ビール・発泡酒・チューハイの部屋

No.10341−10360


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2023年11月8日[1]
No.10341: イスルトクトク 이솔톡톡 ゆず / 眞露
 いするとくとく ゆず / じんろ
眞露 イスルトクトク ゆず 眞露 イスルトクトク ゆず review
 韓国で人気のR.T.D.ブランドだという イスルトクトク(isul toktok)の2種が、 先日LAWSONで売り出された。サイトで紹介されている時期から、発売日はおそらく10月31日ではないかと推測される。
 2種入手したうち、今日は「ゆず」を飲んでみたい。

 グラスに注いだ液色は、しっかり濁りのある白色。気泡はほとんど見えない。
 香りは、非常にジューシーでフレッシュ感のある柑橘香。 酸はあまり強くはなさそうであるものの、青臭いので、ゆずだとわかる。
 味は香りの印象通り、搾りたてのゆずのようなフレッシュな酸味が特徴。 ジューシー感満載で、苦味もある。アルコール感は弱い。 飲み込んだ後には、強めの酸味と苦味が口に残る。
 アルコール分3%。原材料名:果糖ぶどう糖液糖(国内製造)、醸造アルコール、ゆず果汁、食塩/炭酸ガス、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK)。
 販売者:眞露株式会社 東京都港区六本木4-4-8。製造場:三幸食品工業株式会社 広島県東広島市安芸津町三津4215番地3。
 最近増えている低アルコールの缶チューハイであり、パッケージが非常に可愛らしいことと、 何より近年日本の若者の間で人気のある韓国の商品ということで、ターゲットは若い世代と考えられる。
 販売者はジンロの日本法人だが、製造は何と日本の三幸食品工業。
 LAWSONでの販売価格が税込185円ということで、 十分に利益の出る価格設定ではないだろうか。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:45238LSEE#UK
2023年11月8日[2]
No.10342: 氷結 無糖レモン Alc.7% / キリン
 ひょうけつ むとうれもん あるこーる7ぱーせんと / きりん
キリン 氷結 無糖レモン Alc.7% キリン 氷結 無糖レモン Alc.7% review
 キリン氷結無糖シリーズが新しくなっている。今年(2023年)10月製造品からのリニューアルである。
 レモンはアルコール4%、7%、9%の3種(但し、9%はパッケージのみの刷新)、 グレープフルーツは4%、7%の2種がある。
 ここまで、レモンのアルコール4%製品グレープフルーツのアルコール4%製品を飲んできたが、 今日はレモンのアルコール7%製品を飲みたい。

 グラスに注いだ液色は、ほぼ無色透明だが、微かに濁っているようにも見える。 注いでいる時、炭酸が踊っているが、直ぐに静まる。
 香りは、すっきりとしたレモン香だが、氷結らしく適度なジューシー感があり、適度な深みも感じる。
 味は、当然ながらまったく甘くない。レモンらしく、酸味が鋭い。 アルコール4%製品と違っているのは、そのシャープさの後に、アルコール感がついてくること。 但し、強烈な印象はなく、飲み込んだ後には、強い酸味が口全体に残る。
 アルコール分7%。果汁3.4%。糖類・甘味料不使用。 原材料名:レモン果汁、ウオッカ(国内製造)/炭酸、酸味料、香料。
 キリッと冴えるレモンの果実味、澄みきったクリアな口当たり。 甘くない、スッキリ爽快なおいしさの無糖レモンチューハイです。
 ニュースリリースでは、今回の中身について、 「バランスのとれたレモン感とスッと切れる後味の良さを追求し、さらに飲みやすく飲み飽きない味わいに。」 とある。
 以前からキレ味抜群の味わいだったので、特に変化は感じなかった。飲みやすく飲み飽きないというのも、 以前からそうだった。こういう、消費者にとって日々の定番品となるものは、 味を大きく変えると命取りになるので、小幅なリニューアルに留めるのは正解である。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:45238DAKO#RN10
2023年11月9日[1]
No.10343: ほろよい 甘熟りんご <限定> / サントリー
 ほろよい かんじゅくりんご <げんてい> / さんとりー
サントリー ほろよい 甘熟りんご サントリー ほろよい 甘熟りんご review
 サントリーほろよいの限定品「甘熟りんご」。発売日は、11月7日。

