ビール・発泡酒・チューハイの部屋

No.3761−3780


 
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2013年7月29日[1]
No.3761: 直搾り [日本の農園から] 愛媛産ブラッドオレンジ <限定出荷> / 宝酒造
 じかしぼり [にほんののうえんから] えひめさんぶらっどおれんじ <げんていしゅっか> / たからしゅぞう
タカラ 直搾り 日本の農園から ブラッドオレンジ タカラ 直搾り 日本の農園から ブラッドオレンジ review
 タカラ直搾りから限定品2種が登場。発売日は、明日7月30日である。 但し1つは [日本の農園から] シリーズ。もう1つは [世界のフルーツ便] シリーズである。
 今日はまず、[日本の農園から] 愛媛産ブラッドオレンジ を。

 グラスに注いだ色は、ほんのり淡いピンク。かすかに濁りがある。 炭酸はジュワジュワと音を立てており、ガス圧が高いことがわかる。
 香りは、これぞブラッドオレンジ味チューハイとも言うべき、 チープな感じのオレンジ香。酸味は弱そう。
 口当たりは、炭酸のピリピリ感が強い。味は酸味がまろやか。 コクは乏しいが、その分爽快で飲みやすい。適度なジューシー感で、後味もスッキリ。
 アルコール分4%。果汁1%。 原材料:ブラッドオレンジ果汁、焼酎、糖類、酸味料、着色料(オレンジ果汁、カロテン)、香料。
 日本各地の果実を厳選した「直搾り」日本の農園からシリーズ。 愛媛県宇和島産ブラッドオレンジの果肉をまるごと搾ったストレート混濁果汁を使用。
 昨年は11月に出ていた製品だから、約8か月ぶり。中身は変わっていないようである。
種別 チューハイ・カクテル等
2013年7月29日[2]
No.3762: TOPVALU バーリアル(韓国産新ジャンル)/ イオントップバリュ
 とっぷばりゅ ばーりある / いおんとっぷばりゅ
TOPVALU バーリアル TOPVALU バーリアル review
 イオングループのP.B.である"TOPVALU"ブランドの新ジャンル「バーリアル」 が新しくなっている。発売は7月1日だったので、もう1か月近く経ってしまった。

 グラスに注いだ色は、かなりしっかりした黄金色。
 泡は、確かに 従来品 よりは力強く、泡持ちも良くなった。但し、 少しマシになった程度であり、そんなに持続するわけではない。
 香りは非常にクリアだが、明らかにビールではない。 深みが感じられないし、新ジャンルらしい臭みがかすかにある。
 味は強い苦味がアクセントになってはいるが、ボディの厚みはない。 後味にほんのりと新ジャンル特有の甘味があるが、苦味の存在感が勝っており、 後キレは悪くない。
 アルコール分5%。 原材料:発泡酒(麦芽、ホップ、スターチ、大麦)、スピリッツ。 原産国名:韓国。輸入者及び引取先:イオントップバリュ(株)。
 販売価格は350ml入り88円。前にも書いたことだが、ここまで安くする必要は無いと思う。 見かけ上の値段が安いことに喜んでいる消費者は、そのしっぺ返しを必ず受ける。
 この値段を実現するためには、ほどほどの品質でコストカットをするだけでなく、 下請けへの無理強いなど、大手にしかできないキリギリのやり方が前提となっているはず。 それを「企業努力」などと称賛する風潮に当サイトは賛同しない。
 アルコール飲料は生存のために必要なものではない。嗜好品であり、文化なのだ。 無理な安売りは、実質的に誰のためにもならない。企画販売している企業の売上高を増やすことくらいにしか貢献しない。
種別 新ジャンル
2013年7月30日
No.3763: 氷結 キウイフルーツ <期間限定> / キリン
 ひょうけつ きういふるーつ <きかんげんてい> / きりん
キリン 氷結 キウイフルーツ キリン 氷結 キウイフルーツ review
 本日7月30日が発売日となっている氷結の期間限定「キウイフルーツ」。 昨年 もこの時季に出ていたものだ。

