ビール・発泡酒・チューハイの部屋

No.3301−3320


 
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2012年8月16日[1]
No.3301: TOPVALU 3%のサワー ぶどう / 合同酒精
 とっぷばりゅ 3ぱーせんとのさわー ぶどう / ごうどうしゅせい
TOPVALU 3%のサワー ぶどう TOPVALU 3%のサワー ぶどう review
 TOPVALU 3%のサワー は6月1日発売。既にかなり時間が経ってしまってはいるが、 ようやくレビューの順番が回ってきている。先日、1種めとして ハチミツレモン を取り上げたが、今日は2種めとして「ぶどう」を。

 グラスに注いだ色は、ごく淡い赤紫。
 ぶどうキャンディのような甘い香り。シンプルである。
 味はもちろん甘いものの、炭酸も効いていて、コクがないので、意外とあっさり。 アルコール感もほとんどないので、ゴクゴク飲めるタイプ。
 巨峰果汁2%。アルコール分3%。 原材料名:醸造用アルコール、巨峰果汁、果糖ぶとう糖液糖、酸味料、香料、甘味料(アセスファムK)、 クエン酸Na、アントシアニン色素、カラメル色素。
 製造者:合同酒精(株)。販売者:イオン(株)。
 今こういうタイプが一番受けるんだろうなという、まさに狙った製品。 アルコールを飲み慣れていない人たちにお薦めする。
種別 チューハイ・カクテル等
2012年8月16日[2]
No.3302: 角ハイボール 250ml缶 / サントリー
 かくはいぼーる 250みりりっとるかん / さんとりー
角ハイボール 250ml缶 角ハイボール 250ml缶 review
 サントリー角ハイボールは、今年3月下旬から新しくなっており、 当サイトでも既にレビュー済である。
 これまで、350ml缶と500ml缶(ビールのレギュラー缶とロング缶に相当)の2種展開だったのであるが、 今年の6月26日に、この小缶(250ml入り)も発売された。
 中身は同じなので、味のレビューは割愛する。
 アルコール分7%。原材料名:ウイスキー、レモンスピリッツ、食物繊維、酸味料。
 飲食店で飲む美味しいハイボールの味わいをそのまま再現しました。 氷たっぷりのグラスに注ぐと更に美味しく楽しんでいただけます。
 以前からあるスペシャルリザーブ&ウォーターとか、 白角水割などは、このサイズであった。 強いお酒は少量で十分ということもあろうし、値段設定の問題もあろう。
 だが、今回のこの容量の設定は、ハイボールが人気商品となり、消費者層も広がってきたから、 ふだんあまりウイスキーを飲まない層にも手軽に買って頂きたいということだろう。
種別 チューハイ・カクテル等
2012年8月17日[1]
No.3303: キリンラガービール もみじ缶 / キリン
 きりんらがーびーる もみじかん / きりん
キリンラガービール もみじ缶 キリンラガービール もみじ缶 review
 もうこんな季節になった。
 今日、近所のセブンイレブンに立ち寄ったら、これが並んでいるのを発見。 キリンラガーの「もみじ缶」。サイトを確認すると、8月中旬製造品から順次全数切り替えとある。
 中身はもちろん通常のキリンラガーだが、久々なので簡単にレビューしておこう。

 グラスに注いだ色は、淡い黄金色。純白の泡は非常にきめ細かく、泡持ちも悪くない。
 香りに華々しさはない。奥ゆかしいが、みずみずしいホップ香。
 味わいも質実剛健。日本のピルスナーって、昔からこういうスタイルだったなあと、 しみじみ思わされる。何杯飲んでも飲み飽きないキャラクター。
 アルコール分5%。原材料:麦芽・ホップ・米・コーン・スターチ。
 昨年同様、アートディレクターの佐藤可士和氏によるデザインだという。 昨年の写真とよく見比べると、今年の方が葉っぱの数が多い。微妙に変えているところがニクい。
種別 ビール
2012年8月17日[2]
No.3304: TOPVALU チューハイ レモン 75kcal / 富久娘酒造
 とっぷばりゅ ちゅーはい れもん 75きろかろりー / ふくむすめしゅぞう
TOPVALU チューハイ カロリー75 レモン TOPVALU チューハイ カロリー75 レモン review
 イオングループP.B.であるTOPVALUチューハイのカロリーオフタイプが、いつの間にか新しい缶デザインになっている。 といっても、入手してもうだいぶ経つのだが。
 従来品 との大きな違いは、なんと製造者が変わっていること。以前は合同酒精だったのに、 このニュータイプは(同じオエノングループの)富久娘酒造となっている。 缶デザインはP.B.であることがより一層わかりやすく、安っぽくなっている。

