ビール・発泡酒・チューハイの部屋

No.3441−3460


 
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2012年11月12日
No.3441: カクテルパートナー フワリッチ ベリーベリーベリー <冬限定> / アサヒ
 かくてるぱーとなー ふわりっち べりーべりーべりー <ふゆげんてい> / あさひ
アサヒ カクテルパートナー フワリッチ ベリーベリーベリー アサヒ カクテルパートナー フワリッチ ベリーベリーベリー review
 明日11月13日に、カクテルパートナーの冬限定缶2種が発売となる。
 今日はまず「ベリーベリーベリー」という、とても印象的な名前の製品を取り上げる。

 グラスに注いだ色は、かなり濃い赤。毒々しい色とでも言おうか。この赤は、クリスマスっぽくてよい。
 香りは深く、カシスといちごがうまくミックスされた感じ。クランベリーはよくわからない。
 味わいもたっぷりと甘酸っぱい。コクがあるのに酸が効いているためにくどくなく、 爽やか。いちごの甘さを、カシスの力強さと、クランベリーの鋭い酸味でうまく制御しているかのよう。 とてもバランスが良い。
 果汁1.3%、アルコール分3%。原材料:カシスリキュール、カシス果汁、いちご果汁、クランベリー果汁、 グレープフルーツパルプ、糖類、酸味料、香料、アントシアニン色素。
 果実パルプを加えて、ジューシーな味わいが楽しめるカクテルに仕上げました。
 3種のベリーだから「ベリーベリーベリー」。シンプルだけど、記憶に残る。
 アサヒさんらしからぬネーミングセンスといったら、叱られるだろうか。 まるでサントリー社製品のようだ。
種別 チューハイ・カクテル等
2012年11月13日
No.3442: カルピスサワー あまおう <冬限定> / カルピス
 かすぴすさわー あまおう <ふゆげんてい> / かるぴす
カルピスサワー あまおう カルピスサワー あまおう review
 昨日11月12日発売のカルピスサワー「あまおう」。
 つい先日当ページでレビューした 青森産りんご は、サークルKサンクスの限定商品とみられるが、 こちらは全国発売の商品。

 グラスに注いだ色は、かわいらしいベビーピンク。いちごミルク色。
 香りも甘さ満載。カルピスの香りは弱い。
 味わいはまさにいちごミルクで、香りの印象どおりカルピス風味は弱い。 いちごの中でも甘味の強いあまおうの特徴がうまく表現されていて、濃厚な味わいが楽しめる。
 果汁3%。アルコール分3%。 原材料名:いちご果汁、脱脂粉乳、乳酸菌飲料、ウォッカ、 糖類、酸味料、香料、安定剤(大豆多糖類)、 甘味料(アスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物、アセスルファムカリウム)、野菜色素。
 選び抜かれた乳酸菌から生まれた「カルピス」に福岡産の"あまおう"をブレンドした甘く華やかな味わいです。
 缶デザインも通常のカルピスサワーとは異なって金色が配され、ゴージャスな印象。 お得感のある1本。これからの季節にぴったり。
種別 チューハイ・カクテル等
2012年11月14日
No.3443: おいしいチューハイ オレンジ / 宝酒造
 おいしいちゅーはい おれんじ / たからしゅぞう
タカラ おいしいチューハイ オレンジ タカラ おいしいチューハイ オレンジ review
 タカラ「おいしいチューハイ」がリニューアルした。発売日は、昨日11月13日である。

