2014年6月19日[1]
No.4201: 直搾り 世界のフルーツ便 台湾産ライチ <限定出荷> / 宝酒造
じかしぼり せかいのふるーつびん たいわんさんらいち <げんていしゅっか> / たからしゅぞう
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一昨日6月17日に発売となった、タカラ直搾り・世界のフルーツ便「台湾産ライチ」。
前回出たのが昨年11月であったから、約7か月ぶりの登場ということになる。
ちなみに今回ペアで売り出された カリブ海パイナップル
は2013年6月から約1年ぶりであったのだが。
グラスに注いだ液色は、しっかりと白濁。まさにライチのイメージ。
香りは、直搾りにしてはかなり甘味の強そうなライチ香。
口当たりもほんのりと甘い。だが、やはり直搾りシリーズだけあって、
濃厚さはなく、あっさりしている。ライチ好きにはもしかしたら少々物足りないのかもしれないが、
シリーズとしてのキャラクターが貫かれていて、好感が持てる。
アルコール分4%。果汁1.5%。原材料:ライチ果汁、焼酎、糖類、酸味料、香料。
世界各地から厳選した果実を使用した限定出荷の「直搾り」世界のフルーツ便シリーズ。
台湾産ライチの種をとり除き、果肉を丁寧に搾ったストレート混濁果汁を使用。
やはり 昨年の製品 から中身は変わっていないようである。
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チューハイ・カクテル等
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2014年6月19日[2]
No.4202: すらっと 白桃サワー / アサヒ
すらっと はくとうさわー / あさひ
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実はもう半年経つのだが、アサヒすらっとの基幹フレーバー(通年商品6種)が昨年12月製造分から
新しくなっている。
これまで当サイトでは5種掲載済だが、なんとこの白桃だけ未掲載だった。
グラスに注いだ液色は、ほんのり黄色っぽく濁りがある。グレープフルーツの果肉が浮遊している。
香りは、たっぷりとした白桃の甘さが満載。
味も甘味が強いが、グレフル果肉が入っているため少しシャープさというか、
酸味、苦味が加わっている。
それで幾分か後味が引き締まっている。
果汁1%。アルコール分3%。
原材料:アルコール、もも果汁、果粒、糖類、
酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
中身は従来品と変わっておらず、パッケージのみの変更のようである。
これで、現存する「すらっと」全種を紹介できたことになる。
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チューハイ・カクテル等
CODE:41809AEND#RN12 |
2014年6月20日
No.4203: TOPVALU クリアな味わい チューハイ レモン / 合同酒精
とっぷばりゅ くりあなあじわい ちゅーはい れもん / ごうどうしゅせい
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先日、買い物をしている時に、この TOPVALUチューハイの缶が新しくなっていることに気づいた。
そこで、定番3種をすべて購入した。まずは「レモン」から飲みたい。
グラスに注いだ液色は、無色透明。
香りは、GODOらしい、芳香剤的なレモン香。あまり強くは香らない。
味も極めてすっきりとクリア。酸はキュンと強いが、甘さは抑えられている。
飲み飽きしないキャラクター。
アルコール分6%。レモン果汁2.5%。
原材料:ウォッカ、レモン果汁、果糖ぶとう糖液糖、酸味料、クエン酸Na、香料。
製造者:合同酒精(株)。販売者:イオン(株)。
TOPVALUサイトを確認すると、6月10日発売となっていた。
そういえばしばらくの間、TOPVALUチューハイはカロリーオフ製品ばかりを目にするようになり、
私が普段巡回しているお店では、オフでない通常品を見なくなっていた。
通常品は2010年に発売されたもの以来の掲載であるが、もしかしたらその間に
見落とした商品があったのだろうか?
