ビール・発泡酒・チューハイの部屋

No.2921−2940


 
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2011年10月12日
No.2921: 琥珀ヱビス <限定醸造> / サッポロ
 こはくゑびす <げんていじょうぞう> / さっぽろ
琥珀ヱビス 琥珀ヱビス review
 この時期恒例の「琥珀ヱビス」が今年も登場。発売日は、本日10月12日となっている。 今年でもう6年目である。

 グラスに注いだ色は、淡いアンバー。泡はごく淡いベージュ色でとてもきめ細かく、泡持ちもとても良い。
 香りを嗅ぐと、非常に落ち着いている。草や土など、言うなれば大地の印象がある。 色のわりにロースト香などはあまり感じないし、甘いニュアンスもない。
 口当たりも適度にやわらか。苦味はしっかりあるが、それでも通常のヱビスビールよりもむしろ穏やかなように感じる。 そして、飲み込んだあとに、じんわりとした旨み、甘味が広がるとともに、 舌の根に苦味が残る。
 アルコール分5.5%。原材料:麦芽、ホップ。
 今年のパッケージもなかなか素敵である。kohaku yebisu と商品名が書かれた下に、 次のような文章が書かれている。
 The beautiful amber color and delicious malt flavour offer you a truly satisfying beer experience.
 確かに、満足感のある"ビール体験"ができる1本。なぜ通年販売しないのか?と、 以前は思っていたが、いつも手に入ると陳腐化してしまうというか、 多くの日本人にとってこの手のビールは、毎日飲むには荷が重すぎるかもしれない。
種別 ビール
2011年10月13日
No.2922: カロリ。有機りんご <限定出荷> / サントリー
 かろり。ゆうきりんご <げんていしゅっか> / さんとりー
サントリー カロリ。有機りんご サントリー カロリ。有機りんご review
 昨日10月12日に、「カロリ。」限定品2種が登場。 そのうち、今日はまず「りんご」を取り上げる。

 グラスに注いだ色は、やや濁りがあり、ほんのりと黄色っぽい。
 シャキッとしたりんご香で、酸と甘味のバランスがよさそう。
 口当たりは香りの印象よりもシャープで、かなり甘さを抑えている。 かといって酸が強いわけでもないので、全体的に薄いくらいの味わいである。 甘味料特有のだらだらした甘味は、ほとんど気にならない仕上がりになっている。
 アルコール分3%。果汁4.5%。カロリー50%オフ。1本あたり77kcal。 原材料名:りんご、スピリッツ、食物繊維、糖類、酸味料、香料、 甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
 有機栽培のりんご果汁を使用。 果実のおいしさをお楽しみいただけるフルーティなチューハイです。カロリー50%オフ・糖質80%オフ。
 カロリ。りんごは昨年3月10月に 出ているが、いずれも果汁含有率は3.6%だった。今回は4.5%だから若干の増加だが、 最近各社ともリニューアルするたびに果汁含有率が下がるものばかりだから、 わずかとはいえ、増えたのはなんか嬉しい。
種別 チューハイ・カクテル等
2011年10月14日
No.2923: カロリ。有機ぶどう <限定出荷> / サントリー
 かろり。ゆうきぶどう <げんていしゅっか> / さんとりー
サントリー カロリ。有機ぶどう サントリー カロリ。有機ぶどう review
 昨日の 有機りんご に引き続き、10月12日発売の「カロリ。」限定出荷品。 今日はもう一方の「有機ぶどう」だ。