 グラスに注いだ色は、黄色みの強いオレンジ。従来品と変わらない。気泡は少なく、炭酸は弱そう。
 香りは非常にナチュラルな感じのオレンジ香。あまり強くは香らない。
 口当たりはソフト。酸味が抑えられ、甘味もおとなしく、苦味が目立っている。 アルコール感は非常に弱い。
 果汁50%。アルコール分3%。糖類不使用。原材料:果汁(オレンジ、温州みかん)、 スピリッツ、香料、酸味料、甘味料(スクラロース、アセスルファムK)。
 果汁をたっぷり50%使用した贅沢なチューハイです。(オレンジ果汁45%)
 従来品 と大きく変わった点は、まずはパッケージデザイン。高級感あふれるデザインとなった。
 そして中身はといえば、アルコール度数が5%から3%に下がった。 以前からアルコール感の弱い製品だったが、3%となると、本当にお酒感がない。これは、 最近の若い人たちの嗜好に合わせた変更だろう。
 ただ一つ、気になる点は、甘味料が添加されたこと。ナチュラルさを売りにしてきた製品なのに、 果汁の甘さ以外のものを添加するとは、大きな方針転換と言えるだろう(確かに糖類は相変わらず不使用だけれども・・)。
 そんなことを気にしない人にとってはどうでもいいことかもしれないが、 この製品を高く評価していた私としては、非常に残念な出来事である。
種別 チューハイ・カクテル等
2012年11月15日
No.3444: カクテルパートナー フワリッチ スパークリングメロン <冬限定> / アサヒ
 かくてるぱーとなー ふわりっち すぱーくりんぐめろん <ふゆげんてい> / あさひ
アサヒ カクテルパートナー フワリッチ スパークリングメロン アサヒ カクテルパートナー フワリッチ スパークリングメロン review
 11月13日発売、カクテルパートナーの冬限定缶2種。
 既に ベリーベリーベリー のほうはレビュー済。今日はもう一方の「スパークリングメロン」を。

 グラスに注いだ色は、若草色というか、ごく薄い抹茶色。
 香りは甘いクリームソーダ。アルコール臭は感じない。
 口当たりも甘く、アイスクリームの溶け込んだメロンソーダそのまま。 アルコール感はほんの少し。
 果汁0.1%、アルコール分3%。原材料:ウオッカ、グレープフルーツパルプ、メロン果汁、 糖類、香料、酸味料、ベニバナ色素、クチナシ色素、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
 果実パルプを加えて、ジューシーな味わいが楽しめるカクテルに仕上げました。
 先日飲んだ ベリーベリーベリー が赤。こちらが緑。毎年各社からクリスマスシーズンに向けて出る製品は、 この色の組み合わせが多い。
種別 チューハイ・カクテル等
2012年11月16日
No.3445: おいしいチューハイ りんご / 宝酒造
 おいしいちゅーはい りんご / たからしゅぞう
タカラ おいしいチューハイ りんご タカラ おいしいチューハイ りんご review
 リニューアルした、タカラおいしいチューハイ。発売日は、11月13日である。
 既に オレンジ のほうは取り上げたので、今日はもう一方の「りんご」を。

 グラスに注いだ色は、わずかに濁りのある薄黄色。
 香りは非常にナチュラルなりんご香。りんごジュースと何ら変わりない。アルコール臭は感じない。
 味もほとんどりんごジュース。いや、ジュースにしては、甘さが抑えられている。 すっきりとした飲み口。ほのかな甘さ。わざとらしさのない、ナチュラルな仕上がり。
 果汁50%。アルコール分3%。糖類不使用。原材料:りんご果汁、 スピリッツ、香料、酸味料、甘味料(スクラロース、アセスルファムK)。
 果汁をたっぷり50%使用した贅沢なチューハイです。
 先日飲んだオレンジ同様、こちらも甘味料が使われている。 こちらりんごは、ほとんど味わいにそれが感じられないので、 上手な使い方だとは思うが、果汁50%という贅沢なチューハイであるだけに、 なぜ甘味料?と思わざるを得ない。
種別 チューハイ・カクテル等
2012年11月17日
No.3446: CJ おいしいマッコリ ゆず / サッポロ
 CJ おいしいまっこり ゆず / さっぽろ
サッポロ CJおいしいマッコリ ゆず サッポロ CJおいしいマッコリ ゆず review
 サッポロビールと韓国の最大手食品会社・CJ第一製糖の共同開発による「CJおいしいマッコリ」。
 今年1月に ピンクグレープフルーツ が、 7月に マンゴー が発売されたが、 今回第3弾としてこの「ゆず」が登場。発売日は、11月14日。

