2016年3月14日[2]
No.5201: ホームメイドスタイル 漬け込みベリーサングリア / サントリー
ほーむめいどすたいる つけこみべりーさんぐりあ / さんとりー
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サントリーから新しい缶カクテルシリーズ「ホームメイドスタイル」が登場。
発売日は、明日3月15日。
3種あるうち、昨日既に はちみつ&レモンピール を飲んでおり、
今日は2種めとして「漬け込みベリーサングリア」を飲みたい。
グラスに注いだ液色は、ややくすんだ紫色で、少し濁りがある。
気泡は非常に少なく、炭酸は弱そう。
香りは、ぶどうジュース、オレンジジュースに赤ワインを混ぜた感じ。
甘酸っぱそうだ。
口当たりはやや甘いが、酸も適度に効いていて、軽快。
アルコール感は弱い。サングリアにしては甘ったるさもなく、飲みやすい。
ナチュラルな口当たり。
アルコール分4%。果汁5%。
原材料名:ぶどう、オレンジ、クランベリー、カシス、ラズベリー、ストロベリー、グレープフルーツ、
スピリッツ、ワイン、ブランデー、糖類、酸味料、香料、ぶどう果皮色素。
昨日飲んだ はちみつ&レモンピール に引き続き、こちらも
さりげないタッチの味わいであり、ホームメイドスタイルの名にふさわしい仕上がり。
原材料の種類が多いので、これを家庭で作ろうと思ったら大変だが。
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チューハイ・カクテル等
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2016年3月15日
No.5202: ホームメイドスタイル ジンジャー&シトラス / サントリー
ほーむめいどすたいる じんじゃー あんど しとらす / さんとりー
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サントリーから出た新しい缶カクテルシリーズ「ホームメイドスタイル」。
発売日は、3月15日。
3種あるうち、既に はちみつ&レモンピール、
漬け込みベリーサングリア と2種飲んでいるので、
今日は最後の「ジンジャー&シトラス」を取り上げる。
グラスに注いだ液色は、淡いイエローゴールド。
ほんのりと濁りがある。他の2種に比べ気泡が多く、炭酸が強そう。
香りは、まさに生姜。一般的なジンジャーエールよりも、辛そうな印象。
しかし、ジューシーな感じもあり、ライムのような緑っぽい柑橘香も感じられる。
口当たりはやはりシャープ。ジンジャーの辛みがしっかりとあるが、
レモンやライムのジューシー感がある。甘味もないわけではないが、
辛みと炭酸の刺激が甘さを制している感じ。
アルコール分4%。果汁2%。
原材料名:レモン、ライム、ジンジャー煮込みシロップ、スピリッツ、生姜浸漬酒、
シナモンエキス、クローブエキス、糖類、酸味料、香料。
シナモンやクローブも使われているので、スパイシーさが際立っている。
3種続けて飲んでみて、いずれもホームメイドスタイルという名にふさわしい、とてもナチュラルな味わい
に仕上がっていることが分かった。缶デザインも素朴で良い感じなので、うまく売れば、一定のファンはつきそうだ。
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チューハイ・カクテル等
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2016年3月16日
No.5203: 氷結 グリーンアップル / キリン
ひょうけつ ぐりーんあっぷる / きりん
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3月15日発売の氷結「グリーンアップル」。
特に期間限定等の文字もないので、通年品のようである。
グラスに注いだ液色は、無色透明。気泡は少なく、炭酸は強くなさそう。
香りは、酸味が強そうなシャープなりんご香。
口当たりは、香りの印象どおりキリッと酸が立っている。
甘さも結構強いのだが、青りんごらしい強い酸が主張するので、
甘ったるさはない。後味もスキッとしている。
アルコール分4%。果汁2.0%。
原材料:りんご果汁・ウォッカ・糖類・酸味料・香料。
青りんごの氷結ストレート果汁を使用した、爽やかでみずみずしいおいしさ。
昨年6月に期間限定で サワーアップル という製品が出ていたが、
味は酷似。もしかすると、同じものかもしれない。
だいたい、昔は通年品として グリーンアップル が存在していた。
それがいつのまにかなくなり、今回復活したというわけだ。
