ビール・発泡酒・チューハイの部屋

No.6141−6160


 
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2017年7月9日[1]
No.6141: ビターズ 皮ごと搾りはっさく <夏限定> / キリン
 びたーず かわごとしぼりはっさく <なつげんてい> / きりん
キリン ビターズ 皮ごと搾りはっさく キリン ビターズ 皮ごと搾りはっさく review
キリン ビタース 皮ごと搾りはっさく
 キリンビターズの夏限定「皮ごと搾りはっさく」。発売日は、7月4日であった。

 グラスに注いだ液色は、ほんのり黄色っぽく濁りあり。 気泡は少なく、炭酸は弱そう。
 香りは、やや尖りのある苦そうな柑橘香。このシリーズ特有のハーブっぽさというか、薬草っぽさはあまり強くない。 だから穏やかで落ち着いた印象だ。
 味はかなりストイック。それがはっさくだとはわかりにくいが、とにかく柑橘の皮の苦さがかなり強調され、 そこに強いアルコール感が加わる。緑っぽい味わいであり、どこかジンライムを思わせる本格的な味。
 飲み込んだ後には、強めの苦味とホットなアルコール感が残る。
 アルコール分9%。果汁1.6%。原材料:ウォッカ・リキュール(レモンピール・ハーブ・スパイス) ・はっさく果汁・はっさくピールエキス・酸味料・香料・甘味料(アセスルファムK)。 製造者:キリンディスティラリー(株)、販売者:麒麟麦酒(株)。
 缶の基本デザインは、先日取り上げた通年品の 皮ごと搾りレモン&ライムの夏限定デザイン缶 と同じく、花火があしらわれている。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:42925DAEE#05
2017年7月9日[2]
No.6142: ジェントプラス (韓国産新ジャンル / 輸入:シジシージャパン)
 じぇんとぷらす
ジェントプラス ジェントプラス review
 全国200社を超える中堅・中小スーパーマーケットが加盟するCGC(シジシー)グループで扱われている新ジャンル 「ジェントプラス」。
 私の生活圏内には同グループのお店はないため、普段ノーチェックなのだが、 これはリニューアル品らしい。前回も贈って頂いた、中京地区在住のご協力者 森康哲さん から今回も寄贈された。
 缶に大きく 麦の旨み とあるが、これは商品名には含まれず、 あくまでも ジェントプラス が商品名らしい。

 グラスに注いだ液色は、中程度の黄金色。新ジャンルにしては濃いめか。 泡は純白できめ細かく、当初は良く盛り上がって、泡持ちも悪くない。
 香りは、ほんのり甘いニュアンスをまといながらも、 芳しいホップ香が感じられる。
 味は基本的にすっきり系。ただ、苦味をしっかりつけ、ある程度の飲みごたえを出している。 新ジャンル特有の焼酎みたいな甘みが口に残るが、これは致し方ない所だろう。
 アルコール分6%。原材料:発泡酒(麦芽、ホップ、大麦、スターチ)、スピリッツ(大麦)、炭酸ガス含有。 原産国名:大韓民国。輸入者および引取先:株式会社シジシージャパン、東京都新宿区大久保2-1-1。
 私は普段、サイト掲載用以外に新ジャンルや発泡酒を買うことはほぼ皆無なので、 記事にしたあと、同じものを飲むことはない。だから、新ジャンルの良し悪しを明確に断定できるのかと問われると、 いささか心許ないのであるが、そこを敢えて言わせてもらうと、このようなP.B.製品には、 実は優秀なものが多いと感じている。 コストがかけられないから、下手に飲みごたえを追求したりせず、結果としてすっきり軽い味になるのだが、 この製品はちょっと頑張って濃くしようとしている点が、余計なお世話のようにも思える。
 私が、自分のためにはちゃんとしたビールしか買わないなんて話をすると、 お金持ちなんですね、などという的外れなツッコミが入ることもあるのだけれど、 新ジャンル3本飲むよりもビール1本飲みたい、という嗜好なだけである。
種別 新ジャンル
CODE:42925PRST#UK
2017年7月10日[1]
No.6143: もぎたて 手摘み洋梨 <期間限定> / アサヒ
 もぎたて てづみようなし <きかんげんてい> / あさひ
アサヒ もぎたて 手摘み洋梨 アサヒ もぎたて 手摘み洋梨 review
 アサヒもぎたて の期間限定品「手摘み洋梨」。発売日は、7月4日であった。

