2023年8月28日[1]
No.10221: NIPPON PREMIUM 長野県産シャインマスカット <限定出荷> / 合同酒精
にっぽんぷれみあむ ながのけんさんしゃいんますかっと <げんていしゅっか> / ごうどうしゅせい
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7月25日に発売された、GODO NIPPON PREMIUMの限定品「長野県産シャインマスカット」。
私の生活圏内では、GODO製品を見かけることが非常に少なく、これも簡単に入手できるとは思っていなかったのだが、
つい先日、近所のスーパーに大量入荷していた。
グラスに注いだ液色は、無色透明。細かな気泡が少量グラスの中を立ち昇っている。
香りは、甘くふくよかな白ぶどう香。それほど押しつけがましくなく、高貴な香りである。
果汁が非常に少ないことから、これは決して自然のままの香りではなく、香料のはずだが、
とてもうまくつくられている。
味も甘くふくよかながら、上品。かなり酸味も効いていて、それにより甘ったるさが軽減されている。
アルコール感は非常に弱い。飲み込んだ後には、しっかり甘味と軽快な酸味が口に残っている。
アルコール分3%。果汁0.2%。
原材料名:ぶどう果汁(長野県産シャインマスカット)、ウォッカ、果糖ぶどう糖液糖/炭酸ガス、酸味料、香料。
原料原産地名:国内製造(果糖ぶどう糖液糖)。
美味しいぶどうが出来ました。
皮ごと食べられる人気のぶどうシャインマスカット。昼夜の温度差が大きい長野県は日本有数のぶどう産地です。
甘くて芳醇な味わいをお楽しみください。
ぶどう味チューハイにしてはすっきりとしたキャラクターではあるが、やはり食中に飲むようなものではない。
低アルコールでもあるし、食前酒には良いかもしれない。
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チューハイ・カクテル等
CODE:45166DAEE#34 |
2023年8月28日[2]
No.10222: TOPVALU BESTPRICE ほろっと ライチ&グレープフルーツ / 合同酒精
とっぷう゛ぁりゅ べすとぷらいす ほろっと らいち あんど ぐれーぷふるーつ / ごうどうしゅせい
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イオングループのP.B.である TOPVALU BESTPRICE(トップバリュ・ベストプライス)の
低アルコールチューハイ「ほろっと」シリーズ。
これまで、レモネードサワー、
りんご&白ぶどう と2種取り上げてきたが、
今日は3種目として「ライチ&グレープフルーツ」を。これが最後である。
グラスに注いだ液色は、ほぼ透明だが、微かに濁りがある。
細かな気泡が少量、グラスの中に見える。
香りは、ライチの甘さがほどほどで、柑橘香が混じる。
味は香りの印象どおりライチ特有の甘さが主体ながら、
グレープフルーツの苦味を伴う軽い酸味も。
炭酸の刺激は弱く、アルコール感も弱い。
飲み込んだ後には、わりとはっきりした酸味、穏やかな甘味、軽快な苦味が残る。
アルコール分3%。ライチ果汁0.4%。グレープフルーツ果汁0.6%。
原材料名:ウォッカ、スピリッツ、グレープフルーツ果汁、ライチ果汁、果糖ぶどう糖液糖(国内製造)。
添加物:炭酸ガス、酸味料、香料。
販売者:イオントップバリュ株式会社 千葉県千葉市美浜区中瀬1-4。
製造場:合同酒精株式会社 千葉県松戸市上本郷字仲原250番地。
ライチ味のチューハイは甘ったるくなりがちだが、グレープフルーツが加わることで、
適度にシャープで、後味すっきりに仕上がっている。
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チューハイ・カクテル等
CODE:45166DAEE#UK |
2023年8月29日[1]
No.10223: 麒麟百年 グレープフルーツサワー / キリン
きりんひゃくねん ぐれーぷふるーつさわー / きりん
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キリンのチューハイブランド 麒麟百年 シリーズに、新たに加わった「グレープフルーツサワー」。
発売日は、8月29日。
グラスに注いだ液色は、濁りのある薄オレンジ色。
当初、液上に白い泡が立ったが、程なくして消滅した。
香りは、鮮烈なフレッシュ感のあるグレフル香。
とても酸っぱそうであると同時に、味わいにも深みがありそうである。
味は香りの印象通り、まずは鋭い酸味が感じられる。甘味は極めて抑制的。
それゆえ、飲み進めるとヒリヒリしてくる。果汁だけではない発酵臭というか、