 グラスに注いだ色は、普通のマッコリとあまり変わらぬオフホワイト。
 香りを嗅ぐと、ゆずのフレッシュでやや苦そうな香りが目立つ。 軽快な印象。
 口当たりは非常に爽やか。ゆずのシャープな酸味と苦味が効いていて、 マッコリらしい味わいは奥に引っ込んでいる。 だから、乳性サワーのような感じで、非常に飲みやすい。
 アルコール分3%。果汁1.5%。 原材料:ゆず・米・米麹・小麦麹・糖類。
 原産国:大韓民国。輸入者及び引取先:CJジャパン(株)。発売元:サッポロビール(株)。
 マッコリブームも最近は少々トーンダウンした感があるが、 酒売場にチューハイと並んで缶入りマッコリが置かれている光景が、今や当たり前のものとなった。
 本場韓国には色んな飲み方があるようなので、今後もこうやって様々な味わいの製品を出してくれると楽しい。
種別 チューハイ・カクテル等
2012年11月18日
No.3447: 水曜日のネコ BELGIAN WHITE / ヤッホー・ブルーイング
 すいようびのねこ べるじゃん・ほわいと / やっほー・ぶるーいんぐ
水曜日のネコ Bergian White 水曜日のネコ Bergian White review
 先日、スーパー成城石井店頭で偶然発見した。
 よなよなエールでおなじみヤッホーブルーイングがつくる「水曜日のネコ」という名のベルジャンホワイトエール。
 調べてみると、サークルKサンクスなどで11月6日から先行発売されていたらしい。

 グラスに注いだ外観は、ごく淡い黄金色。泡はややきめが粗い感じで、泡持ちもほどほど。
 コリアンダーの香りは大人しく、乳酸っぽさとオレンジの尖った香りが少し。 小さくまとまっている感じで、華やかさは今ひとつ。
 口当たりは軽快。甘酸っぱさの奥に、やわらかな苦味がある。 スリムで大人しくまとまっている。ハーブらしい香味は最後まで控えめ。
 アルコール分4.5%。麦芽使用比率100%。原材料:大麦麦芽・小麦麦芽・ホップ・オレンジピール・コリアンダーシード。 製造者:(株)ヤッホー・ブルーイング、 長野県軽井沢町長倉2148。
 今夜は気ままに。心をゆるめるホワイトエール。
 グラスに注げば立ちのぼる、青リンゴを思わせる香りとオレンジの皮の爽やかな香り。 口に含めば、ほのかなハーブ感がフルーティさを引き立て、すっきりとした飲み口がやさしく喉を潤してくれる。 「水曜日のネコ」は、心と身体をふっとゆるめてくれるような、ベルジャンホワイトエールです。
 今年春に出た 2012年シーズナル ベルジャンホワイト に非常に似ているが、 こちらのほうがより一層やさしく軽やかに仕上がっているような気がする。
 この味の仕上がり、商品名、パッケージデザインから、女性をメインターゲットとしていることは明らか。 もちろん、男性が飲んでも満足できる1本であるが。
 なお、コリアンダーやオレンジピールが使われていることから、日本の酒税法上は発泡酒に分類されるのだが、 麦芽使用比率は100%であり、ベルギーの正統派ビアスタイルのため、 当サイトでもビールに分類する。
種別 ビール
2012年11月19日
No.3448: 直搾り [日本の農園から] 愛媛産ブラッドオレンジ <限定出荷> / 宝酒造
 じかしぼり [にほんののうえんから] えひめさんぶらっどおれんじ <げんていしゅっか> / たからしゅぞう
タカラ 直搾り 日本の農園から ブラッドオレンジ タカラ 直搾り 日本の農園から ブラッドオレンジ review
 明日11月20日が発売日となっている、タカラ直搾り [日本の農園から] シリーズの限定品2種。
 今日はまず「愛媛産ブラッドオレンジ」から。