2010年発売品 は果汁含有率が3.6%だったが、
今回の製品は2.5%に下がっている。
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チューハイ・カクテル等
CODE:41810GCKO#10 |
2014年6月21日
No.4204: TOPVALU クリアな味わい チューハイ グレープフルーツ / 合同酒精
とっぷばりゅ ちゅーはい ぐれーぷふるーつ / ごうどうしゅせい
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昨日に引き続き、6月10日に登場した新しいTOPVALUチューハイの
今度は「グレープフルーツ」。
グラスに注いだ液色は、無色透明。
グレープフルーツ味のチューハイで「クリア」な味わいだとは、にわかには信じがたいが、
はたしてどんなものか?と、まず香りを嗅いでみると、
やはりかなり甘そうな香りがする。
一般的なグレフルチューハイと同じく、ガムのように甘そうな香り。
味は、やはり甘みが強い。ただ、苦味もしっかり強いので、
甘さの後に、ぐっと引き締める感じがある。
ジューシー感も弱く、なんだかとても人工的な味だ。
アルコール分6%。グレープフルーツ果汁4.2%。
原材料:ウォッカ、グレープフルーツ果汁、果糖ぶとう糖液糖、酸味料、香料、
クエン酸Na、甘味料(アセスルファムK)。製造者:合同酒精(株)。販売者:イオン(株)。
2010年に取り上げた 従来品 では、果汁含有率は2.5%だったから、少し増えた。
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チューハイ・カクテル等
CODE:41811GCKO#11 |
2014年6月22日
No.4205: TOPVALU クリアな味わい チューハイ ウメ / 合同酒精
とっぷばりゅ くりあなあじわい ちゅーはい うめ / ごうどうしゅせい
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一昨日にレモン、昨日にグレープフルーツと飲み進めてきた、
TOPVALUチューハイのリニューアル版。今日は、定番品3種のうちの最後「ウメ」を。
グラスに注いだ液色は、ごく淡いシャンパンゴールド。
梅の香りはカラッとして、適度な甘味と酸味を彷彿とさせる。そんなに重そうではない。
味は酸が効いていて、口当たりは軽い。だが、甘味もしっかりある。
梅味チューハイとして、中庸な味わいだ。飲み込んだ後に、若干渋味も残る。
アルコール分5%。
原材料:ウォッカ、梅酒、果糖ぶとう糖液糖、酸味料、香料、
クエン酸Na、甘味料(アセスルファムK)、カラメル色素。
製造者:合同酒精(株)。販売者:イオン(株)。
クリアな味わいというわりには、甘味が強いが、万人受けしようと思うと、
この程度の設定になるのだろうか。
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チューハイ・カクテル等
CODE:41812GCKO#12 |
2014年6月23日
No.4206: トリスハイボール缶 ラムネ味 <限定> / サントリー
とりすはいぼーるかん らむねあじ <げんてい> / さんとりー
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この製品が初登場したのは、昨年7月。
今年も夏の限定品として、帰ってきた。
発売日は、明日6月24日である。
グラスに注いだ液色は、極めて薄い黄色。ウイスキーベースとは思えない色。
香りは、甘そうなラムネ香。ウイスキーの香りはしない。
味もウイスキーらしさはなく、
ラムネ味チューハイのように甘く軽快。
ただ、飲み続けるとほんのりとウイスキー風味が残るようになる。
上品なバランスだ。
アルコール分5%。原材料名:ウイスキー、糖類、香料、酸味料。
昨年の製品と中身は変わっていないようである。ウイスキーを飲み慣れない人にも、
非常に飲みやすい仕上がりとなっている。
ところで商品名だが、サントリー社のサイトで
「トリスハイボール缶 ラムネ味」
とされているから、当サイトでもそのとおり記載するが、昨年出た時には、
「トリスハイボール ラムネ味缶」
と紹介されていた。
皆さんにはどうでもいいことかもしれないが、当サイトでは常に
