2015年6月3日[1]
No.4701: ほろよい みぞれいちごサワー <夏限定> / サントリー
ほろよい みぞれいちごさわー <なつげんてい> / さんとりー
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先日、ほろよい みぞれマンゴーサワー を
飲んだが、今日は同時発売の「みぞれいちごサワー」を。
発売日は、6月2日である。
グラスに注いだ液色は、薄〜いピンクで、やや濁りがある。
香りは、昔懐かしい「サクマのいちごみるく」。最近の若い人は知らないか?
いちごにたっぷりの練乳をかけたイメージだ。
味もまさに香りの印象どおり。
練乳らしいこってりとした甘さが感じられ、
かなり濃厚。但し、液体にとろみがあったりするわけではないので、
そんなにひっかかる濃厚さではない。
アルコール分3%。いちご果汁0.5%。
原材料:いちご、加糖練乳、スピリッツ、糖類、酸味料、香料、野菜色素、
安定剤(大豆多糖類)、紅花色素。
心がわくわくするような、いちご味のカキ氷をイメージした味わいに仕上げました。
昨年1月に出た 練乳いちごサワー に味は非常に近いが、
原材料が若干異なっている。
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チューハイ・カクテル等
CODE:42158KSES#01 |
2015年6月3日[2]
No.4702: 一番搾り 仙台づくり <仙台工場限定醸造> / キリン
いちばんしぼり せんだいづくり <せんだいこうじょうげんていじょうぞう> / きりん
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"地元うまれの一番搾り"
と銘打ち、全国9工場
(北海道千歳工場、仙台工場、取手工場、横浜工場、名古屋工場、滋賀工場、神戸工場、岡山工場、福岡工場)
ごとに味の違いや個性を楽しめるという一連の製品。発売日は、5月19日。
当サイトではこれまで、神戸づくり、
岡山づくり、
福岡づくり、
滋賀づくり の4種を飲んでいるが、
今日は5地域めとして「仙台づくり」を紹介する。これもまた、ご協力者様のお陰により入手できたものである。
グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。泡は純白できめ細かく、泡持ちは良い。
香りは、クリアなホップ香に、麦芽やもしかすると副原料からくる穀物っぽい雰囲気が
混じっている。一番搾りにしては、押しが強い方かもしれない。
口当たりは非常に丸っこい。通常の一番搾りと比べて酸がおとなしく、
苦味もまろやか。いうなれば、本来両側に分裂していたものが真ん中に集まってきたような味であり、
そのお陰か、ふんわり甘みも感じられる。
決して酸も苦味も弱いわけではないのだが、
良い具合に拮抗しており、さらに副原料の米が適度な繊細さも与えているようだ。
アルコール分5%。原材料:麦芽・ホップ・米。
缶裏には、次のような説明文がある。
宮城の旬のおいしさを引き立てる一番搾りです。
地元のみなさまへの感謝の気持ちを込め、一番搾り製法で素材のうまみを引き出しました。
東北産ホップの華やかな香り。そして宮城県産ササニシキのすっきりとした後味が、
宮城の旬のおいしさを引き立てます。
腕によりをかけてつくった一番搾りです。
仙台工場醸造長 萱場英樹
今日も、地元で手に入る「神戸づくり」と比較してみた。
仙台のほうが香りの濃さ、土臭さが際立っており、神戸はハーブっぽい軽やかさがある。
味わいも仙台のほうが密度が高く、神戸は軽やかで美しい。
ただ、仙台は無骨なのではなく、力強さの中でバランスが保たれており、
スタイリッシュにまとまっている神戸とはスケール感が違う。
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ビール
CODE:42158PRST#15 |
2015年6月4日[1]
No.4703: ブラックニッカ クールハイボール <期間限定> / アサヒ(ニッカウヰスキー)
ぶらっくにっか くーるはいぼーる <きかんげんてい> / あさひ(にっかうゐすきー)
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先日、6月2日発売の ニッカハイボール アイスコーラ を
掲載したが、これは同時発売の「ブラックニッカ クールハイボール」。
グラスに注いだ液色は、ごく淡いゴールド。とてもウイスキーとは思えない薄さ。
炭酸は強そうで、大きめの気泡がジュワジュワと踊るが、すぐに静まる。
香りは、柔らかなウイスキーに、ほんのりハッカのような香りが乗っている。
