2013年1月29日
No.3521: 直搾り [日本の農園から] 瀬戸内産ピオーネ <限定出荷> / 宝酒造
じかしぼり [にほんののうえんから] せとうちさんぴおーね <げんていしゅっか> / たからしゅぞう
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本日1月29日、直搾り [日本の農園から] シリーズに新顔2種登場。
まずは今回が初登場となる「瀬戸内産ピオーネ」を飲みたい。
グラスに注いだ色は、淡い赤紫。
かなり甘酸っぱそうなぶどう香。何かに似ていると思ったら、
赤玉スイートワインの匂いだ。あれをもう少し軽やかにした感じ。
口当たりは、香りの印象どおり甘い。直搾りでここまで甘味の強いものは、非常に珍しい。
酸味や渋味もしっかりあり、まさにぶどう!という味。
飲み込んだ後にも口中に甘さが残り、あっさりタイプではない。
アルコール分4%。果汁1%。
原材料:ぶどう果汁、焼酎、糖類、酸味料、香料、アントシアニン色素、ぶどう種子抽出物。
日本各地の果実を厳選した「直搾り」日本の農園からシリーズ。
瀬戸内産ピオーネの果粒をまるごと搾ったストレート混濁果汁を使用(ピオーネ果汁0.3%)。
甘さにやや深みがなく、その代わりに酸味が効いているところが、巨峰などとは違い、ピオーネらしいところか。
しかしピオーネ果汁が0.3%というから、果汁のうちの3割しか入っていない。
350mlの0.3%って、ほぼ1ccだから、もうそれは入っていると言えるのか?というくらいのレベル。
香料のすばらしさが分かる。
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チューハイ・カクテル等 |
2013年1月30日
No.3522: 本搾りチューハイ オレンジ / キリン
ほんしぼりちゅーはい おれんじ / きりん
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キリン本搾りチューハイに、オレンジが復活。
復活といっても、以前販売していたのはメルシャン時代であり、
キリンに移管してからは初登場である。発売日は、本日1月30日。
グラスに注いだ色は、淡いみかん色。
香りは控えめながら、フレッシュなオレンジ香。派手に香らないところが、まさにナチュラル。
味もまさにナチュラル。適度な甘さ、適度な酸味。
果汁だけで作っているわりには、その辺のバランスはすごい。
炭酸のピリピリ感が味のテンションを高めるのに非常に役立っている。
飲み込んだ後には、口中にかなり苦味が残る。
果汁45%。アルコール分5%。原材料:オレンジ・ウォッカ。
高果汁のオレンジ味チューハイといえば、タカラおいしいチューハイ を思い出すが、
あちらはソフトで女性的であるのに対し、こちらはストイックで男性的。
真っ直ぐな味わいが身上。
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チューハイ・カクテル等 |
2013年1月31日
No.3523: 蔵出し生ビール <限定醸造> / サッポロ
くらだしなまびーる <げんていじょうぞう> / さっぽろ
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昨日1月30日にコンビニエンスストア限定で発売されたサッポロ「蔵出し生ビール」。
これは、昨年9月に行われた「サッポロ復活総選挙」で11万票を獲得して1位になったものだそう。
過去に存在したサッポロ製品(但し、ノミネート5品)の中で、
最も復活させてほしいという声が多かった製品ということになる。
グラスに注いだ液色は、ごく淡い黄金色。泡は純白で非常にきめ細かく、泡持ちも良い。
爽快なホップ香は軽やかで押しつけがましくなく、そこにサッポロ特有の干し藁や土など、
田舎の牧場を思わせる香りが加わる。
ジューシーな味わいが想像されたが、口に含んでみて軽い驚きが。
思いのほか透明感があり、悪く言うと少々水っぽい感じもある。但し、決して新ジャンルのように味がスカスカというの
ではない。クリアすぎて、すーっとすぐさま体に馴染む感じ。
苦味はギュッと凝縮されていて、その塊が解けた時に、ほろっと甘さや旨みが染み出してくる。