 グラスに注いだ色は、ほぼ無色だが、ほんのりと白濁している。
 香りは、柔らかくやさしい白ぶどう香。シャーベットかアイスのような、甘そうな香りである。
 口当たりは、香りの印象ほど甘くなく、非常にシェイプアップされている。 白ぶどうのふんわり感がありながら、甘ったるさはなく、透明感のある味わい。 少々薄いと感じる。
 飲み込んだあとに、甘味料特有の甘味が若干だが残る。 この点を除けば、極めてシャープな味わいである。
 アルコール分3%。果汁4,4%。カロリー50%オフ。1本あたり77kcal。 原材料名:ぶどう、スピリッツ、糖類、酸味料、香料、 甘味料(アセスルファムK、スクラロース)、増粘多糖類。
 有機栽培のぶどう果汁を使用。こだわった果実のおいしさをお楽しみいただける フルーティなチューハイです。カロリー50%オフ・糖質80%オフ。
 昨日のりんご同様、こちらも 昨年出た製品 と比べ、果汁含有率が3.0%から4.4%に向上している。 それで、液体に濁りが出たのだろうか。この変化は、歓迎である。
種別 チューハイ・カクテル等
2011年10月15日
No.2924: ゴーヤードライ / ヘリオスビール
 ごーやーどらい / へりおすびーる
ゴーヤードライ ゴーヤードライ review
 沖縄のヘリオスビールがつくる、沖縄産ゴーヤを使った発泡酒。
 キワモノ的商品のような気がして、存在は知っていたものの、これまで購入することはなかった。 だが、酒の百科事典を標榜する当サイトとしては、存在を知っていて、入手可能なものなら、 取り上げないわけにはいかない。ということで、この製品を買ったのが、8月。 今日まで飲む機会がなかったが、ようやく順番が回ってきた。

 グラスに注いだ外観は、ごく淡い黄金色。泡はきめ細かく、泡持ちも悪くはない。
 香りはノンアルコールビールのように、ちょっと飴みたいな匂いが最初にきて、 その奥に、普通の発泡酒のような軽やかなホップ香と、穀物臭を感じる。
 口当たりは、当然ながら苦味がかなり強い。コクは今ひとつだが、 苦味だけが前面にぐいぐい出てくる。
 飲み込んだあとにも、じーんと苦味が残る。もちろん、この苦味を愉しむべき発泡酒であろう。
 アルコール分5%。麦芽使用比率25%未満。原材料:麦芽、ホップ、糖類、ゴーヤー果汁。
 沖縄産ゴーヤーの苦味が効いた、新感覚の発泡酒です。 フレッシュなノド越しと、ゴーヤーDRYならではのビターテイストをご堪能ください。
 製造者:ヘリオス酒造(株)、沖縄県名護市字許田405。ヘリオスブルワリー、沖縄県島尻郡八重瀬町字仲座420-1。
 購入するまでは、ビールなのかと思っていたが、麦芽使用比率25%未満の発泡酒である。 これ、もっと麦芽を使ってつくれば、本格的な味わいになるんじゃないだろうか。
種別 発泡酒
2011年10月16日
No.2925: 樽酒ハイボール レモン / 菊正宗
 たるざけはいぼーる れもん / きくまさむね
菊正宗 樽酒ハイボール レモン 菊正宗 樽酒ハイボール レモン review
 発売を知らなかったのだが、コンビニ(LAWSON)店頭でみつけ、購入した。
 清酒 菊正宗の樽酒 をベースとしたレモン風味のソーダ割り(ハイボール)である。

 グラスに注いだ外観は、ほぼ無色透明。レモン果汁だろうか、かすかに濁りがある。
 香りを嗅ぐと、樽の香りが際立っており、まさに樽酒。レモンはほんの少し感じられる程度。
 味は軽快な酸が感じられ、初めて明確にレモンがわかる。樽のクリスピーな風味と相まって、 とてもシャープな味わいである。最後まで樽が強いので、樽酒そのものが苦手な人にはお薦めしない。
 レモン果汁0.6%。アルコール分5%。 原材料名:清酒(樽酒)、糖類、レモン果汁、酸味料、炭酸ガス含有。
 個性的で面白い商品。コンビニに置いて売れるかどうかは別として。
種別 チューハイ・カクテル等
2011年10月17日
No.2926: TOPVALU チューハイ ふじりんご / 合同酒精
 とっぷばりゅ ちゅーはい ふじりんご / ごうどうしゅせい
TOPVALUチューハイ ふじりんご TOPVALUチューハイ ふじりんご review
 イオングループPBであるTOPVALUチューハイの「ふじりんご」。
 この商品、当サイトでは2009年2010年と過去に2度掲載しているが、 今年も同じこの季節に発売された。事前に発売を知らなかったのだが、先週、店頭で偶然発見した。 発売日は9月13日だったようである。

