2023年8月18日[1]
No.10201: −196℃ 秋りんご <限定出荷> / サントリー
まいなす196ど あきりんご <げんていしゅっか> / さんとりー
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サントリー -196℃ の秋限定品3種が出た。発売日は、8月15日。
3種のうち、昨日既に 秋梨 を飲んでいるので、
今日は2種目として「秋りんご」を。
グラスに注いだ液色は、ほんのり淡いゴールド。気泡は少なく、炭酸は強くなさそう。
香りは、ツンと酸が立ったようなりんご香だが、甘みも強そうである。
味は香りの印象どおり甘酸っぱい。適度にシャープで、少し甘く、軽い苦味を伴う。
りんご味チューハイとしては、シャープな部類。
アルコール感は弱い。飲み込んだ後には、軽快な酸味、甘味と、苦味が残る。
アルコール分4%。りんご浸漬酒使用。青森産サンつがる使用。
原材料名:りんご、スピリッツ、糖類(国内製造)/炭酸、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)、
カラメル色素。
昨日飲んだ 秋梨 と同じく、中身は 昨年のもの から変わっていないようである。
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チューハイ・カクテル等
CODE:45156DAKO#03 |
2023年8月18日[2]
No.10202: 哈尔滨啤酒 1900 臻藏
ハルビンビール 1900
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当サイトのご協力者
森康哲さん から寄贈された
「哈尔滨啤酒 1900 臻藏」。
グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。
泡は純白で非常にきめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちも悪くない。
香りは、軽快なホップ香がふんわりと香り、そこに少しモルトの穀物っぽさが加わる。華やかさはない。
味はクリア。悪く言うと水っぽいくらいに軽やかで澄み切っている。
苦味は極めて弱い。スリムなボディで品が良く、キレがある。
飲み込んだ後にも、ほぼ苦味は残さない。
アルコール分3.6%。原材料名:麦芽、ホップエキス、米。
原産国名:中国。輸入者及び引取先:株式会社郷音(キョウオン) 茨城県結城郡八千代町大字菅谷642番地3。
アルコール3.6%とは、軽やかなのは当たり前だ。軽快だからと言って薄いわけではなく、
あえてこういうキャラクターに造られたビールであることが分かる。
輸入ビールというと、どうしても届くまでに時間が掛かったり、
輸送途中における温度変化等である程度劣化が進むのは仕方ないところではあるが、
緑色の瓶入りであるこの製品は、見事に劣化を免れていた。
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ビール
CODE:45156PRST#UK |
2023年8月19日[1]
No.10203: −196℃ 秋ぶどう <限定出荷> / サントリー
まいなす196ど あきぶどう <げんていしゅっか> / さんとりー
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サントリー -196℃ の秋限定品3種が出た。発売日は、8月15日。
3種のうち、既に 秋梨、秋りんご、
を飲んでいるので、今日は3種目として「秋ぶどう」を。
グラスに注いだ液色は、透過性のある極めて淡いピンク色。
気泡は少なく、炭酸は強くなさそう。
香りは、ころっと甘いぶどう香で、深みがある。いかにも巨峰らしい。
味は香りの印象どおり甘味が強いが、それほどコクがなく、サラッとした飲み口。
軽い酸味も伴う。飲み込んだ後には、軽い渋味も残り、甘ったるくない。
アルコール分4%。巨峰浸漬酒使用。山梨産巨峰使用。
原材料名:ぶどう、スピリッツ、糖類(国内製造)/炭酸、酸味料、香料、ぶどう色素、甘味料(アセスルファムK)。
既に飲んだ 秋梨、秋りんご と同じく、中身は 昨年のもの から変わっていないようである。
