ビール・発泡酒・チューハイの部屋

No.4381−4400


 
HOME  ビール・発泡酒・チューハイの部屋メニューへ戻る  前へ  次へ

2014年10月30日
No.4381: タカラCANチューハイ レモン 阪神タイガース缶 / 宝酒造
 たからかんちゅーはい れもん はんしんたいがーすかん / たからしゅぞう
タカラCANチューハイ レモン 阪神タイガース缶 タカラCANチューハイ レモン 阪神タイガース缶 review
 いつも売られている製品のように思うが、探すとみつからない。 中身は超定番「タカラcanチューハイ」だが、おそらく関西でしか売っていないと思われる 「阪神タイガース缶」だ。
 今年は思いがけず日本シリーズに進出したからだろうか、 少し前から近所のスーパーで大量に仕入れてくれている。
 中身は通常品と同じだが、いちおう味のレビューをしておこう。

 グラスに注いだ液色は、ほんのり淡いレモン色。
 香りは、すっきりとストイックなレモン香。強く香ったりはしない。 このあたりの控えめな感じも、この製品が酒飲みに受けがいい理由だろう。
 味も非常に抑制的。焼酎のアルコール感がしっかり感じられ、 レモン風味は必要最小限。後味もすっきり。
 アルコール分8%。果汁3.3%。 原材料:焼酎、レモン果汁、糖類、香料、紅花色素。
 元祖辛口
 ・11種類の樽貯蔵熟成酒 ・シチリア産手摘みレモン ・クリアな炭ろ過水
 今日は阪神タイガースが福岡ソフトバンクホークスと戦った日本シリーズに決着がつき、 タイガースの敗退が残念ながら決定した。ホークスの日本一に心からお祝い申し上げるとともに、 阪神ファンである私は、この缶チューハイでしんみりと、一人慰労会だ。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:41942GCKO#UK
2014年10月31日
No.4382: ENERGY HI / サンガリア
 えなじーはい / さんがりあ
サンガリア エナジーハイ サンガリア エナジーハイ review
 つい先日からLAWSON店頭に並んでいるサンガリア ENERGY HI(エナジーハイ)。 どこにも製品情報がないので、発売日はわからない。他店ではまったく見ないのだが、 LAWSON限定なのかもわからない。

 グラスに注いだ液色は、梅酒ソーダのような淡い琥珀。 濃いめの緑茶飲料(伊藤園おーいお茶など)にも近い。
 香りはエナジードリンクそのもの。それもかなり濃いヤツ。 薬臭くもあり、非常に甘味が強そうでもある。
 味はそれほどガツンと濃いわけではなく、適度に酸味が効き、 また炭酸の軽い刺激もあるので、爽快感はある。 でも、甘くこってりしているのは事実。
 アルコールらしい味わいが最初はあまり感じられないが、飲み進めると、 胃の中がほかほかとしてきて、アルコールが実感されてくる。 いや、このほかほか感は、アルコールだけじゃなくて、エナジードリンクに由来するもの もあるかもしれない。
 アルコール分4%。天然タウリン50mg。 原材料:醸造アルコール、糖類、L-カルニチン、酸味料、香料、カラメル色素、 アルギニン、タウリン(抽出物)、カフェイン、グルタミン酸Na、 アスパラギン酸Na、ナイアシン、ロイシン、ビタミンB2、ビタミンB6、 バリン、イソロイシン。
 製造者:(株)日本サンガリアベバレッジカンパニー、 大阪市東住吉区中野4-2-13。
 このしっかりとした味わいの濃さは、エナジードリンク好きには受け入れられるだろう。 主要ターゲットを考えると、コンビニ以外ではなかなか売りにくい商品なのかもしれない。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:41943LSEE#UK
2014年11月1日[1]
No.4383: チューハイ気分 レモン / サンガリア
 ちゅーはいきぶん れもん / さんがりあ
サンガリア チューハイ気分 レモン サンガリア チューハイ気分 レモン review
 サンガリア「チューハイ気分」は2011年に登場したブランドだが、 今年3月17日付でリニューアルされている。
 全4種のうち、これまで ラムネグレープフルーツ は掲載済だが、 その他は未掲載。今日ようやく「レモン」を入手したので、取り上げたい。