 グラスに注いだ色は、ほんのり淡いピンク。かすかに濁りがある。
 香りは、ゼリー菓子のオレンジ味みたいなチープなオレンジ香。酸味は弱そう。
 味は酸味がマイルドだが、炭酸が強いためにシャープさも併せ持つ。 適度なジューシー感とほのかな甘さ。後味はすっきり。
 アルコール分4%。果汁1%。 原材料:ブラッドオレンジ果汁、焼酎、糖類、酸味料、着色料(オレンジ果汁、カロテン)、香料。
 日本各地の果実を厳選した「直搾り」日本の農園からシリーズ。 愛媛県宇和島産ブラッドオレンジの果肉をまるごと搾ったストレート混濁果汁を使用。
 直搾りでこれまでにもブラッドオレンジは出ていたように錯覚していたが、これが初だった。
 爽やかで、このシリーズにぴったりのキャラクター。
種別 チューハイ・カクテル等
2012年11月20日
No.3449: カロリ。梅はちみつ <冬限定> / サントリー
 かろり。うめはちみつ <ふゆげんてい> / さんとりー
サントリー カロリ。梅はちみつ サントリー カロリ。梅はちみつ review
 本日11月20日発売のカロリ。冬限定品。
 2種あるうち、今日はまず「梅はちみつ」のほうを。

 グラスに注いだ外観は、ほぼ無色透明。梅味チューハイは、ふつうゴールドっぽいものが 多いのだが、これはかなり薄い。
 香りも非常に軽やか。梅の香りは青い感じで、甘さは弱そう。
 味は香りの印象以上にあっさりしている。甘味料の甘味が少しひっかかる感じはあるが、 それさえ気にならなければ、後味も概ねさっぱりしている。
 アルコール分3%。果汁0.5%。カロリー50%オフ。 原材料名:うめ、スピリッツ、梅浸漬酒、はちみつ、糖類、酸味料、香料、 甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
 甘酸っぱい梅にはちみつを加えてやさしい味わいに仕上げた、冬にぴったりの<梅はちみつ>です。
 昨年のこの時期は、柚子はちみつ が出ていたが、 あちらよりももっとあっさりしている感じ。
種別 チューハイ・カクテル等
2012年11月21日
No.3450: 直搾り [日本の農園から] 長野産黄金桃 <限定出荷> / 宝酒造
 じかしぼり [にほんののうえんから] ながのさんおうごんとう <げんていしゅっか> / たからしゅぞう
タカラ 直搾り 日本の農園から 黄金桃 タカラ 直搾り 日本の農園から 黄金桃 review
 昨日11月20日発売の直搾り [日本の農園から] シリーズ。
 2種出たうち。既に 愛媛産ブラッドオレンジ はレビュー済。 今日はもう一方の「長野産黄金桃」を。この製品は、昨年も出ていたものだ。

 グラスに注いだ色は、やや黄色っぽく色づいている。少し濁りがある。
 柔らかい甘さを湛えた桃の香り。直搾りにしては、ちゃんと香りほうだ。 桃というよりは、アプリコット(杏)に近い。
 口当たりは、香りの印象よりもかなりシャープで、酸味が効いている。 甘ったるさはない。桃らしい生臭みもある。
 アルコール分4%。果汁3%。 原材料:黄金桃果汁、焼酎、糖類、酸味料、香料。
 黄金桃は川中島白桃から派生したとされる黄金色の外観が美しく希少価値の高い品種です。
 日本各地の果実を厳選した「直搾り」日本の農園からシリーズ。 長野産黄金桃の種をとり除いてから、果肉を丁寧に搾ったストレート混濁果汁を使用。
 昨年 と中身は変わっていないようである。 適度にジューシーで、甘そうで甘くない。直搾りらしいキャラクター。
種別 チューハイ・カクテル等
2012年11月22日[1]
No.3451: カロリ。愛媛いよかん <限定出荷> / サントリー
 かろり。えひめいよかん <げんていしゅっか> / さんとりー
サントリー カロリ。愛媛いよかん サントリー カロリ。愛媛いよかん review
 11月20日発売のカロリ。冬限定2種。
 一昨日、既に 梅はちみつ をレビュー済であり、今日はもう一方の「愛媛いよかん」を飲む。

