ビール・発泡酒・チューハイの部屋

No.5621−5640


 
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2016年10月17日[1]
No.5621: 氷結ストロング マスカット / キリン
 ひょうけつすとろんぐ ますかっと / きりん
キリン 氷結ストロング マスカット キリン 氷結ストロング マスカット review
 キリン氷結ストロングシリーズに「マスカット」が加わった。 発売日は、10月11日。期間限定などではなく、通年販売である。

 グラスに注いだ液色は、無色透明。いや、ほんの少しだけゴールドっぽいか。
 香りは、これでもかというほど甘いマスカット香。非常にシンプルだ。
 味はマスカットらしく、ころっと甘いのだが、適度に酸味が効いているので、 香りの印象ほどくどくはない。さらに強いアルコールが適度な苦味を与えてもいる。
 飲み進めると、甘さよりも苦味が口に残る感じで、意外にもシャープな仕上がり。
 アルコール分9%。果汁1.3%。原材料:ブドウ果汁(マスカット果汁)・ウォッカ・酸味料・香料 ・甘味料(アセスルファムK・スクラロース)。
 マスカットの氷結ストレート果汁を使用した、爽やかな果汁感としっかりした飲みごたえ。
 昨年期間限定で出た イタリアンマスカット と原材料、アルコール度数、 果汁含有量などすべて同じだが、私の感想では味が少し引き締まったように感じた。 昨年の製品はもっとだらっと甘ったるかったように記憶している。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:42660YMOZ#06
2016年10月17日[2]
No.5622: −196℃ 極キレ ドライライム / サントリー
 まいなす196ど ごくきれ どらいらいむ / さんとりー
サントリー -196℃ 極キレ ドライライム サントリー -196℃ 極キレ ドライライム review
 サントリー「-196℃ 極キレ」が新しくなった。 パッケージのみの変更であるが、発売日は、9月20日。
 先日既に ドライレモン を掲載したが、今日はもう一方の「ドライライム」を取り上げる。

 グラスに注いだ液色は、ほぼ無色透明に近いが、ほんのりと白濁している。
 香りは、ピュアでシンプルなライム香。混じりけのない感じ。
 味も香りの印象どおり、キリッとシャープ。極めて酸が強い。甘さはほとんどない。 アルコール感もしっかり。
 アルコール分6%。糖類ゼロ。プリン体ゼロ。ライム果汁0.5%。ライム浸漬酒使用。 原材料:スピリッツ、焼酎、ライム、酸味料、香料、烏龍茶抽出物、 甘味料(アセスルファムK、スクラロース)、苦味料。
 みずみずしい果実感と心地よい苦味が特長のライム味
 食事の脂をさっぱりカットして口の中サッパリ、後味キレる! その決め手は"ウーロン茶ポリフェノール"
 ドライレモンや新製品のドライグレープフルーツと同様に、缶には製品名の前に「食事に!」と 大きく書かれている。サントリーさんは最近、 「缶チューハイは甘くて食事に合わない」というこれまでの偏見を払拭しようと懸命である。 チューハイが飲酒層を広げていく中で、この戦略は非常に正しい。自社のみならず、業界全体が恩恵を受ける試みであろう。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:42660FMEEK#27
2016年10月18日[1]
No.5623: −196℃ ゴールドスカッシュ <限定チューハイ> / サントリー
 まいなす196ど ごーるどすかっしゅ <げんていちゅーはい> / さんとりー
サントリー -196℃ ゴールドスカッシュ サントリー -196℃ ゴールドスカッシュ review
 サントリー・-196℃ から期間限定の派生商品、ゴールドスカッシュとピンクスカッシュの2種が出た。 発売日は、本日10月18日。
 今日はまず、「ゴールドスカッシュ」のほうを飲みたい。