商品名は公式名を使うように気を配っているのだ。
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チューハイ・カクテル等
CODE:41813GCES#-01 |
2014年6月24日[1]
No.4207: 氷結 ストレートキウイ <夏限定> / キリン
ひょうけつ すとれーときうい <なつげんてい> / きりん
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本日6月24日発売、キリン氷結の期間限定「ストレートキウイ」。
グラスに注いだ液色は、ほとんど無色だが、かすかに緑っぽい。
甘く、なおかつすっきりとしたキウイ香。
混じりけのない感じ。もちろん、氷結だから
香りのキレイな部分だけを取り出して強調したような、人工感は強いのだが。
味も香りの印象どおりすっきりと、酸が強い。
甘さは抑えられており、暑い季節にもぴったり。
アルコール分5%。果汁1.8%。
原材料:キウイフルーツ果汁・ウォッカ・糖類・酸味料・香料。
みずみずしいストレート果汁を使用した「ストレートキウイ」。
爽快にリフレッシュできる、夏の氷結。
昨年までは単に「キウイフルーツ」という名前だったが、
今年から変わった。また、果汁含有率は昨年の2.0%から
1割減ったが、無論それによる味の変化などはわからない。
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チューハイ・カクテル等
CODE:41814KSES#00 |
2014年6月24日[2]
No.4208: 銀河高原ビール ピルスナー / 銀河高原ビール
ぎんがこうげんびーる ぴるすなー / ぎんがこうげんびーる
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銀河高原ビール「ピルスナー」。
このビールが出るのは初めてではない。当サイトでは約2年前に
取り上げているのだが、その後定番化したわけではなく、いつの間にか見なくなっていた。
そして今回、同社サイトでも告知されているとおり、6月10日に
全国発売となったもの。早速買ってきた。
グラスに注いだ液色は、しっかりと濃く、濁りのある深い黄金色。
オレンジ色に近く、ピルスナーらしくないとも言える。濁っているのはもちろん無ろ過だから。
泡は純白できめ細かく、泡持ちも良い。
香りは、ホップの非常に華やかな香りの中に、オレンジのような酸を感じさせる香りが内包されている。
下面発酵なのに、同社の主力商品ヴァイツェン(上面発酵)のもつ、
あの華やかさに少し近い。
味わいも最初甘酸っぱいニュアンスがあり、その後モルトの持つ力強い旨み、
苦味が全体を引き締めている。
アルコール分5.0%。原材料:麦芽100%・ホップ。ザーツホップ100%使用。無ろ過。
日本のマスメーカーが造っている主力のビールは、ほぼピルスナースタイルばかりで、
それが「ビールと言えば苦み走ってすっきり軽やかなもの。プレミアムビールになると
その苦味とコクが強くなる」という程度の日本特有のビール観(=世界の非常識)
を強固に作り上げてきた。いや、洗脳してきたと言っていいかもしれない。
その多くの人たちが「これしか知らない」ピルスナースタイルにおいて、
これだけチャレンジングな製品を世に問う姿勢。これこそが銀河高原のこだわりというか、
意地を表しているように思えてならない。
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ビール
CODE:41814HKUMSJ#14 |
2014年6月25日[1]
No.4209: 角ハイボール 贅沢レモン <夏限定> / サントリー
かくはいぼーる ぜいたくれもん <なつげんてい> / さんとりー
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昨日6月24日発売、角ハイボール「贅沢レモン」。この時季の限定商品である。
グラスに注いだ液色は、かなり薄い黄色。
ウイスキーとは思えない薄さ。気泡は細かく、少なめ。
香りは、普通の角ハイボールとそんなに変わらない、しっかりとウイスキー香が感じられる。
但し、重たさはなく、爽やかだ。
味はかなりレモンの酸味が前面に出てきている。