飲み込んだ後には、しっかりとした苦味が口中に残る。
アルコール分4.5%。原材料:麦芽・ホップ。
一見ピュアなようでいて、一筋縄ではいかない魅力がある。爽やかそうに見える魔性の女といった感じか。
ところで、この製品は1994年に発売されたものとのことだが、当サイトは当然まだ開設していなかったので、
収録していない。それどころか、恥ずかしながら私自身、この製品のことを覚えていない。
ビールは昔から好きだったから当然飲んでいるはずなのだが。
と、ここまで書いて、ふと思ったのだが、当サイトをご覧頂いている皆さんの中には、
1994年当時(今から19年前)はまだ小学生だったなんて方もいるかもしれない。
発泡酒や新ジャンルなんてごく最近のものだと思っているのは、私のようなオジサン世代以降だけで、
20〜30代の方々には、ビールこそが特別なものなのかもしれない。でも、そういった若い皆さんにこそ、
こういう良いビールの魅力を知って頂きたい。
ちなみにPONTAポイントを貯めている方なら、29日からLAWSONの「お試し引換券」が100Pでゲットできる。
私は昨日、200Pで2本もらってきた(1日2枚まで発券可能)。
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ビール |
2013年2月1日
No.3524: カルピスサワー 完熟白桃 <季節限定> / カルピス
かるぴすさわー かんじゅくはくとう <きせつげんてい> / かるぴす
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今週月曜1月28日に発売されたカルピスサワー「完熟白桃」。
グラスに注いだ色は、まさにカルピスらしい純白。
香りはふんわりやさしい桃の香りが立つ。どこか梅のような爽やかな印象がある。
口当たりも爽やかで軽快。炭酸のピリピリとした刺激はあるものの、
しっかりとした甘さとコクを湛えた白桃風味がとてもやさしい。
カルピス特有の酸味は少し奥に引っ込んでいる感じだ。
果汁1%。アルコール分3%。
原材料名:もも果汁、脱脂粉乳、乳酸菌飲料、ウォッカ、糖類、酸味料、香料、安定剤(大豆多糖類)、
甘味料(アスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物、アセスルファムカリウム)。
桃らしい甘さがあって、女性受けの良さそうな製品。カルピスと桃の相性の良さを実感できる1本。
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チューハイ・カクテル等 |
2013年2月2日
No.3525: カクテルパートナー フワリッチ ラ・フランスハート <春限定> / アサヒ
かくてるぱーとなー ふわりっち ら・ふらんすはーと <はるげんてい> / あさひ
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1月29日発売、アサヒ・カクテルパートナーの春限定缶。
2種あるうち、既に オレンジハート はレビュー済。
今日はもう一方の「ラ・フランスハート」を。
グラスに注いだ色は、ほんのり白濁。
液中には細かい果粒が浮遊している。
香りは大人しく控えめな洋なし香。かなり甘そうだなと
思ったら、ピーチリキュールが使われている。つまり、桃の甘い香りがミックスされているのだ。
味は洋なしが強いが、香りの印象で感じたとおり、ほんのりと桃の甘みがある。
あくまでもさりげない甘みであり、くどさはない。グレープフルーツの酸も適度に効いている。
果汁1%、アルコール分3%。原材料:ピーチリキュール、西洋なし果汁、グレープフルーツパルプ、もも果汁、
糖類、酸味料、香料、カラメル色素。
果実パルプを加えて、ジューシーな味わいが楽しめるカクテルに仕上げました。
先日のオレンジハート同様、金色の缶にチープな感じのイラストが描かれている。
ある意味、これはこれで目立つ。
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チューハイ・カクテル等 |
2013年2月3日
No.3526: カロリ。沖縄シークヮーサー <限定出荷> / サントリー