 グラスに注いだ液色は、無色透明。
 香りは、キリッと透明感あるレモン香だが、少し芳香剤というか化粧品的。
 口当たりもすっきりとして、クリア。ただ、酸は穏やかで、刺激は弱い。 そのため、アルコール感が前に出て来ているのだが、 そんなに強烈というわけではなく、全体的に大人しくまとまっている。 甘味料特有の甘さが、若干口に残る。
 果汁1%。アルコール分6%。糖類ゼロ。 原材料:レモン果汁、醸造アルコール、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、ステビア、スクラロース)、 ビタミンC。
 製造者:(株)日本サンガリアベバレッジカンパニー、 大阪市東住吉区中野4-2-13。
 ディスカウント店で購入したが、価格は84円だった。フレッシュ感とか飲みごたえとか、 大手の代表的な缶チューハイと比べると、物足りない点もなくはないが、 この値段ならば文句などまったくない。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:41944SPOZ#229
2014年11月1日[2]
No.4384: ミラー・ドラフト MILLER DRAFT
 みらー・どらふと
ミラードラフト ミラードラフト review
 ミラーはアメリカの代表的な銘柄だが、国内のライセンス生産品は取り上げているものの、 現地生産の輸入品は未掲載だったので、今さらながら取り上げる。 実はちょっと前に、LAWSONの「お試し引換券」対象商品となっていて、 ポイントでもらってきたものなのだ。

 グラスに注いだ液色は、極めて淡い黄金色。泡は純白できめ細かく、力強く盛り上がって、持続する。
 香りはすっきりとクリーン。軽やかで芳しいホップ香が立ち、落ち着いたモルトのニュアンスがその下に。
 口当たりも非常に軽快。雑味はなく、すっきりとした味わいの中に、 落ち着いた旨み。苦味は弱く、後キレは非常に良い。
 アルコール分4.7%。原材料:麦芽、ホップ、コーン。 原産国:アメリカ。輸入者及び引取先:日本ビール(株)。
 やはりたくさん売れているビールは飲み飽きない。 正直言って、ハッとするような感動は皆無だが、嫌いになる理由がないという点が、 ロングセラーたるゆえんであろう。
種別 ビール
CODE:41944LST3#UK
2014年11月2日[1]
No.4385: 氷結 アップルヌーヴォー <2014東北産 期間限定> / キリン
 ひょうけつ あっぷるぬーう゛ぉー <2014とうほくさん きかんげんてい> / きりん
キリン 氷結 アップルヌーヴォー キリン 氷結 アップルヌーヴォー review
 毎年この時期に出ているキリン氷結「アップルヌーヴォー」。 今年で9回目の発売だそうである。
 初登場が2002年で、その後2003年、 2006年2007年2008年2011年2012年2013年 と発売されている。
 お気づきのとおり、当サイトでは2003年だけ掲載もれだが、当時は現在のように何が何でも新製品を 完璧にフォローするといった意気込みが乏しく、前年と同じ内容だから省略しようという軽い判断 だったようである。今となっては汚点だが。
 さて、今年の発売日は、明後日11月4日である。

 グラスに注いだ液色は、極めて淡いシャンパンゴールド。気泡も非常にきめ細かく、 スパークリングワインのように美しい。
 香りは、キリッと強く、やや青臭いりんご香が立つ。氷結らしいみずみずしさ。
 口当たりも香りの印象どおりスキッと澄んでいる。酸が強く、甘さは抑えめ。 ジューシーかつバランスが良く、これぞ氷結というキャラクター。
 アルコール分4%。果汁2.5%。 原材料:りんご果汁・ウォッカ・糖類・酸味料・香料。
 2014年に収穫した東北産リンゴの氷結ストレート果汁を使用した、ほんのり甘くすっきり飲みやすい味わい。
 シードル(りんご果汁を発酵させてつくった発泡性のお酒)とは異なり、 この製品はウォッカをりんご果汁で割ったいわゆるチューハイのカテゴリーだが、 この洗練された味わいは、シードルに近いともいえる。それでいて、シードルほどのハードさやコクはなく、 さらっと軽やかなので、この作り物加減が、むしろ良い方向に現れているといえる。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:41945KSES#-02
2014年11月2日[2]
No.4386: ザ・プレミアムモルツ <黒> / サントリー
 ざ・ぷれみあむもるつ <くろ> / さんとりー
サントリー ザ・プレミアムモルツ 黒 サントリー ザ・プレミアムモルツ 黒 review
 不定期で時々売り出される「ザ・プレミアムモルツ<黒>」だが、 中身は変わらないため、毎度取り上げることはしていない。
 今回は10月28日が発売日ということなのだが、 私はこれを26日に偶然発見し、購入した。 見ると、缶デザインが微妙に変わっているため、 これは一応紹介しておかねば、ということで、掲載することにした。 前回レビューが2012年10月だったから、およそ2年ぶりである。