クールと名付けられたゆえんであろう。
口当たりは、強めの炭酸によるピリピリ感がまずあり、少し後からウイスキーの
クリアな甘味、そしてミント系の冷たい爽快感がある。最初は大したことはないと
感じるのだが、飲み進めるうち、クールさが際立ってくる。
このクールさは、(例えは悪いが)歯を磨いたすぐあとにウイスキーを飲んでしまったかのよう。
いや、歯磨き粉と一緒にハイボールを飲んでしまったかのようである。
でも決して違和感はなく、うまく溶け合っている。
アルコール分7%。原材料:ウイスキー、食物繊維、糖類、香料、酸味料、カラメル色素。
クーリング&ミントフレーバーには、冷涼感を感じる香料を使用しています。
2015年6月〜8月までの出荷予定
これは、家庭で作ろうと思ってもなかなか難しい。ミントの葉を浮かべたくらいでは、こんな
爽快感は出ないし、ミントリキュールなどを混ぜてしまうと、ウイスキー感が弱まってしまいかねないから。
夏には、氷を入れたグラスに注いで飲んでも面白いだろう。
この商品にも、缶裏にマッサンとリタの肖像がある。
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チューハイ・カクテル等
CODE:42159KSES#02 |
2015年6月4日[2]
No.4704: セブンプレミアム ザ・ブリュー 糖質70%オフ / サントリー
せぶんぷれみあむ ざ・ぶりゅー とうしつ70ぱーせんとおふ / さんとりー
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セブン&アイのP.B.であるザ・ブリューの「糖質70%オフ」。
5月18日にリニューアルした製品のようなのだが、
実は当サイトでは従来品を取り上げていなかった。なんということか。
セブンイレブンはごく身近にあるのに、自分のリサーチ不足に改めて恥じ入っている。
グラスに注いだ液色は、中程度の黄金色。糖質オフ製品にしては、しっかりしている。
泡はきめ細かく、力強く盛り上がり、泡持ちも悪くない。
香りは、新ジャンル特有の臭みは弱く、軽快なホップ香がある。
口当たりもすっきり軽やかだが、ただ軽いだけではない。
通常、糖質オフの新ジャンルは、味がスカスカのものが多いが、
これは苦味が非常に強い。そのため、味に立体感が生まれている。
新ジャンルにありがちな、だらっとした甘さはまるでない。
アルコール分4%。天然水100%仕込。
原材料:発泡酒(麦芽、ホップ、糖類、食物繊維)、スピリッツ(小麦)。
この商品はセブン&アイHLDGS.グループとサントリービール(株)の共同開発商品です。
なんだかサントリーさんのナショナルブランド(例えば、金麦糖質オフ)
よりもこちらのほうが優秀なのではないかと、思えてきた。
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新ジャンル
CODE:42159SEST#17 |
2015年6月5日[1]
No.4705: カルピスサワー 手摘み白桃 <期間限定> / アサヒ
かるぴすさわー てづみはくとう <きかんげんてい> / あさひ
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6月2日発売のカルピスサワー「手摘み白桃」。
グラスに注いだ液色は、典型的なカルピスホワイト。見た目では桃らしいところはない。
香りは、ふわっと甘い桃が強く、カルピスの香りはかなり弱い。
味も基本的に桃の甘さが強い。炭酸のピリピリした刺激が引き締め役になってはいるが、
豊潤な甘味のほうが勝っている。カルピスらしい酸味はやや控えめ。
果汁1%。アルコール分3%。
原材料名:ウォッカ、もも果汁、脱脂粉乳、乳酸菌飲料、糖類、酸味料、香料、安定剤(大豆多糖類)、
甘味料(アスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物、アセスルファムK)、乳化剤。
昨年も6月に発売されていたので、ほぼ1年ぶりの発売となる。2013年にカルピスサワーが
アサヒブランドに移行してから、桃は2度目の登場ということになるのだが、
今回は単に白桃ではなく、「手摘み白桃」という名前に変わった。
考えてみれば桃はすべて手摘みであろうから、うそではない。
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チューハイ・カクテル等
CODE:42160KSES#03 |
2015年6月5日[2]
No.4706: 一番搾り 横浜づくり <横浜工場限定醸造> / キリン
いちばんしぼり よこはまづくり <よこはまこうじょうげんていじょうぞう> / きりん
