ビール・発泡酒・チューハイの部屋

No.11201−11220


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2025年4月17日
No.11201: サッポロサワー 氷彩 1984 晴れやかライム仕立て <限定> / サッポロ
 さっぽろさわー ひょうさい 1984 はれやからいむじたて <げんてい> / さっぽろ
サッポロサワー 氷彩 1984 晴れやかライム仕立て サッポロサワー 氷彩 1984 晴れやかライム仕立て review
 サッポロサワー 氷彩 1984 初の派生商品「晴れやかライム仕立て」。 発売日は、4月15日。

 グラスに注いだ液色は、無色透明。細かな気泡がグラスの中を立ち上っている。
 香りはややグリーンな感じのライム香があまり強くはなく、ウォッカのアルコール臭がかなり目立つ。 かなり大人しい味が想像される。
 味は香りの上品な印象に反して、かなり酸味がキュンとくる。ライム特有の青臭さは強くないが、 酸っぱさだけが強調されている。その結果、爽やかですっきりした飲み心地。 ただ、このシリーズ特有のじんわりした旨みは感じられる。アルコール感はしっかりめ。 飲み込んだあとにも、尖った酸っぱさとほんのり甘味が残る。
 アルコール分7%。果汁0.3%。原材料名:ウォッカ(国内製造)、ブランデー、ライム果汁、糖類/炭酸、酸味料、香料、酸化防止剤(ビタミンC)。
 通年品 プレーンと同じく、ブランデーが使われており、それが味わい深さを生んでいる。 酸っぱいのに、じんわり旨みや甘味があるのはそのためだ。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:45764DAEE#02
2025年4月18日
No.11202: こだわり酒場のレモンサワー 淡麗旨口 / サントリー
 こだわりさかばのれもんさわー たんれいうまくち / さんとりー
サントリー こだわり酒場のレモンサワー 淡麗旨口 サントリー こだわり酒場のレモンサワー 淡麗旨口 review
 サントリー こだわり酒場のレモンサワー「淡麗旨口」。発売日は、4月15日。

 グラスに注いだ液色は、無色透明。微かに濁っているかな?という感じもする。細かな気泡が多量グラスの中を立ち上っている。
 香りは、やや尖ったフレッシュ感あるレモン香で、苦味が強そう。こだわり酒場シリーズに共通のキャラクターである。
 味に香りほどのパンチはなく、淡麗の名にふさわしいさらっと繊細なタッチと、極めて穏やかなレモン味。 酸が弱いわけではないのだが、あっさりした飲み口で、アルコール感も穏やか。甘味はかなり抑制的。 飲み込んだ後には、引き締まった苦味と酸味が残る。
 アルコール分3%。レモン浸漬酒使用。原材料名:レモン、スピリッツ(国内製造)、焼酎/酸味料、炭酸、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
 3%のチューハイブランドといえば、同社の ほろよい が人気だが、どちらかといえば酒好きに向けたブランドイメージのある「こだわり酒場」シリーズにおいて、 このような商品を投入したのは、より多様なニーズを取り込みたいという意志の表れだろうか。
 健康志向が進み、高アルコールR.T.D.が忌避される風潮の中、こだわり酒場は決して不健康なブランドではないという宣伝隊長を務めるのにふさわしい商品であろう。その意味において、元々お酒が得意でない人たちに向けた ほろよい ブランドとは、目的も方向性もまったく異なるものと言える。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:45765DAEE#03
2025年4月19日[1]
No.11203: ザ・ビタリスト / アサヒ
 ざ・びたりすと / あさひ
アサヒ ザ・ビタリスト アサヒ ザ・ビタリスト review
アサヒ ザ・ビタリスト
 アサヒビールの新商品テスト販売サイト ASAHI Happy Project で、2023年に数量限定販売し、 大好評を得たとして、この度正式販売となった「THE BITTER-IST」(ザ・ビタリスト)。 発売日は、4月15日。

