ビール・発泡酒・チューハイの部屋

No.11101−11120


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2025年2月18日
No.11101: サッポロサワー 氷彩 1984 / サッポロ
 さっぽろさわー ひょうさい 1984 / さっぽろ
サッポロサワー 氷彩 1984 サッポロサワー 氷彩 1984 review
 2月18日に発売された「サッポロサワー 氷彩 1984」。
 その名前からわかるように、1984年に誕生した料飲店専用の 氷彩サワー が缶入りとして発売されたものである。

 グラスに注いだ液色は、無色透明。細かな気泡が多量グラスの中を立ち上っている。
 香りは、キュンと酸っぱそうな柑橘香のようなものが感じられるが、香料であろう。 ベースのウォッカとその香りが良く馴染んでいる。
 味は基本的にすっきりしているのだが、酸味にコクがある。 プレーンサワーなのにプレーンじゃない。しっかりと味わいがある。 アルコール感も7%なので、もちろんしっかり。飲み込んだ後にも、甘酸っぱい味わいが残る。
 アルコール分7%。原材料名:ウォッカ(国内製造)、ブランデー、糖類/炭酸、酸味料、香料、酸化防止剤(ビタミンC)。
 原材料で目を引くのはブランデーで、味わい深さを生む元となっているようだ。 実際、そこがサッポロさんのこの製品についてのアピールポイントになっている。
 レトロブームの波に乗り、サントリータコハイと同じ路線で(味わい傾向は異なるが)、 この製品もヒットしそうである。最近流行の無糖チューハイは、鋭角な味わいでともすると飲み疲れるが、 この製品は酸味と甘味が付けられているので、飲みやすく、飲み飽きず、飲み疲れない。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:45706DAEE#00
2025年2月19日
No.11102: 氷結 岩手産 ブルーベリー <春限定> / キリン
 ひょうけつ いわてさん ぶるーべりー <はるげんてい> / きりん
キリン 氷結 ブルーベリー キリン 氷結 ブルーベリー review
 キリン氷結の冬限定「岩手産 ブルーベリー」。発売日は、2月18日。

 グラスに注いだ液色は、透過性のあるごく淡いピンク色。細かな気泡がグラスの中に見える。
 香りは、ごく甘いベリー香だが、ハーブのようなスーッとした感じもある。
 味は甘味が抑制的で、酸が効いている。コクのないつくりだが、それでいてブルーベリーらしさがちゃんと表現されている。 実に氷結らしいまとめ方。飲み込んだ後にも、甘酸っぱさが口に残る。
 アルコール分5%。果汁0.3%。原材料名:ブルーベリー果汁、ウォッカ、糖類(国内製造)/炭酸、酸味料、香料。
 岩手産ブルーベリーのみずみずしく、スッキリ爽快なおいしさをお楽しみ下さい。
 当サイトの記録では、前回発売は 2023年12月であったから、およそ1年2か月ぶりであるが、 中身は変わっていないようであった。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:45707DAEE#01
2025年2月20日[1]
No.11103: 焼酎ハイボール 和歌山産はっさく割り <限定生産> / 宝酒造
 しょうちゅうはいぼーる わかやまさんはっさくわり <げんていせいさん> / たからしゅぞう
タカラ 焼酎ハイボール 和歌山産はっさく割り タカラ 焼酎ハイボール 和歌山産はっさく割り review
タカラ 焼酎ハイボール 和歌山産はっさく割り
 タカラ焼酎ハイボールの限定「和歌山産はっさく割り」。 発売日は、2月18日。昨年もこの時季に出ていたものである。

 グラスに注いだ液色は、ごく淡いレモン色。 注いでいるときは大きな音を立てて気泡が踊り、その後はたくさんの気泡が立ち昇っている。
 香りは、ほのかな柑橘香で、引き締まっている。酸味と甘味は弱そうで、苦味が強そう。焼酎のアルコール臭がかなり目立つ。
 味は香りの印象通り、ほとんど甘くない。ジューシー感も乏しい。酸味は穏やかで、苦味が中心。 炭酸の刺激は強い。アルコール感も強い。柑橘の存在感はあるが、それがはっさくだとは言われるまでわからない。 キレが良く、飲み込んだ後には焼酎の味わいが口に残る。
 アルコール分7%。果汁1%。プリン体0。糖質0。甘味料0。 原材料名:焼酎(国内製造)、はっさく果汁、レモン果汁、糖類/炭酸、香料、酸味料、カラメル色素。