 グラスに注いだ液色は、かすかに緑っぽく色づいている。
 キウイの甘い香りが立ち、フレッシュ感がある。生臭い匂いはあまりしない。そこはさすがに氷結で、 うまくお化粧されている。
 口当たりはスキッとし、酸味が効いている。甘さは適度。非常にバランスが良い。
 アルコール分5%。果汁2.0%。 原材料:キウイフルーツ果汁・ウォッカ・糖類・酸味料・香料。
 キウイフルーツの氷結ストレート果汁を使用した、爽やかな甘味と酸味が広がる、 すっきりした清涼感のあるおいしさ。
 バッチリとお化粧をした女優さん。仕上がりはナチュラルっぽく見える。氷結は皆そういうキャラクターだ。 そこが間口の広いところでもあるし、胡散臭さを感じてしまうところでもある。
種別 チューハイ・カクテル等
2013年7月31日[1]
No.3764: −196℃ ストロングゼロ 葡萄ダブル <限定> / サントリー
 まいなす196ど すとろんぐぜろ ぶどうだぶる <げんてい> / さんとりー
-196℃ ストロングゼロ 葡萄ダブル -196℃ ストロングゼロ 葡萄ダブル review
 昨年8月に発売され、好評を博したと思われる−196℃ストロングゼロシリーズの限定品 「葡萄ダブル」が今年も発売された。発売日は、昨日7月30日。

 グラスに注いだ液色は、透明感のあるごく淡いピンク。
 香りは、甘味の強そうなぶどう香。ストロングなのに、アルコール臭はあまりしない。
 味は確かに甘いが、ぶどう味チューハイはもっと甘いものも多いし、度数も高いということを考え合わせると、 かなりシャープなつくりと言っていい。
 ぶどうの皮のような渋味すら感じられ、スッキリかつ飲みごたえがある。 飲み進めるうちに、度数の強さがだんだんと実感されてくる。
 アルコール分8%。糖類ゼロ。ぶどう果汁2%。ぶどう浸漬酒使用。 原材料:ぶどう、ウオツカ、酸味料、香料、果実色素、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
 ぶどう浸漬酒と果汁をダブルで使用したストロングな果実感とアルコール8%のストロングな飲みごたえ!
 昨年 と中身は変わっていないようである。
 凍結したぶどうを粉砕して漬け込んだ浸漬酒と、さらに果汁を使っていることから「葡萄ダブル」 というネーミングなのだが、確かにぶどうらしい果汁感がしっかりある。
 パッケージデザインはごちゃごちゃとして、決してセンスは良くないが、その「これでもか」の感じが 商品特性をよく表している。実にサントリーさんらしい。
種別 チューハイ・カクテル等
2013年7月31日[2]
No.3765: みがき麦 爽やかホップ <数量限定> / サッポロ
 みがきむぎ さわやかほっぷ <すうりょうげんてい> / さっぽろ
サッポロ みがき麦 爽やかホップ サッポロ みがき麦 爽やかホップ review
 イオングループ限定商品のサッポロ・みがき麦から「爽やかホップ」が登場。 どこにも確たる情報がなく、店頭で偶然に発見したもので、正確な発売日はわからない。

 グラスに注いだ液色は、わりとしっかりめの黄金色。 泡はきめ細かく、力強く盛り上がり、泡持ちも良い。
 マスカット的な甘さを湛えたハーブ香があり、この製品に特別に用いられているホップ(ネルソンソーヴィン種)の 香りであろう。サッポロ社では、これまでにもこのホップを使った製品をリリースしているが、 新ジャンルで香りを強調しすぎた結果、ややバランスを欠く製品も散見された。一方、 今年2月に出た「薫り華やぐヱビス」は、さすがにプレミアムビールだけに、華やかな香りに負けない旨みがあった。 翻ってこの製品は、新ジャンルでコクがない分、ネルソンソーヴィンの香りもやや抑えめにしており、 バランスは悪くない。
 口当たりはスキッとクリアで、かつ、苦味が強い。但し、味わいの凝縮感は今ひとつ。 いかにも新ジャンルらしい甘さがほんの少し感じられるが、ホップのジューシーな香味と後を締める苦味が より存在感を主張する。
 アルコール分5%。原材料:発泡酒(麦芽・ホップ・大麦・糖類)・スピリッツ(大麦)。
 すっきりした飲み口、爽やかに香る、ネルソンソーヴィンホップを一部使用
 本家 みがき麦 とはかなり趣を異にする製品。 2本並んでいたら、品質的に優れるこちらを選ぶべきだ。もちろん好みもあろうかと思うので、 華やかな香りが苦手な人には、少し邪魔と感じるかもしれない。
 数量限定ということだから、なくなる前に入手しておきたい。
種別 新ジャンル
2013年8月1日
No.3766: 直搾り 世界のフルーツ便 地中海ピンクグレープフルーツ <限定出荷> / 宝酒造
 じかしぼり せかいのふるーつびん ちちゅうかいぴんくぐれーぷふるーつ <げんていしゅっか> / たからしゅぞう
タカラ 直搾り 世界のフルーツ便 地中海ピンクグレープフルーツ タカラ 直搾り 世界のフルーツ便 地中海ピンクグレープフルーツ review
 タカラ直搾りから限定品2種が登場。発売日は、7月30日である。 1つは [日本の農園から] シリーズ 愛媛産ブラッドオレンジ で、既にレビュー済。 今日はもう一方の [世界のフルーツ便] シリーズ「地中海産ピンクグレープフルーツ」。

