2015年10月21日[1]
No.4941: アサヒ クラフトマンシップ ドライメルツェン <限定醸造> / アサヒ
あさひくらふとまんしっぷ どらいめるつぇん <げんていじょうぞう> / あさひ
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アサヒ「クラフトマンシップ」シリーズから
「ドライメルツェン」が登場。発売日は、昨日10月20日。コンビニエンスストア限定商品だ。
第1弾 ドライポーター 、
第2弾 ドライペールエール
第2弾 ドライペールセゾン
に続く第4弾である。
グラスに注いだ液色は、淡いアンバー(琥珀色)。
泡はほんのりベージュ色できめ細かいが、泡持ちはほどほど。
香りは、ぎっしりと凝縮感のある甘いモルト香が中心。ホップ香はあまり前に出てこない。
これはメルツェンの特徴といえる。
味は香りの印象どおりモルトの力強さが感じられ、じんわりと飲み応えがある。
苦味はそれほど強すぎず、甘味が強い。ただ、甘味といってもエール(上面発酵)のような華やかさではなく、
あくまでもラガー(下面発酵)らしい重たさ、落ち着きの中での甘さだ。
アルコール分6%。原材料:麦芽・ホップ。
アサヒ クラフトマンシップ
1.醸造学マスターによる処方監修
2.香りと味わいを深めるミュンヘン麦芽を一部使用
3.苦味の決め手となる厳選ホップを一部手で投入
4.ドイツ産ホップを100%使用
5.麦芽100%による、まろやかな甘味のある味わい
6.通常より1.3倍熟成させた長期熟成製法
醸造責任者:能勢琢也
このシリーズはアサヒらしくすべてビアスタイル名の前に「ドライ」の文字がついており、
これまでの製品は確かにドライな味わいのものが多かったが、今回は良い意味であまりドライではない。
重たさはないものの、適度な凝縮感や深みがある。
メルツェンとは3月のことであり、春に仕込んで熟成させることから、この名がある。
そして、10月に行われるビール祭りに飲まれるため、オクトーバーフェストとも呼ばれる。
まさにこの時期のためのビールなのだ。
なお、発売日からLAWSONの「お試し引換券」対象商品となっており、
レギュラー缶1本を 110pomtaポイント、ロング缶1本を 150pontaポイントでもらってきた。
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ビール
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2015年10月21日[2]
No.4942: 直搾り [日本の農園から] 高知産ゆず <限定出荷> / 宝酒造
じかしぼり [にほんののうえんから] こうちさんゆず <げんていしゅっか> / たからしゅぞう
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タカラ直搾り [日本の農園から]シリーズから期間限定2種が出た。発売日は、10月20日。
2種のうち、既に 青森産黄りんご はレビュー済。
今日はもう一方の「高知産ゆず」を。
グラスに注いだ液色は、ほんのり黄色っぽく濁りがある。
香りは、ゆずらしいグリーンでフレッシュな感じ。意外にジューシー感がある。
味はキリッと苦く、酸味は抑えられている。
もちろん、直搾りらしく甘さも抑制的。
苦味中心の落ち着いた味わい。
アルコール分4%。果汁1%。
原材料:ゆず果汁、焼酎、糖類、酸味料、香料。
日本各地の果実を厳選した「直搾り」日本の農園からシリーズ。
高知産ゆずの果肉をまるごと搾ったストレート混濁果汁を使用。
昨年 出た製品と、中身は変わっていないようである。
キリッとシャープな味わいだが、タカラ製品としては、むしろジューシーな部類かもしれない。
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チューハイ・カクテル等
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2015年10月22日[1]
No.4943: 氷結ストロング イタリアングレープ <期間限定> / キリン
ひょうけつすとろんぐ いたりあんぐれーぷ <きかんげんてい> / きりん
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氷結ストロング期間限定「イタリアングレープ」。
発売日は、10月20日。
グラスに注いだ液色は、ほんのり淡いピンク。少しだけ紫っぽく、グレープとしてはかなり薄い。
香りは、たっぷりと甘いぶどう香。アルコール臭はあまりしない。
口当たりは確かに甘いが、ぶどうの渋味がかなり効いている。さらには、
強いアルコール感があって、飲み応えがある。
くどさはないのに強いという、不思議な味わい。
アルコール分9%。果汁2.4%。原材料:ブドウ果汁・ウォッカ・酸味料・香料
・甘味料(アセスルファムK・スクラロース)。
イタリア産赤ブドウの氷結ストレート果汁を使用した、ふくよかな果汁感としっかりした飲みごたえ。