 グラスに注いだ液色は、ごく淡い黄金色。泡は純白できめ細かく、 当初よく盛り上がり、泡持ちも悪くない。
 香りは、すっきりと爽やか。やや柑橘系の香りを感じ、スーパードライのような穀物臭さは感じない。
 味は苦味が強いのだが、香りに感じた爽やかな香味が広がる。ジューシーでじんわりとした旨みがあり、 飲み込んだ後には収斂性のある苦味が舌の両奥にしっかり残る。
 アルコール分6%。原材料名:麦芽(外国製造又は国内製造(5%未満))、ホップ、米、コーン、スターチ。
 テスト販売時 と原材料が一部異なっている(米、コーンは無かった)。 また、アルコール度数も6.5%だったものが、6%になった。 それでも味わいの印象は基本的には変わっていない。微調整だと言えるだろう。
 他社が、これまでビールに親しみのない層を振り向かせようとする商品を投入する中、 アサヒビールは元来のビール好きにフォーカスしてこの商品を開発したものと思われる。 よほど特定銘柄に固執している偏ったビールファンでない限り、ビール好きの多くはこの商品が気になるはずである。
 スーパードライやマルエフなどとは路線が違うとはいえ、微妙にクロスする部分もあるので、 アサヒビールへのロイヤルティー(忠誠心)を高める役割を十分担えるであろう。 売上の柱は多すぎるとカニバリズム(共食い)を招く危険性があるが、 性質の違う柱なら全体としての支持者を増やすことが可能だからだ。
種別 ビール
CODE:45766DAEE#04
2025年4月19日[2]
No.11204: TOPVALU BESTPRICE 甘くないたんさん酒 レモン&ライム / 合同酒精
 とっぷばりゅ・べすとぷらいす あまくないたんさんしゅ れもん あんど らいむ / ごうどうしゅせい
TOPVALU BESTPRICE 甘くないたんさん酒 レモン&ライム TOPVALU BESTPRICE 甘くないたんさん酒 レモン&ライム review
 イオングループのP.B.である TOPVALU BESTPRICE に、アルコール3%の「甘くないたんさん酒」シリーズが登場。 何週か前から店頭に並んでいるもので、正確な発売日はわからないが、全4種ある。
 先日1本目として プレーン を飲んだが、今日は2本目として「レモン&ライム」を飲みたい。

 グラスに注いだ液色は、無色透明。多量の細かな気泡がグラスの中を勢いよく立ち昇っている。
 香りは、少しグリーンな感じの柑橘香で、確かにライムらしいのだが、無果汁のため、当然これは香料である。
 口に含むと、少し酸の尖りを感じるものの、基本的に味らしいものはない。 甘味はまったくない。アルコール感は極めて弱い。キレは抜群。飲み込んだあとには、シャープな酸が残るのみ。
 アルコール分3%。 原材料名:ウォッカ(国内製造)。添加物:炭酸ガス、酸味料、香料。 販売者:イオントップバリュ株式会社 千葉県千葉市美浜区中瀬1-4。 製造場:合同酒精株式会社 千葉県松戸市上本郷字仲原250番地。
 潔いくらいにシンプルな原材料で、原価は安いのだろうなと思う。でも、消費者が自らこれを作ることは出来ないので、 買う意義はある。飲み飽きないので、P.B.としては優秀。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:45766DAEE#UK
2025年4月20日[1]
No.11205: 麒麟特製 レモンサワー ALC.6% / キリン
 きりんとくせい れもんさわー あるこーる6ぱーせんと / きりん
麒麟特製 レモンサワー ALC.6% 麒麟特製 レモンサワー ALC.6% review
 麒麟特製サワーシリーズが新しくなった。4月15日の発売である。
 レモンサワー ALC.6% とクリアサワー ALC.6% の2種があるが、まずは「レモンサワー ALC.6%」のほうを飲みたい。

 グラスに注いだ液色は、わずかに濁りの見られる薄黄色。細かな気泡が、グラスの中を立ち昇っているのが見える。
 香りは、やや苦味が強そうで、適度なコクを感じさせるフレッシュなレモン香。
 味は香りの印象通り、レモンの皮のような苦さが強く、非常にシャープな酸味も合わせて感じられる。 ジューシーだが、甘味は抑えめ。飲み込んだ後には、強い酸味と苦味が口に残る。
 アルコール分6%。果汁2.5%。糖類ゼロ。プリン体ゼロ。 原材料名:ウオッカ(国内製造)、レモン果汁、シトラスエキス、レモンパウダー、糖類/炭酸、 酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
 このシリーズは、誕生当初は キリンザ・ストロング(KIRIN THE STRONG)というブランド名で、 アルコール9%製品が標準だった。 後に「麒麟特製」の文字を併記するようになり、 その文字が大きくなるのと引き換えに KIRIN THE STRONG の表記が小さくなり、 ついには、「麒麟特製」が正式ブランド名になった経緯がある。 その後、アルコール7%製品が投入され、今回6%製品を投入するに至ったわけである。
 現在のところ、同社サイトには 9%製品のラインナップが掲載されているが、ゆくゆくはこの6%製品を主軸とし、 7%も併売するか、あるいは6%だけに絞ってしまう流れではないかと思われる。
 いわゆるストロングチューハイなどの高アルコールR.T.D.への風当たりが強まる中、ブランド名から STRONGを取り去り、 度数6%商品を主軸に据えれば、批判をかわすことができるが、未だ一部で根強いストロング需要をみすみす切り捨てることは営業上得策ではないため、 ひっそりと9%を存続させているというのが、現在の状況ではないだろうか。
 もっとも、このブランド自体が大成功しているとは言えず、店頭における存在感も小さくなっていることから、 今回6%を投入したことは最後の抵抗とも思え、これが当たらないとブランドそのものが終了の危機に直面するのではないかと推測する。 内容は確かなだけに、もったいないことであるが。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:45767DAEE#05
2025年4月20日[2]
No.11206: TOPVALU BESTPRICE 甘くないたんさん酒 グレープフルーツ&レモン / 合同酒精
 とっぷばりゅ・べすとぷらいす あまくないたんさんしゅ ぐれーぷふるーつ あんど れもん / ごうどうしゅせい
TOPVALU BESTPRICE 甘くないたんさん酒 グレープフルーツ&レモン TOPVALU BESTPRICE 甘くないたんさん酒 グレープフルーツ&レモン review
 イオングループのP.B.である TOPVALU BESTPRICE に、アルコール3%の「甘くないたんさん酒」シリーズが登場。 何週か前から店頭に並んでいるもので、正確な発売日はわからないが、全4種ある。
 これまで、プレーンレモン&ライム と2種飲んできたが、 今日は3種目として「グレープフルーツ&レモン」を飲みたい。

