ビール・発泡酒・チューハイの部屋

No.5361−5380


 
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2016年6月8日[1]
No.5361: 47都道府県の一番搾り 仙台づくり <仙台工場限定醸造> / キリン
 47とどうふけんのいちばんしぼり せんだいづくり <せんだいこうじょうげんていじょうぞう> / きりん
キリン 47都道府県の一番搾り 仙台づくり キリン 47都道府県の一番搾り 仙台づくり review
キリン 47都道府県の一番搾り 仙台づくり
 昨年5月に第1弾、 12月に第2弾 が発売され、大好評を博した「地元うまれの一番搾り」。 キリンの全国9工場それぞれに特色のあるビールを、地域限定で売り出したものだ。
 その企画をさらに発展させ、今年は「47都道府県の一番搾り」が順次発売されることとなった。 だが、47種一気に発売というわけではない。まずは昨年と同じく工場所在地の9種が、 5月10日に発売された。
 当サイトでは第1弾、第2弾の時、複数の方のご協力によって全9種をかき集めることに成功してきたが、 今年はシリーズで全47種が順次登場するということで、全種制覇は無理だろうと考えてきた。 そんな中、先行発売の9種については、夏季ギフト限定商品(百貨店限定)として、 アソートパックが売られることとなったため、早速発注したのだ。
 ということで、既レビューの 神戸づくり横浜づくり取手づくり北海道づくり に続き、今日は5種めとして 仙台工場製「仙台づくり」を紹介する。

 グラスに注いだ液色は、ごく淡い黄金色。泡は純白できめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちも良い。
 香りは、すうーっと爽やかなホップ香が立つが、その下に麦芽と米から来ると思われる 穀物っぽい匂いが鎮座している。
 口当たり非常にクリアで、かつ繊細。 透明感、爽快感のある味わいで、軽やかだが、ベースにはしっかりと苦味がある。 だから後キレが良いだけでなく、 ずしっと苦味が口に残る。
 アルコール分5%。原材料:麦芽・ホップ・米。
 缶裏には、次のような説明文がある。
 優しいけれど芯がある。宮城みたいなビールはできないか。
 工場のみんなで、地元のことを語り合いました。宮城の人のしあわせな時間に、一番似合うビールをつくるために。  東北産ホップの優しく華やかな香りと、宮城県産ササニシキのすっきりとした後味。 宮城のみなさまへの感謝を込めた一番搾りを、どうぞ。
 仙台工場醸造長 谷川 満
 前作(第2弾)、前々作(第1弾)の時のキャラクターと基本的に同じ。 爽やかで軽やか。さらっとした飲み口だが、今回は少し力強さが加わったようにも感じた。 缶裏に書かれている「優しいけれど芯がある」という表現がぴったり。 まさに東北の人のようなキャラクターだ。
 イメージカラーは「青葉色」。缶右肩には、その色で宮城県の形状が描かれている。缶裏には 七夕祭りのイラストがある。仙台といえば青葉城。だから青葉色というのは、 もう説明がいらないくらいにドンピシャな設定だ。
種別 ビール
CODE:42529HKDPOL#29
2016年6月8日[2]
No.5362: −196℃ 夏のキウイ <限定> / サントリー
 まいなす196ど なつのきうい <げんてい> / さんとりー
サントリー -196℃ 夏のキウイ サントリー -196℃ 夏のキウイ review
 6月7日が発売日となっている、-196℃夏限定品。
 2種あるうち、今日は「夏のキウイ」のほうを飲む。

 グラスに注いだ液色は、無色透明。気泡は細かく、 炭酸は強くなさそう。
 香りは、スキッとシンプルなキウイ香。特有の生臭い感じが良く出ている。
 味は香りの印象どおり甘酸っぱいが、軽やかである。 甘味より酸がきいているから、後味はすっきり。
 アルコール分5%。キウイ浸漬酒使用。 原材料名:キウイ、スピリッツ、糖類、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
 瀬戸内の恵みがぎゅっとつまった「愛媛のキウイ」の爽やかなおいしさをまるごと
 昨年 までの製品には使われていなかった甘味料が、 今年から使われている。でも、甘さのわざとらしさはあまりないので、大きな変化は感じなかった。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:42529KSES#01
2016年6月9日[1]
No.5363: 47都道府県の一番搾り 滋賀づくり <滋賀工場限定醸造> / キリン
 47とどうふけんのいちばんしぼり しがづくり <しがこうじょうげんていじょうぞう> / きりん
キリン 47都道府県の一番搾り 滋賀づくり キリン 47都道府県の一番搾り 滋賀づくり review
キリン 47都道府県の一番搾り 滋賀づくり
 昨年5月に第1弾、 12月に第2弾 が発売され、大好評を博した「地元うまれの一番搾り」。 キリンの全国9工場それぞれに特色のあるビールを、地域限定で売り出したものだ。
 その企画をさらに発展させ、今年は「47都道府県の一番搾り」が順次発売されることとなった。 だが、47種一気に発売というわけではない。まずは昨年と同じく工場所在地の9種が、 5月10日に発売された。
 当サイトでは第1弾、第2弾の時、複数の方のご協力によって全9種をかき集めることに成功してきたが、 今年はシリーズで全47種が順次登場するということで、全種制覇は無理だろうと考えてきた。 そんな中、先行発売の9種については、夏季ギフト限定商品(百貨店限定)として、 アソートパックが売られることとなったため、早速発注したのだ。
 ということで、既レビューの 神戸づくり横浜づくり取手づくり北海道づくり仙台づくり に続き、今日は6種めとして滋賀工場製「滋賀づくり」を紹介する。