かろり。おきなわしーくゎーさー <げんていしゅっか> / さんとりー
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1月29日に発売されたカロリ。「沖縄シークヮーサー」。限定品だ。
既存製品(柑橘系3種)のリニューアルにあわせて発売されたものであるが、
入手が一番後になってしまった。リニューアル3種は既にレビュー済
(レモン、グレープフルーツ、
柚子 )。
グラスに注いだ色は、ほぼ無色透明。かすかに濁っているようにも見える。
香りは、緑っぽく、かつ酸が立ったシークヮーサーらしいもの。
はじけるようなフレッシュ感がある。
口当たりはシャープ。酸味が強く、直球勝負。
甘さは抑えられ、後味はすっきり。飲み込んだ後にも、口中に酸っぱさが残る。
アルコール分3%。果汁0.1%。カロリー50%オフ。1本あたり77kcal。
原材料名:シークヮーサー、スピリッツ、糖類、酸味料、香料、
甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
シークヮーサーのおいしさを純水で仕上げた、すっきり爽やかなチューハイです。
沖縄産シークヮーサー果汁を使用。
まさに爽やかさが持ち味のチューハイで、甘みが残らない。
思えば以前のカロリ。は、甘味料特有の甘さが非常に引っかかる、くどさの残る製品だったが、
最近は本当にあっさりした仕上がりになった。この変化は、消費者調査によるものだろうか。
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チューハイ・カクテル等 |
2013年2月4日
No.3527: 直搾り [日本の農園から] 青森産青りんご <限定出荷> / 宝酒造
じかしぼり [にほんののうえんから] あおもりさんあおりんご <げんていしゅっか> / たからしゅぞう
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1月29日に発売された直搾り [日本の農園から] シリーズの2種。
既に 瀬戸内産ピオーネ の方はレビュー済なので、今日はもう一方の「青森産青りんご」を。
グラスに注いだ液色は、やや濁りがあり、かすかに黄色っぽく色づいている。
香りはシャキッと酸味の強そうなりんご香。直搾りシリーズにしては、強く香るほう。
口当たりは香りの印象どおり、キリッと酸味が効いている。甘さは抑え込まれ、苦味すら感じる。
りんご味チューハイは、一般に甘味の強いものが多い中で、これは非常にシャープな仕上がりである。
アルコール分5%。果汁3%。
原材料:りんご果汁、焼酎、糖類、酸味料、香料。
日本各地の果実を厳選した「直搾り」日本の農園からシリーズ。
青森産青りんごをあらかじめ細かく砕いてから、丁寧に搾ったストレート混濁果汁を使用。
この製品は、昨年 も同時期に発売されたものなのだが、内容は今年も変わっていないようである。
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チューハイ・カクテル等 |
2013年2月5日
No.3528: −196℃ ストロングゼロ 桃ダブル <限定> / サントリー
まいなす196ど すとろんぐぜろ ももだぶる <げんてい> / さんとりー
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本日2月5日発売の−196℃ストロングゼロ「桃ダブル」。限定品だ。
グラスに注いだ色は、かすかに白濁。
香りは、ふっくらと丸い白桃香。甘味が強そうだ。
口に含むと、印象どおりきっちりと甘い。だが、濃厚というのとはちょっと違う。
味にそんなにコクがないわりに、甘味が強い。度数が高いからというのももちろんあるだろう。
桃特有の生臭い感じもよく出ており、フレッシュ感はある。
飲み進めるうちに、強いアルコールが次第に効いてくる感じがある。
アルコール分8%。糖類ゼロ。桃果汁1%。桃浸漬酒使用。
原材料:もも、ウオツカ、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
白桃浸漬酒と果汁をダブルで使用したストロングな果実感とアルコール8%のストロングな飲みごたえ!