 グラスに注いだ液色は、淡いシャンパンゴールド。注いでいる時、ジュワジュワと音を立て、 グラスの中を細かな気泡がたくさん立ち昇る。
 香りは、ジンジャーがほんのりと香り、そのベースに鋭い柑橘香が。
 口当たりはキュンと甘酸っぱいが、基本的に甘味料の甘さが強い。 ジンジャーエールの甘味を強くし、レモンを加えて鋭さも増した感じだ。 アルコール感は弱い。飲み込んだ後には酸っぱさと、若干の苦味が残る。
 アルコール分5%。糖類ゼロ。レモン浸漬酒使用。 原材料:レモン、スピリッツ、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)、カラメル色素。
 レモンの爽やかな酸味がきいたジンジャーエールの爽快な炭酸感が楽しめます。
 暑い季節でもないのに、なぜ今この製品が?とも思うが、 おそらくこれからハロウィンやクリスマスなどのパーティシーズンに向けてのリリースと思われる。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:42661KSES#00
2016年10月18日[2]
No.5624: 金麦 琥珀のくつろぎ 2016 <限定醸造> / サントリー
 きんむぎ こはくのくつろぎ 2016 <げんていじょうぞう> / さんとりー
サントリー 金麦 琥珀のくつろぎ サントリー 金麦 琥珀のくつろぎ review
 サントリー金麦「琥珀のくつろぎ」。2014年からリリースされているものだが、 今年の発売日は、10月18日。

 グラスに注いだ液色は、淡いアンバー。 泡はほんのりベージュ色で当初は盛り上がるが、泡持ちはほどほど。
 香りは、甘いロースト香が立つが、そんなにパワーがあるわけではない。
 味も香りの印象どおり、柔らかい甘味と適度なロースト感。バランスは良い。 新ジャンルだからコクは今ひとつだが、苦味などが突出しておらず、 スムーズな飲みごたえ。
 アルコール分6%。原材料:発泡酒(麦芽、ホップ、糖類)、スピリッツ(小麦)。
 昨年 までの製品と比べると、 苦味や焙煎香がマイルドになり、バランスが改善されたように感じた。
 サントリー社のニュースリリースで確認すると、 「今回は、醸造工程を見直すことで同商品の特長である"豊かな味わい"と"まろやかな余韻" をよりバランスよく感じられる中味に仕上げました。」とある。
 確かにそのとおり、バランスは向上した。
種別 新ジャンル
CODE:42661KSES#01
2016年10月18日[3]
No.5625: ジーマ 魔女の林檎 / クアーズ
 じーま まじょのりんご / くあーず
ZIMA 魔女の林檎 ZIMA 魔女の林檎 review
 ZIMAを当サイトで取り上げるのは、なんと4年ぶりである。ちゃんとフォローしていなかったためである。
 実は今回も、事前に発売情報をつかんでいなかったのだが、スーパー店頭でこの「魔女の林檎」に偶然遭遇。 すぐさま購入した。
 慌てて調べてみると、発売日は9月20日だったようである。

 グラスに注いだ液色は、濃いめのロゼワインのような、深い赤紫。透明感はある。 非常に細かな気泡が断続的に立ち昇り、ジリジリという音を出し続けている。
 香りは、アップルキャンディのような非常にとろっと甘い香りが、オリジナルジーマの少し薬草臭い匂いに溶けている。
 味は香りに感じたとおり、ジーマらしい薬草風味に、飴のような甘さが加わる。 細かな炭酸が適度な爽快感を与えてもいるが、基本的に甘酸っぱい味わい。 ジューシーなカクテルという感じ。
アルコール分4.5%。果汁1%未満。香料、酸味料、着色料(アントシアニン)、炭酸ガス(原材料の一部にりんごを使用)。 原産国:ベトナム。輸入者及び引取先:モルソン・クアーズ・ジャパン(株)。
 ハロウィンシーズン向けにリリースされた商品であろうが、今のところ私の行動範囲内では、ほとんど売られているのを見ない。 コンビニなら、ある程度出そうにも思うのだが。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:42661LITY#28
2016年10月19日[1]
No.5626: 直搾り [日本の農園から] 青森産黄りんご <限定出荷> / 宝酒造
 じかしぼり [にほんののうえんから] あおもりさんきりんご <げんていしゅっか> / たからしゅぞう
タカラ 直搾り 日本の農園から 黄りんご タカラ 直搾り 日本の農園から 黄りんご review
 タカラ直搾り [日本の農園から]シリーズから期間限定2種が出た。 発売日は、10月18日。
 2種のうち、今日は「青森産黄りんご」を飲みたい。