 グラスに注いだ液色は、ごく淡い透明感のあるゴールド。 細かな気泡がグラスの中を立ち昇っている様は、スパークリングワインのよう。
 香りは、しっかり甘味の強そうなりんご香。 酸はあまり強くなさそうで、深みがある。
 味は香りの印象どおり、甘味がとても強い。商品名のとおり、甘く熟したりんごのイメージそのまま。 アルコール感は弱い。はちみつでも入っているのかと思うくらいの甘さだが、 濃さはそれほどでもなく、軽い苦味も伴う。
 果汁1%。アルコール分3%。原材料名:りんご、スピリッツ、糖類(国内製造)/炭酸、酸味料、香料。
 当サイトで把握している限り、前回発売は 2021年11月だったので、2年ぶりということになるが、 とてもそんなに開いたとは思えないくらい、ほろよいシリーズにふさわしい存在感のある製品だ。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:45239DAEE#02
2023年11月9日[2]
No.10344: 氷結 無糖グレープフルーツ Alc.7% / キリン
 ひょうけつ むとうぐれーぷふるーつ あるこーる7ぱーせんと / きりん
キリン 氷結 無糖グレープフルーツ Alc.7% キリン 氷結 無糖グレープフルーツ Alc.7% review
 キリン氷結無糖シリーズが新しくなっている。今年(2023年)10月製造品からのリニューアルである。
 レモンはアルコール4%、7%、9%の3種(但し、9%はパッケージのみの刷新)、 グレープフルーツは4%、7%の2種がある。
 ここまで、レモンのアルコール4%製品グレープフルーツのアルコール4%製品レモンのアルコール7%製品 を飲んできたが、今日はグレープフルーツのアルコール7%製品を。

 グラスに注いだ液色は、ほんのりと白濁。 細かな気泡がグラスの中を断続的に立ち昇っている。
 香りは、クラシカルなグレフルチューハイにありがちな、甘苦い感じのグレフル香。 かなりジューシー感があり、これ本当に無糖なのか?と疑いたくなるくらい。
 しかし、口に含むとイメージは一変。香りに感じた甘さはなく、非常にシャープ。 味わいらしきものがないのに、不思議にジューシー。 アルコール感は強め。飲み込んだ後には、少々ヒリつく感じの酸味と、しっかり苦味が残る。
 アルコール分7%。果汁3.6%。糖類・甘味料不使用。 原材料名:グレープフルーツ果汁、ウオッカ(国内製造)/炭酸、酸味料、香料。
 さわやかなグレープフルーツの味わい、心地よいお酒の余韻。 甘くない、スッキリ爽快なおいしさの無糖グレープフルーツチューハイです。
 ニュースリリースでは、今回の中身について、 「心地良いグレープフルーツ感とお酒の余韻が感じられ、さらに飲みやすい中味に。」 とある。
 上記缶説明のように「さらに飲みやすい中味」になったかどうかは、意見が分かれるだろう。 甘めのチューハイが好きだという人には、そもそも無糖というだけで飲みにくく、そういう人からすると、 今回のリニューアルで飲みやすくなったとは感じないだろう。
 一方、甘くないチューハイが好きな人にとって、今回のリニューアルは、香りのジューシー感が若干増し、 香りだけ嗅いでいると「甘そうだなあ」と感じるほどだと思うので、一般大衆に擦り寄ったのか?と感じる反面、 飲んでみれば無糖の魅力は失われていないので、安堵するのではないだろうか。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:45239DAKO#RN10
2023年11月10日[1]
No.10345: 一番搾り とれたてホップ生ビール <限定醸造> / キリン
 いちばんしぼり とれたてほっぷなまびーる <げんていじょうぞう> / きりん
キリン 一番搾り とれたてホップ生ビール 2023 キリン 一番搾り とれたてホップ生ビール 2023 review
キリン 一番搾り とれたてホップ生ビール 2023
 毎年この時季の恒例となっているキリン「一番搾り とれたてホップ 生ビール」。 今年の発売は、11月7日。

 グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。泡は純白できめ細かく、力強くよく盛り上がって、泡持ちも悪くない。
 香りは、爽やかなホップ香がふわっと立つ。少し酸を感じさせ、クリームのような甘さもある軽快な香り。
 味は香りの印象通り、軽妙な酸を感じさせるヨーグルトのような爽やかさがあるが、 ベースにしっかり苦味もあって引き締まっている。キレは良い。 若々しい味わいだが、華やかすぎない。
 アルコール分5%。2023年岩手県遠野産ホップ使用。 原材料名:麦芽(外国製造又は国内製造(5%未満))、ホップ。
 ※2023年に岩手県遠野市で収穫したての生ホップ「IBUKI」を急速凍結し、使用しています。

