ビール・発泡酒・チューハイの部屋

No.10381−10400


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2023年11月29日[1]
No.10381: 麒麟百年 和柑橘サワー <限定> / キリン
 きりんひゃくねん わかんきつさわー <げんてい> / きりん
麒麟百年 和柑橘サワー 麒麟百年 和柑橘サワー review
 キリンのチューハイブランド 麒麟百年 シリーズに、初の限定品「和柑橘サワー」が登場。 発売日は、11月28日。

 グラスに注いだ液色は、やや濁りのある薄オレンジ色。 当初、液上に白い泡が立ったが、程なくして消滅。その後は、グラスの中を細かな気泡が立ち昇っている。
 香りは、とても青臭い柑橘香で、間違いなくゆずが含まれていることがわかる。
 味はほぼ甘くなく、すっきりとした口当たり。酸味と苦味が強く、香りの印象通り青臭い味だが、 ゆず以外に配合されている果汁を当てるのはむずかしい。 飲み込んだ後にも、非常に強い酸味と苦味が口に残り、ヒリヒリとした感じがする。
 アルコール分5%。果汁0.7%。ゆず(主に国産)、すだち(国産)、かぼす(国産)使用。 原材料名:ゆず、すだち、かぼす、発酵レモン果汁、スピリッツ(国内製造)、ジン、 糖類/炭酸、酸味料、香料、乳化剤。
 キリンビールの百年を超える醸造技術(酵母発酵)と感性が織りなす、 爽やかな香りと芳醇なうまみ、なめらかな口当たりの和柑橘サワー。
 甘さが極めて弱いので、同社の本搾りチューハイに味は近いと言えるが、こちらは糖類を使っているし、 その他酸味料や香料なども使っている。決してナチュラルな製品ではないのだが、味はかなりナチュラルな感じに仕上がっている。
 用いられている果実のゆず、すだち、かぼすは、見た目も似ていれば風味も似ている。 生産者の皆さんに怒られてしまうかもしれないが、搾った果汁の味からこの3種を判別することは至難の業だろう。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:45259DAEE#01
2023年11月29日[2]
No.10382: REPUBREW 69 IPA / REPUBREW
 りぱぶりゅー 69 あい・ぴー・えー / りぱぶりゅー
REPUBREW 69 IPA REPUBREW 69 IPA review
REPUBREW 69 IPA
 静岡県沼津の RePuBrew(リパブリュー)というブルワリーの「69 IPA」という製品。
 REPUBRIC+PUB+BREW=REPUBREW という社名の由来のようなものが缶に書かれている。 また、大きく「静岡」の文字もあり、静岡県のビールであることを主張している。

 グラスに注いだ液色は、濁りのある淡い黄金色。 泡は白色できめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちも非常に良い。
 香りは、ハーブっぽい青臭さとオレンジのような甘さが入り交じったホップ香が鮮烈に感じられる。
 味は香りの印象通り甘味が豊かで、一瞬柔らかいのかと感じるが、すぐに強烈な苦味がくる。 ボリューム感はほどほど。 ミントのような爽やかで青臭い香味が広がる。適度なキレがあり、飲み込んだ後にもハーブっぽい余韻が長く続く。
 アルコール分7.0%。原材料名:麦芽(外国製造)、ホップ、糖類。 販売者:RePuBrew合同会社 静岡県沼津市大手町2-1-1 ボルト沼津B1。
 69IPA
 THERE IS LITTLE TO THE LIMIT,AND IT FLOWS SMOOTHLY EVEN THOUGH IT IS BITTER. AS THE NAME SUGGESTS,IBU IS 69. WE AIMED FOR A STRONG HOP IMPACT,CLEAR TASTE,VERY DRY AND DRINKABLE. THE COMPLEX CITRUS SCENT IS REMINISCENT OF TANGERINE AND PINK GRAPEFRUIT.
 上記(英文)説明にあるが、商品名の69とはIBUを示している。 IBU(International Bitterness Unit)とは国際苦味単位のことで、0〜100の間の数値をとる。 69というのは、かなり苦味が強いことがわかる。 もちろんIPA(India Pale Ale)はホップを効かせて苦味の強いものが多いので、驚くには値しないが、 このIBUを知っておくことで、自分の嗜好に合ったものかどうか、判断の一つにすることができる。
 このビールは、ホップの強いインパクトと共に、澄んだ味、キレの良さなどを追求したものだといい、 タンジェリンやピンクグレープフルーツに似た複雑な柑橘香を持っているとの説明であるが、 実際に飲んで、まさにそういった味わいや香りであることが実感できた。
種別 ビール
CODE:45259AELQKW#UK
2023年11月30日[1]
No.10383: 本麒麟 味わい濃厚冬仕立て <冬季限定> / キリン
 ほんきりん あじわいのうこうふゆじたて <とうきげんてい> / きりん
キリン 本麒麟 味わい濃厚冬仕立て キリン 本麒麟 味わい濃厚冬仕立て review
 キリンの新ジャンル 本麒麟 の限定派生商品「味わい濃厚冬仕立て」。 発売日は、11月28日。

