2023年8月8日[1]
No.10181: ほろよい フルーツレインボー <15年目スペシャルMix!> / サントリー
ほろよい ふるーつれいんぼー <15ねんめすぺしゃるみっくす> / さんとりー
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サントリー ほろよい は、今やライトアルコールの人気ブランドとして定着しているが、
誕生したのが2009年。今年で発売15年目となることを記念して、期間限定「フルーツレインボー」が登場した。
発売日は、8月1日。
グラスに注いだ液色は、微かに濁りのある薄黄色。
細かな気泡が少量、グラスの中を立ち昇っている。
香りは、まずパインやマンゴーのトロピカルな香りが強く、
その他にわかるのは桃くらいで、どれもが甘い香りを放っている。
缶にイラストが描かれているぶどうやりんごの香りは、ほぼみつけることができない。
味は相当に甘ったるいのかと思いきや、口に含んだ瞬間、拍子抜けするくらいにあっさりしている。
確かにトロピカルな香味はあるのだが、甘味が抑制的で、軽い苦味すら感じる。
もちろん柑橘系チューハイと比べれば甘いことは確かだが、コクは弱く、べたつく感じもなく、
ねっとり感もない。軽快な飲み心地である。飲み込んだ後には、軽い甘さと苦味が口に残る。
果汁1%。アルコール分3%。
原材料名:りんご、白ぶどう、赤ぶどう、マンゴー、パイナップル、もも、レモン、スピリッツ、
糖類(国内製造)/炭酸、酸味料、香料、紅花色素、野菜色素。
7種果実の混合であることがわかったのだが、全部で果汁1%なのだから、
ほぼ香料によるものだろう。だからあっさりしているとも言えるのだが、甘さを控えたのは、
最近のトレンドに沿ったものと言える。
15年目なら15種混ぜて欲しかったが、コストを考えれば、それは無理だろう。
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チューハイ・カクテル等
CODE:45146YMMS#07 |
2023年8月8日[2]
No.10182: 串かつ屋のレモンチューハイ / アデプトリカー(製造:チェリオ中部)
くしかつやのれもんちゅーはい / あでぷとりかー
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発売をまったく知らなかったのだが、店頭で偶然遭遇して入手。
大阪新世界発祥、創業昭和4年の 串かつだるま が監修した「串かつ屋のレモンチューハイ」。
調べてみると、近畿圏の ライフ限定で、7月1日に売り出されたようである。
グラスに注いだ液色は、ほぼ無色透明だが、かすかに濁りがある。
気泡はそんなに多くはない。
香りは、スキッとクリア。レモンの香りは穏やかで、あまり強く香らない。
基本はスッキリ系だが、少しだけ甘そうなニュアンスがある。
味は酸が極めてシャープ。香りは少しやさしかったが、味は硬派。キリッと切れ込むように酸っぱく、
甘味は極めて弱い。とにかくスッキリとしていて、アルコール感はほどほど。軽い苦味がある。
キレがとても良い。
アルコール分5%。果汁1%。
原材料名:ウォッカ(国内製造)、果糖ぶどう糖液糖、レモン果汁/酸味料、炭酸、香料、保存料(安息香酸Na)、
着色料(ベニバナ黄色素。黄色5号)。
販売者:株式会社アデプトリカー 東京都港区麻布十番2-3-7。製造場:株式会社チェリオ中部 愛知県小牧市大字河内屋新田字下岩倉杁510-1。
お店のチューハイということだが、もちろん家で飲んでもおいしい。やはり、揚げ物と一緒に楽しみたい。
ライフ限定で発売したのは、これまでに だるま の串かつを同店で販売したことがあり、
その縁で共同企画が持ち上がったのではないか。
しかし、クオリティからすると、限定品で終わるのはもったいない。
コンビニ等に置けば、相当に売れるのではないかと思うのだが。
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チューハイ・カクテル等
CODE:45146YMMS#39 |
2023年8月9日[1]
No.10183: サントリープレミアムハイボール 山崎 / サントリー
さんとりーぷれみあむはいぼーる やまざき / さんとりー
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サントリーのウイスキーづくり100周年を記念して発売された「サントリープレミアムハイボール山崎」。
発売日は、8月8日。6月に出た サントリープレミアムハイボール白州 に注ぐ第2弾商品である。
前回、素晴らしさを実感したので、今回はもう期待しかない。早速飲んでみたい。