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チューハイ・カクテル等
CODE:45157DAKO#04 |
2023年8月19日[2]
No.10204: サッポロクラシック 2022 富良野VINTAGE / サッポロ
さっぽろくらしっく 2022 ふらのう゛ぃんてーじ / さっぽろ
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サッポロクラシック の限定派生商品「富良野VINTAGE」は、
発売からもう15年ほど経つロングセラー商品で、以前は当サイトでも取り上げていたものの、
近年はすっかり遠ざかっていた。
販売エリアが基本的に北海道限定であり、本州で普通に生活しているとお目に掛からない商品だからである。
以前、入手できていたのは、ネットでケース単位で購入するか、北海道のアンテナショップで購入するかしていたからだが、
近年はわざわざ取り寄せることもしなくなり、私の通常生活圏内にはアンテナショップもないため、
飲むのは諦めていた。
今回、昨年(2022年)のものではあるが、
当サイトのご協力者 森康哲さん から寄贈頂き、
久々飲ませて頂くことと相成った。
グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。泡は純白できめ細かく、
力強く盛り上がって、泡持ちも良い。
香りは、甘くみずみずしいホップ香が特徴的だが、サッポロビールらしく、凝縮感あるモルト香も主張する。
味は基本的に香りの印象どおりみずみずしく、軽い酸が効き、爽やかな飲み口。
ふんわり甘さもあるが、キレが良く、気づいてみるとしっかりと苦味もある。
フレッシュ感が魅力のビールだが、製造(2022年10月)から時間が経っていることもあり、
やや鮮度が落ちていることがわかる。
アルコール分5%。原材料名:麦芽(外国製造、国内製造)、ホップ。
富良野の摘みたて生ホップをそのまま使用することで芳醇な香りと爽快な後味を両立した特別なクラシックです。
通年品の サッポロクラシック 自体が北海道限定商品なのだが、
その他地域でも北海道物産展等が行われる際には、定番人気商品として頻繁に見かける。
この 富良野VINTAGE も、そうやって流通してくれればうれしいが、今のところほとんど見かけない。
おそらくホップ自体に限りがあるから全国販売は難しいのだろう。
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ビール
CODE:45157PRST#UK |
2023年8月20日[1]
No.10205: 課長島耕作のアメリカンラガー / ヘリオス酒造 沢内醸造所
かちょうしまこうさくのあめりかんらがー / へりおすしゅぞう さわうちじょうぞうしょ
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ヘリオス酒造による「課長島耕作のアメリカンラガー」。
LAWSONで偶然遭遇して入手したものだが、発売日は不明。
他店ではまったく見ないけれど、LAWSON限定品なのかも不明。
グラスに注いだ液色は、淡いアンバー(琥珀)で、やや濁りが見られる。
泡はほんのりベージュ色で、非常にきめ細かい。力強くもくもくと固く盛り上がって、泡持ちも極めて良い。
香りは、爽やかで甘いホップ香と、軽やかな焙煎香が控えめに香る。
大人しいながらも、まとまりがある。
味は苦味と酸味が高い位置でバランスを取り、コクはほどほど。
キリッとした飲み心地。ロースト感もあまりなく、適度なキレと軽やかな余韻。
アルコール分5%。原材料名:大麦麦芽(ドイツ製造)、ホップ。
製造者:ヘリオス酒造株式会社・製造所 沢内醸造所 岩手県和賀郡西和賀町沢内字貝沢3-647-1。
ビアスタイルは、アメリカンアンバーラガーということで、琥珀色で一見濃そうに見えるのだが、
ラガーらしい抑制的な旨みや、軽めの苦味が特徴。
このようなタイアップ商品は、店頭で非常に目立つし、何よりファンなら探してでも買ってくれるだろうから、
ライセンス料を支払ったとしてもしっかり儲けが出るのだろうか。
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ビール
CODE:45158LSEM#UK |
2023年8月20日[2]