 グラスに注いだ液色は、しっかり深い黄金色。とても新ジャンルとは思えない。 泡は白色で概ねきめ細かく、当初はよく盛り上がるが、泡持ちはほどほど。
 香りは、甘いニュアンスを伴った爽やかなホップ香が特徴的。
 口に入れた瞬間、甘いのかと思うのだが、すぐに力強い苦味が襲ってきて、全体を引き締める。 ビールらしいコクとはもちろん違うけれど、しっかりとボリューム感がある。 飲み込んだ後にも、非常に強い苦味が残り、かすかに甘い味も残る。
 アルコール分6%。 原材料名:発泡酒(国内製造)(麦芽、ホップ、大麦、コーン、糖類)、大麦スピリッツ。
 醸造家がこの冬にとっておきのうまさをお届けしたいという一心で造った、心まで満たされる今だけの本麒麟をお楽しみください。
 最初、香りが爽やかだと感じたのだが、時間が経つと接着剤のような匂いが出てくる。 その欠点を除けば、新ジャンル特有の臭みを極力抑えつつ飲みごたえを実現した新ジャンルだと言える。
種別 新ジャンル
CODE:45260DAEE#02
2023年11月30日[2]
No.10384: HOPPIN' FRIENDS RCスタウト / ヘリオス酒造 沢内醸造所
 ほっぴんふれんず RCすたうと / へりおすしゅぞう さわうちじょうぞうしょ
サッポロ ホッピンフレンズ RCスタウト サッポロ ホッピンフレンズ RCスタウト review
サッポロ ホッピンフレンズ RCスタウト
 サッポロビールがオンライン限定で展開している HOPPIN' GARAGE(ホッピンガレージ)において、 全国有数のブルワリーとの協業で新たな製品を送り出すプロジェクト「ホッピンフレンズ」が、2023年2月からスタートした。
 今日飲む「RCスタウト」は、同プロジェクト第1弾として出されたうちの1本で、 岩手県のヘリオス酒造 沢内醸造所 が担当したものである。ビアスタイルは、インペリアルスタウト。
 このようなオンライン限定商品まで手が回らないので、私は基本的に購入しないのだが、 当サイトのご協力者 森康哲さん から寄贈頂き、飲むに至ったもの。

 グラスに注いだ液色は、まさに漆黒で、グラスの向こう側がまったく見えない。 泡はミルクチョコレート色で非常にきめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちも非常に良い。
 香りは、深いロースト香を伴ってどっしりと落ち着きがあり、 やや甘さのあるビターチョコのようである。
 味はしっかり苦味があり、圧倒的なボリューム感を持って押してくる。 甘味も豊かで、酸味もあるのだが、それらを苦味がしっかり抑え込む。 飲み込んだ後にも、強い苦味とチョコのような甘味の余韻が長く続く。
 アルコール分9%。原材料名:麦芽(ドイツ製造(大麦麦芽、小麦麦芽))、ホップ。 加工者:ヘリオス酒造株式会社 沢内醸造所 岩手県和賀郡西和賀町沢内字貝沢3-647-1。

 「バベる!自力でビルを建てる男」の著者で、東京・三田で「蟻鱒鳶ル」をつくる建築家・岡啓輔さんとのコラボビール。 インペリアルスタウトも岡さんの強くて長持ちなRC(鉄筋コンクリート)造建築のように、 長期熟成の強いビール!

 19世紀イギリス発祥のローストした麦芽を上面発酵で醸した濃色ビール。 高めのアルコール度数と濃厚な味と香りが特徴。仕事やアレコレのひとくぎりに飲みたい、 グッと濃いめなImperial(皇帝)の黒ビールです。
 これぞ正統派のスタウトと言える深い味わい。ゴクゴク飲み干すようなものではなく、 じっくり時間を掛けて、温度変化も楽しみながら堪能すべきビールである。 食事には合わせづらいので、ビーフジャーキーでもかじりながらチビチビやるか、 スモークソーセージをつまみにするか。あるいは、フォンダンショコラとともに、なんていいかもしれない。
種別 ビール
CODE:45260PRST#UK
2023年12月1日[1]
No.10385: -196℃ 瞬間凍結 無糖ゆず <冬限定> / サントリー
 まいなす196ど しゅんかんとうけつ むとうゆず <ふゆげんてい> / さんとりー
サントリー -196℃ 瞬間凍結 無糖ゆず サントリー -196℃ 瞬間凍結 無糖ゆず review
 サントリー -196℃ 瞬間凍結シリーズの冬限定「無糖ゆず」が登場。 発売日は11月28日。