ガツンと強いチューハイを求める層が、甘味の強いものを好んで飲むかどうかはわからない。
しかし、これ1本でかなりの満足感(しっかり飲んだという)が得られることは確か。
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チューハイ・カクテル等 |
2013年2月6日
No.3529: 一番搾り スタウト / キリン
いちばんしぼり すたうと / きりん
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キリン一番搾りスタウトがリニューアルした。発売日は、本日2月6日である。
グラスに注いだ液色は、漆黒。泡は深いカフェオレ色できめ細かく、泡持ちはとても良い。
香りを嗅ぐと、おとなしいロースト香+チョコ。
それも幾分かシャープで、ミルクチョコよりもビターチョコ寄り。
味はギュッと凝縮した苦味と、一番搾りらしいキュートな酸味が拮抗。
甘さはほとんどない。軽快さがこの製品の持ち味なので、
この仕上がりで間違いはない。
アルコール分5%。原材料:麦芽、ホップ。
実は、驚く事実が一つ。
ニュースリリースで確認したところ、次のような記述が。
「一番搾り スタウト」は、スタウトならではの伝統的な特長である芳醇さと、
現代のビールの味覚に求められる飲みやすさを、「麦芽100%使用」「一番搾り製法」
で実現した豊かなコクとまろやかな味わいが特長の黒ビールです。
今回、使用酵母をこれまでの下面発酵酵母から上面発酵酵母に変更することでコクや香りを高めたほか、
ロースト麦芽とカラメル麦芽の配合を調整したことで、
飲みやすさの中にもより本格感のある黒ビールらしい味わいに仕上げました。
濃色麦芽のほのかな甘さと香ばしさ、「一番搾り製法」ならではの柔らかな口当たりに加え、
華やかな香りと深いコクを楽しめる、贅沢な大人の黒ビールです。
当サイトでこれまで散々批判してきたことだが、この製品は「スタウト」と名乗りながら、
下面発酵のいわゆる濃色ラガーであった。世界的な常識では、
スタウトとは上面発酵の濃色エールであるはずなのに、である。
私が指摘するまでもなく、各方面から相当な批判を受けたのであろう。その批判に抗しきれずに、
今回上面発酵酵母に改めたのではないだろうか。
しかし、もうそうなると、まったく違う製品になってしまったと言うべきではないか。
昔、キリンスタウト という正統派の素晴らしいスタウトが存在していたが、今はもうない。
ああいう重たいビールは売りにくいという判断なのだろうか、
今回、せっかく上面発酵の正しいスタウトに改めたのに、リニューアル前の製品と味わいの系統は非常に近く、
軽やかなままである。むしろ、この大きく変えない姿勢に、キリン社の屈折したプライドみたいなものを感じる。
いや、批判するつもりなどはない。むしろ、ここまで明確にキャラクター設定ができていることは素晴らしい。
軽やかなスタウトというジャンルで頑張ってもらいたい。
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ビール |
2013年2月7日
No.3530: おいしいチューハイ 洋なしミックス <期間限定> / 宝酒造
おいしいちゅーはい ようなしみっくす <きかんげんてい> / たからしゅぞう
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今週火曜の2月5日が発売日だった、おいしいチューハイの期間限定「洋なしミックス」。
前回出たのが2011年11月15日だったから、1年と2ヶ月ちょっと経ったことになる。
グラスに注いだ色は、淡黄色く濁っている。とろっとした感じで、気泡は少なく、
見るからに炭酸が弱そう。
香りは、非常に穏やかな洋なし香だが、りんごの香りも強い。
飲んでみても、やはり洋なしとりんごが混じり合ったような味。そして、
缶のイラストにあるように、ぶどうも。
微炭酸で喉越しはスムーズであり、なめらかな飲みごこち。
甘味は結構強いが、くどさはない。
果汁50%。アルコール分3%。糖類不使用。原材料:果汁(洋なし、りんご、ぶどう、
グレープフルーツ、マンゴー)、スピリッツ、香料、酸味料、
