ビール・発泡酒・チューハイの部屋

No.3421−3440


 
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2012年10月29日[2]
No.3421: ビールテイスト アルコールフリー / 合同酒精
 びーるていすと あるこーるふりー / ごうどうしゅせい
サンガリア ビールテイストアルコールフリー サンガリア ビールテイストアルコールフリー review
 数週間前くらいからだろうか、近所のLAWSONに突如出現した、ノンアルコールビールテイスト飲料。
 パッケージデザインからは、どこの製品なのかまったくわからないが、製造者は合同酒精となっている。

 グラスに注いでいる時の音はシュワシュワという感じで、 明らかに炭酸を人為的に足したサイダーのようである。泡はほとんど盛り上がらず、あっという間に消える。 液色はカラメル色素のためか、かなりしっかりした黄金色。
 香りは、ひと昔前のノンアルコールビールのように、しょうゆみたいな、変質したビールみたいな香り。
 口当たりは、香りの印象よりはかなりすっきりとしていて、雑味は少ない。このあたりは、最近の技術か。
 味わいにコクはなく(いやべつにないほうがいいのだが)、さらっとした喉越し。 苦味は適度にある。
 原材料名:食物繊維(ポリデキストロース)、麦芽エキス、香料、カラメル色素、酸味料、 酸化防止剤(ビタミンC)、苦味料、甘味料(アセスルファムK)。
 最近はコンビニにもこのようなビールテイスト飲料が複数銘柄並んでいることも増えた。 それだけニーズがあるのだろう。
種別 ノンアルコール飲料
2012年10月30日[1]
No.3422: 一番搾り とれたてホップ生ビール 2012 / キリン
 いちばんしぼり とれたてほっぷなまびーる 2012 / きりん
キリン 一番搾り とれたてホップ生ビール2012 キリン 一番搾り とれたてホップ生ビール2012 review
 毎年この時期の恒例となっているキリン一番搾り・とれたてホップ生ビール。 今年の発売日は、明日10月31日である。

 グラスに注いだ色は、淡い黄金色。泡は純白できめ細かく、泡持ちも良い。
 やや青いホップ香と、少し土臭い感じがある。あまり強くは香らない。 例年の製品だと、もっと鮮烈な香りがあったように思うのだが。
 口に含むと、非常に透明感のある飲み口だが、やや尖った感じの酸味を感じる。 苦味はマイルド。
 例年の製品では、もう少し酸味が穏やかだったように記憶しているが、 今年はレギュラー(通年商品)の一番搾りに近い(酸味の立った)キャラクターに仕上がっているように思う。 コクがやや乏しいからだろうか。
 アルコール分5%。原材料:麦芽・ホップ。
 この商品の1本につき1円が、東北の農業の震災復興支援策に活用されます。
 この製品は、毎年微妙に味わいが異なるのだが、そこがまた魅力の一つでもある。
 今年の収穫に感謝しつつ、みずみずしい味わいを楽しむ。 それで微力ながら被災地の復興のお役にも立てるならば、また明日も飲みたいと思う。
 ドライ派もプレモル派も、一度飲んでみて欲しい。
種別 ビール
2012年10月30日[2]
No.3423: ほろっと シャルドネ スパークリング / 合同酒精
 ほろっと しゃるどね すぱーくりんぐ / ごうどうしゅせい
GODO ほろっと シャルドネ スパークリング GODO ほろっと シャルドネ スパークリング review
 この製品の発売は、3月6日。
 2種あるのだが、片割れの カベルネスパークリング は、レビュー済。 その時には未入手だったこの「シャルドネスパークリング」は、後日ネットでみつけて購入したのだ。