 グラスに注いだ液色は、ごく淡い黄金色。泡は純白できめ細かく、泡持ちも悪くない。
 香りは、軽やかで清々しいホップ香が立つ。 とてもすっきりしている。
 口当たりもクリア。透明感ある味わいだが、香りに感じた華やかさに比べ、 味は少々地味。苦み走り、甘さは弱く、一番搾り特有の酸味が軽やかに効いている。 澄みきったきれいな味だ。
 アルコール分5.5%。原材料:麦芽・ホップ。
 缶裏には、次のような説明文がある。
 何ごとも手を抜かない、滋賀の人に満足してもらいたい。
 工場のみんなで、地元のことを語り合いました。滋賀の人のしあわせな時間に、一番似合うビールをつくるために。  滋賀県産麦芽と琵琶湖のめぐみを活かしきって、すっきりとしたうまさをとことん追求しました。 滋賀だけの一番搾り、お楽しみください。
 滋賀工場醸造長 守川斉利
 前作(第2弾)、前々作(第1弾)の時の味わいと比べると、 良く言えば垢抜けた感じになり、悪く言うと水っぽくなった。だが、 このクリアな方向への変化は悪くない。
 イメージカラーは「水色」。缶右肩には、水色でなんと琵琶湖の形状が描かれている。 今回のシリーズは、基本的に都道府県の形が描かれているはずなのだが、 47種の中でおそらくこの滋賀づくりのみ、県の形ではなく、琵琶湖の形になっているのだ (琵琶湖は滋賀県の面積の6分の1に過ぎない)。
 これは滋賀県民の誇りと捉えるべきだろうか。それとも、 「滋賀県って、琵琶湖以外に何がある?」と、いつも他県民から揶揄されていることに対する 皮肉を込めた逆襲だろうか。いずれにせよ、機知に富んでいる。
種別 ビール
CODE:42530HKDPOL#30
2016年6月9日[2]
No.5364: −196℃ 夏の日向夏 <限定> / サントリー
 まいなす196ど なつのひゅうがなつ <げんてい> / さんとりー
サントリー -196℃ 夏の日向夏 サントリー -196℃ 夏の日向夏 review
 昨日、夏のキウイ を飲んだ、-196℃の夏限定品。 今日は同時発売の「夏の日向夏」を。

 グラスに注いだ液色は、無色でほぼ透明だが、ほんのり白っぽくも見える。 気泡は多くなく、炭酸は弱そう。
 香りは、スキッとした柑橘香。やや緑っぽい感じ。 シャープな印象だが、酸はそんなに鋭くはなさそう。
 味はやはり穏やか。酸はマイルドで、適度な甘味。 苦味も効いていて、後味はさっぱり。
 アルコール分5%。日向夏浸漬酒使用。 原材料名:日向夏、スピリッツ、糖類、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
 太陽を燦々と浴びて育った「宮崎の日向夏」の甘酸っぱいおいしさまるごと。
 昨日飲んだキウイと同じく、昨年の製品には使われていなかった甘味料が、 今年から使われるようになった。だが、その弊害は少なく、酸が立っているために、 甘さが変に口に残ったりはしない。
 思えばサントリー社の昔のチューハイは、 やたら甘味料のだらっとした甘さが鼻につくことが多かったのだが、 最近ではすっかり甘味料の使い方が上手になった。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:42530KSES#02
2016年6月10日[1]
No.5365: 47都道府県の一番搾り 岡山づくり <岡山工場限定醸造> / キリン
 47とどうふけんのいちばんしぼり おかやまづくり <おかやまこうじょうげんていじょうぞう> / きりん
キリン 47都道府県の一番搾り 岡山づくり キリン 47都道府県の一番搾り 岡山づくり review
キリン 47都道府県の一番搾り 岡山づくり
 昨年5月に第1弾、 12月に第2弾 が発売され、大好評を博した「地元うまれの一番搾り」。 キリンの全国9工場それぞれに特色のあるビールを、地域限定で売り出したものだ。
 その企画をさらに発展させ、今年は「47都道府県の一番搾り」が順次発売されることとなった。 だが、47種一気に発売というわけではない。まずは昨年と同じく工場所在地の9種が、 5月10日に発売された。
 当サイトでは第1弾、第2弾の時、複数の方のご協力によって全9種をかき集めることに成功してきたが、 今年はシリーズで全47種が順次登場するということで、全種制覇は無理だろうと考えてきた。 そんな中、先行発売の9種については、夏季ギフト限定商品(百貨店限定)として、 アソートパックが売られることとなったため、早速発注したのだ。
 ということで、既レビューの 神戸づくり横浜づくり取手づくり北海道づくり仙台づくり滋賀づくり に続き、今日は7種めとして岡山工場製「岡山づくり」を紹介する。

 グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。泡は純白できめ細かく、当初はよく盛り上がるが、泡持ちはほどほど。
 香りは、穏やかなホップ香と、土臭いような穀物っぽいモルト香。 派手さはないが、じんわりと甘そうな雰囲気。
 口当たりは柔らかく、軽快だが、やや渋味がひっかかる感じ。 ボディは基本的にスリムで、一番搾りらしい酸が特徴。 通年品の一番搾りのキャラクターに、一番近いかもしれない。いや、こちらは副原料を使っているのだから、 その分、地味というか、穀物臭いニュアンスが強い。
 アルコール分5%。原材料:麦芽・ホップ・米。
 缶裏には、次のような説明文がある。
 何ごとにも全力。そんな岡山の人のためのビールを。
 工場のみんなで、地元のことを語り合いました。岡山の人のしあわせな時間に、一番似合うビールをつくるために。  晴れの国の太陽を浴びて育った、岡山県産雄町米のうまみが冴える一番搾り。 岡山らしい、澄みきった味わいの一杯を、どうぞ。
 岡山工場醸造長 家村友也
 前作(第2弾)の味わいにかなり近い。前々作(第1弾)は垢抜けない印象だったから、 それに比べると、洗練されている。だが、地味なキャラクターであるのは間違いない。
 イメージカラーは「うすいピンク」。名産品の桃を連想させる色だ。 缶右肩には、その色で岡山県の形状が描かれている。
種別 ビール
CODE:42531HKDPOL#31
2015年6月10日[2]
No.5366: カルピスサワー 手摘み白桃 <期間限定> / アサヒ
 かるぴすさわー てづみはくとう <きかんげんてい> / あさひ
カルピスサワー 手摘み白桃 カルピスサワー 手摘み白桃 review
 カルピスサワー「手摘み白桃」。発売日は、6月7日。
 昨年までは期間限定品として出ていたものだが、今回、通年商品化するもの。

 グラスに注いだ液色は、純白。典型的なカルピスホワイトだ。
 桃の甘い香りが立ち上り、カルピスの香りはかなり弱い。
 口当たりはかなり甘い。香りの印象どおり、カルピスよりも桃のほうが勝っている印象だが、 軽快な酸味と炭酸のピリピリ感が、適度に甘さを引き締めてくれる。 甘いチューハイが苦手な人には勧めないが、決してくどいわけではない。
 果汁1%。アルコール分3%。 原材料名:ウォッカ、もも果汁、脱脂粉乳、乳酸菌飲料、糖類、酸味料、香料、安定剤(大豆多糖類)、 甘味料(アスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物、アセスルファムK)、乳化剤。
 昨年6月 に出た製品と、中身は同じもののようである。
 定番化するということは、一定数のリピーターが見込めると踏んでのことだろう。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:42531KSES#03
2016年6月11日[1]
No.5367: 47都道府県の一番搾り 福岡づくり <福岡工場限定醸造> / キリン
 47とどうふけんのいちばんしぼり ふくおかづくり <ふくおかこうじょうげんていじょうぞう> / きりん
キリン 47都道府県の一番搾り 福岡づくり キリン 47都道府県の一番搾り 福岡づくり review
キリン 47都道府県の一番搾り 福岡づくり
 昨年5月に第1弾、 12月に第2弾 が発売され、大好評を博した「地元うまれの一番搾り」。 キリンの全国9工場それぞれに特色のあるビールを、地域限定で売り出したものだ。
 その企画をさらに発展させ、今年は「47都道府県の一番搾り」が順次発売されることとなった。 だが、47種一気に発売というわけではない。まずは昨年と同じく工場所在地の9種が、 5月10日に発売された。
 当サイトでは第1弾、第2弾の時、複数の方のご協力によって全9種をかき集めることに成功してきたが、 今年はシリーズで全47種が順次登場するということで、全種制覇は無理だろうと考えてきた。 そんな中、先行発売の9種については、夏季ギフト限定商品(百貨店限定)として、 アソートパックが売られることとなったため、早速発注したのだ。
 ということで、既レビューの 神戸づくり横浜づくり取手づくり北海道づくり仙台づくり滋賀づくり岡山づくり に続き、今日は8種めとして福岡工場製「福岡づくり」を紹介する。