グラスに注いだ液色は、淡いイエローゴールド。
非常にきめ細かな気泡が多量グラスの中を立ち昇る様は、まるで熟成シャンパーニュのようでもある。
香りは、ウッディで妖艶。桃やアプリコットを思わせるみずみずしいフルーティさもあり、優しく、深い。
この香りを嗅いでいるだけで、十分に魅力を堪能できる。
先日飲んだ 白州 と比べて、スモーキーさは弱いのだが、重厚さはこちらが上。
口に含むと、アップルコンポートのような甘酸っぱい香味が、樽由来のバニラ香をまとって優しく広がる。
炭酸は、あえてこの程度に抑えたのかと思われる、適切なやさしさ。ウイスキーが柔らかく官能的なので、
それを壊さないような適度な刺激。
ここまでは、あえて氷を入れずに飲んでみたのだが、次に氷を入れてみると、
香りは相変わらず奥深く、温度が下がっても香りの強さはあまり変わらないようだ。
味は少しキリッとした表情を見せるものの、甘いフルーティさは削がれることなく、少しだけ角が取れた印象。
飲み込んだ後も、しばらく甘い果実香の余韻が楽しめる。
アルコール分9%。原材料名:モルト/炭酸。原料原産地名:国内製造(モルトウイスキー)。
サントリーウイスキーづくり100周年を記念した数量限定品。
氷を入れたグラスに注いで贅沢なひとときをお愉しみください。
缶に「ミズナラの深い余韻」と書かれているが、ミズナラとは樽に用いられている木材で、
ジャパニーズオークとも言われるもの。
お香のようなオリエンタルな香りをウイスキーにもたらすとされている。
この缶ハイボールは、ミズナラ特有の香りを特に活かしたもので、
確かに香木のような芳しさがあった。
税別600円という価格が、とかく話題となるのだが、飲んでみれば納得。
今は山崎が品薄で、市場価格も相当に上がっているようだが、こうなる前の時代にも、
カウンターバーなどで山崎を飲むと、ワンショット600円なんて価格は絶対にあり得なかった。
そう考えると、600円でこれを楽しめるのは、申し訳ないくらいに安い。
白州に続き、今回も大当たりは間違いなく、早晩店頭から姿を消すだろう。
飲みたい人は、すぐに探しに行くべきである。私もあと数本確保したいと思う。
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チューハイ・カクテル等
CODE:45147LSEK#01 |
2023年8月9日[2]
No.10184: 75BEER ケルシュスタイル <限定醸造> / オリオン
なごびーる けるしゅすたいる <げんていじょうぞう> / おりおん
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オリオン 75ビール シリーズの限定品「ケルシュスタイル」。
発売日は、7月4日であった。少し遅くなったが入手したので、飲んでみたい。
グラスに注いだ液色は、ごく淡い黄金色。泡は純白できめ細かく、泡持ちも良い。
香りは、軽快で甘酸っぱいホップ香が主体。やさしく穏やかで、押しが弱い。
味は香りの印象通り酸味と柔らかな苦味。すっきりとクリアな飲み口。
酸の強さはそれほどでもなく、キレが良い。飲み込んだ後には、若干苦味が残る。
アルコール分5%。原材料名:麦芽(外国製造)、ホップ、大麦。
製造者:オリオンビール株式会社 沖縄県豊見城市豊崎1-411。製造所:沖縄県名護市東江2-2-1。
ニュースリリースには、次のような説明がある。
ケルシュとは、ドイツのケルン地方発祥のビアスタイルで、フルーティーな香りが特長の上面発酵酵母を使用しつつも、
すっきりとした飲みやすさの「ラガータイプ」で用いられる低温熟成を取り入れることで、
フルーティーで飲みやすい味わいが特長のビアスタイルです。
本商品では、使用するホップをケルシュ発祥のドイツ産のみにこだわりました。
沖縄県名護市産大麦とともに手作業で投入することで、伝統的なケルシュの味わいを表現しました。
ドイツ産ホップ+沖縄産麦芽 ということで、いわばハイブリッドなケルシュである。
夏向きの軽やかな味わいながら、最後に麦芽のガシッとした骨格も感じられ、じっくり味わいことも出来る。
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ビール
CODE:45147WALIUM#36 |
2023年8月10日[1]
No.10185: TOKYO CRAFT ヴァイツェン <限定醸造> / サントリー
とうきょうくらふと う゛ぁいつぇん <げんていじょうぞう> / さんとりー
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サントリー TOKYO CRAFT シリーズの限定品「ヴァイツェン」。発売日は、7月25日。