 グラスに注いだ色は、無色透明。
 香りは軽快。澄みきった感じのレモン香。
 味はあっさり。キュッとした酸が特徴的で、カロリーオフだけに薄い印象だが、 ほのかに甘みもある。アルコール感は弱い。
 アルコール分3%。レモン果汁3.6%。原材料:醸造用アルコール、スピリッツ、レモン果汁、 酸味料、香料、クエン酸Na、甘味料(アセスルファムK)。カロリー50%オフ。糖質80%オフ。
製造者:富久娘酒造(株)。販売者:イオン(株)。
 どうやら味は変わっていないようである。低アルコールで、さらっと飲みやすいキャラクターはそのまま。
種別 チューハイ・カクテル等
2012年8月18日[1]
No.3305: TOPVALU 3%のサワー ホワイト / 合同酒精
 とっぷばりゅ 3ぱーせんとのさわー ほわいと / ごうどうしゅせい
TOPVALU 3%のサワー ホワイト TOPVALU 3%のサワー ホワイト review
 既に ハチミツレモンぶどう を レビューしている TOPVALU 3%のサワー(6月1日発売)。現在のところ全3種。 この「ホワイト」が最後の1本となる。

 グラスに注いだ色は、極めて薄い白。ほぼ透明だがわずかに白濁している程度。
 香りは乳性サワーの中ではかなり甘い部類。昔懐かしいアイスキャンデーを溶かしたような感じ。
 味はその香りの印象以上に甘味が強い。 乳酸菌飲料特有の甘酸っぱさではなく、あとから無理矢理甘さがつけられているよう。 だから、コクがそんなにないのに、甘い。バランスが良くないのだ。 後味も、本家カルピスサワーなどと比べるとかなりくどい感じがする。
 アルコール分3%。 原材料名:醸造用アルコール、乳清ミネラル(乳由来)、果糖ぶとう糖液糖、乳酸、香料(乳成分を含む)、 甘味料(アセスファムK)。
 製造者:合同酒精(株)。販売者:イオン(株)。
 度数が低いから飲みやすいが、味わいバランス的にもうちょっと工夫の余地があるのではないか。
種別 チューハイ・カクテル等
2012年8月18日[2]
No.3306: TOPVALU チューハイ グレープフルーツ 75kcal / 合同酒精
 とっぷばりゅ ちゅーはい れもん 75きろかろりー / ごうどうしゅせい
TOPVALU チューハイ カロリー75 グレープフルーツ TOPVALU チューハイ カロリー75 グレープフルーツ review
 いつの間にか新しくなっていた、イオングループP.B.であるTOPVALUチューハイのカロリーオフタイプ。
 昨日 レモン のほうを取り上げているので、今日はもう一方の「グレープフルーツ」。
 レモンのほうは製造者が富久娘酒造に変わっていたのだが、 なんとこちらグレフルは、従来通り合同酒精のまま。同じグループだし、両方でつくっているのか、 種類によって分けているのか。真相はわからない。

