ビール・発泡酒・チューハイの部屋

No.6321−6340


 
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2017年10月7日[1]
No.6321: ビターズ 皮ごと搾りピンクグレープフルーツ <期間限定> / キリン
 びたーず かわごとしぼりぴんくぐれーぷふるーつ <きかんげんてい> / きりん
キリン ビターズ 皮ごと搾りピンクグレープフルーツ キリン ビターズ 皮ごと搾りピンクグレープフルーツ review
 キリンチューハイ・ビターズ シリーズに、期間限定「皮ごと搾りピンクグレープフルーツ」が登場。 発売日は、10月3日であった。

 グラスに注いだ液色は、濁りのあるごく淡いピンク色。気泡は少なく、炭酸は強くなさそう。
 香りは、ビターズ特有のハーブ香が強いが、その下にしっかりピングレの苦酸っぱくフレッシュな柑橘香。
 味は香りの印象どおり、ハーブの香味が強く、柑橘の鋭い酸味も強い。甘さは抑え気味。 ジューシーで、なおかつアルコール感がとても強いので、まさにカクテルという味。 飲み込んだ後には、鋭い酸と苦味が残る。
 アルコール分9%。果汁2.9%。糖類ゼロ。プリン体ゼロ。 原材料:ウオッカ・リキュール(レモンピール・ハーブ・スパイス)・グレープフルーツ果汁・グレープフルーツエキス・ 酸味料・香料・甘味料(アセスルファムK)・ブドウ果汁色素・紅花色素。 製造者:キリンディスティラリー(株)、販売者:麒麟麦酒(株)。
 このビターズシリーズは、高アルコールR.T.D.の中では、甘くない大人テイストの商品群として、 一定のニーズに合致している。今回もファンの期待を裏切らない、いわば酒臭い味わいに仕上がっている。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:43015DAKO#04
2017年10月7日[2]
No.6322: アサヒ・オリオン 琉球セゾン <数量限定> / オリオン(アサヒ)
 あさひ・おりおん りゅうきゅうせぞん <すうりょうげんてい> / おりおん(あさひ)
アサヒ・オリオン 琉球セゾン アサヒ・オリオン 琉球セゾン review
アサヒ・オリオン 琉球セゾン
 事前に発売情報をつかんでいなかったのだが、店頭で偶然遭遇した「アサヒ・オリオン 琉球セゾン」。
 オリオンビールが展開している オリオンクラフトシリーズ の第5弾として、 「琉球セゾン」が地元沖縄で9月20日に発売されたのだが、今日飲むこの製品は、 業務提携しているアサヒビールが沖縄以外の全国に向けて売りだしたものである。
 本家オリオンの発売情報は知っていたものの、当サイトでは未入手。その一方で、 発売を知らなかった提携商品のほうを先に入手してしまったというわけである。

 グラスに注いだ液色は、ごく淡い黄金色。泡は純白できめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちも悪くない。
 香りは、非常にフルーティで華やか。セゾンの特徴である芳しいホップ香がとても強い。
 口あたりは軽やか。苦味が適度で、マスカットのような甘い香味がストレートに感じられる。 さらっとして、後キレは良い。
 アルコール分5.5%。原材料:麦芽、ホップ、糖類。

 セゾンビールとは、かつてベルギーなどで夏の農作業の合間に飲まれていたといわれるエールビール。 沖縄の秋の空をイメージし、爽やかな味わいに仕上げました。

 ソーセージに合う"セゾンビール"
 アロマホップによるフルーティな香りと軽快なキレ味が特長で、特にソーセージと相性抜群です。
 上記説明のとおりソーセージに合いそうだが、あまりスモーキーなものよりも、 ハーブ風味を効かせた食感の柔らかなもののほうが良さそうだ。
種別 ビール
CODE:43015DAKO#UK
2017年10月8日[1]
No.6323: グランドキリン JPL / キリン
 ぐらんどきりん じぇい・ぴー・える / きりん
グランドキリン JPL グランドキリン JPL review
グランドキリン JPL
 グランドキリンは、これまでびん入りで展開されてきたシリーズだが、 このたびコンビニエンスストア限定商品として、缶入りが登場した。発売日は、9月26日。
 3種出たうち、まず今日は「JPL」を飲みたい。