No.10206: 你好ハイボール / 三菱食品(製造:オエノンプロダクトサポート)
にいはおはいぼーる / みつびししょくひん
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発売を知らず、店頭で偶然遭遇して入手。
三菱食品から発売された「你好(ニイハオ)ハイボール」。紹興酒のソーダ割り缶である。
発売日は、7月11日。
不注意で缶を落としてしまい、少し歪んでしまった。
グラスに注いだ液色は、やや黄色みがかった透明感のある淡い茶色。アイスレモンティーのような見た目。
中身を知らずに香りを嗅ぐと、この香りは一体何だ?黒飴?昆布の佃煮?・・・まったく正体が分からない。
最初から紹興酒と知っていれば、確かにひねたような枯れたような紹興酒の香りがする。
ただ、薄いので、紹興酒らしい深みにはやや欠ける。
味は間違いなく紹興酒。ソーダで割っているから軽やか。
割ることで、甘さとかこってり感は薄らいでいる。
しかし、後味に甘味がしっかり残るので、爽やかな味わいではない。
アルコール分5%。原材料名:紹興酒(小麦を含む)(中国製造)、ウォッカ、果糖ぶどう糖液糖/炭酸、酸味料、香料、
カラメル色素。
販売者:三菱食品(株) 東京都文京区小石川1-1-1。
製造場:オエノンプロダクトサポート(株) 兵庫県神戸市灘区新在家南町3-2-28。
一般的には、ソーダ割りすれば飲みやすくなるのだが、
紹興酒が薄いと、逆に飲みにくいというか、良さがなくなってしまうように感じた。
中国料理には合うのだろうが、微妙な製品である。私個人的には、割らないで濃いままの紹興酒を飲みたい。
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チューハイ・カクテル等
CODE:45158KSES#40 |
2023年8月21日[1]
No.10207: −196℃ オレンジパンチ <限定> / サントリー
まいなす196ど おれんじぱんち <げんてい> / さんとりー
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8月8日にファミリーマート限定で発売された、−196℃「オレンジパンチ」。
前回発売は昨年9月27日だったので、およそ10か月ぶりの登場である。
グラスに注いだ液色は、濁りのある黄色。果汁の少ないオレンジドリンクといった見た目。
注いでいる時、炭酸が大きな音を立て、その後はやや大きめの気泡が見える。
香りは、非常に作り物っぽいオレンジ香。果汁感などはまるでない。
だが、このチープな感じがレトロっぽく、クラシカルなチューハイという印象を受ける。
アルコール臭もかなり強い。
味は甘味が非常に強く、軽い苦味も伴う。酸味は強くない。アルコール感と炭酸の刺激が強い。
飲み込んだ後には、甘味、苦味、軽い酸味が口に残る。
飲み進めると、すぐに酔いが回るような感覚である。
アルコール分7%。オレンジ浸漬酒使用。糖類ゼロ。
原材料名:オレンジ、スピリッツ(国内製造)/炭酸、酸味料、香料、ベニバナ黄色素、酸化防止剤(ビタミンC)、
甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
中身は昨年から変わっていないようである。
缶にカタカナで「オレンジスカッシュサワー」と書かれているが、
ファミマサイトで紹介されている商品名は「オレンジパンチ」。
つまり、缶表記の ORANGE PUNCH が商品名である。
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チューハイ・カクテル等
CODE:45159FMEEK#13 |
2023年8月21日[2]
No.10208: セブンプレミアム ザ・ブリュー / サントリー
せぶんぷれみあむ ざ・ぶりゅー / さんとりー
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セブン&アイグループのP.B.である セブンプレミアムの新ジャンル「ザ・ブリュー」のパッケージが新しくなっていたので、
買ってみた。
グラスに注いだ液色は、しっかりめの黄金色。新ジャンルにしては、かなり濃い。
泡は純白で比較的きめ細かく、勢いよくグラスに注ぐと、泡は当初よく盛り上がるが、泡持ちはほどほど。
香りは、すぐに新ジャンルとわかる甘さというか、どんよりした臭みがある。
