2012年9月18日[2]
No.3361: トリスハイボール ハニー缶 <秋限定> / サントリー
とりすはいぼーる はにーかん <あきげんてい> / さんとりー
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トリスハイボールから期間限定で新顔登場。発売日は本日9月18日。
ウイスキーソーダに、はちみつとレモンを加えた、その名も「トリスハイボール・ハニー缶」。
グラスに注いだ色は、極めて淡いイエロー。もうこれはウイスキーというよりは、
レモンチューハイみたいな色。
香りを嗅ぐと、はちみつレモンのようで、ウイスキーの香りは一体どこへ行った?と言うくらい。
口当たりもたっぷりと甘く、そしてレモンの軽やかな酸味がアクセントになっている。
やはりウイスキーらしい味わいはほとんど感じられない。
飲み込んだ後味も非常に甘いが、ふんわりとほのかにウイスキー風味が感じられる。
アルコール分3%。レモン浸漬酒使用。
原材料名:ウイスキー、レモンスピリッツ、はちみつ、糖類、酸味料、香料。
サントリーウイスキートリス<エクストラ>にはちみつとレモンの華やかな味わいをきかせた、
軽快な飲み口が心地よいハイボールです。
氷たっぷりのグラスに注いでも美味しく楽しんでいただけます。
度数設定が3%と非常に低いことから、ふだんウイスキーを飲み慣れない人にもアピールする製品となっている。
この製品は<秋限定>とのことだが、同時発売の「トリスハニー」(ウイスキーにはちみつを加えた、
度数20%のリキュール)は通年販売とのことなので、そちらを買って自分でソーダ割りをつくることもできる。
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チューハイ・カクテル等 |
2012年9月19日[1]
No.3362: 焼酎ハイボール はっさく <限定生産> / 宝酒造
しょうちゅうはいぼーる はっさく <げんていせいさん> / たからしゅぞう
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昨日9月18日に発売された、焼酎ハイボールの期間限定「はっさく」。昨年まで11月に出ていたものだが、
今年はこの時期の発売となった。
グラスに注いだ色は、淡いレモン色。大粒の気泡がジュワジュワと踊っている。
香りは、甘酸っぱそうな柑橘香だが、それがはっさくだとは直ちにはわからない。ただ、
焼酎ハイボールの中では、かなりジューシーな部類である。
口当たりは非常にシャープ。酸味中心で、香りで感じたほどのジューシーさはない。
さすがにこのシリーズらしいストイックな味わいで、炭酸のピリピリ感が一層引き締めてくれる。
アルコール分7%。果汁1%。甘味料ゼロ。糖質80%オフ。
原材料:焼酎、はっさく果汁、糖類、酸味料、香料、カラメル色素。
写真を見てわかるとおり、今年から缶裏にイラストと商品説明が書かれている。
その文章は、次のとおり。
限定生産はっさく
タカラ焼酎ハイボールは東京下町の大衆酒場で生まれた元祖酎ハイの味わいを追究したキレ味爽快な辛口チューハイです。
「はっさく」は旧暦8月1日を指す「はっさく(八朔)」の頃に食べられることからその名が付いたと言われます。
はっさくならではの爽やかな香りと上品な酸味を、この時期だけの限定生産でお楽しみください。
写真は缶裏だが、表側は 昨年の商品 と同じである。
今後、限定品はこの仕様になるのだろうか。このほうが楽しいし、売場で目立って良いと思う。
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チューハイ・カクテル等 |
2012年9月19日[2]
No.3363: ゼロカク ラムコーラテイスト / アサヒ
ぜろかく らむこーらていすと / あさひ
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これまで「ダブルゼロカクテル」の名で出されていたアサヒのノンアルコールカクテルだが、
この度、装いも新たに「ゼロカク」として生まれ変わった。発売日は、本日9月19日。
基本ラインナップは従来品を踏襲しているのだが、今回新たにこの「ラムコーラテイスト」
が仲間に加わった。
グラスに注いだ液色は、コーラにしてはちょっと茶色っぽい感じ。
気泡がそれほど多くなく、炭酸が強くなさそう。
香りは、コーラをベースに、なぜか煎じ薬が加わったような、少し土っぽいくせのある香り。
味も香りの印象どおり、どこか薬臭い。
甘味は抑えられ、軽やかなのだが、甘味料特有のどんよりした甘さが、舌の奥両脇にへばりつく。
後味にキュッとした酸味が残る点が救い。
無果汁、炭酸飲料。アルコール0.00%。カロリーゼロ。糖類ゼロ。