 グラスに注いだ外観は、無色透明。気泡は非常に細かく、炭酸が弱そう。
 香りは、あまり強くは香らないものの、わりとフレッシュな感じのオレンジ香。甘さは弱そうである。 どこかシークァーサーにも似た、グリーンな感じがかすかにある。
 味はすっきりとし、酸味が効いている。 反面、甘さはかなり抑え込まれている。だから、全体的にスッキリ感が強く、シャープである。
 アルコール分3%。果汁1.5%。カロリー50%オフ。 原材料名:いよかん、スピリッツ、糖類、酸味料、香料、 甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
 和柑橘ならではの爽やかな酸味とほどよい甘さを楽しめる、<愛媛産いよかん>です。
 ナチュラルさは乏しいのに、香料だとわかっているのに、かなりみずみずしい香味を感じる。 うまく仕立て上げられた味だ。
種別 チューハイ・カクテル等
2012年11月22日[2]
No.3452: 淡麗 グリーンラベル 冬季ラベル / キリン
 たんれい ぐりーんらべる とうきらべる / きりん
キリン 淡麗 GREEN 冬季ラベル キリン 淡麗 GREEN 冬季ラベル review
 11月上旬製造品からキリン淡麗と淡麗グリーンの冬季ラベルが登場している。 雪の結晶がちりばめられた、いかにも寒そうなデザイン。
 今日はまず「淡麗グリーン」のほうを飲みたい。

 グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。糖質オフ製品だからといって、そんなに薄いわけでもない。 泡はきめ細かく、泡持ちもほどほど。
 香りを嗅ぐと、しっかりホップ香がする。もちろん、昔ながらの発泡酒らしい雑穀臭のようなものも感じられるが、 そんなに強くはない。概ねクリア。
 味わいもクリアで、嫌な雑味も少ない。 苦味もそこそこあるのだが、やはり味の芯というか、 ボディの厚みはない。
 アルコール分4.5%。糖質70%オフ。麦芽使用率25%未満。原材料:麦芽・ホップ・大麦・糖類。
 糖質オフ製品でも、そこそこの飲みごたえが欲しい。そういったニーズにうまく合致している。 やはりロングセラーには訳がある。
種別 発泡酒
2012年11月23日[1]
No.3453: ネクター つぶつぶカクテル <限定販売> / サッポロ
 ねくたー つぶつぶかくてる <げんていはんばい> / さっぽろ
サッポロ ネクターつぶつぶカクテル サッポロ ネクターつぶつぶカクテル review
 サッポロと不二家のコラボで生まれた、ネクターサワー・ネクターカクテルシリーズ。
 既にこれまでたくさんの種類が出ているが、今回は「つぶつぶカクテル」。 無炭酸で、白桃の果肉がたっぷり入っている。発売日は、11月21日であった。

 グラスに注いでいる時から、かなりどろっとした感じ。ゲル状(半固形)といってもいいくらい、 いや、もちろん液体なのだが、そのくらいにねっとりしている。
 香りはナチュラルで、まさに桃。アルコール臭はしない。
 口に含むと、砕いた桃の果肉が多く、飲んでいるより食べている感じ。 桃の缶詰を細かく砕いて液状にしたよう。 甘味は深いが、甘ったるいというわけでもない。 生っぽく、そしてほんのりアルコール感がある。
 果汁20%。アルコール分3%。 原材料:もも・ウォッカ・糖類・安定剤(増粘多糖類)・香料・酸味料・ビタミンC。
 これぞネクターという仕上がり。度数3%で飲みやすいので、 アルコールに弱い人にもお勧め。
種別 チューハイ・カクテル等
2012年11月23日[2]
No.3454: 淡麗 <生> 冬季ラベル / キリン
 たんれい <なま> とうきらべる / きりん
キリン 淡麗 冬季ラベル キリン 淡麗 冬季ラベル review
 11月上旬製造品から登場している淡麗の冬季ラベル。
 昨日、淡麗グリーンの冬季ラベル を紹介したが、今日は通常版の淡麗。