 グラスに注いだ色は、無色透明。
 香りを嗅ぐと、シャープなりんご香。シンプルであり、酸が強そうである。
 味も香りの印象どおり、シャキッと、スキッとしている。 酸味が効いていて、甘味は穏やか。
 ふじりんご果汁1%。アルコール分4%。 原材料:醸造用アルコール、りんご果汁(青森県産ふじ)、果糖ぶとう糖液糖、酸味料、香料、クエン酸Na。
製造者:合同酒精(株)。販売者:イオン(株)。
 昨年の製品と、中身は変わっていないようである。
 毎日飲んでも飲み飽きない、非常に安定感のある味わい。
種別 チューハイ・カクテル等
2011年10月18日
No.2927: 果実の瞬間 瀬戸内レモン <冬限定> / アサヒ
 かじつのしゅんかん せとうちれもん <ふゆげんてい> / あさひ
アサヒ 果実の瞬間 瀬戸内レモン アサヒ 果実の瞬間 瀬戸内レモン review
 本日10月18日発売、果実の瞬間の冬限定品。
 2種出たうち、今日はまず「瀬戸内レモン」を。

 グラスに注いだ色は、無色透明。気泡は小さく、炭酸は弱そう。
 香りは、レモンにしては甘そうで、ジューシーな感じ。
 味はその香りの印象どおり、しっかりと甘い。 レモン味チューハイとしては珍しいが、甘さがしっかりしているのは、このシリーズらしいと言える。
 酸も確かに効いてはいるのだが、飲み込んだ後にも口中に甘味が残る。
 果汁0.5%。アルコール分4%。
 原材料:アルコール、レモン果汁、糖類、酸味料、香料。
 アルコール度数が弱く、甘くて飲みやすいレモンチューハイは今や少ないので、 貴重な製品。昔は、タカラCANチューハイ スウィートレモンサワー などもあったのだけれど。
種別 チューハイ・カクテル等
2011年10月19日
No.2928: 果実の瞬間 山形産ラ・フランス <冬限定> / アサヒ
 かじつのしゅんかん やまがたさんら・ふらんす <ふゆげんてい> / あさひ
アサヒ 果実の瞬間 山形産ラ・フランス アサヒ 果実の瞬間 山形産ラ・フランス review
 昨日10月18日発売、果実の瞬間の冬限定品。
 2種出たうち、既に 瀬戸内レモン はレビュー済。 今日はもう一方の「山形産ラ・フランス」。

 グラスに注いだ色は、かすかに白濁。気泡は小さく、炭酸は弱そう。
 香りは、ツンと直球勝負。紛れもなく洋なしだ。混じりけのない感じ。
 味はかなり甘味が強いものの、酸や苦味も適度に効いている。 香りの印象どおりピュアな洋なしの味わい。
 果汁1.2%。アルコール分4%。
 原材料:アルコール、西洋なし果汁、糖類、酸味料、香料。
 最近、カロリーカットのために甘味料を使うチューハイが多いなか、 この果実の瞬間シリーズはしっかり糖類が使われており、甘さが非常に自然である。
種別 チューハイ・カクテル等
2011年10月20日
No.2929: −196℃ 白桃ヌーヴォー <2011収穫> / サントリー
 まいなす196ど はくとうぬーう゛ぉー <2011しゅうかく> / さんとりー
サントリー -196℃ 白桃ヌーヴォー サントリー -196℃ 白桃ヌーヴォー review
 毎年この時期に、LAWSON限定で売り出される−196℃「白桃ヌーヴォー」が今年も出た。
 例によって、事前に発売情報などはなかったため、店頭で偶然発見した。