原材料:食物繊維(ポリデキストロース)、酸味料、カラメル色素、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)、
(原材料の一部に小麦由来を含む)。
もし、独特のくせがなければ、ただのコーラ(それも炭酸の弱い)になってしまうので、
この仕上げ方は悪くはない。缶にレモンのイラストが描かれているが、
レモン果汁は使われていない。レモン的酸味を、香料で表現したということなのだろう。
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ノンアルコール飲料 |
2012年9月20日
No.3364: 氷結ストロング ドライライム 糖類ゼロ <期間限定> / キリン
ひょうけつすとろんぐ どらいらいむ とうるいぜろ <きかんげんてい> / きりん
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キリン氷結ストロングの期間限定「ドライライム」。発売日は、昨日9月19日であった。
この製品は、昨年のこの時期に初めて登場し、今回が2度目である。
グラスに注いだ色は、無色透明。いや、かすかに濁りがあるかな?という程度。
香りは、氷結らしくジューシーで華やか。もちろんライム特有のグリーンな香りなのだが、
非常に揮発成分が多いような感じ。
口当たりは、すっきりとし、酸味が強い。甘さは引き締まっており、
ライムらしいグリーンな後味が残る。
アルコール分8%。果汁2.5%。原材料:ライム果汁・ウォッカ・酸味料・香料
・甘味料(アセスルファムK)。
ライムの氷結ストレート果汁を使用した、キレのある酸味が爽快なアルコール8%の氷結。
氷結ストロングは度数8%のシリーズだが、ライムはまさにぴったりのフレーバーである。
爽快な酸味が、強いアルコールを感じさせない仕上がりとなっている。しかし、飲んだ後にはしっかり酔える。
こういった絶妙なバランスが、高アルコールチューハイの人気を支えているように思う。
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チューハイ・カクテル等 |
2012年9月21日[1]
No.3365: ティーズハイ ジャスミン&ライチ / サッポロ
てぃーずはい じゃすみん あんど らいち / さっぽろ
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9月19日に発売された紅茶ベースの缶カクテル、サッポロ「ティーズハイ」。
2種あるうち、既に アールグレイ&オレンジ はレビュー済。
今日はもう一方の「ジャスミン&ライチ」。
グラスに注いだ色は、ごく淡い黄金色。ジャスミンティーの色。
ライチのストレートな香りが鼻にまず届くが、その下にジャスミンティーの香りがあるので、
引き締まっている。
味はジャスミンが優勢で、お茶のタンニン分がしっかりときき、渋味が少しまとわりつく感じ。
そして、口中でふんわりとライチの甘味が広がる。そのバランスは絶妙。アルコール感はほどんどない。
アルコール分3%。果汁0.3%。
原材料:ライチ・ジャスミン茶エキス・ウォッカ・糖類・香料・酸味料・ビタミンC。
先日飲んだ アールグレイ&オレンジ もそうだが、アルコール飲料というより、紅茶飲料として非常に秀逸。
缶チューハイ・缶カクテルの世界は、品質というよりは売り方の巧拙で、
ヒットするか否かが決まるようなところがあるが、これは久々、品質の高さで多くの支持を得られそうな製品だ。
11月には3種めとなる「ダージリン&マスカット」が発売されることも決まっており、楽しみだ。
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チューハイ・カクテル等 |
2012年9月21日[2]
No.3366: ゼロカク カシスオレンジテイスト / アサヒ
ぜろかく かしすおれんじていすと / あさひ
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従来品の「ダブルゼロカクテル」から生まれ変わった、アサヒのノンアルコールカクテル
「ゼロカク」。発売日は9月19日。
既に新フレーバーの ラムコーラテイスト はレビューしたが、
今日は2種めとして、「カシスオレンジテイスト」を取り上げる。
ダブルゼロカクテル時代にも存在していたが、今回中身が新しくなったものである。
グラスに注いだ液色は、朱色に近い濃いピンク。やや濁りのある感じ。
香りを嗅ぐと、アルコール入りの通常のカシスオレンジに非常に近い。同社のカクテルパートナーを思い出す。
味わいもまさに缶カクテル。これでアルコールが入っていないのが不思議なくらい。
カシス風味がきっちりあって、オレンジの酸味が効いている。甘さは決して弱くはないが、
酸の爽快感が勝っている。