 グラスに注いだ液色は、無色透明。多量の細かな気泡がグラスの中を勢いよく立ち昇っている。
 香りは、かなり甘いグレフル香。昔ながらのグレフルチューハイに似て、ガムのような甘さを感じさせる典型的な香料だ。
 味はその香りの印象に反し、まったく甘くない。というか、味らしいものがない。炭酸の刺激と共に酸の尖りのみが感じられる。 アルコール感は極めて弱い。キレは抜群。飲み込んだ後にも、シャープな酸が残る。
 アルコール分3%。 原材料名:ウォッカ(国内製造)。添加物:炭酸ガス、酸味料、香料。 販売者:イオントップバリュ株式会社 千葉県千葉市美浜区中瀬1-5-1。 製造場:合同酒精株式会社 千葉県松戸市上本郷字仲原250番地。
 香料を変えればいくらでもバリエーションが増やせるのだろうなと思わせるシンプルな商品。 ただ、3%だから飲みごたえがなく、甘くないチューハイを求める層には物足りない仕上がりである一方、 アルコールに弱い方にとっては、あっさりし過ぎる味わいなので、どちらにも響かない製品ではないだろうか。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:45767DAEE#UK
2025年4月21日[1]
No.11207: 麒麟特製 クリアサワー ALC.6% / キリン
 きりんとくせい れもんさわー あるこーる6ぱーせんと / きりん
麒麟特製 クリアサワー ALC.6% 麒麟特製 クリアサワー ALC.6% review
 麒麟特製サワーシリーズが新しくなった。4月15日の発売である。
 レモンサワー ALC.6% とクリアサワー ALC.6% の2種があり、昨日既に レモンサワー ALC.6% をレビュー済。 今日は「クリアサワー ALC.6%」を飲みたい。

 グラスに注いだ液色は、無色透明。細かな気泡が、グラスの中を立ち昇っているのが見える。
 香りは、ほんのり穏やかな柑橘香。「和柑橘」と謳われてはいるが、柚子なのか?何をイメージした香りなのか、 実際よくわからない。それよりも、アルコール臭がしっかりと強い。
 味はキュンと酸味が立っているが、明確に酸っぱいというほどでもなく、しっかりしたアルコール感とともに、 やんわりと甘みがある。キレは良く、飲み込んだ後には、穏やかな甘酸っぱさと強烈なアルコール感が残っている。 酸味と苦味が口に残る。
 アルコール分6%。無果汁。糖類ゼロ。プリン体ゼロ。 原材料名:ウオッカ(国内製造)、シトラスエキス、シークワーサーエキス、糖類/炭酸、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
 このようなシンプルなチューハイの場合、度数が強いということがその魅力を引き立てる重要な要素とも考えられるが、 本品は6%設定で決して強くないため、少し中途半端な印象を受ける。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:45768DAEE#06
2025年4月21日[2]
No.11208: TOPVALU BESTPRICE 甘くないたんさん酒 シークァーサー / 合同酒精
 とっぷばりゅ・べすとぷらいす あまくないたんさんしゅ しーくぁーさー / ごうどうしゅせい
TOPVALU BESTPRICE 甘くないたんさん酒 シークァーサー TOPVALU BESTPRICE 甘くないたんさん酒 シークァーサー review
 イオングループのP.B.である TOPVALU BESTPRICE に、アルコール3%の「甘くないたんさん酒」シリーズが登場。 何週か前から店頭に並んでいるもので、正確な発売日はわからないが、全4種ある。
 これまで、プレーンレモン&ライムグレープフルーツ&レモン と3種飲んできたが、 今日は4種目として「シークァーサー」を飲みたい。現在確認されているラインナップとしては、これが全てである。