 グラスに注いだ色は、かすかに白濁。気泡は細かく、炭酸は強くなさそう。
 穏やかな白桃香だが、いかにも香料という、きれいな香り。あまり深みは感じないし、 桃らしい生臭い感じもない。
 口に含むと、意外と炭酸が強く、ピリピリする。甘味がしっかりとあるのに、 炭酸の刺激のために、くどさはない。適度なジューシー感。
 アルコール分5%。桃浸漬酒使用。 原材料名:桃、スピリッツ、糖類、酸味料、香料。
 山梨県古屋農園で2011年に収穫された白桃を使用。フルーティーで華やかな味わいです。
 缶デザインは 昨年 とほとんど変わっていない。 強いて言えば、商品名「白桃ヌーヴォー」の文字がちょっと大きくなったくらいか。
種別 チューハイ・カクテル等
2011年10月21日
No.2930: キレイゆず酒 / 月桂冠
 きれいゆずしゅ / げっけいかん
月桂冠 キレイゆず酒 月桂冠 キレイゆず酒 review
 3週間ほど前、当ページで月桂冠 キレイりんご酒 を掲載したが、 これはその姉妹品。ファッション誌"CanCam"と清酒月桂冠とのコラボで生まれた商品。
 2種出ていることは知っていたが、これまでゆずのほうをみつけられずにいた。 ようやく入手できたというわけだ。

 グラスに注いだ外観は、ほんのり淡い黄色で、やや濁りあり。
 香りはゆずらしい緑っぽさと、レモンのようなジューシーさがある。 清酒の匂いは、あまりしない。
 口に含むと、ゆずの味が前面に出ては来るものの、甘味も強い。 その甘味が、単に糖類だけではないのはわかる。清酒のコクである。
 それにしても、ほとんど清酒の味はしないから、 前知識なく飲んだら、普通のチューハイと思うかもしれない。
 アルコール分3%。果汁2%。 原材料名:清酒、醸造アルコール、ゆず、コラーゲンペプチド(ゼラチン)、糖類、香料、酸味料、 酸化防止剤(ビタミンC)、ベニバナ黄色素。
 結構良い商品だと思うのに、あまり売られていないのが残念。
 若い女性をターゲットにしているのと、価格を抑えるために、250ml入りの缶にしたのかもしれないが、 小さい缶に文字をたくさん詰め込もうとするから、缶デザインがごちゃごちゃになっている。いや、 文字が大きいのは雑誌の表紙をイメージしているのだろう。 それでも缶自体が小さいから、店頭でもそんなに目立たない。こういう企画ものは、 目立つというのが鉄則なのに、どうにも中途半端な感じは否めない。
種別 チューハイ・カクテル等
2011年10月22日
No.2931: こめすうぃーと / 大関
 こめすうぃーと / おおぜき
大関 こめすうぃーと 大関 こめすうぃーと review
 昨日は月桂冠の製品を取り上げたが、今日は大関。 2日続けて、大手日本酒メーカーの製品である。
 米粉糖化液を使ったお酒ということで、いかにも清酒の造り手らしい。

 グラスに注いだ外観は、かすかに白濁。もっとどろっとしたものを想像していたが、 薄い色の普通の液体。
 ヨーグルトのような香り。あるいは、昔懐かしいアイスキャンデーのようでもある。 米という感じはまったくない。
 味もまさにヨーグルト。スキッと甘酸っぱく、やはりアイスキャンデーを食べたような後味がある。 米と言われなければ想像もつかないし、言われても米とは思わない。 よくあるホワイトサワーチューハイという感じである。
 アルコール分3%。 原材料:スピリッツ、米粉糖化液、糖類、香料、酸味料、甘味料(アセスルファムK・スクラロース)。
 国産米を糖化した米粉糖化液を使用しています。
 事前に発売を知らず、店頭で現物を発見して購入したのだが、同社サイトを覗くと、 商品紹介ページができている。
 そこに、すうぃーちゃん というこの商品のキャラクターが紹介されている。頭が白い米粒、スキンヘッドで、 少女漫画のような大きな瞳に長いまつげ。細すぎる手足。服装は水色のワンピース。 なんというか、とても微妙なキャラである。
種別 チューハイ・カクテル等
2011年10月23日
No.2932: チューハイシャルドネ・エイト <数量限定> / チェリオ
 ちゅーはいしゃるどね・えいと <すうりょうげんてい> / ちぇりお
VALUE LINE チューハイシャルドネ・エイト VALUE LINE チューハイシャルドネ・エイト review
 いつ買ったのか、もう完全に忘れてしまったくらい、長期間冷蔵庫に眠らせてあった。 購入店は、百均店 LAWSON STORE 100。