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"地元うまれの一番搾り"
と銘打ち、全国9工場
(北海道千歳工場、仙台工場、取手工場、横浜工場、名古屋工場、滋賀工場、神戸工場、岡山工場、福岡工場)
ごとに味の違いや個性を楽しめるという一連の製品。発売日は、5月19日。
当サイトではこれまで、神戸づくり、
岡山づくり、
福岡づくり、
滋賀づくり、
仙台づくり の5種を飲んでいるが、
今日は6地域めとして「横浜づくり」を紹介する。
なんと、これまでの当サイトの活動をつぶさにご覧くださっていたという
関東在住S様からぜひ協力させて欲しいという奇特なお申し出を賜り、
ありがたく頂戴したものである。
私の道楽に、こんなに共鳴して頂ける方がいらっしゃるなんて、"感謝"以外の言葉がみつからない。
その気持ちを胸に、心して味わいたい。
グラスに注いだ液色は、ややオレンジがかった濃いめの黄金色。泡は少しベージュっぽく、力強く盛り上がり、泡持ちは良い。
これまで飲んだ他地域のものとは見た目の濃さが明確に違う。
ホップのクリアなハーブっぽい香りの背後に、しっかり濃密で甘い香りがある。
華やかなだけでなく、力強さを感じる。
口に含んだ瞬間のタッチは柔らかいが、密度の濃い味わいであり、
強い苦味とやや丸っこいオレンジのような酸が塊となってやってくる。
力強いのに粗暴ではなく、まとまりがある。
口に残る余韻も、ジューシーな甘味が苦味を包み込んだ感じのまま後を引く。
アルコール分6%。原材料:麦芽・ホップ。
缶裏には、次のような説明文がある。
横浜らしい洗練された味わいです。
歴史と異文化が融合する横浜の街を思い浮かべながら、一番搾り製法で、素材の
うまみを引き出しました。
横浜の味覚を引き立てるように、しっかりとした味わいと、
開放的な香りを調和させました。腕によりをかけてつくった一番搾りです。
横浜工場醸造長 岡田義宗
今日も、地元で手に入る「神戸づくり」と比較してみた。
液体、泡いずれも横浜のほうが明確に濃く、神戸は薄い。香りも横浜のほうが密度が高い。
甘味、苦味、それらが一体となった凝縮感が横浜にはあり、
神戸のほうは全部の要素を何割かずつ削ってコンパクトにまとめたようなスケール感。
深い余韻が楽しめる横浜に対し、神戸は美しくさらっと引いてゆく印象。
まさに好対照。
飲む前は、横浜vs神戸という名前の印象から、似たような味わいを想像していたが、
かなりの違いがあることに驚いた。まるで関東と関西の味覚をそれぞれ代表しているかのような
濃さの違いであり、象徴的な対戦であった。
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ビール
CODE:42160PRST#17 |
2015年6月6日[1]
No.4707: 世界の厳選果実チューハイ ルビーグレープフルーツ <2015限定> / サントリー
せかいのげんせんかじつちゅーはい るびーぐれーぷふるーつ <2015げんてい> / さんとりー
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イオングループ各店で、5月29日〜31日の3日間にわたって行われていた
「イオンワールドフェスタ アメリカフェア」に合わせて用意された、
サントリー「世界の厳選果実チューハイ ルビーグレープフルーツ」。
実際に売られていたのは、フェアの少し前からであった。
グラスに注いだ液色は、ややくすんだ感じのサーモンピンク、あるいは薄いオレンジ。
香りは、ブラッドオレンジに近いような、軽いジューシー感や甘味を湛えたオレンジ香。
味は甘味、酸味、苦味がそれぞれ強く、しっかりとした味わい。
但し、そんなにコクがあるわけではなく、軽快な中に
やや人工的な味わいが強調された感じがある。
アルコール分5%。ルビーグレープフルーツ浸漬酒使用。
原材料名:グレープフルーツ、スピリッツ、糖類、酸味料、香料、果実色素、紅花色素。
カリフォルニア産のルビーグレープフルーツを使用。
やさしい酸味と甘味のバランスがとれた、爽やかな味わいです。
中味はおそらく、昨年同時期に出ていた -196℃ ルビーグレープフルーツ と
同じもののようである。商品名が変わっただけで、缶デザインも基本的に同じである。
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チューハイ・カクテル等
CODE:42161GCKO#11 |
2015年6月6日[2]
No.4708: 一番搾り 取手づくり <茨城県取手工場限定醸造> / キリン
いちばんしぼり とりでづくり <いばらきけんとりでこうじょうげんていじょうぞう> / きりん
