2015年3月2日[1]
No.4541: 辛口焼酎ハイボール ドライクリア / アサヒ
からくちしょうちゅうはいぼーる どらいくりあ / あさひ
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アサヒ「辛口焼酎ハイボール」に新顔が登場。
シリーズ共通のアルコール度数8%で、缶に「超辛口!」と書かれた「ドライクリア」。
発売日は、明日3月3日である。
グラスに注いだ液色は、ほぼ無色透明だが、微かに濁りがあるようにも見える。
香りは、爽やかで強い酸を感じさせる柑橘香(甘夏?はっさく?)。果汁などは使われていないから、
あくまでも香料だが、そういったジューシーで酸っぱい柑橘をイメージしているのだろう。
口当たりは名前の通り非常にクリア。柑橘味がするわけでもなく、ジューシー感もない。
ただ、酸味はあり、強いアルコール感を少し和らげてくれる感じだ。
甘さが非常に弱い(ほとんどない)ので、すっきりとした味わいで、後に残らない。
アルコール分8%。炭酸強め。糖質ゼロ。プリン体ゼロ。甘味料ゼロ。
原材料:焼酎、酸味料、香料。
既存品の プレーン味の辛口焼酎ハイボール には甘味料が使われているが、
こちらはゼロ。その分、非常にシャープであり、クセは弱い。
缶入りの焼酎ハイボールといえば、無論、タカラ製品が元祖。あちらは少し琥珀色で味わい深い風味があるが、
こちらは極めてクリアで、すっきりした後味が魅力である。
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チューハイ・カクテル等
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2015年3月2日[2]
No.4542: ザ・プレミアムモルツ 香るプレミアム / サントリー
ざ・ぷれみあむもるつ かおるぷれみあむ / さんとりー
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昨年5月に期間限定で発売され、好評を博したザ・プレミアムモルツ「香るプレミアム」
だが、再販を望む声が多かったのであろう(当サイトでも通年化を主張した)、ついに
通年化が決定した。発売日は、明日3月3日である。
グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。泡は純白できめ細かく、非常に泡持ちがよい。
香りの基本は、通常のプレモルと同様だが、少し柔らかい。丸っこく甘い香りである。
ただ、このビールはラガー(下面発酵)ではなくエール(上面発酵)なので、
それにしてはやや地味である。
口当たりはジューシー。通常のプレモルと同系統の苦味があるが、かなり柔らかい。
モルトの甘さ、旨みがじんわりと広がり、それが穏やかに残る。
アルコール分6%。原材料:麦芽、ホップ。天然水100%仕込。
エールビールの爽やかな香り
上面発酵による、エールタイプのプレモルです。
昨年発売した商品から、少し内容を変えたようである。私の印象では、
より一層当たりが柔らかく、フルーティになったように感じた。
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ビール
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2015年3月3日[1]
No.4543: 氷結 福島産桃 <限定出荷> / キリン
ひょうけつ ふくしまさんもも <げんていしゅっか> / きりん
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本日3月3日発売の氷結「福島産桃」。
グラスに注いだ液色は、ほぼ無色透明。
シンプルで甘い桃の香りが、缶を開けた瞬間から漂ってくる。
いかにも氷結らしい、美しくまとめられた香りだ。
味は香りの印象ほど甘くはなく、すっきりと軽やかで、酸味とのバランスが良い。
桃果汁が多く入っていると、もう少し生臭い感じになるのだが、
この製品は高々果汁2%なので、香料できれいに仕立てられている。
果汁2.0%。アルコール分4%。原材料:もも果汁・ウォッカ・糖類・酸味料・香料。
福島の恵みがギュッとつまった特別な氷結です。
半年ほど前、ピーチスパークリング という製品が出ていたが、
果汁3.1%、アルコール分5%という内容であった。
また一昨年6月には、氷結ピーチ として出されていて、
果汁4%、アルコール分4%であった。
今年は東北応援という姿勢を明確に打ち出し、福島産の桃を採用しており、
これまでとは違う内容になっている。
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チューハイ・カクテル等