 グラスに注いだ外観は、ほぼ無色だが、気のせいかほんのりゴールドに色づいているようにも見える。
 香りは、ファンタグレープみたいに甘いぶどう香。シャルドネというより、巨峰といった感じだ。
 口当たりもしっかりと甘い。ぶどうらしい渋味もしっかりとある。 度数が高いので、アルコールの甘さというか、ボリューム感もある。
 飲み進めると、すぐに酔いが回りそうなくらい、しっかりとしたアルコール感である。
 アルコール分8%。シャルドネ果汁1%。原材料名:シャルドネ果汁、醸造用アルコール、 果糖ぶどう糖液糖、酸味料、香料。
 シャルドネ果汁1%入り、アルコール分8%のチューハイです。
 製造者:(株)チェリオコーポレーション、大阪府高槻市辻子3-25-1。
 1ヶ月ほど前に飲んだ、チューハイ巨峰・エイトと、味がよく似ている。原材料に、シャルドネ果汁とわざわざ書いているから、 確かにそうなのだろうが、どんなぶどう品種を使おうが、ここまで甘味を強くすると、 あまり識別できないように思う。
種別 チューハイ・カクテル等
2011年10月24日
No.2933: −196℃ ストロングゼロ コーラストロング / サントリー
 まいなす196ど すとろんぐぜろ こーらすとろんぐ / さんとりー
-196℃ ストロングゼロ コーラストロング -196℃ ストロングゼロ コーラストロング review
 明日10月25日が発売日となっている−196℃ストロングゼロシリーズの限定品「コーラストロング」。 缶デザインも見慣れた感じなので、新製品とは気づきにくい。

 グラスに注いだ色は、コーラとしてはかなり薄い部類。グラスの向こう側が余裕で見える。
 香りは、甘そうなコーラキャンディーといった感じ。やや単調。
 口に入れた瞬間、味も単調だなと思いきや、かなり度数が強いおかげで、 舌触りが少しピリピリとし、飲み込むときに、喉の奥が熱くなる。
 甘味がかなり強く、飲み込んだ後にも、だらだらとした甘味料の甘味が口中にずっと残る。 いかにもサントリー社らしい味である。
 アルコール分8%。糖類ゼロ。レモン浸漬酒使用。 原材料:レモン、ウオツカ、カラメル色素、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
 コーラの味わいも、炭酸の刺激も、飲みごたえもストロング!  レモン浸漬酒を加え、今だけの刺激的でパンチのあるコーラチューハイです。
 甘さがどうしても引っかかるため、氷を入れて飲んでみたら、少しは緩和された。しかし、 口に入れた瞬間のシャープさが増した分だけ、後味のどんよりした甘味が余計に強調されるようにも感じられた。
種別 チューハイ・カクテル等
2011年10月25日[1]
No.2934: サッポロ黒ラベル 東北ホップ100% <2011限定醸造> / サッポロ
 さっぽろくろらべる とうほくほっぷ100ぱーせんと <2011げんていじょうぞう> / さっぽろ
サッポロ 黒ラベル 東北ホップ100% サッポロ 黒ラベル 東北ホップ100% review
 サッポロ黒ラベルから、東北産ホップを100%使用したビールが登場。発売日は、本日10月26日である。
 元々この商品は、2009年から東北6県限定で発売されてきたものなのだが、 今年は被災地を応援しようという主旨で、全国発売となったようである。