力強い分だけ、ビールとの違いが明確。
口に含んだ瞬間、確かにビールとは違うコクのない甘味を感じるが、苦味がしっかり強いこともあり、
バランスは取られている。
飲み進めると、雑穀臭のようなものが広がるが、その都度苦味が引き締めてくれている。
アルコール分5%。天然水100%仕込。原材料名:発泡酒(国内製造)(麦芽、ホップ、糖類)、スピリッツ(小麦)。
製造者:サントリービール(株) 東京都港区台場2丁目3-3。
この製品は毎年のようにパッケージが変わっているのだが、
昨年の製品 との明確な違いは感じなかった。
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新ジャンル
CODE:45159SEST#UK |
2023年8月22日[1]
No.10209: 本搾りチューハイ 秋柑 <期間限定> / キリン
ほんしぼりちゅーはい あきかん <きかんげんてい> / きりん
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この時季の恒例となっている キリン本搾りチューハイの期間限定「秋柑」。
発売日は、8月22日。
グラスに注いだ液色は、しっかり濁りのある濃い黄色。
香りは、やや内にこもった感じの柑橘香。苦そうな香りで、酸味はあまり強そうではない。
味は香りの印象どおり苦味が強く、とてもシャープ。
さらに酸味も実際にはかなり強い。一方、甘さはほぼない。
飲み込んだ後にも、ヒリつく鋭い酸味と苦味が残る。
果汁11%。アルコール分5%。香料・酸味料・糖類無添加。
原材料名:レモン、うんしゅうみかん、オレンジ、シークヮーサー、ウオッカ(国内製造)/炭酸。
レモン、みかん、オレンジをベースに、シークヮーサーをブレンドした、秋の食卓にぴったりなすっきりした味わい。
中身は 昨年の製品 から変わっていないようである。
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チューハイ・カクテル等
CODE:45160DAKO#00 |
2023年8月22日[2]
No.10210: セブンプレミアム ザ・ブリュー 糖質0 / サントリー
せぶんぷれみあむ ざ・ぶりゅー とうしつぜろ / さんとりー
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昨日、セブン&アイグループのP.B.である セブンプレミアムの新ジャンル ザ・ブリュー を掲載したが、
今日は同シリーズの「糖質0」を取り上げる。
グラスに注いだ液色は、新ジャンルにしてはしっかりめの黄金色。泡はほぼ白色で、
勢いよく注ぐと当初盛り上がるが、泡持ちはほどほど。但し、糖質オフにしては頑張っている。
香りは基本的に新ジャンルらしい雑穀臭のようなものがあるのだが、それほど強くはない。
糖質オフで薄いことが幸いしている。
味も非常にクリア。コクはもちろんないが、臭みも弱い。
軽快な苦味があり、決してスカスカではない。
キレが良く、最後まで新ジャンル特有の臭みをほぼ感じない。
アルコール分4%。天然水100%仕込。
原材料名:発泡酒(国内製造)(麦芽、ホップ、糖類、食物繊維)、スピリッツ(小麦)。
従来品 は、糖質75%オフだったが、
今回はついに糖質ゼロとなった。しかし、飲んでみて、違いはわからなかった。
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新ジャンル
CODE:45160SEST#UK |
2023年8月23日[1]
No.10211: ココロクラフト 月灯りアンバーラガー / サッポロ
こころくらふと つきあかりあんばーらがー / さっぽろ
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8月15日にセブン&アイグループ限定で発売された サッポロ「ココロクラフト 月灯りアンバーラガー」。
6月に出た 流れ星ゴールデンエール に続く第2弾と言える商品である。
グラスに注いだ液色は、商品名のとおりの淡いアンバー(琥珀色)。
泡はベージュ色できめ細かく、しっかりと盛り上がって、泡持ちも悪くない。
香りは、見た目の通り甘香ばしいのだが、あまり押しが強くなく、やさしい。
ロースト香よりも、モルトの穀物っぽさが勝っている。