 グラスに注いだ液色は、ほんのり黄色っぽく濁っている。液中に細かな繊維質のようなものが浮遊しているのが見える。
 香りは、比較的シャープなりんご香に、ほんのり焼酎の香りが混じり、柔らかな印象になっている。
 味は穏やかな甘味とさらに控えめな酸味が感じられる。 直搾りらしく、抑制的な味わいだが、シリーズの中では甘味がしっかりと感じられるほうかもしれない。 飲み込んだ後には、口に軽い苦味が残る。
 アルコール分4%。果汁4%。 原材料:りんご果汁、焼酎、糖類、酸味料、香料。
 日本各地の果実を厳選した「直搾り」日本の農園からシリーズ。 青森産黄りんご"トキ"の果肉をまるごと搾ったストレート混濁果汁を使用。
 昨年の製品 と中身は変わっていないようである。
 トキは、最近青果店でもたまに見るようになった黄色いりんごだが、調べてみると2004年に品種登録された、 まだ歴史の短い銘柄のようである。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:42662KSES#01
2016年10月19日[2]
No.5627: ウメカク ソーダ仕立ての梅酒カクテル ピンクグレープフルーツ / サッポロ
 うめかく そーだじたてのうめしゅかくてる ぴんくぐれーぷふるーつ / さっぽろ
サッポロ ウメカク ソーダ仕立ての梅酒カクテル ピンクグレープフルーツ サッポロ ウメカク ソーダ仕立ての梅酒カクテル ピンクグレープフルーツ review
 10月4日発売のサッポロウメカク「ソーダ仕立ての梅酒カクテル ピンクグレープフルーツ」。
 入手に苦労するだろうと思っていたが、意外にも早く発見した。

 グラスに注いだ液色は、やや濁りのある淡いピンク。気泡は少なく、炭酸は弱そう。
 香りは、梅酒らしい酸っぱさが目立つ。そこにグレープフルーツの香りが乗っている。 いずれにしても鋭い酸がキーポイントになっている。
 味は梅酒とグレフルが混じることにより、チェリーのような可憐な酸味が生み出されている。 ただ、甘味の設定がやや強すぎるようにも感じる。後味にだらっとした甘さが残る。 まあ、梅酒だから仕方がないというか、それでいいのかもしれないが。
 アルコール分3%。果汁1%。原材料:梅・グレープフルーツ・ウォッカ・糖類・酸味料・香料・野菜色素・酸化防止剤(ビタミンC)。
 元々ウメカクというのは、昨年9月に出たR.T.S(Ready to Serve:グラスに注ぎ氷などを入れて手軽につくれるカクテルベース) なのだが、それを予めソーダで割って、缶に詰めたのがこの製品である。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:42662LITY#15
2016年10月19日[3]
No.5628: クアーズ プレミアム COORS PREMIUM
 くあーず ぷれみあむ
クアーズ PREMIUM クアーズ PREMIUM review
 ボトル入りのクアーズ。
 当サイト未掲載であったため、森康哲のブログ を運営 する森康哲さんからご提供いただいたものである。
 ヤッホーブルーイングのサイトを確認してみると、4月から発売という、ゆるい表記になっているが、 もう半年以上過ぎてしまったことになる。

 グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。 泡はやや粗く、当初は盛り上がるものの、すぐに減衰。
 香りは、非常に軽快。少し甘いモルトのニュアンスがあるが、 基本的には軽やかな味わいが連想される。
 味も香りの印象どおり軽快というか爽快。 コクは乏しく、重みがないのですいすい飲める。非常にライト。
 アルコール分5%。 原材料:麦芽、ホップ、糖類。麦芽使用率50%以上。 原産国:アメリカ。輸入者及び引取先:モルソン・クアーズ・ジャパン(株)。
 麦芽使用率が低いということで、「発泡酒」と表記されている。 しかし、50%以上であるため、国産発泡酒や新ジャンルのような臭みはなく、 単にコクがないだけ。
 なお、cold activated bottle と書かれており、同社の缶にも採用されている、 冷えると山のイラスト部分が若干青くなるラベルが貼られている。
種別 発泡酒
CODE:42662PRST#UK
2016年10月20日[1]
No.5629: ビターズ 皮ごと搾りグレープフルーツ <期間限定> / キリン
 びたーず かわごとしぼりぐれーぷふるーつ <きかんげんてい> / きりん
キリンビターズ 皮ごと搾りグレープフルーツ キリンビターズ 皮ごと搾りグレープフルーツ review
 キリンチューハイ・ビターズから期間限定「皮ごと搾りグレープフルーツ」が登場。 発売日は、10月18日。