 タカラ「焼酎ハイボール」は東京下町の大衆酒場で生まれた元祖酎ハイの味わいを追求したキレ味爽快な辛口チューハイです。 「はっさく」は旧暦8月1日を指す「はっさく(八朔)」の頃に食べられたことからその名が付いたと言われています。 はっさくならではの爽やかな香りと上品な酸味を、この時期だけの限定生産でお楽しみください。
 昨年 から中身は変わっていないようである。 はっさくに限らず、甘味が控えめな柑橘は、焼酎ハイボールシリーズにはぴったりである。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:45708DAEE#02
2025年2月20日[2]
No.11104: サッポロ黒ラベル 愛三岐 海と川環境保全缶 / サッポロ
 さっぽろくろらべる あいさんぎ うみとかわかんきょうほぜんかん / さっぽろ
サッポロ黒ラベル 愛三岐 海と川環境保全缶 サッポロ黒ラベル 愛三岐 海と川環境保全缶 review
サッポロ黒ラベル 愛三岐 海と川環境保全缶
 サッポロ黒ラベル「愛三岐 海と川環境保全缶」。
 昨年(2024年)5月14日に発売されたもので、販売エリアは東海北陸エリア7県 (愛知県、岐阜県、三重県、静岡県、富山県、石川県、福井県)。
 私の生活圏内では入手できないが、 当サイトのご協力者・森康哲さんから寄贈されたものである。

 中身は通常の黒ラベルなので、味のレビューは割愛する。
 アルコール分5%。原材料名:麦芽(外国製造又は国内製造(5%未満))、ホップ、米、コーン、スターチ。
 サッポロ社のニュースリリースを引用する。
 本商品は、日本財団「海と日本プロジェクト」の推進パートナーである当社が同プロジェクトの活動の一環として発売するものです。愛知県、三重県、岐阜県の海と川の環境保全取り組み支援のため、本商品の売上1本につき1円を愛知県、三重県、岐阜県へ寄付します。
 パッケージには、同エリアの豊かな海と川のシンボルをデザインしています。また、「海と日本プロジェクト」のホームページに誘導する二次元コードも表記しています。
 昨年は、三河湾環境保全応援缶 というのが出ており、その続編と考えられる。
種別 ビール
CODE:45708PRST#282
2025年2月21日
No.11105: ミルクルトパンチ / サントリー
 みるくるとぱんち / さんとりー
サントリー -196℃ ミルクルトパンチ サントリー -196℃ ミルクルトパンチ review
 2月18日にファミリーマート限定で発売された サントリー「ミルクルトパンチ」。
 缶に "−196(イチキューロク)"の表記があり、いちおうシリーズ品のように思うのだが、 ファミマのサイトにおける商品紹介では単にミルクルトパンチと紹介されているため、当サイトでもその表記に従う。

 グラスに注いだ液色は、濁りのある薄黄色。乳酸飲料というよりは、桃果汁のような見た目。 あるいは、ヤクルトのようなものをイメージしているのか。
 香りは、濃くないヨーグルトの上澄みみたいな感じで、乳酸飲料としてのコクはないような香り。 アルコール臭は若干。
 味は甘味が強く、香りの印象通りコクはあまりない。甘味料特有の甘さが引っかかる。 ヨーグルト的な風味も強くない。飲み進めると、甘味がどんどん実感され、飲み込んだ後にもしっかり甘味とアルコール感が残る。
 アルコール分7%。レモン浸漬酒使用。糖類ゼロ。 原材料名:乳酸菌飲料、レモン、ウオツカ(国内製造)/炭酸、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)、 カラメル色素、安定剤(大豆多糖類)。
 レモンが使われているのがちょっと意外だが、甘ったるくなりすぎないように酸味が添加されているものと思う。 アルコール度数設定が7%というのも、この手の製品にしては珍しく、飲み応えを作る一因になっているようだ。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:45709FMEEK#03
2025年2月22日[1]
No.11106: 贅沢搾り PREMIUM 王林 <数量限定> / アサヒ
 ぜいたくしぼり ぷれみあむ おうりん <すうりょうげんてい> / あさひ
アサヒ 贅沢搾りPREMIUM 王林 アサヒ 贅沢搾りPREMIUM 王林 review
 2月18日に LAWSON限定で発売された、アサヒ 贅沢搾り PREMIUM「王林」。