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2015年3月3日[2]
No.4544: 金麦 (桜デザイン缶)/ サントリー
きんむぎ (さくらでざいんかん)/ さんとりー
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サントリー金麦はデザイン缶をよく出す。
春にはこのように桜をデザインした缶を、夏には花火をデザインした缶
などがあり、その他、LAWSON限定で時折出される、
STOP!地球温暖缶 なんてのもある。
そして、デザイン缶が出される時は、だいたいキャンペーンの告知目的であることが多い。
今回は「桜咲く、春の金麦プレゼント」と題し、全国各地で桜が開花する時期にあわせて金麦レギュラー缶
12本セットをプレゼントするというものである。
花のイラストなどは金麦の濃紺の缶によく映えるので、売場でも非常に目立つ。
売上にもきっと貢献していることと思う。
アルコール分5%。原材料:発泡酒(麦芽、ホップ、糖類)、スピリッツ(小麦)。
中身は通常の金麦なので、今回は味のレビューは割愛する。
昨年も同様の春のキャンペーンは行われていたようであるが、当サイトではフォローできていなかった。
2年ぶりの桜缶ということになる。
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新ジャンル
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2015年3月4日[1]
No.4545: カロリ。アロエ&マスカット <春限定> / サントリー
かろり。あろえ あんど ますかっと <はるげんてい> / さんとりー
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3月3日に発売されたカロリ。春限定2種。
既に先日 ライチ のほうはレビュー済。
今日はもう一方の「アロエ&マスカット」を。
グラスに注いだ液色は、無色透明。アロエらしき固形物は見当たらない。
香りは、ふんわりと甘いマスカット。単調な感じ。
味も香りの印象どおり甘いが、そんなにくどいわけではない。
適度な甘さに抑えられ、すっきりとしている。
少し苦味というか、青臭い感じがあり、ぶどうだけの味ではないことがわかる。
アルコール分3%。アロエ汁0.7%。果汁1.0%。
原材料名:マスカット、アロエベラ、スピリッツ、糖類、酸味料、香料、
甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
アロエとマスカットをバランスよくミックスしたみずみずしい味わい。
うれしいカロリー50%オフ!
アロエ&マスカットは、以前は通年商品だったと思うのだが、いつの間にか消えていた。
今回は春の限定品との位置づけなので、販売期間が過ぎればなくなる。
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チューハイ・カクテル等
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2015年3月4日[2]
No.4546: 神戸居留地チューハイ 糖類ゼロ レモン / 富永貿易(製造者:大東乳業)
こうべきょりゅうちちゅーはい とうるいぜろ れもん / とみながぼうえき
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神戸居留地チューハイ「糖類ゼロ レモン」のパッケージが、これまでと変わっていたので購入した。
私がみつけた店で売られていたのは500mlのロング缶のみであった。
グラスに注いだ液色は、かすかに白濁。
香りはフレッシュで揮発成分が多そうだが、やや芳香剤のような人工的なレモン香。
口当たりはすっきりと軽やか。酸は柔らかく、甘味も抑えられている。
アルコール感がしっかりと感じられ、ただ軽いだけのチューハイではない。
後味も概ね爽やかだが、アルコール臭さが残る。
果汁1.0%。アルコール分6%。原材料:レモン果汁、スピリッツ、レモンリキュール、酸味料、香料、
甘味料(アセスルファムK)、ビタミンC。
製造者:大東乳業(株)、
岐阜県各務原市松本町二丁目466番地。
販売者:富永貿易(株)、
神戸市中央区御幸通5丁目1番21号。
以前に取り上げた時の製品と、原材料が異なり、新たにレモンリキュールが追加されている。
マイナーチェンジを図ったのであろう。
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チューハイ・カクテル等
CODE:42067KSES#UK |
2015年3月5日[1]
No.4547: サッポロ黒ラベル / サッポロ
さっぽろくろらべる / さっぽろ