 グラスに注いだ液色は、しっかり深い黄金色。 泡はほんのり黄色っぽく、当初は力強く盛り上がるが、泡持ちはほどほど。
 香りは、フルーティだがぎっしりと凝縮感もあるホップ香が立つ。 さらに麦芽の力強さも感じる。
 味は苦味が強く、口に含んだ瞬間にビシッと感じられるが、同時にジューシー感というか、 ほんのりと甘さも感じられる。苦味と甘味はやや分裂気味であり、 ケンカしているようにも感じられる。飲み込んだ後には、強い苦味や渋味が残る。
 アルコール分6%。原材料:麦芽、ホップ。国産麦芽使用。国産ホップ一部使用。
 しっかり感じられる、豊かな味わいと上質なキレをお楽しみください。
 JPLとは、「ジャパン・ペールラガー」の略で、 IPL(インディア・ペールラガー)をいわば日本風にアレンジしたビアスタイルだという。
 今年3月に出た びん入り製品 と中身は同じものと推測されるが、 気のせいか缶入りの方がやや落ち着いて大人しい味わいのように感じた。
種別 ビール
CODE:43016LSEE#12
2017年10月8日[2]
No.6324: −196℃ ストロングゼロ ダブルオレンジ <限定> / サントリー
 まいなす196ど すとろんぐぜろ だぶるおれんじ <げんてい> / さんとりー
サントリー -196℃ ストロングゼロ ダブルオレンジ サントリー -196℃ ストロングゼロ ダブルオレンジ review
 サントリー -196℃ ストロングゼロ の期間限定「ダブルオレンジ」。発売日は、10月3日。

 グラスに注いだ液色は、しっかりと白濁。気泡は少なく、炭酸は弱そう。
 香りは、フレッシュな感じの弾けるオレンジ香と、深いアルコール臭が溶け合う。
 口あたりはとても苦く、酸っぱく、そして甘い。すべての要素が強いのだが、 不思議なバランスを保っているので、そんなにくどさを感じない。 炭酸のピリピリ感も適度。飲み込んだ後には、強めの酸味とアルコール感が残る。
 アルコール分9%。糖類ゼロ。オレンジ果汁1.5%。オレンジ浸漬酒使用。 原材料:オレンジ、ウオツカ、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)、酸化防止剤(ビタミンC)。
 果実まるごとのオレンジ浸漬酒と、果汁をダブルで使用! ストロングな果実感とストロングな飲みごたえ!
 ストロングゼロシリーズでダブルオレンジというのは初めてのようであるが、有無を言わさぬアルコールの強さと甘さに、 キュンとした酸味がうまくマッチしている。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:43016DAKO#05
2017年10月9日[1]
No.6325: グランドキリン IPA / キリン
 ぐらんどきりん あい・ぴー・えー / きりん
グランドキリン IPA グランドキリン IPA review
グランドキリン IPA
 グランドキリンは、これまでびん入りで展開されてきたシリーズだが、 このたびコンビニエンスストア限定商品として、缶入りが登場した。発売日は、9月26日。
 3種出たうち、昨日 JPL を飲んだが、今日は2種めとして「IPA」を飲みたい。

 グラスに注いだ液色は、しっかり深い黄金色。 泡はほんのり黄色っぽく、当初は力強く盛り上がるが、泡持ちはほどほど。
 香りは、すうっーと爽やかで華やかなホップ香が立ち、正統派のIPAだなあと感じる。
 口あたりも香りの印象どおり非常に爽やかだが、モルトの力強い凝縮感がある。 苦味は強烈というほどでもなく、ジューシー感が勝っている。 飲み込んだ後には、苦味というよりピリッとした辛みのようなものが残る。
 アルコール分5.5%。原材料:麦芽、ホップ。
 ホップの華やかな香りと苦みの、個性豊かな味わいをお楽しみください。
 昨日のJPL(ジャパン・ペールラガー)は、一般的なビアスタイルとしてのIPL(インディア・ペールラガー) を日本風にアレンジしたものだったが、こちらの製品は正統派のIPA(インディア・ペールエール)だ。
 ところで、従来のグランドキリンシリーズはびん入りだったため、 陳列の関係でコンビニではやや扱いにくい商品だったのではないかと思われ、そのせいか、最近は売られているのをあまり見なくなった。 プレミアムビールの乱立という事情がその背後にあるのかもしれないが、グランドキリンも缶入りになることで、 もう一度人気商品として復活できるといい。
種別 ビール
CODE:43017LSEE#13
2017年10月9日[2]
No.6326: ザ・チョーヤハイボール / チョーヤ
 ざ・ちょーやはいぼーる / ちょーや
ザ・チョーヤハイボール ザ・チョーヤハイボール review
 梅酒といえば真っ先に思い出すチョーヤ梅酒から缶入りの「ザ・チョーヤハイボール」が登場。 掲載するのが少し遅れてしまったが、発売日は9月5日であった。

 グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。気泡は少なく、炭酸は強くなさそう。
 香りは、しっかりと梅酒。甘酸っぱく、深みがある。
 口に入れた瞬間、鋭い酸味が感じられる。味は確かに梅酒で、コクと甘味が感じられるのだが、 それ以上に酸が強い。アルコール感もしっかりある。 炭酸の軽いピリピリ感も手伝って、さっぱりした飲み口。飲み込んだ後にも、強い酸が口に残る。
 アルコール分7%。紀州南高梅100%。原材料名:梅(紀州産南高梅)、酒精、糖類。
 フォローが遅くなったのは、ほとんど売られているのを見ないから。今回発見できたのも、 たまたま仕事で出向いた先のスーパーに立ち寄って遭遇したからであり、今のところ他店ではまったく見かけない。
 梅酒のソーダ割りというと、同じチョーヤ梅酒のロングセラー、ウメッシュがある。 あちらは度数が4%。こちらは7%でしかも甘さ抑えめ。飲み比べたら明確に違うキャラクターなのだが、 一般にはわかりにくいかもしれない。売り方に工夫が必要だ。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:43017HKONC#34
2017年10月10日[1]
No.6327: 麦とホップ 赤 FEST STYLE <限定醸造> / サッポロ
 むぎとほっぷ あか ふぇすと・すたいる <げんていじょうぞう> / さっぽろ
サッポロ 麦とホップ 赤 FEST STYLE サッポロ 麦とホップ 赤 FEST STYLE review
サッポロ 麦とホップ 赤 FEST STYLE
 10月11日が発売日となっている、サッポロ 麦とホップ 赤 FEST STYLE。 昨年もこの時季に出ていたものだ。

 グラスに注いだ液色は、ごく淡いアンバー。赤色というよりは、もっと深い。 泡はほんのりベージュ色できめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちも悪くない。
 香りは、軽いロースト香とともに、ふわっと甘いニュアンスもある。
 味は香りの印象どおり甘味があり、適度な苦味と渋味を感じる。 飲み込んだ後には、ロースティな甘味が口に残る。
 アルコール分5.5%以上6.5%未満。 原材料:発泡酒(麦芽・ホップ・大麦)・スピリッツ(大麦)。
 本場ドイツの収穫祭で楽しまれるスタイルを参考に、「一口目の麦の甘み」 「しっかりとしたコク」「美しい赤い色」を実現しました。 「赤」が仲間との乾杯を楽しくします。
 新ジャンル特有のふわっとした甘さが、焙煎麦芽の香ばしさと甘いニュアンスにうまくマスクされている。 ビールほどのコクはもちろんないものの、新ジャンルにしては飲みごたえがある。
種別 新ジャンル
CODE:43018DAKO#-01
2017年10月10日[2]
No.6328: 茶房いっぷく 香る烏龍茶割り <限定出荷> / サッポロ
 さぼういっぷく かおるうーろんちゃわり <げんていしゅっか> / さっぽろ
サッポロ 茶房いっぷく 香る烏龍茶割り サッポロ 茶房いっぷく 香る烏龍茶割り review
 サッポロ 茶房いっぷく シリーズから限定品「香る烏龍茶割り」が登場。 発売日は、10月3日であった。

 グラスに注いだ液色は、深い琥珀だが、烏龍茶にしてはやや薄め。もちろん、 アルコールを烏龍茶で割っているのだから当然。
 香りは、まさに烏龍茶で、深みがある。アルコール臭はあまり強くない。
 味は香りの印象どおりというか、それ以上に、かなり香ばしさと苦味がある。このシリーズは緑茶のほうもそうだが、 パンチがしっかり強い。飲み込んだ後には、やや焦げた感じの味が残り、アルコール感も強い。
 アルコール分6%。国産茶葉100%。烏龍茶・スピリッツ・烏龍茶浸漬酒・香料・ビタミンC。
 烏龍茶で国産茶葉100%を売りにしているのは面白い。いや、緑茶であろうが紅茶であろうが烏龍茶であろうが、 すべて同じお茶の葉からつくられているのだから、国産烏龍茶の存在は別に何も不思議ではないのだが、 烏龍茶というと中国産のイメージが強すぎるゆえの違和感だ。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:43018DAKO#07
2017年10月11日[1]
No.6329: ザ・モルツ ウィンタードラフト <限定醸造> / サントリー
 ざ・もるつ うぃんたーどらふと <げんていじょうぞう> / さんとりー
サントリー ザ・モルツ ウィンタードラフト サントリー ザ・モルツ ウィンタードラフト review
 10月10日発売のサントリー「ザ・モルツ ウィンタードラフト」。 コンビニエンスストア限定商品だ。 今年6月に出た ザ・モルツ サマードラフト に次ぐ、コンビニ限定品ということになる。