 グラスに注いだ液色は、ほぼ漆黒と言える深い色だが、かすかに透過性がある。 泡は焦げ茶に近い深いカフェオレ色できめ細かく、泡持ちも良い。
 香りは深い焙煎香で、非常に引き締まっている。 もう少し甘いニュアンスがあるのかと思えば、そんなことはなく、 むしろシャープである。
 口当たりは少し甘く、やわらかい。適度なボリューム感があり、 少し柑橘みたいな酸が感じられる。 飲み込んだ後に、非常にスモーキーな香味が口中に残る。
 アルコール分5.5%。原材料:麦芽、ホップ。
 ほのかな甘味と豊かな味わい、心地よい上品な香りをお楽しみください。
 上面発酵のスタウトなどとは違い、このビールは下面発酵なので、 引き締まった重厚感があって、その分甘味はおとなしく、多くの日本人の味覚に合っているかもしれない。
種別 ビール
CODE:41945KSES#05
2014年11月3日
No.4387: COCKTAILカロリ。ベリー仕立ての冬カクテル <冬限定> / サントリー
 かくてるかろり。べりーじだてのふゆかくてる <ふゆげんてい> / さんとりー
サントリー COCKTAILカロリ。ベリー仕立ての冬カクテル サントリー COCKTAILカロリ。ベリー仕立ての冬カクテル review
 サントリーカクテルカロリ。から冬限定品が2種登場。発売日は、明日11月4日である。
 今日は2種のうち、「ベリー仕立ての冬カクテル」のほうを取り上げる。

 グラスに注いだ液色は、淡いピンク色。柑橘果肉(繊維質)が液中に多く浮遊している。
 ベリー仕立てというその中身は、ストロベリー、ラズベリー、クランベリーの3種らしいが、 香りでまず感じるのは、ストロベリーだ。
 味もいちごらしい甘さが目立っているが、グレープフルーツ果粒が入っていることと、 クランベリーと思われるシャープさがあって、適度に引き締まった味わいになっている。
 アルコール分3%。果汁0.5%。カロリー50%オフ。 原材料:ストロベリー、ラズベリー、クランベリー、スピリッツ、 果実繊維(グレープフルーツ)、糖類、酸味料、香料、野菜色素、 甘味料(アセスルファムK、スクラロース)、紅花色素。
 手搾りカクテルのようなつぶつぶ食感が楽しめる、3種のベリーをミックスした冬カクテル。 カロリー50%オフ!
 見た目も味も、クリスマスシーズンにぴったり。華やかなカクテルだ。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:41946KSES#-01
2014年11月4日[1]
No.4388: 百年麦芽 <限定醸造> / サッポロ
 ひゃくねんばくが <げんていじょうぞう> / さっぽろ
サッポロ 百年麦芽 サッポロ 百年麦芽 review
 明日11月5日が発売日となっているサッポロの新ジャンル「百年麦芽」。
 実は2年前(2012年)に一度出ており、今回が2度目の発売である。