 グラスに注いだ液色は、ほぼ無色透明。かすかに色がついているかな?という気もする。
 香りは、やや苦味が強そうな洋梨香。かなりナチュラルな感じで、このシリーズにふさわしい。。
 口に入れた瞬間、香りに感じた苦味がぐっとくるが、すぐに豊かな甘味が広がる。 その甘味は、梨の甘味というより、ややわざとらしく使われた甘味料の甘さであり、 かなり口に残る。アルコールのホットな感じと相まって、どんよりといつまでも口中に居座る。 だから、後キレは悪い。
 アルコール分9%。果汁2%。糖類ゼロ。プリン体ゼロ。着色料ゼロ。 原材料:ウオッカ、西洋なし果汁、ブドウ種子エキス、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース、 アスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物)。
 2017年7月〜9月までの出荷予定
 味もアルコールもかなり濃いので、夏は氷を入れて飲んだほうが爽やかかもしれない。 もちろん、ドドンと濃いのが好きな人は、このまま飲めばいいが。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:42926DAEE#06
2017年7月10日[2]
No.6144: ジェントオフ (韓国産新ジャンル / 輸入:シジシージャパン)
 じぇんとおふ
ジェントオフ ジェントオフ review
 全国200社を超える中堅・中小スーパーマーケットが加盟するCGC(シジシー)グループで扱われている新ジャンル。 昨日 ジェントプラス を飲んだが、あちらはいわばレギュラー版だとすると、 こちらは糖質70%オフの「ジェントオフ」。
 昨日のジェントプラス同様、こちらも中京地区在住のご協力者 森康哲さん から寄贈されたものである。

 グラスに注いだ液色は、中程度の黄金色。糖質オフ製品にしては、しっかりめか。 泡は純白できめ細かく、当初は良く盛り上がって、泡持ちも悪くない。
 香りは、軽快で芳しいホップ香が感じられ、好印象。
 味はすっきりクリアで、軽い苦味がアクセントになっている。 新ジャンル特有の甘さは若干感じるものの、引っかかりがなく、さらっと喉を過ぎる。 後キレは抜群。
 アルコール分4%。原材料:発泡酒(麦芽、ホップ、糖類、食物繊維)、スピリッツ(大麦)、炭酸ガス含有。 原産国名:大韓民国。輸入者および引取先:株式会社シジシージャパン、東京都新宿区大久保2-1-1。
 飲みごたえらしきものはまったくないが、これで正解。きちっと苦味があって、 新ジャンルの短所である甲類焼酎みたいな口に残る甘さもほぼなく、さらっとキレていく。 糖質オフはこうでなくちゃ、という潔さがあって、とても好印象。
 糖質オフ新ジャンルに、そもそもビールっぽさなんて求めちゃいけません。
種別 新ジャンル
CODE:42926PRST#UK
2017年7月11日[1]
No.6145: 麦とホップ 夏空のホップセッション / サッポロ
 むぎとほっぷ なつぞらのほっぷせっしょん / さっぽろ
サッポロ 麦とホップ 夏空のホップセッション サッポロ 麦とホップ 夏空のホップセッション review
サッポロ 麦とホップ 夏空のホップセッション
 サッポロ麦とホップ「夏空のホップセッション」。期間限定品で、発売日は7月11日。

 グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。泡は純白できめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちも悪くない。
 香りは、清冽で爽快な、グレープフルーツ+マスカットのような芳しいホップ香が立つ。 この製品の一番の魅力はおそらくここにある。
 味は軽やかな苦味と、軽快な酸。ボディに厚みはないが、 ジューシーで妖艶な味わい。 柑橘のような風味が口いっぱいに広がり、飲み込んだ後にはしっかりとした苦味が残る。
 アルコール分4.5%以上5.5%未満。原材料:発泡酒(麦芽・ホップ・大麦)・スピリッツ(大麦)。
 シトラスのように香るホップと、フルーティーな香りのホップ、2つのフレーバーホップが奏でる、 暑い夏にぴったりの爽やかな苦味と驚くほど瑞々しい香りをお楽しみください。
 ニュースリリースには、次のような説明がある。
この商品は、柑橘のように香るホップ「シトラ」と、 フルーティーな香りのホップ「カスケード」の2つのフレーバーホップによる驚くほど瑞々しい香りと爽やかな苦味を感じる、 暑い夏にぴったりの飲み心地をお楽しみいただけます。
 今年5月に出た 魅惑のホップセッション で使われていたホップはモザイクとカスケードだった。今回はモザイクの代わりにシトラが使われているわけだが、 そのお陰で、シトラの特徴である(名前からもわかるとおり)シトラスっぽい(柑橘的な)尖りがあり、 それが暑い季節に向く風味になっている。
 新ジャンルではなくビールだと言われれば信じてしまいそうな、充実した味わい。
種別 新ジャンル
CODE:42927DAEE#00
2017年7月11日[2]
No.6146: 麦仕込みブルワリー (韓国産新ジャンル / 輸入:トライアルカンパニー)
 むぎじこみぶるわりー
トライアル 麦仕込みブルワリー トライアル 麦仕込みブルワリー review
 福岡に本拠を置くスーパーセンター・トライアル グループで扱われているという新ジャンル。 同店は私の生活圏内になく、まったく遭遇することのない製品だが、 当サイトの中京地区在住のご協力者 森康哲さん から寄贈されたものである。

 グラスに注いだ液色は、中程度の黄金色。糖質オフ製品にしては、しっかりめか。 泡は純白でやや粗いが、当初は良く盛り上がって、泡持ちも悪くない。
 香りは、新ジャンルらしく、やや甘いニュアンスを伴いながらも、芳しいホップ香もちゃんとある。
 口当たりは軽い渋味と苦味、焼酎のようなふんわりした甘味を感じ、重層的。 いかにも新ジャンルというくせがあり、ビールっぽい飲みごたえとはまったく違う。 後キレも悪い。
 アルコール分6%。原材料:発泡酒・スピリッツ(大麦)。 原産国名:大韓民国。輸入者及び引取先:(株)トライアルカンパニー、福岡県福岡市東区多の津1-12-2。
 雑穀臭のようなものはそんなに強くないので、その点は長所か。
種別 新ジャンル
CODE:42927PRST#UK
2017年7月12日[1]
No.6147: −196℃ ストロングゼロ ビターアップル <限定> / サントリー
 まいなす196ど すとろんぐぜろ びたーあっぷる <げんてい> / さんとりー
サントリー -196℃ ストロングゼロ ビターアップル サントリー -196℃ ストロングゼロ ビターアップル review
 事前に発売情報をつかんでいなかったのだが、先週、セブンイレブン店頭で偶然遭遇。
 セブン&アイ限定商品と書かれており、発売日は不明。6月下旬頃の登場ではないかと推察される。

 グラスに注いだ液色は、ほんのり淡いゴールド。りんご果汁を薄めたようなイメージ。
 香りは、キリッとシャープなりんご香。ビターの名に恥じないストイックな印象。
 口に含むと、「え?これ、りんご?」と問いたくなるような、 非常にシャープで刺激的な味わい。甘さが抑えられ、りんごの酸味と苦味と極めて強いアルコール感が前面に。 りんご果汁から味わいのコクをスパッと切り取ったような、いわば厳しい味。 飲み込んだ後にも、軽い苦味が口に残って、後キレは抜群。
 アルコール分9%。糖類ゼロ。プリン体ゼロ。りんご・りんごピール浸漬酒使用。 原材料名:りんご、りんごピール、ウオツカ、ワイン、スピリッツ、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK)、 カラメル色素。
 りんご味チューハイで甘くない製品など、これまであっただろうか。いやなかったに違いない。
 この潔さは、同様にシャープなチューハイを得意とする宝酒造さんも真っ青だろう。 しかもこの製品のどこがすごいかって、度数9%にしてこの苦さ、シャープさである。
 好き嫌いははっきりと分かれるだろうが、私はこのチャレンジに、拍手を贈りたい。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:42928SEST#UK
2017年7月12日[2]
No.6148: 金麦 花火デザイン缶 / サントリー
 きんむぎ はなびでざいんかん / さんとりー
サントリー 金麦 花火デザイン缶 サントリー 金麦 花火デザイン缶 review
サントリー 金麦 花火デザイン缶
 毎年この時期に出されている、サントリー金麦の花火デザイン缶。 当サイトで把握している限り、2011年から毎年発売が確認されている。
 とはいえ、そんなに大量に流通しているわけではない。今回私は、 スーパー店頭で少量陳列されているのを発見したのだが、他店では今のところまったく見ない。