 グラスに注いだ液色は、極めて淡い黄金色。薄黄色と言ってもいいくらい。 泡は純白できめ細かく、泡持ちもよい。
 香りは、かなり金属的で鋭角的なホップ香が芳しい。 フレッシュ感とやや固い印象がある。
 口当たりも香りの印象どおりシャープ。みずみずしくフレッシュであり、 ボディは非常にスリム。苦味中心で、甘さは皆無と言えるほど。 後キレも抜群。
 アルコール分5%。原材料:麦芽・ホップ。
 缶裏には、次のような説明文がある。
 仲間を愛する地元福岡の人が、もっと盛り上がれるビールを。
 工場のみんなで、地元のことを語り合いました。福岡の人のしあわせな時間に、一番似合うビールをつくるために。 仲間とワイワイ飲むのにぴったりの、福岡県産麦芽100%の力強い味わいの一番搾りを、お楽しみください。
 福岡工場醸造長 泉 賢一郎
 前作(第2弾)、前々作(第1弾)に引き続き、苦味が前面に出て質実剛健。シンプルで一本気、 パワフルなビールに仕上がっている。
 イメージカラーは「緋色」。 緋色とは、一般的には鮮やかな赤のことで、 色見本サイト 和色大辞典 では、 16進数を d3381c、RGB=(211,56,28)としている。
 缶右肩には、緋色で福岡県の形状が描かれており、缶裏には祇園山笠のイラストがある。
 なお、昨年の2作同様、今回もこの福岡づくりは、スチール缶である。薄くてアルミ缶のようにペコペコだが、 磁石を近づけたら、確かにくっつく。
種別 ビール
CODE:42532HKDPOL#32
2016年6月11日[2]
No.5368: おいしいチューハイ マスカット <期間限定> / 宝酒造
 おいしいちゅーはい ますかっと <きかんげんてい> / たからしゅぞう
タカラ おいしいチューハイ マスカット タカラ おいしいチューハイ マスカット review
 タカラおいしいチューハイの期間限定「マスカット」。 発売日は、6月7日。

 グラスに注いだ液色は、ほんのりと濁りのある淡い黄色。
 香りは、甘いマスカット香だが、あまり強くは香らない。
 味は香りの印象どおり、かなり甘味が強い。酸は柔らか。 アルコール感は弱い。 飲み込んだ後にも、たっぷりとした甘さが口に残る。
 果汁50%。アルコール分3%。糖類不使用。原材料:ぶどう果汁(マスカット69%)、スピリッツ、酸味料、香料、 甘味料(スクラロース、アセスルファムK)、ぶどう種子抽出物。
 果汁をたっぷり50%使用した贅沢なチューハイです。
 昨年の製品 の原材料名を見ると、使用果汁については 「マスカット果汁」とだけ書かれているので、他は混じってはいなかったと思われるが、 今年はご丁寧に「ぶどう果汁(マスカット69%)」と書かれている。 それなら商品名は2年前までの 白ぶどう、あるいはもっと以前の マスカットミックス という名前にすべきではないか。 というのは、厳しすぎるだろうか。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:42532KSES#04
2016年6月12日[1]
No.5369: 47都道府県の一番搾り 名古屋づくり <名古屋工場限定醸造> / キリン
 47とどうふけんのいちばんしぼり なごやづくり <なごやこうじょうげんていじょうぞう> / きりん
キリン 47都道府県の一番搾り 名古屋づくり キリン 47都道府県の一番搾り 名古屋づくり review
キリン 47都道府県の一番搾り 名古屋づくり
 昨年5月に第1弾、 12月に第2弾 が発売され、大好評を博した「地元うまれの一番搾り」。 キリンの全国9工場それぞれに特色のあるビールを、地域限定で売り出したものだ。
 その企画をさらに発展させ、今年は「47都道府県の一番搾り」が順次発売されることとなった。 だが、47種一気に発売というわけではない。まずは昨年と同じく工場所在地の9種が、 5月10日に発売された。
 当サイトでは第1弾、第2弾の時、複数の方のご協力によって全9種をかき集めることに成功してきたが、 今年はシリーズで全47種が順次登場するということで、全種制覇は無理だろうと考えてきた。 そんな中、先行発売の9種については、夏季ギフト限定商品(百貨店限定)として、 アソートパックが売られることとなったため、早速発注したのだ。
 既に 神戸づくり横浜づくり取手づくり北海道づくり仙台づくり滋賀づくり岡山づくり福岡づくり と掲載してきて、これが9種め。 工場所在地製品としては最後となる名古屋工場製「名古屋づくり」である。

