2024年10月11日
No.10901: サッポロ黒ラベル 祝 新幹線誕生60年 第2弾 輝き続ける栄光の列車名 コレクション缶 / サッポロ
さっぽろくろらべる しゅく しんかんせんたんじょう60ねん だい2だん かがやきつづけるえいこうのれっしゃめい これくしょんかん / さっぽろ
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サッポロ黒ラベル 祝 新幹線誕生60年 第2弾「輝き続ける栄光の列車名コレクション」缶。
イオンとサッポロビールの共同企画であり、イオングループ限定商品である。
正確な発売日はわからないが、店頭でみつけた日から類推して、10月8日が発売日ではないかと思われる。
中身は通常の黒ラベルなので、味のレビューは割愛する。
アルコール分5%。原材料名:麦芽(外国製造又は国内製造(5%未満))、ホップ、米、コーン、スターチ。
缶に描かれているのは、JR東日本E8系「つばさ」、同E4系「Maxとき」、JR九州N700系「かもめ」
の3種である。これらのうち、全車両2階建の編成で運行されていた E4系「Maxとき」は2021年に引退し、
上越新幹線 E7系「とき」に引き継がれている。
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ビール
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2024年10月12日
No.10902: ヱビスビール 祝 新幹線誕生60年 第2弾 輝き続ける栄光の列車名 コレクション缶 / サッポロ
ゑびすびーる しゅく しんかんせんたんじょう60ねん だい2だん かがやきつづけるえいこうのれっしゃめい これくしょんかん / さっぽろ
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昨日、サッポロ黒ラベル「祝 新幹線誕生60年 第2弾 輝き続ける栄光の列車名コレクション」缶 を掲載したが、
今日は同時発売されているヱビスビールの同じデザイン缶を。
イオンとサッポロビールの共同企画であり、イオングループ限定商品である。
正確な発売日はわからないが、店頭でみつけた日から類推して、10月8日が発売日ではないかと思われる。
中身は通常のヱビスビールなので、味のレビューは割愛する。
アルコール分5%。原材料名:麦芽(外国製造又は国内製造(5%未満))、ホップ。
缶に描かれているのは、国鉄時代の485系特急「つばさ」、181系特急「とき」、485系特急「かもめ」
の3種であり、これらの列車名は後に新幹線の列車名に転用されている。
昨日掲載した 黒ラベル に描かれた3種の新幹線車両が、それである。
今回のコレクション「輝き続ける栄光の列車名」とは、このように旧国鉄時代に在来線特急として活躍していた名前が、
後の時代に新幹線の名称として引き継がれ、輝き続けている列車たちなのである。
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ビール
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2024年10月13日
No.10903: −196 無糖 ダブルレモン ALC.6% / サントリー
いちきゅうろく むとう だぶるれもん あるこーる6ぱーせんと / さんとりー
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先日、10月8日に発売された サントリー −196(イチキューロク)無糖 ダブルレモン ALC.4% を取り上げた。
先行販売中の アルコール6%製品 に続く新ラインナップなのだが、
4%製品の発売に合わせて、当該既存 アルコール6%製品 の缶も新しくなっている。
デザイン変更というよりは、4%製品に合わせて「うまい無糖!」という表記が入っただけなのだが、
同一シリーズであることが一目でわかるようになっている。
中身は変わっていないので、掲載する必要もないかとは思ったが、購入してしまったため、
紹介しておく。
味についてのレビューは割愛。
アルコール分6%。レモン果汁1%。レモン浸漬酒使用。
原材料名:レモン、ウオツカ(国内製造)/炭酸、酸味料、香料、酸化防止剤(ビタミンC)。
新顔である 4%製品 のところでも書いたが、基本的な味わいや飲みごたえはほぼ変わらないので、
強いものが飲みたい時、そうでない時といったニーズに合わせて選択すると良い。
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チューハイ・カクテル等
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2024年10月14日[1]
No.10904: KiiVA 無糖チューハイ / キーバ
きーば むとうちゅーはい / きーば
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都合により、14日分はいつもとは異なり14日早朝にアップします。15日分はいつもどおり15日深夜にアップします。
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当サイトで以前、KIIVA エナジーウォッカ なる製品を取り上げているが、これはその無糖版。
缶には、「無糖」「エナジーチューハイ」と書かれているが、同社サイトでは「キーバ無糖チューハイ」と紹介されているので、
それに従って表記した。
そもそもエナジーチューハイといえば、エナジードリンクをお酒に仕立てたもので、甘味が非常に強いものが多いのだが、
それが無糖になるとどんな味なのか?まったく想像がつかない。
グラスに注いだ液色は、無色透明。多量の細かな気泡がグラスの中を立ち上っている。
香りは、まさにエナジードリンク。とても甘そうである。
味はやっぱり少し甘い。一般的なエナジードリンクみたいにベタッと甘いわけではないが、コクがなく、浮ついた甘味。
さらっとした飲み口で、キレも悪くないのだが、飲み込んだ後には、やはりエナジードリンクらしい甘さと風味が残る。
アルコール分4%。原材料名:ウォッカ(国内製造)、食塩/炭酸、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)、
アルギニン、ナイアシン、V.B6、V.B12。
販売者:キーバ株式会社 東京都港区赤坂3-2-6。
製造所:株式会社チェリオ中部 愛知県小牧市大字河内屋新田字下岩倉杁510-1。
確かに無糖だが、甘味料は使われている。だから甘いのは当然。同社サイトでの商品説明は、次のとおり。
2020年に発売され好評をいただいたRTD「キーバ エナジーウォッカ」のストロングポイントを継承し、大きく進化!