 中身は通常の金麦なので、味のレビューは割愛する。
 アルコール分5%。原材料:発泡酒(麦芽、ホップ、糖類)、スピリッツ(小麦)。
 2011年2012年2013年2014年2015年2016年 と過去の商品を追ってみると、毎年デザインは微妙に違う。
種別 新ジャンル
CODE:42928KSES#UK
2017年7月13日[1]
No.6149: 今日はうちごはん / キリン
 きょうはうちごはん / きりん
キリン 今日はうちごはん キリン 今日はうちごはん review
キリン 今日はうちごはん
 事前に発売情報をつかんでいなかったのだが、今週火曜にセブンイレブンで偶然遭遇した。 キリン「今日はうちごはん」というビール。
 正確な発売日はわからないが、セブン&アイ限定で、おそらく7月11日の発売ではないかと推測される。

 グラスに注いだ液色は、やや濁りのある中程度の黄金色。泡はほぼ白色で非常にきめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちも良い。
 香りは、ヨーグルトのような甘酸っぱさをベースに、 どこかスモークハムみたいな煙っぽさがわずかに加わる。 この複雑さは、色々と想像をかき立ててくれる。あの料理に合うだろうか、この料理に合うだろうかと。
 口に含むと、ボディ感は以外とスリムで、香りに感じた軽快な甘酸っぱさと若干のスモーキーさが同居。 重たすぎないから、食事の邪魔はしなさそう。 官能的なジューシー感が、ほどよい時間継続し、必要以上に後に引きずらない。 飲み込んだ後には、トップノーズから一貫して続いている軽い酸味とスモーキーな感じが穏やかな余韻として残る。
 アルコール分5%。原材料:麦芽(小麦麦芽・大麦麦芽)・ホップ。
 麦芽100%ビール<無濾過>
 無濾過由来のまろやかさと燻製した麦芽のほのかな薫りが、お肉料理を美味しくします。 いつもの食卓をもっとおいしく。
 推奨されているとおり、グリルした肉料理などにはバッチリ合いそうだが、 ふと思い立ち、家の冷蔵庫にたまたまあったチェダーチーズと合わせてみたところ、抜群の相性であった。
 ベーコンを使ったパスタなどにも合いそうだし、焼き魚にだって悪くない。まさに"うちごはん"が少しリッチになるビールとして、 大変重宝しそうだ。
種別 ビール
CODE:42929SEST#02
2017年7月13日[2]
No.6150: 麦とホップ The gold 夏デザイン缶 / サッポロ
 むぎとほっぷ ざ・ごーるど なつでざいんかん / さっぽろ
サッポロ 麦とホップ The gold 夏デザイン缶 サッポロ 麦とホップ The gold 夏デザイン缶 review
サッポロ 麦とホップ The gold 夏デザイン缶
 サッポロ麦とホップの「夏デザイン缶」。発売日は、7月11日。
 麦とホップはこのように限定デザイン缶を多数出しており、地域限定販売のものも多いのだが、 これは全国発売の商品である。