ハイボールなのに、はっきり「酸っぱい」と感じられる。
しかし、そのベースにはしっかりとウイスキーの味わいがあり、
爽やかなのに飲みごたえがある。
ウイスキー好きにも納得できる味わいに仕上がっている。
アルコール分5%。果汁2%。原材料名:ウイスキー、レモン、食物繊維、香料、酸味料、苦味料。
角ハイボール缶の夏限定品が新登場。レモンを贅沢に搾ったスッキリ爽やかな角ハイボールを
実現しました。キンキンに冷やしてお召し上がりください。
上記推奨どおり、これはキンキンに冷やして、風呂上がりなどに飲んだら爽やかだろう。
ウイスキーというのは、一般的に夏の暑い時期に飲むイメージはあまりないのだが、
こういう工夫をすると夏向きになるという、非常に魅惑的な提案。酒好きの心をつかむ商品だ。
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チューハイ・カクテル等
CODE:41815GCES#01 |
2014年6月25日[2]
No.4210: ハイネケン
はいねけん
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オランダのビールだが、世界中で有名な「ハイネケン」。
なぜ今これ? と言われてしまいそうだが、
考えてみれば当サイトではちゃんと写真入りでレビューしていなかったのである。
しかも、昔よく見たのとは少し違う缶になっていたので、改めてコンビニで購入した。
グラスに注いだ液色は、極めて淡い黄金色。
泡は純白できめ細かいが、泡持ちはほどほど。
軽快で清々しいホップ香とともに、
モルトの穀物的ニュアンスが強い。国内で生産されているものだからか、
国産ピルスナーに非常に近い。
味も軽快。ボディは非常にスリムで、喉越しすっきりだが、
苦味はかなり強いので、全体的に引き締まった印象になっている。
この巧妙なバランスが、長く愛されるブランドたるゆえんであろう。
アルコール分5%。原材料:麦芽・ホップ。
製造者:麒麟麦酒(株)、販売:ハイネケンキリン(株)。
やはりライセンス生産というのは、いくらレシピが同じだとは言っても、
本国の製品とはどうしても違ってしまうのだろう。そもそも水が違うというのが、
どうしても決定的な差を生んでしまうのかもしれない。
だが、国内でキリンが造っているからこそ、日本人の味覚にぴったり合うのかも
しれない。
缶をくるっと90度回すと、大きな赤い星が出てくる(右写真)。
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ビール
CODE:41815LSEE#UK |
2014年6月26日
No.4211: オールフリー シトラスクール <期間限定> / サントリー
おーるふりー しとらすくーる <きかんげんてい> / さんとりー
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サントリー・オールフリーから期間限定「シトラスクール」が登場。
発売日は、一昨日6月24日であった。
グラスに注いだ液色は、わりとしっかりめの黄金色。シリーズに共通のことだが、
カラメル色素であろう。
泡は当初からあまり力がなく、すぐに消える。
香りは、かなり青臭いような感じの強い柑橘香。グレープフルーツか、
スイーティーか、いや、どこか緑黄色野菜みたいなくせがある。
いずれにせよ香料なので、何かをイメージしてつくっているはず
(サイトを確認すると、やはりグレープフルーツのようである)。
味はオールフリーらしく爽快で、変な甘さはないのだが、
ビールテイストの苦味に柑橘の皮っぽい苦味が加わって、後味は結構引き締まっている。
喉通りがひんやりと感じる"クールフレーバー"というのが売りのようだが、
確かに飲み込む時、スッとする爽快感がある。
アルコール分0.00%。カロリーゼロ。糖質ゼロ。
原材料名:麦芽、ホップ、香料、酸味料、カラメル色素、酸化防止剤(ビタミンC)、甘味料(アセスルファムK)。
4月に出た、今年2年目の シトラススパークル は、
その技巧に感心させられたが、こちらは少々やり過ぎの感がある。
夏向きに、より爽快感を出そうとして、ジューシーさよりもさっぱりとした苦味のほうを優先させた
ようだが、かなりクセの強い仕上がりになっている。
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ノンアルコール飲料