分厚い旨味を感じるのだが、これは発酵グレープフルーツ果汁によるものだろう。
飲み進めると、決して甘くないわけではないこともわかるのだが、
それ以上に酸っぱさが強い。
飲み込んだ後には、グレープフルーツの実をかじったような酸味と苦味が残る。
アルコール分5%。果汁8%。
原材料名:グレープフルーツ(南アフリカ、イスラエル)、発酵グレープフルーツ果汁、デーツエキス、スピリッツ、
糖類/酸味料、炭酸、香料、調味料(アミノ酸)、乳化剤。
キリンビールの百年を超える醸造技術(酵母発酵)と感性が織りなす、豊潤な果実感とうまみ、なめらかな口当たりのグレープフルーツサワー。
なお、既存の 檸檬サワー のほうもリニューアルしているようなので、見つけ次第入手したい。
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チューハイ・カクテル等
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2023年8月29日[2]
No.10224: のんある晩酌 ハイボール / サントリー
のんあるばんしゃく はいぼーる / さんとりー
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サントリー のんある晩酌 シリーズの「ハイボール」。
発売されたのは今年(2023年)6月27日で、もう2か月ほど経ってしまった。
グラスに注いだ液色は、ごく淡いイエローゴールド。微かに濁りが見られ、
レモン果汁かな?という感じ。気泡は少なく、炭酸は強くなさそう。
香りは、ノンアルでウイスキーっぽさを出そうとすると、
必ずと言っていいほどこうなってしまう、ゴム臭い匂いが主体。
ただ、そこにレモン香が加わることで、辛うじて爽やかな感じに持って行っている。
味も基本的に香りの印象通り、ゴムのような風味に、レモンのキュンとした酸味が加わっている。
バランスとしては、酸味が強く、キレがある。甘味はほぼないので、その点でもあっさりした味わいなのだが、
どうしても不自然さが残る。
アルコール分0.00%。
原材料名:糖類(果糖ぶどう糖液糖(国内製造)、マルトースシラップ、ぶどう糖)、
スピリッツエキス(ノンアルコール)、デキストリン、食塩/炭酸、香料、酸味料、カラメル色素。
本格的なハイボールを思わせる、爽快な後口とお酒らしい飲み応え。
残念ながら、本格的なハイボールを思わせる味わいとは言い難い。酸味の効果により、辛うじて後口はサッパリとしているが、
それ以外の長所はみつからなかった。
なお、この製品が出るのは今回が初めてではない。初登場は、昨年(2022年)12月だったのだが、
なんと当サイト未掲載であった。そして私自身も驚いたことに、買ったまま飲む機会なく、保管してあった。
よって、明日にでも旧製品を開けてみたい。
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ノンアルコール飲料
CODE:45167DAKO#82 |
2023年8月30日[1]
No.10225: −196℃ ストロングゼロ 柑橘まつり / サントリー
まいなす196ど すとろんぐぜろ かんきつまつり / さんとりー
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サントリー -196℃ ストロングゼロ「柑橘まつり」。発売日は、8月29日。
缶に限定の文字はないが、期間限定品である。
グラスに注いだ液色は、わずかに濁りのある薄黄色。細かな気泡がグラスの中を断続的に立ち昇っている。
香りは、少し甘く、そしてかなり酸っぱそうな柑橘香。さらに、しっかりアルコール臭も感じられる。
味は香りの印象通り、極めて酸味が強く、ほのかに甘い。もちろんアルコール感は強烈。
「飲み応え」という言葉がしっくりくる強烈な味わいなのだが、柑橘なので爽やか。くどさはない。
アクセントとして苦味も効いており、後口は比較的さっぱり。
アルコール分9%。プリン体ゼロ。糖類ゼロ。はっさく果汁0.5%。みかん・柚子浸漬酒使用。
原材料名:はっさく、みかん、柚子、ウオツカ(国内製造)、スピリッツ/酸味料、炭酸、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
みかん、はっさく、柚子という柑橘3種が織りなす爽やかな風味を、強アルコールでまとめた製品。
特に目新しい要素はないが、「柑橘まつり」という商品名によって、
これまでになかった画期的なチューハイのような顔をしている。
サントリーさんのネーミングセンスというか、商品プロデュース力が見事に発揮されている。