 中身は通年商品の麦とホップ The gold なので、味についてのレビューは割愛する。
 アルコール分5%。原材料:発泡酒(麦芽・ホップ・大麦)・スピリッツ(大麦)。
 花火があしらわれたデザイン缶といえば、昨日掲載したサントリー金麦は、毎年この時期に必ず出されている。 他社からも、例えば先日取り上げた キリン一番搾り 大輪の夏デザインパッケージ のようなものが、 散発的に登場する。
 中身は変わらずともパッケージが目新しくなるだけで、手にとってもらいやすくなる。それを狙った戦術であることは明らか。
種別 新ジャンル
CODE:42929DAKO#02
2017年7月14日[1]
No.6151: 氷結ストロング アップルクーラー <期間限定> / キリン
 ひょうけつすとろんぐ あっぷるくーらー <きかんげんてい> / きりん
キリン 氷結ストロング アップルクーラー キリン 氷結ストロング アップルクーラー review
 キリン氷結ストロングの期間限定「アップルクーラー」。 発売日は、7月11日。

 グラスに注いだ液色は、ほぼ無色透明。気泡は少なく、炭酸は弱そう。
 香りは、甘さを湛えたりんご香だが、適度なジューシー感であり、 甘ったるい印象はない。
 味はとにかくアルコール感が強く、果汁よりもウォッカの存在感が前面に。 もちろん、香りに感じたりんごらしい甘酸っぱさと、苦さがある。 飲み込んだ後にも、甘味と苦味が口に残る。
 アルコール分9%。果汁2.5%。糖類ゼロ。プリン体ゼロ。 原材料:りんご果汁・ウォッカ・酸味料・香料・甘味料(アセスルファムK・スクラロース)。
 赤りんごの氷結ストレート果汁を使用した、甘酸っぱくてみずみずしい果汁感としっかりした飲みごたえ。
 昨年1月に 氷結ストロング 赤りんご が出たが、 これはその続編と言えそうだ。いや、原材料をみると同じであり、味も変わっていないようだ。 名前だけを変えたのか?
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:42930KSES#03
2017年7月14日[2]
No.6152: サッポロクラシック 春の薫り 2017 <数量限定> / サッポロ
 さっぽろくらしっく はるのかおり 2017 <すうりょうげんてい> / さっぽろ
サッポロクラシック 春の薫り 2017 サッポロクラシック 春の薫り 2017 review
 サッポロクラシック「春の薫り」は、北海道限定で今年3月21日に発売されたもの。 入手をあきらめていたのだが、当サイトのご協力者・ 森康哲さん(森康哲のブログ 運営者) からご提供いただいた。ありがたく味わいたい。

 グラスに注いだ液色は、中程度の黄金色。泡は純白で、当初はよく盛り上がるが、泡持ちはほどほど。
 香りは、このシリーズらしく、非常に清澄でみずみずしいホップ香が特徴的。 ジューシーで妖艶だ。
 味も香りの印象どおり爽やかで、かつ肉感的。 さらに苦味もしっかりめ。飲み込んだ後には、ジューシーで甘い余韻が長く残る。
 アルコール分5%。原材料:麦芽・ホップ。
 フレーバーホップの春が薫り立つ。
 製造から4か月が経っているが、まったく劣化はしていなかった。この製品の特徴であるみずみずしさが保たれていた。
種別 ビール
CODE:42930PRST#115
2017年7月15日[1]
No.6153: −196℃ ストロングゼロ 冷凍みかん <限定> / サントリー
 まいなす196ど すとろんぐぜろ れいとうみかん <げんてい> / さんとりー
サントリー -196℃ストロングゼロ 冷凍みかん サントリー -196℃ストロングゼロ 冷凍みかん review
 サントリー・-196℃ ストロングゼロシリーズの期間限定「冷凍みかん」。 発売日は、7月11日。