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チューハイ・カクテル等
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2016年3月17日[1]
No.5204: ネオ酒場サワー 塩レモン / 宝酒造
ねおさかばさわー しおれもん / たからしゅぞう
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タカラから新しいチューハイシリーズ「ネオ酒場サワー」が登場。
発売日は、3月15日。コンビニエンスストア限定商品だ。
2種あるうち、今日は「塩レモン」のほうを飲みたい。
グラスに注いだ液色は、普通のレモンチューハイのように白濁。
気泡はそんなに多くない。
香りは、キュンと酸っぱそうなレモン香。やや人工的な感じではある。
口当たりは極めてシャープ。酸味が非常に強く、甘さはほとんどないと言ってもいいくらいに抑え込まれている。
塩レモンの名のとおり、塩気があり、酸と一体となって味の鋭さをつくっている。
飲み進めると、どんどん酸っぱさが増幅される感じだ。
アルコール分5%。果汁0.6%。沖縄産塩使用。
原材料:焼酎、レモン、レモンエキス、食塩、糖類、酸味料、香料。
大衆酒場を現代風にアレンジしたネオ酒場。こだわりの料理やお酒が女性や若者に人気。
そのネオ酒場で愛される新名物サワーの味わい。
上記説明にもあるとおり、ターゲットは女性や若者ということだが、缶デザインは今ひとつスタイリッシュさに欠け、
どちらかというとオジサン層に買われそうな感じがする。
品質は確かだし、提案としては面白いが、残念ながらヒットは難しそうである。
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チューハイ・カクテル等
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2016年3月17日[2]
No.5205: スーパードライ がんばれ!阪神タイガース "超変革"デザイン缶 / アサヒ
すーぱーどらい がんばれ!はんしんたいがーす "ちょうへんかく"でざいんかん / あさひ
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アサヒスーパードライの阪神タイガースデザイン缶。
金本新監督を迎えた2016年の球団スローガン「超変革」が控えめに描かれている。
スーパードライのタイガースデザイン缶は、こちら関西圏では
時々見かける。そんなにたくさん出回っているわけではないが、コンビニ店頭などに並ぶと、
よく売れているようである。
当サイトでは、4年ほど前に一度取り上げているが、
それ以後、毎年変わり映えしないデザインだったため、今回4年ぶりに掲載した。
なお、中身は通常のスーパードライなので、味のレビューは割愛する。
アルコール分5%。原材料:麦芽、ホップ、米、コーン、スターチ。
デザイン缶というには非常に控えめであり、店頭ではよく見ないと気づかないくらいである。
もっと目立つようにすればいいのにと思うのだが・・。
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ビール
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2016年3月18日
No.5206: ヱビスビール / サッポロ
ゑびすびーる / さっぽろ
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新旧飲み比べ |
サッポロの100年ブランド「ヱビスビール」が新しくなった。発売日は、3月15日。
こうやってヱビスが新しくなるのは、初めてではないのか。少なくとも、当サイトを開始してから、
ヱビスが新しくなったという記録はない。調べてみると、今回のリニューアルはなんと33年ぶりらしい。
缶デザインの変更箇所は、ブランド名"YEBISU"の文字が白抜きから茶色に変わったのと、
トレードマークの恵比寿様のイラストが大きくなったこと。
グラスに注いだ液色は、しっかり濃い黄金色。泡は純白できめ細かく、泡持ちも良い。
香りは、ホップ香が大人しく、代わりに乾いた穀物のような甘いモルト香がしっかりと
凝縮感を持って押し寄せる。
口当たりは苦味がずしっと強い。その強さがしばらく席巻するかと思いきや、
苦味の塊がほろっと溶けて、少し甘いコクが顔を出す。
ヱビスにこんなにジューシー感があっただろうか。これが今回のリニューアルの肝なのだろうか。
アルコール分5%。原材料:麦芽・ホップ。
バイエルン産アロマホップをふんだんに使用。麦芽のみを用い、熟成に時をかけて仕上げます。
