ビール・発泡酒・チューハイの部屋

No.4361−4380


 
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2014年10月14日[1]
No.4361: ほろよい フルーツオレサワー <限定> / サントリー
 ほろよい ふるーつおれさわー <げんてい> / さんとりー
サントリー ほろよい フルーツオレサワー サントリー ほろよい フルーツオレサワー review
 本日10月14日が発売日となっているサントリーほろよい「フルーツオレサワー」。 限定品だ。

 グラスに注いだ液色は、ほんのりと黄色っぽく濁っている。フルーツオレという 商品名から想像されるよりも、かなり淡い色。
 フルーツオレというと、昔のフルーツ牛乳を想像するが、 香りはバナナジュースに近い。バナナのほか、りんごも感じられるので、 意外にもシャープで、こってり感はない。
 味も確かにバナナが強いが、りんご、パイン、オレンジなどのフレーバーによって、 酸味や爽快感が出ているようだ。 香りの印象もそうだったが、味わいもサンガリア みっくちゅじゅーちゅさわー に似ている。
 果汁2%。アルコール分3%。 原材料名:ぶどう、バナナ、もも、パイナップル、オレンジ、りんご、 スピリッツ、乳清ミネラル、糖類、酸味料、香料、増粘多糖類、紅花色素。
 缶には、「飲む前に一度ひっくりかえしてください」とあるから、 底に相当沈殿物がたまっているのかと思ったが、それほどでもなかった。 確かに濁ってはいるものの、わりと透明感があって、ひっくりかえさずに注いでも、 そんなに問題ないようにも思った。
 本日からLAWSONの「お試し引換券」対象商品となっており、 60Pontaポイントで入手してきた。通常販売価格152円だから、60.5%引き。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:41926LST3#00
2014年10月14日[2]
No.4362: ホップ香るピンクのビアカクテル <数量限定> / アサヒ
 ほっぷかおるぴんくのびあかくてる <すうりょうげんてい> / あさひ
アサヒ ホップ香るピンクのビアカクテル アサヒ ホップ香るピンクのビアカクテル review
 10月7日にイオングループ限定で発売されたアサヒ 「ホップ香るピンクのビアカクテル」。 

 グラスに注いだ液色は、名前の通り淡いピンク色。透明感がある。 泡もピンク色だが、泡持ちは良くなく、すぐに消える。
 香りを嗅ぐと、こちらも名前の通りしっかりホップが香っている。 見た目と香りのギャップが大きい。色は甘そうなのに、香りはビールっぽい。 ローズヒップが使われているようだが、言われなければ気づかないほど大人しい。
 味はさらにシャープ。華やかさはほとんどなく、苦味が強い。 非常にほんのり甘味とハーブ香がつけられている感じ。 後味にもしっかり苦味が残る。商品イメージとは裏腹に、わりと硬派な味わいだ。
 無果汁。アルコール分4%。麦芽使用率25%未満。 原材料:麦芽エキス、ホップ、糖類、食物繊維、大豆たんぱく、酵母エキス、ローズヒップ果汁パウダー、 アントシアニン色素、調味料(アミノ酸)、甘味料(アセスルファムK)。
 原料にローズヒップ果汁パウダーを0.1%未満使用しております
 この製品はイオングループ限定商品ということだが、 今回私が購入したショッピングセンター内の大きなイオン以外のグループ店ではまだ出会っていない。 私の日常行動範囲には同グループのマックスバリュ、大阪発祥の食品スーパーKOHYO(光洋)のほか、 ダイエー、グルメシティなどもあるが、いずれの店でもまだ見かけない。 出足が遅いのか。
種別 発泡酒
CODE:41926AEND#07
2014年10月15日
No.4363: スミノフ アイス オレンジバースト / キリン
 すみのふ あいす おれんじばーすと / きりん
SMIRNOFF ICE ORANGE BURST SMIRNOFF ICE ORANGE BURST review
 スミノフアイスシリーズに新顔「オレンジバースト」が登場。 発売日は、昨日10月14日であった。