 グラスに注いだ液色は、やや濁りのある薄黄色。気泡は少なく、炭酸は強くなさそう。
 香りは、甘味の強そうなコクのあるりんご香。かなりフルーティ。
 口に入れた瞬間、炭酸がピリッとするものの、すぐにりんごの甘さが広がる。 香りの印象通り、酸味は穏やか。甘味が強いといっても味わいにコクがないので、 くどい甘さではない。さらっとした飲み口で、飲み込んだ後には、フルーティ感とともに、軽い苦味も残る。
 アルコール分4%。果汁5%。 原材料名:ウオッカ、りんご果汁、糖類(国内製造)/炭酸、酸味料、香料。
 王林らしく甘味が強く、酸味が穏やかな味わいがうまく表現された製品である。 アルコール4%設定も、その特徴を活かすのに役立っている。
 当サイトで把握している限り、この製品は 2年前(2023年)の同時期に発売され、今回が2度目。 中身は変わっていないようであった。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:45710LSHUCH#04
2025年2月22日[2]
No.11107: 東スポ 驚愕レモンサワー / アシードブリュー
 とうすぽ きょうがくれもんさわー / あしーどぶりゅー
東スポ 驚愕レモンサワー 東スポ 驚愕レモンサワー review
 東スポ(東京スポーツ新聞社)がプロデュースした「東スポ驚愕 レモンサワー」。
 何が「驚愕」かというと、アルコール度数が13%だからである。これまで市販された缶チューハイの中で、 最高度数は12%だったはずなので、それを上回る設定だ。
 この商品の存在を私はまったく知らなかったのだが、昨年、 当サイトのご協力者・森康哲さん から寄贈されたものである。
 調べてみると、登場したのは2023年5月23日。1年9か月ほど前のことである。 今日飲む缶も賞味期限か昨年(2024年)9月に切れてしまっているものだが、 おそらく品質的には大丈夫であろうと思う。

 グラスに注いだ液色は、ほぼ無色透明だが、ほんのり黄色っぽくも見える。 細かな気泡が少量グラスの中を立ち上っている。
 香りは、レモンのキュンと酸っぱそうな香りの下に、かなりの酒臭さがある。
 口に含むと、とにかく強いアルコールが感じられる。そこに寄り添うレモン風味。 酸味は抑えめで、むしろ苦味が強い。飲み進めると、酒臭さがどんどん広がり、 胃の中が温かくなってくる。飲み込んだ後にも、アルコール感がバッチリ残り、 レモン風味はあまり印象に残らない。
 アルコール分13%。原材料名:レモン果汁、ウォッカ(国内製造)、ポリデキストロース、果糖ぶどう糖液糖/ 炭酸、酸味料、香料。製造者:アシードブリュー株式会社 広島県福山市箕島町5725-1。 製造所:アシードブリュー株式会社 宇都宮飲料工場 栃木県下野市下石橋561。
 私はふだんウイスキーをストレートで飲んだりもするので、アルコール13%なんて、そんなに強いとは思わないのだが、 実際に飲んでみると、缶チューハイで13%は、かなり強いということを実感する。 高アルコールR.T.D.悪玉論に懐疑的な当サイトではあるが、確かにこれはやり過ぎかな?と思った。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:45710PRST#UK
2025年2月23日[1]
No.11108: ザ・プレミアム・モルツ マスターズドリーム ダイヤモンド麦芽の恵み / サントリー
 ざ・ぷれみあむ・もるつ ますたーずどりーむ だいやもんどばくがのめぐみ / さんとりー
サントリー ザ・プレミアム・モルツ マスターズドリーム ダイヤモンド麦芽の恵み サントリー ザ・プレミアム・モルツ マスターズドリーム ダイヤモンド麦芽の恵み review
 サントリー ザ・プレミアム・モルツ マスターズドリーム「ダイヤモンド麦芽の恵み」。
 この冬のギフト限定商品の一つとして昨年10月から販売されているものだが、 先日、近所のスーパーでバラ売りされていたので、購入した。