 グラスに注いだ液色は、しっかりと白濁。強炭酸のため、注いでいる時、ジュワジュワと音を立てる。
 香りは、グレープフルーツにハーブ香が混じり合う。既にして、カクテルっぽい。
 味はビターズの名のとおり苦味が強く、そこに柑橘の鋭い酸が乗る。アルコール感も豊か。 甘さ以外はすべてが強い感じ。 香りの印象どおり、チューハイというよりはカクテルと呼びたい。
 アルコール分8%。果汁2.7%。 原材料:ウォッカ・リキュール(レモンピール・ハーブ・スパイス)・グレープフルーツ果汁・ 酸味料・香料・甘味料(アセスルファムK)。製造者:キリンディスティラリー(株)。販売者:麒麟麦酒(株)。
 グレープフルーツというのは、ビターズシリーズにぴったりな素材。 通年品にも グレープフルーツ があるが、 今回は「皮ごと搾り」ということで、より苦さが強調されている。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:42663KSES#02
2016年10月20日[2]
No.5630: すっぱいウメッシュ / チョーヤ
 すっぱいうめっしゅ / ちょーや
チョーヤ すっぱいウメッシュ チョーヤ すっぱいウメッシュ review
 チョーヤから出た「すっぱいウメッシュ」。
 9月6日に関東地区限定で発売されたものだが、私が入手したのは地元大阪のコンビニ、LAWSON STORE 100だ。
(最近のCMで、LAWSON STORE 100はコンビニじゃない!と宣伝していたが、同店のサイトを開くと 「ローソンストア100〜100円ショップ・生鮮コンビニ」とのコピーもあり、どっちなんだという感じだけれども)
 関東地区限定商品といいながら、チョーヤ社サイトのニュースリリースでは、「取り扱い店舗により関東地区以外でも販売」 との注釈があるから、こういうごく一部のチェーン等には卸しているのだろう。

 グラスに注いだ液色は、透明感のある明るいゴールド。気泡は細かいが多い。
 香りは、ふつうのウメッシュ同様、梅酒らしいコクを感じさせて、混じりけのない感じ。
 味も梅酒らしいコクがあるが、確かにかなり酸味が強い。原材料をみるとレモン果汁が使われているから当然だろう。 梅酒のべたつく甘さはなく、キリッと爽快な飲み口。
 果汁9%+浸漬酒使用。アルコール分4%。国産梅100%使用。酸味料、香料は一切使用しておりません。
 原材料名:梅(国産)・レモン果汁・砂糖・酒精。
 レモンチューハイにも通ずる、いやそれ以上の爽やかさがあり、暑い季節の昼下がりにでも飲みたい感じ。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:42663LSSHS#44
2016年10月21日[1]
No.5631: −196℃ ピンクスカッシュ <限定チューハイ> / サントリー
 まいなす196ど ぴんくすかっしゅ <げんていちゅーはい> / さんとりー
サントリー -196℃ ピンクスカッシュ サントリー -196℃ ピンクスカッシュ review
 サントリー・-196℃ から期間限定の派生商品、ゴールドスカッシュとピンクスカッシュの2種が出た。 発売日は、10月18日。
 先日既に ゴールドスカッシュ を取り上げているので、今日はもう一方の「ピンクスカッシュ」を。

 グラスに注いだ液色は、やや濁りのある淡いピンク。 注いでいる時、ジュワジュワと音を立て、グラスの中を細かな気泡がたくさん立ち昇る。
 香りは、レモンの鋭い柑橘香が立ち、見た目の優しさに比べて、かなりシャープ。
 口当たりは当然、キュンと酸っぱい。レモンチューハイに近いが、甘さもしっかりある。 飲み込んだ後に、甘味料特有の引っかかるような甘味が残るが、 酸が立っているため、後口は爽やかだ。
 アルコール分5%。糖類ゼロ。レモン浸漬酒使用。 原材料:レモン、スピリッツ、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)、野菜色素、紅花色素。
 ピンクレモネードの爽やかな酸味と爽快な炭酸感が楽しめます。
 ピンクレモネードをイメージしているとのことだが、ルビーグレープフルーツなどは入っておらず、 使われているのはレモンのみ。色素でピンクに色づけしている。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:42664KSES#03
2016年10月21日[2]
No.5632: 47都道府県の一番搾り 新潟づくり (北海道千歳工場製造) / キリン
 47とどうふけんのいちばんしぼり にいがたづくり / きりん
キリン 47都道府県の一番搾り 新潟づくり キリン 47都道府県の一番搾り 新潟づくり review
キリン 47都道府県の一番搾り 新潟づくり
 47都道府県の一番搾りは5月10日に9種(キリンの工場所在地)、6月7日に16種、 7月5日に工場所在地9種の再発売+1種(熊本)、8月2日に12種、10月12日に9種が発売され、全47種が出揃った。
 当サイトではこれまで工場所在地9種の全部、6月7日発売品のうち9種 (千葉、東京、静岡、岐阜、信州、京都、大阪、広島、山口)、 8月2日発売分のうち 埼玉づくり山梨づくり三重づくり と、 10月12日に全国発売された 熊本づくり をレビューした。
 今日取り上げる「新潟づくり」は、6月7日発売のものであり、 地元の親しい友人から戴いたものである。わざわざ知人のつてを使って調達したとのことで、お裾分けである。

 グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。 泡は純白できめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちも良い。
 香りは、モルトの落ち着いた印象が強く、地味。
 味も華やかさがなく、口に入れた時、ぐっと強い苦味と、軽い酸味が感じられる。 凝縮感はあるが、ボディの厚みは今ひとつ。落ち着いた味わい。後キレは良い。
 アルコール分5.5%。原材料:麦芽・ホップ。
 缶裏には、次のような説明文がある。
 自分のことは二の次。気立てがいいんです、新潟の人は。
 新潟の皆さまと、地元のことを語り合いました。 まじめで我慢強い、新潟の人のしあわせな時間に、一番似合うビールをつくるために。 目指したのは、がんばった一日を仲間とねぎらう、雪のような泡と、豊醸でキレのある味わい。 新潟の豊富な食材に合う特別な一杯を、どうぞ。
 新潟支社長 山本泰仁
 新潟なので、てっきり副原料に米が使われていると思っていたが、オールモルトだった。 米を使って欲しいと思うのは、私のような部外者だけで、地元の人はあまりこだわりがないのだろうか。
 パッケージのイメージカラーは「茜色」。缶右肩には、その色で新潟県の形状(佐渡島を含む)が描かれている。缶裏には 日本海に沈む夕日のイラストがある。
種別 ビール
CODE:42664PRST#136
2016年10月22日[1]
No.5633: 直搾り [日本の農園から] 瀬戸内産ピオーネ <限定出荷> / 宝酒造
 じかしぼり [にほんののうえんから] せとうちさんぴおーね <げんていしゅっか> / たからしゅぞう
タカラ 直搾り 日本の農園から ピオーネ タカラ 直搾り 日本の農園から ピオーネ review
 先日、直搾りの期間限定 青森産黄りんご を取り上げたが、 今日は同時発売された「瀬戸内産ピオーネ」を。発売日は、8月18日。

 グラスに注いだ液色は、ごく淡い赤紫。
 香りは、ころっと甘いが、そんなに濃くはなさそうなぶどう香。
 味は直搾りシリーズにしてはかなり甘味が強い。 ただ、それと同時に軽い酸味と渋味も感じる。 ぶどうのタンニンをしっかり摂った感じがする。
 アルコール分4%。果汁1%。 原材料:ぶどう果汁、焼酎、糖類、酸味料、香料、着色料(アントシアニン色素、ぶどう果汁)、ぶどう種子抽出物。
 日本各地の果実を厳選した「直搾り」日本の農園からシリーズ。 瀬戸内産ピオーネの果粒をまるごと搾ったストレート混濁果汁を使用。
 昨年 も出ていた商品だが、 昨年の缶にあったカッコ書きで「瀬戸内産ピオーネ果汁0.5%」の表記がなくなっている。 全量瀬戸内産になったからなのか、表記できないほど比率が低くなったからなのかは不明。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:42665KSES#04
2016年10月22日[2]
No.5634: 47都道府県の一番搾り 島根づくり (神戸工場製造)/ キリン
 47とどうふけんのいちばんしぼり しまねづくり / きりん
キリン 47都道府県の一番搾り 島根づくり キリン 47都道府県の一番搾り 島根づくり review
キリン 47都道府県の一番搾り 島根づくり
 47都道府県の一番搾りは5月10日に9種(キリンの工場所在地)、6月7日に16種、 7月5日に工場所在地9種の再発売+1種(熊本)、8月2日に12種、10月12日に9種が発売され、全47種が出揃った。
 当サイトではこれまで工場所在地9種の全部、6月7日発売品のうち10種 (新潟、千葉、東京、静岡、岐阜、信州、京都、大阪、広島、山口)、 8月2日発売分のうち3種(埼玉、山梨、三重)と、 10月12日に全国発売された 熊本づくり をレビューした。
 今日取り上げる「島根づくり」は、6月7日発売のものであり、昨日の 新潟づくり 同様、 地元の親しい友人から戴いたものである。