グラスに注いだ液色は、ごく淡い黄金色で濁りがある。
泡は純白で非常にきめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちも良い。
いつものように第1投を勢いよく注いだら、すぐにもくもくと盛り上がった(グラス写真)。
もちろんこの後一呼吸置いてから、第2投以降を注いだ。
香りは、ヨーグルトを感じさせる甘酸っぱさが満載。実にヴァイツェンらしい。
忖度のない感じが、まさに TOKYO CRAFT シリーズだ(国産ヴァイツェンの中には、
このスタイルを飲み慣れない日本人のことを配慮したような大人しいものが少なくない)。
味は香りの印象どおり甘酸っぱく、軽快。やさしい口当たりだが、ヨーグルト的な甘酸っぱさはしっかり感じ、
さらに苦味も。キレは良いが、飲み込んだ後にも甘酸っぱさがほんのりと残る。
アルコール分5.5%。原材料名:麦芽(外国製造)、ホップ。
TOKYO CRAFT の新製品を扱ってくれる店が、どんどん減っているような気がする。
クラフトビールブームとも言える状況となって久しいが、大手が「クラフトです」と言って売るものに対する消費者の反応は芳しくない。
キリンスプリングバレーなんかもそうだ。やはり、小規模ブルワリーによる手づくり感いっぱいの製品を、
多くの人は求めているのだろうか。
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ビール
CODE:45148KSES#16 |
2023年8月10日[2]
No.10186: かのか 焼酎ハイボール / アサヒ
かのか しょうちゅうはいぼーる / あさひ
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アサヒから出ている「かのか 焼酎ハイボール」。
当サイトでは 2014年に取り上げてから既に9年が経つが、
いつの間にか缶が変わっていたので買ってみた。
グラスに注いだ液色は、無色透明。細かな気泡がグラスの中を立ち昇っている。
香りは、爽やかな柑橘香がほんのりと香る。レモンのようだが、原材料に書かれていないので、香料だろう。
すっきりと爽やかな味が想像される。焼酎の香りは強くない。
味は香りの印象通り、キリッとした口当たりと、すっきりした喉越し。
アルコール感は意外としっかりある。酸味はほのかで、キレが良い。後味も非常にすっきり。
アルコール分7%。原材料名:焼酎(甲乙混和)(国内製造)/炭酸、酸味料、香料。
原料焼酎には「香り蒸留仕上げ」による麦焼酎を10%使用しています。
割る前の かのか(麦)をたまに飲むことがあるが、これほどの華やかさや、爽やかな柑橘香を感じないので、
本品はさらに華やかさ、爽やかさをプラスしていることがわかる。
飲みやすいのにアルコール7%でしっかりとした飲み応え。短時間で飲み干さずに、ゆっくり時間をかけて味わいたい。
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チューハイ・カクテル等
CODE:45148YMMS#UK |
2023年8月11日[1]
No.10187: 焼酎ハイボール 強烈白ぶどうサイダー割り <限定生産> / 宝酒造
しょうちゅうはいぼーる きょうれつしろぶどうさいだーわり <げんていせいさん> / たからしゅぞう
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タカラ焼酎ハイボールの限定「強烈白ぶどうサイダー割り」。
発売日は、8月8日。
グラスに注いだ液色は、淡いイエローグリーン。
多量の気泡がグラスの中を断続的に立ち昇っている。
香りは、白ぶどうとサイダーが混じり合い、焼酎ハイボールシリーズの中では最も甘いのではないか?という香りである。
もちろん、香りが甘くても味は甘くないのがこのシリーズなので、
実際の味は、さらっとクリアである。味がないと言ってもいい。飲み進めているとき、
鼻から抜ける香りは確かに甘いのだが、舌では甘さをほぼ感じない。
この不思議な体験こそ、焼酎ハイボールの特徴。
アルコール感は極めて強く、キレが良いが、飲み込んだ後にまで白ぶどうの甘い香りが残っている。
アルコール分7%。無果汁。
原材料名:焼酎(国内製造)、白ぶどうシロップ、糖類/炭酸、酸味料、香料、カラメル色素。
東京下町の大衆酒場で生まれたといわれている"焼酎ハイボール(酎ハイ)"。
その元祖チューハイの味わいを追求したキレ味爽快な辛口チューハイです。
タカラ「焼酎ハイボール」史上最強の炭酸と甘くない爽やかな白ぶどうサイダーの味わいをお楽しみください。
初登場は、昨年9月。およそ11か月のインターバルで再登場となったわけだが、