 グラスに注いだ外観は、ほんのり黄色っぽく色づいている。
 香りは、フレッシュでスッキリ酸味と苦味が強そうなグレフル香。
 味も確かに酸と苦味が強く、甘さはかなり抑え込まれている。炭酸は強い。 爽やかだが、アルコール感もしっかりある。
 アルコール分6%。果汁3%。 原材料:グレープフルーツ果汁、焼酎、糖類、酸味料、香料。
 世界各地から厳選した果実を使用した限定出荷の「直搾り」世界のフルーツ便シリーズ。 地中海ピンクグレープフルーツの果肉をまるごと搾ったストレート混濁果汁を使用。
 一昨年昨年 のものと、 中身は変わっていないようである。
 このシリーズは飲みやすそうに見えて、今どき貴重なアルコール度数6%である。
種別 チューハイ・カクテル等
2013年8月2日
No.3767: サングリアスパークリング 白ワイン&グレープフルーツ / サッポロ
 さんぐりあすぱーくりんぐ しろわいん あんど ぐれーぷふるーつ / さっぽろ
サッポロ サングリアスパークリング 白ワイン&グレープフルーツ サッポロ サングリアスパークリング 白ワイン&グレープフルーツ review
 どこにも情報がないので、発売日はいつだったのかわからないが、 スーパーダイエーで先週みつけたもの。
 「サングリアスパークリング」という名で、赤と白があるが、 今日はまず、白のほうを飲んでみたい。

 グラスに注いだ外観は、ほんのり淡いイエローグリーン。
 香りは、ジューシーなグレープフルーツ香の下に、しっかり白ワインを感じる。
 口当たりは甘酸っぱい。グレフル特有の苦さは強くなく、軽快な味わいだが、 飲み込んだ後味にやや渋味が残る。炭酸は弱め。アルコール感は軽快。
 アルコール分3%。輸入ぶどう果汁・輸入グレープフルーツ果汁使用、 酸味料、香料、カラメル色素。
 他のダイエー系、イオン系スーパーでも見たので、おそらくイオングループ限定の商品なのではないかと 思われる。
種別 チューハイ・カクテル等
2013年8月3日
No.3768: サングリアスパークリング 赤ワイン&オレンジ / サッポロ
 さんぐりあすぱーくりんぐ あかわいん あんど おれんじ / さっぽろ
サッポロ サングリアスパークリング 赤ワイン&オレンジ サッポロ サングリアスパークリング 赤ワイン&オレンジ review
 昨日の に引き続き、サッポロ「サングリアスパークリング」。 今日はもう一方の赤を飲みたい。

 グラスに注いだ外観は、しっかりとした赤紫。ぶどうジュースのよう。
 香りはオレンジが強く、その下に赤玉スイートワインのような匂い。 少し酸化したような、ひねた感じのある赤ワイン香。
 口当たりは甘酸っぱい。オレンジジュース的な味わいに、 ワインの風味がうまくマッチしている。甘味は強いが、それに負けない酸味があるので、 爽やかだ。炭酸は弱め。
 アルコール分3%。輸入ぶどう果汁・輸入オレンジ果汁使用、 酸味料、香料、野菜色素。
 こちらも白と同じくアルコール度数は3%なので、非常に軽快で飲みやすい。
種別 チューハイ・カクテル等
2013年8月4日
No.3769: 酔わないウメッシュ Premium / チョーヤ
 よわないうめっしゅ ぷれみあむ / ちょーや
チョーヤ 酔わないウメッシュ Premium チョーヤ 酔わないウメッシュ Premium review
 チョーヤのノンアルコール梅酒ソーダテイスト飲料「酔わないウメッシュ」が 新しくなった。製品名に、Premium(プレミアム)と付いているが、 上級品が出たわけではなく、既存品の「酔わないウメッシュ」が 7月上旬から順次切り替えとなっているようだ。