 グラスに注いだ色は、淡い黄金色。泡はやや粗いが、泡持ちはそこそこ。
 香りは概ねクリア。軽快なホップ香が感じられ、臭みは弱い。 ただ、昔ながらの発泡酒らしい雑穀臭がほんのりと感じられる。
 口当たりはクリア。苦味がしっかりとあり、 かなりビールに近いと言える。コクはほどほど。
 アルコール分5.5%。原材料:麦芽・ホップ・大麦・米・コーン・スターチ・糖類。
 各社とも発泡酒が減っており、新ジャンルが台頭している昨今、 このように息の長い正統派発泡酒は、貴重な存在となっている。
種別 発泡酒
2012年11月24日
No.3455: カルーア ラテ / サントリー
 かるーあ らて / さんとりー
サントリー カルーア ラテ サントリー カルーア ラテ review
 11月20日にサントリーから発売された「カルーア ラテ」。コーヒーリキュール・カルーアを ベースにしたカクテルだ。
 缶には「甘く優しい味わい カルーア ラテ のお酒」とあるが、同社サイトでは「カルーア ラテ」 と紹介されているので、それが正式な商品名なのだろうと思う。

 グラスに注いだ色は、コーヒーというよりは、キャラメル色。
 香りもやはり甘いキャラメル香。いや、確かにほのかにコーヒーの香りもあるので、 コーヒーキャラメルといったところか。
 味は濃厚。たっぷりとした甘味の奥に、確かにカルーアらしいコーヒーフレーバーがある。 こってりとした味わいなので、少量で十分と思える。 だから、缶コーヒーと同じサイズの小缶なのか。
 アルコール分4%。原材料:スピリッツ、コーヒーリキュール、ラム、牛乳、脱脂粉乳、糖類、香料、 カゼインNa、乳化剤、カラメル色素。容量185ml。
 カルーアはメキシコ原産の良質なアラビカ種のコーヒー豆からつくられるコーヒーリキュールです。 カルーアラテはカルーアコーヒーリキュールとミルクを贅沢にミックスし、濃厚なキャラメルフレーバーをお楽しみ頂ける、 芳醇な味わいと、甘く優しい口当たりのスイーツカクテルです。
 昔、巷でカルーアミルクが流行った頃、お酒に弱い女性が好んで注文していた。 当時のようなメジャー感はなくなったものの、今でもカラオケボックスなどで定番メニューとして、 カルーアミルクは飲み続けられている。
 缶は小さくて目立たないけれど、コンビニに置かれていたら、それなりに売れるだろう。
 ちなみに、「良質なアラビカ種のコーヒー豆」とあるが、全コーヒー産出量のおよそ7割以上がアラビカ種であり、 次に多いロブスタ種は主にインスタントコーヒー用か、せいぜいブレンド用の一部に使われているに過ぎないから、 一般にアラビカというのが高品質の代名詞のように使われがちなのは、業界のうまい宣伝によるものと思われる。 その辺の街の美味しくもない喫茶店のコーヒーもたいていアラビカ種なのだ。
種別 チューハイ・カクテル等
2012年11月25日
No.3456: −196℃ 巨峰ヌーヴォー <2012収穫> / サントリー
 まいなす196ど きょほうぬーう゛ぉー <2012しゅうかく> / さんとりー
サントリー -196℃ 巨峰ヌーヴォー 2011 サントリー -196℃ 巨峰ヌーヴォー 2011 review
 毎年この時期にコンビニ限定で登場する-196℃巨峰ヌーヴォー。
 どこにも情報がないため、正確な発売日はよくわからないのだが、 昨年までの例からすると、今年は13日(火)か20日(火)あたりの発売ではなかったか。 私は今日LAWSONで出会ったのだが。