中身は変わっていないようである。
一般的にぶどう味チューハイの好きな人は、しっかりとした甘さを求め、
焼酎ハイボールファンは、甘くないものを求める。そのどちらのニーズにもフィットしない製品なのだが、
香りだけ甘くて味は甘くないというこの製品の稀有な特性に、バッチリはまる人が実はかなり存在するのかもしれない。
実は私もその内の一人で、暑い季節にもゴクゴク飲めてしまう中毒性のある危険な缶チューハイだと言える。
こんなもの売りにくいよね、というところを果敢に攻めてくるのがタカラさんらしいやり方で、
失敗も少なくないが、コアなファンからは熱烈支持を受ける商品をプロデュースするセンスというか、勇気というか、
英断には、見習うべきところが多いと思う。
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チューハイ・カクテル等
CODE:45149DAEE#03 |
2023年8月11日[2]
No.10188: コバトンビール / 麻原酒造
こばとんびーる / あさはらしゅぞう
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埼玉県の麻原酒造による「コバトンビール」。コバトンとは、埼玉県の鳥シラコバトをモチーフにした同県のマスコットである。
当サイトのご協力者 森康哲さん から寄贈されたものであるが、
賞味期限が6月22日となっており、もう過ぎてしまっているため、多少の劣化は承知の上で飲むこととする。
グラスに注いだ液色は、淡い黄金色でやや濁りがある。
泡はほぼ白色できめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちも悪くない。
香りは、非常に清澄で繊細なハーブ様のホップ香。しかし、時間を置くと少しひねた香りが出てきて、
鮮度があまり良くないことが分かる。
味はクリアかつ軽快。すっきりスリムで、苦味は穏やか。非常に飲みやすい。
ただ、やはり鮮度が落ちているためか、後口に雑穀っぽい味が残る。
アルコール分5%。原材料名:大麦麦芽(ドイツ製造)、小麦麦芽、ホップ。
製造者:麻原酒造株式会社 埼玉県入間郡毛呂山町毛呂本郷94。
製造所:麻原酒造株式会社越生ブリュワリー 埼玉県入間郡越生町上野2906-1
最初の香り立ちや、口に入れた瞬間の味からハッキリ想像できるが、
劣化していなければかなり透明感の高い、澄んだ味わいであろう。
ただ、劣化の度合いもそれほど気になるレベルではなく、本来の魅力を十分に堪能できた。
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ビール
CODE:45149PRST#UK |
2023年8月12日[1]
No.10189: スコッチウイスキーハイボール / 合同酒精
すこっちういすきーはいぼーる / ごうどうしゅせい
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ファミリーマート限定で8月1日に発売された「スコッチウイスキーハイボール」。
グラスに注いだ液色は、透明感のある淡いゴールド。
缶入りハイボールとしては、標準的な見た目だろう。
細かな気泡が少量グラスの中に見える。
香りは、スコッチらしくバニラのような甘い樽香。やさしい味わいが想像できる。
味は香りの印象ほど甘くなく、さらにそれほど芳醇さもなく、わりとシャープでスリム。
キリッとした味わいの中に、しっかりピート臭が感じられる。アルコール感もしっかり。
飲み込んだ後にも、ピーティーな余韻が残る。
アルコール分7%。原材料名:モルト/炭酸ガス。
原料原産地名:イギリス製造(モルトウイスキー)。
原材料はウイスキーと炭酸のみ。ピュアなハイボールなのだが、
ベースになっているスコッチウイスキー自体が、あまりボリューム感がないというか、
キリッとした味わいなのかもしれない。
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チューハイ・カクテル等
CODE:45150FMEEK#11 |
2023年8月12日[2]
No.10190: natura そのままゆず / オリオン
なちゅら そのままゆず / おりおん
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オリオン natura(ナチュラ)シリーズに新たに加わった「そのままゆず」。
発売日は、6月27日。時間が経ってしまったが、取り上げたい。
グラスに注いだ液色は、濁りのある薄黄色。細かな気泡がグラスの中を断続的に立ち昇っている。