 グラスに注いだ液色は、ごく淡い黄金色。泡はやや粗いが力強く盛り上がり、泡持ちもそこそこ良い。
 香りは清澄。新ジャンル特有の臭みは弱く、すっきりした味わいが想像される。 土や穀物っぽいニュアンスがある。
 口当たりは香りのイメージどおりすっきりとクリア。苦味のアタックが強く、 甘さは弱い。コクは乏しく、やや中抜けの感は否めないが、かなりビールに近い味わいがある。
 アルコール分5%。原材料:発泡酒(麦芽・ホップ・大麦・糖類)・スピリッツ(大麦)。
 イギリスで100年以上にわたって脈々と受け継がれてきた手作業による麦芽作り。 その職人の技によって、麦本来のおいしさと味の厚みを引き出しました。 職人の技とこだわり、100年以上の歴史が詰まった手作り麦芽だからこそ味わえる芳醇で凝縮したうまみを お楽しみください。
 こういう優秀な新ジャンルを飲むと、いつも思うことがある。 これだけ良い原料で、優秀な製品をつくるのだったら、 なぜサッポロさんはこれでビールをつくらないのだろう。新ジャンルではなく、 ちゃんとしたビールなら、さぞかしおいしいに違いない。非常にもったいない。
種別 新ジャンル
CODE:41947GCES#-01
2014年11月4日[2]
No.4389: 氷結 和梨 <2014期間限定> / キリン
 ひょうけつ わなし <2014きかんげんてい> / きりん
キリン 氷結 和梨 キリン 氷結 和梨 review
 本日11月4日が発売日となっているキリン氷結の期間限定「和梨」。
 昨年もちょうどこの時期に出ており、今年が2年目ということになる。

 グラスに注いだ液色は、ほぼ無色透明。
 香りは、非常にナチュラルでみずみずしい和梨。 氷結らしく鮮烈だが、少し青臭い感じもある。
 口当たりはすっきりと、透明感がある。甘さは適度に抑えられ、 若干の苦味を伴っている。後味も非常にクリアである。
 アルコール分4%。果汁1.2%。 原材料:日本なし果汁・ウォッカ・糖類・酸味料・香料。
 福島県で収穫された和梨の氷結ストレート果汁を使用した、ほんのり甘くてすっきり飲みやすい味わい。
 昨年の製品と中身は変わっていないようである。この製品は甘味料を使用せず、 甘味は糖類によるものなので、それがより一層自然な味わいをつくっているようである。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:41947GCES#00
2014年11月5日[1]
No.4390: 真夜中の至福 <限定醸造> / サントリー
 まよなかのしふく <げんていじょうぞう> / さんとりー
サントリー 真夜中の至福 サントリー 真夜中の至福 review
 昨日11月4日に、コンビニエンスストア限定で登場したサントリーのビール「真夜中の至福」。

 グラスに注いだ液色は、濃いめのオレンジと淡い琥珀の中間。 泡は純白できめ細かく、泡持ちも悪くない。
 香りを嗅いだ瞬間、これは間違いなくビールであり、発泡酒や新ジャンルではない ことがはっきりとわかる。非常にギッシリと詰まった凝縮感のある香りが ドスンと力強く押し寄せる。苦味が相当に強そうなホップ香が存在感を強く主張している。
 味は厚みのある苦味+渋味が最初にグッときて、その後にほろっと甘味が広がる。 とてもパワフルで飲みごたえがあり、しつこいぐらいの存在感。 こってりというのではなく、ゴリゴリ押してくる力強さだ。 当然、後キレが良いはずはなく、いつまでも苦味と渋味の余韻が 長く続く。
 アルコール分6%。原材料:麦芽、ホップ。
 缶に「深い余韻のビール」と書かれているとおり、1本でしっかりと満足感を 与えてくれるビール。最近の新ジャンルの軽やかさに慣れた舌には、 ヘビーすぎる味わいかもしれない。しかし、たまにはこういう濃いビールを飲んで、 味わうとはどういうことかを思い出してみるといい。
 このビールは冷やしすぎは禁物。 喉の渇きをいやすためではなく、食事に合わせるためでもなく、商品名のとおり、 真夜中にただひたすらビールの味わいだけを楽しむ。 そのため、缶を開けてからも、じっくりと長い時間をかけて、噛むように味わいたい製品だ。
種別 ビール
CODE:41948LSEE#01
2014年11月5日[2]
No.4391: 焼酎ハイボール ゆず割り <限定生産> / 宝酒造
 しょうちゅうはいぼーる ゆずわり <げんていせいさん> / たからしゅぞう
タカラ 焼酎ハイボール ゆず割り タカラ 焼酎ハイボール ゆず割り review
タカラ 焼酎ハイボール ゆず割り  昨日11月4日が発売日となっているタカラ焼酎ハイボール「ゆず割り」。
 昨年までは単に「ゆず」という商品名だったが、 今年から「ゆず割り」に改名した。