 グラスに注いだ液色は、ほぼ無色透明だが、ほんのりと色づいているようにも見える。
 香りは、軽くてチープなオレンジ香だから、ジューシー感はあまりない。
 味は非常にあっさり。コクがないので、上滑りした感じの味であることは否めない。 甘味料特有の甘さと強いアルコール感が呼応して、飲み込んだ後にも甘さが口に居座る。
 アルコール分9%。糖類ゼロ。みかん果汁0.5%。みかん浸漬酒使用。 原材料:みかん、ウオツカ、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
 果実まるごとのみかん浸漬酒と、果汁をダブルで使用! ストロングな果実感とストロングな飲みごたえ!
 昨年 は5月に出ていたので、2か月ほど遅くなった。 いや、さかのぼると、初登場した 2015年 は7月の発売だったから、 元に戻ったと言うべき。昨年は出すのが早すぎて、失敗したということなのか。
 昨年までと大きく違うのは、アルコール度数が8%から9%に上がったこと。 これは、現在のストロングゼロシリーズが、すべて9%になっていることに合わせたものである。
 近年のチューハイ市場では、強いものはより強く、弱いものはより弱くという、 二極分化が進んでいることが、背景にある。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:42931KSES#04
2017年7月15日[2]
No.6154: ドラフトレッド (韓国産新ジャンル / 輸入:トライアルカンパニー)
 どらふとれっど
トライアル ドラフトレッド トライアル ドラフトレッド review
 福岡に本拠を置くスーパーセンター・トライアル グループで扱われているという新ジャンル。 同店は私の生活圏内になく、まったく遭遇することのない製品だが、 当サイトの中京地区在住のご協力者 森康哲さん から寄贈されたものである。

 グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。 泡は粗く、当初こそ良く盛り上がるが、泡持ちはほどほど。
 香りは、非常に軽快で清々しいホップ香が好印象。期待していなかっただけに、この芳しさは驚きだ。
 味も香りの印象どおり、とてもクリアでくせがない。適度な苦味と厚みがあって、 新ジャンル特有の甘さはあるものの、バランス的に苦味が優勢なので、後キレも悪くない。
 アルコール分5%。原材料:発泡酒・スピリッツ(大麦)。 原産国:韓国。輸入者及び引取先:(株)トライアルカンパニー、福岡県福岡市東区多の津1-12-2。
 非常に優秀な新ジャンルであることがわかった。くせがないので飲み飽きせず、 毎日の晩酌にも適している。
種別 新ジャンル
CODE:42931PRST#UK
2017年7月16日[1]
No.6155: セブンプレミアム クリアクーラー すっきりパインサワー <期間限定> / アサヒ
 せぶんぷれみあむ くりあくーらー すっきりぱいんさわー <きかんげんてい> / あさひ
セブンプレミアム クリアクーラ すっきりパインサワー セブンプレミアム クリアクーラ すっきりパインサワー review
 セブン&アイグループのP.B.であるセブンプレミアムのチューハイ「クリアクーラー」に、 期間限定「すっきりパインサワー」が登場。
 私は発売情報を知らなかったのだが、今月初めくらいにセブンイレブン店頭で偶然遭遇したものである。

 グラスに注いだ液色は、ほぼ無色透明だが、ほんのり色づいているかな?という程度。
 香りは、ほんのり甘く、酸の強そうなパイン香。商品名のとおり、すっきりした味わいが想像される。
 味は、香りの印象以上にシャープ。酸がかなり立っており、甘さは抑え込まれている。 熟し切っていないパインの果汁を少し使いました、といった感じの味。 飲み込んだ後にも、ヒリヒリした強めの酸が口に残る。
 アルコール分6%。果汁0.2%。 原材料:ウオッカ、グレープフルーツスピリッツ、パイナップル果汁、糖類、酸味料、香料。
 度数設定が6%であり、なかなか強い。いわば、見た目は軟派、中身は硬派。 甘くて飲みやすいチューハイを想像して飲んだら、思わぬパンチを食らうことになる。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:42932SEST#UK
2017年7月16日[2]
No.6156: ドラフトグリーン (韓国産新ジャンル / 輸入:トライアルカンパニー)
 どらふとぐりーん
トライアル ドラフトグリーン トライアル ドラフトグリーン review
 福岡に本拠を置くスーパーセンター・トライアル グループで扱われているという新ジャンル。 同店は私の生活圏内になく、まったく遭遇することのない製品だが、 当サイトの中京地区在住のご協力者 森康哲さん から寄贈されたものである。
 昨日、ドラフトレッド を飲んだのだが、今日は糖質オフの「ドラフトグリーン」を。