味は香りの印象どおりというか、香り以上に大人しく控えめ。軽い酸と穏やかな甘味。
しかしその甘味は上品で、すっきりと軽やか。
ラガーらしく基本的にキレが良く、飲み込んだ後にはクリーンで軽やかな苦味が残る。
アルコール分5%。原材料名:麦芽(外国製造、国内製造(5%未満))、ホップ。
国産ホップのやさしいおいしさを活かしたくつろぎのクラフトビールです。
国産ホップ農家の長井さんが育てた「信州早生」を使用。
ホップの清々しい香りと焙煎した麦芽の香ばしさと穏やかなコク。
"夜空を眺めながら、一息つきたい"そんなココロに寄り添うビールです。
サッポロさんが、自社らしさを存分に発揮している。いや、むしろ、ナショナルブランドでは出来にくいような、
冒険をしている。この試みを高く評価したい。
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ビール
CODE:45161SEST#08 |
2023年8月23日[2]
No.10212: 沖縄シークヮーサーサワー / KALDI COFFEE FARM
おきなわしーくゎーさーさわー / かるでぃこーひーふぁーむ
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KALDI COFFEE FARM で売られている「沖縄シークヮーサーサワー」。
当サイトで前回2019年に取り上げているのだが、
缶デザインが変わっているようだったので、改めて入手した。
グラスに注いだ液色は、濁りのある深い黄色。やや緑がかっているか。
この濁りゆえ、炭酸の気泡はほぼ見えない。
香りは、弾けるような酸っぱさと苦さを想起させる柑橘香。緑っぽく、いかにもシークヮーサーだ。
味は意外と甘味が強い。もちろん、香りの印象通り鋭い酸味としっかり苦味があるのだが、
しっかりコクがあり、その分ジューシーである。
アルコール分5%。果汁8%。
原材料名:シークヮーサー果汁(シークヮーサー(沖縄県産))、ウォッカ、果糖ぶどう糖液糖、
希少糖含有シロップ/炭酸、酸味料、ビタミンC。
販売者:株式会社キャメル珈琲 東京都世田谷区代田2-31-8。
製造場:三幸食品工業株式会社K 広島県東広島市安芸津町三津4215-3。
缶裏に、次の説明文がある。
沖縄の南国らしい熱い風と燦々と輝く太陽の光をたっぷり浴び、農家のおじい、
おばあに大切に育てられたシークヮーサーをぎゅっと搾っただけの贅沢な果汁で造りました。
ピールのほろ苦さを感じるまさにシークヮーサーそのもの、大人テイストです。
前回掲載時 の味を覚えているわけではないが、
私自身の記述内容と今回の味とを比べ、違いは感じられなかった。
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チューハイ・カクテル等
CODE:45161KDES#UK |
2023年8月24日[1]
No.10213: 秋の味の金麦 / サントリー
あきのあじのきんむぎ / さんとりー
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サントリー金麦ブランドに、8月製造分から「秋の味」が投入されている。
グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。但し、新ジャンルにしては濃いめ。
泡はほぼ白色できめ細かく、当初は盛り上がるが、泡持ちはほどほど。
香りは、非常に清澄なホップ香が立ち、かなりクリア。新ジャンル特有の臭みや甘さはほぼ感じない。
かなりビールに近く、優秀。ただ、時間が経つと、甘さが出てきてしまうのは、もう致し方ないところか。
味も基本的にクリア。透明感ある旨みと、軽い苦味。
飲み進めると、少しふんわりとした甘さを感じ始めるものの、基本的には引き締まっている。
飲み込んだ後にも、しっかり苦味が残る。
アルコール分5%。原材料名:発泡酒(国内製造)(麦芽、ホップ、糖類)、スピリッツ(小麦)。
まろやかな金麦、秋のお料理と。
味わいバランスの良さに、改めて驚いた。今飲める国産新ジャンルの中では、最高レベルではないかと思う。
もちろん、ビールと比べれば、麦芽の旨味やコクなど、すべて弱いのだが、
非力だということを前向きに肯定し、あえて無理にコクや力強さなどを出そうとしていないところが素晴らしい。