 グラスに注いだ色は、淡いシャンパンゴールド。
 香りはほのかで柔らかい。梅のツンとくるような感じもない。香料が使われていないことから、 これが本来の自然の香りなのだと思う。
 口当たりはキュンと酸っぱく、甘さは抑えられている。梅酒をつくるときよりも、糖分は少ないのだろう。 少し青くさい感じもあり、軽やかでスッキリした味わい。
 アルコール分0.00%。果汁10%。紀州完熟南高梅。酸味料・香料・人工甘味料不使用。 原材料:梅(和歌山県産)、砂糖、炭酸。
 和歌山県下の契約農園で採れた「完熟南高梅」を100%使用しました。
 従来品 は国産梅100%との表記だったが、 こちらは和歌山県産南高梅100%となっており、本場の高級品種限定になったことで、Premium を名乗る ことにしたのだろう。
 最近は他社からもノンアルコールの梅酒テイスト飲料は出ているが、 品質はもう勝負にならないくらいチョーヤさんの圧勝である。このナチュラルな仕上がりからは、 王者の風格すら感じられる。
種別 ノンアルコール飲料
2013年8月5日
No.3770: のんある気分 梅酒サワーテイスト 紀州うめ / サントリー
 のんあるきぶん うめしゅさわーていすと きしゅううめ / さんとりー
サントリー のんある気分 紀州うめ サントリー のんある気分 紀州うめ review
 今年の2月に春限定商品 として出された、 のんある気分・梅酒サワーテイスト「紀州うめ」が、 通年商品となっている。発売日は6月18日であった。

 グラスに注いだ液色は、しっかりしたゴールド。チョーヤ製品に比べると濃い。
 香りは、いかにも甘さの強そうな梅酒香。香料なのだろうが、良くできている。
 味は酸味が効いており、そんなに甘ったるくはない。ただ、甘味料特有の どんよりした甘さが、飲み込んだ後、口に残る。
 果汁1%。アルコール分0.00%。カロリーゼロ。糖類ゼロ。 原材料名:うめ果汁、デキストリン、酸味料、香料、 甘味料(アセスルファムK、スクラロース)、カラメル色素。
 紀州うめの華やかな香りと、深みのある味わいが楽しめる梅酒サワーテイスト。
 春限定として出されたものとパッケージは若干変わっているが、 中身は変わっていないようである。
 チョーヤ 酔わないウメッシュ に比べると、いかにも作られた感じだが、 非常に親しみやすい味わいに仕上げられている。
種別 ノンアルコール飲料
2013年8月6日
No.3771: ビリケンビール / エイ.ジェイ.アイ.ビア
 びりけんびーる / えい.じぇい.あい.びあ
ビリケンビール ビリケンビール review
 実は4年ほど前に 同じビールのびん入り を飲んでいる。
 製造元のエイ.ジェイ.アイ.ビアは、「箕面ビール」ブランドで大阪では知られた造り手。 この製品は通天閣のビリケンさんをあしらったものであり、大阪をアピールするビールだ。

 グラスに注いだ液色は淡い黄金色。やや濁りがある。 泡持ちはあまり良くない。
 香りは甘いバナナに、ヨーグルト。 つまりフルーツ香と乳酸のような匂いが混じる。ヴァイツェンらしいが、やや大人しい。
 味は軽快な酸が特徴だが、ややボディの厚みには欠け、その分だけ苦味が少し前に出て来ている。 なお、缶裏にたくさん説明があるので記しておく。
 アルコール分5%。原材料:大麦麦芽・小麦麦芽・ホップ・糖類。 製造者:エイ.ジェイ.アイ.ビア(有) 、大阪府箕面市牧落3-19-11。

 ビリケンさんとは?
 1908年、アメリカの女性芸術家フローレンス・プリッツが「夢の中で見た神様」をモデルとし製作した 作品が起源と言われています。
 1911(明治44)年、大阪の繊維会社・神田屋田村商店(現・田村駒)が商標登録を行い、1912年、大阪の通天閣に併設 された遊園地「ルナパーク」にビリケン堂が作られます。以来、火災や戦禍を乗り越え、現在では3代目となる ビリケン像が、通天閣から人々の生活を見守っています。
 大きく突き出したビリケンさんの足の裏は撫でるとご利益があると言われ、今日も大阪のシンボル的な神様として 多くの人が足の裏を撫でに通天閣を訪れています。また、商店や民家にビリケン像が祀られていることも 多く、手を伸ばせば届く距離にいつも居てくれる、身近な幸運の神として人々の生活に根付いています。