 グラスに注いだ色は、ほぼ無色透明に近いが、かすかに黄金色に色づいている。
 香りは、柔らかで甘そうな白ぶどう香。非常にシンプル。
 味もほんのり甘いが、適度に酸味が効いていて、軽やか。スッキリ感が持ち味と言える。
 アルコール分2%。果汁8%。 原材料:ぶどう果汁(シャルドネ果汁)、醸造アルコール、果糖ぶどう糖液糖、 酸味料、香料、クエン酸Na。
 シャルドネ果汁の爽やかな味わいが心地よい、アルコール分2%の軽やかなお酒です。
 飽きのこない味わいに仕上がっているが、その分、記憶には残りにくい。 度数が低いので、気軽には飲めるが、気軽に飲めるほど簡単に入手できないのが残念だ。
種別 チューハイ・カクテル等
2012年10月31日
No.3424: すらっと フルーツ & ワインサワー & つぶつぶオレンジ <期間限定> / アサヒ
 すらっと ふるーつ あんど わいんさわー あんど つぶつぶおれんじ <きかんげんてい> / あさひ
アサヒ すらっと フルーツ&ワインサワー&つぶつぶオレンジ アサヒ すらっと フルーツ&ワインサワー&つぶつぶオレンジ review
 アサヒ「すらっと」から期間限定「フルーツ&ワインサワー&つぶつぶオレンジ」が登場。 発売日は昨日10月30日であった。

 グラスに注いだ色は、ごく淡いピンク。液中に、オレンジの果粒が浮いている。
 香りを嗅ぐと、オレンジのフレッシュさの中に、赤玉スイートワインみたいな、少し甘そうな赤ワイン香がある。
 味も最初に感じるのは、少し酸化したかのような赤ワイン風味。そこに柑橘の爽やかさが寄り添っていて、 更に炭酸のピリッとした感じが引き締めている。 飲み込んだ後に、甘味料特有のどんよりした甘さが口中に残る点は、マイナスポイント。
 果汁1%。アルコール分3%。 原材料:アルコール、赤ワイン、オレンジ果汁、果粒、グレープフルーツ果汁、食物繊維(ポリデキストロース)、 糖類、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、アスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物、スクラロース)、 野菜色素。
 果汁とワインをミックスしたサワーに、オレンジのつぶつぶ果肉を加えた、甘酸っぱくてさわやかな味わいです。 果肉が沈殿しておりますので一度缶を逆さにしてから開栓いただくと、よりおいしくお飲みいただけます。 糖質70%オフ(当社フルーツチューハイ平均値比)
 赤ワイン由来の成分によって果肉が着色することがありますが、品質には問題ありません。 この商品は食物繊維が含まれているため、おなかがゆるくなる場合があります。
 フルーツ&ワインサワー&つぶつぶオレンジという名前は、見れば確かに内容はわかるものの、 最初から覚えてもらうことを放棄したようなネーミングである。
 すらっと は、こういう路線を突き進んでいる。
種別 チューハイ・カクテル等
2012年11月1日
No.3425: サッポロクラシック 2012富良野VINTAGE <数量限定> / サッポロ
 さっぽろくらしっく 2012ふらのう゛ぃんてーじ <すうりょうげんてい> / さっぽろ
サッポロクラシック '12富良野VINTAGE サッポロクラシック '12富良野VINTAGE review
 毎年この時期に出ているサッポロクラシック「富良野VINTAGE」。 今年の発売日は、10月23日。北海道限定だ。

 グラスに注いだ色は、ごく淡い黄金色。泡は純白で非常にきめ細かく、力強く盛り上がり、泡持ちもとても良い。
 やや甘さを湛えた清澄なホップ香。実にみずみずしい。
 口当たりは非常にクリアだが、単にすっきりというのとは違う。 極めてジューシーで官能的。軽いかと思いきや、苦味はしっかり。 奥深い旨味の余韻が長く続く。
 アルコール分5%。原材料:麦芽・ホップ。
 この製品を、当サイトでは 2008年2009年2010年2011年 とレビューしてきて、 今年5年目。
 通年商品のサッポロクラシックが、質実剛健で重々しい製品であるのに対し、 こちらは毎年華やかで、みずみずしい味わいを楽しませてくれる。
種別 ビール
2012年11月2日
No.3426: はたちからの みっくちゅじゅーちゅハイ / サンガリア
 はたちからの みっくちゅじゅーちゅはい / さんがりあ
サンガリア みっくちゅじゅーちゅハイ サンガリア みっくちゅじゅーちゅハイ review
 サンガリア「みっくちゅじゅーちゅハイ」が新しくなった。同社サイトに、 9月17日付でリニューアルが告知されている。