しょせん、新ジャンルでコクを出そうとしたところで、麦芽使用率が低いのだから絶対に無理。
その無理を強行して爆死している新ジャンルが、世に何と多いことか。そういうムダな戦いをせず、
身の程を十分わきまえた上で素直に戦っているのが金麦なのだ。
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新ジャンル
CODE:45162DAKO#RN08 |
2023年8月24日[2]
No.10214: 角ハイボール 飲食店様向け / サントリー
かくはいぼーる いんしょくてんさまむけ / さんとりー
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やまや で発見して、珍しいと思い購入した サントリー「角ハイボール 飲食店様向け」という
160ml小缶入り商品。文字通り、飲食店で提供するための商品なのだが、
小売店で我々消費者も購入できるというのがおもしろい。
購入したときは初めてだと思ったのだが、実は当サイトで 9年ほど前に一度取り上げていた。
何か変わっているところもあるかもしれないので、飲んでみたい。
いつもチューハイ等を飲んでいるグラスにそのまま注いでみたら、かなり量が少ない。
液色は、ごく淡いゴールド。注ぐとき、かなり泡が立っていたので、ガス圧が強めであることが分かる。
香りは、しっかりウイスキーのコクを感じるとともに、レモンの爽やかな香りも混じる。
一口飲んでみると、角瓶らしいクセのない、爽やかな飲み応えがある。
次に、グラスに氷をたっぷり入れてみると、香りがたちまち弱くなり、
先ほど感じた甘やかな香りはあまり感じられない。
味も温度が下がったお陰でキリッとし、キレが増した。
甘さ、コクは穏やかで、飲み飽きないキャラクターに。
正直言ってかなり薄いと感じるのだが、だからこそ何杯も飲めてしまいそう。
アルコール分8%。
原材料名:ウイスキー(国内製造)、レモンスピリッツ、糖類/炭酸、酸味料。
結果的に、以前の私自身の感想との違いをあまり感じなかったのだが、
自宅でも氷をたくさん入れたジョッキに本品を注げば、気軽に居酒屋気分が味わえることが、改めてわかった。
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チューハイ・カクテル等
CODE:45162YMMS#UK |
2023年8月25日[1]
No.10215: natura そのままシークヮーサー / オリオン
なちゅら そのまましーくゎーさー / おりおん
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ストレート果汁を使ったチューハイ、オリオン natura(ナチュラ)シリーズが新しくなり、6月27日に発売された。
無糖シークヮーサー は、ひと月ほど前に掲載済なのだが、
こちら「そのままシークヮーサー」はまだ取り上げていなかった。ようやく入手したので、飲んでみたい。
グラスに注いだ液色は、濁りのある薄緑色。
細かな気泡が少量グラスの中に見える。
香りは、シークヮーサーらしいグリーンな鋭い柑橘香。
適度にジューシーだが、甘くはなさそう。
味は香りの印象通り、ほぼ甘くない。酸味が強烈で、苦味も強い。
ジューシーさはほどほどで、シャープな味わい。
キレが良く、飲み込んだ後には酸味と軽い苦味が残る。
アルコール分5%。果汁3.5%。香料無添加。
原材料名:シークヮーサー果汁、シークヮーサーエキス、シークヮーサーウォーター、シークヮーサーオイル、ウォッカ(国内製造)、
糖類/炭酸、酸味料、ビタミンC。
販売者:オリオンビール株式会社 沖縄県豊見城市豊崎1-411。
製造所:沖縄ボトラーズ株式会社 沖縄県国頭郡本部町字伊豆味163。
缶裏に、次の説明文がある。
おいしさの秘密は果実をそのまま搾汁したストレート果汁。
煮詰めた果汁を水で薄めた濃縮還元果汁よりも果汁本来の繊細な香りが楽しめます。
まずは香りを、そして果汁感あふれる飲み心地を楽しんで。
リニューアル前の製品との明確な違いを感じなかったのだが、
ニュースリリースによると、「果皮由来の後苦味を減らし、さらに飲みやすい味わいに仕上げました」とのことで、
言われてみれば確かに苦味の引っかかりが弱くなったようには感じた。
あくまでも言われて初めて気づく程度だが。