果汁3%、炭酸飲料。アルコール0.00%。カロリーゼロ。糖類ゼロ。
原材料名:オレンジ果汁、カシス果汁、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、
アスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物、スクラロース)、カラメル色素、アントシアニン色素。
適度なジューシー感。シリーズの中では一番女性受けが良いであろう製品。
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ノンアルコール飲料 |
2012年9月22日[1]
No.3367: COCKTAILカロリ。カクテルスムージー とろとろピーチベリー / サントリー
かくてるかろり。かくてるすむーじー とろとろぴーちべりー / さんとりー
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9月18日にサントリーから発売されたカクテルカロリ。の「カクテルスムージー」シリーズ。
2種あるうち、既に とろとろマンゴーピーチ はレビュー済。今日はもう一方の「とろとろピーチベリー」を。
液体はどろっとしており、果肉がたくさん浮遊している。液色はごく淡い紫。くすんだピンク色ともいえる。
香りは、遠くから嗅ぐとカシスのようなベリー香だが、実態はブルーベリー。
桃と混じってカシスっぽくなっているのかも。グラスに鼻を近づけると、はっきりと桃の香りがする。とても甘そう。
口当たりは名前の通りとろっとしており、果肉(桃?りんご?)がたくさん入っている。
桃らしい甘さがあるが、見た目ほどくどくはなく、以外とさらっとしている。ブルーベリーがほのかに効き、アクセントとなっている。
果汁11%。アルコール分3%。カロリー50%オフ。
原材料名:ピーチ、アップル、ブルーベリー、スピリッツ、糖類、乳酸Ca、増粘多糖類、酸味料、香料、
甘味料(アセスルファムK、スクラロース)、野菜色素、酸化防止剤(ビタミンC)。
果実をすりつぶした"果実ピューレ"を使用した、ピーチを中心に3種のフルーツの豊かな味わいを
お楽しみいただける新感覚のカクテルです。カロリー50%オフ。
このシリーズは果汁分が多いだけに、さすがにフルーティさが際立っている。
とろとろとした舌触りは、はっきりと飲む人を選ぶ。強いお酒が苦手な最近の若い人向き。
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チューハイ・カクテル等 |
2012年9月22日[2]
No.3368: ゼロカク シャルドネスパークリングテイスト / アサヒ
ぜろかく しゃるどねすぱーくりんぐていすと / あさひ
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従来品の「ダブルゼロカクテル」から生まれ変わった、アサヒのノンアルコールカクテル
「ゼロカク」。発売日は9月19日。
既に新フレーバーの ラムコーラテイスト と、
中身を一新した カシスオレンジテイスト は掲載済。
この「シャルドネスパークリングテイスト」については、ダブルゼロカクテル時代と中身は変わっていないようである。
グラスに注いだ色は、やや黄色みの強いシャンパンゴールド。
香りは、白ワイン、あるいはシードルを彷彿とさせる、りんごのような香りが強い。そして、
シャンパンのような酵母臭のようなものも少し感じられる。
味は甘味が抑えられ、きりっとした酸味が印象的。非常にシャープでクリア。
後味もすっきりとしている。
無果汁、炭酸飲料。アルコール0.00%。
原材料:発酵ぶどう果汁、食物繊維(ポリデキストロース)、酸味料、香料、カラメル色素、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
非常にキレが良く、まさにワインベースのカクテルっぽい、本格的な味わい。
ただ、白ぶどうの酸味を超えた、紅玉リンゴのような酸味を苦手と思う人もいるかもしれない。
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ノンアルコール飲料 |
2012年9月23日[1]
No.3369: 果実の瞬間 贅沢みかんテイスト / アサヒ
かじつのしゅんかん ぜいたくみかんていすと / あさひ
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以前からあるアサヒ・果実の瞬間「贅沢みかんテイスト」がリニューアル。発売日は、明後日9月25日である。
この製品は、ポンジュースブランドでおなじみ(株)えひめ飲料のオレンジ果汁をたっぷり30%も使用した、
贅沢なチューハイである。この人気商品が、どう変わったのだろうか。