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"地元うまれの一番搾り"
と銘打ち、全国9工場
(北海道千歳工場、仙台工場、取手工場、横浜工場、名古屋工場、滋賀工場、神戸工場、岡山工場、福岡工場)
ごとに味の違いや個性を楽しめるという一連の製品。発売日は、5月19日。
当サイトではこれまで、神戸づくり、
岡山づくり、
福岡づくり、
滋賀づくり、
仙台づくり、
横浜づくり の6種を飲んでいるが、
今日は7地域めとして「取手づくり」を紹介する。
こちらも、昨日紹介した関東のご協力者S様から頂戴したものである。
ありがたく、味わいたい。
グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。泡は純白で、当初はよく盛り上がるが、泡持ちはほどほど。
昨日飲んだ 横浜づくり とは明らかに異なり、もう別銘柄のビールのようである。
香りは軽快で清澄だが、少し粉っぽく甘いニュアンスが秘められている。
味にも透明感があり、当初軽いタッチだが、ジューシーな甘味と、
舌の奥の方でギュッと収斂性のある苦味がしっかり感じられる。
一番搾りにしては、酸があまり突出していない。
取り立てて目立ったインパクトなどはないが、
何口飲んでも飲み飽きない、いわゆるドリンカビリティには優れている。
アルコール分5.5%。原材料:麦芽・ホップ。
缶裏には、次のような説明文がある。
茨城の味わい豊かな食材を引き立てます。
地元茨城を愛する人々を思い浮かべながら、一番搾り製法で、
素材のうまみを引き出しました。
うまいもんどころ茨城の豊かな食材にぴったりな贅沢な味わい。
腕によりをかけてつくった一番搾りです。
取手工場醸造長 谷川 満
今日も、地元で手に入る「神戸づくり」と比較してみた。
見た目は両者区別がつかないほど。
香りの軽快さ、爽やかさも非常に近い。但し、取手のほうが麦芽の力が前面に出て、神戸はやや控えめな感じ。
味わいも取手は中道であり、神戸のさらっとした上品さに比べると、ジューシー感がある。
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ビール
CODE:42161PRST#18 |
2015年6月7日[1]
No.4709: 北海道生搾り / サッポロ
ほっかいどうなましぼり / さっぽろ
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サッポロ社の発泡酒「北海道生搾り」が新しくなっている。
新製品ではなく、リニューアルなのだが、こんな製品知らないという人も少なくないだろう。
サッポロさんには悪いが、多くの人に「知らない」と言われてしまいかねないくらい、
最近はほとんど売られていない。そもそも各社とも「発泡酒」は縮小の一途を辿っている。
唯一頑張っているのは、キリン淡麗くらいのものではないだろうか。
税率の関係で中途半端な値段になってしまったことが大きいのだろう。
さて、味をみてみよう。
グラスに注いだ液色は、しっかりめの黄金色。薄い新ジャンルを見慣れていると、
結構濃く見える。
泡は純白できめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちも良い。
見た目はビールと変わらないくらいだ。
香りも、深みはないものの、ホップ香が清々しい。
味はカラッと軽い。苦味はしっかりとあるが、
いわゆる中抜け。雑味は少なく、非常にクリアな味わいなのだが、
どうしてもコク不足が目立ってしまう。
いや、新ジャンルなどに比べると飲み応えはあるほうだが、
見た目や香りの印象とのギャップが大きい。
アルコール分5.5%。原材料:麦芽・ホップ・大麦・糖類。北海道産大麦麦芽使用。
缶裏に、次のような説明文がある。
北海道産大麦麦芽使用、富良野産ホップ一部使用。北海道産の素材にこだわっています。
素材のうまみを引き出す製法に磨きをかけ、爽快な生のおいしさを搾りだしました。
3月下旬製造品からのリニューアルとのこと。
購入したのは酒DSチェーンの やまや だが、店頭陳列数も非常に少なかった。
他店ではまったく見ない。もはや風前の灯火か?
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発泡酒
CODE:42162YMOZ#RN03L |
2015年6月7日[2]
No.4710: 焼酎ハイボール ドライ / 宝酒造
しょうちゅうはいぼーる どらい / たからしゅぞう
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タカラ焼酎ハイボール「ドライ」の缶が新しくなった。
さて、どこが変わったでしょうか?