 グラスに注いだ液色は、しっかり濃い黄金色。というか、 かなりオレンジっぽく、淡いアンバーと言ってもいいくらいである。 泡もややベージュっぽく色づいており、 力強く盛り上がって、泡持ちも良い。
 香りもどこかブラウン調。ロースト麦芽というわけではなさそうだが、 ふっくらと深く、甘い。
 味も香りの印象どおりかなりストロング。 甘味、苦味、渋味がともに強い。だから、一番搾りらしい酸味は引っ込んでしまっている。 飲み込んだ後にも、ざらめのような甘さとパワフルな苦味が口に残る。
 アルコール分5.5%。原材料:麦芽・ホップ。
 缶裏には、次のような説明文がある。
 ものの価値を見極める名古屋の人に選ばれるビールを。
 工場のみんなで、地元のことを語り合いました。名古屋の人のしあわせな時間に、一番似合うビールをつくるために。 目指したのは、うまみがぎっしり詰まった、味も色もしっかりと濃い一杯。 名古屋だけの特別な一番搾りを、お楽しみください。
 名古屋工場醸造長 有村治彦
 前作(第2弾)、前々作(第1弾)に引き続き、9種の中では最も濃く、 名古屋グルメに負けない、しっかりとした飲みごたえがある。
 パッケージのイメージカラーは「金色」。 名古屋城のしゃちほこを思わせる色だ。 缶右肩には、金色で愛知県の形状が描かれており、缶裏には昨年の製品同様、名古屋城のイラストがある。 明らかにデフォルメされた、大きすぎるしゃちほこが名古屋を主張している、かわいい絵だ。
 さて、これで工場所在地9種はすべて取り上げたことになるが、 いずれも工場名を冠しているので、愛知づくりではなく名古屋づくり、神奈川づくりではなく横浜づくり といった名称になっている。9種以外は基本的に都道府県名であるが、 現在のところ 大阪づくり東京づくり だけ取り上げている。今後どれだけレビューできるかは、はっきり言って未知数だ。
種別 ビール
CODE:42533HKDPOL#33
2016年6月12日[2]
No.5370: ヱビスビール 東海道新幹線の旅 デザイン缶 / サッポロ
 ゑびすびーる とうかいどうしんかんせんのたびでざいんかん / さっぽろ
サッポロ ヱビスビール 東海道新幹線の旅デザイン缶 サッポロ ヱビスビール 東海道新幹線の旅デザイン缶 review
サッポロ ヱビスビール 東海道新幹線の旅デザイン缶
 先日、全国発売の ヱビス 父の日デザイン缶 をレビューした。
 今日もまたヱビスなのだが、こちらは 「JR東海管内の(株)ジェイアール東海パッセンジャーズ、東海キヨスク(株)の各売店、 および新幹線のぞみ号、ひかり号の車内販売」限定商品である。 発売日は、5月25日。
 昨日、東海道新幹線を利用した折に、東京駅新幹線ホーム上の弁当類を扱う売店で購入。
 中身は通常のヱビス(本年3月にリニューアルしたもの)なので、 味のレビューは割愛する。
 アルコール分5%。原材料:麦芽・ホップ。
 バイエルン産アロマホップをふんだんに使用。麦芽のみを用い、熟成に時をかけて仕上げます。 深いコク、豊かな味わい。ビールを知る人のビールです。
 缶には、東京・静岡・浜松・名古屋・京都・新大阪と、東海道新幹線の各主要駅名と、 それぞれにちなむイラスト(雷門、富士山、浜松城、金のしゃちほこ、五重塔、大阪城)が描かれている。 全政令指定都市を採用したのか?と思いきや、横浜が入っていない。 ランドマークタワーの絵くらい入れても良かったのに、単にスペースが足りないからだろうか。
種別 ビール
CODE:42533DSTK#18
2016年6月13日[1]
No.5371: 47都道府県の一番搾り 京都づくり (滋賀工場製造)/ キリン
 47とどうふけんのいちばんしぼり きょうとづくり / きりん
キリン 47都道府県の一番搾り 京都づくり キリン 47都道府県の一番搾り 京都づくり review
キリン 47都道府県の一番搾り 京都づくり
 47都道府県の一番搾りのいわば第二陣が、6月7日付で発売された。
 昨年売られた、地元うまれシリーズはキリンの全国9工場の名を冠した9種だったが、 今年は工場所在地以外の都府県名を名乗る38種が順次登場。7日発売分は、全16種なのだが、 それらのうち、当サイトでは既に 大阪づくり東京づくり を取り上げた。
 今日は「京都づくり」を紹介する。

 グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。 泡は純白できめ細かく、力強く盛り上がるが、泡持ちはほどほど。
 香りは、少し甘くてクリーミー。柔らかくて、大人しい、穏やかなホップ香。
 口当たりも非常にやさしい。すうーっと口に入り、喉を過ぎる。 決して苦味が弱いわけではないのだが、酸味、甘味とのバランスが良く、何も突出していない。 これが京都の「はんなり」か。しかし、悪く言うと、目立たないことを計算ずくで演じているような、 ある種の小賢しさすら感じる。あえて出しゃばらないことで、存在感を強くアピールしているかのような。
 飲み込んだ後には、穏やかな苦味、渋味、酸味が重層的に余韻として残るが、 最後まで居座るのは苦味である。
 滋賀工場製造。アルコール分5%。原材料:麦芽・ホップ。
 缶裏には、次のような説明文がある。
 ほんまもんが分かるのが、京都の人。
 京都の皆さまと、地元のことを語り合いました。 京都の人のしあわせな時間に、一番似合うビールをつくるために。 目指したのは、華やかな香りと上品な味わいの、四季折々の食に合う本格的な一杯。 はんなりを感じる京のほんまもんと呼ぶにふさわしい一番搾りです。
 京都支社長 横山良範
 イメージカラーは「京紫」。缶右肩には、同色で京都府の形状が描かれている。
種別 ビール
CODE:42534ASTS#06
2015年6月13日[2]
No.5372: セブンゴールド 金のビール / サントリー
 せぶんごーるど きんのびーる / さんとりー
セブンゴールド 金のビール セブンゴールド 金のビール review
 セブン&アイのP.B.「セブンゴールド 金のビール」が新しくなった。
 事前に発売情報をつかんでおらず、セブンイレブン店頭で偶然遭遇したものだが、 調べてみると、どうも発売日は5月30日だったようである。