 グラスに注いだ液色は、無色透明。多量の細かな気泡がグラスの中を勢いよく立ち昇っている。
 香りは、青臭い柑橘香で、確かにシークァーサーらしい。シンプルで、苦そうだ。
 味は酸味が鋭く、苦味は軽く、そしてまったく甘くない。ほぼ味がないと言えるのは、このシリーズ共通の特徴だが、 かなり酸がキュンと感じられるので、爽やかではある。 アルコール感は極めて弱い。キレは抜群。飲み込んだ後にも、シャープな酸が残る。
 アルコール分3%。 原材料名:ウォッカ(国内製造)。添加物:炭酸ガス、酸味料、香料。 販売者:イオントップバリュ株式会社 千葉県千葉市美浜区中瀬1-5-1。 製造場:合同酒精株式会社 千葉県松戸市上本郷字仲原250番地。
 このシリーズは、ある意味ノンアルチューハイよりも飲みごたえがないので、ゴクゴクと飲んでしまいそうだが、 3%アルコールが入っているわけなので、注意して飲みたい。基本的に夏の水分補給にもならないと考えた方がいい。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:45768DAEE#UK
2025年4月22日[1]
No.11209: アサヒ・オリオン 75BEER 島風ピルスナー / オリオン(アサヒ)
 あさひ・おりおん なごびーる しまかぜぴるすなー / おりおん(あさひ)
アサヒ・オリオン 75BEER 島風ピルスナー アサヒ・オリオン 75BEER 島風ピルスナー review
アサヒ・オリオン 75BEER 島風ピルスナー
 沖縄オリオンビールが製造し、通常販売エリア外への流通をアサヒビールが担っている「アサヒオリオン75BEER」が新しくなった。 オリオン社のオリジナル商品のリニューアルに伴うもので、発売日は4月22日。
 2種あるうち、今日は「島風ピルスナー」を飲んでみたい。

 グラスに注いだ液色は、濃いめの黄金色。泡はやや黄色できめ細かく、力強く盛り上がり、泡持ちも良い。
 香りは、軽快で爽やかなホップ香と、しっかり凝縮感のあるモルト香が絶妙に融合。軽いようで力強く、 重たいようで柔らか。
 味も中域の甘味がしっかりとし、そこに力強い苦味が加わり、口の中でほろっと溶けるように広がり、 ホップの芳しい香味が鼻に抜ける。飲み進めると、次第にパワーを感じ、ギュッと苦味が残っているのがわかる。
 アルコール分5%。沖縄県産大麦使用。原材料名:麦芽(外国製造)、ホップ、大麦。 製造者:オリオンビール株式会社 沖縄県豊見城市豊崎1-411。製造所:沖縄県名護市東江2-2-1。 販売元:アサヒビール株式会社 東京都墨田区吾妻橋1-23-1。
 時間が経つとともに引き立つコク・柔らかな飲み口と爽やかで上品な柑橘香を感じられるピルスナー。 時間とともに変わりゆく味わいを楽しめるクラフトビールとともに、自分だけの時間を、 よりゆったりと過ごしてみてはいかがでしょうか。
 国産ビールで最も商品化されている数量の多いピルスナー(というか、大手の製品は、ほとんどがピルスナーである) というビアスタイルには、まだまだ個性的な表情を持つ製品が誕生しうるのだという可能性を見せてくれるビールである。 単に晩酌にとか、渇きを癒やすためなどという目的ではなく、しっかりビールそのものを味わいたいと思わせてくれる上質な新製品であると思う。
種別 ビール
CODE:45769DAEE#00
2025年4月22日[2]
No.11210: サッポロ黒ラベル 進撃の巨人デザイン缶(リヴァイ兵長)/ サッポロ
 さっぽろくろらべる しんげきのきょじんでざいんかん / さっぽろ
サッポロ黒ラベル 進撃の巨人デザイン缶 サッポロ黒ラベル 進撃の巨人デザイン缶 review
サッポロ黒ラベル 進撃の巨人デザイン缶
 サッポロ黒ラベル「進撃の巨人」デザイン缶。発売日は4月15日。 昨年も同時期に同企画(但し、西日本エリア限定販売であった)が行われていたものである。