このイタリアングレープは、昨秋 に出たのが最初で、
今年が2年目ということになるのだが、中身は変わっていないようである。
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チューハイ・カクテル等
CODE:42299KSES#02 |
2015年10月22日[2]
No.4944: クリアアサヒ 糖質0 / アサヒ
くりああさひ とうしつぜろ / あさひ
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クリアアサヒ「糖質0(ゼロ)」の缶が、気づいたら新しくなっていたので入手した。
特にリニューアルという知らせはなかったように思うのだが。
グラスに注いだ液色は、しっかりめの黄金色。
泡はかすかにベージュっぽく、やや粗く、泡持ちは良くない。
香りは、雑穀臭がかなりある。昔の発泡酒みたいだ。
味は苦味が強い。そして、そのベースには、新ジャンルらしいだらっとした甘味がある。
アルコール分6%。原材料:発泡酒(麦芽エキス、ホップ、糖類、カラメル色素、アルコール、
食物繊維、酵母エキス、大豆たんぱく、調味料(アミノ酸)、甘味料(アセスルファムK))、スピリッツ(大麦)。
やはり中身は 従来品 と同じもののようである。
変わったといっても、表記が若干変わっただけであり、普通の人なら気づかないようなレベルであろう。
実はこの製品に限らず、こういったデザイン変更、表記変更は多々あり、
私も相当数見逃していることと思われる。今回の缶は「糖質0×アルコール6%」
というのが強調されており、こうして商品特性をより一層アピールしたいといった意図に基づいて、
デザイン変更は行われるのであろう。
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新ジャンル
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2015年10月23日[1]
No.4945: ニッカハイボール 余市りんご <期間限定> / アサヒ(ニッカウヰスキー)
にっかはいぼーる よいちりんご <きかんげんてい> / あさひ(にっかうゐすきー)
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ニッカハイボールから、期間限定「余市りんご」が登場。
発売日は、10月20日であった。
グラスに注いだ液色は、極めて淡い黄金色。
ハイボールとは思えないくらいに薄い。気泡は少なく、炭酸は強くなさそう。
香りは、ふんわり甘いりんご香と、しっかりとしたウイスキーの香りが
絶妙にマッチしている。フルーティなほうに傾きすぎず、ウイスキーらしさを大切にしている感じだ。
味も香りの印象どおり、りんごのジューシーな甘さとウイスキーの深みある甘味がうまくなじんでいる。
爽やかなのに、しっかりとした飲み応えがある。
アルコール分7%。果汁0.1%。原材料:ウイスキー、りんご果汁、糖類、香料、酸味料、カラメル色素。
缶裏には、お約束の「マッサンとリタ」の肖像がある。
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チューハイ・カクテル等
CODE:42300GCES#03 |
2015年10月23日[2]
No.4946: 網走プレミアムビール / 網走ビール
あばしりぷれみあむびーる / あばしりびーる
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北海道 網走ビール の製品は、これまで
流氷ドラフト、
知床ドラフト と、2種発泡酒を取り上げてきたが、
こちら「網走プレミアムビール」は、奇をてらわない正真正銘のビールである。
グラスに注いだ液色は、かなりしっかりめの黄金色で、うっすらと濁りがある。
泡は当初は盛り上がるが、泡持ちはほどほど。
香りは、モルトの土臭い感じ、ギュッと目の詰まった甘い香りが特徴。
いかにも穀物臭いので、米(副原料)が使われているものと勘違いしたが、
これはモルトのキャラクターのようである。
口に含むと、ぐっと強い苦味が押し寄せ、反面、甘いニュアンスはほとんどなく、
香りに感じた甘さが広がらずに、強い苦味、渋味が支配する。
その意味で、非常にシャープな味わいであり、後味には穀物っぽさと
強烈な苦味が残る。
アルコール分5%。原材料:麦芽・ホップ。
製造者:網走ビール(株)、
北海道網走市南2条西4丁目1番2。
こだわり抜いた網走ビールの最高傑作
網走産の麦芽を使用し、自家焙煎により旨みをさらに引き出すことで、
苦味・香り・甘味のバランスがとれたビールが完成しました。
最高傑作だという、その気合いの入り方はよく伝わってくる。
但し、いかにも垢抜けない感じであり、粗暴な強さが特徴。
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ビール
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2015年10月24日[1]