 グラスに注いだ液色は、濃い黄色でやや濁った感じ。
 香りは粉末オレンジドリンクみたいな、作られたようなやや駄菓子っぽいオレンジ香。 スミノフアイスシリーズにしては、アルコール臭は陰に隠れて強くない。
 口当たりは非常に甘酸っぱい。キュンと強めの酸が効いて、ジューシー感があるが、 ベースのスミノフウォッカの風味がきちんとあって、お酒感はバッチリ。
 香りを嗅いで、一口飲んだ段階では、スミノフアイスにしては、やけにチューハイっぽいと 思ったのだが、その後にやはりしっかりとアルコール感があるので、 昨今のチューハイとは明らかに違う。
 アルコール分5%。無果汁。原材料:ウォッカ・糖類・酸味料・香料・黄色4号・黄色5号。 原産国:韓国、輸入者:麒麟麦酒(株)。
 大人のはじけるオレンジテイスト(無果汁)。 すっきりと飲みやすい炭酸入り低アルコール飲料です。 プレミアムウオッカ「スミノフ」がベース。
 色といい、風味といい、無果汁でここまで仕上げるのはなかなか。 パッケージデザインも高級感があって、完璧。
 なお、昨日からLAWSONの「お試し引換券」対象商品になっており、 私も昨日 90ponta ポイントでゲットしてきた。通常販売価格248円だから、63.7%引きである。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:41927LSEH#01
2014年10月16日
No.4364: 贅沢果汁のお酒 オレンジ / サッポロ
 ぜいたくかじゅうのおさけ おれんじ / さっぽろ
サッポロ 贅沢果汁のお酒 オレンジ サッポロ 贅沢果汁のお酒 オレンジ review
 LAWSON限定と思われるサッポロ 贅沢果汁のお酒。
 今年の5月に第1弾として グレープフルーツ が出たが、 第2弾はこの「オレンジ」。情報がないので、正式発売日がいつだったのかはわからない。

 グラスに注いだ液色は、深いオレンジ色。まさに間違いなくオレンジジュースの色だ。
 香りも、100%オレンジジュースと何ら変わりない、深いオレンジ香。 温州みかん的な酸味を感じさせるシャープさがある。
 味は香りの印象どおり、酸味がしっかりとしたオレンジで、 アルコールの味わいはほとんど感じない。 苦味も強く、引き締まった味わい。
 アルコール分4%。果汁90%超。 原材料:オレンジ・ウォッカ・糖類・酸味料・ビタミンC。
 今週火曜14日からLAWSONの「お試し引換券」対象商品となっていて、 70Pontaポイントで入手した。通常販売価格198円なので、約64.6%引きである。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:41928LSEH#UK
2014年10月17日
No.4365: チューハイグレープフルーツ・メガ / チェリオ
 ちゅーはいぐれーぷふるーつ・めが / ちぇりお
チェリオ チューハイグレープフルーツ・メガ チェリオ チューハイグレープフルーツ・メガ review
 チェリオの "メガサイズ"700mlペットボトル入り「チューハイ・メガ」シリーズ。
 当サイトではこれまで レモンライム を取り上げているが、 今日は同シリーズの「チューハイグレープフルーツ・メガ」。

 グラスに注いだ液色は、ほぼ無色透明。気泡は少なめ。
 香りは、ガムのように甘そうなグレフル香。比較的内にこもった感じで、 アルコール臭も控えめ。
 口当たりも、刺激は少ない。柔らかな甘味に、しっかりめの苦味が絡み合い、 柑橘の皮のような風味。飲んだ瞬間、そんなにグッとくる感じもないことから、 アルコールも弱いのか?と思いきや、口の中で転がしていると、 かなり強烈なアルコールの味わいが実感される。さすがに度数8%だ。
 アルコール分8%。無果汁。 原材料:醸造用アルコール、果糖ぶどう糖液糖、酸味料、香料。
 アルコール分8%入りの酎ハイ(リキュール)です。 すっきりとした飲み口です。
 このシリーズはどれもすっきり感が際立ち、ガブ飲みできてしまうキャラクターだ。 度数が強いだけに、飲み過ぎに注意したい。
 実はこの商品、10月7日からLAWSONの「お試し引換券」対象商品となっていて、 通常販売価格193円のところ、70Pontaポイントで入手できた。約63.7%引き。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:41929LSEK#UK
2014年10月18日
No.4366: プレミアム アルコールフリー 香るブレンド 赤 <限定醸造> / サッポロ
 ぷれみあむ あるこーるふりー かおるぶれんど あか <げんていじょうぞう> / さっぽろ
サッポロ プレミアムアルコールフリー 香るブレンド 赤 サッポロ プレミアムアルコールフリー 香るブレンド 赤 review
 いつも書いていることだが、当サイトではどうしてもノンアルコール飲料は後回しになる。
 私自身が酒飲みだから、という理由だけではなく、一般的な流通量を考えても、 アルコール飲料のほうが模倣品のノンアルコールよりも優勢だからである。
 この製品が発売されたのは9月9日。ずっと探していたがなかかな見つからず、 つい先日入手に成功した。私の行動範囲では、他の店ではまったく扱われていないことから、 流通量はそんなに多くないものと思われる。