 グラスに注いだ液色は、わりと淡い黄金色。あれっ?このビール、もっと濃くなかったかな?
 泡は純白できめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちも良い。
 香りは、アロマホップの華やかさが立って、軽やかな印象。
 口当たりは、やや丸い苦味を感じ、ジューシー。酸もあるが、 最後には苦味が残る。力強さはあるものの、 均整の取れたボディ。
 アルコール分6%。原材料:麦芽、ホップ。天然水100%仕込。 製造者:サントリー(株)。
 従来品 はかなり重たく、甘渋い味わいだったが、今回かなりスリムに引き締まった印象だ。 アルコール度数も従来品の6.5%から6%へと若干下がっている。
 今回のキャラクターのほうが、万人受けもするし、飲み飽きない味わいだと思う。 黒基調の缶で、従来の金ぴかよりもむしろ高級感がある。
種別 ビール
CODE:42534SEST#14
2016年6月14日[1]
No.5373: こくしぼり 贅沢白ぶどう <季節限定仕込み> / サントリー
 こくしぼり ぜいたくしろぶどう <きせつげんていじこみ> / さんとりー
サントリー こくしぼり 贅沢白ぶどう サントリー こくしぼり 贅沢白ぶどう review
サントリー こくしぼり 贅沢白ぶどう
 サントリー こくしぼり から季節限定「贅沢白ぶどう」が登場。 発売日は、本日6月14日である。

 グラスに注いだ液色は、淡いゴールド。気泡は多くなく、炭酸は弱そう。
 香りは、甘味のたっぷりとした白ぶどう香。シンプルだが、コク深い印象。
 味も香りの印象どおり甘さが強い。まさに贅沢の名にふさわしい、 コクのある甘さ。
 アルコール分5%。果汁27%。白ぶどう浸漬酒使用。 原材料名:ぶどう、スピリッツ、ワイン、ぶどう浸漬酒、はちみつ、糖類、酸味料、香料。
 たっぷりの「白ぶどう果汁」に白ぶどうを漬け込んだ「白ぶどう浸漬酒」を合わせました。 さらにぶどう由来の「白ワイン」を隠し味に、白ぶどうの「贅沢な香りと味わい」を最大限引き出した 「贅沢 白ぶどう」をお楽しみください。
 このシリーズは果汁が多いので、かなりジュースっぽいところがあるのだが、 アルコール度数設定は5%なので、昔ながらの缶チューハイのようにしっかりとした飲みごたえがある。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:42535KSES#00
2016年6月14日[2]
No.5374: アサヒ オフ / アサヒ
 あさひ おふ / あさひ
アサヒ オフ アサヒ オフ review
 アサヒオフが新しくなった。5月上旬製造分からのリニューアルである。

 グラスに注いだ液色は、新ジャンルにしてはしっかりめの黄金色。 泡はかなり粗く、当初は盛り上がるが、泡持ちは良くない。
 香りはいかにも新ジャンルという、甘いアルコール臭がある。 従来品はもう少しホップ香が立っていたように記憶しているが、 若干悪くなったかと思う。
 味は概ねクリア。甘さはなく、すっきりとした口当たり。悪く言えば、水っぽい。 苦味は適度で、あまり突出した要素がないので、炭酸水を飲んでいるかのような感じだ。
 アルコール分3%以上4%未満。プリン体ゼロ。糖質ゼロ。人工甘味料ゼロ。 原材料:発泡酒(麦芽エキス、ホップ、糖類、カラメル色素、食物繊維、 大豆たんぱく、調味料(アミノ酸))、スピリッツ(大麦)。
 従来品 との大きな違いは、 人工甘味料を使わなくなった点である。だから、確かに味は甘さが弱まったようだが、 もともとコクがないので、より水っぽくなったとも言える。
種別 新ジャンル
CODE:42535SEST#RN05U
2016年6月15日[1]
No.5375: ビアサプライズ 至福の苦み <限定醸造> / サッポロ
 びあさぷらいず しふくのにがみ <げんていじょうぞう> / さっぽろ
サッポロ ビアサプライズ 至福の苦味 サッポロ ビアサプライズ 至福の苦味 review
 5月14日にサッポロから発売された「ビアサプライズ 至福の苦み」。 コンビニのファミリーマート限定商品だ。

 グラスに注いだ液色は、中程度の黄金色。これがそんなに苦いのだろうか?と思う程度の外観。 泡は純白で非常にきめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちも良い。
 香りは、とても清澄なホップ香が立ち、キリッとした印象。 サッポロ製品によくある穀物臭さというか、モルトの重みのようなものはない。
 口当たりは一瞬、すうーっと滑らかだが、すぐにずしっと重たい苦味が来る。 そしてその苦味は、時間を追うごとにぐいぐいと舌を押してくる。 一方、味はクリアでややスリムだから、余計に苦味の重たさが目立つ。
 アルコール分5%。原材料:麦芽・ホップ。
 至福の苦味とは、よく名づけたものだ。決して重たくなく、きれいな味わいなのに、 苦味が突出してグッとくる。これは面白い。
 濃紺の缶は売場で目立ち、高級感もある。隙のない商品と言える。
種別 ビール
CODE:42536FMTSE#01
2016年6月15日[2]
No.5376: 夏いちばん <夏季限定醸造> / オリオン
 なついちばん <かきげんていじょうぞう> / おりおん
オリオン 夏いちばん オリオン 夏いちばん review
 2013年に初登場し、 今年が4年目となるオリオン「夏いちばん」。今年の発売は、5月17日であった。
 いつもは、沖縄県の物産を扱う「わしたショップ」で購入することが多いのだが、 発売直後に買いに行ったら未入荷。また探しに行こうと思っていた矢先、 当サイトのご協力者の1人であるT様から現物のご提供を戴いたもの。 ありがたく飲ませていただこう。