 グラスに注いだ液色は、ほぼ無色透明だが、かすかに濁っているように見える。 細かな気泡が多量グラスの中を断続的に立ち昇っている。
 香りは、青臭く引き締まった柚子。適度にジューシー感がある。 アルコール臭はあまり強くない。
 味は香りの印象とはかなり異なり、まったく甘くない。 ジューシーさはなく、酸味と苦味の強い非常にシャープな味。 柚子らしい青臭さはあり、アルコール感もしっかり。 飲み込んだ後にも、強い酸味と苦味が残る。
 アルコール分6%。ゆず浸漬酒使用。 原材料名:ゆず、ウオツカ(国内製造)、スピリッツ/酸味料、炭酸、香料。
 サントリーさんがこういったまったく甘くないものを出すなんて、隔世の感がある。 昔はこういったタイプは宝酒造さんの独壇場だったのだが、時代が追いついてきた感じだ。
 もちろん現在でもしっかり甘かったり、果汁感あふれるシリーズのチューハイも健在なので、 各社とも商品の幅が広がっていると言える。若い人を中心にビール離れが進んでいることも、 多様なR.T.D.が受ける原因の一つと考えられる。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:45261SEST#03
2023年12月1日[2]
No.10386: ブランデー梅酒ソーダ / セコマ
 ぶらんでーうめしゅそーだ / せこま
セコマ ブランデー梅酒ソーダ セコマ ブランデー梅酒ソーダ review
 北海道のコンビニ セイコーマート で売られているP.B.商品のアルコール飲料は数々あり、 当サイトでもこれまでいくつかR.T.D.を取り上げてきた。
 本州でも時々各地のスーパーや百貨店で北海道物産展等が行われるときには、 同店の商品も店頭に並んだりするので、そういった機会に購入できる。
 今日飲むこの「ブランデー梅酒ソーダ」も、そうして入手したものだ。

 グラスに注いだ液色は、濃い麦わら色とごく淡いゴールドの中間。 注いでいる時、液上状に少し白い泡が立ち、その後は細かな気泡が少量グラスの中を立ち昇っている。
 香りは、しっかりコクのありそうな梅酒。甘酸っぱそうである。
 味は香りの印象ほどインパクトが強くなく、サラッとした舌触り。梅のキュンとした酸味は感じられるが、 甘さは控えめで、べたつく感じはない。 どれがブランデーの風味なのか、残念ながら飲んでもわからない。 飲み込んだ後には、梅特有の強めの酸味と軽い甘みが残る。
 アルコール分5%。十勝ワイン製造ブランデー梅酒使用。 原材料名:ブランデー梅酒、スピリッツ(国内製造)、糖類/炭酸、酸味料、香料、着色料(カラメル色素)。 販売者:株式会社セコマ 札幌市中央区南9条西5丁目パーク9・5ビル。 製造場:日本アスパラガス株式会社 北海道千歳市北信濃864番地6。
 本製品のアルコール分のうち8.7%が、北海道池田町にある「十勝ワイン」製造のブランデー梅酒です。 ブランデー梅酒に使用している梅は、100%北海道産青梅です。
 もっとしっかりブランデーの味がするのかと思っていたが、ほとんど気づかなかった。 しかし、味わいに尖りがなく、品が良いのはブランデー仕込みゆえか。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:45261HONC#UK
2023年12月2日
No.10387: ビアサプライズ コクの神髄 <ファミリーマート限定> / サッポロ
 びあさぷらいず こくのじんずい <ふぁみりーまーとげんてい> / さっぽろ
サッポロ ビアサプライズ コクの神髄 サッポロ ビアサプライズ コクの神髄 review
サッポロ ビアサプライズ コクの神髄
 ファミリーマート限定商品のサッポロ ビアサプライズ「コクの神髄」。 発売日は、11月28日。

 グラスに注いだ液色は、透明感のある琥珀色。 泡はほんのりベージュ色できめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちも良い。
 香りは、井草のような青臭いハーブ香に、わずかに甘いフルーツと、軽いロースト香。 あまり溶け合わないような異質な香りが同居している。 おそらくホップと焙煎麦芽が主張し合った結果と思われる。
 味はまず苦味が強く、その後に焦げ感が広がる。麦芽の存在感が強く、その意味ではサッポロビールらしいが、 醤油のような、中域の一部の酸が強く、飲み込んだ後にはまとわりつく渋味もあって、あまり落ち着きがない。 パワフルに各要素がぶつかっている。
 アルコール分6%。原材料名:麦芽(外国製造又は国内製造(5%未満))、ホップ。

 濃密ブレンド製法とは
 サッポロビール史上初!
 焙煎方法の異なる4種の麦芽を麦芽総量で通常のビールの1.5倍使用しました。 さらに世界でも希少なフレーバーホップと厳選したビターホップをブレンドし、 深いコクと贅沢な味わいを引き出す製法です。
 このシリーズは、当サイトで把握している限り、これまで毎回「至福の○○」という名前であった。 それが今回は初めて「至福」の文字がない。これからどんどんパターンが変わっていくのだろうか。
種別 ビール
CODE:45262FMMTS#04
2023年12月3日
No.10388: TOPVALU 富良野生ビール / サッポロ
 とっぷう゛ぁりゅ ふらのなまびーる / さっぽろ
TOPVALU 富良野生ビール TOPVALU 富良野生ビール review
 イオングループP.B.の「TOPVALU 富良野生ビール」。発売日は、11月28日。 缶に限定等の文字はないが、ニュースリリースによれば数量限定品のようである。
 以前の商品は、同じイオンのP.B.でも TOPVALU BESTPRICE(トップバリュ・ベストプライス) の一商品として出されていたのだが、今回は BESTPRICE の付かないただの TOPVALU ブランドとなっている。

 グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。泡は純白できめ細かく、 力強く盛り上がって、泡持ちも良い。
 香りは落ち着いたモルト香が主体で、華やかさはあまり感じない。 浮ついた感じがなく、ずっしり重たい味わいが想像される。
 口当たりはすっきりと澄んでいるのだが、苦味がガシッと強く、続いてふんわりとした甘味も少し感じられる。 ボディはスリム。キレがあり、飲み込んだ後には、適度な苦味が残る。
 アルコール分5%。原材料名:麦芽(外国製造又は国内製造(5%未満))、ホップ。 販売者:イオントップバリュ株式会社 千葉県千葉市美浜区中瀬1-4。 製造場:サッポロビール株式会社 東京都渋谷区恵比寿4-20-1。
 ニュースリリースには、次のような説明がある。
 フルーティで上品な香りが特長の希少な富良野産ホップ「リトルスター」に、今年は新たに、 みずみずしく爽やかな香りが特長の富良野産ホップ「ゴールデンスター」を加え、 ホップ2種合計50%以上を富良野産としています。
 ずいぶんホップが強調されているけれど、そんなにホップ香が強い感じはなかった。
 販売価格は350ml入レギュラー缶で税込206円。安いが、メーカーのナショナルブランドスタンダードクラス商品(例えばサッポロ黒ラベル) と大きく違うわけでもない。そもそも昨年の販売価格が税込165円という破格だったから、だいぶ高くなった。
 イオングループでは、今年のボージョレ・ヌーヴォーの売り方を見ても、アルコール飲料はもうそんなに安売りしない方針のようにも見える。 あらゆるものの原材料費が上がっている状況下では、それでいいと思う。
 生活必需品の低価格を維持するために、取れるところから取るという方針は肯定されるべき。 当サイトで私がずっと主張しているように、お酒は必需品とは違う嗜好品なのだから、 しっかり利益を取っていいと思う。
 いや、庶民は厳しいやりくりをしているのだから、ささやかな楽しみであるお酒の値段を高くしないで欲しいという声があることは承知しているが、 私に言わせれば、そもそもお酒を買うことのできる家庭は恵まれているのである。
 イオンさんの低価格戦略が肯定されるとするなら、嗜好品など買う余裕のない家庭のために、生活必需品の価格を下げることであり、 その代わりにアルコール類の価格は上げるべきである。当サイトを訪問し、購入の参考として下さるような皆さんには、 ぜひしっかりお金を払って欲しい。
種別 ビール
CODE:45263DAEE#05
2023年12月4日
No.10389: 檸檬堂 特別仕込み <数量限定> / コカ・コーラ
 れもんどう とくべつじこみ <すうりょうげんてい> / こか・こーら
コカ・コーラ 檸檬堂 特別仕込み コカ・コーラ 檸檬堂 特別仕込み review
コカ・コーラ 檸檬堂 特別仕込み
 コカ・コーラ 檸檬堂 の数量限定「特別仕込み」。発売日は、11月27日。

 グラスに注いだ液色は、しっかり濁りのある薄黄色。 液中に非常に細かな繊維質のようなものが見え、細かな気泡が立ち昇っているのが見える。
 香りは、通年品檸檬堂と基本線は同じでありながら、レモン感は少し抑制的で、 甘さやコクを感じさせる。焼酎の香りだろうか。
 味はレモンの酸がシャープ。すっきりとした口当たりだが、香りの印象通り、甘いコクがある。 やはりこれは麦焼酎の個性である。だから、しっかりお酒を飲んでいる実感がある。 飲み込んだ後には、レモンの鋭い酸味が焼酎の香味とともに口に残る。
 アルコール分5%。果汁10%。 原材料名:レモン(輸入)、スピリッツ、麦焼酎、食塩、果糖ぶどう糖液糖/炭酸、香料、酸味料、酸化防止剤(ビタミンC)。

 麦焼酎のまろやかな味わいとレモンの爽やかさが心地よい、今しか飲めない特別なレモンサワーです。
 昨年、びん入りの「特別仕込み」が販売されていたが、 今年はそれを缶で出したのか。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:45264DAKO#07
2023年12月5日[1]
No.10390: ザ・プレミアム・モルツ マスターズドリーム 深みの贅沢 <限定醸造> / サントリー
 ざ・ぷれみあむ・もるつ ますたーずどりーむ ふかみのぜいたく <げんていじょうぞう> / さんとりー
サントリー ザ・プレミアム・モルツ マスターズドリーム 深みの贅沢 サントリー ザ・プレミアム・モルツ マスターズドリーム 深みの贅沢 review
 サントリー ザ・プレミアム・モルツ マスターズドリーム の限定派生商品「深みの贅沢」。
 セブン&アイグループ限定で、発売日は11月28日。