甘味料(アスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物、スクラロース、アセスルファムK)。
果汁をたっぷり50%使用した贅沢なチューハイです。(洋なし果汁17%)
前回発売時 とはパッケージデザインがまったく異なる。これは、シリーズそのものが昨年リニューアルしたため。
アルコール度数は3%に下がり、旧製品では使われていなかった甘味料が新たに使われるようになった。
味わいがそんなに大きく変わったわけではないけれど、甘味料が添加されたことは、
はっきり言って評価できない。
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チューハイ・カクテル等 |
2013年2月8日
No.3531: アサヒ・オリオンいちばん桜 <沖縄発季節限定生ビール> / オリオン(アサヒ)
あさひ・おりおんいちばんざくら <おきなわはつきせつげんていなまびーる> / おりおん(あさひ)
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沖縄を代表するビールといえば、オリオン。そのオリオンビールが毎年出している季節限定ビール「いちばん桜」。
本来沖縄限定商品なのだが、業務提携しているアサヒが全国に向けて発売を始めたのが5年前。
今回が5シーズンめということになるが、今年の発売は1月29日。
なお、本家オリオン社が地元に向けて出している いちばん桜 は、
昨年11月27日に既に発売されており、当サイトでもレビュー済。
中身は同じだが、毎年入手できる限り、当サイトでは両方取り上げることとしている。
グラスに注いだ色は、しっかりめの黄金色。泡はきめ細かく力があるが、泡持ちはほどほど。
写真はちょっと泡を立てすぎた状態だが、すぐに収まった。
香りはキュンとした軽快なホップ香が印象的だが、華やかさはそれほどでもない。
口当たりも軽快で、キュートな酸味が感じられる。オリオンにしては苦味がしっかりとあるが、
ジューシー感が前面に出て、重みはない。
アルコール分5%。麦芽100%。原材料:麦芽、ホップ。醸造元:オリオンビール(株)、販売元:アサヒビール(株)。
なお、缶には、次のような説明文がある。
沖縄では正月を過ぎると緋寒桜(ひかんざくら)の鮮やかなピンクの花々が次々と色づき始め、春の訪れを告げます。
そんな華やかな季節にふさわしい
『贅沢なコクと香り』の麦芽100%ビールが、沖縄から届きました。
本家オリオン社の製品でも感じたことだが、今年は昨年の製品と比べ、苦味がよりマイルドに、
その分酸味がやや強くなったような気がする。わずかではあるが。
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ビール |
2013年2月9日
No.3532: ネクターサワー ピーチ / サッポロ
ねくたーさわー ぴーち / さっぽろ
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サッポロと不二家のコラボによる人気商品ネクターサワーが新しくなった。
発売日は今週水曜の2月6日であった。
グラスに注いだ外観は、濁りのある薄黄色。液体はとろっとした感じ。
香りは深く、甘味の強そうな白桃香。いかにもネクター。
口当たりは確かにとろっとしているが、炭酸が効いているため、適度にシャープではある。
甘さは強く、こってりした味わいが楽しめる。
果汁10%。アルコール分3%。
原材料:もも・ウォッカ・糖類・酸味料・香料・増粘剤(ペクチン)・ビタミンC。
缶裏に「おいしさの秘密」として、
・白桃を裏ごししたピューレーの果実感 ・華やかな香りとまろやかな甘さ ・シュワッとはじける微炭酸
と書かれている。
この製品、デビュー当時はネクターサワー「スパークリングピーチ」という名で、
昨年3月のリニューアルで「ピーチスパークリング」となり、
そして今回「ピーチ」となった。シンプルで一番良いように思う。
ところで今回、定番2種が同時リニューアルとなったのだが、もう一方の「ミックス」をまだ探し出せていない。
探索を続けたい。
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チューハイ・カクテル等 |
2013年2月10日