 グラスに注ぐと、かなりとろみのある感じ。液色は、濁りのある薄黄色。 フルーツオレ(フルーツ牛乳)のような、まさに同社のみっくちゅじゅーちゅ色。
 香りは、バナナにオレンジが混じったような感じ。そして以外とアルコール臭がある。
 口当たりはとろっとして、甘酸っぱい。柑橘の酸が結構きいているが、 バナナやパインの甘さが強く、非常にフルーティで飲みごたえがある。
 アルコール分3%。果汁20%。 原材料:果汁(オレンジ、りんご、パインアップル、もも、バナナ)、醸造アルコール、乳製品、ココナッツオイル、 卵、糖類、安定剤(大豆多糖類)、香料、酸味料、ビタミンB2。
 みっくちゅじゅーちゅハイは、大阪の喫茶店で親しまれているミックスジュースの 風味を再現した「みっくちゅじゅーちゅ」とお酒のおいしいコラボレーションです。
 製造者:(株)日本サンガリアベバレッジカンパニー、 大阪市東住吉区中野4-2-13。
 旧製品 との目立った違いは、度数が4%から3%に下がったこと。やはりこの手のチューハイは、 最近の若者の嗜好に合わせて、より低アルコールにするのが正解ということか。
種別 チューハイ・カクテル等
2012年11月3日
No.3427: トリスハイボール ジンジャー / サントリー
 とりすはいぼーる じんじゃー / さんとりー
トリスハイボール ジンジャー トリスハイボール ジンジャー review
 トリスハイボールの「ジンジャー」缶。
 この製品の当初の発売は、昨年の9月であったが、今年8月下旬から 通常版のトリスハイボールと共に、順次リニューアルされている。なかなか出会えなかったのだが、 先日ようやく発見した。

 グラスに注いだ色は、極めて淡い麦わら色。とてもウイスキーソーダとは思えない色。
 ジンジャー(生姜)の香りがかなり強烈であり、ウイスキーの香りはとても薄い。 やはりウイスキーソーダと思えない。
 味は、やや薬臭いというか、化粧品っぽい生姜味。従来品は、ここまで強くはなかったような。 ただ、風味の割りに辛さはないので、飲み口は軽快。後味に若干ピリッとした辛みが残る程度。
 アルコール分5%。原材料名:ウイスキー、ライムスピリッツ、生姜、糖類、酸味料、香料。
 サントリーウイスキートリス<エクストラ>にジンジャーの爽やかな味わいをきかせた、 軽快な飲み口が心地よいハイボールです。 氷たっぷりのグラスに注いでも美味しく楽しんでいただけます。
 ニュースリリースによると、従来品 よりも「ジンジャーの香り立ちと飲みごたえを強化」したとのこと。 確かにそんな感じだ。ここまで強くする必要があったのか、ちょっと疑問ではある。ほとんどウイスキーの味がしないので。
種別 チューハイ・カクテル等
2012年11月4日
No.3428: FRUITS FINE チューハイ シークヮーサー / アシードブリュー
 ふるーつふぁいん ちゅーはい しーくゎーさー / あしーどぶりゅー
FRUITS FINE チューハイ シークヮーサー FRUITS FINE チューハイ シークヮーサー review
 フルーツファインチューハイは、宮城県を本拠とする酒類輸入販売会社・やまやグループの オリジナル商品。
 当サイトではこれまで、レモングレープフルーツウメグレープレモンストロンググレープフルーツストロング と、 計6種レビューしている。
 数ヶ月前に、やまやグループの酒販店(酒の楽市というディスカウント店)に行ったところ、 この「シークヮーサー」を発見。既に新製品ではないのかもしれないが、 取り上げたい。