CODE:41816GCES#02 |
2014年6月27日
No.4212: オールフリー / サントリー
おーるふりー / さんとりー
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昨日、派生商品の期間限定 シトラスクール を
取り上げたが、今日は本家オールフリー。
5月下旬製造分からリニューアルしている。
今年1月上旬にリニューアルしてから、
わずか5か月弱での再刷新ということである。
グラスに注いだ液色は、わりとしっかりめの黄金色。
これは従来品どおり、カラメル色素であろう。
泡はやや粗いが、勢いよく注ぐとちゃんと盛り上がる。泡持ちはあまり良くない。
香りは、残念ながらノンアルコールに特有の、
酸化したビールのような臭みが感じられる。この点の改善は見られない。
味は概ねスッキリとしており、臭み抑えられている。
苦味がとても強いことも、一役買っているようだ。
ただ、従来品よりも苦味や渋味が一層強いように感じられ、ややバランスを欠いているようにも思える。
アルコール分0.00%。カロリーゼロ。糖質ゼロ。
原材料名:麦芽、ホップ、香料、酸味料、カラメル色素、酸化防止剤(ビタミンC)、甘味料(アセスルファムK)。
ニュースリリースでは、次のように説明されている。
今回のリニューアルでは、「粒選り麦芽一番麦汁使用」「アロマホップ100%」「天然水仕込」
といった原料へのこだわりはそのままに、
仕込条件を最適化することでさらに洗練されたビール味を実現しました。
ぐっと強い苦味が"ビール味"ということなのだろうか。
オールフリーらしいナチュラルさがやや損なわれてしまったようにも思うのだが。
缶は同社の看板商品プレモルを思わせるデザインに変更され、
気合いが入っていることがわかる。が、やや空回りではないか。
依然としてクオリティは他社製品を上回っていることに変わりはないが。
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ノンアルコール飲料
CODE:41817KSES#RN05L |
2014年6月28日
No.4213: セブンプレミアム クリアクーラー レモン / アサヒ
せぶんぷれみあむ くりあくーらー れもん / あさひ
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セブン&アイグループのP.B.であるセブンプレミアムのチューハイ
「クリアクーラー」。つくっているのは、アサヒである。
最初に登場したのは2年前だが、先日セブンイレブンに寄った時、パッケージが新しくなっていることに
気づき、早速入手した。
レモンとグレープフルーツの2種あるが、まずは「レモン」から。
グラスに注いだ液色は、ほぼ無色だが、微かに濁っている。
香りは、レモンスカッシュのように爽快で、酸っぱさのみならず甘さも適度に
ありそうなフレッシュなレモン香。
味は、レモンのジューシーさが強調され、ヒリっとした酸っぱさもあるのだが、
それと同時にかなりしっかりとしたアルコール感がある。
最近の大手メーカーのナショナルブランドチューハイは、路線として3%程度の低アルコールか、
8%以上の高アルコールに二分されているのだが、
この製品は、古き良き時代を思わせる、強すぎないがしっかりとしたアルコール感がある。
ジューシーさと共に苦味もあって、いわば大人の味わいだ。
果汁3%。アルコール分6%。原材料:ウオッカ、レモンライムスピリッツ、
レモン果汁、糖類、酸味料、香料。
レモンの風味をより感じていただくため、氷点凍結仕込みフルーツスピリッツを加えています。
この商品はセブン&アイHLDGS.グループとアサヒビール(株)の共同開発商品です。
飲んだ感じでは、従来品 と中身は変わっていないようである。
P.B.に求められる「安いわりにそこそこいける。毎日飲んでも飲み飽きない」という条件を見事に満たしている。
アサヒさんはナショナルブランドでもこういう製品を出せばいいのに、と一瞬思ったのだが、
これまで何度もそういったチャレンジをしては失敗してきた過去もある。
ならば、こういう形でコンビニでたくさん売ってもらって利ざやを稼ぐ路線に
特化したほうがいいのかもしれませんね・・。