香りは、青臭さと、たっぷりのジューシー感を伴ったゆずの香りで、大人しいながらもしっかりと深い。
味も非常に控えめな甘味、酸味、苦味の競演。
ゆず味チューハイとしては、かなりジューシーな味わいで、
飲み込んだ後には、切り込むような酸味としっかり苦味が口に残る。
アルコール感もしっかり。
アルコール分5%。果汁2%。香料無添加。
原材料名:ゆず果汁、ゆずウォーター、ゆずエキス、ウォッカ、糖類(国内製造)/炭酸、酸味料、ビタミンC。
販売者:オリオンビール株式会社 沖縄県豊見城市豊崎1-411。
製造所:オエノンプロダクトサポート株式会社 兵庫県神戸市灘区新在家南町3-2-28。
缶裏に、次の説明文がある。
おいしさの秘密は果実をそのまま搾汁したストレート果汁。
煮詰めた果汁を水で薄めた濃縮還元果汁よりも果汁本来の繊細な香りが楽しめます。
まずは香りを、そして果汁感あふれる飲み心地を楽しんで。
酸っぱさ、苦さがかなり鮮烈で、飲みにくくならないように甘味もしっかり付けられた印象。
ゆずの自然な味わいを活かそうと思うと、結構味わいバランスが難しいということがわかる製品。
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チューハイ・カクテル等
CODE:45150WALIUM#46 |
2023年8月13日[1]
No.10191: WINE CAFE ワインソーダ 辛口ロゼ <期間限定> / サントリー
わいんかふぇ わいんそーだ からくちろぜ <きかんげんてい> / さんとりー
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サントリー WINE CAFE シリーズの期間限定「辛口ロゼ」。発売日は7月25日。
前回発売は 昨年(2022年)10月だったので、およそ9か月ぶりの登場である。
グラスに注いだ液色は、透過性のある濃いピンク。
注いでいる時、ほんのりピンク色の泡が立つ。その後、液中には細かな気泡が少し見える。
香りは甘酸っぱそうな赤果実のようだが、白ワインに近いシャープさで、すっきりしている。
味はキュンとレモンのような酸味が、ピリッとした炭酸の刺激とともに感じられる。
一方、香りに感じた果実味はそれほどでもない。甘さは極めて抑制的。酸味のほかは、軽い苦味も伴う。
アルコール感は適度。キレは抜群。
アルコール分5.5%。
原材料名:濃縮還元ぶどう果汁(外国産)、輸入ワイン、濃縮果汁(レモン、カシス)(外国産)/炭酸、酸味料、酸化防止剤(亜硫酸塩)。
ロゼワインは甘いというイメージを持つ日本人が多いようだが、世界ではロゼワインはどちらかというと辛口の方が多い。
だから、食事にも合わせやすい。この製品も、フライドチキンとか、ランチにイタリアンを食べるときにも合いそう。
また、エビチリや麻婆豆腐などにも良いだろう。
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チューハイ・カクテル等
CODE:45151DAKO#19 |
2023年8月13日[2]
No.10192: KNOTTED SMILE WHEAT ALE / GILDE
ノッティド スマイル・ウィート・エール / ギルド
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このような製品を知らなかったが、当サイトのご協力者 森康哲さん から寄贈されたもの。
韓国の人気ドーナツ店 Knotted とコンビニ GS25 のコラボにより生まれたビールで、製造はドイツの GILDE BRAUEREI とのこと。
ゆえに、缶にはハングル、英語、ドイツ語が書かれ、輸入者が貼り付けた日本語の書かれたシールを含めると、
4カ国語が同居している。
グラスに注いだ液色は、濁りのある深い黄金色。やや黄色みが強い。
泡はほぼ白色で非常にきめ細かく、力強く盛り上がって泡持ちも良い。
香りは、いかにもウィート(小麦)エールらしいヨーグルトのような甘酸っぱさ。
非常に軽やかで、苦味は弱そう。
味は香りの印象通り軽やかであり、甘味はほぼなく、あっさりとした口当たり。
さらっとしており、コクは乏しい。苦味は弱く、キレが良い。
アルコール分5.0%。
原材料:麦芽、ホップ、酵母、精製水。原産国名:ドイツ。輸入者:HTBジャパン株式会社 埼玉県川口市弥平2-1-22。
黄色いスマイルマークは、Knotted のキャラクターだそうで、いかにも若者に人気がありそうだ。
このビールは、ふだん小麦のビールを飲み慣れない人にも飲みやすく、間口の広い製品だと思う。
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ビール
CODE:45151DAKO#19 |