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チューハイ・カクテル等
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2023年8月30日[2]
No.10226: のんある晩酌 ハイボール / サントリー
のんあるばんしゃく はいぼーる / さんとりー
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昨日、今年6月に発売された サントリー のんある晩酌 ハイボール を取り上げたのだが、
実は旧製品が未掲載だった。
昨年(2022年)12月6日に初登場したときの「のんある晩酌 ハイボール」である。
昨年購入し、冷蔵庫の奥に死蔵したまま、賞味期限(2023年10月)が近づいていた。
グラスに注いだ液色は、透明感のある淡いイエローゴールド。
気泡は少なく、炭酸は強くなさそう。
香りは、昨日飲んだ最新作よりも、むしろこちらのほうがウイスキーっぽい。
いかにもノンアルというゴムっぽい匂いはするものの、ベースに甘やかな樽の香りが感じられる。
さらにレモン香が加わる。
味も香りの印象通り、少々ゴムのような風味があるものの、樽っぽいバニラ香があって、
レモンのキュンとした酸味が引き締めている。その酸味も強すぎず、適度なキレをつくる。
アルコール分0.00%。
原材料名:果糖ぶどう糖液糖(国内製造)、
スピリッツエキス(ノンアルコール)、食塩/炭酸、香料、カラメル色素、酸味料。
本格的なハイボールを思わせる、芳醇な香りとコクのあるお酒らしい飲み応え。
飲み比べてみて、本日飲んだ旧製品のほうが優秀だったと、私には感じられた。
昨日飲んだ今年の製品は、芳醇さが削がれ、酸味が強調され、バランスが良くなかった。
その点、今日飲んだ旧製品のほうが、バランスが良いように感じた。
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ノンアルコール飲料
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2023年8月31日[1]
No.10227: トリスハイボール缶 パイナップル <限定> / サントリー
とりすはいぼーるかん ぱいなっぷる <げんてい> / さんとりー
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トリスハイボール缶の限定「パイナップル」。
発売日は、8月29日。
グラスに注いだ液色は、透明感のある淡いゴールド。
細かな気泡が多量グラスの中を断続的に立ち昇っている。
香りは、パインの甘さがほのかにあるが、あまり強くなく、そこにウイスキーが加わり、
少し薬臭いような匂いになっている。
味は、パインから甘味を取った感じというか、パイン果汁の上澄みみたいにコクがない。
キュンとした口当たりの後に甘味が続かず、ウイスキーのアルコール感が際立っている。
基本的にはシャープな味なのだが、飲み込んだ後には、ふんわり甘やかで少しジューシーな味が残る。
アルコール分6%。パイナップル果汁1%。
原材料名:ウイスキー(国内製造)、パイナップル、糖類/炭酸、酸味料、香料。
最近、トリハイ缶の限定品ではおなじみ「新橋トリスバー監修」の文字がある。
街の酒場でも圧倒的存在感を見せるサントリーさんらしい戦略である。
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チューハイ・カクテル等
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2023年8月31日[2]
No.10228: 鍛高譚ハイボール / 合同酒精
たんたかたんはいぼーる / ごうどうしゅせい
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GODO「鍛高譚ハイボール」。
これまでに飲んだことがあるはずだが、缶デザインは見たことのないものだったため購入。
入手したのは近所のセブンイレブン。
当サイトで以前に取り上げたときには、
P.B.セブンプレミアム の一商品であったが、今回入手のものはP.B.ではないようである。
グラスに注いだ液色は、無色透明。注いでいる時は炭酸が踊っているが、すぐに静まる。
香りは、引き締まった梅しそ。酸っぱそうである。実に紫蘇焼酎・鍛高譚らしい香りと言える。
味は甘味がほぼなく、すっきりクリアな口当たり。香りに感じた梅しそっぽい風味満載なのだが、
想像していたほどの酸味もなく、あっさりとした飲み心地。飲み込んだ後には、紫蘇らしい香味がちゃんと残る。