 グラスに注いだ色は、ごく淡い紫。やや赤系が強いので、ピンクとも言える。
 香りは、キャンディのように甘くふくよか。
 口当たりも甘いが、コクがないので、あっさりしていて、苦味すら感じる。 だから、後味もすっきり。
 アルコール分5%。巨峰浸漬酒使用。 原材料:巨峰、スピリッツ、糖類、酸味料、香料、ぶどう果皮色素。
 山梨県古屋農園で2012年に収穫された巨峰を使用。フルーティーで華やかな味わいです。
 昨年と中身は変わっていないようである。
 この製品、コンビニにしか置かない理由は何だろう。値崩れさせたくないのか。 そもそもそんなに数を生産できないんだろうか。
種別 チューハイ・カクテル等
2012年11月26日
No.3457: ティーズハイ ダージリン&マスカット / サッポロ
 てぃーずはい だーじりん あんど ますかっと  / さっぽろ
サッポロ ティーズハイ ダージリン&マスカット サッポロ ティーズハイ ダージリン&マスカット review
 サッポロがつくる紅茶ベースのカクテル「ティーズハイ」。
 シリーズデビューは9月19日で、 アールグレイ&オレンジ と、 ジャスミン&ライチ の2種で当初は展開。
 その3本目として、今回「ダージリン&マスカット」が明後日11月28日に発売される。

 グラスに注いだ色は、わりとしっかりめの紅茶色。
 香りを嗅ぐと、甘いマスカット香が感じられ、その奥に、静かに紅茶香が控えている。
 味は甘味が抑えられているので、香りの印象ほどマスカットが強くなく、 しっかりと茶葉のストロングな味わいが堪能できる。 渋味はそんなに強くなく、アルコール感はほとんどない。
 アルコール分3%。果汁0.3%。 原材料:マスカット・紅茶エキス・ウォッカ・糖類・香料・酸味料・カラメル色素・ビタミンC。
 色が濃いと思ったら、カラメル色素が使われている。そんなことしなくても良いと思うのだけれど、 まあ、ダージリンは元々水色の淡いお茶なので、色が出ないのだろう(茶葉全量がダージリンではないだろうけれど)。
 良質なダージリンは、マスカット香がするものなので、マスカットとの相性がいいのは当たり前なのだが、 実際にマスカットで香り付けしてしまうと、わざとらしいと言えなくもない。
 この製品に関しては、ここまでしっかりとしたお茶感とマスカット香があると、 逆にあまりダージリンとは思えない仕上がりになってしまっている。 いや、不味いというわけではない。非常に出来が良いので、ついつい苦言を呈したくなるだけ。
種別 チューハイ・カクテル等
2012年11月27日
No.3458: COCKTAILカロリ。SPARKLING オレンジミモザ <2012冬限定> / サントリー
 かくてるかろり。すぱーくりんぐ おれんじみもざ <2012ふゆげんてい> / さんとりー
サントリー COCKTAILカロリ。オレンジミモザ サントリー COCKTAILカロリ。オレンジミモザ review
 カクテルカロリ。冬限定品の2種が、本日11月27日発売。
 今日はまず「オレンジミモザ」のほうを飲む。

 グラスに注いだ液色は、薄いイエロー。このシリーズに共通だが、細かい果肉が浮いている。
 香りは酸味の強そうなオレンジ香。
 味も酸味がキュンと鋭く、さっぱりしている。果汁と果肉の相乗効果で、適度なコクも生まれている。
 果汁1.0%。アルコール分3%。カロリー50%オフ。 原材料名:オレンジ、スピリッツ、果粒(みかん)、糖類、酸味料、香料、 甘味料(アセスルファムK、スクラロース)、紅花色素、野菜色素。
 オレンジのみずみずしい果実感を上品な味わいに仕上げた、 つぶつぶ果肉入りのスパークリングカクテル。カロリー50%オフ!
 このくらい酸味が効いていると、甘味料のだらっとした甘さが気にならない。
種別 チューハイ・カクテル等
2012年11月28日
No.3459: 本搾りチューハイ 冬柑 <期間限定> / キリン
 ほんしぼりちゅーはい ふゆかん <きかんげんてい> / きりん
キリン 本搾りチューハイ 冬柑 キリン 本搾りチューハイ 冬柑 review
 本搾り「冬柑」といえば、メルシャン時代に毎年秋冬の限定商品として出されていたもの。
 キリンに移行してから、本搾りは片隅に追いやられたような感じになり、 長らく レモングレープフルーツ の基幹商品 2種が細々と売られているだけだったが、 今年の8月に はっさく が期間限定として出され、昔の栄華復活が期待されていた。
 そして今回、少なからぬファンが待ち望んでいたであろう冬柑が、本日11月28日付でいよいよ発売となったのだ。