 グラスに注いだ液色は、深い黄金色とアンバーの中間色。 泡はほんのり黄色。非常にきめ細かく、クリーミーに盛り上がるが、泡持ちはほどほど。
 香りは、非常に凝縮感があって、モルトの力強さを感じる。シンプルでありながら、パンチが強そう。
 味はわずかにロースティで、ほんのりとした甘味を湛えている。 香りの印象ほどパワフルではなく、むしろほろっとした甘さとふくよかさが魅力。 飲み込んだ後には、軽い酸をまとったジューシーな甘味の余韻が残る。
 アルコール分5%。原材料:麦芽・ホップ。
 缶裏には、次のような説明文がある。
 直会で、絆はグッと濃くなる。それが島根。
 島根の皆さまと、地元のことを語り合いました。 ふだんはまじめ、でも、直会では盛り上がる。 そんな島根の人のしあわせな時間に、一番似合うビールをつくるために。 仲間との縁をじっくり深める、うまみの濃い一杯。地元の麦* を使った、島根だけの一番搾りです。
 * 島根県産麦芽一部使用
 山陰支社長 石塚功安
 芯の強い肝っ玉母さんのようなキャラクター。力強いのに、包容力がある。
 パッケージのイメージカラーは「オレンジ色」。缶右肩には、その色で島根県の形状が描かれている。 しかも隠岐(島前・島後)までちゃんと描かれている。缶裏には、県花である牡丹のイラストがある。
 直会(なおらい)とは、神社における神事の最後に行われる宴会で、 神霊が召し上がったものと同じものを、参列者でいただく行事のこと。 出雲大社をいただく島根ならではといったところだが、部外者からすると、そこで"盛り上がる"というのは恐れ多い感じもする。
種別 ビール
CODE:42665PRST#137
2016年10月23日[1]
No.5635: 塩グレープフルーツサワー <限定出荷> / サッポロ
 しおぐれーぷふるーつさわー <げんていしゅっか> / さっぽろ
サッポロ 塩グレープフルーツサワー サッポロ 塩グレープフルーツサワー review
 今年の6月にセブン&アイ限定で サッポロ 塩レモンサワー が出たが、 今日飲むのはその第2弾「塩グレープフルーツサワー」。 発売日は、10月18日。

 グラスに注いだ液色は、ほぼ無色だが、ほんのり濁っているようにも見える。気泡は少なく、炭酸は弱そう。
 香りは、一般的なグレフルチューハイのように、苦味と甘味が強そう。 アルコール臭は弱い。
 味は、グレフルの適度な酸味と甘みに、アクセントとして塩味が加わる。 まさに名前の通りの味わいであり、それ以上でも以下でもない。 飲み込んだ後には、塩味が残って、甘さはそんなに気にならない。
 果汁2%。アルコール分6%。 原材料:グレープフルーツ・ウォッカ・食塩・糖類・酸味料・香料。
 塩とグレープフルーツといえば、ソルティドッグというカクテルがあるように、 非常に相性がいい。グレフル特有の苦味、酸味、甘味を、塩が引き締める役目を担っている。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:42666SEST#05
2016年10月23日[2]
No.5636: 47都道府県の一番搾り 宮崎づくり (福岡工場製造)/ キリン
 47とどうふけんのいちばんしぼり みやざきづくり / きりん
キリン 47都道府県の一番搾り 宮崎づくり キリン 47都道府県の一番搾り 宮崎づくり review
キリン 47都道府県の一番搾り 宮崎づくり
 47都道府県の一番搾りは5月10日に9種(キリンの工場所在地)、6月7日に16種、 7月5日に工場所在地9種の再発売+1種(熊本)、8月2日に12種、10月12日に9種が発売され、全47種が出揃った。
 当サイトではこれまで工場所在地9種の全部、6月7日発売品のうち11種 (新潟、千葉、東京、静岡、岐阜、信州、京都、大阪、広島、島根、山口)、 8月2日発売分のうち3種(埼玉、山梨、三重)と、 10月12日に全国発売された 熊本づくり をレビューした。
 今日取り上げる「宮崎づくり」は、8月2日発売のものであり、 昨日レビューの 島根づくり 同様、こちらも地元の親しい友人から戴いたものである。