No.3533: 烏龍チューハイ 濃いめ / サントリー
うーろんちゅーはい こいめ / さんとりー
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何週か前からセブンイレブンに登場したサントリー烏龍チューハイ「濃いめ」。
度数を7%に高めたものだ(通常商品は4%)。
他店では見ないので、おそらくセブンイレブン限定と思われるが、
同じサントリー製の 角瓶ハイボール 濃いめ
(その後 角ハイボール 濃いめ として全国展開)も最初はセブンイレブン限定商品として
登場したものだったので、今後この製品も同様に他店に広がる可能性はある。
グラスに注いだ色は、麦茶程度。烏龍茶そのものよりは当然薄い。
香りは非常におとなしく、烏龍茶の深く落ち着いた香りであり、アルコール臭は感じない。
ところが、口当たりはかなり甘い。糖分などでは当然なく、焼酎の甘味である。
無炭酸だから刺激はないが、シンプルながらしっかりとした飲み応えがある。
アルコール分7%。福建省茶葉使用。無糖・無炭酸。
原材料:焼酎、烏龍茶、香料、ビタミンC。
中国烏龍茶葉の豊かな香り。さっぱりとした後味です。
パッケージの基本的なデザインは 既存の烏龍チューハイ と同じながら、
地の色が茶色となっており、中身の濃さがダイレクトに伝わる。
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チューハイ・カクテル等 |
2013年2月11日
No.3534: 氷結 早摘み すだち&かぼす / キリン
ひょうけつ はやづみ すだち あんど かぼす / きりん
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キリン氷結「早摘み」シリーズの「すだち&かぼす」。
実はこの製品、昨年9月に期間限定で登場 したものだが、
好評を博したので、通年商品として発売されることになった。
発売日は明後日2月13日である。
グラスに注いだ色は、ほとんど無色透明だが、かすかに濁りがある。果汁だろうか。
香りは、キュンと酸っぱそうな緑っぽい柑橘香。あまり強くは香らない。
口当たりは非常にすっきり。甘さは極力抑え込まれ、キュンと酸っぱくシャープ。
柑橘の皮のような苦さを伴い、後味もとてもグリーンな感じ。
アルコール感はほどほど。
アルコール分4%。果汁0.6%。原材料:すだち果汁・かぼす果汁・ウォッカ・食物繊維・糖類・香料・酸味料。
熟す前のすだち、かぼすの氷結ストレート果汁を使用した、甘さ控えめの食事にも合う氷結。
このシャープな味わいは、冬の鍋物にはぴったり。ベストはふぐ鍋(てっちり)だと思うが、
普通の寄せ鍋や、塩ちゃんこ、最近流行の塩麹鍋などにも良さそう。
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チューハイ・カクテル等 |
2013年2月12日
No.3535: 梅ごこち 蜂蜜完熟梅酒 / サントリー
うめごこち はちみつかんじゅくうめしゅ / さんとりー
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本日2月12日が発売日となっているサントリー「梅ごこち 蜂蜜完熟梅酒」。
昨年9月に登場した「梅ごこち」の派生商品である。度数3%で、280mlのボトル缶に入っている。
グラスに注いだ色は、アイスティーのように、かなり濃い。
香りは、梅酒の深みに負けず劣らず、蜂蜜の甘そうな匂いが主張している。
口当たりはたっぷりと甘く、酸っぱい。まさに蜂蜜梅酒。
濃厚なので、ロックかソーダ割りで飲むことが推奨されている。
ただ、度数は低いので、刺激は強くない。
アルコール分3%。梅浸漬酒。
原材料名:梅、スピリッツ、ブランデー、梅エキス、蜂蜜、糖類、酸味料、香料、カラメル色素。
紀州産超完熟梅を主体に漬け込み、蜂蜜を加えまろやかで濃厚な味わいに仕上げた、贅沢な味わいの梅酒です。
味が濃厚だから指示通りロックかソーダで割って飲みたいが、そうすると余計に度数が下がって、
アルコール感がさらに弱くなる。
この製品のメインターゲットは、強いお酒を好まない中高年女性といったところだろうか。
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チューハイ・カクテル等 |