 グラスに注いだ色は、しっかりとした黄金色。純白の泡はきめ細かいが、泡持ちはほどほど。
 香りは通常の黒ラベルよりは幾分か華やか。軽快なホップ香が印象的。
 味は苦味が強く、黒ラベルらしいが、それでも軽やかで爽快な香味があり、みずみずしい。 麦らしい味わいの余韻が長く続く。
 アルコール分5%。原材料:麦芽・ホップ・米・コーン・スターチ。
 先行して全国発売された、麦と東北ホップ も通常の商品と少しキャラクターが違い、 みずみずしい味わいだが、こちらは更に通常品との格差(良い意味で)が大きい気がする。
 昨今、新ジャンル等が幅を利かせていることから、黒ラベルみたいな渋め、重ためのビールは分が悪いと思われるが、 このように華やかな仕上がりならば、多くの人に支持されるのではないだろうか。
種別 ビール
2011年10月25日[2]
No.2935: サッポロ黒ラベル / サッポロ
 さっぽろくろらべる / さっぽろ
サッポロ 黒ラベル サッポロ 黒ラベル review
 今日はイレギュラーだが、サッポロ黒ラベルを2種飲むことにする。
 26日発売の 東北ホップ100% を飲んだところ、通常品とだいぶキャラクターが違うと感じたのだが、 肝心の通常版黒ラベルを、最近飲んでいないことに気づいた。しかも、今年の春、リニューアルしていたのに、 当ページでも取り上げていなかった。
 そこで、改めて通常の黒ラベルを掲載することにした。 宣伝文句は、「旨さ長持ち麦芽」採用とのことである。

 グラスに注いだ色は、しっかりとした黄金色。泡はきめ細かく盛り上がるが、泡持ちはほどほど。
 軽快なホップ香があるが、あまり華やかに香るわけではない。
 口に含むと、苦味がズシッとくる。そして、ほろっとした甘味、豊潤な麦の香味が口中に広がる。 余韻は非常に長く、ほどほどの爽やかさを伴う。あまり味わいが出しゃばりすぎないのが、 黒ラベルの魅力である。
 アルコール分5%。原材料:麦芽・ホップ・米・コーン・スターチ。
 やはり、限定版「東北ホップ100%」の明るさとは一線を画する。 味の系統はもちろん非常に近いのだが、こうして同じ日に比べて飲んでみると、キャラの違いがよくわかる。
種別 ビール
2011年10月26日
No.2936: プレミアムカクテルパートナー こだわりの贅沢カクテル 白ワイン×グレープフルーツ / アサヒ
 ぷれみあむかくてるぱーとなー こだわりのぜいたくかくてる しろわいん×ぐれーぷふるーつ / あさひ
アサヒ カクテルパートナー こだわりの贅沢カクテル 白ワイン×グレープフルーツ アサヒ カクテルパートナー こだわりの贅沢カクテル 白ワイン×グレープフルーツ review
 昨日10月25日、コンビニエンスストア限定で発売されたカクテルパートナーのプレミアム版。
 白ワインと、グレープフルーツ果汁を40%も使ったカクテルである。

 グラスに注いだ色は、グレープフルーツ果汁そのものといった感じで、濁りのある薄黄色。
 香りは、グレープフルーツの苦い感じにワインが混じり、なぜかシードル(りんごのお酒)のような 香りにも感じられる。あまり強くは香らないが、ぎっしり目が詰まったような香りだ。
 味は甘味がかなり抑えられており、グレープフルーツ果汁の苦さやヒリヒリ感がある。 果汁が多い分だけ、アルコール感は弱い。カクテルというより、 ジュースの中にお酒を入れてみました、という感じ。
 果汁40%。アルコール分3%。 原材料:グレープフルーツリキュール、白ワイン、グレープフルーツ果汁、 糖類、香料、酸味料。
 なぜ今1種類だけ、コンビニ限定で出してきたのか、真意はわからないが、 これで当たるようなら、今後他の味も出すのだろうか。スリムなボトル缶にしたのは、 場所を取らないから陳列してもらいやすいと考えてのことか。
 品質は確かなので、1度飲んで気に入った人のリピート率は高いのではないだろうか。 入手価格は198円だったが、40〜50円くらい高くてもあまり気にしないOL層などがターゲットであろうから、 普段買うチューハイや缶カクテルの代わりに買ってもらえるだろう。
種別 チューハイ・カクテル等
2011年10月27日
No.2937: 麦とホップ 黒 <限定醸造> / サッポロ
 むぎとほっぷ くろ <げんていじょうぞう> / さっぽろ
サッポロ 麦とホップ 黒 サッポロ 麦とホップ 黒 review
 昨日10月26日に数量限定で発売された、麦とホップ「黒」。
 これは昨年懸賞賞品として提供されたもので、好評を博したため今回の発売となったものである。 当時、私はもちろん応募したが、残念ながら当選しなかったのだ。