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チューハイ・カクテル等
CODE:45163WALIUM#59 |
2023年8月25日[2]
No.10216: スーパードライ ラグビーワールドカップ 2023 フランス大会 デザイン缶 / アサヒ
すーぱーどらい らぐびーわーるどかっぷ 2023 ふらんすたいかい でざいんかん / あさひ
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アサヒスーパードライ「ラグビーワールドカップ 2023 フランス大会」デザイン缶。
アサヒビールは、ラグビー日本代表オフィシャルスポンサーということで、
今年(2023年)9月からフランスで開催されるラグビーワールドカップの機運醸成のため、
この専用デザイン缶を投入。スーパードライの350ml缶、500ml缶のすべてを、7月上旬製造分からこの缶に変更している
(ニュースリリースによる)。
アサヒさんはこういうイベント専用商品を発売するとき、「機運醸成」という政治家みたいな言葉をよく使うのだが、
まあ軽く言い換えると「盛り上げるため」という意味であろう。ただ、放っておいても自然に盛り上がり、
話題騒然となるようなイベントなら、改めて機運を醸成する必要はないわけで、今一つ盛り上がっていないから、
目立つ商品を投入して火を付け、売上を伸ばしたいということなのだろう。
何よりスポンサーをしているということをアピールする絶好のチャンスでもあり、
会社のイメージアップにもつながるのだろう。
なお、中身は通常のアサヒスーパードライのため、味のレビューは割愛する。
アルコール分5%。原材料名:麦芽(外国製造又は国内製造(5%未満))、ホップ、米、コーン、スターチ。
当サイトでは、掲載ターゲットとする商品が多すぎることもあり、このように中身は変わらず外観のみ特別デザインの商品などは、
積極的には取り上げない方針としているのだが、スーパードライであれば普通に晩酌として消費できるので、購入した。
たまに「こういうデザインの缶もありますよ」という情報をご提供くださる方もいるのだが、
申し訳ないがすべてを完全網羅することは出来ない。私一人の胃袋容量には限りがあり、
中身を飲まずに捨てるというわけにもいかないので、こういったものは偶然みつけたものに限定し、
さらに普段の生活で難なく消費できるものだけにしぼっているので、ご理解頂きたい。
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ビール
CODE:45163DAKO#UK |
2023年8月26日[1]
No.10217: 秋味 <限定醸造> / キリン
あきあじ <げんていじょうぞう> / きりん
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今年で発売33年目を迎える秋限定ビールのロングセラー、キリン「秋味」。
缶にも "since 1991" の表記がある。今年の発売日は、8月22日。
グラスに注いだ液色は、中程度の黄金色。
泡は純白できめ細かく、当初はよく盛り上がり、泡持ちも悪くない。
香りは、引き締まったモルト香主体であり、ホップ香は大人しい。
華やかさがなく、落ち着いている。
味は苦味が強いのだが、クリアな口当たりで、重々しさはない。
軽い酸味も伴って、伸びやかな飲み心地。
適度なキレがあり、飲み込んだ後にはじんわり穏やかな苦味が残っている。
アルコール分6%。原材料名:麦芽(外国製造又は国内製造(5%未満))、ホップ、米、コーン、スターチ。
秋だけの限定醸造 麦芽たっぷり1.3本分
毎年変わらぬ味で、まだ暑いこの時季に、もうすぐ秋が来ることを教えてくれる商品だ。
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ビール
CODE:45164DAEE#04 |
2023年8月26日[2]
No.10218: 焼酎ハイボール 強烈塩レモンサイダー割り / 宝酒造
しょうちゅうはいぼーる きょうれつしおれもんさいだーわり / たからしゅぞう
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タカラ焼酎ハイボール「強烈塩レモンサイダー割り」。
スーパーで買い物しているとき、大量に陳列されていたので、新商品かな?と思ったのだが、