 グラスに注いだ液色は、やや濃いめの黄金色。 泡はほんのりベージュ色で非常にきめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちも良い。
 香りは、甘くふくよか。通常のプレモルと同系統のホップ香だが、かなり甘味がありそうで、 酸味の存在も想起させる。パワフルと言うよりは、やさしくて奥深い。
 味は香りに感じたホップの香味が広がり、甘く清々しい。 香りの印象では、エールかなとも思える甘さを感じたのだが、口に含んでみると若干スリムで、 何より苦味がしっかりと感じられる。このあたりが、マスターズドリームならでは。 飲み込んだ後にも、ふんわり甘味とともに、ガシッと強い苦味も残る。
 アルコール分5%。原材料名:麦芽(外国製造、国内製造)、ホップ。
 「贅沢で濃密。」な味わいをお愉しみください。
 無濾過なので色合いが濃いのだが、特に意識をせずにグラスに注いでしまうと、 にごり成分が缶底に残ってしまうおそれがあるので、軽く缶をくるくるっと回してから注いだほうが良いかもしれない。
 ビールの税率が下り、少し手を出しやすくなったので、こうしたプレミアム製品にも注目が集まって欲しい。
種別 ビール
CODE:45265SEST#07
2023年12月5日[2]
No.10391: TOPVALU ティーカクテル フルーツ紅茶 / イオントップバリュ(製造:ニッセー)
 とっぷばりゅ てぃーかくてる ふるーつこうちゃ / いおんとっぷばりゅ
TOPVALU ティーカクテル フルーツ紅茶 TOPVALU ティーカクテル フルーツ紅茶 review
 イオングループのスーパーにて購入したボトル缶入り TOPVALU ティーカクテル。 発見した時期から、発売日は11月21日ではないかと推測される。
 無糖紅茶レモン と フルーツ紅茶 の2種入手したのだが、先日既に 無糖紅茶 レモン をレビュー。 今日はもう一方の「フルーツ紅茶」を飲みたい。

 グラスに注いだ液色は、やや濁りのある薄オレンジ色。 果汁が混じって濁っているのであろう。
 香りは、マスカットや桃のような甘さが強い。パインのようなトロピカルな匂いも感じるが、 パインは使われていないようだ。
 味はほんのり甘酸っぱい。オレンジの酸だろうか。香りに感じたマスカットのような柔らかな甘さがあるが、 紅茶の渋味がしっかりと効いているため、引き締め役になっている。 飲み込んだ後にも、ふんわり甘酸っぱさと、しっかり渋味が口に残る。
 アルコール分3%。マスカット・もも・オレンジ。りんご果汁使用。 原材料名:マスカット果汁、もも果汁、オレンジ果汁、りんご果汁、ウオッカ、紅茶、果糖ぶどう糖液糖(国内製造)。 添加物:香料、酸味料、酸化防止剤(ビタミンC)。 販売者:イオントップバリュ株式会社 千葉県千葉市美浜区中瀬1-4。 製造場:株式会社ニッセー 静岡県焼津市利右衛門1-1。
 先日飲んだ 無糖紅茶レモン が、まったく甘くなかったのに対し、 こちらフルーツ紅茶は甘味があり、キャラクターはだいぶ異なる。 ペアとして面白いと言えるだろう。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:45265DAKO#UK
2023年12月6日[1]
No.10392: 男梅サワー 和の旨み <限定> / サッポロ
 おとこうめさわー わのうまみ <げんてい> / さっぽろ
サッポロ 男梅サワー 和の旨み サッポロ 男梅サワー 和の旨み review
 サッポロビールとノーベル製菓のコラボによる 男梅サワー の限定「男梅サワー 和の旨み」。 発売日は、11月21日。

 グラスに注いだ液色は、通年品の男梅サワーと同様、やや透過性のある暗赤色。 気泡は少なく、炭酸は強くなさそう。
 香りも、通常の男梅サワーと同じく梅しそのような香りだが、尖りがなく、あまり強い酸を想起させない。 まろやかそうな印象である。
 味は香りの印象通り、男梅サワーにしては酸が柔らかい。 酒粕が用いられているとのことで、それがまろやかさを生んでいるようだ。 甘さ控えめな点は通常品と同じではあるが、優しい甘さがある。 刺激が弱いので、スイスイ飲めるキャラクターである。酒粕の味は、ほとんどしないが、 飲み込んだ後に舌奥から喉付近に残る粉っぽい味わいに、甘酒っぽいものを感じる。
 梅果汁5%。アルコール分5%。 原材料名:梅果汁、酒粕、スピリッツ(国内製造)、梅干浸漬酒、糖類 /炭酸、酸味料、香料、果実色素、調味料(アミノ酸)、カラメル色素、酸化防止剤(ビタミンC)。
 いずれも日本の食材である梅干しと日本酒に着想を得た製品とのことだが、 想像以上に相性が良く、両者が引き立て合っているように感じた。
 私個人的には男梅サワーを常飲する習慣はないが、これは非常に飲みやすく、 梅干しのおにぎりを食べながら飲んでみたいなと思った。きっと海苔の風味も引き立ててくれるだろうし、 塩味との相性が良いのは間違いないだろう。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:45266DAEE#15
2023年12月6日[2]
No.10393: 檸檬堂 すっきりレモン / コカ・コーラ
 れもんどう すっきりれもん / こか・こーら
コカ・コーラ 檸檬堂 すっきりレモン コカ・コーラ 檸檬堂 すっきりレモン review
 コカ・コーラ 檸檬堂の「すっきりレモン」が新しくなっている。 但し、パッケージデザインのみの変更であり、中身は従来通りのようである。
 正確な切り替え時期についての情報がみつからないのだが、 同社のニュースリリースでは、10月の 鬼レモン リニューアルに合わせて、 こちらもパッケージがリニューアルすると告知されていた。