 〜日本産ホップの旬のおいしさを、守る。つくる。〜
 旬のホップを使用し、一番搾り麦汁でできた、東北の農園とつくる今だけの特別なおいしさ。
 2004年から始まった製品であり、今年で20年目を迎える。
 味わいが毎年微妙に異なるのがこの製品だが、今年は昨年と近く、 ホップの爽やかさがかなり目立つ仕上がりだったように思う。
種別 ビール
CODE:45240DAEE#03
2023年11月10日[2]
No.10346: イスルトクトク 이솔톡톡 ピーチ / 眞露
 いするとくとく ぴーち / じんろ
眞露 イスルトクトク ピーチ 眞露 イスルトクトク ピーチ review
 韓国で人気のR.T.D.ブランドだという イスルトクトク(isul toktok)の2種が、 先日LAWSONで売り出された。サイトで紹介されている時期から、発売日はおそらく10月31日ではないかと推測される。
 2種入手したうち、一昨日既に ゆず を飲んでいるので、今日はもう一方の「ピーチ」を。

 グラスに注いだ液色は、しっかり濁りのある薄黄色。気泡はほとんど見えない。
 香りは、甘く優しい白桃香だが、いかにも香料といった感じ。
 味は甘味が強いのだが、酸味も適度に効いていて、バランスは悪くない。 アルコール感は弱い。 飲み込んだ後には、しっかり甘味と軽い酸味とわずかに苦味も残る。
 アルコール分3%。原材料名:果糖ぶどう糖液糖(国内製造)、もも果汁、醸造アルコール、食塩/炭酸ガス、酸味料、香料。
 販売者:眞露株式会社 東京都港区六本木4-4-8。製造場:三幸食品工業株式会社 広島県東広島市安芸津町三津4215番地3。
 桃味チューハイと聞いて想像するような、典型的なやさしい味わい。 果汁が多かったら、もっと生臭い味になるところ、おそらく少ないがためにバランス良くきれいな味わい。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:45240LSEE#UK
2023年11月11日[1]
No.10347: ワイルドターキー バーボンハイボール / シーティースピリッツジャパン
 わいるどたーきー ばーぼんはいぼーる / しーてぃーs
ワイルドターキー バーボンハイボール ワイルドターキー バーボンハイボール review
 バーボンの一大銘柄・ワイルドターキー(Wild Turkey)のソーダ割り製品「ワイルドターキー バーボンハイボール」。
 発売日は11月7日で、コンビニのファミリーマート先行発売である。

 グラスに注いだ液色は、淡いゴールドだが、缶入りハイボールとしては、濃いめかもしれない。 細かな気泡が少量グラスの中を立ち昇るのが見える。
 香りは、樽の甘いバニラ香と、それを凌駕するような土臭さが強い。いかにもバーボンらしい。
 口当たりはピリッとシャープで、甘くない。香りに感じたバニラっぽい風味、ゴボウのような土臭さを、 レモンのような酸味が包み込む。実際にレモンは使われていないようだから、酸味料だと思うが、 飲みやすくなるように酸が強調されている感じ。 飲み込んだ後には、その酸味と土っぽい風味が残る。
 アルコール分8.5%。原材料名:ウイスキー(ワイルドターキーバーボン・アメリカ製造)/炭酸、酸味料。
 販売者:シーティースピリッツジャパン株式会社 東京都渋谷区神宮前2-26-5。 製造場:三幸食品工業株式会社K 広島県東広島市安芸津町三津4215番地3。
 日頃、国産ブレンデッドウイスキーの柔らかいハイボール缶しか飲んでいないような人には、 かなり飲みにくいものと思われる。アルコール度数も8.5%で、強い。 多少なりともバーボンに親しんでいる人向けの商品。
 ワイルドターキーが好きだという人なら、かなり本格的な味わいに驚くだろう。 缶入りハイボールでここまで再現できていて、なおかつ安い(希望小売価格税込230円)。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:45241FMMTS#04
2023年11月11日[2]
No.10348: NIPPON PREMIUM 青森県産ふじりんご / 合同酒精
 にっぽんぷれみあむ あおもりけんさんふじりんご / ごうどうしゅせい
GODO NIPPON PREMIUM 青森県産ふじりんごのチューハイ GODO NIPPON PREMIUM 青森県産ふじりんごのチューハイ review
GODO NIPPON PREMIUM 青森県産ふじりんごのチューハイ
 合同酒精 NIPPON PREMIUM「青森県産ふじりんごのチューハイ」が新しくなっている。 今年(2023年)4月25日リニューアル発売だったので、もう半年以上経っている。
 中味は 従来品から変わっていないようだが、久々なので味をみる。