 グラスに注いだ液色は、濃い麦茶程度。泡はベージュ色。 非常に力があり、泡持ちもよい。
 香りも麦茶のような焙煎香があるが、やはりノンアルコール特有の 酸化したビールみたいな匂いが強い。
 口当たりはぐっと苦いが、やや表面的で、コクは乏しい。 香りで感じたほどのノンアルコール特有の臭みはなく、妙な甘味などもない。 後味にも強い苦味とロースティな香味が残る。
 アルコール分0.00%。 原材料名:麦芽、水あめ、ホップ、酵母、カラメル色素、酸味料、香料、カラメル色素。
 香るブレンドという名前や、パッケージの赤色から、 サントリービールの プレモル 香るブレンド が連想されるが、 当然ながら味はぜんぜん違う。
種別 ノンアルコール飲料
CODE:41930AEND#39
2014年10月19日
No.4367: オールフリー ゆず <限定発売> / サントリー
 おーるふりー ゆず <げんていはつばい> / さんとりー
サントリー オールフリー ゆず サントリー オールフリー ゆず review
サントリー オールフリー ゆず  昨日、サッポロ プレミアムアルコールフリー 香るブレンド 赤 を飲んだが、 今日もまたノンアルコール・ビアテイスト飲料だ。
 10月7日に発売されたサントリー オールフリー「ゆず」。

 グラスに注いだ液色は、やや黄色みの目立つ、淡い黄金色。 泡は当初盛り上がるが、粗く、泡持ちはほどほど。
 香りは、オールフリーらしく臭みの弱い、やや金属的な香りだが、 ふわっとグリーンな柑橘香が立つ。
 味は舌先に酸を、奥の方にグッと強めの苦味が感じられ、やや分裂気味。 ビールとは違ってコクがないからこれは致し方ないところだが、 他社のノンアルコールと比べると、オールフリーは臭みが弱いので、 非常にすっきりと飲める。
 柑橘香がアクセントになっているのは、シリーズの シトラススパークル と同じだが、こちらのほうがよりシンプルで、そしてやや地味な味である。
 アルコール分0.00%。カロリーゼロ。糖質ゼロ。無果汁。 原材料名:麦芽、ゆず果汁、ホップ、香料、酸味料、カラメル色素、酸化防止剤(ビタミンC)、甘味料(アセスルファムK)。
 徳島産ゆず果汁0.1%含有(果実飲料等の表示に関する公正競争規約に基づき「無果汁」と表示)
 この製品は、8月5日から瀬戸内エリア7県限定で先行発売されていた。そのエリアに含まれる兵庫県内 (神戸市等)で一生懸命探したのだが、結局みつからず。今回、全国発売され、ようやく入手できた。
種別 ノンアルコール飲料
CODE:41931AEND#12
2014年10月20日
No.4368: 本搾りチューハイ 冬柑 <期間限定> / キリン
 ほんしぼりちゅーはい ふゆかん <きかんげんてい> / きりん
本搾りチューハイ 冬柑 本搾りチューハイ 冬柑 review
 本搾りチューハイ「冬柑」。発売日は、明日10月21日である。
 メルシャンからキリンへ移管後、冬柑が初めて出たのが 2012年。 今年が3年目となる。

 グラスに注いだ液色は、かなり黄色っぽく濁っている。
 香りは、緑っぽい柑橘香が強いが、グレープフルーツのような苦味を特に強く感じさせる。
 味わいも香りの印象どおり苦味が強い。甘味はほとんどない。 酸味は抑えめだが、飲み進めると、ヒリヒリした感じが強くなってくる。
 果汁10%。アルコール分6%。糖類無添加。 原材料:グレープフルーツ・ゆず・すだち・かぼす・ウォッカ。 製造者:キリンディスティラリー(株)、販売者:麒麟麦酒(株)。
 昨年の製品 と中身は変わっていないようである。ウォッカと果汁だけでつくる製品だから、 手の入れようもないのだろう。ただ、各々の果汁の含有比率を変えている可能性はあるが、 味わいの変化は感じなかった。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:41932KSES#-01
2014年10月21日
No.4369: トリスハイボール缶 ゆず <限定> / サントリー
 とりすはいぼーるかん ゆず <げんてい> / さんとりー
トリスハイボール缶 ゆず トリスハイボール缶 ゆず review
 トリスハイボールから期間限定「ゆず」が登場。 発売日は、本日10月21日。徳島産ゆずを使用しており、瀬戸内ブランド認定商品の第4弾だそうである。