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サッポロビールの超定番「黒ラベル」が新しくなっている。
2月中旬製造分からのリニューアルである。
グラスに注いだ液色は、しっかりとした黄金色。泡は純白できめ細かく、当初はよく盛り上がるが、
泡持ちはほどほど。
香りは清冽なホップ香と甘く穀物っぽいモルト香が拮抗しており、派手すぎず地味すぎず、
適度な重みを感じる。
口に入れた瞬間、黒ラベルってこんなに軽快だったかな?と思う。
以前の製品なら、最初にズシッとした苦味が重たく襲ってくる印象だったが、
少し酸が立ち、フレッシュな口当たりになっている。これまで堅物だったのが、
角が取れて若干丸くなった印象だ。
但し、モルト由来の豊かな旨みが広がると同時に、しっかりと強い苦味が押してくる。
アルコール分5%。原材料:麦芽・ホップ・米・コーン・スターチ。
ニュースリリースでは、次のように説明されている。
4年振りとなるリニューアルでは、サッポロ独自の原料「旨さ長持ち麦芽」を増量し、
黒ラベルならではの「麦のうまみと爽やかな後味のベストバランス」に、さらに磨きをかけました。
確かに爽やかさは増し、垢抜けた味わいになったようだ。最近の国産ピルスナーのトレンドは、
香り華やかで甘さのあるものだと思うが、このビールはそういったキャラクターとは対極にあるものの、
少しだけそちらの方向に歩み寄っている感じもなくはない。
なお、見た目の変更としては、缶下方にある「黒ラベル」の文字が大きく目立つようになった点。
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ビール
CODE:42068SEST#RN02M |
2015年3月5日[2]
No.4548: すらっと 白桃サワー / アサヒ
すらっと はくとうさわー / あさひ
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12月製造分から新しくなっている、アサヒすらっと。
変更点は、糖質オフの率が従前の70%から75%に向上したことである。
既に レモンスカッシュサワー、
グレープフルーツサワー、
シークァーサーサワー、
シャルドネサワー
と4種取り上げているが、今日は5種めとして「白桃サワー」を。
グラスに注いだ液色は、ほんのりと白濁。グレープフルーツの果肉が少し浮いている。
香りは、きれいで甘い白桃香。甘味が強そうである。
味は確かに甘いが、グレープフルーツのお陰で酸が適度に効き、すっきり感がある。
ただ、甘味料特有の甘さが少し口に残る。
果汁1%。アルコール分3%。糖質75%オフ。100mgあたり24kcal。
原材料:アルコール、もも果汁、果粒、糖類、
酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
桃味チューハイは普通、桃のよさを活かすために濃い味わいのものが多いが、
これは柑橘の酸味を効かせて軽やかに仕上げてある。
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チューハイ・カクテル等
CODE:42068MVES#RN12 |
2015年3月6日[1]
No.4549: すらっと アロエ & ホワイトサワー / アサヒ
すらっと あろえ あんど ほわいとさわー / あさひ
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12月製造分から新しくなっている、アサヒすらっと。
変更点は、糖質オフの率が従前の70%から75%に向上したことである。
既に レモンスカッシュサワー、
グレープフルーツサワー、
シークァーサーサワー、
シャルドネサワー、
白桃サワー
と5種取り上げているが、今日は6種めとして「アロエ&ホワイトサワー」を。
グラスに注いだ液色は、ややグレーがかった淡い白。かなり薄い。
香りは甘い乳酸飲料。アルコール臭はほとんどない。
口当たりは、炭酸のピリピリ感とともに、甘さがしっかりとある。
だが、濃厚ではないので、すっきりと軽快。アロエの粒が入っているので、
飲むだけでなく食べる感じだ。
アルコール分3%。糖質75%オフ。100mlあたり24kcal。
原材料:ヨーグルトリキュール、アロエベラ(葉肉部位使用)、乳清ミネラル、
糖類、酸味料、安定剤(大豆多糖類)、香料、
甘味料(アセスルファムK、アスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物、スクラロース)、
乳化剤、(原料の一部に乳成分を含む)。
以前から軽やかな味わいの商品だったので、大きな変化はないが、糖質がよりカットされた分、
人工甘味料の甘さでそれを補っているようにも見え、薄ら甘い感じがより強まったようにも感じた。