アルコール分5%。
原材料名:焼酎甲類(国内製造)68%(さとうきび糖蜜)、焼酎乙類32%(デーツ、しそ)/炭酸ガス。
甲類焼酎と乙類焼酎を混ぜ、ソーダで割っただけの製品。香料など使われていないことから、
香りも自然で、わざとらしさはない。だから飲み飽きしない。
今回セブンイレブンで入手し、他店では見たことがないので、従来同様限定品なのかもしれないが、
もっと大々的に売り出してもいいように思う。
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チューハイ・カクテル等
CODE:45169SEST#UK |
2023年9月1日[1]
No.10229: 男梅サワー ウメぇ無糖 <数量限定> / サッポロ
おとこうめさわー うめぇむとう <すうりょうげんてい> / さっぽろ
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サッポロビールとノーベル製菓のコラボによる 男梅サワー の数量限定「男梅サワー ウメぇ無糖」。
発売日は、8月29日。
前回発売が昨年(2022年)10月25日だったので、およそ10か月ぶりの登場となる。
グラスに注いだ液色は、通年品の男梅サワーと同様、やや透過性のある暗赤色。
気泡は少なく、炭酸は強くなさそう。
香りは、引き締まった梅しそ。落ち着いていて、酸っぱそうで、男梅サワーらしいと言える。
味はまったく甘くない。酸味主体ではあるが、それほどどぎつい酸味ではなく、穏やか。
梅しそっぽさだけが深く感じられ、キレが良く、少し苦味も感じる。
梅果汁7%。アルコール分5%。
原材料名:梅果汁(台湾製造)、梅エキス、スピリッツ、梅干浸漬酒
/炭酸、酸味料、香料、果実色素、調味料(アミノ酸)、カラメル色素、酸化防止剤(ビタミンC)。
中身は 昨年のもの と変わらないようである。
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チューハイ・カクテル等
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2023年9月1日[2]
No.10230: 麒麟百年 極み檸檬サワー / キリン
きりんひゃくねん きわみれもんさわー / きりん
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先日、麒麟百年ブランドに新たに加わった グレープフルーツサワー を取り上げたが、
従来からあるこちら「極み檸檬サワー」も新しくなっている。
8月製造分からのリニューアルである。
しかし、缶デザインのみのリニューアルであり、中身は変わっていないのだが、
改めて味わってみたい。
グラスに注いだ液色は、深く濁った黄色。
当初、液上に白い泡が立ったが、程なくして消滅した。
香りは、鮮烈な酸っぱさと深いコクを同時に感じさせるフレッシュなレモン香。
味は香りの印象通り、切り込むような酸味としっかり強い苦味が主体。
甘味はかなり抑え込まれている。レモンの皮の苦さを活かしたような味わいで、
果汁の分厚さというか旨みも感じる。
飲み込んだ後にも、鋭い酸味、ジューシーさ、苦味が残る。
アルコール分5%。果汁8%。
原材料名:レモン(イスラエル、イタリア)、発酵レモン果汁、スピリッツ、糖類/炭酸、酸味料、香料、乳化剤。
キリンビールの百年を超える醸造技術(酵母発酵)と感性が織りなす、鮮烈な香りとうまみ、なめらかな口当たりのレモンサワー。
この製品の好調さが報じられており、キリン社サイトでも大きくプッシュされている状況にあるが、
そうなると、麹レモンサワー や 発酵レモンサワー
といった先行ブランドの行く末が案じられる。
もちろん、商品特性が違うから併存は可能だが、効率は悪い。
仮にそれらをフェードアウトさせていったとしても、氷結、麒麟特製サワー、本搾りと、
既にしっかりファンを持つブランド群がある。
缶入りR.T.D.分野におけるライバル各社との関係を考えると、サントリーが展開する楽しさ、エンタメ性や遊び心、
宝酒造が打ち出す下町酒場の玄人感などとは違い、
老舗ビールメーカーならではのまじめなこだわりという部分にうまくフォーカスしたのが、
この麒麟百年ブランドであり、マーケティング的にもど真ん中、大正解と言えるだろう。
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チューハイ・カクテル等
CODE:45170DAEE#RN08 |
2023年9月2日[1]
No.10231: ゼロサワー コーラサワー <数量限定> / サンガリア
ぜろさわー こーらさわー <すうりょうげんてい> / さんがりあ