 グラスに注いだ色は、かすかに黄緑っぽく濁りがある。
 香りは、シークヮーサーらしい緑っぽく、キュンと酸っぱそうな柑橘香。
 口当たりは非常にシャープで、甘さはほとんどないと言ってもいい。 酸味は鋭く、後味はすっきり。アルコール感はほどほど。
 アルコール分5%。果汁1.5%。 原材料:シイクワシャー果汁、醸造アルコール、食塩、果糖ぶどう糖液糖、 酸味料、香料。
 製造者:アシードブリュー(株)宇都宮飲料工場、栃木県下野市下石橋561。
 商品名はシークヮーサーなのに、原材料名にシイクワシャー果汁とあるのが面白い。 ちなみにアルファベット表記は shekwasha と綴るようなので、たぶんシイクワシャーのほうが、 沖縄の発音に近いのかもしれない。
 売価は88円。とてもお買い得感のある1本。
種別 チューハイ・カクテル等
2012年11月5日[1]
No.3429: 焼酎ハイボール 黄みかん <限定生産> / 宝酒造
 しょうちゅうはいぼーる きみかん <げんていせいさん> / たからしゅぞう
タカラ 焼酎ハイボール 黄みかん タカラ 焼酎ハイボール 黄みかん review
タカラ 焼酎ハイボール 黄みかん  発売日は明日11月6日。タカラ焼酎ハイボールの「黄みかん」。期間限定品だ。

 グラスに注いだ色は、淡いレモン色で、やや濁りがある。大粒の気泡がジュワジュワと音を立てる様は、焼酎ハイボールに共通。
 香りを嗅ぐと、かなりしっかりと甘酸っぱそうな柑橘香。もちろん、香りが極めて弱いのが焼酎ハイボールの特徴なのだが、 その中でもこれは、ジューシー感をちゃんと感じられるほう。
 甘味が抑えられ、口当たりはシャープだが、それでもジューシーな酸っぱさがある。 焼酎の味わいもしっかりとあり、焼酎ハイボールのヘビーユーザーである"酒飲み"のニーズをちゃんと満たしている。
 アルコール分7%。果汁0.5%。甘味料ゼロ。糖質80%オフ。 原材料:焼酎、黄金柑(黄みかん)、糖類、酸味料、香料、カラメル色素。
 なお、缶裏にはイラストと、下記の説明文がある。
限定生産【黄みかん】
 タカラ焼酎ハイボールは東京下町の大衆酒場で生まれた元祖酎ハイの味わいを追究したキレ味爽快な辛口チューハイです。 「黄みかん」は別名「黄金柑」とも呼ばれる、見た目の黄色が印象的な果物です。焼酎ハイボールにぴったりな「黄みかん」 ならではの爽やかな酸味とすっきりした後口を、この時期だけの限定生産でお楽しみください。
 黄みかん(黄金柑)を使ったチューハイとしては、今年1月31日に出たタカラ 直搾り 愛媛産黄金柑 に続くものだが、 あちらは黄金柑だけでなく、みかんとレモンも使われていた。こちらは黄金柑単体なので、 よりピュアな味わいが楽しめる。
種別 チューハイ・カクテル等
2012年11月5日[2]
No.3430: 快盃 Premium (韓国産新ジャンル)/ 日本酒類販売(輸入)
 かいはい ぷれみあむ / にほんしゅるいはんばい(ゆにゅう)
快盃 Premium 快盃 Premium review
 たぶん、だいぶ前からある製品なのだろうが、最近たまたま入手したので、取り上げる。 久しぶりに立ち寄ったイトーヨーカドーで遭遇した。
 当サイトでは2年ほど前に、Premiumではない 快盃 を取り上げている。