実は2019年2月に通年販売となった商品であった。
このチューハイであれば普段の晩酌で消費できるので、とりあえず購入した。
中身については、既掲載記事 を参照されたい。
アルコール分7%。無果汁。
原材料名:焼酎(国内製造)、レモンエキス、食塩、糖類/炭酸、酸味料、香料、カラメル色素、ヘスペリジン。
東京下町の大衆酒場で生まれたといわれている"焼酎ハイボール(酎ハイ)"。
その元祖チューハイの味わいを追求したキレ味爽快な辛口チューハイです。
タカラ「焼酎ハイボール」史上最強の炭酸と甘くない爽やかな塩レモンサイダーの味わいをお楽しみください。
中身は無論変わっていないが、細かな表記が変わっていたので、今回掲載することとした。
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チューハイ・カクテル等
CODE:45164DAEE#UK |
2023年8月27日[1]
No.9585: ザ・プレミアム・モルツ <ジャパニーズエール> アンバーエール / サントリー
ざ・ぷれみあむ・もるつ <じゃぱにーずえーる> あんばーえーる / さんとりー
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ザ・プレミアム・モルツの数量限定「アンバーエール」。発売日は、8月15日。
グラスに注いだ液色は、淡いアンバー(琥珀色)。
泡はほんのりベージュ色で非常にきめ細かく、当初よく盛り上がって、泡持ちも悪くない。
香りは甘く、柔らかな香ばしさがある。ロースト感よりもふくらみのある甘さ主体で、
適度な厚みと軽やかな酸味を感じる。
ほどほどのジューシー感。飲み込んだ後にも、丸い甘味、軽妙な酸、穏やかな苦味が残る。
アルコール分6%。原材料名:麦芽(外国製造、国内製造)、ホップ。
芳醇でフルーティー。かろやかな余韻のエールビールです。
缶に「限定」等の文字はないが、数量限定品である。
昨年も8月に発売されており、およそ1年ぶりの再登場となる。
なお、プレモル 香るエール シリーズは、今年(2023年)2月のリニューアルから <ジャパニーズエール>
というミドルネームのようなものがついており、そのため、本品も長い商品名となっている。
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ビール
CODE:45165LSEK#12 |
2023年8月27日[2]
No.10220: TOPVALU BESTPRICE ほろっと りんご&白ぶどう / 合同酒精
とっぷう゛ぁりゅ べすとぷらいす ほろっと りんご あんど しろぶどう / ごうどうしゅせい
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イオングループのP.B.である TOPVALU BESTPRICE(トップバリュ・ベストプライス)の
低アルコールチューハイ「ほろっと」シリーズ。
およそ1か月前に レモネードサワー を取り上げ、だいぶ日が開いてしまったのだが、
今日は2種目として「りんご&白ぶどう」を飲んでみたい。
グラスに注いだ液色は、透明感のある淡いゴールド。
細かな気泡が少量、断続的に立ち昇っている。
香りは、白ぶどうの甘さが強く、りんごはあまり目立たない。
味は香りの印象よりも若干りんごが前に出ている感じ。
もちろん白ぶどうの甘さが結構目立つのだが、りんごの酸がうまく効き、甘ったるさを軽減。
炭酸の刺激は弱く、アルコール感も弱い。だから穏やかな飲み心地。
アルコール分3%。りんご果汁1.2%。白ぶどう果汁0.8%。
原材料名:ウォッカ、りんご果汁、マスカット果汁、果糖ぶどう糖液糖(国内製造)。
添加物:炭酸ガス、酸味料、香料、カラメル色素。
販売者:イオントップバリュ株式会社 千葉県千葉市美浜区中瀬1-4。
製造場:合同酒精株式会社 千葉県松戸市上本郷字仲原250番地。
ほろっと というこのシリーズのコンセプトに非常にフィットしたフレーバー。
強いお酒が飲めない人におすすめ。
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チューハイ・カクテル等
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