深いコク、豊かな味わい。ビールを知る人のビールです。
具体的にどう変わったのか。飲み比べをするため、姿を消す前に、急遽旧製品を買ってきた。
2月上旬製造品なので、まだ劣化はしていないだろう。
液色など、見た目は同じ。香りも、まったくと言っていいほど一緒。
味は、意外にも旧製品のほうが苦味のインパクトがややマイルド。新製品のグッとくる感じのほうがやや強い。
甘さは、むしろ旧製品のほうが強いように感じる。
先に新製品を飲んで、甘くジューシーだと感じたのだが、それは苦味の輪郭がくっきりとして押しが強くなったために、
その反射的効果として、甘味も目立つようになったのだろうか。
つまり、旧製品よりも新製品のほうが全体的にスケール感が大きくなったようであり、
飲みごたえが増したと言えるかもしれない。だが、その変化はほんのわずかであり、こうやって私のように一口ずつ
飲み比べるということをしなければ、気づかないかもしれない。
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ビール
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2016年3月19日[1]
No.5207: ネオ酒場サワー クリアトマト / 宝酒造
ねおさかばさわー くりあとまと / たからしゅぞう
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タカラから登場した新しいチューハイシリーズ「ネオ酒場サワー」。
コンビニエンスストア限定で、3月15日発売。
2種あるうち、先日既に 塩レモン を飲んでいるので、
今日はもう一方の「クリアトマト」を。
グラスに注いだ液色は、無色透明。気泡はそんなに多くない。
香りは、クリアトマトの名のとおり、確かにほんのりとトマトが香っていて、
しかも透明感がある。
口当たりは非常にすっきり。トマトのフレッシュさというか、青臭さが目立つが、
そのベースにトマトではない別の何かの甘さがある。これは原材料として使われているりんごだろう。
さらに、レモンも使われているようなのだが、酸味はそんなに鋭いわけではない。
アルコール分5%。果汁4.9%。秋田産桃太郎トマト使用。
原材料:焼酎、りんご、トマト、レモン、糖類、酸味料、香料。
大衆酒場を現代風にアレンジしたネオ酒場。こだわりの料理やお酒が女性や若者に人気。
そのネオ酒場で愛される新名物サワーの味わい。
ネオ酒場サワー2種を飲んでみて、いずれも親しみやすく、品質も確かだということがわかった。
新手のチューハイシリーズではあるが、どこか懐かしい雰囲気もある。
だが、あまりにもしっくりと腑に落ちすぎて、大きな話題にはならないように感じた。
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チューハイ・カクテル等
CODE:42448FMEEK#04 |
2016年3月19日[2]
No.5208: 一番搾り 小麦のうまみ <限定醸造> / キリン
いちばんしぼり こむぎのうまみ <げんていじょうぞう> / きりん
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3月15日に発売された、一番搾り「小麦のうまみ」。
昨年も同時期に出ていたもので、今年が2年目となる。
グラスに注いだ液色は、濃いめの黄金色で、オレンジ色に近い。
泡は純白できめ細かく、泡持ちも良い。
香りは、小麦使用ビールらしく、やさしく甘酸っぱいヨーグルトのようだが、
分厚さはなく、軽快である。
味は香りに感じた甘酸っぱさが目立つが、はっきり言ってコクはない。
非常に軽快であり、さらにキリンビールらしい苦味がしっかりとあるので、
真ん中の重みだけスパッと切り取ったような、苦酸っぱい味わい。
後味はすっきりと、苦味を残さない。
アルコール分4.5%。原材料:麦芽(大麦麦芽・小麦麦芽)・ホップ。
さわやかなこの季節を、いきいきと過ごしたい。そんな気持ちにぴったりのおいしさができました。
うまみ、しっかり。後味、すっきり。やわらかな飲み口がうれしい。小麦を感じる一番搾りをどうぞ。
昨年の製品と同じ味と感じたのだが、
なんとアルコール分が5%から4.5%へと引き下げられている。
より軽やかな方向への転換を企図したものだと思うが、だったらもう少し苦味を抑えたほうがよいのではないか。
いや、そうすると飲みごたえが足りなすぎると考えたのだろうか。
苦味をアクセントに仕上げたところが、ある意味キリンらしい製品だとは言える。
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ビール