 グラスに注いだ液色は、極めて薄い黄色。気泡は非常に細かい。
 香りを嗅ぐと、ふわっとグリーンなゆずの香りが立つ。 ウイスキー臭は極めて弱い。
 味は意外にも甘味が強い。ウイスキーの甘味というよりは、 糖類の甘味だ。だがそれ以上にゆずの苦味や酸味が口いっぱいに広がり、 爽やかな後味をつくる。
 アルコール分5%。ゆず浸漬酒使用。ゆず果汁0.1%。 原材料名:ウイスキー、ゆず浸漬酒、レモンスピリッツ、ゆず、糖類、酸味料、香料。
 ゆずは 2011年12月 に一度発売されており、 それ以来なので3年ぶりということになる。あの時の製品よりも、 より一層ウイスキー感が弱いような気がする。味を覚えているわけではなく、 あくまでも私自身のレビューコメントを見てのことだが。
 今回の製品は、淡い黄色と緑のパッケージでそんなに目立たず、新製品とはわかりづらい。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:41933KSES#00
2014年10月22日
No.4370: ゼロカク ヨーグルトフィズテイスト <期間限定> / アサヒ
 ぜろかく よーぐるとふぃずていすと <きかんげんてい> / あさひ
アサヒ ゼロカク ヨーグルトフィズテイスト アサヒ ゼロカク ヨーグルトフィズテイスト review
 アサヒゼロカクの期間限定「ヨーグルトフィズテイスト」。 発売日は、10月7日であった。

 グラスに注いだ液色は、極めて淡い白。カルピスなどの乳酸菌飲料よりはもちろん薄く、 水でものすごく薄めた感じの色。アルコールの入ったいわゆるホワイトサワーと外観上は一緒。
 香りも乳酸菌飲料のような甘酸っぱさ満載。酸味よりも甘味がかなり強そうだ。
 味はやはり甘味が強く、まさにホワイトサワー。アルコールは入っていないのに、 これはチューハイか?と思ってしまう。この攻め方があったか!という驚きがある。
 炭酸飲料。アルコール0.00%。カロリーゼロ。糖類ゼロ。 原材料名:食物繊維(ポリデキストロース)、酸味料、香料、 甘味料(アセスルファムK、アスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物、スクラロース)。
 ヨーグルトは使用しておりません。ヨーグルトの香りには香料を使用しております。
 この商品は食物繊維が含まれているため、おなかがゆるくなる場合があります。
 2014年10月〜2014年12月までの出荷予定
 発売直後にはまったくみつからなかったが、10日以上経って、ディスカウント店で ようやく入手できた。
種別 ノンアルコール飲料
CODE:41934SPOZ#14
2014年10月23日
No.4371: のんある気分 アップルヌーヴォーテイスト <2014収穫> / サントリー
 のんあるきぶん あっぷるぬーう゛ぉーていすと <2014しゅうかく> / さんとりー
サントリー のんある気分 アップルヌーヴォーテイスト サントリー のんある気分 アップルヌーヴォーテイスト review
 10月21日発売のサントリーのんある気分「アップルヌーヴォーテイスト」。 昨年も出ていたもので、今年が2度目となるこの時期の期間限定品だ。

 グラスに注いだ液色は、ごく淡いシャンパンゴールド。気泡は非常に細かい。
 香りは、ツンと酸が立ったりんご香。フレッシュ感がある。
 味も香りの印象どおり、キリッと酸が強いが、甘味料特有の甘さもある。 そのやや分裂気味な味わいのために、口に残るだらっとした甘さが余計に強調されてしまっている。
 アルコール分0.00%。カロリーゼロ。糖類ゼロ。 原材料名:りんご果汁、デキストリン、酸味料、香料、 甘味料(アセスルファムK、スクラロース)、カラメル色素。
 今年収穫したりんごの華やかなおいしさが楽しめる、アップルヌーヴォーテイスト。
 一昨年には シードルテイスト という製品があり、 それが昨年からアップルヌーヴォーテイストに変わった。
 今年の製品は、昨年のもの と中身も同じようである。
種別 ノンアルコール飲料
CODE:41935GCKO#02
2014年10月24日
No.4372: スーパーストロングチューハイ レモン / サンガリア
 すーぱーすとろんぐちゅーはい れもん / さんがりあ
サンガリア スーパーストロングチューハイ レモン サンガリア スーパーストロングチューハイ レモン review
 9月22日にサンガリアから発売された、スーパーストロングチューハイ。 なんと缶チューハイ史上最高、最強と思われる度数12%の製品。
 2種あるが、まずは「レモン」から。