 グラスに注いだ液色は、極めて淡いゴールドで、かすかに緑がかった感じ。細かな気泡がグラスの中を断続的に立ち昇る。
 香りは、キュッと酸が強そうなりんご香だが、適度に甘味もありそう。
 味は香りの印象どおり酸が立っており、基本的にスッキリ系。ただ、甘さも弱いわけではなく、 適度なジューシー感がある。
 アルコール分3%。果汁16%。原材料名:りんご果汁(青森県産ふじ)、ウォッカ、果糖ぶどう糖液糖/炭酸ガス、 酸味料、香料。
 缶裏に、次の説明がある。
 美味しいりんごが出来ました。
 りんごの選定作業は、まさに職人技。葉を残すと美味しくなるが、日光が当たらず色が赤くならない。 日本一の生産地「青森」は、熟練の生産者に支えられています。
 GODO社のチューハイは、私の生活圏内ではなかなか見ないのだが、今回は自宅近くのスーパーで、なぜかこれが大量入荷していた。
 この NIPPON PREMIUM は、同社缶チューハイの中でも長く続いているブランドなので、 今後も上手に育てて、ぜひ長く売ってもらいたいものである。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:45241DAEE#200
2023年11月12日[1]
No.10349: 冬物語 <冬季限定> / サッポロ
 ふゆものがたり <とうきげんてい> / さっぽろ
サッポロ 冬物語 2023 サッポロ 冬物語 2023 review
サッポロ 冬物語 2023
 季節限定ビールのパイオニアであるサッポロ「冬物語」。 今年の発売日は、11月7日。

 グラスに注いだ液色は、濃いめの黄金色。 泡はほんのり黄色っぽい色できめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちも悪くない。
 香りは甘く、かつ、穀物っぽいモルトのニュアンスが強い。 土臭くもあり、いかにもサッポロビールという感じ。
 口に含むと、ふんわり柔らかな甘味とボリューム感、そしてしっかり苦味を感じる。 重たすぎることなく、ジューシー感があり、適度なキレもある。 飲み込んだ後には、ほろっとした旨みと苦味が残る。
 アルコール分5.5%。原材料名:麦芽(外国製造又は国内製造(5%未満))、ホップ、米、コーン、スターチ。
 缶裏に次のような記述がある。
 冬にしか、出会えない
 1988年に日本初の冬季限定ビールとして誕生したサッポロ「冬物語」。 発売以来、30年以上にわたって愛され続けてきた冬の定番ビールが今年も登場。 小麦麦芽を一部使用することで、さらに贅沢になったまろやかなコクとキレの良い後味が、 さまざまな冬の味覚を引き立てます。 「冬物語」ならではの味わいを、今年もぜひお楽しみください。
 ここ数年当サイトで書いていることであるが、この冬物語の存在感が、年々薄くなっているような気がする。 発売されても取扱店が多くなく、取り扱っていたとしてもあまり目立つ売り方をされていない (もちろん、大型店に行けば大量陳列されているのかもしれないが)。
 1988年から数えて36年目。途中休止(2009年冬)もあったから大々的に35周年などと宣伝しにくいのかもしれない (このあたりがサッポロさんの誠実すぎるところで、他社なら臆面もなく35周年記念!などと大騒ぎしそう)が、 この長く続いている歴史を誇るべきである。
 ビールの税率が下がっている今こそ、もっと上手に売ってほしい。
種別 ビール
CODE:45242LSEK#05
2023年11月12日[2]
No.10350: TOPVALU 長野県産りんご <数量限定> / 合同酒精
 とっぷばりゅ ながのけんさんりんご <すうりょうげんてい> / ごうどうしゅせい
TOPVALU 長野県産りんご TOPVALU 長野県産りんご review
 イオングループP.B.チューハイ TOPVALUの「長野県産りんご」。 店頭で見かけるようになった時期から推測して、発売は11月7日ではないかと推測される。