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チューハイ・カクテル等
CODE:42069GCES#RN12 |
2015年3月6日[2]
No.4550: 神戸居留地チューハイ 糖類ゼロ グレープフルーツ / 富永貿易(製造者:大東乳業)
こうべきょりゅうちちゅーはい とうるいぜろ ぐれーぷふるーつ / とみながぼうえき
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先日 レモン を飲んだ神戸居留地チューハイ「糖類ゼロ」だが、
今日は同シリーズの「グレープフルーツ」を。こちらもやはりレモンと同じように、
500mlのロング缶しか売られていなかった。
グラスに注いだ液色は、うっすらと黄色っぽく濁っている。
香りは、甘味よりも苦味が強そうなグレフル香。あまり強くは香らない。
口当たりは、ふんわりと甘いものの、キュンとした酸と、柔らかい苦味を伴っている。
後味に甘味料特有の甘さが若干残るが、わずかである。
果汁3.0%。アルコール分6%。原材料:グレープフルーツ果汁、スピリッツ、
グレープフルーツリキュール、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
製造者:大東乳業(株)、
岐阜県各務原市松本町二丁目466番地。
販売者:富永貿易(株)、
神戸市中央区御幸通5丁目1番21号。
レモンと同じく、こちらも 以前に取り上げた製品 との違いは、
新たにグレープフルーツリキュールが使われるようになった点である。
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チューハイ・カクテル等
CODE:42069KSES#UK |
2015年3月7日[1]
No.4551: 辛口焼酎ハイボール プレーン / アサヒ
からくちしょうちゅうはいぼーる ぷれーん / あさひ
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先日、3月3日発売のアサヒ辛口焼酎ハイボール ドライクリア を取り上げたが、
ほぼ同じ頃、既存品もリニューアルしている。正確には、2月下旬から順次切り替えとのことである。
新しくなった定番3種のうち、まず今日は「プレーン」を飲みたい。
グラスに注いだ液色は、ほんのりと淡い黄色。
香りは、ウイスキーのようなアルコール臭の中に、少し梅のような酸味を感じさせる香りが混じる。
タカラ焼酎ハイボールと香りの系統は一緒だが、やや大人しい。
味は香りの印象どおり軽い酸味が効いているが、あっさりとしており、甘味は極めて弱い。
従来品はもう少し甘みがあり、その点が少し中途半端な印象を与えていたが、
今回のリニューアルでドライさが増し、辛口の名に恥じない内容になった。
アルコール分8%。炭酸強め。糖質ゼロ。プリン体ゼロ。
原材料:焼酎、酸味料、香料、カラメル色素、甘味料(アセスルファムK)。
缶の見た目はほとんど変わっていないのだが、左肩に「キレUP!」と書かれているのと、
何より商品名に「プレーン」の文字が明記された点が大きな変化である。
従来品 は単なる「辛口焼酎ハイボール」で、味の付いている
レモン や シークァーサー
と区別するために、便宜的にプレーンと呼ばれることが多かったのだが、
今回、正式に「プレーン」という名称になったわけである。
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チューハイ・カクテル等
CODE:42070GCES#RN02L |
2015年3月7日[2]
No.4552: ドライゼロフリー / アサヒ
どらいぜろふりー / あさひ
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アサヒドライゼロから、カロリー・糖質・プリン体のすべてがゼロの「ドライゼロフリー」
が登場。発売日は、3月3日であった。
グラスに注いだ液色は、わりとしっかりした黄金色。泡は純白できめ細かく、力強く盛り上がり、
ノンアルコールにしては泡持ちがよい。
香りは、ノンアルコールらしい紅茶の茶葉みたいな匂いがあるが、
軽快である。
味は、最初の苦味のインパクトが結構強く、しっかり感がある。
ノンアルコール特有の甘くない飴みたいな味だが、その臭みは弱く、
ギュッとした苦味のほうが存在感を示している。
後キレも悪くない。
アルコール分0.00%。カロリーゼロ。糖質ゼロ。プリン体ゼロ。
原材料名:食物繊維(難消化性デキストリン、大豆食物繊維)、
ホップ、香料、酸味料、カラメル色素、酸化防止剤(ビタミンC)、甘味料(アセスルファムK)。
通常のドライゼロと同系統の味でありながら、プリン体もゼロになったということで、