 グラスに注いだ液色は、淡いレモン色で、微かに濁りがある。 グラスの中でジュワジュワと音を立て、大きな気泡が踊る。
 香りは、ゆずにしてはかなりジューシーな柑橘香。 もちろん、ゆずらしい緑っぽい感じはあるが、それ以上に、 酸っぱそうなニュアンスが強い。レモンが入っているからであろう。
 味は焼酎ハイボールらしく、極めてシャープでストイック。 甘さはほとんどなく、酸味は強い。アルコール感もしっかり。
 アルコール分7%。果汁0.5%。甘味料ゼロ。糖質80%オフ。 原材料:焼酎、ゆず果汁、レモン果汁、糖類、酸味料、香料、カラメル色素。
 缶裏にイラストと共に、次のような説明文がある。
限定生産【ゆず割り】
 タカラ焼酎ハイボールは東京下町の大衆酒場で生まれた元祖酎ハイの味わいを追究したキレ味爽快な辛口チューハイです。 「ゆず」はその独特の香りと色合いから、古来より果汁や果皮を調味料として使用したり、 ゆず湯としても親しまれてきた柑橘です。「ゆず」の爽やかな香りと酸味を、 この時期だけの限定生産でお楽しみください。
 名前が変わっても、中身は変わっていないようである。 アルコール度数7%というのは、最近のストロングチューハイブームの中では、さほど強くはない 部類に入るが、この製品はシンプルな直球勝負の味わいなので、とても強い感じがある。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:41948KSES#01
2014年11月6日
No.4392: COCKTAILカロリ。マスカット仕立ての冬カクテル <冬限定> / サントリー
 かくてるかろり。ますかっとじだてのふゆかくてる <ふゆげんてい> / さんとりー
サントリー COCKTAILカロリ。マスカット仕立ての冬カクテル サントリー COCKTAILカロリ。マスカット仕立ての冬カクテル review
 サントリーカクテルカロリ。から冬限定品が2種登場。発売日は、11月4日であった。
 先日既に、ベリー仕立ての冬カクテル を飲んでいるので、 今日はもう一方の「マスカット仕立ての冬カクテル」を。

 グラスに注いだ液色は、淡いパイン色。みかん果粒が浮かんでいる。
 使われているのはマスカットのほか、洋梨、グリーンアップル、オレンジだが、 香りが強いのはやはりマスカット。そしてりんごもわかる。その他は奥に引っ込んでいる感じだ。
 一方、味は洋梨が強く感じられ、果粒も入っているオレンジの酸味がきいている。 甘味と酸味の両方が強めだが、味わいのコクというか、しつこさはないので、 さらっとしている。
 アルコール分3%。果汁1.0%。カロリー50%オフ。 原材料:アップル、マスカット、オレンジ、洋梨、スピリッツ、 果粒(みかん)、糖類、酸味料、香料、 甘味料(アセスルファムK、スクラロース)、紅花色素、カラメル色素。
 手搾りカクテルのようなつぶつぶ食感が楽しめる、マスカットなどのフルーツをミックスした冬限定カクテル。 カロリー50%オフ!
 フルーツのオンパレードでかなり贅沢な感じだが、考えてみれば果汁1%なので、 それぞれの果汁はごくわずかであり、ほぼ香料ということだ。 それでこの仕上がりなのだから、技術力の高さを感じる。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:41949KSES#02
2014年11月7日
No.4393: チューハイ気分 ウメ / サンガリア
 ちゅーはいきぶん うめ / さんがりあ
サンガリア チューハイ気分 ウメ サンガリア チューハイ気分 ウメ review
 サンガリア「チューハイ気分」は2011年に登場したブランドだが、 今年3月17日付でリニューアルされている。
 全4種のうち、これまで ラムネグレープフルーツレモン をレビュー済。 残る一つが「ウメ」だが、これまでずっと探し続けて、 ようやくみつけたと思ったら、レギュラー缶ではなく500mlのロング缶。 あくまでもレギュラー缶を探し出そうかとも思ったが、いつになるかわからないので、 ロング缶を購入することにした。