 グラスに注いだ液色は、ほぼ無色透明だが、若干黄色っぽく見える。
 香りは、内にこもったようなレモン香。高アルコールチューハイらしい、 焼酎というかエタノールに近いアルコール臭がある。
 口当たりは、まず強い苦味が印象的。そして、アルコールの豊かさが、ピリッとした辛みと、 ふんわりとした甘味をつくる。それらのお陰で、酸味はそんなに強いとは思わない。
 口の中で転がすと、甲類焼酎のような、特段取り柄のないアルコールのピュアな味わいが 広がり、それが口の中だけでなく、食道から胃にかけてすべての道筋を覆う感じ。
 アルコール分12%。果汁3%。 原材料:レモン果汁、醸造アルコール、糖類、酸味料、香料。
 製造者:(株)日本サンガリアベバレッジカンパニー、大阪市東住吉区中野4-2-13。
 さすがサンガリアさん、やることが違う。昨今の高アルコールチューハイ人気に対応し、 思い切った製品をつくったものだ。もう8%や9%は普通だし、2ケタの大台に乗せても10%だと これまでの9%と実質あまり変わりがないから、12%という思い切った設定なのだろう。
 20度くらいの焼酎を、ソーダと半々で割っても10%だから、それより濃いわけだ。そう考えると、 まさにスーパーストロング。冷静に考えれば、日本酒よりは弱く、ワインと同程度だから、 べつに驚くような度数ではない。だが、飲んでみると目新しさもあって、非常に強い感じがする。
 サンガリア製品は容易には入手できないから、腰をすえて探そうと思っていたが、 その一方で、この製品は注目度大と考えられるから、早くに見つけ出せるかもしれない。 そう思っていたところ、近所のスーパーで突如仕入れてくれた。そして、数日で売り切ってしまい、 今のところ再入荷はないみたいだ。
 かなりコアなファンがつきそうな製品だから、定番として置いたらそれなりに捌けるに違いない。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:41936KSES#32
2014年10月25日
No.4373: スーパーストロングチューハイ グレープフルーツ / サンガリア
 すーぱーすとろんぐちゅーはい ぐれーぷふるーつ / さんがりあ
サンガリア スーパーストロングチューハイ グレープフルーツ サンガリア スーパーストロングチューハイ グレープフルーツ review
 9月22日にサンガリアから発売された、スーパーストロングチューハイ。 アルコール度数12%の製品だ。
 既に昨日 レモン を取り上げているが、今日はもう一方の「グレープフルーツ」。

 グラスに注いだ液色は、ほんのり黄色っぽく濁りあり。
 香りは、一般的にグレフル味チューハイにありがちな、ガムのように甘い香りだが、 やや内にこもった感じで強くは香らない。深いアルコール臭がベースにある。
 口に含むと、非常に強い甘味とアルコール感がくる。 グレープフルーツというのは、カクテルなどでもよく使われるだけあって、 強いアルコールと非常に親和性が高い。だから、渾然一体となった味わいである。
 飲み続けると、ホットなアルコール感で胃の中が温かくなってくるのを感じる。 やはりスーパーストロングの看板に偽りはない。
 アルコール分12%。果汁5%。 原材料:グレープフルーツ果汁、醸造アルコール、糖類、酸味料、香料。
 製造者:(株)日本サンガリアベバレッジカンパニー、大阪市東住吉区中野4-2-13。
 今のところ、これを購入したスーパー以外の店ではまったく見かけない。 購入した店ですら、売り切ってしまって今のところ再入荷はないようだ。 販売価格は118円だったが、これは結構ハマる人がいるのではないだろうか。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:41937KSES#33
2014年10月26日[1]
No.4374: スプリングバレーブルワリー 第2弾 [Willy] / キリン
 すぷりんぐばれーぶるわりー だい2だん ういりー / きりん
キリン SPRING VALLEY BREWERY Willy キリン SPRING VALLEY BREWERY Willy review
 キリンビールが立ち上げたクラフトビールプロジェクト「スプリングバレーブルワリー」。
 専用サイトで会員登録した上での完全予約販売なのだが、 第1弾「496」を先月末に既に取り上げている。
 本日、第2弾となる「Wiily」が届いたので、レビューしたい。

 グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。泡は純白で力があり、泡持ちは良い。
 香りは、少しガスっぽい匂いやハーブのニュアンス、土臭さがあり、良い意味でこなれていない、 田舎くささがある。
 口当たりはギュッと凝縮された強い苦味が最初に感じられ、すぐにふくよかでジューシーな甘味が広がる。 ただ、その甘味は、あくまでも粗暴な苦味や渋味の後からついてくるもので、 荒削り感を尻ぬぐいするかのように横たわっている。
 その、フルーツにも似た甘さが、収斂性ある渋味とは別々に、余韻として長く残る。
 アルコール分5.5%。原材料:麦芽・ホップ。開発担当者:鎌田敏裕。
 商品に同封されてきたリーフレットには、製品特性について次のような説明がある。
 麦芽の旨味と甘味、アロマホップの上質な香りと苦味が複雑に調和した何杯でも 飲みたくなる無濾過のピルスナー。1杯目にはもちろん、他のビールを楽しんだ後にもまた 無性に飲みたくなる「立ち返る場所」といえるビール。
 OG(オリジナルエキス)13.0°P、IBU(苦味)22、ABV(アルコール分)5.5%。 毬花ザーツ使用。無濾過。
 このシリーズはすべてプロトタイプ(試作品)であり、 来春には完成品となって、我々の前に正式に現れるとのこと。 このWillyは、「Copeland」という商品名になるそうである。
 ピルスナーという日本の代表的なビアスタイルにおいて、 さらなる高みを目指すビールということだが、 その意気込みは十二分に伝わってくる一方で、力が入りすぎている印象もある。 ややまとまりに欠ける粗暴さによって、飲み疲れする味わいになってしまっているように感じた。
 価格は第1弾と同じ6本セットで送料込・税込3,000円。 8月27日に予約受付を開始し、9月1日に(計6日間で)完売した。 第1弾が7月31日〜8月4日という5日間だったから、ほぼ変わらぬ短期間で今回も売り切ったわけだが、 前回4000セット限定であったのに対し、今回は3000セット限定だったから、 やや売れるスピードが遅かったと言える。
 未完成の試作品なら抽選でプレゼントして、感想を聞けばいいのに、という意見もあるかもしれないが、 有料販売することによって、欲しい人がほぼ確実に入手できるので、 より責任を持って味わってもらえるし、有益なフィードバックも得られるだろう。 キリン SPRING VALLEY BREWERY 496 キリン SPRING VALLEY BREWERY 496
種別 ビール
CODE:41938KIDR#00
2014年10月26日[2]
No.4375: 直搾り [日本の農園から] 高知産ゆず <限定出荷> / 宝酒造
 じかしぼり [にほんののうえんから] こうちさんゆず <げんていしゅっか> / たからしゅぞう
タカラ 直搾り 日本の農園から 高知産ゆず タカラ 直搾り 日本の農園から 高知産ゆず review
 10月21日に直搾り [日本の農園から] シリーズから限定品2種が発売された。
 これまでまったく見当たらず、今日、少々遠くの大型スーパーまで行ってきて、 ようやく発見した。
 2種あるうち、まずは「高知産ゆず」を取り上げる。

 グラスに注いだ液色は、ほんのり黄色っぽく色づいている。いかにも柑橘果汁が入っていそう。
 香りは、ゆずらしいグリーンなニュアンスとともに、不思議とジューシー感がある。
 味は直搾りらしくストイック。甘さは適度にあるが、 苦味のほうが強い。フレッシュな酸味も伴う。
 アルコール分4%。果汁1%。 原材料:ゆず果汁、焼酎、糖類、酸味料、香料。
 日本各地の果実を厳選した「直搾り」日本の農園からシリーズ。 高知産ゆずの果肉をまるごと搾ったストレート混濁果汁を使用。
 実はこの製品、今年の1月下旬にも発売されており、 年内2度目の登場ということになる。中身も変わっていないようである。 今回各販売店で出足が遅いということは、前回売れ行きがあまり芳しくなかったのだろうか。 今日これを買ったスーパーでも、同時発売の巨峰に比べ、こちらはごく少量冷蔵ケースに並べられているだけであった。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:41938DASU#05
2014年10月27日[1]
No.4376: 一番搾り とれたてホップ生ビール 2014 / キリン
 いちばんしぼり とれたてほっぷなまびーる 2014 / きりん
キリン 一番搾り とれたてホップ生ビール2014 キリン 一番搾り とれたてホップ生ビール2014 review
 毎年この時期の恒例となっているキリン一番搾り・とれたてホップ生ビール。 今年の発売日は、明日10月28日である。

 グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。泡は純白できめ細かく、泡持ちも良い。
 香りは甘く、ジューシーで清々しいホップ香が特徴。 クリアな感じと奥深さが両立している。昨年までこんなに鮮烈だっただろうか? もっと地味ではなかったか。
 口当たりは非常にクリア。ふんわり甘いニュアンスだが、 フレッシュ感が強い。それと同時に、滋味深いモルトの旨味がパッと広がる。 果実のような若々しい甘味をたっぷりと蓄えながらも、後キレは良い。
 アルコール分5%。原材料:麦芽・ホップ。
 麦のうまみを引き出す一番搾り製法と、この夏収穫したホップを凝結して香りを引き出した、 この季節だけのビールです。
 発売告知を見ても、今年から味を変えたとは書かれていないのだが、 昨今の流行(プレモルなど、香り華やかなビールが人気)に擦り寄って、 鮮烈な味わいになったように、私は感じた。
種別 ビール
CODE:41939KSES#-01
2014年10月27日[2]
No.4377: 直搾り [日本の農園から] 長野産巨峰 <限定出荷> / 宝酒造
 じかしぼり [にほんののうえんから] ながのさんきょほう <げんていしゅっか> / たからしゅぞう
タカラ 直搾り 日本の農園から 長野産巨峰 タカラ 直搾り 日本の農園から 長野産巨峰 review
 タカラ直搾り [日本の農園から] シリーズに「巨峰」が初登場。 発売日は10月21日で、昨日レビューした 高知産ゆず との同時発売である。

 グラスに注いだ液色は、透明感のある淡い赤紫。直搾りにしては、わりとしっかり濃い色である。
 香りも直搾りにしては、かなり濃い印象。しっかりとぶどうらしさのある甘く深い香り。
 味は一般的な巨峰味チューハイに比べると非常に抑制的だが、 直搾りシリーズであることを考えると、よくぞここまで甘く仕上げたといえる。 また、ぶどうらしい渋味がしっかりとあるので、飲みごたえはバッチリ。 アルコール感は非常に弱い。
 アルコール分4%。果汁1%。 原材料:巨峰果汁、焼酎、糖類、酸味料、香料、アントシアニン色素、ぶどう種子抽出物。
 日本各地の果実を厳選した「直搾り」日本の農園からシリーズ。 長野産巨峰の果粒をまるごと搾ったストレート混濁果汁を使用。
 このシリーズで巨峰が出るのは初とのことだが、確かに直搾りの味のキャラクターと、 巨峰のイメージは相容れない。これだけしっかり甘いと、直搾りらしさがないという意見はあるだろうし、 一方で、巨峰チューハイならもっとしっかりコクがあったほうがいいという意見もあるだろう。
 どっちつかずで中途半端と言われかねないチャレンジだが、 それをあえてやったことに拍手を贈りたい。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:41939DASU#06
2014年10月28日[1]
No.4378: 僕ビール、君ビール。/ ヤッホー・ブルーイング
 ぼくびーる、きみびーる。/ やっほー・ぶるーいんぐ
僕ビール、君ビール。 僕ビール、君ビール。 review
 今日はこれを取り上げないわけにはいかないだろう。
 今や日本一有名なクラフトビールメーカーといっても過言ではない、 軽井沢のヤッホーブルーイングとコンビニのローソンが共同開発して生まれた新商品 「僕ビール、君ビール。」。発売日は、本日10月28日である。

 グラスに注いだ液色は、極めて淡い黄金色。泡は純白でややきめが粗く、泡持ちもほどほど。
 香りは、マスカットのように甘く、やや青臭いホップ香がパッと立ちのぼる。 そしてその下には、しっかりとモルトの穀物っぽさ、少し土臭い匂いが潜んでいて、複雑。 このインパクトだけで、大手定番品のピルスナーとはまるで違うビールだという 強烈な印象を与える。
 口当たりはみずみずしい甘さ、柑橘のような丸い酸味、その後に続く乳酸っぽい ニュアンスが舌に休む暇を与えてくれない。 但し、センシュアルでありながら、スリムな骨格なので、重さに圧倒されることはない。 軽い苦味が最後を締めてくれる。飲み込んだ後には、ジューシーな甘酸っぱさが余韻として長く残る。
 アルコール分5%。原材料:大麦麦芽・小麦麦芽・ホップ。 製造者:(株)ヤッホー・ブルーイング、 長野県軽井沢町長倉2148。
 ハッとする味と香り。これが僕らのビール。
 時代は変わる、ビールは変わらない。なんてことはない。 きょう、この時から、僕らの生活に色を加える、新しいビールの体験がはじまる。