 グラスに注いだ色は、無色透明。
 香りはかなり苦味が強そう。反面、甘みは弱そう。
 実際の味もその香りの印象どおりで、ギュッと苦味が効き、 甘みは適度。だから、後味もすっきりしている。 グレフルチューハイでここまであっさりしたタイプは貴重。
 アルコール分3%。グレープフルーツ果汁2.5%。原材料:醸造用アルコール、スピリッツ、グレープフルーツ果汁、 酸味料、香料、クエン酸Na、甘味料(アセスルファムK)。カロリー50%オフ。糖質80%オフ。
製造者:合同酒精(株)。販売者:イオン(株)。
 レモン同様、こちらも軽快で飲みやすく、飲み飽きしない。
種別 チューハイ・カクテル等
2012年8月19日[1]
No.3307: −196℃ 秋梨 <限定出荷> / サントリー
 まいなす196ど あきなし <げんていしゅっか> / さんとりー
サントリー -196℃ 秋梨 サントリー -196℃ 秋梨 review
 明後日8月21日発売の−196℃秋限定2種が手に入ったので、今日はまず「秋梨」のほうをレビューしたい。

 グラスに注いだ色は、無色透明。
 香りは非常にナチュラルな感じの梨。ツンとしたみずみずしさがあり、甘そうである。
 口当たりはすっきり甘く、香りの印象同様、自然な梨の味がする。ただ、 それがあまりにもはっきりとしているため、香料なんだということがよくわかる。
 アルコール分4%。梨浸漬酒使用。栃木産幸水使用。 原材料名:梨、スピリッツ、ウイスキー、ブランデー、糖類、酸味料、香料。
 栃木県横山果樹園で育てられた幸水を使用。秋の訪れを感じさせる、みずみずしく爽やかなおいしさです。
 昨年まで、この製品は度数5%だった。今年から4%になったわけだが、 昨今のこのタイプのチューハイの主要ユーザー層を意識した変更と思われる。適切な変更であろう。
種別 チューハイ・カクテル等
2012年8月19日[2]
No.3308: 果実の瞬間 国産和梨 <秋限定> / アサヒ
 かじつのしゅんかん こくさんわなし <あきげんてい> / あさひ
アサヒ 果実の瞬間 国産和梨 アサヒ 果実の瞬間 国産和梨 review
 今日の2本目。
 アサヒからも明後日8月21日付で、果実の瞬間の秋限定2種が出る。
 サントリー製品に引き続き、果実の瞬間「国産和梨」を飲みたい。

 グラスに注いだ色は、わずかに白濁。
 香りは、−196℃みたいにツンとした感じではなく、柔らかく穏やかで控えめ。
 口当たりもやさしく自然な感じ。だが、甘みはやや強い。 但し、それも2社を比べて飲んだからわかることであり、そんなに甘ったるいわけでは決してない。 後味にも甘みが残るものの、概ねすっきりとしている。
 果汁1.5%。アルコール分4%。
 原材料:アルコール、日本なし果汁、糖類、酸味料、香料。
 梨味チューハイというのは、各社とも嫌みがなく柔らかい味わいのものが多い。
 今日1日で飲み比べてわかったことは、サントリーにはパッとした香りの華やかさと、 ややわざとらしいとも思えるみずみずしい感じの味わいがあり、アサヒには自然で穏やかな香りと、 そのイメージを覆すほどのジューシーな甘さがある。
種別 チューハイ・カクテル等
2012年8月20日[1]
No.3309: 秋宵 <秋だけの限定醸造> / アサヒ
 あきよい <あきだけのげんていじょうぞう> / あさひ
アサヒ 秋宵 アサヒ 秋宵 review
 明日8月21日は、新製品が大量に発売される日。
 昨日既にチューハイの新製品2種を取り上げたが、今日の1本目は、アサヒの新ジャンル「秋宵」。