思わずそういう質問を投げかけたくなるが、
パッと見て従来品との違いを指摘できる人は、ほとんどいないだろう。
同社のニュースリリースによると、
今回の変更を次のように説明している。
宝酒造株式会社は"タカラ「焼酎ハイボール」"ブランドで一律に表示している「糖質80%オフ」表示を、
フレーバーごとの糖質量に応じた表示に順次変更します。現在通年で販売している9フレーバーのうち、
<ドライ>および<レモン>については、栄養表示基準に基づき5月中旬より「糖質ゼロ」表示に変更します。
従来品は缶右下に「甘味料0 プリン体0 糖質80%オフ」
の表示があったが、5月中旬からこの表記が「プリン体0 糖質0 甘味料0」
に変更になっているのだ。
ちなみに中味は変わっていないので、取り上げるまでもないが、
ひとえに「コンプリートしたい」という私の願望に従ったまでである。
アルコール分7%。無果汁。プリン体ゼロ。糖質ゼロ。甘味料ゼロ。
原材料:焼酎、糖類、酸味料、香料、カラメル色素。
チューハイは昭和20年代後半の東京下町で"焼酎ハイボール(酎ハイ)"として生まれたといわれています。
TAKARA「焼酎ハイボール」は、その元祖チューハイの味わいを追求した、
キレ味爽快な辛口チューハイです。
この情報がいったい何の役に立つのだ?と問われれば、
この表記に変わっているもののほうが製造が新しいですよ、というだけであろう。
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チューハイ・カクテル等
CODE:42162GCKO#RN05M |
2015年6月8日[1]
No.4711: −196℃ 夏のキウイ <限定> / サントリー
まいなす196ど なつのきうい <げんてい> / さんとりー
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明日6月9日が発売日となっている-196℃夏限定品。
2種出たのだが、そのうち、今日は「夏のキウイ」を飲んでみたい。
グラスに注いだ液色は、無色透明。気泡は細かく、多くなく、
炭酸はそんなに強そうではない。
香りは、シンプルだがやや甘そうなキウイ香。特有の生臭い感じが良く出ている。
味は香りの印象どおり甘酸っぱいが、濃厚さはない。
だから、甘味は強いものの、後味はわりとすっきりしている。
アルコール分5%。キウイ浸漬酒使用。
原材料名:キウイ、スピリッツ、糖類、酸味料、香料。
愛媛産のキウイを使用。
グリーンキウイならではの甘味と酸味が広がる、フルーティーで爽やかな味わいです。
昨年 も実は同じ製品が出ていて、取り上げているが、
コンビニ限定だった模様で、他では見なかった。事前に発売情報もなかった。
一方、今年は全国販売との事前告知があり、スーパーなどでも大量に売られている。
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チューハイ・カクテル等
CODE:42163GCES#-01 |
2015年6月8日[2]
No.4712: 焼酎ハイボール レモン / 宝酒造
しょうちゅうはいぼーる れもん / たからしゅぞう
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昨日、焼酎ハイボール ドライ のリニューアル缶を紹介したが、
今日は同時にリニューアルされている「レモン」を掲載する。
タカラ社のサイトでは、次のように説明されている。
宝酒造株式会社は"タカラ「焼酎ハイボール」"ブランドで一律に表示している「糖質80%オフ」表示を、
フレーバーごとの糖質量に応じた表示に順次変更します。現在通年で販売している9フレーバーのうち、
<ドライ>および<レモン>については、栄養表示基準に基づき5月中旬より「糖質ゼロ」表示に変更します。
つまり、表示だけの変更であり、中身はまったく変わっていない。
その表示も、パッと見ただけではほぼわからない。
とにかくメジャーな商品はコンプリートせねば、という義務感に駆られ、
入手し、掲載するものである。
味のレビューは、従来品 を参照していただきたい。
アルコール分7%。果汁1.5%。プリン体ゼロ。糖質ゼロ。甘味料ゼロ。
原材料:焼酎、レモン果汁、糖類、香料、酸味料、カラメル色素。
チューハイは昭和20年代後半の東京下町で"焼酎ハイボール(酎ハイ)"として生まれたといわれています。
TAKARA「焼酎ハイボール」は、その元祖チューハイの味わいを追求した、
キレ味爽快な辛口チューハイです。
従来品は缶右下に「甘味料0 プリン体0 糖質80%オフ」
の表示があったが、5月中旬からこの表記が「プリン体0 糖質0 甘味料0」
に変更になっているのだ。
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チューハイ・カクテル等
CODE:42163GCKO#RN05M |
2015年6月9日[1]
No.4713: セブンゴールド まろやかエール / キリン
せぶんごーるど まろやかえーる / きりん
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本日6月9日、セブン&アイグループP.B.「セブンゴールド」のラインナップとして