 味については、既掲載記事 を参照されたい。
 アルコール分5%。果汁7%。原材料名:レモン(輸入)、レモンピールエキス、スピリッツ、食塩、果糖ぶどう糖液糖 /炭酸、香料、酸味料、酸化防止剤(ビタミンC)。 製造者:コカ・コーラボトラーズジャパン(株) 東京都港区赤坂9-7-1。
 従来品と比べ、黄色部分が少なくなり、銀色ベースのデザインで、一層シャープな印象となった。
 気づけば檸檬堂のラインナップから 無糖レモン が消えていた。 その無糖レモンのデザインを、このすっきりレモンが受け継いだようだ。
 私は個人的に無糖レモンが好きだったので、よく買っていたのだが、 檸檬堂ファンの多くは、甘くないことよりもレモンのジューシーさを気に入っていたということか。 もちろん、このすっきりレモンも名前の通りそんなに甘くはないので、 この程度がちょうどいいということなのだろう。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:45266LSEK#RN10
2023年12月7日
No.10394: ほろよい クリームソーダサワー メロン <限定> / サントリー
 ほろよい くりーむそーださわー めろん <げんてい> / さんとりー
サントリー ほろよい クリームソーダサワー メロン サントリー ほろよい クリームソーダサワー メロン review
 サントリー ほろよいの限定品2種が出た。しかも2種とも「クリームソーダサワー」である。発売日は、12月5日。
 2種のうち、今日はクリームソーダサワー「メロン」を飲みたい。

 グラスに注いだ液色は、鮮やかな緑色。かき氷のシロップみたいに、人工的で毒々しい色。
 香りは、見た目の印象通りに非常に甘味が強い。昔ながらのクリームソーダそのまま。 ナチュラルなメロンとはまったく違う。
 味も見た目の印象通り。かき氷のシロップを溶かしたみたいに甘味が強い。 炭酸の刺激が若干引き締めてくれているので、思ったほどくどくはない。 アルコール感はほとんどなく、後味がまさにクリームソーダ。
 無果汁。アルコール分3%。原材料名:スピリッツ、糖類(国内製造)/炭酸、酸味料、香料、 黄色4号、青色1号。
 甘いメロンソーダに濃厚なクリームの風味がとけあった味わいです。
 前回発売は、昨年4月 だったので、1年半以上経過している。 前回は原材料にはちみつが用いられていたが、今回のものにはない。しかし、それで味がすっきりしたかというとそんなこともなく、 ほぼ味は同じように感じた。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:45267DAKO#02
2023年12月8日[1]
No.10395: ほろよい クリームソーダサワー いちご <限定> / サントリー
 ほろよい くりーむそーださわー いちご <げんてい> / さんとりー
サントリー ほろよい クリームソーダサワー いちご サントリー ほろよい クリームソーダサワー いちご review
 サントリー ほろよいの限定品2種が出た。しかも2種とも「クリームソーダサワー」である。発売日は、12月5日。
 2種のうち、昨日既に メロン を飲んでいるので、今日はもう一方の「いちご」を。

 グラスに注いだ液色は、透明感のある鮮やかなピンク色。 昨日のメロンと同様、かき氷のシロップ(いちご味)のように、人工的で毒々しい色。
 香りは、非常に甘いいちごミルク。いちご味のかき氷よりももっと濃厚な感じ。 濃いけれどもフルーティな感じではなく、あくまでも人工的。
 味も非常に甘い。かき氷のシロップを溶かしただけでなく、さらに練乳が混じっているようなイメージ。 但し、濃度設定がそれほど濃くはないので、サラッとした飲み口ではあり、軽い苦味も伴う。 アルコール感はほとんどない。
 果汁0.1%。アルコール分3%。原材料名:いちご、スピリッツ、糖類(国内製造)/炭酸、酸味料、香料、野菜色素。
 甘酸っぱいいちごソーダにふんわりクリーム風味を加えた味わいです。
 当サイトで把握している限り、この製品は初登場である。 昨日飲んだ メロン味 のクリームソーダサワーは、2020年からその存在を確認しているが、いちご味は今年が初めて。
 昨今の純喫茶ブームで、クリームソーダは写真映えがするということで若者を中心に人気商品となった。 クリームソーダといえば、元々メロンソーダにアイスクリームを乗せたものだけだったが、 見た目がかわいいということで、最近では様々な色彩のクリームソーダが作られている。 その中で、赤色のいちご味は、メロンと並ぶいわば双璧と言える存在であるし、 何より赤と緑という取り合わせは、クリスマスシーズンにぴったりである。
 2本セットで買ってもらおうというサントリーさんのしたたかな戦略が見て取れる。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:45268DAKO#03
2023年12月8日[2]
No.10396: 三越創業350周年記念 浮世絵デザイン PILSNER / 北海道麦酒醸造
 みつこしそうぎょう350しゅうねんきねん うきよえでざいん ぴるすなー / ほっかいどうびーるじょうぞう
三越創業350周年 浮世絵デザイン ピルスナー 三越創業350周年 浮世絵デザイン ピルスナー review
 日本における百貨店の草分けとして、1673年に創業した 三越 が350周年を迎えるということで、 今年(2023年)「大創業祭」が行われていた。その記念商品の一つとして、 春頃から売り出されていた「三越創業350周年 浮世絵デザインビール」。
 身近に同店がなく、利用する習慣もない私は、商品の存在自体を知らなかったのだが、 当サイトのご協力者 森康哲さん から寄贈頂き飲むに至ったもの。 調べてみると、お中元商品としても販売されていたようである。製造は、北海道麦酒醸造が担当している。
 賞味期限が今月となっており、気になるが、飲んでみたい。
 ラインナップ3種あるうち、まずは「ピルスナー」から。