 グラスに注いだ色は、ごく淡い黄金色。泡は適度に粗く、泡持ちもほどほど。
 香りを嗅ぐと、ひと昔前の発泡酒のような雑穀臭が少しする。
 うにゃっとした甘みがあるのかな?と思って口に運ぶと、苦味のインパクトがそれなりに強く、 適度に引き締まっている。ただ、口中で転がしていると、やはりふんわりと甘みが感じられる。
 舌の根のほうに苦味の後味が残るために、後キレは悪くない。
 アルコール分6%。原材料:発泡酒(麦芽、ホップ、大麦、コーン、スターチ)、スピリッツ(大麦)。
 高濃度醸造による芳醇なコク。この商品1本につき1円を東北復興支援にお役立て頂きます。
 味わいに斬新さはなかったが、何と言ってもこの製品の特徴は、美しいパッケージデザイン。
 キリン秋味をパイオニアとする秋限定ビール系飲料は、各社ともただ単にもみじの葉を散らしたようなデザインが多く、 結果的にどれがどの社の製品なのか、区別がつきにくいのが現状である。
 この製品は、まるで写真のように美しい秋の風景描写で、非常に斬新。 秋宵という商品名に、非常にマッチしている。
 このパッケージだけを見ると、サントリー製品ではないかと思ってしまう。 そのくらい、見た目のイメージにこだわった製品であり、 失礼ながらアサヒさんがここまで上手な売り方をしてくるとは、意外である。
 しょせん、味による差別化が難しい新ジャンルであるから、 店頭で圧倒的に目を引くこの缶は、指名買い以外の"浮動票"を大きく取り込めるのではないかと思う。
種別 新ジャンル
2012年8月20日[2]
No.3310: 直搾り [日本の農園から] 宮崎産完熟マンゴー <限定出荷> / 宝酒造
 じかしぼり [にほんののうえんから] みやざきさんかんじゅくまんごー <げんていしゅっか> / たからしゅぞう
タカラ 直搾り 日本の農園から 完熟マンゴー タカラ 直搾り 日本の農園から 完熟マンゴー review
 明日8月21日に発売される、直搾り [日本の農園から] シリーズ限定品2種。
 今日はまず「宮崎産完熟マンゴー」を飲みたい。

 グラスに注いだ色は、かすかに黄色っぽく濁っている。
 香りは、他社のフルーティなチューハイにも似た、非常に甘そうなマンゴー香。でも直搾りだから、 甘みはそんなに強くないんだろうということが、予想される。
 そして実際、味は薄すぎるというくらいに、あっさりとした口当たり。 ある意味マンゴーの特徴である深みのある甘みは、このチューハイでは表現されておらず、 香りが甘いのに味は非常にシャープに仕上げられている。 後味には、軽い苦味もある。
 アルコール分4%。果汁1%。 原材料:マンゴー果汁、焼酎、糖類、香料、安定剤(ペクチン)、酸味料。JA西都ハウスマンゴー部会推奨。
 宮崎マンゴー発祥の地とされる西都産のマンゴーを使用。
 日本各地の果実を厳選した「直搾り」日本の農園からシリーズ。 宮崎産完熟マンゴーの種をとり除いてから、果肉を丁寧に搾ったストレート混濁果汁を使用。
 直搾りにしては、かなり頑張って甘味をつけたほうだ。 他社製品に比べれば、異様に甘さが抑えられているのだが。
種別 チューハイ・カクテル等
2012年8月21日[1]
No.3311: 旨味たっぷり 秋楽 <限定醸造> / サントリー
 うまみたっぷり あきらく <げんていじょうぞう> / さんとりー
サントリー 旨味たっぷり 秋楽 サントリー 旨味たっぷり 秋楽 review
 本日8月21日発売の「旨味たっぷり 秋楽」。例年この時期に出ている ロースト麦芽を使用した新ジャンルである。

 グラスに注いだ液色は、淡いアンバー(琥珀)。 泡は当初力強く盛り上がるが、すぐに減衰。
 少し甘そうなロースト香。新ジャンル特有の臭みは隠されている。
 黒糖のような甘みを伴う口当たり。苦味もしっかり強いが、 ボディの厚みはそれほどでもない。飲み込んだ後にロースティな後味と、 ほんのりとした甘さが残る。
 アルコール分6%。ロースト麦芽使用、全麦芽の20%以上。 原材料:発泡酒(麦芽、ホップ、糖類)、スピリッツ(小麦)。
 原材料となる発泡酒においてロースト麦芽を使用し、限定醸造しています。
 昨年の製品と中身は変わっていないようである。
 ロースト麦芽を使うことで、新ジャンル特有の臭みがマスクされている。
種別 新ジャンル
2012年8月21日[2]
No.3312: 果実の瞬間 国産 ピオーネ <秋限定> / アサヒ
 かじつのしゅんかん こくさん ぴおーね <あきげんてい> / あさひ
アサヒ 果実の瞬間 ピオーネ アサヒ 果実の瞬間 ピオーネ review
 本日8月21発売の「果実の瞬間」秋限定2種。
 一昨日、国産和梨 をレビュー済であり、 今日はもう一方の「国産 ピオーネ」を。