 グラスに注いだ色は、淡い黄金色。普通の国産ピルスナービール程度。 泡は意外にもかなり盛り上がり、泡持ちも結構良い。
 香りを嗅ぐと、軽快なホップ香があり、新ジャンル特有の臭みなどは、ほとんど感じない。非常に優秀。
 口に含むと、まずは力強い苦味があって、引き締まっている。 スピリッツ添加による甘味はかなり抑え込まれており、気にならないレベル。 芳醇な飲みごたえとスッキリ感を両立している。
 アルコール分5%。原材料:発泡酒、スピリッツ(米、大麦)、炭酸ガス含有。
 厳選した3種類のホップと良質な麦芽を使用。薫り高いリッチな味わいに仕上げました。
 入手価格は驚きの88円。このクオリティは、あと数十円高くてたくさん売れている国産新ジャンルを 凌ぐものだと言っても、言い過ぎではない。すばらしい。
種別 新ジャンル
2012年11月6日[1]
No.3431: 百年麦芽 <限定醸造> / サッポロ
 ひゃくねんばくが <げんていじょうぞう> / さっぽろ
サッポロ 百年麦芽 サッポロ 百年麦芽 review
 明日11月7日に発売されるサッポロの新ジャンル「百年麦芽」。

 グラスに注いだ液色は、ごく淡い黄金色。泡は少々粗いものの力強く盛り上がり、泡持ちもそこそこ良い。
 香りはサッポロらしく地味。ホップ香は目立たず、土や藁のような落ち着いた香りが優勢。
 口当たりはすっきりとしていながらも、苦味がかなり強い。 ただ、コクは乏しいので、少しバランスが悪い。
 新ジャンルにありがちな妙な甘味などはほとんど感じない。
 アルコール分5%。原材料:発泡酒(麦芽・ホップ・大麦・糖類)・スピリッツ(大麦)。
 100年以上続く伝統製法 "手作業による麦芽作り"
 なお、缶裏には、次のような説明文がある。
 ビール大国のチェコで100年以上にわたって脈々と受け継がれてきた手作業による麦芽作り。 その職人の技によって、麦本来のおいしさと味の厚みを引き出しました。 職人の技とこだわり、100年以上の歴史が詰まった手作り麦芽だからこそ味わえる芳醇で凝縮した うまみをお楽しみください。
 非常に気合いの入った製品で、新ジャンルにしては飲みごたえも十分。 ビールに非常に近いのだが、それだけに、やはりコクの乏しさが目立ってしまう。 優秀だからこそ、苦言を呈したくなる。
種別 新ジャンル
2012年11月6日[2]
No.3432: 生活良好 チューハイ グレープフルーツ カロリーハーフ / 富永貿易(AJS P.B.)
 くらしりょうこう ちゅーはい ぐれーぷふるーつ かろりーはーふ / とみながぼうえき(AJS P.B.)
生活良好 チューハイ グレープフルーツ カロリーハーフ 生活良好 チューハイ グレープフルーツ カロリーハーフ review
 生活良好(くらしりょうこう)は、オール日本スーパーマーケット協会(AJS)のPBである。 入手したのは、AJSの会員である関西スーパーで。
 実は既にレビュー済の商品だが、 このチューハイシリーズのうち「カロリーハーフ」の2種の缶デザインが変わっていたので、 リニューアルか?ということで、取り上げる。まずは「グレープフルーツ」から。 旧製品 とどう変わっているのか。

 グラスに注いだ色は、やや黄色っぽく濁りあり。グレフル果汁のイメージか。
 香りは、穏やかなグレフル香。酸は強くなさそうで、その分、苦そう。
 実際の味も香りの印象どおり、控えめな酸と、しっかりした苦味。グレフルの皮をかじったかのよう。 甘味も非常の抑えられているから、後味が苦く、すっきりしている。
 アルコール分3%。果汁10%。 原材料:グレープフルーツ果汁、醸造アルコール、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
 製造者:アシードブリュー(株)宇都宮飲料工場、栃木県下野市下石橋561。 販売者:富永貿易(株)、神戸市中央区御幸通5丁目1番21号。
 この商品はオール日本スーパーマーケット協会グループの共同開発商品です。
 味の印象も、原材料名を見ても、どうやら中身は変わっていないようである。パッケージだけの変更ということか。
 従来通り売価88円にしてこの内容なら、何も不足はない。
種別 チューハイ・カクテル等
2012年11月7日[1]
No.3433: ほろよい 冬みかん <冬限定> / サントリー
 ほろよい ふゆみかん <ふゆげんてい> / さんとりー
サントリー ほろよい 冬みかん サントリー ほろよい 冬みかん review
 昨日11月6日発売のサントリーほろよい「冬みかん」。
 2009年の誕生以来、毎年この時期に発売され、今年が4年目となる。