 グラスに注いだ液色は、わりとしっかりめの黄金色。 泡は純白できめ細かく、当初はよく盛り上がるが、泡持ちはほどほど。
 香りは、清々しいホップ香が目立つが、その下に、穀物っぽいモルト香がある。
 味は基本的にクリアなのだが、 オリオンにしてはかなり苦味がしっかりある。 清冽で、適度な飲みごたえ。重たすぎないが、軽過ぎもしない。
 アルコール分5.5%。原材料:麦芽、ホップ。
 なお、この製品の販売エリアは通常のオリオン製品同様、沖縄県及び奄美群島地区である。 他エリア向けには、毎年アサヒビールから出されるはずなのだが、 今年はまだ発売が発表されていない。
種別 ビール
CODE:42536PRST#29
2016年6月16日[1]
No.5377: 47都道府県の一番搾り 千葉づくり (取手工場製造) / キリン
 47とどうふけんのいちばんしぼり ちばづくり / きりん
キリン 47都道府県の一番搾り 千葉づくり キリン 47都道府県の一番搾り 千葉づくり review
キリン 47都道府県の一番搾り 千葉づくり
 47都道府県の一番搾りのいわば第二陣が、6月7日付で発売された。
 昨年売られた、地元うまれシリーズはキリンの全国9工場の名を冠した9種だったが、 今年は工場所在地以外の都府県名を名乗る38種が順次登場。7日発売分は、全16種なのだが、 それらのうち、当サイトでは既に 大阪づくり東京づくり京都づくり を取り上げた。
 今日は「千葉づくり」を紹介する。当初、入手は諦めていたのだが、 先日東京づくりを大丸東京店でゲットしたあと、帰りがけに東京駅構内のコンビニNEWDAYSに立ち寄ったところ、 そこには東京づくり・横浜づくり・千葉づくり・静岡づくりと、なんと関東近県4種が並べて売られていた。 それはそれは壮観だった。私にとっては、まるで夢を見ているかのような景色だった。
 既に東京づくりをたくさん購入した後で、手荷物が多かったため、自宅分を購入するのが精一杯。 当サイトでは物々交換をして頂いている方が複数いるのに、皆さんとの交換分までは購入できませんでした。 申し訳ありません。ここでお詫びしておきます。

 グラスに注いだ液色は、わりとしっかりめの黄金色。 泡も気のせいか、かすかに黄色っぽく見え、力強く盛り上がるが、泡持ちはほどほど。
 香りは、清々しい雰囲気とギッシリ凝縮感ある香りのバランスが良い。 おそらく、ホップとモルト由来の香りの拮抗具合であろう。
 口当たりはすっきりとしているが、軽いわけではない。 適度な苦味を伴いつつもクリアなテイスト。非常にバランスが良い。 酸味は突出しておらず、甘味はほとんど感じない。 優しく柔らかいのに、じんわりとした旨みが深い余韻をつくる。
 取手工場製造。アルコール分5%。原材料:麦芽・ホップ・米。
 缶裏には、次のような説明文がある。
 千葉LOVE。
 千葉の皆さまと、地元のことを語り合いました。 おおらかな千葉の人のしあわせな時間に、一番似合うビールをつくるために。 難しいこと抜きでワイワイ飲める、すっきりとした味わいと、目にも楽しい菜の花色の一番搾り。 千葉だけの一杯を、お召し上がりください。
 千葉支社長 重田吉浩
 明るく、バランスが良く、軽快に飲めるのにしっかりと旨みがある。なかなかの仕上がりである。
 パッケージのイメージカラーは「黄色」。缶右肩には、黄色で千葉県の形状が描かれている。 缶裏には、房総の花畑として、菜の花のようなイラストがある。
種別 ビール
CODE:42537ASTS#09
2016年6月16日[2]
No.5378: 本旨 麦仕込み (韓国産新ジャンル) / THE HITE
 ほんうま むぎじこみ / ざ・はいと
THE HITE 本旨 麦仕込み THE HITE 本旨 麦仕込み review
 韓国のTHE HITEがつくる 本旨 麦仕込み が新しくなっていた ので、入手した。