 グラスに注いだ液色は、かなり濁りのある薄黄色。いかにも酸っぱそうな柑橘果汁といった外観である。
 香りはゆずやすだちなどの苦味系が強い。青臭いと言ってもいいほど。
 味はほどよく酸味が抑制され、その代わりに苦味が前面に出ている。香りの印象ほど強烈ではないが、 まったく甘くないので、普通のチューハイ感覚で飲むとびっくりするに違いない。
 果汁10%。アルコール分6%。原材料:グレープフルーツ・ゆず・すだち・かぼす・ウォッカ。 製造者:キリンディスティラリー(株)。
 果汁とウォッカだけ。これが本搾りの魅力。酸味がうまく調整されているところが、果汁のブレンドの妙なのだと思う。
 これからの季節、鍋物にこんなに合いそうな缶チューハイは他にはない。この風味は、ポン酢に合わないわけがない。 何ならポン酢に少し混ぜてみても良いかも、とも思える。
 このマニアックな製品を、よくぞ復活させてくれた。キリンさんに感謝したい。
 実はメルシャン時代の末期(既に同社がキリン社傘下になっていたが、辛うじてまだメルシャンブランドで発売していた頃) に出された冬柑は、アルコール度数が以前の6%から4%に下げられていた。
 今回復活にあたり、昔の6%に戻したのは、メルシャンからキリンに部門ごと移籍してきた本搾り開発チームの面々が、 そのプライドにかけて自分たちの製品を復活させたかったからではないか?と私は想像する。
 そう思うと、強力に応援したくなる。この本搾りの火を、ぜひ絶やさないで頂きたい。
種別 チューハイ・カクテル等
2012年11月29日
No.3460: セブンプレミアム 100% MALT / サッポロ
 せぶんぷれみあむ 100ぱーせんともると / さっぽろ
セブンプレミアム 100%MALT セブンプレミアム 100%MALT review
 セブンプレミアムは、セブン&アイグループのPBである。
 これまで、チューハイは色々出ているのだが、ビールは初めてではないだろうか。 セブンイレブンがメーカーとの共同開発でビールを出す例は多々あるのだが、 その際にはPBとしては出していない。
 この商品は、サッポロビールとの共同開発で、 グループ各店(セブンイレブン、イトーヨーカドー、ヨークベニマル、 ヨークマート、そごう・西武、シェルガーデン)で販売されるとのこと。 発売日は、11月27日であった。

 グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。泡はやや粗く、泡持ちもほどほど。
 香りを嗅ぐと、すぐにサッポロ製品であることがわかる。特徴的な土臭い香りで、 非常にナチュラルでおとなしい。
 口当たりは意外に軽く、ちょっと肩すかしを食らったように感じる。 苦味もそんなに強くなく、酸味だけが目立つ。シャープで軽やかな味わいである。 ただ、後味には麦らしい旨味の余韻が残り、このあたりが新ジャンルなどとは違うビールの魅力である。
 アルコール分5%。原材料:麦芽・ホップ。
 この商品はセブン&アイHLDGS.グループとサッポロビール(株)の共同開発商品です。
 缶のイメージは、あの人気商品を連想させるが、名前は重たそうであり、対極にある。 実際、オールモルトなのだけれど、味わってみれば、やはり味はドライだ。
 販売価格は198円。一般的なビールよりは安いが、商売敵であるイオングループPBの バーリアル よりは高い。
 コンビニではお手頃価格と言えるので、新ジャンルの安かろう悪かろうに飽きた人は、 ぜひ一度試して頂きたい。
種別 ビール

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