 グラスに注いだ色は、極めて淡いオレンジ色で透明感がある。黄色に近い。
 香りは、非常に薄い感じのオレンジ香。昔の粉末ジュースみたいな感じ(今の若い人にはわからないですね)。
 口当たりは、炭酸のピリピリ感とともに、ややぼやけた感じの甘味がある。 酸味は弱い。アルコール感も非常に弱く、全体的に柔らかく飲みやすい。
 アルコール分3%。みかん果汁2%。 原材料:みかん、スピリッツ、糖類、酸味料、香料、紅花色素、野菜色素。
 温州みかんのやさしい甘味を引き出して、冬にうれしい心和む味わいに仕上げました。  ※和歌山県産温州みかん使用
 中身は昨年までと変わっていないようだが、缶デザインが微妙に変わっている。 色調は 昨年 と一緒だが、雪の結晶が小さく、少なくなり、その代わりに樹氷が描かれている。
種別 チューハイ・カクテル等
2012年11月7日[2]
No.3434: 生活良好 チューハイ レモン カロリーハーフ / 富永貿易(AJS P.B.)
 くらしりょうこう ちゅーはい れもん かろりーはーふ / とみながぼうえき(AJS P.B.)
生活良好 チューハイ レモン カロリーハーフ 生活良好 チューハイ レモン カロリーハーフ review
 昨日 グレープフルーツ のほうをレビューした、生活良好チューハイの リニューアルした「カロリーハーフ」。今日はもう一方の「レモン」を飲む。
 生活良好(くらしりょうこう)は、オール日本スーパーマーケット協会(AJS)のPBである。

 グラスに注いだ色は、ほんのり黄色っぽく濁りあり。
 香りは、適度にジューシーで、適度に化粧品的なレモン香。甘そうな印象だが、 あまり強くは香らない。
 口当たりは甘酸っぱいが、かなり抑制的。適度に酸が立っている。 後味はスキッとして、甘味料特有の甘さも気にならない。
 アルコール分3%。果汁5%。 原材料:レモン果汁、醸造アルコール、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
 製造者:アシードブリュー(株)宇都宮飲料工場、栃木県下野市下石橋561。 販売者:富永貿易(株)、神戸市中央区御幸通5丁目1番21号。
 この商品はオール日本スーパーマーケット協会グループの共同開発商品です。
 昨日のグレフルに引き続き、こちらも 従来品 と中身に変わりはないようである。
種別 チューハイ・カクテル等
2012年11月8日
No.3435: 氷結 アップルヌーヴォー <期間限定> / キリン
 ひょうけつ あっぷるぬーう゛ぉー <きかんげんてい> / きりん
キリン 氷結 アップルヌーヴォー キリン 氷結 アップルヌーヴォー review
 昨日11月7日発売のキリン氷結「アップルヌーヴォー」。 昨年に引き続き、今年も缶に「2012東北産リンゴ」との表記がある。