 グラスに注いだ液色は、やや濃いめの黄金色。 泡はほぼ白だが、かすかに黄色っぽくも見える。当初はきめ細かく盛り上がるが、泡持ちはほどほど。
 香りは、非常に鮮烈なホップ香がパッと立ち上がるが、その下には凝縮感のある甘いモルト香が横たわっている。
 味はやや金属的な苦味があって、基本的にはすっきり。甘さはないが、適度なジューシー感を伴う旨みの伸びを感じる。 穏やかさと適度な爽快感のある後味。非常にバランスが良い。
 アルコール分5.5%。原材料:麦芽・ホップ。
 缶裏には、次のような説明文がある。
 人も土地も、あったかい。宮崎は、それがいっちゃが!
 宮崎の皆さまと、地元のことを語り合いました。 温かくて気のいい、宮崎の人のしあわせな時間に、一番似合うビールをつくるために。 温暖な気候が育んだ、海幸山幸のごちそうといっしょに楽しむ、爽快なうまさの一番搾り。 ひなた色をイメージした、宮崎だけの一杯です。
 宮崎支社長 魚住大二
 パッケージのイメージカラーは「ひなた色」。缶右肩には、その色で宮崎県の形状が描かれている。
 液色を私はやや濃いめの黄金色と書いたが、ひなた色をイメージしたものらしい。確かにそういえばそうだ。 宮崎らしい太陽の色だ。味もスカッと爽快。それでいて温かさもある。 宮崎の土地と人のように、魅惑的なビールだ。
種別 ビール
CODE:42666PRST#82
2016年10月24日[1]
No.5637: もぎたて 新鮮リンゴ <期間限定> / アサヒ
 もぎたて しんせんりんご <きかんげんてい> / あさひ
アサヒ もぎたて 新鮮リンゴ アサヒ もぎたて 新鮮リンゴ review
 アサヒ もぎたて から期間限定「新鮮リンゴ」が出た。 発売日は、10月25日。

 グラスに注いだ液色は、非常に淡いゴールド。気泡は少なく、炭酸は弱そう。
 香りは、シャキッと新鮮なりんご香。やや香りが強調され過ぎとも感じられる。そこに、アルコール臭が乗る。
 味はかなり酸の強調されたりんごだが、それ以上に甘味がこってりと強い。 甘味料とアルコールの甘さの相乗効果だろう。これでもかというほどパワフルで、 飲み込んだ後にも強い甘味が残る。
 アルコール分9%。果汁2%。糖類ゼロ。プリン体ゼロ。着色料ゼロ。 原材料:ウオッカ、りんご果汁、ブドウ種子エキス、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、 アスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物、スクラロース)。
 やはり、りんご味チューハイは甘いのが基本。だから、甘いチューハイが苦手な人は、手を出すべきではない。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:42667KSES#-01
2016年10月24日[2]
No.5638: 47都道府県の一番搾り 徳島づくり (神戸工場製造)/ キリン
 47とどうふけんのいちばんしぼり とくしまづくり / きりん
キリン 47都道府県の一番搾り 徳島づくり キリン 47都道府県の一番搾り 徳島づくり review
キリン 47都道府県の一番搾り 徳島づくり
 47都道府県の一番搾りは5月10日に9種(キリンの工場所在地)、6月7日に16種、 7月5日に工場所在地9種の再発売+1種(熊本)、8月2日に12種、10月12日に9種が発売され、全47種が出揃った。
 当サイトではこれまで工場所在地9種の全部、6月7日発売品のうち11種 (新潟、千葉、東京、静岡、岐阜、信州、京都、大阪、広島、島根、山口)、 8月2日発売分のうち4種(埼玉、山梨、三重、宮崎)と、 10月12日に全国発売された 熊本づくり をレビューした。
 今日取り上げる「徳島づくり」は、8月2日発売のものであり、 昨日レビューの 宮崎づくり 同様、こちらも地元の親しい友人から戴いたものである。