 グラスに注いだ液色は、濁りのない濃いめのゴールド。透明タイプのりんご果汁のようである。 細かな気泡が少量グラスの中を立ち昇っている。
 香りは、甘酸っぱいが控えめなりんご香。強く香らないところがむしろリアルである。 甘さよりも酸味の方が強そうな印象。アルコール臭は強くない。
 味は香りの印象通り酸味が立っており、爽やかな飲み口。アルコール感はもちろん弱い。 甘味は控えめで、くどさのないあっさりした味わい。 キリッとした後味で、軽い苦味も残る。
 りんご果汁10%。アルコール分4%。 原材料名:ウォッカ、りんご果汁(国内製造)、果糖ぶどう糖液糖。添加物:炭酸ガス、酸味料、香料、カラメル色素。 販売者:イオントップバリュ株式会社 千葉県千葉市美浜区中瀬1-4。製造場:合同酒精株式会社 千葉県松戸市上本郷字仲原250番地。
 この時期はりんご味チューハイがたくさん出てくるが、どうしても甘味の強いものが多い。 この製品は、缶にも「さわやかな酸味と甘み」と書かれているように、酸味が強調されている。 果汁を10%も使っているのに、すっきりとした仕上がりになっている。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:45242DAEE#UK
2023年11月13日[1]
No.10103: GRAND HOP / サッポロ
 ぐらんど ほっぷ / さっぽろ
サッポロ GRAND HOP サッポロ GRAND HOP review
サッポロ GRAND HOP
 10月31日にセブン&アイグループ限定で発売された サッポロ「GRAND HOP」(グランドホップ)。

 グラスに注いだ液色は、中程度の黄金色。泡は純白できめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちも悪くない。
 香りは、クリームや熟したフルーツのような甘さがあり、奥深く力強い。
 味は香りの印象通り甘味とコクが深い。苦味もしっかり感じられる。軽い渋味もあり、 あまりキレは良くないが、飲み込んだ後には甘苦い余韻が長く続く。
 アルコール分6%。原材料名:麦芽(外国製造又は国内製造(5%未満))、ホップ。
 厳選した麦芽と国産ホップを贅沢に使用し、長期間熟成させることにより、コク深い味わいをお楽しみいただけます。
 サッポロ製品で、ホップがフィーチャーされたビールだと、もっと青臭いホップ香がプンプンするのかと思いきや、 そうではなく、甘く深い香味が特徴の落ち着いた味わい。だからパッケージも爽やかさを連想させる緑や青系ではなく、 円熟味を想起させるえんじ色なのだろう。
種別 ビール
CODE:45243SEST#13
2023年11月13日[2]
No.10352: ノンアルでワインの休日 ポリフェノールリッチ 濃い赤 <限定> / サントリー
 のんあるでわいんのきゅうじつ ぽりふぇのーるりっち こいあか <げんてい> / さんとりー
サントリー ノンアルでワインの休日 濃い赤 サントリー ノンアルでワインの休日 濃い赤 review
 サントリー ノンアルでワインの休日 シリーズの限定品「ポリフェノールリッチ」。 発売日は、10月17日であった。

 グラスに注いだ液色は、非常に深い青紫色。グラスの向こう側が見えないくらいに濃い。 泡は濃いピンク色というか赤紫色で、濃いぶどうジュースのような見た目である。
 香りは落ち着いていて、渋味と酸味が強そう。少し皮革のような香りもあり、マルベック種のワインみたいな感じもするが、 アルコール臭がないために、基本的にはワインとは別物である。
 味は香りの印象のまま、非常に酸っぱく、そして渋い。甘味はほぼない。 ぶどうジュースから甘味だけをスパッと取り去ったかのような味わい。 コクは深く、だから爽快感はない。飲み込んだ後にも、しっかり強い酸味と渋味が残る。
 品名:19%ぶどう果汁入り飲料(炭酸ガス入り)。 原材料名:ぶどう、砂糖、ワインエキス(ノンアルコール)/ 酸味料、炭酸、香料、ブドウ果皮色素、乳酸Ca、酸化防止剤(ビタミンC)。 原料原産地名:チリ製造(ぶどう果汁)。
 濃いので、ワインに近いと言えば近いが、ワインらしいコクかと問われれば、そうではない。 ワイン好きが満足する味とはお世辞にも言えないが、一方で、ワインに親しみのない人からすると、 甘くないし飲みにくい。どちらにも支持されにくい製品ではないかと感じた。
種別 ノンアルコール飲料
CODE:45243DAKO#27
2023年11月14日[1]
No.10353: トリスハイボール缶 辛口ジンジャー <限定> / サントリー
 とりすはいぼーるかん からくちじんじゃー <げんてい> / さんとりー
サントリー トリスハイボール缶 辛口ジンジャー サントリー トリスハイボール缶 辛口ジンジャー review
 トリスハイボール缶の限定「辛口ジンジャー」。発売日は、11月7日。