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LAWSONの限定 ゼロサワーシリーズ の「コーラサワー」。
昨年も夏に出ていたものであるが、今回公式サイト等での告知、店頭で私が発見したタイミング等を考えると、
発売は8月29日だったのではないかと思われる。
グラスに注いだ液色は、やや透過性はあるがしっかり深いコーラ色。
注いでいる時、炭酸が勢いよく踊っているが、程なくして静まる。
香りは、しっかり深いコーラ。甘味も強そうである。
味も香りの印象どおり、かなりリアルなコーラ味。甘味は強いが、甘味料特有の上滑りするような甘さであり、
それほどこってり感はない。
アルコール感は当初あまり感じないが、飲み進めると、確かにしっかりお酒を実感。
飲み込んだ後にも、口中に甘味が残る。
アルコール分5%。糖類0。プリン体0。
原材料名:ウォッカ(国内製造)、エリスリトール/炭酸、カラメル色素、酸味料、香料、
甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
製造者:株式会社 日本サンガリアベバレッジカンパニー 大阪市東住吉区中野4-2-13。
製造所:三重県伊賀市依那具字柳原844-1。
奇をてらわない正攻法のコーラ味といった感じで、嫌みがない。しっかり甘いが、
この甘さがいかにもジャンキーで、身体にあまり良くないものを飲んでいるという退廃的な感じがまた良い。
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チューハイ・カクテル等
CODE:45171LSEE#04 |
2023年9月2日[2]
No.10232: ホッピンフレンズ TINY HAZY IPA / アイエヌインターナショナル
ほっぴんふれんず たいにー・へいじー・あいぴーえー / あいえぬいんたーなしょなる
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サッポロビールがオンライン限定で展開している HOPPIN' GARAGE(ホッピンガレージ)において、
全国有数のブルワリーとの協業で新たな製品を送り出すプロジェクト・ホッピンフレンズが2023年2月からスタートした。
今日飲む「TINY HAZY IPA」は、神戸の六甲ビール製造元であるアイエヌインターナショナルが担当したものである。
このようなオンライン限定商品まで手が回らないので、私は基本的に購入しないのだが、
当サイトのご協力者 森康哲さん
から寄贈頂き、飲むに至ったもの。
グラスに注いだ液色は、極めて淡い黄色で、やや濁りがある。
泡は純白で非常にきめ細かく、しっかりと盛り上がって(写真は勢いよく第一投を注いだ直後)泡持ちも良い。
香りは、IPAらしくホップ香が鮮烈。爽やかなハーブと、柑橘(グレフル)と、若干バニラビスケットのような匂いもある。
味は甘味がなくすっきり。キリッとした導入部。
最初のアタックは柔らかながら、舌奥でしっかり収斂性のある苦味を感じる。
飲み進めると、若干のスパイシーさと、酸中心の爽やかな旨みがあり、キレも良い。
飲み込んだ後には、しっかりと苦味が残っている。
アルコール分3.5%。原材料名:麦芽(イギリス製造・ドイツ製造)、オート麦、ホップ。
「アルコール度数3.5%でありながらもホッピーでかつジューシー」という挑戦的なコンセプトのもと造られたIPA。
着工から17年経った現在も未完のビルを造り続ける建築家、岡さんの挑戦的な姿勢をレシピに重ね合わせました。
多くの方に様々なシチュエーションで楽しんで頂けるよう、本格派のIPAに仕上げています。
惜しみなく使用した8種類のホップフレーバーを存分にお楽しみください。
IPA(インディアペールエール)は、基本的にアルコール度数の強いものが多いのだが、
上記缶説明にもあるとおり、本品は度数を落とした HAZY IPA。それでいて、ホップ香がこれでもかという押しの強さで、
飲み応えは十分。造り手のねらいがそのまま形になったビールと言える。
毎日飲んでも飲み飽きない味だが、口にした瞬間、お高いんでしょ?と思わず聞きたくなる複雑で高貴なキャラクターだ。
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ビール
CODE:45171PRST#UK |
2023年9月3日[1]
No.10233: −196℃ 瞬間凍結 無糖レモン / サントリー
まいなす196ど しゅんかんとうけつ むとうれもん / さんとりー
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サントリー -196℃ 瞬間凍結 シリーズの「無糖レモン」が新しくなっている。