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チューハイ・カクテル等
CODE:41818SEST#UK |
2014年6月29日
No.4214: セブンプレミアム クリアクーラー グレープフルーツ / アサヒ
せぶんぷれみあむ くりあくーらー ぐれーぷふるーつ / あさひ
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セブン&アイグループのP.B.であるセブンプレミアム「クリアクーラー」。
最近、気づいたらパッケージが新しくなっていたので、入手。
昨日 レモン のほうを飲んだのだが、
今日はもう一方の「グレープフルーツ」を。
グラスに注いだ液色は、ほぼ無色に近いが、ほんのりと黄色。気泡は少なめ。
香りは、ガムのように甘そうで、なおかつ苦味も強そうなグレフル香。
どちらかと言えば大人しめ。
味は適度な甘味と酸に、しっかりした苦味。バランスは良い。
ほどほどのジューシー感としっかりしたアルコール感。
後味にも苦味が残るが、どんよりとした甘さもある。
果汁5%。アルコール分6%。原材料:ウオッカ、グレープフルーツスピリッツ、
グレープフルーツ果汁、糖類、酸味料、香料。
グレープフルーツの風味をより感じていただくため、氷点凍結仕込みフルーツスピリッツを加えています。
この商品はセブン&アイHLDGS.グループとアサヒビール(株)の共同開発商品です。
こちらもレモン同様、従来品 と中身は変わっていないようで、単にパッケージが変わっただけのようである。
どうでもいいことだが、従来品をレビューしたのが2年前の6月で、通番でちょうど1000本前(No.3214)。
約2年で1000種類も飲んでいる自分に改めて驚く。
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チューハイ・カクテル等
CODE:41819SEST#UK |
2014年6月30日
No.4215: ほろよい 冷やしパイン <夏限定> / サントリー
ほろよい ひやしぱいん <なつげんてい> / さんとりー
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サントリーほろよいから夏限定「冷やしパイン」が登場。
発売日は、明日7月1日である。
グラスに注いだ液色は、透明感ある淡い黄色。ややグリーンがかっている。気泡は少なく、炭酸は弱そう。
香りは、ツンと強く甘いパイン香。かなり本物っぽい。
香料というのは実にすごいものだと感心。
味はたっぷりと甘いが、酸も強い。
だから、生のパインをかじった時のイメージにかなり近い。
コクがないから明らかに果汁とは違うのだけれど、
それでもよく似せていると思う。
アルコール感は弱く、お酒が得意でない若者向き。
アルコール分3%。パイナップル果汁1%。
原材料名:パイナップル、スピリッツ、糖類、酸味料、香料、紅花色素。
パインの甘酸っぱさが心地良い、夏にぴったりのさわやかな味わいです。
ぜひ冷やしてお楽しみください。
商品名、パッケージデザインのおしゃれさは実にサントリーらしい。
昨年のこの時季出ていたのは 冷やしあんず だったが、
同じ"冷やし"シリーズでも今年はパイン。そもそもほろよいでパイン味は初めてである。
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チューハイ・カクテル等
CODE:41820SPOZ#-01 |
2014年7月1日
No.4216: タカラCANチューハイ すりおろしメロン <限定出荷> / 宝酒造
たからかんちゅーはい すりおろしめろん <げんていしゅっか> / たからしゅぞう
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タカラCANチューハイ すりおろし シリーズから限定品「メロン」が登場。
発売日は、本日7月1日である。
グラスに注いだ液色は、ごく淡いグリーンで、やや濁りがある。
よく見ると微細な繊維質が浮遊している。
香りは、甘味が強そうな、そして生っぽいメロン香。
単にメロンというより、クリームソーダ風味のチューハイにも近い。
味は香りの印象どおりかなり甘味が強い。タカラ製品らしからぬ甘さ設定。
だが、果汁分が少ないので濃厚さやジューシー感はなく、口当たりはさらさら。