甘さスッキリ、キレのある後味で食事にも合うクリアなおいしさを実現しながらも"糖質ゼロ" "脂質ゼロ" "プリン体ゼロ"
でカラダの負担に気を使ったエナジーチューハイとなっています。
また、エナジードリンクに不可欠な成分「アルギニン」、「ナイアシン」も配合しています。
確かにエナジーチューハイの中では一番シャープな味かもしれない。しかし、柑橘系無糖チューハイとはまったく異なる製品であるから、
食事のお供にはならない。
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チューハイ・カクテル等
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2024年10月14日[2]
No.10905: SHOPPERS' PRICE ハイボール嶺 / CGC(シジシージャパン)
しょっぱーずぷらいす はいぼーるれい / しじしーじゃぱん
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中小スーパーの共同P.B.である CGC(シジシージャパン)"SHOPPERS' PRICE"(ショッパーズプライス)「ハイボール 嶺」。
同P.B.から出されているウイスキー「嶺」(れい)を用いてつくられたR.T.D.で、製造は宝酒造。
CGCの商品は、私の生活圏内では入手できる環境になく、まったく存在も知らなかったのだが、
当サイトのご協力者・森康哲さん から寄贈され、飲むに至った。
但し、賞味期限が半年ほど前に切れてしまっているため、劣化も気になるところだが、
経験上、こういった商品はほぼ大丈夫だと思うので、飲んでみたい。
グラスに注いだ液色は、わりとしっかりめのゴールド。ウイスキーらしい琥珀に近いが、
ハイボール缶でこの色というのは、着色しているのだろう。
細かな気泡が多量静かに立ち上っている。
香りは、甘さとややゴムっぽい匂いをまとったウイスキーで、かなり作り物っぽい。
モルトの甘味というよりは、香り付けをしたんだろうという感じ。
味は香りの印象ほどわざとらしさはなく、さりげない甘さとピート臭に似せたゴムっぽい風味も大人しく、
炭酸のピリッとした刺激が引き締める。アルコール感はしっかり。コクはなく、あっさりしすぎ。
飲み込んだ後に残る甘味も穏やかで、思ったほど悪くはないなという印象。
アルコール分7%。
原材料名:ウイスキー(国内製造)、糖類/炭酸、香料、酸味料、カラメル色素。
製造者:宝酒造株式会社 京都市伏見区竹中町609。発売元:株式会社シジシージャパン 東京都新宿区大久保2-1-1。
品質劣化はまったく感じられなかったが、P.B.安ウイスキーを用いた製品であり、しかも糖類、香料、酸味料などが使われ、
見た目もカラメル色素で色づけされているという、廉価版ハイボールにありがちな仕上げゆえ、本格的な味わいなどは望むべくもない。
ただ、わざとらしい仕上がりにはなっておらず、非常にうまくつくっているなあ、という感想。
大手メーカーのナショナルブランド普及品を凌ぐ品質ではないが、価格が安いからOKと思わせてくれる程度の仕上がりである。
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チューハイ・カクテル等
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2024年10月15日
No.10906: 六甲山ピュアモルトウイスキーハイボール / アクサス
ろっこうさんぴゅあもるとういすきーはいぼーる / あくさす
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最近は当サイトでも R.T.D.としてのウイスキーハイボール缶を紹介することが増えているのだが、
今日取り上げるのは、「六甲山ピュアモルトウイスキーハイボール」。
神戸の六甲山蒸留所で製造されたウイスキーを使用し、ソーダで割った製品である。
グラスに注いだ液色は、ごく淡いゴールドで、微かに濁りがあるように見える。
細かな気泡が多量静かに立ち上っている。
香りは、非常に甘いモルトウイスキー。優しいバニラ様の樽香が主体で、少し草むらやハーブっぽい匂いを伴うが、
ピーティーな感じはない。
味は香りの印象ほど甘味は強くない。キリッと引き締まり、豊かなアルコール感を良い意味で制している。
悪く言うと複雑さはないのだが、そこはピュアモルトウイスキーの持ち味であり、まさにピュアな味だと言うべき。
アルコール分7%。
原材料名:モルト/炭酸。原料原産地名:スコットランド製造(モルトウイスキー)。
製造所:神奈川柑橘果工株式会社 神奈川県足柄上郡山北町岸716番地。
販売者:アクサス株式会社 徳島県徳島市山城西4丁目2番地。
The source of whiskey that we continue to focus on
Rokko Mountain stretches from the west to the north of Kobe City.
The Rokko Mountain Distillery is located at an altitude of about 800 meters on this mountain.
The water of the Rokko Mountain range, the rich forests of Rokko Mountain,
and the captivating city of Kobe.
In this land blessed with water, forests,and cities,
this distillery continues to emphasize water, the essence of whisky.