 ビアスタイル「セゾン」
 新鮮な若い果実のようなアロマ。そして、キリリと効いたホップの苦み。 イメージを変える「セゾン」スタイルのビール。
 セゾンというスタイルに対して私が持っていたイメージとしては、もっと濃色で、もっと苦味が強いビール。 ベルギーのセゾン・デュポンなどを思い浮かべれば、非常にストロングなビールという印象があるから、 ここまで軽やかで若々しいとは、ちょっとした驚きである。
 「僕ビール、君ビール。」という斬新な商品名。とてもビールとは思えない、かわいらしいパッケージ。 大手の量産品とは異なるビアスタイル。どれを取ってもチャレンジングで、幾重にも驚きを与えてくれる、 画期的新商品といえる。
 これはもしかすると、"爆発"するかもしれない。あまりビールを飲み慣れない若者が 面白がってくれる要素が満載なので、当たれば非常に大きいのではないか。 反面、ダメならまったく目を向けられることなく、短命に終わってしまうか。 細々だらだらと続くような商品ではない、というのが、私の見立てだ。
種別 ビール
CODE:41940LSEE#00
2014年10月28日[2]
No.4379: 焼酎ハイボール ジンジャー <限定生産> / 宝酒造
 しょうちゅうはいぼーる じんじゃー <げんていせいさん> / たからしゅぞう
タカラ 焼酎ハイボール ジンジャー タカラ 焼酎ハイボール ジンジャー review
 焼酎ハイボール「ジンジャー」。
 なぜ今これを取り上げるのか。実はこれは、2013年9月からパッケージ変更したものなのだが、 当サイトでは未掲載だった。
 当地関西では、浪速ジンジャーという地域限定缶が売られており、 全国バージョンの「ジンジャー」を見かけることがなかった。 しかし先日、偶然これをディスカウント店で発見したので、購入した次第。

 グラスに注いだ液色は、ごく淡いシャンパンゴールド。大粒の気泡がジュワジュワと音を立て、踊っている。
 香りは、ジンジャーエールよりももっと生姜っぽさが強い。シャープな印象である。
 口当たりも極めてシャープ。甘味がほとんどなく、ピリッとドライである。 焼酎ハイボールらしく、薄いとも思える味わいで、飲み進めてもくどさはない。
 アルコール分7%。生姜汁0.3%。甘味料ゼロ。プリン体ゼロ。糖質80%オフ。 原材料:焼酎、生姜、糖類、香料、酸味料、カラメル色素。
 リニューアル前のものとも、 浪速ジンジャーとも、中身は同じようである。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:41940LSSHS#RN1309
2014年10月29日
No.4380: −196℃ ストロングゼロ 梨ダブル <限定> / サントリー
 まいなす196ど すとろんぐぜろ なしだぶる <げんてい> / さんとりー
-196℃ ストロングゼロ 梨ダブル -196℃ ストロングゼロ 梨ダブル review
 昨日10月28日に発売された−196℃ストロングゼロシリーズの限定品「梨ダブル」。 このシリーズで梨が出るのは初めてである。

 グラスに注いだ液色は、無色透明。
 香りは、缶を開けた瞬間から鮮烈に和梨が香り立つ。 非常にナチュラルであり、まるで梨を今包丁で切ったばかりという感じ。
 味も香りの印象どおり、自然な感じの梨だが、 強いアルコールと甘味料の甘さがかなり引っかかる。 ストロングチューハイである以上、これは致し方ないとは思うが、 もう少し甘味料を抑えても良かったのでは?とも思う。
 飲み進めると、度数の高さが実感されてゆき、強い甘さもしっかり口中に残る。
 アルコール分8%。糖類ゼロ。梨果汁1%。梨浸漬酒使用。 原材料:洋梨、和梨、ウオツカ、スピリッツ、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
 梨浸漬酒と果汁をダブルで使用したストロングな果実感とアルコール8%のストロングな飲みごたえ!
 原材料を見て少しびっくりしたが、洋梨も使われている。洋梨の香りや味わいは感じられず、 ほぼ和梨ばかりが前面に出ているからだ。
 そもそもこのストロングゼロの"ダブル"というのは、果汁と浸漬酒のダブルという意味のはずだが、 この製品は洋梨と和梨のダブルでもあるわけだ。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:41941KSES#01

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