No.4947: 本麦 糖質70%オフ (韓国産新ジャンル/輸入者:眞露)
ほんむぎ とうしつ70ぱーせんとおふ / じんろ
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先日、戴きものの韓国産の新ジャンル 本麦
(寄贈者・森康哲さん)を飲んだが、
こちらはその「糖質70%オフ」。
愛知県を本拠とするディスカウント店・酒やビックで売られているという新ジャンルだ。
グラスに注いだ液色は、わりとしっかりめの黄金色。
泡は粗く、当初はよく盛り上がるが、泡持ちは良くない。
香りは、先日のオフでない本麦と同様。
比較的軽快なホップ香があるが、新ジャンルらしい甘そうなアルコール臭もある。
口当たりは極めて軽快。さらっとしており、苦味も弱い。
まさに糖質オフの爽快感がある。
アルコール分4.5%。原材料:発泡酒、スピリッツ(大麦)、炭酸ガス含有。
原産国:韓国。輸入者及び引取先:眞露(株)。
飲み応えがないのは当然だが、新ジャンル特有の臭みが弱いのは良い点。
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新ジャンル
CODE:42301PRST#UK |
2015年10月24日[2]
No.4948: つぶちゅー アロエ 白ぶどう味 / サンガリア
つぶちゅー あろえ しろぶどうあじ / さんがりあ
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サンガリア「つぶちゅー」シリーズは、
こちら本拠地大阪でも、ほとんど目にすることがなく、新ラインナップが発売されても、
取扱店が極めて少ないのが現状だ。
この「つぶちゅーアロエ」はサンガリア社のサイトで9月14日付で新発売と告知されているものだが、
先日、偶然スーパーで発見し、購入した。
グラスに注いだ液色は、ほぼ無色だがほんのり黄色。
大きめのアロエ葉肉がゴロゴロっと出てくる。
香りは、ふんわり甘い白ぶどう香。ややべたっとした感じ。
味は香りの印象どおり甘味が強いが、適度な酸味も効いていて、そんなにくどさはない。
アロエの食感も楽しく、デザート感覚で楽しめる。
無炭酸で刺激がないので、ゴクゴク飲める。
果汁1%。アルコール分3%。
原材料名:アロエベラ(葉肉部位使用)、ぶどう果汁、醸造アルコール、糖類、酸味料、香料、
乳酸Ca、ビタミンC、甘味料(アセスルファムK)。
度数が3%と低く、アルコール感は極めて弱いので、飲みやすい。
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チューハイ・カクテル等
CODE:42301KSES#40 |
2015年10月25日[1]
No.4949: ブラウンベルグ <限定醸造> / サッポロ
ぶらうんべるぐ <げんていじょうぞう> / さっぽろ
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サッポロ ホワイトベルグ の派生商品がまた出た。
今週火曜10月27日が発売日となっている「ブラウンベルグ」。期間限定品だ。
グラスに注いだ液色は、ごく淡いアンバー。あるいはかなり深い黄金色。
泡は非常にきめ細かく、密度が濃く、力強く盛り上がって、泡持ちもとても良い。
香りはミントのような清々しいホップ香、やや甘い焙煎香が混じり合って、奥行きがある。
新ジャンル特有の軽さはあまり感じない。
味も香りの印象どおり、ロースティな甘さが深く、苦味も適度に効いている。
なかなかコク深いので、ブラインドで飲んだら、これが新ジャンルとはとても思えない。
唯一、飲み込んだ後に口に残る甘さに、わずかに新ジャンルらしさの片鱗を見せる程度。
アルコール分6%。原材料:発泡酒(麦芽・ホップ・大麦)・スピリッツ(大麦)。
ベルギー産麦芽と、3種のホップ(トリプルホップ)が織りなす鮮烈な香りと苦味。
ビール大国ベルギーに学んだ、洗練された味わいをお楽しみください。
ホワイトベルグのシリーズはどれも優秀だが、その中でもこの製品のクオリティはピカイチだと思う。
制約された条件の中で、ここまでのものを造り上げるとは、改めてサッポロさんの技術力の高さに尊敬の念を抱く。
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新ジャンル
CODE:42302GCES#-02 |
2015年10月25日[2]
No.4950: ビーフィーター ジントニック / サントリー
びーふぃーたー じんとにっく / さんとりー
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サントリー「ビーフィーター ジントニック」が新しくなっている。
なんと4月21日付のリニューアルなのだが、ようやく入手することができた。
リニューアルと言っても単にパッケージのみの変更なので、中身は変わっていない。
グラスに注いだ液色は、ほんのりと白濁。気泡は少なく、炭酸は弱そう。
香りは、くっきりとフレッシュなライム香が立ち、そのベースにはしっかりとジンの香りがある。