 グラスに注いだ色は、ほぼ無色に近いが、かすかに黄色というかゴールドっぽい。
 香りは、氷結らしくシャキッとしたりんご香。みずみずしさがある。
 口当たりは酸が効いており、すっきりしている。甘さは適度で、甘ったるくはない。 非常にバランスの良い仕上がり。
 アルコール分4%。果汁2.5%。 原材料:りんご果汁・ウォッカ・糖類・酸味料・香料。
 この商品の1本につき1円が、東北の農業の震災復興支援策に活用されます。
 中身は 昨年 から変わっていないかと思いきや、度数が昨年の5%から4%に下がった。 最近の若い人たちに飲んでもらうためには、軽くするのは有効だろう。
 震災以降、東北の農産物が毛嫌いされる傾向があるのは非常に悲しいことだが、 このような製品で少しでも多く農産物が消費されるのなら、意義深いことである。
種別 チューハイ・カクテル等
2012年11月9日
No.3436: スミノフ アイス グリーンアップルバイト <期間限定> / キリン
 すみのふ あいす ぐりーんあっぷるばいと <きかんげんてい> / きりん
SMIRNOFF ICE GREEN APPLE BITE SMIRNOFF ICE GREEN APPLE BITE review
 11月7日に発売された、スミノフアイス「グリーンアップルバイト」。 地味な製品だが、わりと色んなコンビニに置いてある。

 グラスに注いだ色は、とても薄い緑。クリームソーダを薄めたような色。
 香りは、キュンと酸っぱそうな青りんご香だが、深いアルコール香が加わっているので、コクがありそう。
 炭酸の刺激が強く、ピリッとした口当たり。酸味も効いている。 りんご味というと、チューハイの場合はどうしても甘味の強いものが多いのだが、 本製品はウォッカベースのいわばカクテルであり、非常にスパイシーかつシャープである。
 アルコール分5%。原材料:ウォッカ・糖類・酸味料・香料・カラメル色素・黄色4号・青色1号。 製造者:ジャパンフーズ(株)、販売者:麒麟麦酒(株)。
 本製品はディアジオ社の委託に基づき製造・販売されています。
 スミノフアイスはかなり息の長い製品だが、こうやって時々新製品が送り出される。
 甘ったるいチューハイに飽きたら、たまには飲んでみたい。
種別 チューハイ・カクテル等
2012年11月10日[1]
No.3437: カルピスサワー 青森産りんご <数量限定> / カルピス
 かすぴすさわー あおもりさんりんご <すうりょうげんてい> / かるぴす
カルピスサワー 青森産りんご カルピスサワー 青森産りんご review
 この商品、どこを探しても情報がない。
 発見したのはコンビニのサンクスだが、同社のサイトを見ても載っていないし、 カルピス社のサイトにも情報はない。「数量限定」と書いてあるし、 こういった場合、サークルKサンクスとカルピスの共同企画商品である可能性が高い。

 グラスに注いだ色は、普通のカルピスサワーと同じ白。
 香りは、少し粉っぽい感じのりんご香。酸っぱそうだが、なぜか黒糖みたいな匂いも感じる。
 口当たりはキュンと酸っぱい。りんごの酸が効いていて、甘さは控えめ。 甘味料特有のコクのない甘さだ。すっきりとして、後キレはよい。
 果汁1%。アルコール分3%。 原材料名:りんご果汁、脱脂粉乳、乳酸菌飲料、ウォッカ、 糖類、酸味料、香料、安定剤(大豆多糖類)、 甘味料(アスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物、アセスルファムカリウム)。
 選び抜かれた乳酸菌から生まれた「カルピス」に青森産のりんご果汁を加えた味わい豊かなお酒です。
 今年はこの時期、りんご味のものが多数出ている。 当サイトでレビュー済のものを並べてゆくと、 バカルディ アップルモヒート-196℃ 青森産津軽りんご果実の瞬間 青森産完熟りんご-196℃ ストロングゼロ 林檎ダブルStyle One チューハイ りんごほろどけ りんご氷結 アップルヌーヴォースミノフアイス グリーンアップルバイト と多種多彩。
 毎年秋〜冬は似たような状況なのかもしれないが、改めて意識してみると、 とても多いように感じる。
種別 チューハイ・カクテル等
2012年11月10日[2]
No.3438: [特別企画] ハイボール with ポッキー
 [とくべつきかく] はいぼーる うぃず ぽっきー
ハイボール with ポッキー review
 11月10日分としてアップするが、これを飲んでいる時は、既に11月11日になっている。 ということで、この企画を。