 中身は通常の黒ラベルなので、味のレビューは割愛する。
 アルコール分5%。原材料名:麦芽(外国製造又は国内製造(5%未満))、ホップ、米、コーン、スターチ。
 ニュースリリースでは、次のような説明がある。
 本商品は「進撃の巨人」の作者である諫山 創さんが大分県日田市のご出身であることをきっかけに、 同じく大分県日田市に製造工場をもつサッポロビールとのコラボレーションが実現し、 昨年サッポロ生ビール黒ラベルと人気アニメ「進撃の巨人」のコラボレーションデザイン缶を西日本エリア23府県(注1)で数量限定発売しました。 ご好評にお応えし、本年は全国で数量限定発売します。
 注1:23府県とは、滋賀県・大阪府・京都府・和歌山県・奈良県・兵庫県・岡山県・広島県・島根県・鳥取県・山口県・愛媛県 ・香川県・徳島県・高知県・福岡県・佐賀県・長崎県・熊本県・大分県・鹿児島県・宮崎県・沖縄県
 なお、レギュラー缶には「リヴァイ兵長」が、ロング缶には「13代団長エルヴィン」が描かれているとのことだが、 今回私はレギュラー缶しか入手していない。
種別 ビール
CODE:45769DAKO#07
2025年4月23日[1]
No.11211: ジャックダニエル&コカ・コーラ ゼロシュガー / コカ・コーラ
 じゃっくだにえる あんど こか・こーら ぜろしゅがー / こか・こーら
ジャックダニエル コカ・コーラ ゼロシュガー ジャックダニエル コカ・コーラ ゼロシュガー review
 4月14日に発売された「ジャックダニエル&コカ・コーラ ゼロシュガー」。
 LAWSONの「お試し引換券」を使用して入手。

 グラスに注いだ液色は、しっかり深いコーラ色。グラスの向こう側はほぼ見えない。 注いでいる時、シュワシュワ音がし、茶色っぽい泡が立っているが、程なくして静まる。
 香りは、ジャックダニエルらしい土臭さの中に、コーラの甘い匂いが混じる。 コーラの薬草っぽさが、ウイスキーの持つ薬臭い香りにシンクロしている。
 味はコカ・コーラゼロ特有のいかにも甘味料という舌にまとわりつく甘さが強く、 ウイスキー由来の土や材木のような味わいや、薬っぽい風味が広がる。 キレは当然悪く、飲み込んだ後にも、それらの香味と強い甘味が口中にだらだらと残る。
 アルコール分5%。原材料名:ウイスキー(米国製造)、食物繊維(難消化性デキストリン)/炭酸、 カラメル色素、酸味料、甘味料(スクラロース、アセスルファムK)、クエン酸K、香料。 製造者:コカ・コーラボトラーズジャパン(株) 東京都港区赤坂9-7-1。
 昨年同時期に発売されたときには、アルコール7%だった。それが、昨今の風潮を反映してか、 今年は5%設定に変わった。
 甘味の強い製品なので、アルコールが強いとかなりくどい仕上がりとなるため、 5%にしたことにより、そこが少し軽減されたのではと思う。それでもまだ甘ったるい飲み口ではあり、 さらにジャックダニエル自体の個性もあって、かなり飲み手を選ぶ製品であることは、間違いない。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:45770LSEK#09
2025年4月23日[2]
No.11212: スーパードライ スマート缶 SUPER BEAVER コラボデザイン缶 / アサヒ
 すーぱーどらい すまーとかん すーぱーびーばー こらぼでざいんかん / あさひ
アサヒ スーパードライ スマート缶 SUPER BEAVER コラボデザイン アサヒ スーパードライ スマート缶 SUPER BEAVER コラボデザイン review
アサヒ スーパードライ スマート缶 SUPER BEAVER コラボデザイン
 アサヒスーパードライ・スマート缶「SUPER BEAVER」コラボデザイン缶。
 昨年(2024年)11月19日から数量限定で発売されたもので、 中身は通常商品のため、入手するつもりはなかったのだが、近所のスーパーにまだ大量に残っていたため、 せっかくなので購入。
 味のレビューについては割愛する。
 アルコール分5%。原材料名:麦芽(外国製造又は国内製造(5%未満))、ホップ、米、コーン、スターチ。
 以前にも同様のことを書いたが、日本語でカタカナの「スマート」というと、 細身の人のような意味合いで用いられることが多いが、これは単語の意味を考えれば誤用。 smart の語は「賢い」(≒cleaver)という意味であり、スタイルがいいなどという意味はないはず。
 それをあえて商品名として用いているのは、細身を意味するカタカナ語として定着していることと、 掌に馴染む大きさがスマホ(smartphone)を連想させるからではないか。
種別 ビール
CODE:45770DAKO#UK
2025年4月24日[1]
No.11213: トリスハイボール缶 やわらか / サントリー
 とりすはいぼーるかん やわらか / さんとりー
トリスハイボール缶 やわらか トリスハイボール缶 やわらか review
 サントリー トリスハイボール缶の新商品「やわらか」。発売日は、4月22日。