 グラスに注いだ色は、やや紫に近い、淡いピンク。
 やさしいぶどう香だが、そんなにどぎつくはない。色の印象もあろうが、味は薄めなのかもしれない。
 ところが味わってみると、結構甘味が強い。ぶどうらしい渋味もあるが、 飲み込んだ後にはやはり甘みが残る。
 果汁0.5%。アルコール分4%。
 原材料:アルコール、ぶどう果汁、糖類、酸味料、香料、カラメル色素、野菜色素。
 昨年 は山梨産ピオーネだったが、 今年は国産ピオーネということになっている。産地を限定すると果汁の確保が難しくなったのだろうか。
種別 チューハイ・カクテル等
2012年8月22日[1]
No.3313: 秋味 / キリン
 あきあじ / きりん
キリン 秋味 キリン 秋味 review
 本日8月22日が発売日となっている、キリン秋味。今年で22年目とのこと。
 中身は変わっていないとは思うが、レビューしたい。

 グラスに注いだ色は、ややしっかりめの黄金色。あれ?昨年までもっと薄くはなかったか?  光の関係か?
 泡はそこそこ盛り上がり、泡持ちも悪くはない。あくまでも悪くないという程度。
 清々しいホップ香があるが、あまり華やかではなく、落ち着いている。
 味は苦味が強く、華やかさはない。苦味や渋味がが重たくぐっとくる、いわばいぶし銀の味わい。 飲み込んだ後にも苦味、渋味が残る。
 アルコール分6%。原材料:麦芽・ホップ・米・コーン・スターチ。
 麦芽たっぷり1.3本分。
 缶デザインは、昨年とは異なり、白い部分がだいぶ増えた。そのため、紅葉のイラストがより一層めだつように なった。
種別 ビール
2012年8月22日[2]
No.3314: 直搾り [日本の農園から] 愛媛産甘夏 <限定出荷> / 宝酒造
 じかしぼり [にほんののうえんから] えひめさんあまなつ <げんていしゅっか> / たからしゅぞう
タカラ 直搾り 日本の農園から 甘夏 タカラ 直搾り 日本の農園から 甘夏 review
 8月21日に発売された、直搾り [日本の農園から] シリーズ限定品2種。
 先日既に 宮崎産完熟マンゴー をレビューしているので、今日はもう一方の「愛媛産甘夏」。

 グラスに注いだ色は、かすかに黄色っぽく濁っている。
 香りは、レモンかグレープフルーツ果汁のように、あまり香り立たない。 フレッシュで苦そうな柑橘香がかすかにするだけ。
 口当たりは非常にジューシー。直搾りだから決して甘ったるくはないのだが、 ほとばしるような甘夏の酸味に、ほんのりと甘さが加わっている。 アルコール感も適度にあって、非常にバランスが良い。
 アルコール分4%。果汁1%。 原材料:甘夏果汁、焼酎、糖類、酸味料、香料。
 日本各地の果実を厳選した「直搾り」日本の農園からシリーズ。 愛媛産甘夏の果肉をまるごと搾ったストレート混濁果汁を使用。
 シャープであるがために、度数が低いのに本格的な感じがする。 ふだんチューハイを飲み慣れない人にも、チューハイ好きにも支持されそう。
種別 チューハイ・カクテル等
2012年8月23日
No.3315: −196℃ 秋りんご <限定出荷> / サントリー
 まいなす196ど あきりんご <げんていしゅっか> / さんとりー
サントリー -196℃ 秋りんご サントリー -196℃ 秋りんご review
 一昨日8月21日に発売された−196℃の秋限定品。
 2種あるうち、先日既に 秋梨 をレビュー済。 今日はもう一方の「秋りんご」を。