 グラスに注いだ液色は、ごく淡いゴールド。注いでいる時は炭酸が音を立てているが、 直ぐに静まり、その後は細かな気泡がグラスの中を立ち昇っている。
 香りは、甘くないジンジャーエールのような生姜っぽさが強く、ウイスキーの香りは弱い。
 味も基本的にはジンジャーが強く、非常にサッパリした口当たり。甘さは弱い。 辛口のジンジャーエールほどのピリピリ感はないものの、炭酸の刺激と相まってシャープな味わいではある。 アルコール感はほどほど。軽い酸味があるが、レモンではなくライムなので、少し青臭いような感じがあり、 それが良い具合に味を引き締めている。
 アルコール分6%。ライム浸漬酒使用。原材料名:ウイスキー(国内製造)、ライム浸漬酒、糖類/炭酸、酸味料、香料。
 最近のトリスハイボール缶限定商品ではおなじみとなった「新橋トリスバー監修」の表記がある。 まさにバーで供されるような、配合レシピの妙というか、計算されたバランスの上に成り立っている味わいだと感じた。
 失礼ながらトリスは本格的なウイスキーではなく、あくまでも庶民的な味わいであり、個性は弱いので、 それを潰さずにバランス良く仕上げるのは、想像以上に繊細で難しい仕事なのかもしれない。 改めてそう感じた。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:45244LSEK#07
2023年11月14日[2]
No.10354: 冬の味の金麦 / サントリー
 ふゆのあじのきんむぎ / さんとりー
サントリー 金麦 2023年冬 サントリー 金麦 2023年冬 review
サントリー 金麦 2023年冬
 サントリー金麦「冬の味」。10月製造分から切替のようである。

 グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。 泡は純白でかなりきめ細かく、新ジャンルにしては力強く盛り上がって、泡持ちも悪くない。
 香りは、基本的に甘くファットな印象だが、ホップの爽やかさが少しある。
 味は香りの印象とは若干異なり、ボリューム感はなく、すっきりと澄んでいる。 クリアで軽やかさもあり、甘さとかもたつく感じはない。苦味も強め。 当然キレは良く、後味もすっきり。
 アルコール分5%。原材料名:発泡酒(国内製造)(麦芽、ホップ、糖類)、スピリッツ(小麦)。
 豊かな金麦、冬のお料理と。
 冬の味だからといってコッテリ仕上げるのではなく、ある意味ビシッとシャープな味にしているのは、 金麦らしさを意識しているからだろう。濃い味は 金麦ザ・ラガー に任せるという棲み分けが出来ている。
種別 新ジャンル
CODE:45244DAKO#UK
2023年11月15日[1]
No.10355: 贅沢搾り PREMIUM ふじ林檎 <冬限定> / アサヒ
 ぜいたくしぼり ぷれみあむ ふじりんご <ふゆげんてい> / あさひ
アサヒ 贅沢搾りPREMIUM ふじ林檎 アサヒ 贅沢搾りPREMIUM ふじ林檎 review
 アサヒ贅沢搾りPREMIUM の冬限定「ふじ林檎」。発売日は、11月7日。 昨年もこの時季に出ていたものである。

 グラスに注いだ液色は、かすかに濁りのある薄黄色。 気泡は少なく、炭酸は弱そう。
 香りは、甘味と酸味のバランスの良さそうなりんご香。 あまり強く香らず、ナチュラルな感じである。
 味はかなり甘味が強く、そして酸味もハッキリとしている。 ジューシー感にあふれ、アルコール感は弱いから、ジュースを飲んでいるかのよう。 飲み込んだ後にも、強い甘味と酸味が口に残る。
 アルコール分4%。果汁5%。 原材料名:ウオッカ、りんご果汁、糖類(国内製造)/炭酸、酸味料、香料。
 昨年の製品 と比べ、酸がかなり強くなったように感じたのだが、気のせいだろうか。 原材料が同じで、果汁含有量もアルコール度数も同じ。 だから、中味は同じではないかと思われるのだが、味がシャープになったように感じた。 真相は分からない。いずれにせよ、贅沢搾りらしいフルーティさであることに違いはないが。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:45245DAEE#04
2023年11月15日[2]
No.10356: ベアレン フレッシュホップピルスナー / ベアレン醸造所
 べあれん ふれっしゅほっぷぴるすなー / べあれんじょうぞうしょ
ベアレンビール フレッシュホップピルスナー ベアレンビール フレッシュホップピルスナー review
ベアレンビール フレッシュホップピルスナー
 岩手県のベアレン醸造所による「フレッシュホップピルスナー」。
 私自身が購入したものではなく、当サイトのご協力者 森康哲さん から寄贈され、飲むに至ったものである。
 頂いてから時間が経ってしまい、気づけば賞味期限を過ぎていた。風味が落ちていることを承知で、飲んでみよう。

 グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。やや濁りがあるように見える。 泡はほぼ白色できめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちも良い。
 香りを嗅いだ瞬間、残念だが劣化しているのが分かる。甘い果実のようなホップ香があるものの、 干しぶどうのような劣化臭がする。
 口当たりは基本的にクリアで、軽やかな飲み口ながら、やはり劣化しているため爽やかさには欠ける。 健全ならば透明感のある味わいであることは容易に想像される。苦味は穏やかで、キレがある。
 アルコール分5%。原材料名:麦芽(ドイツ製造)、ホップ(国産)。 製造者:(株)ベアレン醸造所 岩手県盛岡市北山1丁目3番31号。製造所:ベアレン醸造所雫石工場 岩手県岩手郡雫石町沼返19番53。
 旬を楽しむクラフトビール
 とれたての岩手県遠野産のホップ を贅沢に使用した、この時期にしか飲めない「限定ビール」です。 柑橘系の爽やかな香りと、みずみずしく軽やかな口当たりが、心地よく調和します。 遠野市は、半世紀以上にわたりホップ栽培を続けている国内最大級のホップ産地です。 通常、ビール醸造に使われるホップは、輸入品が主で乾燥された状態です。フレッシュな国産ホップが香るビールを、 ぜひお楽しみください。
 フレッシュホップなのに、フレッシュでない状態で飲んでしまい、ビールにも贈ってくださった方にも失礼であった。 本来の実力を正しく評価することは出来なかったが、健全であれば澄みきった味であろうことは想像できた。
種別 ビール
CODE:45245PRST#UK
2023年11月16日[1]
No.10357: 金麦 円熟の深み <限定醸造> / サントリー
 きんむぎ えんじゅくのふかみ <げんていじょうぞう> / さんとりー
サントリー 金麦 円熟の深み サントリー 金麦 円熟の深み review
 サントリー 金麦の限定品「円熟の深み」。発売日は、11月14日。

 グラスに注いだ液色は、しっかり深い黄金色。 泡はほぼ白色できめ細かく、当初はよく盛り上がるが、泡持ちはほどほど。
 香りは、少しハーブっぽい芳しい香りがあるが、新ジャンル特有の雑穀臭のようなものを伴った甘い匂いが強い。
 味は香りの印象通り、もたつく甘さが強く、その周りにまとわりつくような強い苦味と渋味がある。 すべての要素が強いが、ビールらしいコクとは違う。押しが強くて甘苦いだけ。 キレは悪い。飲み込んだ後には、強い苦味と渋味が残る。
 アルコール分6%。原材料名:発泡酒(国内製造)(麦芽、ホップ、糖類)、スピリッツ(小麦)。
 商品名を聞いたときから容易に想像できるような味わい。無理にコクを出そうとして、 ビールらしいコクにはなっておらず、ただくどいだけの味になっている。
 こういうタイプの新ジャンルが時々出される背景には、 麦芽が少なくあっさりした新ジャンルだけだと飽きてしまい、時には重たいものも欲しいというニーズが確実に存在するからだろう。
 そもそも麦芽使用量に制約がある中で、飲みごたえを出そうとすること自体に無理があるのだから、 こういった悪あがきは感心しないというのが当サイトのスタンスなのだが、世間の評価は必ずしもそうではないようである。 新ジャンル自体が、発泡酒のコク不足を補うためにスピリッツ等を添加するという無茶をしているのだから、 それを無理に押し進めたところで、ビールに近づくわけはないのだけれど。
種別 新ジャンル
CODE:45246DAKO#02
2023年11月16日[2]
No.10358: 全農 新潟県産 ルレクチエサワー / 全国農協食品(国分グループ本社共同開発)
 ぜんのう にいがたけんさん るれくちえさわー / ぜんこくのうきょうしょくひん
全農 新潟県産 ルレクチエサワー 全農 新潟県産 ルレクチエサワー review
全農 新潟県産 ルレクチエサワー
 全農「新潟県産 ルレクチエサワー」。セブンイレブンで偶然みつけたものだが、 発売日は11月7日だったようである。