 グラスに注いだ液色は、極めて淡いイエローゴールド。 細かな気泡がグラスの中を立ち上るのが見える。
 香りは、「オレンジ?」と思うような、柔らかな柑橘香を感じるのだが、原材料を見ても柑橘はないので、 香料であろう。いわゆるウイスキー臭いパンチがないのが、トリスハイボール缶らしい特徴である。
 口に含むと、最初に炭酸のビリッとした刺激を感じるのとは対照的に、味わいはあくまでもまろやか。 確かにウイスキーであることは間違いないが、力も深みもなく、それでいて作り物っぽくもないので、 いかにベースのウイスキーが大人しく、さらにそれを控えめに使っているかがわかる。 飲み込んだ後にも、本当に微かにアルコール感が残る程度である。
 アルコール分4%。原材料名:ウイスキー(国内製造)、スピリッツ、食物繊維/炭酸、 酸味料、香料、クエン酸K。
 ウイスキー初心者にも飲みやすいのがトリスハイボール缶シリーズであるが、 その中でも特別に飲みやすく仕上げたのが本品だといえる。これなら缶チューハイ感覚で飲めるし、 それどころか、焼酎ベース商品である タカラ焼酎ハイボールなどよりも、数段飲みやすい。
 これは、ハイボール缶における小さな革命といっても過言ではない新作だ。 もちろん、従来のウイスキー好きにはお薦めしない。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:45771LSEK#02
2025年4月24日[2]
No.11214: サッポロ黒ラベル 進撃の巨人デザイン缶(13代団長エルヴィン)/ サッポロ
 さっぽろくろらべる しんげきのきょじんでざいんかん / さっぽろ
サッポロ黒ラベル 進撃の巨人デザイン缶 サッポロ黒ラベル 進撃の巨人デザイン缶 review
サッポロ黒ラベル 進撃の巨人デザイン缶
 サッポロ黒ラベル「進撃の巨人」デザイン缶。発売日は4月15日。 昨年も同時期に同企画(但し、西日本エリア限定販売であった)が行われていたものである。
 一昨日、350mlレギュラー缶 を取り上げ、その時はロング缶は未入手で、特に探す気もなかったのだが、 昨日偶然発見してしまい、結局購入することになった。

 中身は通常の黒ラベルなので、味のレビューは割愛する。
 アルコール分5%。原材料名:麦芽(外国製造又は国内製造(5%未満))、ホップ、米、コーン、スターチ。
 レギュラー缶に描かれているのは「リヴァイ兵長」、こちら500mlロング缶に描かれているのは「13代団長エルヴィン」とのこと。
種別 ビール
CODE:45771AEIT#09
2025年4月25日
No.11215: ヱビス マリアージュブラン / サッポロ
 ゑびす まりあーじゅぶらん / さっぽろ
サッポロ ヱビス マリアージュブラン サッポロ ヱビス マリアージュブラン review
サッポロ ヱビス マリアージュブラン
 ヱビスクリエイティブブリュー シリーズの第8弾となる ヱビス「マリアージュブラン」。 発売日は、4月22日。

 グラスに注いだ液色は、中程度の黄金色。泡はほぼ白色できめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちも良い。
 香りは、ホップの少しヨーグルトっぽく甘酸っぱいニュアンスをまといながら、しっかりモルトの力強さも感じさせる重たさがある。
 口に含むと、香りに感じた甘酸っぱさが広がるが、それを制するようにさらに強烈な苦味が外側から攻め込んでくる感じ。 舌の両奥に、かなりギュッと凝縮した苦味が居座っているが、舌先では酸を感じる不思議な飲み心地。 飲み込んだ後にも、極めて強い苦味がしっかり残る。
 アルコール分5%。原材料名:麦芽(外国製造又は国内製造(5%未満))、ホップ。