 グラスに注いだ液色は、しっかり深い黄金色。 泡はやや黄色っぽく、きめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちも良い。
 香りは、甘いホップ香とギッシリ目の詰まったようなモルト香がともにしっかり主張し、濃密。
 味は苦味が極めて強いが、ボリューム感はそれほどでもない。キリッとしていて渋味も強い。 適度なジューシーさ。キレはあまり良くなく、飲み込んだ後にはしっかり強い苦味が残る。
 アルコール分4.5%。原材料名:麦芽(チェコ製造、カナダ製造、イギリス製造)、ホップ。
 「上質で濃密。」な味わいをお愉しみください。
 おそらく毎年出ているものだと思うが、当サイトで取り上げるのは 2022−2023年冬以降だから、2年ぶり。 私自身のコメントで確認する限り、中身は変わっていないようであった。
種別 ビール
CODE:45711DAKO#UK
2025年2月23日[2]
No.11109: くらしモア レモンサワー / 日本流通産業
 くらしもあ れもんさわー / にほんりゅうつうさんぎょう
くらしモア レモンサワー くらしモア レモンサワー review
 ニチリウグループ(日本流通産業)P.B.である くらしモアの「レモンサワー」。
 昨年、当サイトのご協力者・森康哲さん から寄贈されていたものである。

 グラスに注いだ液色は、無色透明。細かな気泡が少量グラスの中に見える。
 香りは、格安レモンチューハイにありがちな、人工的なレモン香。アルコール臭が目立つ。
 味は甘味が抑えられているだけでなく、酸味もあまり鋭くない。だから、全体の印象として、味が薄い。 アルコール感はほどほど。あっさりとしてキレが良く、飲み込んだ後には軽い甘酸っぱさが残る。
 プリン体ゼロ。甘味料ゼロ。果汁2.7%。アルコール分5%。 原材料名:レモン果汁、アルコール(国内製造)、糖類/炭酸、酸味料、香料。 製造者:オエノンプロダクトサポート株式会社 神戸市灘区新在家南町3丁目2番28号。
 この商品は、日本流通産業株式会社とオエノングループの共同開発商品です。
 特筆すべき点が何もないところが、いかにもP.B.商品である。記憶に残らない味だからこそ、 毎日飲んでも飲み飽きないキャラクターだと言える。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:45711PRST#UK
2025年2月24日[1]
No.11110: ほろよい Lipton レモンティーサワー / サントリー
 ほろよい りぷとん れもんてぃーさわー / さんとりー
サントリー ほろよい Lipton レモンティーサワー サントリー ほろよい Lipton レモンティーサワー review
 サントリー ほろよい と リプトンティー のコラボによる商品が2種発売された。
 昨年9月に限定品として販売され、好評だったもので、今回めでたく通年品となった。発売日は、2月18日。
 2種のうち、今日は「レモンティーサワー」を飲む。

 グラスに注いだ液色は、微かに濁りの見られる薄茶色で、やや黄色っぽい。細かな気泡がグラスの中を立ち上っている。
 香りを嗅ぐと、まさにリプトンレモンティーそのもので、うれしくなる。 茶葉がしっかりと香り、レモンの爽やかさがそれに寄り添う。 アルコール臭はほぼ感じない。
 味は香りの印象通り、いかにもレモンティー。そこに炭酸のピリピリッとした刺激が加わり、引き締めている。 紅茶の芳醇な味わいに、レモンの爽やかな風味。飲み込んだ後には、紅茶らしい渋味も口に残る。
 果汁1%。アルコール分3%。原材料名:レモン、紅茶、スピリッツ、糖類(国内製造)/炭酸、香料、酸味料。
 華やかな紅茶にレモンが爽やかさを添える、ちょっと贅沢なほろよいです。
 前回の限定販売時に反響が大きかったであろうことは、容易に想像できる。ヒットも容易に予想できた。 アルコール3%設定のほろよいだからこそ、このコラボは大成功だったと言える。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:45712DAKO#06
2025年2月24日[2]
No.11111: HOPPIN' GARAGE 大人のチョコミント / サッポロ
 ほっぴん・がれーじ おとなのちょこみんと / さっぽろ
サッポロ HOPPIN'GARAGE 大人のチョコミント サッポロ HOPPIN'GARAGE 大人のチョコミント review
サッポロ HOPPIN'GARAGE 大人のチョコミント
 サッポロビールが2018年に立ち上げ、ネット販売を基本としている「HOPPIN'GARAGE」において販売された 「大人のチョコミント」。
 2021年から毎年販売されているようであるが、今日飲むのは昨年(2024年)1月23日から限定販売されたもの。 当サイトのご協力者 森康哲さん から寄贈頂き、飲むに至ったものである。