こちらにシフトするファンもいるのではないだろうか。
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ノンアルコール飲料
CODE:42070KSES#04 |
2015年3月8日[1]
No.4553: グリーンアロマ / サッポロ
ぐりーんあろま / さっぽろ
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明後日3月10日が発売日となっている、サッポロの新ジャンル「グリーンアロマ」。
実は今週の新製品は非常に多く、フォローするのもたいへんなのだが、
この土日に大部分の新製品を入手することができ、あとは毎日できるだけ多く飲んで紹介する
のみである。
グラスに注いだ液色は、極めて淡い黄金色。
泡は純白でやや粗いのだが、力強く盛り上がり、泡持ちはそんなに悪くない。
香りはマスカットの甘さ、グレープフルーツの甘酸っぱさなどを感じ、
非常にフレッシュかつビビッドである。
味は香りの印象以上に軽やか。水っぽいと言えるくらい軽快なのだが、
柑橘様の酸味がアクセントとなり、爽快感がある。新ジャンル特有の臭みとか甘さは感じない。
最後まで非常にすっきりと、爽やかな酸が残る。コリアンダーが使われているようだが、
特有の妖艶さというか、甘いニュアンスはあまりない。
アルコール分4%。原材料:発泡酒(麦芽・ホップ・糖類・水溶性食物繊維・
エンドウたんぱく・コリアンダーシード・オレンジピール)・スピリッツ(大麦)。
グリーンアロマという名前を見て、以前にも同じ名前の製品があったなあと思い、探してみたところ、
サッポロ社ではなく、サントリーモルツのコンビニ限定品として モルツ グリーンアロマ
という商品が、6年前の2009年3月に出されていた。
両者に何の関連性もないが、若々しいアロマ(香り)が特徴である点は同じである。
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新ジャンル
CODE:42071KSES#-02 |
2015年3月8日[2]
No.4554: 辛口焼酎ハイボール レモン / アサヒ
からくちしょうちゅうはいぼーる れもん / あさひ
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2月下旬から順次切り替えということで、リニューアルされているアサヒ辛口焼酎ハイボール。
昨日 プレーン を取り上げたが、今日は定番2種めとして「レモン」を飲みたい。
グラスに注いだ液色は、ほんのり淡いレモン色。
気泡は当初たくさん発生するが、すぐに大人しくなる。
香りは、非常に控えめのレモン香。あまり酸っぱそうではない。
アルコール臭も適度で、全体的に控えめである。
口当たりは、穏やかなレモンの酸と、それを凌駕するほどしっかりとしたアルコール感。
飲み進めると、焼酎の強さがどんどん実感されてくる。
従来品 よりも一層強くなった感じがある。
アルコール分8%。炭酸強め。糖質ゼロ。プリン体ゼロ。
原材料:焼酎、酸味料、香料、カラメル色素、甘味料(アセスルファムK)。
缶の左肩に「キレUP!」と書かれているが、キレが良くなったというよりは、
焼酎らしい飲みごたえが強くなったように思う。より一層酒好きのための
缶チューハイに生まれ変わったようだ。
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チューハイ・カクテル等
CODE:42071GCES#RN02L |
2015年3月9日[1]
No.4555: The O.N.E. レモン / サントリー
ざ・わん れもん / さんとりー
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サントリーから新しいチューハイブランドが誕生。
アルコール度数1%の The O.N.E.(ザ・ワン)という名で、
レモンとグレープフルーツの2種がある。発売日は、明日3月10日。
今日は「レモン」のほうを飲みたい。
グラスに注いだ液色は、無色透明。
香りは、すっきり軽快なレモン香。アルコール臭がほぼしないので、
ノンアルコール飲料のようである。
口当たりは非常にすっきり。甘味は極めて弱く、酸も抑え気味。
缶にドライチューハイと書かれているが、ドライというよりはあっさり、さっぱりと、非常に薄い。
アルコール分1%。果汁2%。レモン蒸留酒使用。
原材料名:レモン、スピリッツ、糖類、酸味料、香料、
酸化防止剤(ビタミンC)。
大人が気軽に楽しめる、甘さを抑えたアルコール1%のドライチューハイ
最近のチューハイ「二極化」を端的に表す、いわゆる軟派代表である。
高アルコールの硬派系がコストパフォーマンス重視の酒好きを惹きつけるための製品であるのに対し、