 東京・恵比寿のブルワリーから着想を得た新たなビールの魅力
 YEBISU BREWERY TOKYO で提供されていた「Belvet twilight」の知見をもとに都内屈指の一流ホテルの料理人と開発。 白葡萄のような香りのホップを使用し華やかな香りのヱビスに仕上げました。 旬の食とのマリアージュをお楽しみください。
 Chief Experience Brewer 有友亮太
 mariage(マリアージュ=結婚)の名前に反して、少し分裂気味な味わいだと感じた。 もちろん、食事とのマリアージュを意識して作られたものではあろうが、それにしても合わせる料理は少し難しいようにも感じる。 むしろ、このビール単体で世界観が出来上がっている。
種別 ビール
CODE:45772DAEE#03
2025年4月26日
No.11216: ティーチャーズ ハイボール缶 / サントリー
 てぃーちゃーず はいぼーるかん / さんとりー
サントリー ティーチャーズ ハイボール缶 サントリー ティーチャーズ ハイボール缶 review
 サントリー「ティーチャーズハイボール缶」。発売日は、4月22日。 昨年5月に初めて販売されたものが、およそ11か月で戻ってきた。

 グラスに注いだ液色は、淡い琥珀色。ハイボール缶にしては、かなり濃い感じ。 非常に細かな気泡が多量グラスの中を立ち昇っている。
 香りは、かなり甘さが強く、少しスモーキーさもある。香料ではない、ナチュラルなウイスキーの香り。
 味は香りの印象通り、口当たりが優しいものの、スモーキーさがかなりある。 ピート臭もそこそこしっかり感じられる。甘味はまとわりつくような感じではなく、軽い酸味を伴って爽やかさすらある。 繊細でまろやか。品の良い樽のニュアンス。アルコール感は豊か。
 アルコール分8%。原材料名:モルト、グレーン/炭酸。 原料原産地名:スコットランド製造(グレーンウイスキー)。
 缶に書かれているキャッチフレーズ「スモーキーにして、爽やか!」という、そのままの風味。
 昨年発売されたとき、この圧倒的なコストパフォーマンスの良さに驚嘆し、ヒットを予測した。 やはり売れ行きが良かったのか、今年も発売となった。
 今回も期間限定品らしいが、通年販売すればかなりファンが付くはずである。 ただ、サントリーさんとしては、ベースウイスキーである ティーチャーズ ハイランドクリーム をボトルで買って欲しい思惑があるのだろう。 そのためのファン作りなのかもしれない。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:45773DAEE#04
2025年4月27日
No.11217: 華よい 梅&レモンスパークリング <期間限定> / キリン
 はなよい うめ あんど れもんすぱーくりんぐ <きかんげんてい> / きりん
キリン 華よい 梅&レモンスパークリング キリン 華よい 梅&レモンスパークリング review
 キリン 華よい の期間限定「梅&レモンスパークリング」。発売日は、4月22日。

 グラスに注いだ液色は、透過性はあるがやや暗いトーンのゴールド。細かな気泡が多量グラスの中を立ち上っている。
 梅&レモンということだが、香りは、思ったよりも梅が強い。梅酒ソーダという感じ。
 味も香りの印象通り、梅酒っぽさを感じる。但し、甘ったるさはなく、適度に軽快。レモンはやはり言われなければ気づかないというか、 知って飲んでもあまりレモンを感じない。酸は穏やかで、軽い苦味がある。 飲み込んだ後にも、梅酒を非常に薄めたソーダ割りのような風味が残る。
 アルコール分3%。果汁0.5%。原材料名:うめ果汁、レモン果汁、スピリッツ、うめ浸漬酒、食塩、糖類(国内製造)/炭酸、酸味料、 香料、カラメル色素、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
 原材料のうめ浸漬酒というのは、つまり梅酒のことだろうか。しかし、通常の梅酒みたいに砂糖は使っていないのかもしれない。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:45774DAEE#04
2025年4月28日
No.11218: ゼロサワー 無糖レモン / サンガリア
 ぜろさわー むとうれもん / さんがりあ
サンガリア ゼロサワー 無糖レモン サンガリア ゼロサワー 無糖レモン review
 コンビニLAWSONの限定商品、サンガリアゼロサワーシリーズの「無糖レモン」。 事前情報なく、店頭で発見して入手。