 グラスに注いだ液色は、微かに濁りの見られる中程度の黄金色。泡はほぼ白色で概ねきめ細かく、 泡持ちはほどほど。
 香りを嗅いで、明らかに劣化している状態だとわかる。粉っぽい飼料のような匂いが出てしまっている。 元々モルト香中心の落ち着いた香りであろうことは想像できるが、ホップ香は既に立っていない。
 味も光に晒し熱劣化したような、濡れた畳みたいな香味がある。 健康体だった頃の味を探せば、軽めの苦味と透明感あるクリアな酒質が想像される。 キリッとキレがあり、適度な苦味のドライな後味のビールであろう。
 アルコール分5%。原材料名:麦芽、ホップ。
 もっと早くに飲んであげるべきだったと反省。しかし、日々こなすべきものが多すぎて、レビューが追いつかないのも事実。
 劣化してしまったものを飲み、健康体だった頃の味を想像するような芸当までできるようになったのは、 このサイトを始めて20年超の経験あればこそである。
種別 ビール
CODE:45268PRST#UK
2022年12月9日[1]
No.10397: ゼロサワー グレープ <数量限定> / サンガリア
 ぜろさわー ぐれーぷ <すうりょうげんてい> / さんがりあ
サンガリア ゼロサワー グレープ サンガリア ゼロサワー グレープ review
 おそらく今週から店頭に並び始めている LAWSON限定のサンガリアゼロサワーシリーズの「グレープ」。
 前回発売は、2022年11月 だったので、およそ1年ぶりである。

 グラスに注いだ液色は、透明感のあるごく淡いピンク色。 細かな気泡が少量グラスの中を立ち昇っている。
 香りはころっと甘い人工的なぶどう香。
 味は香りの印象通り甘いのだが、適度にすっきりとし、くどさはそれほどない。 軽い渋味も伴う。適度なキレがある。5%だからアルコール感は強くないはずなのに、 味がシンプルゆえ、強く感じる。飲み込んだ後には、穏やかな甘味が口に残る。
 アルコール分5%。果汁1%。糖類0。プリン体0。 原材料名:ぶどう果汁、ウォッカ(国内製造)/炭酸、酸味料、香料、 甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
 製造者:株式会社 日本サンガリアベバレッジカンパニー 大阪市東住吉区中野4-2-13。 製造所:三重県伊賀市依那具字柳原844-1。
 中身は昨年から変わっていないようである。
 チープな味わいで、クラシカルな感じのチューハイだが、 このシリーズは一定のニーズがあるからこそ続いているのだろう。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:45269LSEE#UK
2023年12月9日[2]
No.10398: 三越創業350周年記念 浮世絵デザイン HAZY IPA / 北海道麦酒醸造
 みつこしそうぎょう350しゅうねんきねん うきよえでざいん へいじー・あい・ぴー・えー / ほっかいどうびーるじょうぞう
三越創業350周年 浮世絵デザイン HAZY IPA 三越創業350周年 浮世絵デザイン HAZY IPA review
 日本における百貨店の草分けとして、1673年に創業した 三越 が350周年を迎えるということで、 今年(2023年)「大創業祭」が行われていた。その記念商品の一つとして、 春頃から売り出されていた「三越創業350周年 浮世絵デザインビール」。
 身近に同店がなく、利用する習慣もない私は、商品の存在自体を知らなかったのだが、 当サイトのご協力者 森康哲さん から寄贈頂き飲むに至ったもの。 調べてみると、お中元商品としても販売されていたようである。製造は、北海道麦酒醸造が担当している。
 ラインナップ3種あるうち、昨日 PILSNER を飲んでおり、今日は2種目として「HAZY IPA」(ヘイジーIPA)を。 既掲載のピルスナー同様、こちらもほぼ賞味期限に達している。