 グラスに注いだ色は、ごく淡い黄金色。
 香りはシャキッとしたりんご香。酸味が強そう。
 口当たりは香りの印象どおり酸が強く、甘さは抑えめ。 後味もとてもシャープ。
 アルコール分4%。りんご浸漬酒使用。青森産サンつがる使用。 原材料:りんご、スピリッツ、糖類、酸味料、香料、カラメル色素。
 青森県岩木山山麓に広がるりんご園から届いたサンつがるを使用。 秋の訪れを感じさせる、華やかで甘酸っぱい味わいです。
 秋梨のほうもそうだったが、こちらも昨年までの製品に比べ、度数が5%から4%へと下がった。
種別 チューハイ・カクテル等
2012年8月24日[1]
No.3316: はたちからの メロンクリームソーダハイ / サンガリア
 はたちからの めろんくりーむそーだはい / さんがりあ
サンガリア メロンクリームソーダハイ サンガリア メロンクリームソーダハイ review
 サンガリア社のサイトで5月14日付けで新製品として紹介されている「メロンクリームソーダハイ」。 ずっと入手できなかったのだが、先日やっと発見。
 実は以前にも同名の製品は存在しており、当サイトでも2年前に取り上げている。
 今回のものは中身が変わっているのか? 試してみたい。

 グラスに注いだ液色は、まさにメロンソーダにアイスクリームが溶け込んだような感じ。 注いだ時に泡がよく立ち、こちらもクリームソーダっぽい。
 香りもクリームも感じがあり、とても甘そう。そして味わいも、その印象どおり。 たっぷりと甘く、とてもチューハイとは思えない。アルコール感はほとんどない。
 アルコール分3%。果汁1%。 原材料名:メロン果汁、醸造アルコール、乳製品、糖類、酸味料、香料、安定剤(大豆多糖類)、 ベニバナ色素、クチナシ色素。
 アルコールをほとんど感じないと思ったら、以前の4%からさらに下がって3%になっていた。 そこが変わった点。缶デザインもまったく変わって、賑やかになった。
種別 チューハイ・カクテル等
2012年8月24日[2]
No.3317: 果実のささやき ぶどう / 麻原酒造
 かじつのささやき ぶどう / あさはらしゅぞう
果実のささやき ぶどう 果実のささやき ぶどう review
 麻原酒造というところがつくる「果実のささやき」シリーズは、当サイトではこれまで 温州みかんオレンジ&マンゴーシークヮーサーアップル&ピーチと、 4種掲載している。
 もうだいぶ前になるが、この「ぶどう」をコンビニ(ミニストップ)で初めてみつけて、入手しておいた。 価格は500円。

 グラスに注いだ色は、ほとんど黒ともいえる深い紫。ぶどう果汁の濃さがわかる。
 香りを嗅ぐと、フルーティさはあまりないが、 ぎっしり詰まったような、深みのあるぶどう香。
 味は非常に濃い。ウェルチのグレープジュースみたいな感じ。 甘味が強く、酸味も極めて強く、すべてがストロング。爽快感とは無縁。 アルコール感はそれほど強くないが、こってりした味わい。
 リキュール。アルコール分7%。原材料名:ぶどう、醸造アルコール。 天然果汁使用。ぶどう約1.5房分。
 お好みに応じてストレート、ロック、ソーダ割でお楽しみください。 保存料、着色料は一切使用しておりません。
 製造元:麻原酒造(株)、 埼玉県入間郡毛呂山町大字毛呂本郷94。
 これはやはりストレートで飲むよりも、ソーダ割りなどにしたほうが良さそうだ。 もちろん、この自然な濃厚さを、ストレートで味わうのも悪くはないが。
種別 チューハイ・カクテル等
2012年8月25日
No.3318: 六甲ビール ピルスナー / 六甲ビール醸造所
 ろっこうびーる ぴるすなー / ろっこうびーるじょうぞうしょ
六甲ビール ピルスナー 六甲ビール ピルスナー review
 名前から、兵庫県の六甲山周辺でつくられている製品ということはわかるであろう。
 阪急電鉄の駅構内等に多く出店している asnas(アズナス) というコンビニ((株)阪急リテールズの運営)で、先日から突然並びだした六甲ビール。 私が見た梅田駅の店舗では、全3種売られていた。 そのうちの1つ「ピルスナー」を飲んでみたい。