 グラスに注いだ色は、かなり深い黒。 泡はベージュ色で、勢いがある。この泡立ち、泡持ちを見ていると、とても新ジャンルには思えない。
 香りは、やや尖った感じの焦げ臭があり、あまり深みは感じないものの、パンチ力はある。
 口当たりはシャープで、ややスリム。スモーキーフレーバーが口中に広がり、そのインパクトはなかなかのもの。 甘味は弱く、軽い酸味を伴うが、ギュッと強い苦味が、味わいの弱さを補っているかのよう。 飲み込んだ後にも、エスプレッソのような香味の余韻が残る。
 アルコール分5%。長期熟成製法。協働契約栽培100%。 原材料:発泡酒(麦芽・ホップ・大麦)・スピリッツ(大麦)。
 軽やかな仕上がりのシュバルツといったスタイルだが、事前に何も知らされずに飲んだら、 新ジャンルとは思わないだろう。ロースト香がしっかり効いていることで、新ジャンルの七難を隠している。 ついにここまで来たか、の感がある。
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 本日をもって当サイトの連続無欠勤更新記録が2700日に到達いたしました。日頃の皆さまのご愛顧に感謝致しますとともに、 残り1年を切りました3000日達成に向け、一層努力してまいります。これからも変わらぬご支援よろしくお願いいたします。
種別 新ジャンル
2011年10月28日
No.2938: 赤玉スイートワインソーダ / サントリー
 あかだますいーとわいんそーだ / さんとりー
サントリー 赤玉スイートワインソーダ サントリー 赤玉スイートワインソーダ review
 10月25日発売、「赤玉スイートワインソーダ」。
 あまり爆発的に人気が出る商品とも思えず、置いている店も限られている。私の行動範囲では、 今のところ、一部のコンビニに少量ひっそりと置かれているのを発見するくらいである。
サントリー 赤玉スイートワインソーダ


 グラスに注いだ色は、グレナデンソーダみたいなガーネット色。 日本語で言うとざくろ色。黒っぽい赤紫。
 香りは、まさに赤玉スイートワイン。生食用のぶどうの少し動物的な匂いをベースに、 ボージョレの新酒みたいな甘い果実香が乗る。
 味は適度な甘さを伴う赤ぶどうの味わいがあって、炭酸の刺激が引き締めている。 ほんのりとした甘酸っぱさは、確かに赤玉スイートワインをソーダで割ったらこんな味だろうなという、 想像を裏切らない。ただ、レモンがプラスされていることで、後味にも明確な酸の存在感が残る。
 アルコール分3%。原材料名:甘味果実酒、レモン、糖類、酸味料、酸化防止剤(亜硫酸塩)。
 明治40年の発売以来ぶどう由来のやさしい味わいで100年以上にわたり愛され続けています。 その赤玉スイートワインのおいしさを元にレモンと炭酸を加えた 爽やかな味わいをお楽しみください。
 赤玉スイートワインといえば、まだ日本に今のようなワイン文化が根付いていない時代に誕生し、 他のお酒にはない酸味や渋味といった、それまでの日本人には馴染みのないワインの特徴をできるだけ 抑えた「甘くて飲みやすいワイン」として一時代を築いた。その功績は評価されていいものだが、 一方で、「ワインとはこんなもの」という後ろ向きな印象を多くの人に与え、日本人のワイン観を歪めてしまった 張本人でもあろうかと思う。そんな功罪を併せ持った存在なのだが、100年以上続いているというその事実が、 コアなファンを魅了し続けるだけの力を備えていることの証左でもある。
 普段ワインなど飲まない最近の若者に、「あ、なんか甘くて飲みやすい」と思ってもらえれば、 プロモーションとしては成功なのかもしれない。
種別 チューハイ・カクテル等
2011年10月29日
No.2939: サッポロクラシック 2011富良野VINTAGE <数量限定> / サッポロ
 さっぽろくらしっく 2011ふらのう゛ぃんてーじ <すうりょうげんてい> / さっぽろ
サッポロクラシック '11富良野VINTAGE サッポロクラシック '11富良野VINTAGE review
 当サイトではもう毎年この時期の恒例となっているサッポロクラシック「富良野VINTAGE」。 今年も北海道地区限定で、10月26日に発売となった。
 そして私は今年も、事前にネットで注文しておいた。到着したのがちょうど今日。