色々と突っ込みどころがある。
原料としたウイスキー自体は六甲山蒸留所でつくられたものだが、その原酒はスコットランド製造である。
即ち、スコットランドで製造、熟成されたピュアモルトウイスキーが遙々海を越えて神戸までやって来て、
六甲山蒸留所において加水して製品化したウイスキーをソーダで割ったものなのである。
しかも、最終的に缶入りR.T.D.に仕上げたのは神奈川県の製造工場。販売は四国徳島県の会社(蒸留所の運営主体らしい)。
すべて手の内が明かされているから何一つ嘘はないのだが、詳しくない人が見たら、
Made in 六甲山 のピュアな神戸産品だと思うだろう。
でも、これだけスタイリッシュな商品に仕上がっているし、余計な添加物もなく、真面目な味わいなので、
そこは正当に評価したい。上記缶表記中、英文での説明でも、六甲山の水のことばかりが強調されており、ここでも嘘はない。
ところで、「六甲山」は一般的には「ろっこうさん」と、
「こ」にアクセント置いて発音されるのが通例だが、地元ではしばしば「ろっこうさん」と、
最初の「ろ」にアクセントを置いて発音される。日本一の山・富士山(ふじさん)と同じように、
まるで人の名前であるかのように親しみを込めた呼び方なのである。それほど六甲山は神戸人にとって隣人のような存在であり、
六甲山と海があっての神戸なのだ。
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チューハイ・カクテル等
CODE:45580AEIT#UK |
2024年10月16日
No.10907: アシードアスター 大人のCRAFT 無糖サワー 愛媛 河内晩柑 / アシード
あしーどあすたー おとなのくらふと むとうさわー えひめ かわちばんかん / あしーど
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ASEED ASTER「大人のCRAFT 無糖サワー」シリーズ。
今年(2024年)3月25日に発売されたものだが、流通量は決して多くなく、入手できるとは思っていなかったのだが、
少し大きめのイオンで発見。
2種あるうち、まずは「愛媛 河内晩柑」を飲んでみたい。
グラスに注いだ液色は、濁りのある薄黄色。非常に細かな気泡が多量立ち上っている。
香りは、シャープでありながらジューシーな柑橘香。苦味がかなり強そうである。
味はまったく甘味がないのに、香りの印象通りかなりジューシー。酸味が強烈。苦味もかなり強い。
少しすだちっぽい青臭さがある。アルコール感はしっかり。
キレが良く、飲み込んだ後には強い苦味と酸味、独特の青臭い香りが残る。
アルコール分7%。原材料名:河内晩柑果汁、ウォッカ(国内製造)/酸味料、炭酸、香料。
販売者:アシード株式会社 東京都港区芝1丁目6番10号 芝SIAビル2F。
製造所:アシードブリュー株式会社 宇都宮飲料工場 栃木県下野市下石橋561。
河内晩柑は和製グレープフルーツと呼ばれることもある柑橘で、苦味が強いのがその特徴でもあるのだが、
この製品には すだち や かぼす みたいな青臭さも感じられ、甘さは一切ないので、まさに大人の無糖チューハイである。
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チューハイ・カクテル等
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2024年10月17日
No.10908: キンムギサワー <先行発売> / サントリー
きんむぎさわー <せんこうはつばい> / さんとりー
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サントリー「キンムギサワー」。発売日は、10月15日。
缶に「ビアタイプサワー」とあることから、ビール系飲料をサワー風に仕立てた製品であろうことが推測される。
グラスに注いだ液色は、極めて淡い黄金色。
泡は純白できめ細かく、静かに注いでもかなり力強く盛り上がった。但し、泡持ちはそれほど良くはない。
香りは、ほぼコクのないビール。つまり、サワーといってもチューハイではなく、
金麦と同系統の新ジャンルのような香りで、さらにクリームのような甘さがかなり強い。柑橘っぽい香りもある。
味は香りの印象通り、甘味がある。しかし苦味も強い。例えて言うなら、
麦汁に砂糖水でも混ぜたかのような感じであり、不自然な甘味が苦味と共存。
飲み進めても、その両要素がいずれも一歩も引かないので、最後まで甘苦い味が口中に残る。
柑橘様の酸味もアクセントとして同居。しかし、ビールらしいコクは乏しい。
アルコール6%。麦芽使用率25%未満。香料・甘味料不使用。レモンドロップホップ一部使用。
原材料名:麦芽、ホップ、糖類(国内製造)。
缶裏に次のようなことが書かれている。
金麦からの自信作です
これまでにない新しい味わいができました。二次元コードから是非感想をお聞かせください。
suntory.jp/70699/
春にまたお会いしましょう
この製品は、今年(2024年)4月16日から北海道限定で約3か月間試験販売され、
この度10月15日から全国販売に至ったものである。しかし、缶にはなぜか「先行発売」の文字が。
「春にまたお会いしましょう」の表記があることから、
今回とりあえず数量限定で投入し、来春から本格的に定番商品として売りだす予定なのだろう。
正直な感想を言うと、これが人気商品になるのは、相当に難しいのではないかと私は感じる。
だから、来春に満を持して定番化するのは本当に可能なのだろうか?と訝しく思う。
北海道でまず試験販売した理由は、金麦ブランドが特に人気のエリアだかららしい。