 グラスに注いだ色は、新ジャンルにしてはしっかりめの黄金色。泡にはそこそこ力があり、泡持ちも悪くない。
 新ジャンル特有の甘いアルコール臭のようなものはあるが、 そんなに目立たず、軽快なホップ香がある。
 口当たりは概ねクリアだが、苦味が強い。それ以外の味わいはないと言っていいが、 それは弱点というよりは、すっきりと仕上げている分、臭みも弱いと言うべきであろう。
 アルコール分5%。原材料名:発泡酒・スピリッツ(大麦)。
 原産国:韓国。輸入者及び引取先:眞露(株)。販売者:川商フーズ(株)。
 中身の変化はあまり感じなかった。従来からコクはないがすっきりとした仕上がりである 点は変わらない。
種別 新ジャンル
CODE:42537KSES#UK
2016年6月17日[1]
No.5379: 47都道府県の一番搾り 静岡づくり (横浜工場製造)/ キリン
 47とどうふけんのいちばんしぼり しずおかづくり / きりん
キリン 47都道府県の一番搾り 静岡づくり キリン 47都道府県の一番搾り 静岡づくり review
キリン 47都道府県の一番搾り 静岡づくり
 47都道府県の一番搾りのいわば第二陣が、6月7日付で発売された。
 昨年売られた、地元うまれシリーズはキリンの全国9工場の名を冠した9種だったが、 今年は工場所在地以外の都府県名を名乗る38種が順次登場。7日発売分は、全16種なのだが、 それらのうち、当サイトでは既に 大阪づくり東京づくり京都づくり千葉づくり を取り上げた。
 今日は「静岡づくり」を紹介する。 昨日掲載した千葉づくりと一緒に、東京駅構内のコンビニNEWDAYSで並べて売られていたものだ。

 グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。 泡は純白できめ細かく、当初力強く盛り上がるが、泡持ちはほどほど。
 香りは、穀物っぽい、粉っぽく甘いニュアンスが強い。あまり派手さはなく、 穏やかに香る。
 口当たりの印象も、かなり地味。すうーっと大人しく入ってきて、苦味もそんなに強くなく、 非常に透明感のあるピュアな味。適度なジューシー感を伴うが、奥ゆかしく、 大人しい味わいだ。
 横浜工場製造。アルコール分5.5%。原材料:麦芽・ホップ。
 缶裏には、次のような説明文がある。
 おだやかで、奥ゆかしい。それが静岡県の人。
 静岡の皆さまと、地元のことを語り合いました。 静岡の人のしあわせな時間に、一番似合うビールをつくるために。 静岡の豊かな食材と、いっしょにゆっくり楽しめる、飲むほどに香りが開く、 静岡だけの一杯を、どうぞ。
 静岡支社長 大角晋朗
 説明文のとおり、静岡県人のようにおだやかで、奥ゆかしいビール。逆に言うと、面白味がない。 先日レビューした 京都づくり が、突出しないことを演じているキャラクターだとすると、 こちらは根っから押しの弱い、目立てない地味子ちゃんキャラだ。
 パッケージのイメージカラーは「黄金色」。まさにビールの色だが、 缶右肩には、その黄金色で静岡県の形状が描かれている。缶裏には、日本平から富士山を望むイラストがある。
 この一連のシリーズは、昨日掲載した千葉づくりのように「千葉の誇りを限定醸造」といった表記があるのだが、 静岡づくりに関しては、静岡の誇り・・ではなく、「静岡県の誇りを限定醸造」と、「県」が入っている。
 横に長い静岡県は文化圏の境目にあたり、県西部は中京圏、県東部は首都圏の強い影響下にあるが、 静岡市を中心とする県央地区は独自の文化圏とも言える(実際はかなり首都圏寄りのようではあるが)。 だから、単に静岡と言ってしまうと、静岡市がイメージされてしまう懸念があるので、 あえて静岡県と、県を入れざるを得なかった事情があるのではないか。 お隣の長野県が県全体を表すのに長野という言い方を好まず、信州という表現を好むのに近いのかもしれない。
 ところで、47都道府県シリーズで、現在のところ入手しているのはここまでである。 今後、何らかの機会に他県のものが入手できれば、その都度取り上げたい。
種別 ビール
CODE:42538NDKY#10
2016年6月17日[2]
No.5380: JINRO 焼酎ハイボール レモン / 眞露
 じんろ しょうちゅうはいぼーる れもん / じんろ
ジンロ 焼酎ハイボール レモン ジンロ 焼酎ハイボール レモン review
 焼酎のJINRO(眞露)から缶入りチューハイ「JINRO焼酎ハイボール」が登場。 発売日は5月24日。
 レモンとグレープフルーツの2種があるが、まずは「レモン」から。

 グラスに注いだ液色は、無色透明。気泡は少なく、炭酸は強くなさそう。
 香りは、フレッシュでキュンと酸っぱいレモン香。クリアな雰囲気だ。
 味も香りの印象どおり透明感があり、引っかかりなく、すーっと口に入ってくる。 レモンの酸が際立っていて、シンプルだが、焼酎のアルコール感がしっかりある。 眞露は非常にクリアな焼酎だから、チューハイにしてもくせがなく、 飲みやすいのが特徴。 しかし、度数が強いので、すぐに酔える感じだ。
 果汁10%。アルコール分8%。甘味料ゼロ。プリン体ゼロ。 原材料名:醸造アルコール、焼酎、レモン果汁、糖類、香料、酸味料。 製造者:三幸食品工業(株)、販売者:眞露(株)。
 韓国ブランド(眞露)の商品を、OEMで日本の三幸食品工業がつくっている。 面白いと言えば面白いが、それだけJINROというブランドが日本でも強大であるということだ。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:42538DAKO#24

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