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2016年3月20日[1]
No.5209: アサヒ ザ・ドリーム / アサヒ
あさひ ざ・どりーむ / あさひ
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アサヒから新しいビールブランド「ザ・ドリーム」が誕生。発売日は、今週水曜3月23日。
キャラクターにラグビーの五郎丸歩選手を起用したCMも既に流れている。
缶に「究極のコクキレ」というキャッチコピーが書かれているが、
これは往年のビールファンならば懐かしい、スーパードライ登場以前のアサヒ生ビール
(通称コクキレビール)で使われていた「コクがあるのにキレがある」の復刻とも言えるし、
あれ以来、同社のビールに脈々と流れている不変のコンセプトでもあろう。
そこにザ・ドリーム(夢)という商品名をつけてしまったのだから、
気合いの入れ様がうかがい知れるというものだ。
グラスに注いだ液色は、ごく淡い黄金色。
泡は純白できめ細かく、当初は良く盛り上がる。
香りは、華やかさには乏しく、落ち着いている。スーパードライの印象に近く、
モルトの乾いたような少し甘い香りがじんわりと漂う。
口に含むと、最初にググッと苦味が押してきて、糖質オフとは思えない強さがある。
すっきりした透明な味わいは、やはりスーパードライに似ており、
どんな食事にも合いそうな、応用範囲の広さを感じる。
売り文句のとおりキレは良く、飲み込んだ後、少ししびれるような苦味が口に残る。
反面、コクがあるかと問われると、味わいの厚みには乏しく、余韻も短いことから、
食い足りなさは否めない。
アルコール分5%。原材料:麦芽、ホップ、スターチ。
糖質オフビールに対して、私は良い印象を持っていないので、どうしてもそういった色眼鏡で見てしまうのだが、
この製品はとても糖質50%オフとは思えない力強さがあって、その点は驚きである。だが、最初の苦味の押しだけで、
後は尻すぼみの感じなので、じっくり味わうタイプのビールではない。
今回のネーミングや売り方を見ていて、真っ先に思い出したのは、9年前に鳴り物入りでデビューした
キリン ザ・ゴールド である。
味のタイプはだいぶ違うが、新たな柱に育てようと力が入りすぎている様子は酷似している。
健康志向の消費者には響くかもしれないが、スーパードライからの乗り換え需要が中心となり、
新たなファンの獲得はかなり難しいかもしれない。
明確に言えることは、キリンラガーや一番搾りのファンも、
サントリーザ・モルツのファンも、サッポロ黒ラベルのファンも、いずれもこの商品に乗り換えようとは
思わないだろうということ。もちろんそんなことは、開発者は百も承知と言うだろうが。
ビール系飲料の税体系が将来変更され、現在隆盛を極めている新ジャンルの優位性がなくなった時の
受け皿として考えているのかもしれない。しかし、その時代が訪れるまで生き残ろうとするなら、
これまでビールなど飲まなかった層を新たに掘り起こさなければならない。
それだけのインパクトやパワーがこの製品にあるかと言えば、残念ながらそれはないように感じる。
アサヒらしさを守ったという点だけは、高く評価できるけれども。
無難な着地点としては、スーパードライを食いつつ、全体として少しだけシェアを伸ばせればいいといった
ところではないだろうか。もしそういう売り方でうまく行かないとしたなら、早い時期に見切りをつけたほうが
いいのかもしれない。厳しい言い方ではあるが。
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ビール
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2016年3月20日[2]
No.5210: ハイリキ ザ・スペシャル ブラジリアンオレンジ / アサヒ
はいりき ざ・すぺしゃる ぶらじりあんおれんじ / あさひ
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アサヒ ハイリキザ・スペシャルの基幹フレーバーのうちレモンとグレープフルーツを除く5種が新しくなっている。
2月上旬からのリニューアルである。
5種のうち、今日は「ブラジリアンオレンジ」を飲みたい。
グラスに注いだ液色は、やや濁りのある薄黄色。オレンジにしてはかなり薄い。
香りは、やや薄っぺらい、チープな感じのオレンジ香。
味は、甘味が強いのだが、そんなにコクはなく、酸が強め。
適度なジューシー感。アルコール感は強い。
酸の強さは、レモンによるものであろう。
アルコール分7%。果汁2.3%。
原材料:ウォッカ、オレンジ果汁、レモン果汁、グレープフルーツ果汁、糖類、酸味料、香料、カラメル色素、