飲み込んだ後には、かなりしっかりと甘さが残るので、
爽快感はない。
アルコール分3%。果汁1%。
原材料:メロン果汁、メロン果肉、アルコール、糖類、酸味料、香料、増粘多糖類、
甘味料(スクラロース、アセスルファムK)、紅花色素、クチナシ色素。
メロンを"すりおろし"たような果汁感とすっきりとした味わいが特長の果実入りチューハイです。
そもそもメロン味のチューハイというのは、ターゲットが相当に狭いとは思うが、
それでも通年商品ではほとんど見かけないことから、こうやってたまに出てくると、
とてもインパクトがある。しかも、酒好きの好むスッキリ系チューハイが多い宝酒造
の製品だということで、余計に興味をそそる。
そういった理由があるからなのかわからないが、スーパーなどではこぞって仕入れているようで、
店頭ではかなり目立つ陳列がされていた。
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チューハイ・カクテル等
CODE:41821KSES#00 |
2014年7月2日
No.4217: アサヒオリオン 沖縄だより / アサヒ(オリオン)
あさひおりおん おきなわだより / あさひ(おりおん)
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アサヒビールと、業務提携している沖縄のオリオンビールとの共同開発で生まれた
「アサヒオリオン沖縄だより」。
発売地域はオリオン社のテリトリー(沖縄県及び奄美群島地区)を除く全国。発売日は7月1日。
この商品の初登場は 昨年 で、
今年が2年目ということになるが、面白いのは今年からオリオンのテリトリーでも
同内容の商品を「オリオンちゅらたいむ」として売られる
ようになったこと。
つまり、整理すると、この 沖縄だより はオリオンの本拠以外のエリアで、
ちゅらたいむ は本拠地で販売され、両者の中身は一緒ということである。
グラスに注いだ液色は、ごく淡い黄金色。泡はかなりきめ細かく、泡持ちもそこそこ良い。
香りは、かなり臭みが弱く、新ジャンルとは思えないホップの爽快感が特徴。
味も概ねクリアで、オリオン製品らしい。夏に相応しいカラッとした
味わいである。
口に残る新ジャンル特有の甘味も極めて弱く、後キレは良い。
アサヒビール+オリオンビール 共同開発
アルコール分5%。原材料:発泡酒(麦芽、ホップ、大麦、米、コーン、スターチ、糖類)、スピリッツ(大麦)。
製造者:オリオンビール(株)。販売元:アサヒビール(株)。
先月飲んだ「ちゅらたいむ」のレビューにも書いたが、
昨年の「沖縄だより」は、もっと香りに臭みがあり、どんより甘い感じがした。
その欠点が見事解消され、今年は格段にクオリティが向上したと思う。
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新ジャンル
CODE:41822KSES#01 |
2014年7月3日
No.4218: カリブーン バナナパラダイス <期間限定> / キリン
かりぶーん ばななぱらだいす <きかんげんてい> / きりん
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キリンカリブーンから期間限定「バナナパラダイス」が出た。
発売日は7月1日。
グラスに注いだ液色は、濁った淡いクリーム色。もちろん、バナナのイメージだ。
香りは、まさにバナナの甘さ満載。
世にバナナを使った缶カクテルは少なくないが、ここまでバナナを前面に押し出した
製品は珍しい。アルコール臭は弱いが、バナナだけではない、これがラムかな?という
酒臭さは微妙にある。
味も香りの印象どおり甘い。まさにバナナだが、
濃厚さはそれほどでもなく、適度に爽やかさがある。
酸味料が適度に使われているからかもしれない。
何かに味が似ていると思ったら、昔あった ロッテ
ジューシーフレッシュ(Juicy & Fresh)ガム
だ。といっても、最近の若い人にはあまり記憶がないだろうが(1995年で販売終了らしいので)。
ただ、あちらはミックスフルーツ味だったのだが、こちらはあくまでもバナナ単体。
酸味が少しあることから、サンガリア みっくちゅじゅーちゅサワー に
近いとも言える。
飲み込んだ後、バナナの甘さと、若干のラム風味が余韻として残る。
果汁0.6%。アルコール分4%。