 グラスに注いだ液色は、ほぼ無色透明。梅酒は使われていないタイプであろう ことがわかる。
 香りも柔らかで爽快なので、やはり梅酒が入っていないことがわかる。
 味は軽快な甘酸っぱさ。非常に抑制的で、味わいにコクはなく、 すっきりと飲みやすい。ただ、飲み込んだ後に甘味料特有の甘さが口に残る。
 アルコール分5%。糖類ゼロ。 原材料:うめ果汁、醸造アルコール、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、ステビア、スクラロース)。
 製造者:(株)日本サンガリアベバレッジカンパニー、大阪市東住吉区中野4-2-13。
 梅酒を使ったチューハイのような飲みごたえを期待すると、がっかりすることになる。 梅果汁の爽やかな甘酸っぱさが、この製品の売りだ。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:41950SPOZ#235
2014年11月8日
No.4394: カクテルパートナー ソルティードッグ / アサヒ
 かくてるぱーとなー そるてぃーどっぐ / あさひ
アサヒ カクテルパートナー ソルティードッグ アサヒ カクテルパートナー ソルティードッグ review
 いつリニューアルしたのか忘れてしまうくらい、随分前に入手してあったもの。 調べてみると、今年1月製造分からのリニューアルであった。
 既に ジントニックスクリュードライバー は掲載済なので、これが3種めである。 

 グラスに注いだ液色は、ごく淡いレモン色で、やや濁りがある。
 香りは、甘そうなグレープフルーツ香だが、そんなに強くは香らない。
 味は、香りの印象どおり甘味が強く、アルコール感は弱い。 苦味も強く、ジューシー。さすがカクパーといえる、 へたにシェイプアップしていない飲みごたえ。
 果汁2.5%、アルコール分3%。原材料名:ウオッカ、グレープフルーツスピリッツ、 グレープフルーツ果汁、糖類、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
 従来品 には果実パルプが入っていたが、 結局それがなくなり、昔に戻ったようである。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:41951AEIT#RN01
2014年11月9日
No.4395: 冬のどごし <限定醸造> / キリン
 ふゆのどごし <げんていじょうぞう> / きりん
キリン 冬のどごし キリン 冬のどごし review
 今週火曜11月11日が発売日となっているキリンのどごし生の エクステンション商品「冬のどごし」。

 グラスに注いだ液色は、しっかりめの黄金色。 泡にもややベージュっぽい色がついている。 注いだ当初はかなり勢いよく泡が盛り上がるものの、やや粗めで、 泡持ちはそんなに良くない。
 香りを嗅いで、驚いた。通常の「のどごし生」にあるような、 ボンドのような臭み(変質した酸のような)はほとんどなく、 その代わりにしっかりと芳しいホップ香が感じられる。 同社の発泡酒「淡麗」に近いクリアさだ。
 味もしっかり旨みが感じられ、ズシッと重みがある。 苦味と渋味がともに強く、これぞキリンという味わい。 新ジャンル特有の臭みは、最後まで非常に弱い。
 アルコール分6%。原材料:発泡酒(麦芽・ホップ・糖類)・大麦スピリッツ。
 遠慮なく書かせて頂くと、通常ののどごし生という製品は、お世辞にも褒められた内容ではなく、 他社のライバル商品(金麦、クリアアサヒ、麦とホップ、ドラフトワンなど)と比べて、評価すべき点があまりない。 リニューアルするたび、今回は改善されたか?と期待するのだが、いつも裏切られてきた。 だからこの派生商品に関しても、どうせまたダメだろうと思っていた。
 ところが、この製品は、のどごしの名を冠したものとしては間違いなく最良の出来映えである。 飲みごたえのためには"えぐみ"さえも厭わない姿勢は、まさにキリン製品らしいのだが、 ビールに近いコクとホップの芳しさがうまく両立され、凝縮感の高い味わいに仕立てられている。
 実は、原材料をみると、通常ののどごしとはまったく異なり、 麦芽とホップを使った発泡酒にスピリッツが混ぜられている (ひと昔前に第4のビールと称されていたジャンル)。 通常ののどごしは大豆タンパクをベースに、麦芽を使っていない(いわゆる第3のビール)から、 まったく違う製品だということがわかる。 「淡麗」に近い味わいであるのは、そのためだ。とすると、これを「のどごし」の名で出すこと自体がどうか? とも思うが、その点は目をつぶろう。
種別 新ジャンル
CODE:41952KSES#-02
2014年11月10日[1]
No.4396: TOPVALU バーリアル リッチテイスト(韓国産新ジャンル)/ イオントップバリュ
 とっぷばりゅ ばーりある りっちていすと / いおんとっぷばりゅ
TOPVALU バーリアル リッチテイスト TOPVALU バーリアル リッチテイスト review
 イオングループのP.B.である"TOPVALU"ブランドの新ジャンル「バーリアル」 から「リッチテイスト」が登場。発売日は明日11月11日なのだが、 昨日9日にはもう店頭にうずたかく積まれ、大々的に売り出されていた。