 グラスに注いだ液色は、ごく淡い黄金色。 泡は粗く、当初は良く盛り上がるが、泡持ちはほどほど。
 香りは、昨日飲んだドラフトレッドと同系統で、軽快で清々しいホップ香が感じられる。 糖質オフでこのしっかりした香りはなかなかである。
 味はもちろんすっきりと軽い。クリアで引っかかりがなく、 適度な苦味が効いている。新ジャンル特有の甘さはもちろんあるが、 それでも苦味の存在感が勝っているので、非常に後キレが良い。 味わいらしきものはないが、臭みもない。きれいなまとめ方だ。
 アルコール分4%以上5%未満。原材料:発泡酒・スピリッツ(大麦)。 原産国:韓国。輸入者及び引取先:(株)トライアルカンパニー、福岡県福岡市東区多の津1-12-2。
 昨日のドラフトレッド同様、非常に優秀な新ジャンルである。まったくと言っていいほどくせがないので、 毎日飲んでも飲み飽きないだろう。
種別 新ジャンル
CODE:42932PRST#UK
2017年7月17日[1]
No.6157: TOPVALU 麦の恵み / サッポロ
 とっぷばりゅ むぎのめぐみ
TOPVALU 麦の恵み TOPVALU 麦の恵み review
 イオングループのP.B.である"TOPVALU"の名を冠した新ジャンル「麦の恵み」が登場。 発売日は、7月11日。
 缶に書かれた"国内製造"の文字が目を引く。

 グラスに注いだ液色は、ごく淡い黄金色。 泡はかなりきめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちも悪くない。
 香りを嗅いだ瞬間、新ジャンルの域を超えていることに驚く。 ハイネケンみたいな、少しガスっぽい、しかし清澄なホップ香がしっかりと立つ。 但し、重々しさはなく、かなり軽めの印象。
 口当たりは、苦味がググッとくるものの、やはりそれ以上の凝縮感はない。 だが、当初の苦味がその後もずっと支配的なので、新ジャンル特有の甘さやコクのなさを 覆い隠して余りある。 つまり、下手にコクを出そうとしていないから、雑味が少なくクリアな味であり、 その中で苦味だけは強いから、適度な飲みごたえは感じられる。
 アルコール分5%。原材料:発泡酒(麦芽、ホップ、大麦、糖類)、スピリッツ(大麦)。 販売者:イオントップバリュ(株)。製造場:サッポロビール(株)。
 販売価格は驚きの税込102円。それでこの内容なのだから、申し分ないどころか、申し訳ない。
 サッポロさんには悪いが、ドラフトワンよりもしっかりと飲みごたえがあり、 麦とホップほどの嫌らしいくどさもなく、非常にバランスが良い。それらナショナルブランドを買うより、 こっちを買ったほうがいいですよと、声高にお薦めしたい。
 また、同じイオン限定のサッポロ ラガーズハイ よりも、実力はこちらのほうが数段上である。
 なお、缶底の製造所固有記号を見ると、サッポロビール千葉工場で製造された製品のようである。 販売者(イオントップバリュ)が千葉の会社だから、そういう関係があるのだろうか。
種別 新ジャンル
CODE:42933DAEE#06
2017年7月17日[2]
No.6158: 山崎蒸留所貯蔵 梅酒ソーダ割り / サントリー
 やまざきじょうりゅうじょちょぞう うめしゅそーだわり / さんとりー
サントリー 山崎蒸留所貯蔵 梅酒ソーダ割り サントリー 山崎蒸留所貯蔵 梅酒ソーダ割り review
 近所のセブンイレブンに立ち寄った際、「セブン&アイ限定商品」として売られていたもの。 山崎蒸留所と言えば、サントリーを代表する「山崎」などのウイスキーを造っている京都の蒸留所だが、 この製品は、ウイスキーの熟成に用いていた古樽を使って熟成させた梅酒のソーダ割り製品である。
 発売日は定かではないが、おそらく7月11日ではないかと推測される。