 グラスに注いだ液色は、しっかり深い黒色。泡は濃いブラウンできめ細かく、 力強く盛り上がって、泡持ちも悪くない。
 香りは、缶を開けたときからミントが強く香っているが、グラスに鼻を近づけると、しっかりチョコを感じる。 それも、甘そうというよりは、ビターチョコのように苦そう。
 味はほんのりとした甘さに、ミントのスーッとする感覚。そして、力強い苦味。 非常にロースティで、焦げた感じが強い。飲み進めると、苦味と渋味がどんどん強く感じられるのだが、 ミント風味も決して負けていない。
 アルコール分5%。発泡酒。原材料名:麦芽(外国製造又は国内製造(5%未満))、ホップ、糖類、ペパーミント/香料。
 ベースとなっているビールは、チョコレート麦芽を用いたチョコレートスタウトである。 チョコレートの名が付いているといっても、チョコレートが使われているわけではなく、 チョコレート色になるまで焙煎された麦芽を用いたビール(濃色エール)のことである。 だから、苦味がしっかりとしているし、焦げ感もある。
 万人受けはしない製品なので、なかなか難しいと思われるのだが、毎年販売されているということは、ある程度固定ファンがついているのだろう。 私はこれを頻繁に飲みたいとは思えない側の人間だが。
種別 ビール
CODE:45712PRST#UK
2025年2月25日[1]
No.11112: ほろよい Lipton アップルティーサワー / サントリー
 ほろよい りぷとん あっぷるてぃーさわー / さんとりー
サントリー ほろよい Lipton アップルティーサワー サントリー ほろよい Lipton アップルティーサワー review
 サントリー ほろよい と リプトンティー のコラボによる商品が2種発売された。
 昨年9月に限定品として販売され、好評だったもので、今回めでたく通年品となった。 発売日は、2月18日。
 2種のうち、昨日既に レモンティーサワー を飲んでいるので、今日はもう一方の「アップルティーサワー」を。

 グラスに注いだ液色は、微かに濁りの見られる薄茶色で、黄色っぽい。細かな気泡がグラスの中を立ち上っている。
 香りは、まさにアップルティー。りんごの甘酸っぱさが強いが、紅茶の香りはもっとしっかりしていて、負けていない。 アルコール臭はほぼ感じない。
 味も香りの印象通り、アルコール感の乏しいアップルティー。紅茶らしい渋味があって飲み応えがあるが、甘味も強い。 飲み込んだ後には、紅茶らしい渋味が甘酸っぱさとともに口に残る。
 果汁1%。アルコール分3%。原材料名:りんご、紅茶、スピリッツ、糖類(国内製造)/炭酸、酸味料、香料。
 紅茶とアップルの爽やかさが楽しめる、ちょっと贅沢なほろよいです。
 前回期間限定販売した時、このクオリティに驚き、終わってしまうのはもったいないと思った。 そのため、是非とも定番化(通年品)すべきだと主張したのだが、ありがたいことにその通りになった。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:45713DAKO#07
2025年2月25日[2]
No.11113: PUNK IPA / BREWDOG(製造:アサヒ)
 パンク IPA / ブリュードッグ
BREWDOG PUNK IPA BREWDOG PUNK IPA review
BREWDOG PUNK IPA
 スコットランドの「BREWDOG PUNK IPA」。
 日本国内流通品がアサヒビールによるライセンス生産に切り替わったとのことで、未入手だったため買ってみた。

 グラスに注いだ液色は、やや濁りのある中程度の黄金色。 泡は概ね白色(やや黄色)できめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちも良い。
 香りは、IPAらしく鮮烈なホップ香。トロピカルフルーツの甘さに、柑橘の尖った感じ。まさに王道と言える。
 味は甘味がほぼなく、ボディの厚みは今ひとつ。一方、苦味は強いが、強烈というほどでもない。 適度にさらっとした飲み口。飲み込んだ後には、フルーティさとともに、しっかり苦味が残る。
 アルコール分5.5%。原材料名:麦芽(外国製造又は国内製造(5%未満))、ホップ。 販売者:ブリュードック・カンパニー・ジャパン株式会社 東京都渋谷区恵比寿南2丁目4番1号。 製造者:アサヒビール株式会社 東京都墨田区吾妻橋1丁目23番1号。
 肝心の国内生産になって味がどう変わったかだが、残念ながら 輸入品と比べてスケール感が少し縮小したように感じた。 苦味のインパクトもさることながら、味わいのふくよかさや厚みが後退したように思う。 ただ、その差異は大きいものではなく、裏切りとまでは言えないものの、継続的に飲んでいた人なら「スケールダウンしたな」と感じても不思議ではない。 一方で、言い方を変えれば、荒削りでワイルドだった部分が洗練されてスタイリッシュになったとも評価できるので、 今の方がいいという感想もあり得る。
 私としては、オリジナリティがやや削がれたという意味において、マイナス評価せざるを得ない。
種別 ビール
CODE:45713DAEE#UK
2025年2月26日[1]
No.11114: 本搾りチューハイ ライム / キリン
 ほんしぼりちゅーはい らいむ / きりん
キリン 本搾りチューハイ ライム キリン 本搾りチューハイ ライム review
 キリン本搾りチューハイの「ライム」。発売日は、2月25日。

