飲み込んだ後、軽い苦味が残る。
 アルコール分5%。糖類ゼロ。 原材料:うめ果汁、醸造アルコール、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK・スクラロース)。
 製造者:(株)日本サンガリアベバレッジカンパニー、大阪市東住吉区中野4-2-13。
 ウメ味チューハイとして、この軽やかさは貴重。後味も昨日のラムネほど悪くないし、なかなか出来が良い。
 なお、シリーズ中ベーシックなフレーバーであるレモンとグレフルを入手できていないので、 引き続き探索を続ける。
種別 チューハイ・カクテル等
2011年9月2日
No.2877: JINRO ゆるまっこり ヨ〜グルト味 / 眞露ジャパン
 じんろ ゆるまっこり よーぐるとあじ / じんろじゃぱん
JINRO ゆるまっこり ヨ〜グルト味 JINRO ゆるまっこり ヨ〜グルト味 review
 8月24日に発売されたJINRO「ゆるまっこり ヨ〜グルト味」。 空前のマッコリブームに当て込んだ新商品といえる。
 なかなか簡単にはみつからないだろうと思っていたが、今日、大手スーパー店頭に、大量に並べられていた。

 グラスに注いだ色は、カルピスに近い白だが、若干くすんでいる。 ただ、普通のマッコリのような、ベージュに近い色ではなく、もっと白っぽく、やや濁りがある程度。
 香りは、ヨーグルトを食べ終わった容器に米のとぎ汁を入れたような感じ。 非常に悪い表現をすれば、数時間放置した夏の生ゴミみたい (注:決して悪意があるわけではないし、この製品をけなしたいのでもない。 米っぽさに乳酸系の酸っぱさが加わっていることを表現すると、そんな感じなのだ)。
 味はヨーグルトの爽やかな酸味が効いていて、軽い飲み心地。炭酸が強く、更に爽快感を与えている。 後味もすっきりしている。
 アルコール分3%。原材料:マッコリ(小麦を含む)、ウォッカ、 果糖ブドウ糖液糖、食塩、香料、酸味料、甘味料(アスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物)。 製造者:三幸食品工業(株)。販売者:眞露ジャパン(株)。
 なんと、つくっているのは、チューハイのOEM供給元としては有名な、広島の三幸食品工業である。 JINROブランドを冠しているわけだから、使っているマッコリは無論、JINROのものだろう。
 マッコリを飲み慣れない人でも、気軽に楽しめる。ミルキーで飲みやすいカクテル風飲料といえる。
 なお、缶入りJINROマッコリ については、既に7月にレビュー済なので、そちらをご参照頂きたい。
種別 チューハイ・カクテル等
2011年9月3日
No.2878: 鬼伝説 ピルスナー / のぼりべつ地ビール館
 おにでんせつ ぴるすなー / のぼりべつじびーるかん
鬼伝説 ピルスナー 鬼伝説 ピルスナー review
 北海道・登別の「鬼伝説」という名の地ビール。
 2種入手したのだが、今日飲むのは「ピルスナー」。

 グラスに注いだ外観は、しっかり濃い黄金色。泡はきめ細かく、 当初力強く盛り上がるが、泡持ちはほどほど。
 香りは地味目だが、ハーブのような少し青臭いホップ香があり、 大手でいうとサッポロの製品に非常に近いキャラクター。
 口に含んだ瞬間は、非常にスムーズで柔らかな口当たりだが、 すぐに舌の奥にグッと強い苦味がくる。同時に、舌の先ではまろやかな甘味を感じているので、 やや分裂気味というか、不思議な二重奏である。
 飲み込んだ後にも、舌の根に強い苦味が残っている。
 アルコール分5%。原材料:麦芽・ホップ。 製造者:(株)わかさいも本舗 [のぼりべつ地ビール館]、北海道登別市中登別町96番6。
 このビールは、喉を潤すためのものではない。じっくりと噛むように味わいたい上質なピルスナーだ。 入手価格は350円。
種別 ビール
2011年9月4日
No.2879: 鬼伝説 レッドエール / のぼりべつ地ビール館
 おにでんせつ れっどえーる / のぼりべつじびーるかん
鬼伝説 レッドエール 鬼伝説 レッドエール review
 北海道・登別の「鬼伝説」という名の地ビール。
 2種入手したうち、昨日既に ピルスナー のほうをレビュー済。 今日はもう一方の「レッドエール」。

 グラスに注いだ外観は、かなり深い暗赤色。 泡はベージュ色で、当初力強く盛り上がるが、泡持ちはほどほど。
 香りは甘く芳醇。軽いロースト香が漂う。
 味は甘さもさることながら、しっかりとした苦味と香ばしさがある。 香りの印象からはもっと華やかな味わいを想像したが、意外にも質実剛健な味わい。
 飲み込んだ後、舌の根にギュッとした苦味が残る。
 アルコール分5%。原材料:麦芽・ホップ。 製造者:(株)わかさいも本舗 [のぼりべつ地ビール館]、北海道登別市中登別町96番6。
 2種飲んでみたわけだが、どちらも素晴らしいクオリティで、入手価格350円は 非常に安いと思う。
種別 ビール
2011年9月5日
No.2880: トリスハイボール ジンジャー / サントリー
 とりすはいぼーる じんじゃー / さんとりー
トリスハイボール ジンジャー トリスハイボール ジンジャー review
 トリスハイボールから変化球とも言える新製品が登場。ジンジャー風味をきかせたハイボールだ。 発売日は明日9月6日である。

 グラスに注いだ色は、極めて淡い麦わら色。とてもウイスキーソーダとは思えず、 スパークリングワインよりももっと薄い感じだ。
 香りを嗅ぐと、ジンジャー(生姜)がかなり強い。ウイスキーの香りは非常に弱い。だから必然的に、 軽快な印象だ。
 味わいもジンジャー優勢。辛みこそないものの、ショウガ感満載。ただ、軽やかにつくっているので、 非常に飲みやすい。酸味が効いていて、後味に少しピリッとした感じが残る。
 アルコール分5%。原材料名:ウイスキー、ライムスピリッツ、生姜、糖類、酸味料、香料。
 サントリーウイスキートリス<エクストラ>にジンジャーの爽やかな味わいをきかせた、 軽快な飲み口が心地よいハイボールです。 氷たっぷりのグラスに注いでも美味しく楽しんでいただけます。
 酸味を感じた正体は、ライムであった。
 目新しい感じのする製品だが、実は6年ほど前に、角瓶を使った 「角ジンジャーショット」なる製品が出ていたようだ (当サイトでは取り上げていない)。 当時は大きなブームになることもなく終わったようだが、今なら受けるだろう。
 他社でも、ニッカから「ブラックハイボール ドライジンジャー」というのが出ていたが、すぐに消えていった。
 流行をつくり出すのは至難の業。タイミングはいつやってくるかわからない。
種別 チューハイ・カクテル等

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