2012年2月13日
No.3536: スーパードライ ドライブラック / アサヒ
すーぱーどらい どらいぶらっく / あさひ
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快進撃を続けているスーパードライ「ドライブラック」がリニューアル(アサヒ社では、クオリティアップ と
呼んでいる)。発売日は、本日2月13日である。
人気商品だけに、どのように変わったのか楽しみだ。
グラスに注いだ液色は、しっかりと濃い黒だが、光にかざしてみると、グラスの向こうがほんの少しだけ見える。
泡は淡いカフェオレ色で、泡持ちもそこそこ良い。
香りを嗅ぐと、ロースト香はほのかで軽やか。通常のスーパードライのように、
乾いた麦のニュアンスがある。
口当たりもすっきりクリア。ロースティな香味は穏やか。
澄んだ味わいで、苦味はマイルド。軽快な酸味。後キレも良い。
アルコール分5.5%。原材料:麦芽、麦芽エキス、ホップ、米、コーン、スターチ。
ニュースリリースでは、今回のリニューアル(クオリティアップ)を次のように説明する。
今回のクオリティアップでは、商品の特長である「黒麦芽由来のコクと香りがありながら、爽快に飲める、
キレ味のよいドライテイスト」をさらに際立たせるために原材料を見直しました。
具体的なクオリティアップのポイントは、複数のアロマホップを最適な比率で配合し、
上質で爽やかな香りを高めました。また、従来よりも雑味を低減した黒麦芽由来の原料を新たに使用することで、
さらに爽快なキレ味を実現しています。
従来品 と比べ、確かに香りの爽やかさと、後キレの良さは向上したように思う。
より一層「スーパードライ」らしい味わいになった。
見た目の変更としては、天蓋部分が金色に塗られた点である。
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ビール |
2013年2月14日
No.3537: ネクターサワー ミックス / サッポロ
ねくたーさわー みっくす / さっぽろ
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2月6日にリニューアル発売されたネクターサワー。既に ピーチ のほうは掲載したが、
こちら「ミックス」がまだだった。
グラスに注いだ液色は、パインジュースのように、濁りのある黄色。
ネクターらしく、とろみがある。
香りは、バナナが最も強い。甘味が強そうである。
実際、味は甘味が強く、とろみがあって、バナナジュースのような濃厚さ。
そこにりんごの酸味が乗っかっている感じ。
爽快感とは無縁で、1本飲むとしっかり飲んだという気になる。
果汁10%。アルコール分3%。
原材料:もも・りんご・マンゴー・バナナ・ウォッカ・糖類・酸味料・香料・増粘剤(ペクチン)・ビタミンC。
缶裏に「おいしさの秘密」として、
桃・りんご・マンゴー・バナナ、4種類の果実を裏ごししたフルーティなおいしさ
シュワッとはじける微炭酸
と書かれている。
従来品 との違いは、
とろみ感をアップさせた(同時リニューアルのピーチも同様)とのことで、基本的な味わいは変わっていないようである。
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チューハイ・カクテル等 |
2013年2月15日
No.3538: TOPVALU SELECT 徳島県産 木頭ゆずチューハイ / 富久娘酒造
とっぷう゛ぁりゅせれくと とくしまけんさん きとうゆずちゅーはい / ふくむすめしゅぞう
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発売情報を事前につかんでおらず、店頭で偶然発見した。
TOPVALU SELECT(トップバリュ・セレクト)は、イオングループP.B.のうち、
プレミアムラインであり、価格は少々高い。といっても、売価は128円なのだが。
この「徳島県産 木頭ゆずチューハイ」は、2月1日の発売だったようである。
グラスに注いだ色は、ほぼ無色透明。かすかに黄色っぽく色づいているようにも見える。
香りはしっかりとゆずだが、よくありがちなゆず味チューハイのような乾いた感じではなく、