グラスに注いだ外観は、まさにポンジュースをそのまま想起させる。もちろん、炭酸入りであるから、
ジュースとはちょっと違うのだが。
香りもやっぱりポンジュースそのもの。
温州みかんの香りが相対的に強く、多くのオレンジジュースにありがちな、輸入オレンジ比率の高いものとはちょっと違う。
味もポンジュースのようなフレッシュな酸味が強く、炭酸がピリッと効いている。
甘味も決して弱くはないのだが、それ以上に酸味が主張している。
果汁30%。アルコール分3%。原材料:アルコール、オレンジ果汁、うんしゅうみかん果汁、糖類、酸味料、香料、カラメル色素、ベニバナ色素。
こだわりの果汁を30%使った、贅沢な「みかんテイスト」チューハイです。
「ポン」はポンジュースでおなじみ、(株)えひめ飲料の登録商標です。
ニュースリリースでは、リニューアルの内容につき、
「今回のリニューアルでは、果実由来のみずみずしい風味をさらに感じていただける味わいにブラッシュアップしました。」と
説明されているが、従来品 からかなりのジューシー感だったので、正直言って違いがよくわからなかった。
素晴らしい内容であることは間違いなく、高果汁の特異なチューハイであるといえる。競合相手は、
タカラおいしいチューハイ(果汁50%)ということになるが、
あちらがやや抑制的な味わいであるのに対し、こちらは果汁感をこれでもかと前面に押し出している点が違う。
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チューハイ・カクテル等 |
2012年9月23日[2]
No.3370: ゼロカク ジントニックテイスト / アサヒ
ぜろかく じんとにっくていすと / あさひ
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従来品の「ダブルゼロカクテル」から生まれ変わった、アサヒのノンアルコールカクテル
「ゼロカク」。発売日は9月19日。
既に新フレーバーの ラムコーラテイスト、
中身を一新した カシスオレンジテイスト、
パッケージのみ変更の シャルドネスパークリングテイスト をレビュー済。
今日は最後の1本として、こちらもパッケージのみ変更の「ジントニックテイスト」。
グラスに注いだ色は、無色透明。
香りは、ジン特有のちょっと薬臭いような感じが良く出ており、そこにライムのグリーン感じが加わっている。
味わいもまさにジントニックっぽくて、びっくりする。
甘さは抑えられ、酸が中心で、爽快な味わい。ノンアルコールであるとは思えないくらいに、
かなり本格的。
無果汁、炭酸飲料。アルコール0.00%。カロリーゼロ、糖類ゼロ。
原材料:食物繊維(ポリデキストロース)、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
ノンアルコールカクテルだからといって、ふだんお酒を飲まない人がこれを飲むと、
ちょっと飲みにくいかもしれない。ジンベースのカクテルを飲み慣れている人なら、自然に受け入れられる味だが。
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ノンアルコール飲料 |
2012年9月24日[1]
No.3371: 直搾り 世界のフルーツ便 地中海ピンクグレープフルーツ <限定出荷> / 宝酒造
じかしぼり せかいのふるーつびん ちちゅうかいぴんくぐれーぷふるーつ <げんていしゅっか> / たからしゅぞう
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明日9月25日、直搾り・世界のフルーツ便シリーズから限定品2種が発売される。
昨年は11月に出ていたものだ。
今日はまず「地中海ピンクグレープフルーツ」のほうを飲みたい。
グラスに注いだ外観は、かすかに白濁。すこし黄色っぽいか。
香りは直搾りらしく、フレッシュで甘くなさそうなグレフル香。
味は酸味と苦味が強く、甘さはかなり抑え込まれている。アルコール感もしっかり感じられる。
アルコール分6%。果汁3%。
原材料:グレープフルーツ果汁、焼酎、糖類、酸味料、香料。
世界各地から厳選した果実を使用した限定出荷の「直搾り」世界のフルーツ便シリーズ。
地中海ピンクグレープフルーツの果肉をまるごと搾ったストレート混濁果汁を使用。
昨年の製品 と、中身は変わっていないようである。
これ以上変えようのないくらい、完成度の高い製品。最近の嗜好に合わせるならば、
もうちょっと度数を下げるという手もあるかもしれないが、個人的にはそれはして欲しくない。
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チューハイ・カクテル等 |
2012年9月24日[2]
No.3372: 梅ごこち 超完熟梅酒 / サントリー
うめごこち ちょうかんじゅくうめしゅ / さんとりー