 グラスに注いだ液色は、中程度の黄金色。 泡は純白できめ細かく、当初は盛り上がるが、泡持ちはほどほど。
 香りは、甘いモルトのハーブっぽい匂いが強くて、やや地味。
 味はふんわりとジューシーな甘味のふくらみがあるが、その後にかなり強い苦味が来て、 それまでの甘さを抑えて、シャープな後味に変える。少し木材のようなニュアンスがある。 酸味もアクセントになっており、すっきりと後キレは良い。ただ、飲み込んだ後に、強めの渋味が残る。
 アルコール分5.5%。原材料:麦芽・ホップ。
 缶裏には、次のような説明文がある。
 気心しれた仲間と、まけまけいっぱい楽しむ! それが徳島流。
 徳島の皆さまと、地元のことを語り合いました。 徳島の人のしあわせな時間に、一番似合うビールをつくるために。 麦芽をたっぷり使いながらも、味わいはすっきり。豊かな泡の旬の食材に合う、 仲間と飲めば笑顔あふれる一番搾りです。
 徳島支社長 見澤保規
 パッケージのイメージカラーは「藍色」。缶右肩には、その色で徳島県の形状が描かれている。
 しっかり旨みが濃く、パンチがあるのに、後キレが良いのが面白い。単純そうでいて、複雑な仕上がり。
種別 ビール
CODE:42667PRST#83
2016年10月25日[1]
No.5639: −196℃ ストロングゼロ 梨ダブル <2016限定出荷> / サントリー
 まいなす196ど すとろんぐぜろ なしだぶる <2016げんていしゅっか> / さんとりー
-196℃ ストロングゼロ 梨ダブル -196℃ ストロングゼロ 梨ダブル review
 −196℃ストロングゼロシリーズの限定品「梨ダブル」。 発売日は、本日10月25日。一昨年からこの時季に出ているものである。

 グラスに注いだ液色は、無色透明。
 香りは「ああ梨だ」と思える、甘い香りだが、少しわざとらしい感じもなくはない。
 味はかなり自然な感じの和梨味だが、アルコール感がかなり強く、甘味が強い。 飲み込んだ後にも、ねっとり引っかかるような甘味と、渋味のようなものが少々口に残る。
 アルコール分8%。糖類ゼロ。プリン体ゼロ。洋梨果汁1%。和梨浸漬酒使用。 原材料:洋梨、和梨、ウオツカ、スピリッツ、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
 梨浸漬酒と果汁をダブルで使用したストロングな果実感とアルコール8%のストロングな飲みごたえ!
 原材料を見る限り、昨年の製品と中身は変わっていないようだが、 今回は香りの強調具合が、少々鼻についた。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:42668DAKO#00
2016年10月25日[2]
No.5640: 47都道府県の一番搾り 香川づくり (岡山工場製造)/ キリン
 47とどうふけんのいちばんしぼり かがわづくり / きりん
キリン 47都道府県の一番搾り 香川づくり キリン 47都道府県の一番搾り 香川づくり review
キリン 47都道府県の一番搾り 香川づくり
 47都道府県の一番搾りは5月10日に9種(キリンの工場所在地)、6月7日に16種、 7月5日に工場所在地9種の再発売+1種(熊本)、8月2日に12種、10月12日に9種が発売され、全47種が出揃った。
 当サイトではこれまで工場所在地9種の全部、6月7日発売品のうち11種 (新潟、千葉、東京、静岡、岐阜、信州、京都、大阪、広島、島根、山口)、 8月2日発売分のうち5種(埼玉、山梨、三重、徳島、宮崎)と、 10月12日に全国発売された 熊本づくり をレビューした。
 今日取り上げる「香川づくり」は、8月2日発売のものであり、 昨日レビューの 徳島づくり 同様、こちらも地元の親しい友人から戴いたものである。

 グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。 泡は純白できめ細かく、当初は盛り上がるが、泡持ちはほどほど。
 香りは、軽快なホップ香と甘いモルト香のバランスが良く、あまり派手さはない。軽そうな印象。
 味はやや金属的で苦味が強く、ボリューム感は乏しい。 だから、外側の苦味と、内側のふわっとした甘味がやや分裂気味。 固いのに、基本的にはすっきりした味わいで、後キレも良い。 飲み込んだ後に、渋味と酸味と軽い甘みが残る。
 アルコール分5%。原材料:麦芽・ホップ。
 缶裏には、次のような説明文がある。
 しっかりと、ゆったり。両立しているのが香川。
 香川の皆さまと、地元のことを語り合いました。 香川の人のしあわせな時間に、一番似合うビールをつくるために。 しっかりした飲みごたえと、すーっときれる後味を両立した、飽きないうまさの一番搾り。 瀬戸内の恵みによく合う、香川らしい一杯です。
 香川支社長 見秀樹
 パッケージのイメージカラーは「緑色」。缶右肩には、その色で香川県の形状が描かれている。
 緑色といってもモスグリーンのような感じで、これは、名産品オリーブをイメージしたものらしい。
 コクはあまりないので、海の幸との相性は悪くなさそうだが、最後に渋味が残るのが気になる。
種別 ビール
CODE:42668PRST#84

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