 グラスに注いだ液色は、濁りのあるオレンジ色。泡はやや黄色っぽく、概ねきめ細かく、 泡持ちはあまり良くない。劣化が進んでいるためと思われる。
 香りは、清々しいホップ香が一応感じられるものの、少しだけ干しぶどうのような酸っぱいニュアンスが出ており、 劣化が感じられる。
 味はスムーズな口当たり。ボディはスリムで軽快な飲み口だが、 少し黒糖のような風味(甘くないものの)が混じる。これも新鮮ならばおそらく感じられなかったものであろう。 用いられているシトラホップ特有のグレープフルーツみたいな柑橘フレーバーが確かに感じられ、 軽妙な苦味とともにキレの良さが実感できる。
 アルコール分5%。原材料名:麦芽、ホップ。
 完全な健康体とまではいかなかったが、昨日飲んだ PILSNER に比べれば、 まだ状態は良かった。
 HAZY IPA は、濁りのあるIPA(India Pale Ale)ということで、見た目は確かに濁りが見られたが、 度数設定が5%とIPAにしては低く、柔らかな飲み口であり、HAZY SESSION IPAと言ったほうが良いのかもしれない。
種別 ビール
CODE:45269PRST#UK
2023年12月10日[1]
No.10399: 焼酎ハイボール 愛媛産いよかん割り <限定生産> / 宝酒造
 しょうちゅうはいぼーる えひめさんいよかんわり <げんていせいさん> / たからしゅぞう
タカラ 焼酎ハイボール 愛媛産いよかん割り タカラ 焼酎ハイボール 愛媛産いよかん割り review
タカラ 焼酎ハイボール 愛媛産いよかん割り
 焼酎ハイボールの限定「愛媛産いよかん割り」。発売日は、12月5日。

 グラスに注いだ液色は、微かに濁りの見られる薄黄色。 注いでいるとき、炭酸が勢いよく踊り、その後は大粒の気泡が多量グラスの中を立ち昇っている。
 香りは、尖りのない穏やかなオレンジ香。焼酎ハイボールシリーズの中では、ジューシー感が強いほうかもしれない。 ただ、ベースにはしっかり焼酎のアルコール臭がある。
 味はほのかにジューシーで、柑橘の皮のような苦味も感じる。 酸味は穏やか。甘味も最小限というか、ほぼ甘味はない。アルコール感はしっかり。
 アルコール分7%。果汁0.5%。プリン体ゼロ。糖質ゼロ。甘味料ゼロ。 原材料名:焼酎(国内製造)、いよかん果汁、レモン果汁、糖類/炭酸、香料、酸味料、カラメル色素。
 缶裏側に、次の説明文がある。
 タカラ焼酎ハイボールは東京下町の大衆酒場で生まれた元祖酎ハイの味わいを追究したキレ味爽快な辛口チューハイです。 「いよかん」は日本が原産とされる果実で、栽培が広まった伊予の国の地名にちなんで「伊予柑」と名付けられたと言われています。 「いよかん」の爽やかな風味を、この時期だけの限定生産でお楽しみください。
 前回発売は、当サイトで把握している限り、2年前の 2021年12月。 焼酎ハイボールにしては柔らかい部類だから、それなりに存在意義はあると思う。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:45270KSES#05
2023年12月10日[2]
No.10400: 三越創業350周年記念 浮世絵デザイン AMBER ALE / 北海道麦酒醸造
 みつこしそうぎょう350しゅうねんきねん うきよえでざいん あんばー・えーる / ほっかいどうびーるじょうぞう
三越創業350周年 浮世絵デザイン AMBER ALE 三越創業350周年 浮世絵デザイン AMBER ALE review
 日本における百貨店の草分けとして、1673年に創業した 三越 が350周年を迎えるということで、 今年(2023年)「大創業祭」が行われていた。その記念商品の一つとして、 春頃から売り出されていた「三越創業350周年 浮世絵デザインビール」。
 身近に同店がなく、利用する習慣もない私は、商品の存在自体を知らなかったのだが、 当サイトのご協力者 森康哲さん から寄贈頂き飲むに至ったもの。 調べてみると、お中元商品としても販売されていたようである。製造は、北海道麦酒醸造が担当している。
 ラインナップ3種あるうち、既に PILSNERHAZY IPA を飲んでおり、今日は3種目として「AMBER ALE」(アンバー・エール)を。 既掲載の2種と同様、こちらもほぼ賞味期限に達している。

 グラスに注いだ液色は、濁りのある深いオレンジ色あるいは薄茶色。 泡は淡いベージュ色で概ねきめ細かく、当初はよく盛り上がって、泡持ちはほどほど。
 香りは、ややハーブっぽい爽やかなホップ香と、軽やかなロースト香が感じられる。 少しだけ飼料のような匂いが出ており、劣化が感じられる。
 味は苦味がしっかり強く、香りに感じたカラメル様の焦げ感がややある。ほのかな甘味。 ほどほどのボリューム感。飲み進めると、苦味と甘味のバランスの良いことに気づく。 後味にほんのり酸味を感じるのは、劣化ゆえかもしれない。
 アルコール分5%。原材料名:麦芽、ホップ。
 3種の中では劣化の進み具合が一番緩く、本来の味わいが容易にうかがい知れた。
 ロースト感が柔らかく、非常に親しみやすいキャラクターの AMBER ALE だと感じた。
種別 ビール
CODE:45270PRST#UK

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