味はライムとレモンの酸が強く、香りのとおりジンの味わいもきちんとあって、本格的。
爽快な飲み応え。甘さは結構強いのだが。
アルコール分4%。原材料名:スピリッツ、ジン、糖類、酸味料、香料。
プレミアムジン「ビーフィーター」を使用した、
レモンとライムの香りが爽やかなジントニック。
さっぱりした甘さで飲みやすい味わいです。
とても度数が4%とは思えないほど、本格的なカクテルの味わいがする。冷静に味わえば、
確かにアルコール感は弱いのだが、ジンらしい味わいがしっかり活きているように思う。
ただ、甘味は強すぎる。
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チューハイ・カクテル等
CODE:42302GCES#187 |
2015年10月26日[1]
No.4951: 一番搾り とれたてホップ生ビール 2015 <限定醸造> / キリン
いちばんしぼり とれたてほっぷなまびーる 2015 <げんていじょうぞう> / きりん
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毎年この時期の恒例となっているキリン一番搾り・とれたてホップ生ビール。
今年の発売日は、明日10月27日である。
グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。泡は純白できめ細かく、泡持ちも良い。
香りを嗅ぐと、ホップの清々しさはあるものの、そんなに強くはなく、
モルトの穀物っぽさ、濃さが目立っている。
味も落ち着いている。甘くじんわりとしたコクがあるが、適度にみずみずしさも湛えている。
そのバランスの良さは絶妙だが、反面、このシリーズの特徴であるフレッシュ感は今ひとつ。
アルコール分5%。原材料:麦芽・ホップ。
理想の香りを、引き出してみせる。
52年もの間、ともに歩んできた、キリンの醸造家と、遠野のホップ農家。
この夏も、とれたてのホップを凍結し、一番搾り製法で、みずみずしい香りを引き出しました。
ホップ管理センター長 兼 醸造長 萱場 英樹
昨年は非常に鮮烈で華やかな香りが特徴だったが、今年はだいぶ控えめになった。
というより、以前のキャラクターに戻した感じ。
もしかすると、昨年の製品 はキリンビールファンにはあまり受けが良くなく、
少し地味な感じに戻したのかもしれない。確かにこちらのほうが飲み飽きはしないが、
反面、期間限定品としてのインパクトは弱い。
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ビール
CODE:42303GCES#-01 |
2015年10月26日[2]
No.4952: 果実の瞬間 国産シークァーサー / アサヒ
かじつのしゅんかん こくさんしーくぁーさー / あさひ
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最近、ほとんど売られているのを見ない、アサヒ果実の瞬間「国産シークァーサー」。
私の家の冷蔵庫の奥の奥に眠っていたものを、引っ張り出してきた。
この製品は、昨年1月にリニューアルされたものである。
グラスに注いだ色は、無色透明。
香りはシークァーサーらしく、グリーンな感じが強く、そしてシンプル。酸味が強そうである。
味は香りの印象どおり酸がキリッと強く、シャープ。そこに適度な甘味が加わる。苦味も若干。
果汁0.1%。アルコール分4%。原材料:アルコール、シークァーサー果汁、糖類、酸味料、香料。
甘味料ではなく糖類を使用し、まさにクラシカルなチューハイだが、
この味は少々マニアックすぎるからか、取扱店も非常に少ない。
もはや風前の灯と言えるかも。
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チューハイ・カクテル等
CODE:42303RIMS#RN1401 |
2015年10月27日[1]
No.4953: −196℃ ストロングゼロ 梨ダブル <限定> / サントリー
まいなす196ど すとろんぐぜろ なしだぶる <げんてい> / さんとりー
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昨年もこの時期に出ていた、−196℃ストロングゼロシリーズの限定品「梨ダブル」。
今年の発売日は、本日10月27日。
グラスに注いだ液色は、無色透明。
香りは、非常に甘く、ナチュラルな感じの和梨香。
味も香りの印象どおり、自然な感じの梨味がベースだが、
やはりストロングということで、アルコール感が非常に強い。
甘味料特有の甘さも目立つ。果汁は洋梨のようだが、和梨浸漬酒のほうが
圧倒的に勝っている。
アルコール分8%。糖類ゼロ。洋梨果汁1%。和梨浸漬酒使用。
原材料:洋梨、和梨、ウオツカ、スピリッツ、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
梨浸漬酒と果汁をダブルで使用したストロングな果実感とアルコール8%のストロングな飲みごたえ!