こちらはふだんアルコールをあまり飲まない人にも飲むようになって欲しいという、消費の裾野を広げる
ことを企図した製品である。
なお、同日にキリンからも Butterfly という度数1%のチューハイシリーズがリリースされる。
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チューハイ・カクテル等
CODE:42072KSES#-01 |
2015年3月9日[2]
No.4556: ドライゼロ / アサヒ
どらいぜろ / あさひ
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先日、アサヒドライゼロの派生商品 ドライゼロフリー を飲んだが、
実はドライゼロそのものも新しくなっている。12月中旬製造分から順次切り替えとのことである。
グラスに注いだ液色は、中程度の黄金色。泡はかなりきめ細かく、当初よく盛り上がり、泡持ちも悪くない。
香りは、従来品どおりノンアルコール特有の酸化したビールや、紅茶の茶葉みたいな印象があるが、
その臭みは強くない。
口当たりは、適度な苦味に微かな甘味が加わるが、概ねクリアである。
その苦味がずっと主張するので、ノンアルコールにしては飲みごたえがある。
この点が、サントリーオールフリーなどとは違う。
アルコール分0.00%。原材料名:食物繊維、大豆ペプチド、
ホップ、香料、酸味料、カラメル色素、酸化防止剤(ビタミンC)、甘味料(アセスルファムK)。
パンチ力とすっきり感を兼ね備え、よりスーパードライのキャラクターに近い味わいに仕上がっている。
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ノンアルコール飲料
CODE:42072GCES#RN12M |
2015年3月10日[1]
No.4557: 焼酎ハイボール 梅干割り / 宝酒造
しょうちゅうはいぼーる うめぼしわり / たからしゅぞう
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タカラ焼酎ハイボールに、新ラインナップ「梅干割り」が新定番として加わった。
発売日は、本日3月10日である。
グラスに注いだ液色は、ほんのりと淡い紅色。
焼酎ハイボールらしく、注ぐ時は大粒の気泡がジュワジュワと音を立てている。
もし何の前知識もなく香りを嗅いだら、いったい何の香りなのか、よくわからないだろう。
梅干しだと聞かされれば、確かに少し酸っぱそうな感じはある。
そして口に運ぶと、その瞬間「うめぼし!」と叫んでしまうほど。
焼酎ハイボールらしく、甘さは極度に抑え込まれ、濃厚さはまったくなく、
非常にさらっとした味わいながら、梅干しのキャラクターがちゃんと活かされている。
軽やかな酸味とともに、少し苦味もある。
アルコール分7%。梅干エキス使用。甘味料ゼロ。プリン体ゼロ。糖質80%オフ。
原材料:焼酎、梅干エキス、酸味料、香料、酸味料、カラメル色素、アントシアニン色素。
焼酎をお湯割りで飲む時なら、梅干しを入れるのはポピュラーだと思うが、
チューハイの梅干し味というのも定番なんだろうか。私は初めて飲んだが、
あっさり飲みやすいので、ファンはつきそうである。
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チューハイ・カクテル等
CODE:42073KSES#00 |
2015年3月10日[2]
No.4558: バタフライ 気楽にいこう!アップル / キリン
ばたふらい きらくにいこう!あっぷる / きりん
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キリンから度数1%の超低アルコール飲料のブランド「バタフライ」が登場。
発売日は、本日3月10日で、250ml缶入り全3種のラインナップである。
今日はその中から「気楽にいこう!アップル」を取り上げる。
グラスに注いだ液色は、濁りのある薄黄色。混濁タイプのりんごジュースを更に薄めたような色。
香りは、甘いりんご香で、蜂蜜が入ってるの?という感じの甘さ(実際は入っていないのだが)。
味もその香りの印象どおりかなり甘味が強い。
酸も効いているので、くどさはなく、軽やかに飲める。アルコール感はほぼない。
後味にはしっかりと甘味が残る。
アルコール分1%。果汁6%。シードル(りんご発酵酒)使用。
原材料:スピリッツ・シードル・りんご・アップルビネガー・糖類・酸味料・香料・
甘味料(アセスルファムK・スクラロース)。
軽く飲むってすごくいい。
ウルトラライトアルコール、バタフライ。りんごのお酒「シードル」を使用した
爽やかさと、ALC.1%という新しい軽さだから、これまでよりもっと気軽に楽しめます。
さあ、あなたならどんなシーンで飲みますか?