ベニバナ色素、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
今回のリニューアルはパッケージのみであり、中身は変わっていない。
アルコール度数7%というのは、今やストロング系では弱いほうだと言える。
8%、9%が主力と思われるので。そういう意味では、若干中途半端さを感じないではない。
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チューハイ・カクテル等
CODE:42449GCES#RN02U |
2016年3月21日[1]
No.5211: ザ・プレミアムモルツ マスターズ ドリーム / サントリー
ざ・ぷれみあむもるつ ますたーずどりーむ / さんとりー
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これまで販路が限定(コンビニとギフト用)されていたザ・プレミアムモルツ「マスターズドリーム」
がその限定を解き、全国販売となった。発売日は、3月15日。
既に多くのスーパーなどで取扱いが始まっている。テレビCMも大量投入されているようだ。
中身は変わっていないので、味については 以前私の書いたコメント を、
下記に引用しておく。
グラスに注いだ液色は、深く輝く黄金色。
泡は純白できめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちも良い。
香りは、清澄でありながらギッシリと目の詰まった凝縮感がある。深い奥行きを感じさせる。
口に入れると、最初舌先に軽妙な酸が感じられたかと思うと、深い甘味が広がり、
その甘味やコクの塊がほろっとほどけると、舌の根のほうにガシッと力強い苦味が
しびれるように押してくる。その劇的な変化のグラデーションは、
オーケストラの音の波のように、極めて官能的である。
甘味をまとった力強いコクは、非常に長い余韻として、ずっと口中に残っている。
アルコール分5%。原材料:麦芽、ホップ。
コンビニでの販売価格は300円強であるが、スーパーなどでは300円未満で売られていることも多い。
ギフト用として箱に詰めて売られていた際、それをバラして売っている店もあったが、
中には1本350円以上の値段がつけられている場合もあった。
305ml入り小型瓶という非効率な形態なので、大きな儲けはないのかもしれないが、
ビール系飲料の二極化時代が生んだ贅沢商品と言える。
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ビール
CODE:42450KSES#06 |
2015年3月21日[2]
No.5212: ハイリキ ザ・スペシャル カシスオレンジ / アサヒ
はいりき ざ・すぺしゃる かしすおれんじ / あさひ
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アサヒ ハイリキザ・スペシャルの基幹フレーバーのうちレモンとグレープフルーツを除く5種が新しくなっている。
2月上旬からのリニューアルである。中身の変更はなく、パッケージのみの刷新ではあるが。
5種のうち、昨日 ブラジリアンオレンジ を飲んだので、
今日は2種めとして「カシスオレンジ」を。
グラスに注いだ液色は、やや濁りのあるピンク色。
香りは、間違いなくカシスオレンジ! カシスのしっかりとしたコク、
オレンジの甘酸っぱい匂いが拮抗している。
味はたっぷりとした甘さに、オレンジのキュンとした酸味が乗っている。
アルコール感も非常に強くて、飲みごたえがある。
アルコール分9%。果汁3%。
原材料:ウォッカ、オレンジ果汁、カシス果汁、糖類、酸味料、香料、カラメル色素、
甘味料(アセスルファムK、アスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物、スクラロース)、アントシアニン色素。
濃くて甘ったるくてどこが悪い!と開き直ったようなチューハイだが、意外とこってりし過ぎていないので、
後味は悪くない。若い人たちに言っておきたいが、
こういう缶チューハイを使って、一気飲み大会なんて絶対にしてはいけないよ。オジサンからのお願いです。
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チューハイ・カクテル等
CODE:42450GCES#RN02U |
2016年3月22日[1]
No.5213: こくしぼり 芳醇ぶどう / サントリー
こくしぼり ほうじゅんぶどう / さんとりー