 グラスに注いだ液色は、しっかりと白濁。注いだ直後は、白い泡が立っている。
 香りは、深いコクのありそうな梨だが、あまり強くは香らない。甘味もそれほど強そうではない。 そこが非常にナチュラルである。
 味は香りの印象からは一変。とても甘味が強く、深い味わい。 しかし、べたつく感じはなく、上品。さらっとしているのに、コクがある。 飲み込んだ後には、甘ったるさは残らず、軽い苦味が残る。
 果汁10%。アルコール分4%。 原材料名:西洋なし果汁(ルレクチエ(新潟県産))、ウォッカ、果糖ぶどう糖液糖(国内製造)/炭酸、酸味料。
 販売者:全国農協食品株式会社 東京都渋谷区千駄ヶ谷5-32-10。 製造所:アシードブリュー株式会社 宇都宮飲料工場 栃木県下野市下石橋561。 この商品は、全農グループと国分グループ本社株式会社が共同開発した商品です。

 豊かな甘みと芳醇な香りが特徴。国内生産量は新潟県が一位を誇り、その生産の難しさから「幻の洋梨」と呼ばれています。
 普通に買えば非常に高価なルレクチエだが、おそらく販売に適さない見た目の悪い果実を用いているのだろう。 だから、ある意味とてもお得な商品である。
 香料を使っていないため、香りは弱いのだが、味わいはとても深い。全農ブランドで出しているだけあって、 誠実で質の高い製品だと言える。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:45246SEST#09
2022年11月17日[1]
No.10359: 本搾りチューハイ 冬柑 <期間限定> / キリン
 ほんしぼりちゅーはい ふゆかん <きかんげんてい> / きりん
キリン 本搾りチューハイ 冬柑 キリン 本搾りチューハイ 冬柑 review
キリン 本搾りチューハイ 冬柑
 キリン本搾りチューハイの期間限定「冬柑」。 毎年この時期に出ているものである。今年の発売日は11月14日。

 グラスに注いだ液色は、濁りのある薄黄色。 気泡は少なめで、炭酸は強くはなさそう。
 香りは、グリーンな感じの柑橘香。ジューシー感があるが、苦味が強そうである。
 味は香りの印象通りシャープで、酸味と苦味が強く、本搾りらしく甘味はない。 キレが良く、飲み込んだ後にも、強い酸味と苦味が残る。
 果汁11%。アルコール分5%。香料・酸味料・糖類無添加。 原材料名:グレープフルーツ(イスラエル、南アフリカ、その他)、ゆず、レモン、すだち、かぼす、ウオッカ/炭酸。
 冬の食卓にぴったりなゆず香るすっきりした味わい。グレープフルーツをベースに、ゆず、レモン、すだち、かぼすの 5種の柑橘をブレンド。
 中味は 昨年から変わっていないようである。 これからの季節に、ぽん酢を使う鍋物にはぴったりのチューハイだ。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:45247DAEE#03
2023年11月17日[2]
No.10360: 麦職人 / オリオン
 むぎしょくにん / おりおん
オリオン 麦職人 オリオン 麦職人 review
 オリオン「麦職人」が新しくなった。発売日は、11月7日。

 グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。泡はほぼ白色でやや粗いが、当初よく盛り上がって、 泡持ちも悪くない。
 香りは従来品と同様、少し甘い匂いがあるのだが、ホップの芳しさもある。
 味は甘みがほぼなく、クリア。苦味は適度。キレも良い。 飲み込んだ後には、若干の臭みが残るが、ほぼ気にならない程度。
 アルコール分5.5%。原材料名:発泡酒(国内製造)(麦芽、ホップ、大麦、米、コーン、スターチ、糖類)、 スピリッツ(大麦)。

 豊潤な麦のうまみと、確かな飲みごたえ。いつもの食事をさらに満足させてくれる。 麦職人で毎日の食卓をより楽しく。
 なんと今回のリニューアルで、スピリッツ(大麦)を混ぜるようになり、 カテゴリーが 従来の発泡酒 から新ジャンルに変更となった。 でも、缶には「発泡酒A」と書いてあるではないか、との指摘があるかもしれないが、 従来「リキュール(発泡性)A」(=発泡酒にスピリッツ等を添加した、いわゆる第4のビール)や 「その他の醸造酒(発泡性)A」(=原料に麦芽を用いていない、いわゆる第3のビール) と表記されていた新ジャンルが、本年10月から「発泡酒A」となったのだ。
 非常にわかりにくいが、以前の麦職人は発泡酒(麦芽使用率が低いだけで、基本的にビールと同じつくり) であったのに、今回スピリッツを添加するようになり、従来型の表記であれば「リキュール(発泡性)A」となるところ、 ルール変更で「発泡酒A」という表記となったわけだ。
種別 新ジャンル
CODE:45247WAKIUM#RN2108

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