昨日レビューした サントリー TheO.N.E も同じアルコール1%の新ブランドだが、
あちらは極めてあっさりとして軽快、こちらは甘くてジュースっぽい。まったくキャラクターが違う。
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チューハイ・カクテル等
CODE:42073KSES#00 |
2015年3月11日[1]
No.4559: ザ・ロイヤルラベル / アサヒ
ざ・ろいやるらべる / あさひ
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セブン&アイグループ限定で、3月10日に発売されたアサヒ「ザ・ロイヤルラベル」。
麦芽100%ビールでありながら、糖質40%オフという商品だ。
グラスに注いだ液色は、わりとしっかりめの黄金色。
泡はやや粗い感じもあるが、力強く盛り上がり、泡持ちもほどほど。
香りはスーパードライのような、乾いた穀物を想起させるものだが、
もっと力強く、深みがある。
ところが、口に含むと、あれあれっ?と感じるくらい軽快で、はっきり言ってコクは乏しいのだが、
苦味と渋味がガシッと強いので、味わいの存在感は辛うじてある。
外側だけが固く、中がスカスカといった感じで、どうにもバランスが悪い。
アルコール分5%。原材料:麦芽、ホップ。
麦芽100%で糖質オフという機能性を謳った商品だが、「なんだかなあ・・」というのが、正直な感想である。
糖質オフなら新ジャンルで十分ではないか。あえてビールで勝負する意味が分からない。
近年、発泡酒や新ジャンルから正統派ビールへの回帰傾向が一部で見られるからといっても、
それはプレモルのCMが象徴しているように、週末くらいはちゃんといいビールで乾杯したいという
消費者が増えているからだろう。だから、そこに求められるのは本格的な味わいであって、
糖質オフなどの付加価値ではないはずである。
非常に厳しい言い方で恐縮だが、消費者のニーズを見誤っているのではないかと思う。
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ビール
CODE:42074SEST#01 |
2015年3月11日[2]
No.4560: The O.N.E. グレープフルーツ / サントリー
ざ・わん ぐれーぷふるーつ / さんとりー
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サントリーから登場した、新たなチューハイブランド The O.N.E.(ザ・ワン)。
アルコール度数1%のシリーズで、レモンとグレープフルーツの2種がある。発売日は、明日3月10日。
先日既に レモン を掲載しているので、
今日はもう一方の「グレープフルーツ」を。
グラスに注いだ液色は、やや黄色っぽく、うっすらと濁りあり。
香りは、少し甘そうなグレフル香。アルコール臭はほぼしない。
口当たりは香りの印象よりはあっさりしている。
ほんのりと甘く、苦味のほうがむしろ前に出て来ている。
穏やかですっきりと飲み進められる。
アルコール分1%。果汁1.6%。グレープフルーツ発酵酒使用。
原材料名:グレープフルーツ、乳酸発酵ぶどう果汁、グレープフルーツ発酵酒、
スピリッツ、糖類、酸味料、香料、酸化防止剤(ビタミンC)。
大人が気軽に楽しめる、甘さを抑えたアルコール1%のドライチューハイ
レモンに引き続き、こちらも軽い飲み口で後味に甘さなどを残さないのが特徴である。
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チューハイ・カクテル等
CODE:42074KSES#01 |