2023年8月14日[1]
No.10193: natura そのまま桃 <限定> / オリオン
なちゅら そのままもも <げんてい> / おりおん
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オリオン natura(ナチュラ)シリーズの限定「そのまま桃」。
発売日は、7月25日。
グラスに注いだ液色は、ほんのり濁りのある薄黄色。細かな気泡が少量グラスの中に見える。
香りを嗅いで、驚く。非常に華やかとか、非常にナチュラルというのではない。
ほとんど果実の香りがしないのだ。一生懸命香りを探すと、ベースのウォッカのアルコール臭がかすかに感じられる。
こんな桃チューハイは、初めてだ。
口に含んだ瞬間、ふんわりと白桃らしき香りが漂う。味は少しだけ甘いが、酸味が効き、すっきりとしている。
ジューシー感はまったくない。桃特有の生臭い感じもない。口中で転がしていると、桃の汁を薄めたような味となる。
飲み進めると、だんだん甘さが実感されるが、微かに苦味と渋味もあり、引き締まっている。
アルコール分5%。果汁3.5%。香料無添加。
原材料名:もも果汁、ももエキス、ウォッカ、糖類(国内製造)/炭酸、酸味料、ビタミンC。
販売者:オリオンビール株式会社 沖縄県豊見城市豊崎1-411。
製造所:オエノンプロダクトサポート株式会社 兵庫県神戸市灘区新在家南町3-2-28。
缶裏に、次の説明文がある。
おいしさの秘密は果実をそのまま搾汁したストレート果汁。
煮詰めた果汁を水で薄めた濃縮還元果汁よりも果汁本来の繊細な香りが楽しめます。
まずは香りを、そして果汁感あふれる飲み心地を楽しんで。
香料無添加というのが、この naturaシリーズに共通する大きな特徴なのだが、
香料がないと、こんなに香りがしないのかと、改めて驚く。しかし、考えてみれば、果汁3.5%なのだから、
350ml缶に果汁はおよそ12ml強。香りづけしなければ、果汁らしい香りがしないのも納得である。
これに慣れてしまうと、いかにも桃!という甘〜い香りづけがされたチューハイは、
もうわざとらしくて飲めなくなりそう。いや、甘い香りがしてこそ桃と考える人は、
このチューハイに手を出すべきではない。
なお、この商品の販売エリアは「全国」とされていて、通常のオリオン商品(沖縄県及び奄美群島地区で販売)
とは異なる。私が今回入手したのも、近所の食品スーパーである。
最近、徐々にこうしてエリア限定なく全国へと売るようになり、オリオンも全国ブランドになろうとしている。
大手4社とは商品展開が異なるので、十分に戦えるのではないだろうか。
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チューハイ・カクテル等
CODE:45152KSES#20 |
2023年8月14日[2]
No.10194: アサヒ・オリオン 75BEER ケルシュスタイル <限定商品> / オリオン(アサヒ)
あさひ・おりおん なごびーる けるしゅすたいる <げんていしょうひん> / おりおん(あさひ)
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先日、オリオン 75ビール「ケルシュスタイル」を取り上げたが、
今日飲むのは、同じ製品を提携先のアサヒビールが全国に向けて販売する
「アサヒ・オリオン 75ビール ケルシュスタイル」。発売日は、8月1日。
中身はオリオンオリジナル製品と変わらないので、
味については 既掲載記事 を参照されたい。
アルコール分5%。原材料名:麦芽(外国製造)、ホップ、大麦。
製造者:オリオンビール株式会社 沖縄県豊見城市豊崎1-411。製造所:沖縄県名護市東江2-2-1。
販売者:アサヒビール株式会社 東京都墨田区吾妻橋1-23-1。
オリオンビール発祥の地"名護"で生まれた沖縄県産素材を使用したクラフトビール。名護産大麦と、ケルシュスタイル発祥の地
ドイツ産にこだわったホップを使用。さっぱりとした口当たりと華やかな香りを楽しむことができる味わいです。
缶に「沖縄製造」と書かれ、Asahi のロゴがあるのが、本家オリオン商品との違いである。
最近、缶チューハイはオリオン自ら全国へ向けて販売することを始めているが、
ビールに関しては、やはりアサヒビールの販売力は強大で、提携のメリットがあるのだろう。
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ビール
CODE:45152DAKO#13 |
2023年8月15日[1]
No.10195: 金麦 琥珀の秋 <2023限定醸造> / サントリー