登場した「まろやかエール」。
びんの形を見たとき、グランドキリンのシリーズかと思ったが、
どこにもグランドキリンなる名称表記はない。
グラスに注いだ液色は、しっかり濁りのある淡い黄金色。
泡は純白できめ細かく、泡持ちも良い。
香りは、バナナ、マンゴーなどのトロピカルフルーツ香による甘さが強い。
味は香りの印象ほどふくよかではなく、甘味は小さくまとまり、ボディはスリム。
むしろ、苦味がガシッと強く、そのあたりが実にキリンビールらしい。
バナナっぽい香味は確かにあるが、穏やか。
飲み込んだ後にも力強い苦味がギュッと残り、大人しめの甘いフルーツ香とともに、
長い余韻をつくる。
アルコール分5%。原材料:麦芽(大麦麦芽・小麦麦芽)・ホップ。
エールならではの華やかな香りと無濾過ならではの
まろやかな口あたり。
香りの華やかさは確かにエールらしいが、味はややパワー不足。もちろん、これは狙ってのこととは
思うが、アンバランスな感じは否めない。もっとこってり甘い方がいいのではないか。
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ビール
CODE:42164SEST#00 |
2015年6月9日[2]
No.4714: 一番搾り サッカー日本代表応援缶 / キリン
いちばんしぼり さっかーにっぽんだいひょうおうえんかん / きりん
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先日から「地元うまれの一番搾り」を何種か紹介したが、
通常版の一番搾りを最近は飲んでいなかった。そんなタイミングで、ちょうどこの
「サッカー日本代表応援缶」を発見したので、早速買ってみた。
缶にも書かれているが、キリンビールは36年間サッカー日本代表を応援し続けているということであり、
デザイン缶も毎年のように出されている。
図柄は、2014年11月18日対オーストラリア代表戦先発メンバーとの説明がある。
グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。泡は純白できめ細かいが、泡持ちはほどほど。
キリンらしく、香りに華やかさはないが、じんわりと奥深い。
味は澄んだ酸が強く感じられ、それがみずみずしい感じを与えるが、
苦味も強いために、やや分裂気味の味わい。この暴れた感じが、
良くも悪くも一番搾りのキャラクターである。
アルコール分5%。原材料:麦芽・ホップ。
これだけ目立つ缶だと、サッカーファンならずとも、思わず手に取ってしまう。
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ビール
CODE:42164GCKO#UK |
2015年6月10日[1]
No.4715: −196℃ 夏の日向夏 <限定> / サントリー
まいなす196ど なつのひゅうがなつ <げんてい> / さんとりー
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一昨日、夏のキウイ を飲んだ、-196℃の夏限定品。
今日は同時発売の「夏の日向夏」を。
グラスに注いだ液色は、無色透明。気泡は細かく、多くなく、
炭酸はそんなに強そうではない。
香りは、やや緑っぽく、やや苦そうな柑橘香。
日向夏の実際の香りというと、明確なイメージはないが、
この製品から思い浮かべるのは、はっさく。
味は香りのシャープなイメージよりは、甘味が強いと感じるが、
苦味が効いていて、さっぱりとしている。
アルコール分5%。日向夏浸漬酒使用。
原材料名:日向夏、スピリッツ、糖類、酸味料、香料。
宮崎産の日向夏を使用。
日向夏ならではの爽やかな香りと、すっきりとした味わいです。
「夏の日向夏」という、ちょっと違和感ある商品名は、ペアで出された「夏のキウイ」
に合わせたものだろう。もちろん、日向夏は品種名であるから、
「夏のキウイ」同様、日本語的にはおかしくない。音感がしつこいというだけである。
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チューハイ・カクテル等
CODE:42165GCES#01 |
2015年6月10日[2]
No.4716: 流氷DRAFT / 網走ビール
りゅうひょうどらふと / あばしりびーる
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実はこの製品、だいぶ前に飲んで、写真を撮り、テイスティングコメントを走り書きするところまで
して、記事にし忘れていた。ということで、アップしたい。
当サイトで2010年にびん入りを紹介している 網走ビール「流氷ドラフト」
の缶入りである。
グラスに注いだ外観は、少し黒っぽい感じの青。これが海水のイメージということか。
泡には当初力がなく、ほとんど盛り上がらない。
香りは、昔の発泡酒みたいな臭みがちょっとある。
重みや深みを感じず、旧くなった小麦粉みたいな匂い。
ビールっぽさはあまりない。
口当たりは軽快。苦味は弱く、スルスルと飲みやすいが、コクはない。
香りに感じたほどの臭みはない。
アルコール分5%。原材料:糖化スターチ・麦芽・ナガイモ・ホップ・クチナシ色素。
麦芽使用比率:25%未満。