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サントリー こくしぼり の通年販売ラインナップに、新たにプレミアムラインとして2種が加わる。
芳醇ぶどう と 豊潤もも。いずれも昨年期間限定で売り出されたもので、
今回めでたく、3月22日から通年で売られることとなったのだ。
2種のうち、まずは「芳醇ぶどう」を飲みたい。
グラスに注いだ液色は、まさにぶどうジュースのような深い紫。
気泡は多くなく、炭酸は弱そう。
香りは、甘味や渋みの強そうな、深いぶどう香。
あまり派手さはない。
味は渋みがしっかりとし、甘さは抑え込まれている。酸がかなり強め。
芳醇なのだがくどくなく、引き締まった味わいといえる。アルコール感はほんのり。
アルコール分5%。果汁28%。巨峰浸漬酒使用。
原材料名:ぶどう、スピリッツ、巨峰浸漬酒、ワイン、ブランデー、糖類、酸味料、香料、ぶどう果皮色素。
芳醇な「巨峰浸漬酒」に、ぶどう「果汁」をたっぷり合わせました。
ぶどう由来の「ワイン」と「ブランデー」を隠し味に、いっそうコク豊かな「こくしぼり」
になりました。
昨年出た時と中身は同じもののようである。上記説明のとおり、ワインやブランデーを使うなど、
手が込んでいる。とても贅沢感のある缶チューハイだ。
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チューハイ・カクテル等
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2016年3月22日[2]
No.5214: ゴールデンハイボール レモン / 宝酒造
ごーるでんはいぼーる れもん / たからしゅぞう
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タカラ「ゴールデンハイボール」。
この製品は、当初2014年にLAWSONグループ限定で売り出されたものだが、
今般、全コンビニに開放されたものである。発売日は、2月9日。
少々時間が経ってしまったが、取り上げたい。
グラスに注いだ液色は、無色透明。
炭酸が強く、注いでいる時、ジュワジュワと音を立てている。
香りは、ほんのりとレモン香に、焼酎のアルコール香がなじんでいる。
味は甘味が抑えられ、アルコール感が豊かで、ピュア。焼酎臭いとも言え、
酒好きのための缶チューハイだ。
アルコール分7%。果汁1.5%。プリン体ゼロ。甘味料ゼロ。糖質80%オフ。
原材料:焼酎、レモン果汁、糖類、香料、酸味料。
TaKaRa「ゴールデンハイボール」は、甘い香りと絶妙なコクのタカラ焼酎「ゴールデン」をベースにした
ハイボールです。ベースの焼酎にこだわったひとあじ違う辛口の味わいをお楽しみください。
甘くない本格的な缶チューハイを求めている人におすすめ。
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チューハイ・カクテル等
CODE:42451FMEEK#42 |
2016年3月23日[1]
No.5215: グランドキリン / キリン
ぐらんどきりん / きりん
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コンビニ限定で展開されている「グランドキリン」が新しくなった。
発売日は、3月22日。
グラスに注いだ液色は、しっかり深い黄金色。
泡も心なしかほんのりオレンジっぽく見える。泡持ちはほどほど。
フルーティなホップ香がふわっと立ち上る。鮮烈かつ濃密。
乾いたハーブのような香りも混じる。
口に含むと、香りに感じた華やかさが広がり、甘さもあり、
柔らかさすら感じるのだが、すぐに圧倒的な苦味が舌の両奥に感じられる。
パワフルなのに、どこか繊細さも併せ持っている。
アルコール分6%。原材料:麦芽、ホップ。
引き締まった苦味と複雑な味わいが、心地の良い余韻とともに続く1本です。
ひと手間掛けたホップを発酵中に漬け込み、複雑な香味を引き出すキリンビール独自の「ディップホップ製法」を採用。
ラベル下方に赤字で Dip Hop IPL とあり、これはディップホップ製法による IPL(インディア・ペール・ラガー)
であることを示す。
IPLというビアスタイルはあまり見ないが、エールのIPAと同じく、ホップをかなりきかせて強い苦味を持たせたものだ。
ラガーとしてはフルーティさも相当にあり、満足感の高い1本。
従来品との違いとしては、最初に立ち昇る華やかな香りが挙げられる。これは、従来から使用している
ヘルスブルッカーに加えて、新たにネルソンソーヴィンを使用するようになった効果だろう。
より一層パワーアップした、すばらしいリニューアルだ。ここまで手間をかけ、贅を尽くし、
それでいて販売価格は250円程度。本当にいいのだろうか?