きんむぎ こはくのあき <2023げんていじょうぞう> / さんとりー
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サントリー金麦の限定品「琥珀の秋」。発売日は、8月15日。
昨年もこの時季に出ていたものである。
グラスに注いだ液色は、透過性のある淡い琥珀色。麦茶のような見た目。
泡はほんのりベージュ色で、新ジャンルらしく粘性は弱いが、勢いよく注ぐと力強く盛り上がり、泡持ちも悪くない。
香りは、甘香ばしい。軽やかでやや押しの弱いロースト香だが、新ジャンル特有の臭みをうまく覆い隠している。
味も香りの印象通り、ほんのりとロースティ。苦味、渋味もしっかりあって、適度なコク。
少し浮ついた甘味の存在で、新ジャンルであることがわかるのだが、バランスはうまく取られている。
アルコール分6%。原材料名:発泡酒(国内製造)(麦芽、ホップ、コーン、糖類)、スピリッツ(小麦)。
中身は 昨年 から変わっていないようであった。
ロースト麦芽で新ジャンルの弱点を隠す手法は巧妙であり、適度な深みがまさに秋を感じさせる良品である。
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新ジャンル
CODE:45153DAKO#00 |
2023年8月15日[2]
No.10196: よかいち 麦焼酎純水割り / 宝酒造
よかいち むぎじょうちゅうじゅんすいわり / たからしゅぞう
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宝酒造から出ている麦焼酎 よかいち を用いた水割り缶「よかいち 麦焼酎純水割り」。
当サイトでは、実に15年ほど前に一度取り上げているのだが、
当時とパッケージが変わって売られているのを発見したので、入手した。
グラスに注いだ液色は、無色透明。無炭酸なので、当然気泡などはない。
香りは、すっきりふんわり甘い。クリームビスケットみたいな香りで、焼酎臭い感じはあまりない。
味は甘くふくよか。しかし、口当たりはキリッとし、アルコール感は強い。
飲み込んだ後に、少しクリスピーな感じを伴い、甘やかな余韻を残す。
アルコール分10%。原材料名:麦(豪州産)、麦麹。
吟仕込:原料の麦を60%まで磨き、低温でじっくりと醗酵させる製法。芳醇な香りと淡麗な味わいが特徴です。
なんとアルコール10%。だから、しっかりと飲み応えがあり、焼酎本来の魅力を堪能できる。
まさに、酒呑みのための水割り缶。
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チューハイ・カクテル等
CODE:45153NDTYNG#UK |
2023年8月16日[1]
No.10197: ゴールドスター 秋の豊熟 <限定製造> / サッポロ
ごーるどすたー あきのほうじゅく <げんていせいぞう> / さっぽろ
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サッポロ ゴールドスター の限定派生商品「秋の豊熟」。発売日は、8月16日。
ゴールドスターの派生商品というのは、初めてではないかと思う。
グラスに注いだ液色は、濃いブロンド(黄金色)と極めて淡いアンバー(琥珀色)の中間程度。
泡はかすかに黄色っぽく、当初はよく盛り上がるが、泡持ちはほどほど。
香りは、ややブラウンでロースティな香りがまず感じられるが、
同時にホップの清澄なハーブ香も感じられる。新ジャンルらしい臭みはほぼない。
期待しながら口に運ぶと、やはり新ジャンルだということがすぐにわかる。
ググッと苦味の押しがあり、香りに感じたロースティな香味があるものの、
口中でコクのない甘味がどんより広がる。このダルっとした甘味は、まさにゴールドスターのもの。
飲み込んだ後には、その甘味とともに渋味も口にしっかり残っている。
アルコール分6%。原材料名:発泡酒(国内製造)(麦芽、ホップ、大麦)、スピリッツ(大麦)。
ゴールドスターなので、「ヱビスのホップと黒ラベルの麦芽」というのが売りである。
さらに長期熟成によって生まれたのがこの製品なのだが、どうしてもコク不足なのは致し方ないところ。
新ジャンルでここまで手の込んだ製品って、いつまで続くのだろう。税率が上がり売価がもっと高くなったら、
成立しなくなるように思うのだが。
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新ジャンル
CODE:45154DAKO#00 |
2023年8月16日[2]
No.10198: よかいち 芋焼酎純水割り / 宝酒造
よかいち いもじょうちゅうじゅんすいわり / たからしゅぞう