オホーツク海 流氷使用
技術指導:東京農業大学生物産業学部
製造者:網走ビール(株)、
北海道網走市南2条西4丁目1番2。
びん入り製品のほうには、着色料にスピルリナ色素が使われていたが、
こちら缶入りはクチナシ色素になっている。
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発泡酒
CODE:42165FORG#UK |
2015年6月11日[1]
No.4717: フォレスティ 森のソーダ Lemon & Lime / サントリー
ふぉれすてぃ もりのそーだ れもん あんど らいむ / さんとりー
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6月9日発売のサントリー「フォレスティ 森のソーダ」。
買うまで、てっきりアルコール入りのチューハイかと思っていたが、ノンアルコールである。
グラスに注いだ液色は、無色透明。気泡は細かく、多くなく、炭酸はあまり強そうではない。
香りはライムを中心とした緑っぽい感じが強い。
どこかで嗅いだことがある。芳香剤だろうか。ガムだろうか。カクテルだろうか。
柑橘のジューシーなニュアンスはあるが、少し人工的な感じがする。
味もライムが強く、そこにレモンのピュアな酸がジューシー感を与えている。
レモンピールエキスが使われているからだろう。
清涼飲料水だが確かにかなりお酒っぽい。グリーンな香味なので、「森」と名付けているのか。
果汁1%。アルコール分0.00%。炭酸飲料。
原材料名:ライム果汁、水飴、食物繊維、レモンピールエキス、酸味料、香料、
甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
森の香りを封じ込めた、ゆったりくつろげる深い味わい。大人の心地よい時間にぴったりのおいしさです。
森の香りといえば、サントリー系列のお店でメニューに載っている「白州 森香るハイボール」が私は好きで、
よく注文するのだが、ミントの葉を使って森の若葉のイメージをつくりあげたものだ。
この製品も同じようなイメージだが、ミントは使われていない。
「森の香りを封じ込めた」と缶には説明があるが、確かにそれっぽいし、ノンアルコールなのに、
カクテルを飲んでいる気分になれる。風味としては好き嫌いが分かれるかもしれないが、
はまる人は、かなりはまりそう。缶デザインも非常にスタイリッシュで、商品特性をよく表している。
ところで、この商品のCMで木村文乃サンが出てくると、胸がキュンとしてしまう私のような
オジサンは少なくないだろう。ニクい人選。まったく、サントリーのCMはオヤジごろしである。
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ノンアルコール飲料
CODE:42166GCKO#02 |
2015年6月11日[2]
No.4718: 一番搾り 北海道づくり <北海道千歳工場限定醸造> / キリン
いちばんしぼり ほっかいどうづくり <ほっかいどうとりでこうじょうげんていじょうぞう> / きりん
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"地元うまれの一番搾り"
と銘打ち、全国9工場
(北海道千歳工場、仙台工場、取手工場、横浜工場、名古屋工場、滋賀工場、神戸工場、岡山工場、福岡工場)
ごとに味の違いや個性を楽しめるという一連の製品。発売日は、5月19日。
当サイトではこれまで、神戸づくり、
岡山づくり、
福岡づくり、
滋賀づくり、
仙台づくり、
横浜づくり、
取手づくり の7種を飲んでいるが、
今日は8地域めとして「北海道づくり」を紹介する。
これは恐らく入手困難だろうと考えたので、どこかでまだ販売していないだろうか?とネット検索したところ、
amazon出店の北海道のお店でまだ扱っていたので、思い切って1箱購入してしまったのだ。
ひとえに「コンプリートしたい」という情熱からである。
グラスに注いだ液色は、ごく淡い黄金色。
泡は純白でやや粗く、まるで発泡酒か新ジャンルのようにサワサワと音を立て、盛り上がったかと思うと、程なく減衰。
もうこの時点で、これまで飲んだ他地域のものとはかなり印象が違う。
香りは、ピュアで清々しく、かつ華やかなホップ香が印象的。
通常の一番搾りとは明らかに系統が違って、軽やかかつ爽やか。
口当たりも軽快。苦味のインパクトは弱く、カラッとしている。
非常に爽やかで美しい。何より、通常の一番搾りの特徴である酸味の押しがない。
だから、普段のファンがこれを一番搾りだと思って飲むと、
全然違うな、ということになる。
悪く言うとコク不足なのだが、ホップ香の華やかさ、味わいの清らかさ、クセのなさはピカイチ。
一番搾りの名前でここまで冒険した醸造長さんに、拍手を贈りたい。
アルコール分5.5%。原材料:麦芽・ホップ・米。
缶裏には、次のような説明文がある。
夏の大自然をイメージしました。
一番搾り製法で北海道の米のうまみを引き出しました。名水仕込みの、爽やかで澄みきったおいしさです。
広大な北海道の夏を愛する人々を思い浮かべながら、腕によりをかけてつくった一番搾りです。
北海道千歳工場醸造長 有賀逸人
今回も、地元で手に入る「神戸づくり」と一応比較してみた。