 グラスに注いだ色は、ごく淡い黄金色。泡は非常にきめ細かく、力強く盛り上がり、泡持ちも良い。
 このビールの魅力の一つに、とても若々しいアロマホップの香りがある。今年も健在。
 口当たりも非常にクリーンで、味わいは澄み切っている。苦味は強めだが、 じんわりとした旨味があり、余韻も長い。
 アルコール分5%。原材料:麦芽・ホップ。
 これで当サイトでは2008年2009年2010年、そして今年と4年連続でレビューしてきたわけだが、 基本的な味わいは変わらず、毎年新鮮な感動を与えてくれる。素晴らしいビールである。

 購入価格は350ml缶1ケース(24本)税込5,244円。1本あたり218.5円である。 送料が630円で合計5,874円であったが、楽天のポイントを1,874ポイント使用したためジャスト4,000円で入手。 実質的に送料込み1本166.7円で入手したことになる。
 得なように見えてそのポイントは何か別のものをたくさん買ったからこそ貯まったものだろうとご指摘があろうが、 我が家では自宅で日常的に消費している米、麺類、コーヒー・紅茶類等は楽天市場かYahoo!Shoppingで注文し、 クレジットカードか電子マネーで決済している。 電子マネー(Edy,Suica等)には必ずポイントのつくクレジットカードからチャージしている。 楽天等のモールに入る時には必ず別のポイントサイト経由で入る。 また、携帯のEdyを使うと楽天のポイントがたまるように設定しているし、 楽天その他のリサーチモニターとか、メールを受け取るだけでポイントがもらえるしくみもある。 日々の工夫でこういった楽しい買い物ができている。
種別 ビール
2011年10月30日
No.2940: 山形産 ラ・フランスチューハイ / サントリー
 やまがたさん ら・ふらんすちゅーはい / さんとりー
サントリー ラ・フランスチューハイ サントリー ラ・フランスチューハイ review
 この間の月曜(24日)に、新製品を探しにイオン系スーパー(Maxvalu)に行ったら、 事前にまったく情報を得ていなかったこれを発見。他では売られていないから、おそらくイオン限定商品なのだろう。
 みつけた時、これはタカラ社製だと思った。直搾り「日本の農園から」シリーズに似ているからだ。 でもよく見ると-196℃製法と書いてあり、サントリー社製であることがわかる。

 グラスに注いだ色は、無色透明。
 やや甘そうな洋なし香。余り強くは香らず、穏やかだ。
 味もやはり果実の香味は穏やかで、その分、砂糖水のような甘さが目立つ。 でも、人工的な甘味料ではなく糖類だから、口中にまとわりつく感じはない。
 アルコール分5%。ラ・フランス浸漬酒使用。原材料:ラ・フランス、スピリッツ、糖類、酸味料、 香料。
 山形県高橋農園で育てられたラ・フランスを使用。華やかな香りとみずみずしい味わいが特長です。
 缶には「東北産シリーズ」の文字があり、復興のお手伝いの意味合いもあるようだ。 シリーズということは、今後も他種が出るのだろうか。気にとめておきたい。
種別 チューハイ・カクテル等

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