その北海道で一定の成果があったから全国展開したのかもしれないが、北海道で受けたものが全国で同様に受けるのか。
そこはちょっとわからない。
柑橘風味のついた極めてコクのない新ジャンルで、アルコール臭が悪目立ちしていて、飲み込んだ後に妙な甘苦さが残る。
私の素直な感想としては、そんな感じの味わいである。もちろん、甘味料などを添加したわけではないから、
甘味は醸造の工夫によってあえて残したものであろうし、柑橘様の風味はレモンドロップホップによるものなのだろうが、
バランスが決して良いとは言えない。
ビアカクテルのようなものとして飲めばいいのだろうが、ベースがしっかりしていないから、
カクテルとしても中途半端。
昨今は、苦いビールを苦手とする若い人たちが多いことから、チューハイやハイボールなどのR.T.D.が伸張しているというデータもあり、
ビール系飲料をいかに飲みやすくするかという工夫が、確かに各社において行われている。
その結果、アサヒドライクリスタルや、キリン晴れ風など、成功を収めている例はいくつかある。
しかし、それらはちゃんとしたビールであり、しっかり飲みごたえがあるのに軽快な味を実現したものである。
本品は、言い方は悪いがちゃんとしたビールではなく、薄く作って飲みやすいような甘味レベルに仕立てた感じが否めない。
しかも、チューハイのような飲みやすさはない。
もちろん私の予想に反して大ヒットし、しっかり定番化してくれればいいのだけれど、
熱烈なファンがどれだけ生まれるのだろうかと考えると、かなり厳しいのではないかと思う。
販売上手なサントリーさんのお手並み拝見といきたい。
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発泡酒
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2024年10月18日[1]
No.10909: 上々 焼酎ソーダ すだち&かぼす / キリン
じょうじょう しょうちゅうそーだ すだち あんど かぼす / きりん
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キリン 上々 焼酎ソーダから新ラインナップ「すだち&かぼす」が登場。
発売日は、10月15日。
特に限定等の文字はないので、通年販売されるものだろう。
グラスに注いだ液色は、無色透明。細かな気泡が少量グラスの中を立ち上っている。
香りは、フレッシュでやや青臭い柑橘香で、アルコール臭もあるのだが、
ジューシー感が強い。このあたりは、キリン製品らしいと言える。
味はまったく甘味がなく、すっきりとしている反面、柑橘の酸っぱさがかなり活かされている。
特にすだちとかぼすということで、杉樽のような香味が焼酎のアルコール感とうまく溶け合っている。
さっぱり感が際立ち、キレは良いが、飲み込んだ後にはしっかりアルコール感とジューシーな風味が口に残る。
アルコール6%。無果汁。徳島産すだちエキス・大分産かぼすエキス使用。
原材料名:連続式蒸留焼酎(国内製造)、本格麦焼酎、すだちエキス、かぼすエキス、
米麹抽出物、食塩、オリゴ糖含有シラップ/炭酸、香料、酸味料。
すだちとかぼすの香味は、特に海鮮系の鍋料理との相性が良いので、これからの季節にぴったりだと言える。
もちろん、和食全般のお供となり得る味わいなので、上々ブランドの浸透に一役買いそう。これはかなりのファンが付くだろう。
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チューハイ・カクテル等
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2024年10月18日[2]
No.10910: スーパードライ 25年大阪・関西万博記念缶 / アサヒ
すーぱーどらい 25ねんおおさか・かんさいばんぱくきねんかん / あさひ
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アサヒスーパードライ「25年大阪・関西万博記念缶」。
10月1日から近畿エリアを中心に数量限定で発売されたもので、
近畿といえどもすべての商品がこのデザイン缶に置き換わっているわけではない。
よって、売っている店と売っていない店がある。私の見た感じでは、通常パッケージに比べてこの記念缶の流通量は、
今のところかなり少ないようだ。
中身は、もちろん通常のスーパードライなので、味のレビューは割愛する。
アルコール分5%。原材料名:麦芽(外国製造又は国内製造(5%未満))、ホップ、米、コーン、スターチ。
アサヒグループは、2025年大阪・関西万博を応援しています。
いよいよ開幕まで半年を切った万博だが、相変わらず否定的なニュースや、批判的な意見が目立つ。
こういったスポンサーさん関連だけは、一生懸命アピールしているものの、いずれも中途半端に感じる。
否定的な報道であれ、賞賛するCMであれ、もっと目にする頻度が高くなれば、イベントにとってはプラスである。
アサヒさんが今回も「機運醸成のため」としてこうした商品を投入するのも、未だ機運が醸成されていないからだと揶揄されそうだが、
気にせずもっと大プロモーションを仕掛けたらいい。
2005年の愛知万博(愛・地球博)の時だって、環境破壊だの何だのと、かなり批判的な論調が目立っていたが、
ふたを開けてみれば予想を上回る来場者で、成功を収めた。交通の整備もあり、メイン会場となった長久手市は、
その後「住みたい街」の上位に位置づけられるまでになった。あの万博をやるべきではなかったなどという意見は、今はもうないだろう。
今回は、さらに円安という経済状況があるため、開催されれば海外からの来訪者で大賑わいとなることは間違いない。