 グラスに注いだ液色は、しっかり濃いめの黄金色。梅酒が濃そうだ。
 香りは、派手さはないがどっしり落ち着いた梅酒香が、穏やかに香る。 あえて香りづけなどしていない所に、風格を感じる。
 味は、梅酒らしい甘酸っぱさとともに、ウイスキーのような樽香を感じる。 軽いスモーキーさがあり、梅果実をかじったみたいな苦味もあって、 落ち着いた味わい。
 甘さも酸も引っかかりがなく、深い味わいとともに、後キレの良さも持っている。
 アルコール分5%。原材料名:梅(国産)、スピリッツ、糖類、酸味料。
 ウイスキーの古樽で熟成した梅酒を主体に紀州産南高梅酒をブレンドした、華やかな香りと深い味わいが楽しめる大人のソーダ割りです。
 一般的な梅酒ソーダ割り製品だと、甘酸っぱさが強調されていたり、 甘さが口に残ったりすることが多いのだが、この製品はそのような浮ついたところがなく、 まさに大人のための梅酒ソーダといった感じだ。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:42933SEST#UK
2017年7月18日[1]
No.6159: アイスジン レモン&ライム / サントリー
 あいすじん れもん あんど らいむ / さんとりー
サントリー アイスジン レモン&ライム サントリー アイスジン レモン&ライム review
 サントリーから期間限定で「アイスジン レモン&ライム」、「アイスウオツカ グレープフルーツ」 が登場。発売日は、7月18日。
 サントリーアイスジン、アイスウオツカといえば、割る前の製品が通年品として売られており、 今回、ソーダで割ってRTDに仕立て、商品化したものだ。
 2種のうち、まず「アイスジン レモン&ライム」を飲みたい。

 グラスに注いだ液色は、無色透明。気泡は少なく、炭酸は弱そう。
 香りは、爽やかな柑橘香が立ち、ジンの香りは強くない。 いや、何かアルコール臭はあるのだが、焼酎だと言われたら、そんな感じもしてしまう。
 口当たりは香りの印象どおりすっきり。ライムのグリーンな感じが優勢で、 アルコール感は強くない。だがそれはうまく味わいが馴染んでいるだけで、 飲み進めるとやはり度数が強いということがわかってくる。
 アルコール分7%。レモン、ライム浸漬酒使用。 原材料名:スピリッツ、糖類、酸味料、炭酸ガス含有。
 ボタニカル由来のジンの爽やかな香りとレモンライムの果実感が楽しめる、爽快なジンソーダ。
 ジンベースのカクテルと考えると軽すぎるが、一般の缶チューハイと比べると、やや強め。 ジンを飲み慣れない人にも、取っつきやすいかもしれない。グラスに氷を入れて飲めば、さらに飲みやすい。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:42934DAKO#00
2017年7月18日[2]
No.6160: TOPVALU 木頭ゆずチューハイ / 合同酒精
 とっぷばりゅ きとうゆずちゅーはい / ごうどうしゅせい
TOPVALU 木頭ゆずチューハイ TOPVALU 木頭ゆずチューハイ review
 イオングループのスーパーで最近大々的に売られている「TOPVALU 木頭ゆずチューハイ」。
 初めての発売ではなく、以前にも売られていたものの再発売である。ただ、 パッケージ、内容とも変わっているようだ。

 グラスに注いだ液色は、黄色くしっかり濁っている。気泡は少なく、炭酸は弱そう。
 香りは、ジューシー感が強く、果汁たっぷりといった感じの、グリーンな柚子香。
 味は非常に酸味が強く、そして香りの印象どおりジューシー。 甘味も強いのだが、酸には負けている。 飲み込んだ後にも、伸びやかな酸味と軽い苦味が口に残っている。
 ゆず果汁7%。アルコール分5%。徳島県那賀町産木頭ゆず使用。 原材料名:ウォッカ、ゆず果汁(徳島県産木頭ゆず)、果糖ぶどう糖液糖、クエン酸Na。 製造者:合同酒精(株)、販売者:イオン(株)。
 以前は、TOPVALU SELECT という上級P.B.で出されており、 果汁10%・アルコール分3%の製品が売値192円という強気設定だった。 その前身 は果汁3%・アルコール分3%で売値128円。今回は中庸と言え、売値159円。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:42934DAKO#UK

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