 グラスに注いだ液色は、しっかりめの黄金色。
 泡は純白できめ細かく、泡持ちも悪くはない。
 香りは非常に清冽なホップ香があり、爽やかな印象。新ジャンル特有の臭みは弱い。 この香りの印象だけでは、ビールとの違いはあまり感じない。
 味はぐっと苦味が強く、シャープな口当たりだが、 その後に新ジャンル特有の甘味がふわっとくる。だが、それもわずかであり、 ビールに近い旨みがしっかりと感じられる。
 アルコール分6%。 原材料:発泡酒(麦芽、ホップ、スターチ、大麦)、スピリッツ。 原産国名:韓国。輸入者及び引取先:イオントップバリュ(株)。
 ドイツ産ホップを100%使用。苦味とコクの豊かなあじわいです。発酵期間を長くしアルコール度数を 高くすることで、飲みごたえのある仕上がりを実現しました。 大麦[Barley]由来の新ジャンル。
 大手メーカーの売れ筋新ジャンルに比べて、品質的に劣っていないどころか、十分に勝っている。 この内容で販売価格95円は驚異的。
 大手ナショナルブランドにとって、相当な脅威になり得るP.B.であり、壊滅的な打撃を与える実力を 備えているのだが、おそらくそうはならないのは、幸か不幸か値段が安すぎることで、 内容まで悪いと短絡的に考えてしまう人が多いからに他ならない。
 売れているナショナルブランドの新ジャンル(K社のN、A社のC、Su社のK、Sa社のMなど) のどれと比べても、こちらのほうが実力が上ではないかと私は思うし、 ふだん新ジャンルを飲まない私がもしどれか1本を選んで毎日飲めと言われたら、 多分この製品を選ぶ。
種別 新ジャンル
CODE:41953GCES#-01
2014年11月10日[2]
No.4397: カロリ。ゆずレモン <冬限定> / サントリー
 かろり。ゆずれもん <ふゆげんてい> / さんとりー
サントリー カロリ。ゆずレモン サントリー カロリ。ゆずレモン review
 明日11月11日が発売日となっているカロリ。冬限定品。
 2種出たのだが、今日はそのうち「ゆずレモン」のほうを飲みたい。

 グラスに注いだ液色は、ほぼ無色透明だが、かすかに濁りがあるように見える。
 香りは、緑っぽい柚子に、少しジューシーな感じが混じる。 このジューシー感がレモンだろうか。
 味も柚子らしい緑の香味がありながら、やや尖った酸を伴うジューシー感がある。 甘味料の甘さも意外に強く、飲み込んだ後に口に残る。
 アルコール分3%。果汁1.0%。カロリー50%オフ。 原材料名:レモン、柚子、スピリッツ、糖類、酸味料、香料、 甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
 柚子とレモンのやさしい甘酸っぱさが心地よい冬限定の味わい。 しかもうれしいカロリー50%オフ!
 カロリ。シリーズではこれまで柚子単体か、柚子はちみつという製品はあったが、 ゆずレモンは初登場。柚子だけだとふくらみがなく緑臭くなるところを、 レモンがジューシーさを与えている感じだ。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:41953#KSES-01
2014年11月11日
No.4398: 辛口焼酎ハイボール シークァーサー / アサヒ
 からくちしょうちゅうはいぼーる しーくぁーさー / あさひ
アサヒ 辛口焼酎ハイボール シークァーサー アサヒ 辛口焼酎ハイボール シークァーサー review
 アサヒ辛口焼酎ハイボールから新製品「シークァーサー」が登場。 発売日は、本日11月11日である。特に限定の文字はないので、通年商品のようである。