8月上旬以降順次リニューアルとのことである。
グラスに注いだ液色は、しっかり白濁。それゆえ、炭酸の気泡はあまり見えない。
香りは、ややほの甘い感じでジューシーさもあるが、基本的に引き締まったレモン香。
味は甘味がなく、すっきりとしているのだが、ジューシー感もある。
酸と苦味が強く、甘くないのにどこか甘やかという不思議な味。
キレがあり、飲み込んだ後には軽い苦味と酸味が残る。
アルコール分6%。レモン浸漬酒使用。
原材料名:レモン、ウオツカ(国内製造)/酸味料、炭酸、香料、酸化防止剤(ビタミンC)。
ニュースリリースでは、今回のリニューアルを次のように説明する。
レモン浸漬酒の配合バランスを見直し、よりレモンの果実感を感じられる中味を目指しました。
これはどう解釈したらいいのだろうか。
飲んだ感じでは、無糖でありながらしっかりジューシー感があり、一般的な無糖チューハイのイメージよりも、
かなり甘く感じられた。基本的キャラクターは 従来品から変わりはないが、
シャープさがさらに後退して、ちょっと中途半端な味わいになってしまったように、私には感じられた。
いや、狙ってやったことなので否定するつもりはないが、少し微妙な立ち位置になってしまった感じである。
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チューハイ・カクテル等
CODE:45172DAEE#RN08U |
2023年9月3日[2]
No.10234: クラフト シチリアンレモンサワー / KALDI COFFEE FARM
くらふと しちりあんれもんさわー / かるでぃ こーひー ふぁーむ
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KALDI COFFEE FARM で売られている シチリアンレモンサワー のパッケージが、
当サイトで以前に取りあげた時のものと違っていたので、買ってみた。
名前も頭に Craft(クラフト)が付き「クラフト シチリアンレモンサワー」となっている。
調べてみると、5月中旬のリニューアルという情報が得られた。
グラスに注いだ液色は、濁りのある薄黄色。気泡は少なめで、炭酸は強くはなさそう。
香りは、ジューシーでやや甘味の強そうらレモン香。フレッシュな透明感がある。
最近飲んだもので言うと、麒麟百年に少し似ているが、こちらの方がよりジューシー。
味は香りの印象通り、やや角が取れ、乳酸っぽいニュアンスが少しあるのだが、
基本的にジューシーで酸味が鋭い。アルコール感は弱い。
飲み込んだ後には、シャープな酸味とまろやかな甘味が残っている。
アルコール分5%。果汁7%。
原材料名:有機レモン果汁(有機レモン(イタリア産))、糖類(果糖ぶどう糖液糖、砂糖)、ウォッカ、
オリゴ糖シラップ/炭酸、酸味料、香料、ビタミンC。
販売者:株式会社キャメル珈琲 東京都世田谷区代田2-31-8。
製造場:三幸食品工業株式会社K 広島県東広島市安芸津町三津4215-3。
缶裏に、次の説明文がある。
「文明の十字路」とよばれるイタリアのシチリアにレモンがもたらされたのは9世紀。
エトナ火山によるミネラルたっぷりの土壌と寒暖差のある気候から、しっかりとした味わいのレモンが育ちます。
まさにオーガニックレモンそのものの厚みのある風味と酸味、ちょっぴりほろ苦いピール感をお楽しみください。
従来品よりも甘さを抑えたとのことだが、それでもまだしっかり甘さはあり、ジューシーさを損なっていない。
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チューハイ・カクテル等
CODE:45172KDES#UK |
2023年9月4日[1]
No.10235: エチゴビール 檸檬ジンジャー楽園エール / エチゴビール
えちごびーる れもんじんじゃーらくえんえーる / えちごびーる
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エチゴビール「檸檬ジンジャー楽園エール」。
発売を知らずに偶然入手したのだが、調べてみると発売は7月21日だったようである。
グラスに注いだ液色は、やや濁りの見られる薄黄色。泡はほぼ白色できめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちもとても良い。
香りは、確かにレモンジンジャー。生姜らしいスパーシーさをベースに、
レモンの爽やかさが加わる。ソフトドリンクだとしたら、結構甘みを強く仕上げていそうな香りである。
だが、実際の味はまったく甘くない。口に入れた瞬間、ホップの強い苦味が感じられ、