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昨日、タカラ よかいち 麦焼酎純水割り を掲載したが、
今日は同時購入した「芋焼酎純水割り」を飲みたい。
当サイトでは、実に 16年ほど前に一度取り上げているのだが、
当時とパッケージが変わって売られているのを発見したので、入手したもの。
グラスに注いだ液色は、無色透明。無炭酸なので、当然気泡などはない。
香りは、まるで焼き芋のように甘く深い。
いわゆる芋臭さは弱く、どちらかというとスイーツみたいな優しい甘さ。
そこに、麹由来と思われる少しクリスピーな香りを伴う。
味は軽い苦味があり、香りの印象ほどの甘さはない。適度なボリューム感。
ゆえにキレがある。アルコール感は豊か。飲み込んだ後にも、軽い苦味が残る。
アルコール分10%。原材料名:さつまいも(九州産)、米麹(タイ産米)。
黒麹仕込:「黒麹」を使って仕込むことで、さつまいもの芳醇な甘い香りはそのままに奥行きのある深い味わいを実現しました。
昨日飲んだ麦同様、アルコール分は10%。芋焼酎が本来持つふくらみや広がりを上手に引き出しながら、
それでいてくどくならないキレのある仕上がり。
麦も芋も、焼酎好きを満足させる水割り缶だ。
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チューハイ・カクテル等
CODE:45154NDTYNG#UK |
2023年8月17日[1]
No.10199: −196℃ 秋梨 <限定出荷> / サントリー
まいなす196ど あきなし <げんていしゅっか> / さんとりー
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サントリー -196℃ の秋限定品3種が出た。発売日は、8月15日。
3種のうち、まず今日は「秋梨」を飲みたい。
グラスに注いだ液色は、ほぼ無色透明。非常に細かな気泡が、グラスの中を断続的に立ち昇っている。
香りは、実にシンプルな和梨。柔らかく、甘い。
味は確かに甘いのだが、シンプルゆえに、くどさはそれほどない。軽い酸味も感じられる。
アルコール感は弱い。飲み込んだ後には、柔らかな甘味、酸味と、軽い苦味が口に残る。
アルコール分4%。梨浸漬酒使用。栃木産幸水使用。
原材料名:梨、スピリッツ、ブランデー、糖類(国内製造)/炭酸、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
昨年もこの時季に出ていたものであるが、中身は変わっていないようである。
なお、同時発売の りんご と ぶどう も、順次飲み進めたいと思う。
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チューハイ・カクテル等
CODE:45155DAEE#02 |
2023年8月17日[2]
No.10200: ベストテイスト ストロングドライ / セントミハエルワインアンドスピリッツ
べすとていすと すとろんぐどらい / せんとみはえるわいんあんどすぴりっつ
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ベストテイスト(BEST TASTE)チューハイシリーズの「ストロングドライ」。
当サイトのご協力者 森康哲さん から寄贈されたもので、
リカーマウンテンにて入手されたとのこと。
グラスに注いだ液色は、無色透明。細かな気泡が少量グラスの中に見える。
そんなに炭酸は強くないようだ。
香りは、キュンと酸っぱいレモンライムのよう。ドライチューハイだが、しっかり柑橘香が感じられる。
そこに強いアルコール臭が加わり、芳香剤っぽい匂いになっている。
味は甘味が極めて抑制的で、キリッとした口当たり。少し苦味も伴う。
ただ、アルコールのホットな味わいでほんのりと甘くも感じる。
飲み込んだ後には、その甘やかなニュアンスと苦味も残る。
アルコール分9%。果汁0.3%。
原材料名:ウォッカ、果汁(レモン、グレープフルーツ、ライム)/炭酸、酸味料、香料。
製造者:三幸食品工業株式会社 広島県東広島市安芸津町三津4215-3。
販売者:セントミハエルワインアンドスピリッツ株式会社 大阪市中央区南船場3丁目5番26号。
柑橘香の正体は、レモン、グレープフルーツ、ライムであった。
ただ、果汁0.3%なので、実態は香料だろう。ストロングなのに飲みやすいので、非常に危険な缶チューハイだ。
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チューハイ・カクテル等
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