大阪だけでなく、京都も神戸も潤うだろう。
そもそも日本人の気質として、お祭り騒ぎが始まれば、参加したい人は国内にも大勢いる。
工事費用が当初予算より膨らんでいることがやり玉に挙げられているけれども、数兆円単位の経済効果が上がるはずだから、
関西地域にとってマイナスであるはずがない。
整備費が8000億以上、そのうち国費負担が1000億以上と言われているが、そうした批判的報道がもっともっと増えたらいい。
そうすれば注目度はもっと高まるし、その数倍の利益を皆で稼ぎ出したらいいことである。
「もし赤字になったらどうする」などと、まるで赤字になって欲しいかのような意見も散見されるが、
そうしたアンチの人たちにも、もっと騒いでもらったほうがいい。
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ビール
CODE:45583DAKO#17 |
2024年10月19日[1]
No.10911: クラフトスパイスソーダ 食の愉しみ <限定> / サッポロ
くらふとすぱいすそーだ しょくのたのしみ <げんてい> / さっぽろ
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サッポロ クラフトスパイスソーダ の限定「食の愉しみ」。
発売日は、10月16日。
グラスに注いだ液色は、無色透明。細かな気泡が多量グラスの中を立ち昇っている。
香りを嗅いだ瞬間、はっきりとこれはジンだ!と思う。
ジュニパーベリーが前面に出ていて、さらに白コショウのようなスパイシーさ(正体はナツメグのようだが)がある。
味はまったく甘くなく、香りの印象通り、少し辛いジンソーダを飲んでいるよう。
飲み進めると、そのスパイシーさが胃の中でホッとな感じに変わっていく。
飲み込んだ後には、味は残さないものの、まるで草原のようなボタニカルでやや土臭い風味がしっかりと残る。
アルコール分6%。無果汁。
原材料名:ウォッカ(国内製造)、スパイスミックス浸漬酒/炭酸、香料、酸味料、スパイス抽出物。
この時期の食事を引き立てるナツメグ、ジュニパーベリー、レモンピールなどを漬け込んだ香り爽やかなスパイススピリッツ。
最近はジンベースR.T.D.が一般化したことから、このような製品が普通に出されるようになった。
一昔前までは、ウォッカベースの飲みやすい缶チューハイがこの市場の主流だったことを考えると、選択肢が広がったことを実感する。
改めて、サントリーさんが時間を掛けて 翠 と 翠ジンソーダ をヒットさせてくれたお陰だと感じる。
アサヒGINON が成功したのも、その流れの中にある。
「食の愉しみ」という商品名は、あまりお酒の名前らしくないように感じられるものの、
食事のお供という役割を明確に示している点で、画期的なネーミングである。
スパイシーな風味は、四川料理などの中華には合いそうだし、揚げ物にもいいし、この土臭さは鰻や穴子、あるいは根菜など、和食にも合いそうだ。
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チューハイ・カクテル等
CODE:45584DAKO#03 |
2024年10月19日[2]
No.10912: 上々 焼酎ソーダ クリア / キリン
じょうじょう しょうちゅうそーだ くりあ / きりん
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キリン「上々 焼酎ソーダ」が新しくなっている。
今年(2024年)6月製造品からのリニューアルなので、もう4か月ほど経っているが、
ようやくの紹介となる。
上々ブランドとして、梅 などのバリエーションが出てきたため、
このオーソドックスな商品には「クリア」の名前が改めて付けられたようだ
(発売当初は、単に「上々」であった)。
グラスに注いだ液色は、無色透明。細かな気泡が少量グラスの中を立ち昇っている。
香りは、甘さを感じる焼酎であり、麦のはずなのに、どこか芋のような感じもある。
深みがあり、この点は 従来品 とは少々異なるキャラクターと感じる。
従来はもっとシャープでパンチがあったように記憶している。
味は基本的にキリッとしていて、香りの印象を少し覆す。舌で感じる甘味はないのだが、
ふわっと甘い香りが鼻を抜ける。キレが良く、爽快な後味。飲み込んだ後にはほぼ味を残さないが、
軽い酸味がわずかに残る。
アルコール分6%。
原材料名:連続式蒸留焼酎(国内製造)、本格麦焼酎、米麹抽出物、食塩、オリゴ糖含有シラップ/炭酸、香料。
キリン上々焼酎ソーダは気分上々な生活に貢献することを目指したお酒です。
こうしたシンプルなR.T.D.は、リニューアルといってもほとんど気づかないくらいの変化だろうと思っていたが、
わりとしっかり焼酎を感じるようなキャラクターに変化したと感じた。
改めてニュースリリースを確認すると、今回のリニューアルではガス圧を高めて炭酸感を強化したとあり、
特に味わいを変化させたとは書かれていないが、私が以前からこの製品に持っていたイメージに引っ張られてしまったのか、
むしろ焼酎感が増したように感じたのだ。
炭酸が強くなれば、飲みごたえは犠牲になるように思うのだが、そう感じなかったのは私の味覚あるいは思い込みに問題があるのか、
この製品が炭酸感を活かす味わいバランスに生まれ変わったものなのか、よくわからないので、
また飲んで確かめてみたい。兎にも角にも、良い方向へのリニューアルだと感じた。
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チューハイ・カクテル等
CODE:45584DAEE#RN06 |