 グラスに注いだ色は、ごく淡い黄金色。泡は純白できめ細かく、泡持ちも悪くない。
 清々しいグレープフルーツのようなシトラス系の香りと、干し草っぽい香りが共存。
 口当たりは軽快で、やはり柑橘系の甘酸っぱさがあって、みずみずしい。 ボディはスリムで、苦味も極めて弱い。 軽妙なフレッシュ感を楽しむビール。後味はスッキリしているが、旨みがしっかりと残る。
 アルコール分5%。原材料:麦芽・ホップ。 製造者:(有)アイエヌ インターナショナル、 神戸市北区有野町有野字堀越351番1。 製造所:(有)アイエヌ インターナショナル 六甲ビール醸造所。
 これを買う時、値段を見ずにレジへ持って行ったら、1本510円だった。 意外といい値段だ。まあ、小規模なクラフトブルワリーだから致し方ないところ。
種別 ビール
2012年8月26日[1]
No.3319: BT-プライスチューハイ レモン / 三幸食品工業(徳岡P.B.)
 BT ぷらいすちゅーはい れもん / さんこうしょくひんこうぎょう(とくおかP.B.)
BTプライスチューハイ レモン BTプライスチューハイ レモン review
 関西を中心にSAKE市場グランマルシェ、ボン・ルパなどの 酒販店を展開する 徳岡(株) の P.B.商品として、以前から ベストテイストチューハイ があるが、 これは別ラインのP.B.のようである。
 実はこれを入手したのはもう相当に前で、ずっと我が家の冷蔵庫に死蔵されていた。

 グラスに注いだ色は、ほぼ無色だが、ほんのり白濁。
 香りは、ジューシーなレモン香だが、少し化粧品的というか芳香剤的。 べつに悪い香りではないのだが。
 口当たりはシャープ。やはり酸が強く、シンプルで甘味も適度。クリアでバランスの良い味わい。 アルコール感はちゃんとあるが、あまり強さを感じさせない。
 アルコール分6%。果汁1.6%。原材料:レモン果汁、醸造アルコール、 糖類、塩化ナトリウム、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK)。 製造者:三幸食品工業(株)、広島県東広島市安芸津町三津4215番地3。 販売元:セントミハエルワインアンドスピリッツ(株)、大阪市中央区南船場3-5-26。
 厳選したレモン果汁を使用し、爽快感あふれるチューハイに仕上げました。
 安売り商品(100円未満)としては、非常に優秀。度数も6%あり、飲み応えもバッチリ。
種別 チューハイ・カクテル等
2012年8月26日[2]
No.3320: 淡麗 <生> もみじ缶 / キリン
 たんれい <なま> もみじかん / きりん
キリン 淡麗 もみじ缶 キリン 淡麗 もみじ缶 review
 先日、キリンラガービール もみじ缶 を紹介した。
 8月中旬製造品から切り替えられているものだが、同時にこの「淡麗 もみじ缶」も 出回っている。
 中身は通常の淡麗だが、いちおう簡単にレビューしておく。

 グラスに注いだ色は、淡い黄金色。泡はやや粗く、泡持ちはあまり良くない。 写真は、泡が減衰してきた状況を撮ったもの。
 香りは発泡酒にしてはクリア。ホップ香がちゃんと感じられるが、 昔ながらの製品にありがちな、雑穀臭も感じられる。ただ、それが極めて弱いために、 昔から淡麗は高く評価されている。
 味も概ねすっきりとクリアなのに、ずしっと苦味があり、そこがビールっぽい。 コクもそこそこあり、やはり優秀な製品であることがわかる。
 アルコール分5.5%。原材料:麦芽・ホップ・大麦・米・コーン・スターチ・糖類。
 淡麗のデザイン缶は、今年に入って 花見缶花火缶 と出ており(但し、オリンピック関連を除く) なかなか活発だ。定番商品だからこそのテコ入れと考えられる。
種別 発泡酒

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