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明日9月25日にサントリーから発売される「梅ごこち」。
度数3%の梅酒で、ロックやソーダ割り(1:1)で飲むことが推奨されている。
グラスに注いだ色は、かなりしっかりした琥珀。薄めのアイスレモンティーくらいの色。
香りを嗅ぐと、こっくりと深い梅酒の香り。かなり甘味も強そうである。
そして、口に含むと、強烈に甘い。オンザロックやソーダ割りが推奨されているのが、よくわかる。
このまま飲むものではないだろう。甘さの奥に渋さもあり、豊潤を通り越している。渋味が口中にまとわりつく感じ。
だが、度数が低いので、喉への刺激は弱い。
アルコール分3%。梅浸漬酒。
原材料名:梅(紀州産)、スピリッツ、ブランデー、梅エキス、梅酢、
糖類、酸味料、香料、カラメル色素。
紀州産の超完熟梅を主体に漬け込み、梅酒の味わいを凝縮した梅エキスで仕上げた、贅沢な味わいの梅酒です。
私は味のレビューのためストレートで飲んだが、1本全部をストレートで飲み干すのは少々きつい。
割って飲むと、今度はアルコール度数が下がるので、お酒好きには物足りない。
しかし、梅酒を好むのは、ふだんあまりお酒を飲まない女性が中心と思われるので、この度数設定は結構正しいのかもしれない。
実際に氷を入れて、少し溶けるのを待って飲んでみたら、ちょうどいい濃度、爽やかな温度になり、
非常に飲みやすかった。
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チューハイ・カクテル等 |
2012年9月25日
No.3373: 白ハイボール [クリアボディ] / キリン
しろはいぼーる [くりあぼでぃ] / きりん
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キリンから新しい缶入りハイボールが登場。その名も「白ハイボール」。
発売日は、明日9月26日である。
グラスに注いだ色は、とてもウイスキーとは思えない、極めて淡いイエロー。
焼酎(例えば神の河)のような見た目。
香りは非常に軽やかで、フラワリーで、清々しい。
ヴァイツェン(小麦主体の上面発酵ビール)みたいな甘いトロピカルフルーツ香と、
ホワイトチョコみたいな香りもある。想像していなかった意外な香りだ。
口当たりはキリッとしており、香りの印象ほど甘くない。グレーンウイスキーの
フラワリーな香味が口中に広がる。度数は5%と低いので、さらっとしたのど越しなのに、
味わいはちゃんとウイスキー。
アルコール分5%。原材料:ウイスキー・糖類・香料・酸味料。
製造者:キリンディスティラリー(株)。販売者:麒麟麦酒(株)。
ホワイトドッグとよばれるクリアなウイスキーだからこそできた澄み切った飲みごこちのハイボールです。
香料でかなりつくられている部分はあるが、度数のわりにちゃんと飲み応えもあり、
これまでの缶ハイボールとは違う、新しい路線を開拓したと言える。
わざとらしいと感じる人もいるかもしれないが、私は結構納得した。
シンプルかつスタイリッシュな缶デザインも個性を主張していて良い感じ。
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チューハイ・カクテル等 |
2012年9月26日
No.3374: 直搾り 世界のフルーツ便 ニュージーランド産ゴールドキウイ <限定出荷> / 宝酒造
じかしぼり せかいのふるーつびん にゅーじーらんどさんごーるどきうい <げんていしゅっか> / たからしゅぞう
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昨日9月25日、直搾り・世界のフルーツ便シリーズから限定品2種が発売。
既に一昨日 地中海ピンクグレープフルーツ のほうはレビュー済なので、今日はもう一方の
「ニュージーランド産ゴールドキウイ」を。
グラスに注いだ色は、かすかに黄色っぽく濁っている。
香りは穏やかなキウイ香で、適度にフレッシュ感がある。
キウイらしい、やや生臭い感じの香りがする。
口当たりは透明で軽やか。甘さは抑え込まれ、適度にキウイのジューシー感がある。
酸味を主体としていて、後味もすっきり。
アルコール分5%。果汁1%。
原材料:キウイ果汁、焼酎、糖類、酸味料、香料。
世界各地から厳選した果実を使用した限定出荷の「直搾り」世界のフルーツ便シリーズ。
ニュージーランド産ゴールドキウイをまるごと裏ごしして搾ったストレート混濁果汁を使用。
昨年の製品 と中身は変わっていないようである。
直搾りらしいクリアな味で、甘ったるさはまったくない。
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チューハイ・カクテル等 |
2012年9月27[1]