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ビール
CODE:42452LSEK#01 |
2016年3月23日[2]
No.5216: ハイリキ ザ・スペシャル グレープスプラッシュ / アサヒ
はいりき ざ・すぺしゃる ぐれーぷすぷらっしゅ / あさひ
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アサヒ ハイリキザ・スペシャルの基幹フレーバーのうちレモンとグレープフルーツを除く5種が新しくなっている。
2月上旬からのリニューアルである。中身の変更はなく、パッケージのみの刷新ではあるが。
5種のうち、既に ブラジリアンオレンジ と カシスオレンジ を飲んだので、
今日は3種めとして「グレープスプラッシュ」を。
グラスに注いだ液色は、ごく淡い紫。ピンクにも近い。
香りは、コクがあり、極めて甘そうなぶどう香。
これでもかという甘さ。
味は香りの印象どおり、甘味が極めて強い。
アルコール感も非常に強く、くどいくらいのこってり感。
これぞストロング。
アルコール分8%。果汁0.5%。
原材料:ウォッカ、白ワイン、ぶどう果汁、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース、
アスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物)、カラメル色素、アントシアニン色素。
ぶどうチューハイが好きな人は、甘味が強くても大丈夫と思われるので、この仕上げはOKである。
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チューハイ・カクテル等
CODE:42452GCES#RN02U |
2016年3月24日[1]
No.5217: グランドキリン うららかをる <限定醸造> / キリン
ぐらんどきりん うららかをる <げんていじょうぞう> / きりん
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定番のグランドキリンがリニューアル発売された3月22日に、同時に出された限定品
「うららかをる」。こちらもコンビニエンスストア限定商品だ。
グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。泡は純白できめ細かく、泡持ちも良い。
香りはふんわり甘く、フルーティ。まさに小麦使用らしい柔らかさ。
口当たりも甘く軽やかだが、その後に少し強めの苦味が訪れる。このあたりがグランドキリンらしい
キャラクターと言える。甘さと苦味はうまく調和しており、
ほろっと優しい余韻をつくる。
アルコール分5.5%。原材料:麦芽(大麦麦芽・小麦麦芽)・ホップ・糖類(乳糖)。
春の心地よい昼下がりに楽しめる、花畑を思わせる香り立ちと軽やかな味わいの1本です。
なぜか私がいつも立ち寄っているLAWSONやセブンイレブンでは扱われておらず、
普段あまり行かないサークルKまで行って入手した。グランドキリンの限定品は、
いつもかなり多くのコンビニですぐ入荷するのに、今回は少ない。
おそらく、通年のグランドキリンが新しくなったために、そちらを優先し、
2種仕入れるのをためらっている店が多いのかもしれない。
ちなみにこれを買った店では、通年のグランドキリンは置いてなかった。
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ビール
CODE:42453CKAMTS#02 |
2016年3月24日[2]
No.5218: こくしぼり 豊潤もも / サントリー
こくしぼり ほうじゅんもも / さんとりー
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サントリー こくしぼり の通年販売ラインナップに、新たにプレミアムラインとして2種が加わった。
その1つ、芳醇ぶどう を先日既に取り上げているので、
今日はもう一方の「豊潤もも」を飲みたい。発売日は3月22日である。
グラスに注いだ液色は、やや濁りのある薄黄色。細かい繊維が液中にたくさん浮遊している。
気泡は少なく、炭酸は弱そう。
香りは、甘味の強そうな桃。特有の生臭い感じがよく出ている。