追ってレモンらしい爽やかな香味が来る。かなりジューシーなタッチではあるが、酸味が強いわけではなく、
非常に引き締まっている。鼻からは生姜の匂いを、舌ではホップの苦味を、
喉越しでは若干のジューシーさを、そして全体として、ビール本来の持つまろやかなコクが感じられ、
多面的な満足感が得られる。多重人格のような、それでいて安定した落ち着きもある不思議なキャラクター。
アルコール分5%。原材料名:小麦麦芽(フランス製造)、大麦麦芽、ホップ、小麦、レモンピール、ジンジャー。
製造者:新潟県新潟市西蒲区松山2 エチゴビール株式会社。
小麦麦芽が用いられたエールなので、基本は柔らかでやさしいビールなのだが、
そこに生姜のピリッとしたアクセントと、レモンの爽やかさが加わることで、複層的で複雑な味わいになっている。
飲み進めると、生姜効果で身体がホクホクとしてくるのも魅力。
おいしく、身体にも良さそうなお酒を求めている女性などには特にお勧め。
料理に合わせるなら、ズバリ、豚の生姜焼きだ。
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ビール
CODE:45173SIH3#45 |
2023年9月4日[2]
No.10236: 湘南ゴールドサワー <神奈川限定> / 神酒連
しょうなんごーるどさわー / しんしゅれん
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神奈川限定「湘南ゴールドサワー」。
このような商品を、関西在住の私が容易に入手できるわけもなく、
存在もまったく知らなかったのだが、
当サイトのご協力者 森康哲さん
から寄贈頂き、飲むに至ったものである。
グラスに注いだ液色は、ほぼ無色透明。気泡は少なく、炭酸は弱そう。
香りは、スキッと透明感のある柑橘香だが、強くは香らない。
苦味が強そうな香りに、かなりしっかりアルコール臭が乗っている。
味は香りの印象通りキリッとした口当たりと、強めの酸味。
甘味も決して弱くはないが、バランスとして酸味の鋭さが上回っている。
アルコール感は弱い。飲み進めると、ほんのりした甘さとともに、
シャープな酸味と、強めの苦味が実感される。
アルコール分4%。果汁1%。
原材料名:オレンジ果汁、スピリッツ、果糖ぶどう糖液糖(国内製造)/炭酸ガス、酸味料、香料。
製造者:オエノンプロダクトサポート株式会社 神戸市灘区新在家南町3-2-28。
販売元:株式会社神酒連 横浜市旭区上白根2-64-6。
実は賞味期限を2か月ほど過ぎてしまったのだが、これまでの経験上、
缶チューハイはこの程度ではほとんど劣化していないであろうと思っていたその予想通り、
味にはまったく問題がなかった。
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チューハイ・カクテル等
CODE:45173PRST#UK |
2023年9月5日[1]
No.10237: ほろよい 洋梨&りんご <限定> / サントリー
ほろよい ようなし あんど りんご <げんてい> / さんとりー
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サントリー ほろよい の限定品「洋梨&りんご」。発売日は、9月5日。
グラスに注いだ液色は、無色透明。気泡は少なく、炭酸は強くなさそう。
香りは、洋梨らしい高貴な香りが主体だが、背後にりんごの香りが感じられる。
味も香りの印象通り、梨とりんごのバランスが良い。
甘ったるくなく、基本的にスッキリと、適度にジューシー。アルコール感は弱い。
飲み込んだ後にも、キリッとした酸味とほんのりとした甘みが口に残る。
果汁1%。アルコール分3%。
原材料名:りんご、西洋なし、ラム、糖類(国内製造)/炭酸、酸味料、香料。
秋にぴったりなサッパリとした味わい。強いお酒が得意でない人に勧められる。
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チューハイ・カクテル等
CODE:45174DAKO#00 |
2023年9月5日[2]
No.10238: ホッピンフレンズ バベるビール / わくわく手づくりファーム川北
ほっぴんふれんず ばべるびーる / わくわくてづくりふぁーむかわきた
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サッポロビールがオンライン限定で展開している HOPPIN' GARAGE(ホッピンガレージ)において、
全国有数のブルワリーとの協業で新たな製品を送り出すプロジェクト・ホッピンフレンズが2023年2月からスタートした。