No.3375: ザ・エクストラ <特別限定醸造> / アサヒ
ざ・えくすとら <とくべつげんていじょうぞう> / あさひ
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アサヒビールがセブン&アイグループと共同開発したビール「ザ・エクストラ」。
発売日は9月25日。
グラスに注いだ色は、かなり深い黄金色。
泡は非常にきめ細かいが、泡持ちはほどほど。
よく冷えた状態では、香りはあまり強くないのだが、温度が上がってくると、
深いホップ香が表れる。華やかさはないが、重々しく、引き締まっている。
口に含むと、まず、ギュッと凝縮したような苦味がある。酸や甘味は控えめであり、
質実剛健な印象。度数が高めであることから、ホットなアルコール感があるが、
ビターホップの苦味が強く主張するため、甘さの方向には流れず、後キレも良い。
アルコール分6%。原材料:麦芽、ホップ。
缶裏に「おいしさへのこだわり」として、次の説明がある。
1.旨味が凝縮された最高級濃度のコク
2.アルコール度数6.5%の飲みごたえ
3.麦芽100%使用
4.良質なアロマホップを使用した華やかな香り
5.厳選酵母による上質なキレ味
このパワフルさは、アサヒビールらしくないと言えるが、
店舗限定だからこそ、こういう冒険ができるのだろう。
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ビール |
2012年9月27日[2]
No.3376: 神の河 ハイボール / 薩摩酒造
かんのこ はいぼーる / さつましゅぞう
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最近、私の行動範囲にあるスーパーで見かけるようになった商品だが、
調べてみると発売は4月24日だったようである。近畿2府4県で先行発売とのこと。
神の河(かんのこ)は、鹿児島の薩摩酒造
がつくる麦焼酎の人気銘柄で、私も飲食店などでは時々注文する。酒販店やスーパーでボトルが売られているのもよく見る。
その神の河のハイボール(ソーダ割り)である。
グラスに注いだ色は、ほんのりと淡い琥珀色。神の河自体が、琥珀色をした焼酎なので、
この色は当然。
香りは、ウイスキーのような芳醇さをベースに、柑橘のような爽やかさがある。
口当たりは甘味が結構あって、ここでもやはりウイスキーのハイボールみたいな雰囲気がある。
いや、度数が低い分だけ飲みやすく、刺激は弱い。
タカラ焼酎ハイボールドライに近いものの、こちらのほうがよりまろやかである。
アルコール分7%。原材料:本格焼酎、糖類(果糖ぶどう糖液糖)、香料。
個人的好みとしては、もうちょっと甘さを抑えてくれた方がよかったが、
一般論として口当たりが良く、親しみやすい仕上がり。
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チューハイ・カクテル等 |
2012年9月28日
No.3377: 直搾り 南イタリア産レモン / 宝酒造
じかしぼり みなみいたりあさんれもん / たからしゅぞう
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タカラ直搾りがおよそ1年半ぶりにリニューアルした。発売日は、9月25日である。
全8種あるが、私の行動範囲では、まだ全部が入れ替わっている店はなく、
ほとんどがまだ従来品で、今回私がこれを買った店では、
レモンとシークァーサーだけがリニューアル品であった。
ということで、今日はとりあえずレモンを飲む。
グラスに注いだ色は、やや黄色っぽく濁っている。いかにもレモン果汁らしい。
香りは、はじけるようなフレッシュ感があり、酸っぱそうなレモン香。
これぞ直搾りだ。
味はかなりジューシー感があるものの、甘さは抑えられ、スキッとした口当たり。
飲み進めるほどに、ヒリヒリした感覚が口中に残る。
アルコール分6%。果汁3.6%。
原材料:レモン果汁、焼酎、糖類、酸味料、香料。
南イタリア産レモンを収穫した産地で、半分に切って果肉だけを搾った"産地直搾り果汁"使用。
産地と果汁の造り方を厳選したレモンのみずみずしい味わいをお楽しみください。
今回のリニューアルは、主にパッケージの刷新であり、味わいは基本的に変わっていないようだ。
せっかくリニューアルするなら、昨今の低アルコールブームに便乗して、度数を下げるという選択肢も考えられるところだが、
あえてそれをしていないところが、実にタカラさんらしい。
これだけジューシーで、なおかつ6%の度数を保っているチューハイは、今や少数派なので、
ぜひこの姿勢を変えずに守っていただきたいと思う。
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チューハイ・カクテル等 |