とてもフレッシュな印象。
味も香りの印象どおり、ジューシーで甘酸っぱい。ただ、甘味のつけ方が少々わざとらしい
感じもする。
後味にはグリーンな感じと、若干の苦味を残す。
ゆず果汁2%。アルコール分3%。ストレート果汁使用。
原材料名:醸造用アルコール、ゆず果汁(徳島県産ゆず)、果糖ぶどう糖液糖、酸味料、香料、
クエン酸Na、甘味料(アセスルファムK)。
製造者:富久娘酒造(株)、販売者:イオン(株)。
一つ一つ手搾りし、皮ごと丸しぼりした徳島県産木頭ゆずの果汁を使って
香り高くさわやかな味わいに仕上げました。
ジューシーで柔らかい味だから、食事にはちょっと合わせづらいかもしれない。
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チューハイ・カクテル等 |
2013年2月16日
No.3539: 金麦 糖質70%オフ / サントリー
きんむぎ とうしつ70ぱーせんとおふ / さんとりー
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戸田恵梨香サンが可愛いCMでおなじみ 金麦の糖質70%オフ が新しくなった。
12月下旬製造分からのリニューアルである。
グラスに勢いよく注ぐと、泡は結構盛り上がるが、泡持ちはほどほど。
液色は淡い黄金色だが、糖質オフ製品にしては意外としっかりめ。
香りは、昔の発泡酒みたいな臭みが若干あるが、そんなに強くはない。
口当たりは非常にクリア。水のようにスムーズだが、
飲み込んだ後に、麦らしい香味が広がる。適度な苦味が後を締める。
アルコール分4%。原材料:発泡酒(麦芽、ホップ、糖類、食物繊維)、スピリッツ(小麦)。
厳選した「旨味麦芽」を主に使用しています。
直接 旧製品 と飲み比べてはいないので、はっきりと違いを指摘できるわけではないが、
大雑把な印象として、苦味がしっかりした感じだ。
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新ジャンル |
2013年2月17日
No.3540: プレミアム アルコールフリー / サッポロ
ぷれみあむ あるこーるふりー / さっぽろ
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サッポロのノンアルコールビールテイスト飲料「プレミアム アルコールフリー」が
新しくなった。発売日は、2月13日。既に桑田佳祐サンを起用したCMもバンバン流れている。
発売前からかなりのプロモーションが展開されていたのであるが。
泡がしっかり立つように、かなり勢いよくグラスに注いだ。
すると、写真のようによく盛り上がった。泡持ちは、まあまあ。
液色はわりとしっかりした黄金色。
見た目から大きく期待ができる感じだったが、香りを嗅ぐと、やはりノンアルコール特有の
酸化したビールみたいな臭みがある。もうこれは致し方ないのだろう。
味も甘くない飴のようなくせがあるが、非常に苦味が強く、引き締まっている。
従来から苦味は強かったのだが、より一層パンチ力が増した感じだ。
グラスに注がずに、缶から直接飲んでみると、特有の臭みはあまり目立たず、
苦さがより一層強く感じられる。
アルコール分0.00%。麦芽100%麦汁使用。
原材料名:麦芽、水あめ、ホップ、酵母、酸味料、香料。
ニュースリリースでは、次のように説明している。
今回のリニューアルでは、当社の独自技術により、酵母をアルコール発酵させずに使用する新たな製法
「酵母マイルド製法」(特許出願中)を開発。ビールにおける酵母は、アルコール発酵の他、
ビールらしい香りや味わいを生み出す役割があります。
この酵母の役割を「酵母マイルド製法」で、「プレミアムアルコールフリー」に加えることで、
「苦味」と「コク」が感じられるしっかりとした飲みごたえはそのままに、
香りと味わいを進化させ飲みやすさのある中味にブラッシュアップしました。
酵母をアルコール発酵させずに使用するという製法がどういうものなのかよくわからないのだが、
飲みやすくなった感じはあまりしなかった。むしろパワフルになったように思うのだが。
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