味は芳醇というほどの豊かさは感じず、むしろ口当たりはすっきりしている。
甘味は強い。炭酸の刺激も弱く、アルコール感も弱い。
アルコール分4%。果汁28%。黄金桃浸漬酒使用。
原材料名:桃、スピリッツ、桃浸漬酒、桃リキュール、ブランデー、糖類、香料、酸味料。
限られた産地・農園でのみつくられる希少な「黄金桃」を贅沢に丸ごと漬け込んで
「黄金桃浸漬酒」をつくりました。
さらに「桃のリキュール」「ブランデー」を合わせ、
桃の豊かなコクを最大限に引き出しています。
桃味はリアルさを出そうとすると、くどくなりがちだが、この製品は比較的あっさりしている。
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チューハイ・カクテル等
CODE:42453KSES#02 |
2016年3月25日[1]
No.5219: 銀河高原 白ビール / 銀河高原ビール
ぎんがこうげん しろびーる / ぎんがこうげんびーる
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銀河高原ビールの「白ビール」。発売日は、3月8日。
毎年この時季に出されているようなのだが、当サイトで取り上げるのは、
実に6年ぶりである。
グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。やや濁りがある。
泡は非常にきめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちも良い。
香りは、柑橘類のようなやや尖った酸のほか、バナナ、ヨーグルトなどの甘酸っぱさも。
ただ、あまり強くは香らず、大人しい。
口当たりも軽快。キュンと甘酸っぱいのだが、甘さも酸も穏やか。
後味はスキッと切れよく、爽やか。
アルコール分5%。
原材料:麦芽100%(大麦、小麦)・ホップ。
製造者:(株)銀河高原ビール、岩手県和賀郡西和賀町沢内貝沢3-647-1。
軽妙なホワイトエールであり、ベルギーのヒューガルテンなどと比べてもだいぶ柔らかい。
このスタイルを飲み慣れない人にも、非常に飲みやすいだろう。
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ビール
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2016年3月25日[2]
No.5220: ハイリキ ザ・スペシャル フルーツパンチサワー / アサヒ
はいりき ざ・すぺしゃる ふるーつぱんちさわー / あさひ
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アサヒ ハイリキザ・スペシャルの基幹フレーバーのうちレモンとグレープフルーツを除く5種が新しくなっている。
2月上旬からのリニューアルである。中身の変更はなく、パッケージのみの刷新ではあるが。
5種のうち、既に ブラジリアンオレンジ、
カシスオレンジ、グレープスプラッシュ をレビュー済。
今日は4種めとして「フルーツパンチサワー」を。
グラスに注いだ液色は、かなり深い暗赤色。黒に近い紫と言ってもいい。
香りは、ぶどうあるいはブルーベリーのほか、チェリーのような感じが強い。
味はこってりと強い甘味が特徴。はっきり言ってくどいレベル。
アルコール感も強い。まさにこれでもかというくらい、すべてにストロングなチューハイだ。
果汁0.1%。アルコール分8%。
原材料:ウォッカ、ぶどう果汁、糖類、酸味料、香料、
着色料(カラメル、赤102、青1)、甘味料(アセスルファムK、スクラロース、アスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物)。
フルーツパンチサワーということで、缶にはぶどう、りんご、チェリー、ももなどのイラストが描かれているが、
実際に使われている果汁はぶどうのみ。あとは香料ということになる。
ここまで強烈な味わいなら、べつに本物の果汁であるか否かはどうでもいいような感じではあるが。
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チューハイ・カクテル等
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