2024年10月20日[1]
No.10913: アサヒ ザ・マスター / アサヒ
あさひ ざ・ますたー / あさひ
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10月8日にファミリーマート限定で発売されたアサヒ「ザ・マスター」。
このビールは、2009年に発売され、その後終売となっていた商品で、
昨年(2023年)行われた「アサヒ復活ビール総選挙」で、復活して欲しいビールの第3位に選ばれ、
今年(2024年)1月にはネット限定で復活販売されたものである。
それが今回、ファミマ限定で再度商品化された。
経緯はわからないが、非常に喜ばしいことである。
グラスに注いだ液色は、中程度の黄金色。泡は純白できめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちも良い。
香りは、乾いた穀物のようなカラッとしたモルトが主体で、ホップ香は大人しい。
重ための味わいが想像される。
味は苦味が強く、同時に濃密な旨味を感じる。エキス分が濃く、甘いと感じられるほど。
決してもたついておらず、キリッとした味わい。
飲み込んだ後にも、苦味とともに甘い余韻が残る。
アルコール分5.5%。
原材料名:麦芽(外国製造又は国内製造(5%未満))、ホップ。
今年ネット限定復活販売された時には、熱処理されていたが、
今回は 2009年発売時 と同じ非熱処理となり、「生ビール」表記が復活した。
だからというわけではないだろうが、復活販売品で感じた甘いホップ香が、今回はあまり強くは感じられず、
少し地味な印象であった。
しかし、最大の変化はと言えば、缶デザインだ。
以前は缶の下半分が黒色だったが、今回のものは、上半分が黒色(上下反転)になっている。
こんなに大きな変化なのに、手に取ったときには気づかず、以前の写真と見比べてやっと気づいた。
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ビール
CODE:45585FMMTS#12 |
2024年10月20日[2]
No.10914: アシードアスター 大人のCRAFT 無糖サワー 沖縄 完熟シークヮーサー / アシード
あしーどあすたー おとなのくらふと むとうさわー おきなわ かんじゅくしーくゎーさー / あしーど
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ASEED ASTER「大人のCRAFT 無糖サワー」シリーズ。
今年(2024年)3月25日に発売されたものだが、流通量は決して多くなく、入手できるとは思っていなかったのだが、
少し大きめのイオンで発見。
2種あるうち、先日 愛媛 河内晩柑 を飲んでいるが、今日はもう一方の「沖縄 完熟シークヮーサー」を。
グラスに注いだ液色は、濁りのある黄色。非常に細かな気泡が多量立ち上っている。
香りは、いかにもシークヮーサーという、非常に青臭い柑橘香。酸味と苦味がともに強そうである。
味はまったく甘味がなく、酸味が鋭い。苦味も強い。
アルコール感も豊かなので、すべてが強烈。慌てて飲んだらむせてしまいそうなくらい、最後まで酸味が強い。
アルコール分7%。原材料名:シイクワシャー果汁、ウォッカ(国内製造)/酸味料、炭酸、香料。
販売者:アシード株式会社 東京都港区芝1丁目6番10号 芝SIAビル2F。
製造所:アシードブリュー株式会社 宇都宮飲料工場 栃木県下野市下石橋561。
わざわざ"完熟"の文字があるのは、熟し足りないシークヮーサーは酸っぱすぎて飲めたものではないからだろう。
ただ、果汁は3%なので、酸味料や香料で補わないと、そもそもちゃんとした味にはならずに、ただ薄いだけであろう。
いずれにせよ、甘さ皆無のシャープさは、まさに大人のCRAFTの名にふさわしい。
飲みやすいチューハイを求めている人は、絶対に手に取ってはならない。
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チューハイ・カクテル等
CODE:45585AEND#209 |
2024年10月21日
No.10915: 華やぎホップのうきうきエール / エチゴビール
はなやぎほっぷのうきうきえーる / えちごびーる
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エチゴビール「華やぎホップのうきうきエール」。発売日は、9月13日。
グラスに注いだ液色は、やや濁りのある濃いめの黄金色。
泡はほぼ白色で非常にきめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちも良い。
香りは、爽やかで甘いホップ香が強い。トロピカルフルーツの甘さと、ハーブっぽい青臭さが鮮烈。
味は苦味が強烈。甘味はあまり感じず、とても堅い殻をかぶったような印象だが、
ホップの鮮烈な香味と共に口の中でほろっと溶け、深いコクなって広がる。
飲み込んだ後にも、非常に強い苦味が舌の両奥に残る。
アルコール分5%。原材料名:大麦麦芽(イギリス製造、ドイツ製造)、小麦麦芽、ホップ。
ビアスタイルは、Dry Hopped IPA と書かれている。つまり、ドライホッピングされたIPA(インディアペールエール)。
ホップの香味が強く、苦味が強いという特徴がよく出ている。
実はこの製品は、昨年10月に発売され、好評だったために、再発売となったもの。
当サイトでも 昨年取り上げている。
こういうビアスタイルのものが国内で普通に売られ、しかも多くの消費者の支持を得るようになったということは、
純粋に喜ばしいことである。