 グラスに注いだ液色は、深い濁りのある薄黄緑色。細かな気泡がグラスの中を立ち上っている。
 香りは引き締まった柑橘香で、一瞬、ライムなのかどうかわからない。 苦味と酸味が強そうで、若干青臭い。本搾りらしく、あまり強くは香らない。 じない。
 味はまったく甘くない。そして、口に入れた瞬間、すぐにライムだとわかる。 鋭い酸味が差すように感じられる。アルコール感は当初あまり強くは感じなかったが、飲み進めると、実感されるようになる。 飲み込んだ後には、刺すような酸味と強い苦味が残る。
 果汁14%。アルコール分6%。原材料名:ライム(イスラエル、ブラジル、その他)、ウオッカ/炭酸。、糖類(国内製造)/炭酸、酸味料、香料。
 本搾りライムは、キリンに移管後は期間限定品として何度か投入された後、2020年に一度定番化したはずだったが、 いつのまにか終売となっていた。 その時の製品は、果汁13%だったので、今回わずかに(1ポイント)増量となっている。
 今回も「限定」の文字がないので、通年品のラインナップに加わるようだが、 甘味のない本搾りのキャラクターにライムはぴったりなので、今回は続くことを祈りたい。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:45714DAEE#01
2025年2月26日[2]
No.11115: ほろにが / アサヒ
 ほろにが / あさひ
アサヒ ほろにが アサヒ ほろにが review
 アサヒビールがネット限定で展開している Asahi Happy Project で販売された「ほろにが」。
 ルーツをたどると、1991年に発売された商品で、後に終売となっていたものだが、 2023年に行われた「アサヒ復活ビール総選挙」において上位入賞したことから、 ネット限定で復活販売に至ったものである。
 私自身が購入したものではなく、 当サイトのご協力者・森康哲さん から寄贈されたものである。
 賞味期限が昨年(2024年)12月となっており、3か月近く超過しているので、その点を踏まえて味わってみる。

 グラスに注いだ液色は、輝きのある淡い黄金色。泡はほぼ白色できめ細かく、当初力強く盛り上がって、泡持ちも悪くない。
 香りは、ふわっと甘いホップが香る奥に、モルトや副原料の米と思われる穀物香が感じられる。 穏やかでバランスが良い。
 口当たりは軽やかで、苦味はそんなに強くない。香りに感じた穀物っぽさが少し飼料のような香味に変わっており、これは劣化のためと思われる。 ただ、それを差し引いて評価すれば、非常にすっきりクリアな飲み口。 少し甘さも感じ、優しい味わいでもある。飲み込んだ後には、穏やかな苦味が残る。
 アルコール分5%。原材料名:麦芽(外国製造又は国内製造(5%未満))、ホップ、米、コーン、スターチ。
 ほろにがという名前なので、もう少し苦味が強調されているかと思ったが、かなりマイルドである。 すっきり感はさすがアサヒというキャラクターであり、クラシカルなパッケージデザインも好印象である。
 なお、生ビールではなく熱処理しているものだが、それによる味への影響などはもちろんわからない。
種別 ビール
CODE:45714PRST#UK
2025年2月27日[1]
No.11116: 愛媛ポンカンサワー <限定出荷> / 合同酒精
 えひめぽんかんさわー <げんていしゅっか> / ごうどうしゅせい
GODO 愛媛ポンカンサワー GODO 愛媛ポンカンサワー review
GODO 愛媛ポンカンサワー
 イオングループ限定商品の「愛媛ポンカンサワー」。 店頭で偶然遭遇したものだが、調べてみると、発売日は2月18日だったようである。