原材料を見る限り、昨年の製品と変わっていないようなのだが、甘ったるさが少々穏やかになったように感じた。
いや単に私がこのシリーズの甘さに慣れてしまっただけなのか。
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チューハイ・カクテル等
CODE:42304GCES#00 |
2015年10月27日[2]
No.4954: ハイネケン "007 スペクター" デザイン缶
はいねけん 007 すぺくたー でざいんかん
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コンビニで偶然みつけ、見慣れないので買ってみた。
全世界でおなじみオランダのハイネケンだが、缶に 007 SPECTRE と書かれている。
これは、映画"007 スペクター"とのコラボによるデザイン缶であり、
10月下旬から順次店頭に並んでいる商品とのこと。
中身は通常のハイネケン(ライセンス生産品)だが、いちおうレビューしておこう。
グラスに注いだ液色は、極めて淡い黄金色。泡は純白できめ細かいが、泡持ちはほどほど。
香りは、軽快なホップ香が立つが、モルトの穀物的なニュアンスのほうがむしろ強い。
味は香りの印象どおり、軽やかでクリア。ただ、本国生産のハイネケンと比べ、
苦味がしっかりとあり、地味な印象。国産ピルスナーに非常に近い落ち着きを持つ。
アルコール分5%。原材料:麦芽・ホップ。
製造者:麒麟麦酒(株)、販売:ハイネケン・キリン(株)。
非常に目立つ缶だが、緑はハイネケンカラーである。
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ビール
CODE:42304LSEE#UK |
2015年10月28日[1]
No.4955: ビターズ ほろにが柚子 <期間限定> / キリン
びたーず ほろにがゆず <きかんげんてい> / きりん
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キリンチューハイ ビターズ の期間限定品「ほろにが柚子」。
昨秋も出ていたものである。今年の発売日は、10月27日。
グラスに注いだ液色は、ほぼ無色透明だが、微かに濁りがある感じ。
気泡は非常に細かく、炭酸は強そうではない。
香りは、非常にシャープで、適度にジューシーなゆず香。
キリンのチューハイらしく、ややわざとらしい感じの芳香剤的な香りである。
口当たりは非常にシャープ。そして、ほろ苦い。
柑橘らしいジューシー感があるが、甘さは抑えられている。アルコール感もしっかりある。
アルコール分8%。
原材料:ウオッカ・リキュール(ハーブ・レモンピール)・柚子果汁・
酸味料・香料・甘味料(アセスルファムK)。製造者:キリンディスティラリー(株)、
販売者:麒麟麦酒(株)。
ハーブっぽいクセがあり、そこが本格的なカクテルっぽい所でもあるが、
反面、好き嫌いは分かれるかもしれない。
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チューハイ・カクテル等
CODE:42305GCES#01 |
2015年10月28日[2]
No.4956: カクテルパートナー カシスオレンジ / アサヒ
かくてるぱーとなー かしすおれんじ / あさひ
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2015年1月下旬から順次リニューアルされているカクテルパートナー。
今や通年販売されている定番品は全10種を数えるのだが、
今日飲むのは「カシスオレンジ」。
グラスに注いだ液色は、やや濁りのある淡いピンク。
香りは、カシスが強く、味わいにもコクがありそう。
味はカシスらしいコク、甘みがかなり強い。オレンジは相対的に負けている感じだ。
果汁6%、アルコール分3%。原材料名:カシスリキュール、オレンジ果汁、
カシス果汁、糖類、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)、
カラメル色素、アントシアニン色素。
実はパッケージのみの変更であるから、従来品と中味は変わっていない。
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チューハイ・カクテル等
CODE:42305GCES#RN1501 |
2015年10月29日[1]
No.4957: −196℃ 山梨県初摘み白桃のお酒 <2015収穫> / サントリー
まいなす196ど やまなしけんはつづみはくとうのおさけ <2015しゅうかく> / さんとりー
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事前に発売情報をつかんでいなかったが、ファミリーマート店頭で発見。
サントリーのサイト、ファミマのサイトいずれにも掲載されていないが、
店頭では「ファミリーマート限定商品」と書かれていた。
グラスに注いだ液色は、うっすらと白濁。気泡は少なく、炭酸は弱そう。
香りは、穏やかで甘さの強い白桃香。いかにも香料という感じではある。