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ビール
CODE:45586SIH3#38 |
2024年10月22日
No.10916: ワールドクラフト <モルト香る> メルツェン / サントリー
わーるどくらふと <もるとかおる> めるつぇん / さんとりー
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ファミリーマート限定で10月8日に発売された サントリー ワールドクラフト「モルト香る メルツェン」。
グラスに注いだ液色は、しっかり濃い黄金色で、赤銅色に近い。泡はほぼ白色できめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちも良い。
香りは、商品名のとおり甘くやや乾いた感じのモルト香が強い。一方、ホップ香はやや引っ込んでいる。
味は非常に苦味が強い。ドライなタッチだが、ほろっとした甘味もある。
深い味わいなのに、それほど重たさはない。当初強烈かと思われた苦味も、
飲み進めるうちに甘味と融合し、ほどけるような感覚となる。
アルコール分5.5%。原材料名:麦芽(外国製造)、ホップ。
メルツェンとは、オクトーバーフェストで飲まれるドイツ発祥のラガータイプのビール。
まろやかで甘みのあるモルトの味わいと、心地良い余韻をおたのしみください。
ファミマの サントリー ワールドクラフト シリーズは、当サイトで把握している限り、
今年6月の リフレッシュ セゾン以来、約10か月ぶりの登場である。
メルツェンというビアスタイルは、日本の大手ビールメーカーの製品を飲み慣れた人にも非常に親しみやすいのではないだろうか。
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ビール
CODE:45587FMMEK#09 |
2024年10月23日[1]
No.10917: 氷結 mottainai ぽんかん / キリン
ひょうけつ もったいない ぽんかん / きりん
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本来なら規格外などとして捨てられてしまうはずの果実を用いてつくる「氷結 mottainai」シリーズ。
今年(2024年)5月に 第一弾「浜なし」が発売されたが、今回はその第二弾として高知県産「ぽんかん」が登場した。
発売日は、10月22日。
グラスに注いだ液色は、ほぼ無色透明だが、微かに濁りがあるようにも見える。
非常に細かな気泡がグラスの中を美しく立ち昇っている。
香りは、弾けるようにフレッシュな感じの柑橘香。
果汁は0.3%しか入っていないので、香料だとは思うのだが、かなりリアルな感じの香りである。
味は甘味が抑えられ、酸味主体。すっきりとしている。軽い苦味も感じられる。
果汁が少ないからコクはないが、その分あっさりと軽快な味に仕上げている。
だから、薄いという感じはない。
飲み込んだ後にも、フレッシュな酸味と軽い苦味が口に残る。
アルコール分4%。果汁0.3%。
原材料名:ポンカン果汁、ウォッカ、糖類(国内製造)/炭酸、酸味料、香料。
豊かな香りと甘さ、みずみずしい味わいが楽しめる、高知県産「ぽんかん」を使用。
氷結mottainaiは、おいしいのに規格外になってしまった、全国各地のモッタイナイ果実を搾ってつくった、
果実のフードロス削減につながる特別な氷結です。本商品の売り上げ1本につき1円が日本の農家支援に活用されます。
とても良い取り組みである。
ただ、規格外の果実といっても、現在は簡単に捨てるなんてことはなく、果汁にして売るとか、加工用に回すようなことは、
既に以前から行われているはずである。だから、この製品が、本来捨てられてしまうはずの果実を救ったということではないのだとは思うが、
器量の良くない果実でも大きな価値があるんですよという啓発活動にはなっている。
その果汁もたった0.3%しか入っていないとなると、いったい原価はいくらなんだろう?と思わなくもないが、
そんな野暮なことは言わないでおこう。仕上がりがおいしければ、もうそれでOKなわけだから。
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チューハイ・カクテル等
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2024年10月23日[2]
No.10918: ミントクラフトジンハイボール / セコマ
みんとくらふとじんはいぼーる / せこま
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コンビニ セイコーマート のP.B.セコマ「ミントクラフトジンハイボール」。
グラスに注いだ液色は、無色透明。微かに濁りがあるようにも見える。
やや大きめの気泡が多量勢いよく立ち上っており、ガス圧は高そう。
香りは、ジンのジュニパーベリー主体だが、確かにミントらしいハーブ香が混じっている。
両者の相乗効果で、悪く言うとかなり青臭い。
味はまったく甘くない。ジンのシャープに切り込むストイックな味わいに、ミントの爽やかさが効いている。
スーッとした感覚があり、香りの印象よりも、飲むとミントの存在感が増す。
飲み進めても、まったく甘味は感じず、スッキリとキレがある。
飲み込んだ後にも、スーッとした香味が残る。
アルコール分6%。原材料名:ミントジン、スピリッツ(国内製造)、ゆず果汁/炭酸、香料、酸味料。
販売者:株式会社セコマ 札幌市中央区南9条西5丁目パーク9・5ビル。
製造場:日本アスパラガス株式会社 北海道千歳市北信濃864番地6。
ジンの味わいを際立たせる、北海道滝上町産和ミントとゆずの香り。