 グラスに注いだ液色は、微かに濁りのある薄黄色。 細かな気泡が少量グラスの中を立ち上っている。
 香りは、爽やかでフレッシュ感のあるオレンジ香。苦みが効いていそうな香りで、あまりコクはなさそう。
 味は香りの印象通り、酸味と苦味が目立ち、甘味は抑えめ。もちろん、甘くないわけではないが、 あっさりした口当たり。さらにアルコール感も弱い。飲み込んだ後にも、軽快な甘酸っぱさが残っている。
 アルコール分3%。果汁2%。原材料名:ポンカン果汁(愛媛県産ポンカン)、ウォッカ、果糖ぶどう糖液糖/炭酸ガス、 酸味料、香料。原料原産地名:国内製造(果糖ぶどう糖液糖)。製造者:合同酒精株式会社 千葉県松戸市上本郷字仲原250番地。
 缶裏に次の説明がある。
 マスターソムリエ 高野 豊セレクション
 爽やかな香りと味わいは愛媛のミカン畑を吹き抜ける風を思わせます。 坊っちゃん、坂の上の雲、道後温泉、一度行ってみたい愛媛がそこにあります。
 当サイトで前回取り上げたのが、2023年11月だったので、およそ1年3か月ぶりである。 中味自体は変わっていないように思った。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:45715DAEE#10
2025年2月27日[2]
No.11117: valor-select 無糖レモンサワー / チェリオ中部
 ばろー・せれくと むとうれもんさわー / ちぇりおちゅうぶ
valor-select 無糖レモンサワー valor-select 無糖レモンサワー review
 この物価高の時代に躍進著しい食品スーパー・バローのP.B.であるvalor-select(バロー・セレクト) のチューハイ「無糖レモンサワー」。
 同店は私の生活圏内にないため、商品についても全く知らなかったのだが、 当サイトのご協力者・森康哲さん から昨年寄贈され、 飲むに至ったもの。
 賞味期限が超過して、もう半年ほど経つが、経験上、缶チューハイは劣化進行が遅いため、大丈夫であろうと考え、開缶。

 グラスに注いだ液色は、無色透明。細かな気泡がグラスの中に少量見える。
 香りは、穏やかなレモン香と、強めのアルコール臭。ジューシー感はあまりない。
 味はほぼ甘くない。酸味もそれほど刺激がない。あっさりし過ぎの印象。 ただ、それゆえに飲み飽きない。飲み進めると、次第に酸味と苦味がしっかり感じられるようになる。 キレが良く、飲み込んだ後にはキュンとした酸味が残る。
 アルコール分7%。果汁3.4%。原材料名:ウオッカ(国内製造)、レモン果汁/炭酸、酸味料、香料。 販売者:株式会社バロー 岐阜県多治見市大針町661番地の1。製造場:株式会社チェリオ中部 愛知県小牧市大字河内屋新田字下岩倉杁510-1。
 賞味期限超過による劣化は感じられなかった。 特徴が乏しいところが実にP.B.らしく、毎日飲んでも飲み飽きないキャラクターである。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:45715PRST#UK
2025年2月28日
No.11118: ISAINA 芋焼酎ソーダ / 宝酒造
 いさいな いもじょうちゅうそーだ / たからしゅぞう
タカラ ISAINA 芋焼酎ソーダ タカラ ISAINA 芋焼酎ソーダ review
 2月25日にコンビニエンスストア限定で先行発売されたタカラ「ISAINA 芋焼酎ソーダ」。 同社が販売している全量芋焼酎「ISAINA」のソーダ割りR.T.D.である。
 なお、1か月後の3月25日には、販路限定なく全国発売されるとのことである。