 グラスに注いだ液色は、無色透明。非常に細かな気泡がグラスの中を立ち上っている。
 香りは、グリーンな感じで苦味の強そうなレモン香。ジューシーさはほぼなく、シャープである。 アルコール臭がかなり強い。
 味は香りの印象通り極めてシャープ。酸味が差すように強く、もちろん苦味もしっかり。 そして何より、アルコール感が強烈。キレは良いが、飲み込んだ後にシャープな酸味と苦味が残る。
 アルコール分9%。果汁1%。糖類0、プリン体0。 原材料名:レモン果汁、レモンエキス、ウォッカ(国内製造)/炭酸、酸味料、香料、ビタミンC。
 製造者:株式会社日本サンガリアベバレッジカンパニー、 大阪市東住吉区中野4-2-13。製造所:三重県伊賀市依那具字柳原844-1。
 今どきアルコール9%の新商品を堂々と投入するところが、大手ビールメーカー等とは違うサンガリアさんの独自スタンス。 しかもコンビニでの安売り商品ということで、庶民に寄り添った缶チューハイだと言える。
 これは一部で密かなブームを呼びそうな新商品である。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:45775LSEK#UK
2025年4月29日[1]
No.11219: 大山 ミズナラハイボール / 松井酒造
 だいせん みずならはいぼーる / まついしゅぞう
松井酒造 大山ミズナラハイボール 松井酒造 大山ミズナラハイボール review
松井酒造 大山ミズナラハイボール
 鳥取県の松井酒造によるウイスキー 大山ミズナラカスク を用いた缶入りR.T.D.「大山ミズナラハイボール」。
 店頭で偶然発見したものだが、同社のプレスリリースでは、3月上旬より順次発売という告知がなされている。

 グラスに注いだ液色は、極めて淡いゴールドで、やや黄色みが強い。細かな気泡がグラスの中を少量立ち上るのが見える。
 香りは、甘く柔らか。大山ミズナラカスクは、一度だけボトルを買ってみたことがあるが、 ミズナラ樽特有の香り(一般に白檀のようなどと称される)はあまり強くない。本品もかなり樽香は控えめである。
 味はまろやかな甘味が軽い苦味を伴って広がり、樽由来の上品な香りも穏やかに広がる。 それら要素のバランスの取り方は絶妙で、通常ウイスキーには用いない形容であるドリンカビリティが優れていると言いたくなる。 但し、深みやコクは乏しい。飲み込んだ後には、ふんわり甘い香味が口の中に残っている。
 アルコール分8%。原材料名:モルト、グレーン、食物繊維/炭酸、酸味料。原料原産地名:国内製造(グレーンウイスキー、モルトウイスキー)。 製造者:松井酒造合名会社 鳥取県倉吉市上古川656-1。 製造所:鳥取県倉吉市福庭町1丁目297-1。
 ミズナラのオリエンタルな香り、スパイシーさの中に微かに感じるフルーティーな甘味が特徴のハイボールです。 毎日のお食事とご一緒に心ゆくまでお楽しみください。マツイウイスキーはこれからも進化し続けます。
 同社のウイスキーに関しては、ネット上でネガティブな意見を多々見かけるものの、国際的なコンペティションでの受賞歴もあり、 何より価格が安いので、コストパフォーマンスという点では侮れないと私は思う。 まして、このように缶入りR.T.D.となれば、原酒の来歴とか、缶入りに仕立てる時に酸味料等が添加されていることも、 あまり目くじらを立てる必要もないだろう。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:45776AEIT#UK
2025年4月29日[2]
No.11220: BeDiy ビディー / カインズ
 びでぃー / かいんず
カインズ ビディー カインズ ビディー review
 ホームセンター CAINZ(カインズ)で売られている微アルコールビールテイスト飲料「ビディー」。
 私の日常生活圏内に同店がないため存在を知らなかったが、 当サイトのご協力者・森康哲さん から寄贈され、飲むに至った。

 グラスに注いだ液色は、中程度の黄金色。泡に力はないだろうと予想し、できるだけ高いところからグラスに注いでみたら、 泡は粗いながらも何とか盛り上がった。もちろん、泡持ちは良くない。
 香りは、少しホップ香がするものの、基本的にはノンアルビールと同じように、穀物系の臭みがある。 あまり爽やかではない。
 味は苦味が強めで、その点はパンチがあるが、ビールとしてのコクは乏しい。香りに感じた穀物っぽさがある。 軽い酸味もある。苦いだけで味に厚みはなく、かといってキレが良いわけでもない。 飲み込んだ後にも雑穀臭のようなものが残る。
 品名:炭酸飲料。アルコール分0.5%。原材料名:麦芽、米、ブドウ糖、ホップ/炭酸ガス。 原産国:ベトナム。輸入者:株式会社カインズ 〒367-0003埼玉県本庄市早稲田の杜1-2-1。
 今や0.00%の完全ノンアルコールビールがたくさん出回っているのに、あえて0.5%という商品を投入する意図がわからないが、 その昔、技術的に完全ノンアルの製造が難しかった頃に、1%未満のものはノンアルコールと称していた。 つまり、その頃の技術で安く作っているのか。しかし、味わい的に優位性はほぼないので、コストダウンが出来る(?)というのが唯一のメリットか。
 商品名の BeDiy というのは、ホームセンターだけに、Beer の Be と DIY をくっつけた命名だろう。 べつに購入者自らがこの製品を使って新たに何かを作るというわけではないけれど。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:45776PRST#UK

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