 [ヴァイツェン]
 小麦麦芽を使用した柔らかい飲み口、ヴァイツェン酵母が醸し出すバナナやクローブを思わせるフルーティーでな香りの バランスを追求した、何杯でも飲みたい優しいビールです。またヴァイツェンは関西のソースを使用したメニュー (串カツ、お好み焼き、タコ焼き)との相性もピッタリです。
種別 ビール
2013年8月7日
No.3772: のんある気分 白サングリアテイスト <期間限定> / サントリー
 のんあるきぶん しろさんぐりあていすと <きかんげんてい> / さんとりー
サントリー のんある気分 白サングリアテイスト サントリー のんある気分 白サングリアテイスト review
 昨日8月6日に発売された、のんある気分の期間限定「白サングリアテイスト」。
 ノンアルコールカクテルテイスト飲料も、ついにこんなところまで進出してきた。 周知のとおりサングリアとは、ワインを果汁などで割ったカクテル。 ノンアルコールでその味を再現しようというのだから、ワインらしい風味をどうやって出しているのか、 興味深い。

 グラスに注いだ液色は、ごく淡いイエロー。
 香りはパインが強く、それと同時に確かに白ワインのような香りがある。 もちろん実際のワインほど香りに深みはないが。
 味は甘さをスパッと切り取ったパインジュースのよう。スッキリと口当たりよく、 苦味すら感じる。この苦味はグレープフルーツか。オレンジも入っているようだがよくわからない。
 ベースにスパークリングワインみたいな味があって、 そのバランスはなかなか巧妙。もっとワインみたいな味が強くても良いかもしれないが、 そうすると爽快感が犠牲になってしまうだろうから、このくらいジュースっぽい仕上がりで正解なのだろう。
 果汁1%。アルコール分0.00%。カロリーゼロ。糖類ゼロ。 原材料名:パイナップル果汁、オレンジ果汁、グレープフルーツ果汁、りんごエキス、 デキストリン、ワインエキス(ノンアルコール)、酸味料、香料、 甘味料(アセスルファムK、スクラロース)、カラメル色素。
 夏にぴったりの爽やかな味わいを楽しめる"白"サングリアテイスト。
 原材料を見ても、いかに手の込んだ製品かがわかる。 チューハイや缶カクテル好きが飲んでも違和感なく楽しめる1本。
種別 ノンアルコール飲料
2013年8月8日
No.3773: カロリ。アセロラ / サントリー
 かろり。あせろら / さんとりー
サントリー カロリ。アセロラ サントリー カロリ。アセロラ review
 5月にリニューアルした製品なのに、まだ取り上げていなかった。
 サントリー「カロリ。」の定番品のうちの4種(白桃、巨峰、アセロラ、マンゴー)が 新しくなって5月14日に発売されたのだが、当サイトではこれまで、 白桃巨峰マンゴー は取り上げており、この「アセロラ」だけが置き去りになっていた。

 グラスに注いだ色は、ごく淡いシャンパンゴールド。ほぼ無色に近い。
 香りは、キュンと酸っぱそうなアセロラ香。
 味は酸味が強く、甘味は抑えられている。非常にシャープな飲み口であり、 後味もスッキリしている。
 アルコール分3%。果汁1.4%。カロリー50%オフ。1本あたり77kcal。ニチレイアセロラ果汁使用。 原材料名:アセロラ、スピリッツ、糖類、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
 アセロラのおいしさを純水で仕上げた、味わい豊かなチューハイです。
 中身は 従来品 と変わっていないようであり、パッケージのみの変更である。 他のフレーバー同様、「味わいカロリ。」と表記されているのだが、 商品名はあくまでも「カロリ。」である。
種別 チューハイ・カクテル等
2013年8月9日
No.3774: 軽井沢高原ビール 2013年 夏季限定 スコティッシュエール / ヤッホー・ブルーイング
 かるいざわこうげんびーる 2013ねんかきげんてい すこてぃっしゅえーる / やっほー・ぶるーいんぐ
軽井沢高原ビール 2013夏 スコティッシュエール 軽井沢高原ビール 2013夏 スコティッシュエール review
 長野県のヤッホーブルーイングがつくる軽井沢高原ビールの 2013年夏季限定ビール。
 このたび、同社の販売サイト よなよなの里 で、 「軽井沢高原ビール5種12缶セット」が3,260円で売られていたので、早速購入。その中の1本。