見た目は両者とも薄い。ただ、泡持ちは神戸のほうがいい。
香りは明確に違い、北海道は華やかで清澄できれいなのに対し、神戸は少し土っぽい感じがある。
北海道以外では、神戸が一番繊細な感じだったのだけれど、北海道はその上を行く繊細さ。
味も北海道は可憐さが前面に出て、神戸のやや飾った感じとは違う。
例えれば、神戸は清楚に着飾った深窓の令嬢であるのに対し、北海道のほうは
草原で長い髪を風になびかせている乙女。
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ビール
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2015年6月12日[1]
No.4719: カルピスサワー マスカットオブアレキサンドリア <数量限定> / アサヒ
かすぴすさわー ますかっとおぶあれきさんどりあ <すうりょうげんてい> / あさひ
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事前に発売情報をつかんでおらず、入手が遅れてしまった。
今日たまたまファミマに寄ったところ、これが大量に売られていた。
アサヒビールのサイトにもファミマのサイトにも掲載されていないが、
検索したところ、アサヒビールの twitter に 5月25日付で「ファミリーマート限定・数量限定で本日登場」
とあった。
ということで、早速味見をしてみたい。
グラスに注いだ液色は、絵の具の白を溶いたような、典型的なカルピスホワイト。
香りは想像通りの甘いマスカット香。たっぷりと甘そうである。
味も香りの印象どおり、豊潤な甘さが前面に。
もちろん、カルピス特有の酸味もあるから、
だらっとした甘さにならずに適度なテンションを保っている。
果汁1%。アルコール分3%。
原材料名:ウォッカ、ぶどう果汁、脱脂粉乳、乳酸菌飲料、糖類、酸味料、香料、安定剤(大豆多糖類)、
カラメル色素、甘味料(アスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物、アセスルファムK)、乳化剤。
缶チューハイの中には時々、「思っていたより甘いなあ」なんて、飲んでから気づく商品も少なくないが、
カルピスサワーというブランドなら最初から甘酸っぱいのはわかっているし、
ぶどう味ならなおさら、ある程度のこってり感は容易に想像がつく。
だから、甘いお酒を飲みたくない人はそもそも手に取ることはないし、
反対に、甘くて飲みやすいものを求めている人は安心して買うことができる。その信頼にキッチリと
応えてくれている、裏切りのない商品だと言える。
カルピスサワーのマスカット味というと、アサヒ移管前の 2012年9月
に発売されているが、それ以来、およそ2年半ぶりの再登場ということになる。
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チューハイ・カクテル等
CODE:42167FMEEK#18 |
2015年6月12日[2]
No.4720: パウラナー ヘーフェヴァイス PAULANER HEFE-WEISBIER
ぱうらなー へーふぇう゛ぁいす
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たまには海外のビールも飲もう。ということで、ドイツ産のヘーフェヴァイスを。
グラスに注いだ液色は、深いオレンジ色で、濁りがある。
泡も少し黄色っぽく色づいている。泡は非常にクリーミーで力があり、泡持ちもとても良い。
香りは、トロピカルフルーツのような甘さ、干しぶどうのような酸、ガスっぽい揮発成分、
少し粉っぽいニュアンスが混じっている。
味も香りの印象どおり甘味が豊かで、酸も生きている。柔らかなタッチながら、
非常にコク深い。飲み込んだ後にも、甘酸っぱく、少し粉っぽい、穀物的余韻が長く長く続く。
アルコール分5.5%。原材料:大麦麦芽、小麦麦芽、ホップ。
原産国:ドイツ。
輸入者が貼り付けた裏ラベルには、上記原材料表記のほか、次のような説明もある。
パウラナー・ヘフェ・ヴァイスビアは、50%以上の小麦を原料にし、
良質なビール酵母の入った、ドイツ売上トップクラスのヴァイスビアです。
白濁したクリーミーな泡、ヴァイスビア特有のフルーティーでスパイシーな味わいをお楽しみください。
また、注ぎ方の説明もある。
<注ぎ方>
缶を机上に横に置き、手のひらで前後に10回ぐらい缶をやさしく転がします。
缶内の酵母が均一になったら缶をゆっくり立て、泡が吹き出るのを防ぐため10秒間そのまま待ちます。
缶の栓を開けたら少し泡立てながらグラスに3/4を注ぎます。
缶を左右に振り瓶内の残りの酵母をより均一にし、最後の一滴までグラスに注ぎきり泡がグラスより
2〜3センチ盛り上がった感じにできたら完璧です。
こんなに丁寧に説明してくれているのに、途中で"瓶内"という
表記が出てくるのは、単純に誤植というか、文章を書いた人のミスだろう。
肝心の説明文が、完璧ではなかった。まあ、それはご愛敬として、
商品特性やら楽しみ方を丁寧に伝えようとする姿勢は評価できる。
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ビール
CODE:42167SIHS#UK |