 毎年11月11日は「ポッキー&プリッツの日」。もちろんグリコさんが勝手に決めたことだが。 元々は「ポッキーの日」と言っていたような気もするが、さすがに商売上手。
 ポッキーといえば、昔「ポッキー・オンザロック」というCMがあり、 ウイスキーを飲む時マドラー代わりにポッキーを使うことを推奨したもの。 そのお陰で、街のスナックがポッキーを大量購入するようになったみたいだ。
 今日はその時代を思い出して、1人寂しくポッキーオンザロックをしてみた。

 キリン「白ハイボール」は、ホワイトチョコみたいな香りがするので、 チョコレート菓子にはぴったり。 写真のようにポッキーをしばし浸して食べてみたら、 想像通り、甘さの相性がとてもよかった。
 私が用意したのは、ポッキー チョコブランといって、ブラン(小麦ふすま)を練り込んだもの。 ザクッとした食感。

 皆さんもぜひ、お試しあれ。あっ、別に私はグリコ関係者でもキリン関係者でもありませんよ。 明治fran & トリスハイボール でももちろんいいでしょう。
 ちなみにスーパーでポッキーを買ったら、111円だった。しゃれている。
種別 コラムほか
2012年11月11日[1]
No.3439: ホワイトサワー / アシードブリュー
 ほわいとさわー / あしーどぶりゅー
アシードブリュー ホワイトサワー アシードブリュー ホワイトサワー review
 OEM供給元として有名なアシードブリューがつくる「ホワイトサワー」。
 発見したのは、やまやグループの酒DS・スピードというお店。PBとかではなさそう。

 グラスに注いだ色は、かなり薄い白。カルピスサワーなどよりも相当に薄く、 上澄みのようである。
 一方、香りにはたっぷり感がある。アイスキャンディのような香りで、甘味が強そう。
 味は確かに甘味がしっかり。ただ、味わいのコクというか濃厚さはない。 乳酸菌飲料の酸っぱさがちゃんと効いているので、甘味が引っかかることもなく、後味は爽快。
 アルコール分4%。原材料:醸造アルコール、脱脂粉乳、果糖ぶどう糖液糖、 酸味料、安定剤(大豆多糖類)、香料、甘味料(アセスルファムK)。
 製造者:アシードブリュー(株)宇都宮飲料工場、栃木県下野市下石橋561。
 無難な仕上がりであり、万人受けしそうな内容。
種別 チューハイ・カクテル等
2012年11月11日[2]
No.3440: ベンチマーク ハイボール / アシードブリュー
 べんちまーく はいぼーる / あしーどぶりゅー
BENCHMARK HIGHBALL BENCHMARK HIGHBALL review
 本日2本目は、こちらも やまやグループの酒DS・スピード でみつけた缶ハイボール。 つくっているのは、同じくアシードブリュー。

 グラスに注いだ液色は、しっかりめの琥珀。缶入りハイボールとしては、結構濃い部類だ。
 香りにある程度深みはあるが、ウイスキーのコクというよりは、何か混ぜものが入っている印象。
 味はそこそこのコクがあり、ほんのりと甘いのだが、糖分の甘さだろう。 原材料をみると、確かに糖類やら香料やら酸味料やらが使われており、それでこの人工的な味わいになっているのかと思う。
 もちろん、そういった添加物が入っていることが直ちに悪いということではないが、 あくまでもナチュラルっぽい味わいを再現するためのものであるから、 味わいにわざとらしさが出てしまっているのは残念だ。
 アルコール分7%。原材料:醸造アルコール、ウイスキー、食塩、 果糖ぶどう糖液糖、香料、カラメル色素、酸味料。
 製造者:アシードブリュー(株)宇都宮飲料工場、栃木県下野市下石橋561。
 安売り用につくられたものだと思うが、あまり取り柄がなかった。
種別 チューハイ・カクテル等

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