 グラスに注いだ液色は、やや濁りのあるアンバー。泡は淡いベージュ色で非常にきめ細かく、泡持ちも良い。
 香りは、軽いカラメル香と、その奥にオレンジのようなフルーツ香。 麦茶のようなロースティな感じも。
 口に含んだ瞬間、落ち着きのある甘いカラメルと、微かにスモーキーなニュアンスも。 原料の一部に、ピートで燻された麦芽を使用しているということで、 もっとモルトウイスキーのようにピーティーな風味があるかと思っていたのだが、 ほんの少し煙りっぽいだけ。でもそれが隠し味的で、奥ゆかしい。
 口中で転がしていると、確かにスモークハムのような燻した感じがもっとはっきり感じられるようになるが、 それでもジューシーで肉感的な甘味のほうが勝っている。
 アルコール分5.5%。原材料:麦芽・ホップ。 製造者:(株)ヤッホーブルーイング、 長野県軽井沢町長倉2148。
 〜ピート薫る、スコッチの国のビール〜
 2006年度版シーズナルでご好評を頂きました「スコティッシュエール」を2013年夏季限定ビールとして復刻しました。
 スコットランドの人々は、麦芽の風味が強いビールを愛しています。スコッチウイスキーに使うピート(泥炭)で 燻された麦芽を少し加え、ほのかにスモーキーな香りのする、飲みごたえのあるビールに仕上げました。
 ハムやスモークチーズなどの燻製した食事ともよく合います。
 このビールを飲む上での注意点は、ともかく決して冷やしすぎないこと。
 このジューシーで甘やかな魅力を十全に味わうには、赤ワインくらいの温度でもいいかもしれない。 グラスに注いでしっかりと泡を立てる。口中で温度が更に上がるまでゆっくりと転がし、鼻から抜ける香りを堪能。 そうやって、じっくり時間をかけて楽しめば、1本で十分満足できるビールだ。
種別 ビール
2013年8月10日
No.3775: 軽井沢高原ビール SEASONAL 2013 AMBER ALE / ヤッホー・ブルーイング
 かるいざわこうげんびーる しーずなる 2013 あんばーえーる / やっほー・ぶるーいんぐ
軽井沢高原ビール SEASONAL 2013 Amber Ale 軽井沢高原ビール SEASONAL 2013 Amber Ale review
 よなよなエールでおなじみヤッホーブルーイングから毎年出ている期間限定の軽井沢高原ビール「シーズナル」。 2013年は「アンバーエール」である。

 グラスに注いだ外観は、深いアンバー。泡はベージュ色で力強く、もくもくと盛り上がり、長く持続。
 香りは、ブラウンシュガーのような柔らかなカラメル香。
 口に含むと、まず強い苦味が感じられ、その奥にふんわりとした甘さがある。 ジューシーで奥深い。
 アルコール分5.5%。原材料:麦芽・ホップ。 製造者:(株)ヤッホーブルーイング、 長野県軽井沢町長倉2148。
 〜やさしい甘みとほろ苦さでくつろぐ〜
 20世紀の初め頃、イギリスで伝統的なスタイルのブラウンエールがアメリカへ渡り、 ホップのテイストが加わり「アンバーエール」が誕生しました。 少し赤みがかった夕暮れのような琥珀色のビールは、今では世界中でもっとも飲まれるビールのひとつとなりました。 モルトが醸し出すキャラメルのようなやさしい甘み、ホップのほろ苦さが絶妙なハーモニーをかなでる、 優雅で上質なテイストをお楽しみください。
 昨日の スコティッシュエール 同様、このビールも冷やしすぎず、高めの温度でじっくりと味わうと、 魅力が開花する。
種別 ビール
2013年8月11日
No.3776: 軽井沢高原ビール ワイルドフォレスト / ヤッホー・ブルーイング
 かるいざわこうげんびーる わいるどふぉれすと / やっほー・ぶるーいんぐ
軽井沢高原ビール ワイルドフォレスト 軽井沢高原ビール ワイルドフォレスト review
 当「ビール・発泡酒・チューハイの部屋」通算3776本目のレビューとなる。
 3776という数字から、何か富士山に関連した商品はないものか?と考えたのだが、 特に入手できるものはなかった。その代わりと言っては何だが、富士山からちょっと離れた(いや、だいぶ離れた) 軽井沢のビール。
蛇足だが、人気のご当地ナンバー「富士山」ナンバーで、最も人気のある数字が3776なんだとか。 富士山だから223だと思ったのに・・というのは冗談だけど。
 一昨日、昨日と続けてきた「軽井沢高原ビール」のシリーズだが、これは季節限定ではなく通年販売の定番品。 実は、8年ほど前に一度取り上げているのだが、今回、ホントに久しぶりに入手したので、 改めてレビューすることにした。