原材料:ラム・乳製品乳酸菌飲料(殺菌)・バナナ・糖類・酸味料・香料・安定剤(大豆多糖類)。
製造者:キリンディスティラリー(株)。販売者:麒麟麦酒(株)。
南国風味満載で、このシリーズのイメージにふさわしい1本。
これは女子大生あたりに大受けしそうだ。
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チューハイ・カクテル等
CODE:41823KSES#02 |
2014年7月4日
No.4219: のんある気分 南国香るライチ <夏限定> / サントリー
のんあるきぶん なんごくかおるらいち <なつげんてい> / さんとりー
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ノンアルコール飲料のレビューはどうしても当サイトでは後回しになるし、そもそも
最近、ノンアルコールの新製品が多くなってきたとはいえ、まだなかなか店頭に並ばない。
6月24日に、サントリーのんある気分の夏限定品2種が登場。
そのうちの一つがこの「南国香るライチ」である。
グラスに注いだ液色は、無色透明。
香りは、ライチ味チューハイと非常に似ており、
ストレートでシンプルなライチ香である。
甘味もかなりありそう。
味はその印象どおり、甘味がしっかりあるものの、
酸も適度に効いており、そんなに甘ったるくはない。
ただ、甘味料特有のだらっとした甘さが、
飲み込んだ後にも口中に残る。当然のことながらアルコール感はないので、
味わいにコクが感じられない。
果汁1%。アルコール分0.00%。カロリーゼロ。糖類ゼロ。
原材料名:ライチ果汁、デキストリン、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
ライチの華やかな香りと味わいが楽しめるカクテルテイスト。
嬉しいカロリーゼロ&糖類ゼロ。
昨年の今ごろ、華やかなライチ という
商品名で出ていたが、どうやら中身は同じもののようである。
今回、ペアで登場したはずの 沖縄シークヮーサー は、今日買ったお店(セブンイレブン)には
置かれておらず、まだ見つけ出せていない。引き続き探索したい。
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ノンアルコール飲料
CODE:41824SEST3#10 |
2014年7月5日
No.4220: バルで飲んだサングリア ピンク / サントリー
ばるでのんださんぐりあ ぴんく / さんとりー
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サントリー「バルで飲んだサングリア」シリーズから新製品「ピンク」が仲間入り。
発売日は、7月1日。
これまで、昨年8月に発売された 赤 と 白 の
2種だったので、これが3種めということになる。
グラスに注いだ液色は、ややくすんだサーモンピンクで、
ルビーグレープフルーツ果汁のよう。
香りを嗅ぐと、色の印象からかグレープフルーツ的な柑橘香が感じられるが、
よく嗅ぐとワインの酸と相まって、もっと鋭い印象(実際のところ、グレフルは使われていない)。
口当たりは、キュッと鋭い酸に、しっかりしたアルコール感。
苦味も強く、実は甘味も結構ある。なんだか、割って飲むべきものを割らずに飲んでしまった
感じ。実際は、このまま飲むように造られているわけだが。
やや化粧品っぽい味わいがあり、飲んでいるうちに強い苦味がどんどん口中に蓄積されてくる。
アルコール分7%。酸化防止剤(亜硫酸塩)、酸味料。
販売者:サントリーワインインターナショナル(株)。
輸入ワイン・輸入ぶどう果汁・輸入レモン果汁使用。
ロゼワインにレモンをまるごと入れました。
缶チューハイや缶カクテルなどとはひと味違う飲みごたえだが、
今回スーパーでの入手価格が410円であり、それなりの値段だ。
まあ、ワインだと考えれば高くはないが。
なお、既存品の赤と白も、7月上旬出荷分からリニューアルするとのこと。
まだ出回っているのを見ないが、買うかどうか、みつけてから考えよう。
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チューハイ・カクテル等
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