2012年9月29日
No.3378: 鴬宿梅 紅茶梅酒サワー / 合同酒精
おうしゅくばい こうちゃうめしゅさわー / ごうどうしゅせい
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これがまさか手に入るとは思っていなかった。
鴬(うぐいす)に宿に梅と書いて「おうしゅくばい」。GODOさんが以前から展開している梅酒ブランドだが、
そのアレンジ商品。発売は8月28日であった。
2種出たのだが、入手できたのはこの「紅茶梅酒サワー」のみ。
もう1種の「完熟梅酒サワー」は未だみつけ出せていない。
グラスに注いだ色は、淡い琥珀。まさにアイスティーの色。
深い紅茶の香りがあり、梅酒の香りはしない。
口に含むと、香ばしい紅茶の香味が広がり、そのベースに、梅酒のキュンとした酸味が感じられる。そのバランスは絶妙。
後味にも紅茶らしい深みと、梅酒の甘酸っぱい余韻が残る。
アルコール分4%。梅酒入り。
原材料:紅茶エキス、梅酒、醸造アルコール、果糖ぶどう糖液糖、酸味料、香料、カラメル色素、クエン酸Na。
梅酒と紅茶がこんなに良いハーモニーを醸し出すとは、新しい発見。もっと広まっていい製品。
GODOさんの製品は手に入らないことが多いので、これも最初からあきらめていた。
ところが、いつも立ち寄っているスーパー成城石井さんで偶然遭遇。
私が日頃利用しているスーパーの中で、バイヤーさんの目利き力がずば抜けて優れているのが成城石井さんである。
だから、同店が仕入れているというだけで、お墨付きが与えられたようなものだが、
確かにこの製品の品質の高さには、思わず唸ってしまった。
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チューハイ・カクテル等 |
2012年9月30日
No.3379: 直搾り 沖縄産シークァーサー / 宝酒造
じかしぼり おきなわさんしーくぁーさー / たからしゅぞう
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9月25日に全8種リニューアル発売となった、直搾り。
一昨日 レモン を取り上げたが、今日は2種めとして「シークァーサー」を。
グラスに注いだ色は、やや濁りのある薄黄緑。
香りは、非常に引き締まった、緑っぽい感じの柑橘香で、シークァーサーらしいテンションの高さ。
口当たりは、香りの印象どおり酸味がシャープ。甘さは抑え込まれ、スキッとした味わい。
シークァーサー特有の緑っぽい香味が広がる。ゆずにもちょっと似ているが。
アルコール分5%。果汁1.2%。
原材料:シークァーサー果汁、焼酎、糖類、酸味料、香料、ナリンジン。
沖縄産シークァーサーを収穫した産地で、まるごと贅沢に搾った"産地直搾り果汁"使用。
産地と果汁の造り方を厳選したシークァーサーのみずみずしい味わいをお楽しみください。
シークァーサーは、周知の通り沖縄県の特産品だが、この製品には「JAおきなわ推奨」マークがついている。
シークァーサーの特徴をうまく表現しつつ、飲みやすい味わいに仕上がっていると思う。
このシリーズはあと6種残っているが、今のところまだ入手できていない。
探索を続け、みつけ次第掲載してゆきたい。
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チューハイ・カクテル等 |
2012年10月1日[1]
No.3380: 冬の贈り物 <冬季限定出荷> / アサヒ
ふゆのおくりもの <とうきげんていしゅっか> / あさひ
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昨年もこの時期に出ていたアサヒの冬季限定新ジャンル「冬の贈り物」。
今年の発売日は、明日10月2日である。
グラスに注いだ液色は、かなりしっかりした黄金色。
ウイスキーの水割り程度であり、淡い琥珀色と言ってもいい(写真では光の加減で、だいぶ薄く映っているが)。
グラスに注いでいる時、泡はシュワシュワッという軽い音をたて、明らかにビールとは違う。
泡のきめも粗い。
軽快なホップ香があるが、ひと昔前の発泡酒のような雑穀臭も感じられる。
ここまでで、ビールではないことがわかるのだが、
口当たりは苦味が強く、適度なコクもある。飲み込んだ後に、
ほろっとした甘さと、しっかりした苦味が残る。
アルコール分5%。ヨーロッパ産ホップ一部使用。
原材料:発泡酒(麦芽、ホップ、大麦、コーン、スターチ)、スピリッツ(大麦)。
昨年の製品 とは、中身がだいぶ異なる。見た目(液色)からして既に違うが、
麦芽のロースト香がほのかに感じられ、苦味も強く、しっかりした味わいになった。
本日の2本目に続く。
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