 グラスに注いだ液色は、無色透明。細かな気泡が多量グラスの中を立ち上っている。
 香りは、りんごのようにフルーティで甘酸っぱい。 さつまいもの甘さは確かにあるが、俗に言う「芋臭さ」のようなものはほとんど感じない。
 味はすっきりとして、ほぼ甘くない。軽い酸味の中に、優しいさつまいもの風味。 キレが良く、飲み込んだ後にはほぼ味が残らないが、ふわっと芋焼酎の香りが余韻として残る。
 アルコール分5%。原材料名:さつまいも(九州産)、いも麹/炭酸。
 〜ISAINAソーダ〜
 「全量芋焼酎」×「かおり酵母」により、りんごのような香りとすっきりした自然な甘みで、和〜洋食まで気軽に楽しめる "異才な"芋焼酎ソーダ割りです。
 全量芋焼酎とは、麹まで芋を用いているもの。一般的な芋焼酎は、米麹を使うのが主流なのだが、 それは芋よりも米のほうがでんぷんの含有量が多く、アルコール発酵に適しているからであり、 芋麹を用いてアルコールをつくるのには、技術的にハードルが高いからだとされる。
 原材料表記にもあるとおり、ISAINA は「いも麹」を用いた全量芋焼酎だから、ピュアでフルーティな風味が魅力。
 宝酒造というと、どうしても甲類焼酎である寶焼酎のイメージが強いのだが、 こういう乙類焼酎を使ったR.T.D.も積極的に商品展開してくれれば、選択肢が広がり、シェア拡大につながるのではと思う。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:45716LSEK#03
2025年3月1日
No.11119: −196 無糖 まるごと ラ・フランス <限定> / サントリー
 いちきゅーろく むとう まるごと ら・ふらんす <げんてい> / さんとりー
サントリー -196 無糖 まるごと ラ・フランス サントリー -196 無糖 まるごと ラ・フランス review
 サントリー −196(イチキューロク)無糖シリーズの限定「まるごと ラ・フランス」。 発売日は、2月25日。

 グラスに注いだ液色は、ほぼ無色透明だが、かすかに白濁しているように見える。細かな気泡が多量グラスの中を立ち上るのが見える。
 香りは、洋梨らしい妖艶な甘酸っぱさがキュンと立っている。
 味はほぼ甘くない。甘い香りを嗅いでいたから、そのギャップが大きい。 味はないのに、香りに感じた洋梨のジューシーな風味が広がる。 キリッとしていて、非常にあっさり。キレが良いが、飲み込んだ後にはしっかりフルーティさが残っている。
 西洋なし果汁1%。ラ・フランス浸漬酒使用。アルコール分7%。 原材料名:西洋なし、ウオツカ(国内製造)/炭酸、酸味料、香料。
 香りが甘いのに味がほぼないというこのアプローチは、元々宝酒造さんの得意分野で、他社が真似をすることはほとんどなかったのだが、 時代が巡って、今はこういう製品が増えている。特にサントリー製品がこういうキャラクターになるなんて、昔では考えられなかった。
 味があっさりなので、口に含んだ瞬間はあまりアルコール感を感じないのだが、飲み進めると、さすがに7%だけあって、 徐々にアルコールを実感する。いちおう7%というのは、R.T.D.として(批判の的となっている) 高アルコールにはギリギリ該当しないという暗黙の了解があるようなので、今後も存続してくれることだろう。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:45717LSEK#04
2025年3月2日
No.11120: 乾杯!ピルスナー / スウィンケルズ
 かんぱい!ぴるすなー / すうぃんけるず
スウィンケルズ 乾杯ピルスナー スウィンケルズ 乾杯ピルスナー review
 2月25日にファミリーマート限定で発売された スウィンケルズ「乾杯!ピルスナー」。 製造はオランダである。

 グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。泡は純白で非常にきめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちも良い。
 香りは、非常に甘いホップ香が立つ。なぜだかその甘さ加減が、新ジャンルのように鼻につく感じがある。 麦芽使用率が低いのではないか?という感じもする。
 その香りのファットなイメージに対して、味は少しコクがない。苦味は強いのだが、ボディ感はそれに伴っていない。 軽やかでありながら、わざとらしい甘みが付随する。キレはあまり良くなく、少し間延びしたような甘さが残る。
 原材料名:麦芽、ホップ。原産国名:オランダ。輸入者及び引取先:スウィンケルズファミリーブルワーズジャパン(株) 神戸市灘区新在家南町5-1-2。
 缶に "DOUBLE HOP" と表記があり、2種のホップが用いられているであろうことが推測され、 確かに香りは強く豊かであった。その一方、モルトが少し蔑ろにされているようにも思え、 飲み応えが乏しく、バランスが悪いように感じた。
 手頃な価格(330ml税別180円)で売るためであろうか。コストカットの結果が味に出てしまっているよう。 軽やかにつくったというよりは、予算の限界から結果的に軽くなってしまったという感じのするビールである。 どうにも中途半端な仕上がりが、気になる。
種別 ビール
CODE:45718FMEEK#05

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