 グラスに注いだ外観は、濁りのあるしっかりめの黄金色。泡は純白できめ細かいが、力はそれほどなく、泡持ちもそこそこ。
 香りは当初軽快で清々しいが、温度が上がると蜂蜜のような甘いニュアンスがかなり出てくる。
 口に含んだ瞬間、ギュッとした強い苦味が来て、その下に豊かな甘みを湛えている。 ジューシーでしっかりコクがあり、飲み込んだ後に強い苦味が残る。
 アルコール分5%。原材料:麦芽・ホップ。 製造者:(株)ヤッホーブルーイング、 長野県軽井沢町長倉2148。
 ワイルドフォレストは、高原の爽やかな気候に合わせ、しっかりとした風味と香りを持たせた軽井沢で最も飲まれている ローカルビールです。
 このビールの売上げの一部は「軽井沢ワイルドフォレスト」に寄付され、 軽井沢原生の豊かな自然を保護・再生するプロジェクトを支援しています。
 昔飲んだ時の記録 には、アルコール分4.5%となっていたが、私の記録が間違っていないとすれば、 度数が変わったことになる。まあ、8年も経てばマイナーチェンジぐらいしていてもおかしくない。
 それにしても、8年前の2005年には、現在まで続く当サイトの連続無欠勤更新記録が既にスタート(前年の2004年から)していた わけで、我ながらよくやっていると、自画自賛したくなる。
種別 ビール
2013年8月12日
No.3777: 軽井沢高原ビール ナショナルトラスト / ヤッホー・ブルーイング
 かるいざわこうげんびーる なしょなるとらすと / やっほー・ぶるーいんぐ
軽井沢高原ビール ナショナルトラスト 軽井沢高原ビール ナショナルトラスト review
 ここ数日、「軽井沢高原ビール」が続いているが、こちらも同時購入したもの。
 実はこのビールも、昨日の ワイルドフォレスト と同じく、 8年ほど前 に一度取り上げているのだが、 今回、改めてレビューすることにした。

 グラスに注いだ外観は、グラスの向こうがほぼ見えない漆黒。泡はカフェオレ色で力強く、泡持ちも良い。
 引き締まったロースト香と、少しだけ甘いニュアンスのカラメル香で、苦味が強そうである。
 最初の口当たりは丸く柔らかいのだが、ほんのりとした甘さの下にはギュッと収斂性のある苦味が潜んでいる。 ビアスタイルはポーターということで、スタウトほどの力強さはなく、 その分、適度なジューシー感がある。
 アルコール分5%。原材料:麦芽・ホップ。 製造者:(株)ヤッホーブルーイング、 長野県軽井沢町長倉2148。
 18世紀英国で、3種類のエールをミックスして誕生した濃色で豊潤な味は荷役運搬人(ポーター)達の間で大変評判となりました。 このビールは"ポーター"と名付けられ、今では世界中で飲まれる味になっています。
 このビールの売上げの一部は「軽井沢ナショナルトラスト」に寄付され、 軽井沢の美しい環境や文化遺産を後世に引き継ぐ活動を支援しています。
 さすがに長く愛されているだけのことはある、魅力たっぷりのビール。 肩肘張らずに普段の食事に合わせたい。 焼き魚とか、フライパンで焼いたソーセージとか、ソースたっぷりのお好み焼きなどにも合いそうだ。
種別 ビール
2013年8月13日
No.3778: よなよなエール / ヤッホー・ブルーイング
 よなよなえーる / やっほー・ぶるーいんぐ
よなよなエール よなよなエール review
 今回、ヤッホーブルーイングさんから5種12本セットを購入し、 順次レビューしてきたわけだが、大トリはこの1本。
 当サイトでは実に 10年前に一度掲載済 であり、非常に有名な銘柄でもあるのだが、 改めてレビューしたい。