味は香りの印象どおり甘味が強い。フルーティで飲みやすく、アルコール感は弱い。
炭酸の刺激も弱い。
後味にもしっかりと甘味が残る。
アルコール分5%。桃浸漬酒使用。
原材料名:桃、スピリッツ、糖類、酸味料、香料。
山梨県古屋農園で2015年に収穫された白桃のうち、収穫開始から7日以内の白桃を使用。
みずみずしくフルーティーで華やかな味わいです。
例年、10月にはLAWSONで -196℃白桃ヌーヴォー という商品が出ていたが、気づけば今年は
まだ出ていないようだ。その代わりに今年はこちらになったのか。今のところ真相は不明である。
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チューハイ・カクテル等
CODE:42306FMEEK#UK |
2015年10月29日[2]
No.4958: 本麦 糖質50%オフ (韓国産新ジャンル/輸入者:眞露)
ほんむぎ とうしつ50ぱーせんとおふ / じんろ
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先日、戴きものの韓国産の新ジャンル 本麦 糖質70%オフ
(寄贈者・森康哲さん)を飲んだが、
こちらはそのリニューアル以前の製品と思われる「糖質50%オフ」(500ml入りロング缶)。
愛知県を本拠とするディスカウント店・酒やビックで売られているという新ジャンルだ。
ちょうど切り替え時期に、残っていた旧商品を確保してくださっていたものらしい。
グラスに注いだ液色は、新ジャンルにしてはわりとしっかりめの黄金色。
泡は粗く、当初はよく盛り上がるが、泡持ちは良くない。
香りは、明らかに新ジャンルという甘そうなアルコール臭があるが、
比較的軽快なホップ香も。
口当たりは先日の糖質70%オフと同様、極めて軽快でクリア。
苦味が弱く、さらっとした飲み心地。爽快な後味。
アルコール分4.5%。原材料:発泡酒、スピリッツ(大麦)、炭酸ガス含有。
原産国:韓国。輸入者及び引取先:眞露(株)。
新ジャンルとしては非常に優秀。このキャラクターはリニューアル後の 糖質70%オフ に
受け継がれている。
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新ジャンル
CODE:42306PRST#UK |
2015年10月29日[1]
No.4959: ザ・プレミアムモルツ <黒> / サントリー
ざ・ぷれみあむもるつ <くろ> / さんとりー
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不定期で時々売り出される「ザ・プレミアムモルツ<黒>」。
今回は、10月27日が発売日ということで、今店頭に並んでいる。
グラスに注いだ液色は、ほぼ漆黒と言える深い色だが、かすかに透過性がある。
泡は深いカフェオレ色できめ細かく、泡持ちも良い。
香りはエスプレッソのような焙煎香があり、甘さはそれほどでもない。
かなりシャープな香りである。
味も基本的にシャープでロースティなのだが、
適度な甘味とボリューム感があり、軽い酸味もある。
もちろんコク深いが、下面発酵ということで、上面発酵のスタウトなどと比べると、
スリムで苦味が前に出ている。
後味にもタバコやコーヒー等の煙臭い感じが残る。
アルコール分5.5%。原材料:麦芽、ホップ。
ほのかな甘味と豊かな味わい、心地よい上品な香りをお楽しみください。
昨年レビューしたものと中身は変わっていないと思われるが、
パッケージが今の通常版プレモルと同じく赤いエンブレムのついたものに変更になっている。
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ビール
CODE:42307GCES#02 |
2015年10月30日[2]
No.4960: まるっとマンゴー / 菊水酒造
まるっとまんごー / きくすいしゅぞう
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少し前になるが、コンビニのLAWSON店頭で発見し、購入したもの。
高知の菊水酒造による「まるっとマンゴー」という、マンゴー果汁を50%も使ったお酒。
チューハイではなく、無炭酸だ。
グラスに注いだ液色は、極めて濃い山吹色。どろっとしており、非常に濃い。
香りは、たっぷりと甘さを湛えたマンゴー香。
とても濃厚な味わいが想像される。
味は香りの印象どおり、いや印象以上に甘く、濃い。
ねっとりとした口当たりでコクがあり、甘味も強いが酸もある。
度数は決して弱くはないのだが、味の濃厚さのために、
アルコール感はそんなに強くない。
アルコール分6度以上7度未満。
原材料名:マンゴー、マスカット、酒精、糖類、クエン酸、ビタミンC。
200ml入りのスリムなボトルだが、味が濃いのでこの量でもたくさん飲んだような気になる。
マンゴー好きにはお勧めするが、甘いお酒が苦手な人はやめておいたほうがいい。
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チューハイ・カクテル等
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