 グラスに注いだ液色は、ほんのり淡い黄色。 ガス圧が高く、気泡が多めで、ジュワジュワと音をたてる。
 香りは、シークァーサーらしいグリーンな柑橘香だが、非常に大人しく、 あまり香り立たない。かといって、アルコール臭もそんなに強いわけではないので、 全体的に香りが弱い。
 味もシャープではあるが、ほんのりと甘味料の甘さがある。そこにシークァーサーの 味が控えめに乗っている。本家タカラ焼酎ハイボールに比べると、 ふんわりとした甘さがある分だけシャープさがやや劣る。 でも、普通の缶チューハイと比べれば、明らかに味気ないさっぱりとした味わいであることは確か。
 アルコール分8%。炭酸強め。無果汁。糖質ゼロ。プリン体ゼロ。 原材料:焼酎、酸味料、香料、カラメル色素、甘味料(アセスルファムK)。
 無果汁であることから、シークァーサーの風味は香料ということになるが、控えめな使い方で好感が持てる。 ただ、どうしてもタカラ製品の二番煎じ(模倣)であることは否めず、思い切りも足りないように感じる。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:41954AEND#00
2014年11月12日[1]
No.4399: カロリ。完熟あんず <冬限定> / サントリー
 かろり。かんじゅくあんず <ふゆげんてい> / さんとりー
サントリー カロリ。完熟あんず サントリー カロリ。完熟あんず review
 昨日11月12日が発売日となっているカロリ。冬限定品。
 2種のうち、一昨日既に ゆずレモン を取り上げたが、今日はもう一方の「完熟あんず」。

 グラスに注いだ液色は、ほんのりと淡い黄色。
 香りは、甘く豊かなあんず。非常にシンプルである。
 味も香りの印象どおり甘酸っぱいが、甘さに深みはない。酸も刺激が少ない。 後味がさらっとしており、くどさもない。
 アルコール分3%。果汁2.0%。カロリー50%オフ。 原材料名:あんず、スピリッツ、桃浸漬酒、糖類、酸味料、香料、 甘味料(アセスルファムK、スクラロース)、増粘多糖類、カラメル色素。
 完熟あんずの華やかな果実感を楽しめる、冬限定のやさしい味わい。 しかもうれしいカロリー50%オフ!
 甘さに丸みがあると思ったら、桃浸漬酒が使われていた。 また、最近のカロリ。は、過去の一時期のようにいたずらにカロリーを抑えることを第一とはせず、 糖類をうまく使っているので、その点も、自然な甘さに仕上がる一因なのであろう。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:41955#KSES01
2014年11月12日[2]
No.4400: Hoegaarden Blanche ヒューガルテン・ホワイト
 ひゅーがるてん・ほわいと
ヒューガルテン・ホワイト ヒューガルテン・ホワイト review
 ベルギーの有名銘柄ヒューガルテン。 以前に取り上げたものとは缶が違っていたので、買ってみた。

 グラスに注いだ色は、濁りのある淡い黄色。 泡は純白できめ細かいが、泡持ちはほどほど。
 香りは、乳酸菌飲料のような軽快な甘酸っぱさだが、 トロピカルフルーツのようなニュアンスを帯びている。
 味も香りの印象どおり甘酸っぱく、軽快。 コリアンダーの香味はそんなに強くない。
 アルコール分4.9%。麦芽使用率50%以上。原材料名:麦芽、小麦、香辛料(コリアンダー、 オレンジピール)、ホップ、糖類。原産国:ベルギー。 輸入者及び引取先:(有)ウイック、東京都世田谷区太子堂2-14-3。
 以前に掲載したもの とは、 原材料名表記が異なっているが、中身が変わったのだろうか?
種別 ビール
CODE:41955SIUM#UK

 HOME  ビール・発泡酒・チューハイの部屋メニューへ戻る  前へ  次へ