 グラスに注いだ外観は、濁りがあり、ややオレンジがかった淡いアンバー。
 香りは軽快なカラメル香と、オレンジのようなフルーティさ。セイロンティのような ニュアンスもある。
 口当たりは柔らかく、ややロースティな香味とともに、芳醇な甘さ、柑橘様の酸っぱさ、 ギュッと収斂性のある苦味がバランスよく感じられる。
 華々しい要素が集まった贅沢な味わいだが、突出した部分がなく、飲めば飲むほど味わい深い。
 アルコール分5.5%。原材料:麦芽・ホップ。 製造者:(株)ヤッホーブルーイング、 長野県軽井沢町長倉2148。

●前人未踏!8年連続金賞
世界3大ビール品評会のひとつ「インターナショナル・ビア・コンペティション」 の「アメリカンペールエール部門」で、世界初の8年連続金賞を獲得しました。
●知っている人はもう知っている
艶やかな琥珀色、最高級アロマホップが織り成す柑橘系を思わせる華やかでふくよかな香り、 ほんのり甘さを感じるコクとやわらかな苦味が特徴です。貴方にも飲んでもらえる日を待っていました。
●冷ヤシ過ギルベカラズ
@少しぬるめの13℃が最も飲み頃
A透明なグラスに勢いよく注ぎ泡立てる
B泡が落ち着いた後、残りを静かに注ぎ足す
Cまろやかな泡でフタをした、まるでパブで飲むような美味しいビールのできあがり!
 上記説明にもあるように、決して冷やしすぎてはいけない。パブで友人たちと会話をしながら楽しむビールのように、 ゆっくりと時間をかけ、生ぬるくなってきたくらいがちょうどいい。13℃というのはいわばスタートラインで、 18℃くらいになってもそれなりの豊かな表情を見せてくれる。
種別 ビール
2013年8月14日
No.3779: チャーン Chang / COSMOS BREWERY
 ちゃーん / こすもす・ぶるわりー
チャーン チャーン review
 国内新製品の少ないこの時期には、海外ものも積極的に飲んでおこう。ということで、 今日はタイの大手銘柄「チャーン」を。まだ取り上げていなかったのが不思議なくらいだが。

 グラスに注いだ外観は、極めて淡い黄金色。やや緑がかった感じもする。 泡は純白できめ細かいが、泡持ちはほどほど。
 香りは非常に軽快なホップ香と、それ以上に、干し藁のような乾いた穀物臭が強い。
 味はじんわりと甘く、ジューシー感があり、苦味はほどほど。 乾いた穀物香が口中に残る。
 アルコール分5%。原材料:麦芽・ホップ。 原産国:タイ。輸入者:三陽物産(株)、大阪市北区松ヶ枝町1-3。
 コクは乏しく、香味にややクセがあるが、基本的に軽快なので、飲みにくいことはない。
種別 ビール
2013年8月15日
No.3780: ほろどけ ぱいん&りんご / 月桂冠
 ほろどけ ぱいん あんど りんご / げっけいかん
月桂冠 ほろどけ ぱいん&りんご 月桂冠 ほろどけ ぱいん&りんご review
 先月から出ていたようだがようやく入手してきた。
 LAWSONで細々と続いている月桂冠「ほろどけ」シリーズ。 当サイトで把握している限り、これまでは単一フレーバーばかりだったが、 今回は"W果汁"ということで、パインとりんごだ。
 既レビュー品は さくらんぼももシークァーサーラ・フランス巨峰ゆず檸檬りんご の9種である。

 グラスに注いだ液色は、ごく淡いゴールド。
 香りは、りんごが目立つ。酒臭い感じはない。 パインらしき香りはひっそり。
 口当たりはかなり甘い。今度はりんごよりもパインが目立っている。 日本酒ベースなのに日本酒らしい味がせず、とてもトロピカルなカクテルに仕上がっている。
 アルコール分3%。果汁3%。原材料:清酒、りんご、パインアップル、糖類、酸味料、香料、 着色料(フラボノイド、アントシアニン)。
 京都伏見の日本酒(月桂冠)とパインとりんごの果汁がとけあったお酒。 りんごの甘味とパインの酸味が特徴。
 私が普段よく行くLAWSON何店舗かでは、いずれも目立った陳列をしているわけではなく、 いつもひっそりと売られている感じなのだが、シリーズとしてはもう結構続いている。 売れなければ仕入れないだろうから、効率的に捌けているのではないかと思われる。
 今後この"W果汁"シリーズで行くのだろうか。次なる展開も密かに楽しみにしたい。
種別 チューハイ・カクテル等

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