食事が進む、すっきりとした味わいです。
香りを嗅いだときに、実はジンとミント以外に、ややジューシーな感じがあった。
その正体は、柚子だったのだ。改めて納得する。
さらに、ミントは後から添加したものではなく、ベースとなるジン自体の原料として用いられている。
だから、上っ面のスースー感ではなく、アルコールに一体化しているのだ。
ここまで完成度が高く、ここまで一体として馴染んだ味わいであるとは、驚いた。
飲むまで、単にP.B.商品の豊富なラインナップの一つだとしか思っていなかったが、ジンベースR.T.D.として、特筆すべき出来映えである。
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チューハイ・カクテル等
CODE:45588PYSO#UK |
2024年10月24日[1]
No.10919: 焼酎ハイボール 強烈りんごサイダー割り <限定生産> / 宝酒造
しょうちゅうはいぼーる きょうれつりんごさいだーわり <げんていせいさん> / たからしゅぞう
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タカラ焼酎ハイボールの限定「強烈りんごサイダー割り」。発売日は、10月22日。
グラスに注いだ液色は、ごく淡いゴールド。注いでいる時、このシリーズらしく炭酸が大きな音を立てて踊り、
その後も大粒の気泡が多量立ち上っている。
香りは、爽やかなサイダー。りんごの香りはほのかに感じられる程度。むしろ、りんごだと知った上で嗅ぐからそう思うだけで、
予備知識なく嗅いだら、りんごとはわからないかもしれない。
焼酎ハイボールらしいアルコール臭は、若干弱め。
口に入れた瞬間の味は、まったく甘くない。サイダーらしい風味のため、甘いように思うのだが、
極めてシャープ。りんご味も、ほとんどと言っていいほどしない。
ただ、鼻から息をぬくと、甘酸っぱい香りがする。極めて上品だ。アルコール感は、もちろん強い。
アルコール分7%。無果汁。プリン体ゼロ。糖質ゼロ。甘味料ゼロ。
原材料名:焼酎(国内製造)、りんごエキス、糖類/炭酸、酸味料、香料、カラメル色素。
東京下町の大衆酒場で生まれたといわれている"焼酎ハイボール(酎ハイ)"。その元祖チューハイの味わいを追求したキレ味爽快な辛口チューハイです。
タカラ「焼酎ハイボール」史上最強の炭酸と甘くない爽やかなりんごサイダーの味わいをお楽しみください。
前回発売は、昨年(2023年)9月。
およそ1年1か月ぶりの登場だが、中身は変わっていないようである。
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チューハイ・カクテル等
CODE:45589DAKO#02 |
2024年10月24日[2]
No.10920: 北のサングリアサワー 白ワインベース / セコマ
きたのさんぐりあさわー しろわいんべーす / せこま
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コンビニ セイコーマートP.B.商品であるセコマ「北のサングリアサワー」。
当サイトで3年ほど前に 赤 を取り上げているのだが、
今回見つけたのはこちら「白ワインベース」。
グラスに注いだ液色は、濁りのある薄レモン色。細かな気泡が多量グラスの中を立ち昇っている。
香りは、白ぶどうの高貴な甘酸っぱさと桃のやさしい甘さが融合した香り。
ワインというよりはぶどうジュース。
味もアルコール感があまりなく、ぶどうジュースっぽい。桃の甘さが味わいを和らげている。
りんごも使われているようなのだが、あまりりんごを感じない。味にキリッと感を与え、
ぼやけた甘味にならないような役割をりんごが担っているのかも。
全体的に甘味設定は強いのだが、不思議に甘ったるさを感じない。
飲み込んだ後には、そのやさしい甘味と酸味が、白ぶどうの気品ある香りとともに口に残る。
アルコール分4%。果汁2%。
原材料名:果汁(りんご、ブドウ、白桃)、スピリッツ、ワイン、糖類(国内製造)/炭酸、酸味料、香料。
原料のワインは、北海道池田町にある「十勝ワイン」で作られたトカップ白です。
本製品のアルコール分のうち9%がトカップ白です。
販売者:株式会社セコマ 札幌市中央区南9条西5丁目パーク9・5ビル。
製造場:日本アスパラガス株式会社 北海道千歳市北信濃864番地6。
以前 赤を飲んだときは、商品として赤しかでていなかったので、商品名も単に「北のサングリアサワー」となっていたのだが、
こちら「白ワインベース」が出たことで、赤の方も「赤ワインベース」と商品名を変更したようだ(当サイト未掲載)。
酒好きからすると、ワインをジュースで割ったサングリアというのは、甘すぎてあまり飲みたいとは思わないものだが、
セコマのこのシリーズは非常に果汁の素材感が活かされており、ただ飲みやすくしただけの製品ではないため、好感が持てる。
さらに、ワイン臭さを良い意味で抑制し、R.T.D.としての完成度も高い。
最近、無糖チューハイのようなあっさりしたものばかりで少し寂しいなあと感じている人や、
あまり酒臭いのは苦手という飲酒初心者には、ぜひともお勧めしたい。
ただ、基本的に北海道内で店舗展開しているセイコーマート(埼玉県等、関東の一部にも少数ながら店舗はある)のオリジナルゆえ、
他地域在住者の入手は簡単ではないが、北海道食品展とか、スーパーの北海道フェアなどに登場することもしばしばあるので
(私も大阪のスーパーで入手)チェックしてみて欲しい。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44589PYSO#UK |