この「バベるビール」は、金沢百万石ビールの製造元である わくわく手づくりファーム川北 が担当したものである。
当サイトのご協力者 森康哲さん
から寄贈頂き、飲むに至ったもの。
グラスに注いだ液色は、濁りのある淡いブラウン。
泡はカフェオレ色で非常にきめ細かく、しっかりと盛り上がって(写真は勢いよく第一投を注いだ直後)泡持ちも良い。
香りは、ブラウンなイメージの柔らかなロースト香、少し土っぽい穀物のニュアンス、
ミントのようなスーッとした爽快さもあり、軽やかながら複雑。
味は香りの印象通り軽やかながらロースティで、まろやかなコクと柔らかな苦味。
甘さは弱く、適度にキレがある。飲み込んだ後には、しっかりと苦味が残る。
アルコール分5%。原材料名:麦芽(国内製造)、ホップ。
製造者:(有)わくわく手づくりファーム川北 石川県能美郡川北町字橘新イ54番地1。
製造所:石川県能美郡川北町橘新ロ49番1。
農家のものづくりが生きたビール
岡さんが自らの手でイチから「蟻鱒鳶ル(ありますとんびる)」を建てるように、
当社は麦の栽培から醸造まで、イチからビールをつくる珍しいブルワリーです。
麦もビールも自然相手。思い通りにならないからこそ楽しい。「つくる」よろこびに満ちたビール。
焙煎モルト香るブラウンエール
モルティーなコクと、土や草をイメージさせるアーシーなアロマ。
時間をかけてゆるゆると、温度による味わいの変化も楽しいエールビール。
冷たいときは閉じていて若干固い味わい。温度が上がると風味が開いて柔らかく奥深くなる感じがある。
だから、缶説明の通り、落ち着いて、時間をかけて飲むべきビールだ。
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ビール
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2023年9月6日[1]
No.10239: 焼酎ハイボール 強烈りんごサイダー割り <限定生産> / 宝酒造
しょうちゅうはいぼーる きょうれつりんごさいだーわり <げんていせいさん> / たからしゅぞう
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タカラ焼酎ハイボールの限定「強烈りんごサイダー割り」。発売日は、9月5日。
前回の発売日が昨年10月25日だったので、概ね10か月ぶりの登場である。
グラスに注いだ液色は、ごく淡いゴールド。注いでいる時、このシリーズらしく炭酸が大きな音を立てて踊り、
その後も大粒の気泡が多量見える。
香りは、サイダーらしいほのかな甘さ、アルコール臭、りんごの甘酸っぱさが少し混じる。
味はもちろん、香りの印象ほどは甘くない。
口に入れた瞬間、確かにサイダーっぽいのだが、甘みはほぼなく、シャープ。
舌では甘みを感じないのに、鼻から息を抜くと甘い匂いがする。
この絶妙なバランスが、実に焼酎ハイボールだ。
炭酸が極めて強く、キレは抜群。飲み込んだ後には、ほんのりとサイダーの甘いニュアンスとりんご香が残る。
アルコール分7%。無果汁。プリン体ゼロ。糖質ゼロ。甘味料ゼロ。
原材料名:焼酎(国内製造)、りんごエキス、糖類/炭酸、酸味料、香料、カラメル色素。
中身は、昨年 から変わっていないようである。
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チューハイ・カクテル等
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2023年9月6日[2]
No.10240: −196℃ 瞬間凍結 ウメ / サントリー
まいなす196ど しゅんかんとうけつ うめ / さんとりー
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サントリー -196℃ 瞬間凍結 シリーズが新しくなっている。
8月上旬以降順次リニューアルとのことである。
既に先日 無糖レモン を飲んでいるが、今日はもう一つの定番品「ウメ」を取り上げる。
但し、この ウメについては、今回パッケージのみの刷新のため、
味については 従来品 の記事を参照されたい。
アルコール分5%。梅浸漬酒使用。
原材料名:梅、ウオツカ(国内製造)、梅酒、糖類/炭酸、酸味料、香料。
今回の缶は、真ん中に大きく「糖類50%カット」の文字(以前はもっと小さかった)があり、
商品特性をうまく訴えている。分かりやすい標記で、良いと思う。
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チューハイ・カクテル等
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