 グラスに注いだ液色は、中程度の黄金色。 泡は純白できめ細かく、当初は力強く盛り上がるが、泡持ちはほどほど。
 香りは、甘さとドシッとした重たさを感じさせるモルト香の上に、爽やかなホップ香が乗っている。
 味は強めの苦味とまろやかな甘味が同時に感じられ、かなり充実感がある。 しかしやや小ぶりであり、同社のプレモルの華やかさと重たさを両方スケールダウンしたかのような味。 だからバランスが良く、飲み飽きない。
 アルコール分5%。原材料:麦芽、ホップ。
 通年品として出してもいいくらい、バランスの取れたドリンカビリティに優れた製品。 裏を返していえば、限定品としての特別感はあまり感じられない。
種別 ビール
CODE:43019LSEE#01
2017年10月11日[2]
No.6330: 氷結ストロング 西洋梨 <期間限定> / キリン
 ひょうけつすとろんぐ せいようなし <きかんげんてい> / きりん
キリン 氷結ストロング 西洋梨 キリン 氷結ストロング 西洋梨 review
 キリン氷結ストロングシリーズから、期間限定「西洋梨」が出た。 発売日は、10月10日。

 グラスに注いだ液色は、ほとんど無色透明だが、かすかに黄色っぽく色づいているようにも見える。 気泡は少なく、炭酸は強くなさそう。
 香りは、かなりみずみずしい感じの洋なし香で、あまりストロングチューハイという印象は受けない。 ただ、アルコール臭もちゃんと感じられはする。
 口に含むと、炭酸のピリピリ感とともに、洋梨特有のツンとした香味がわざとらしく立つ。酸味がキュンと強く、 それと同時に強いアルコールの甘味が広がる。飲み込んだ後には、軽い苦味も残る。 いわば全方位的に強い味わいだ。
 アルコール分9%。原材料:西洋なし果汁・ウォッカ・酸味料・香料・甘味料(アセスルファムK・スクラロース)。
 氷結らしい、不自然すぎるフレッシュ感と、確かな飲みごたえ。 居酒屋風チューハイとは対極に位置するサイボーグ的味わいだといえる。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:43019KSES#01
2017年10月12日[1]
No.6331: 銀河高原ビール アメリカンペールエール / 銀河高原ビール
 ぎんがこうげんびーる あめりかんぺーるえーる / ぎんがこうげんびーる
銀河高原ビール アメリカンペールエール 銀河高原ビール アメリカンペールエール review
 9月5日に数量限定で発売された、銀河高原ビールのアメリカンペールエール。
 当サイトで前回取り上げたのが、2年前の 2015年9月。 スーパーのダイエー限定で発売されたびん入り製品だった。 缶入りを取り上げたのは 2011年7月 で、コンビニのサークルKサンクス限定商品であった。
 今回までの間にもしかすると何度か出されていたのかもしれないが、フォローできていなかった。 今回は特に販路の限定はないようである。また、今回は缶入りとびん入りが同時に出されているようだが、 缶を買ってきた。

 グラスに注いだ外観は、にごりのある深いオレンジ。淡いアンバーと言ってもいい。 泡は淡いベージュ色で非常にきめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちも良い。
 香りは、甘いカラメル香の上に清々しいホップ香が乗っている。 適度な爽やかさを伴いつつも、かなり重たい印象の香りだ。
 口あたりはグッと苦味が強く押してきて、次に豊かな甘味、そしてビシッと強い渋味が締める。 落ち着いていて、モルトの深い凝縮感がある。余韻も長い。
 アルコール分5.5%。原材料:麦芽100%・ホップ。製造者:(株)銀河高原ビール、岩手県和賀郡西和賀町沢内貝沢3-647-1。
 昨今は、ペールエールのようなビアスタイルは日本でもだいぶメジャーになってきて、 例えばサントリーのような大手メーカーからも全国に向けて大量に売られている。 ヤッホーブルーイングの大躍進も、皆さんよくご存知の通りだ。
 銀河高原はクラフトの草分け的存在で、日本のビール人口の多数派である淡色ラガー好きに対して、 下手に媚びない姿勢を貫いている。このペールエールも、かなりはっきりしたキャラクターであり、 ややもすると飲み疲れする味わいに仕上がっている。
種別 ビール
CODE:43020YMOZ#37
2017年10月12日[2]
No.6332: ほろよい 赤りんご <限定> / サントリー
 ほろよい あかりんご <げんてい> / さんとりー
サントリー ほろよい 赤りんご サントリー ほろよい 赤りんご review
 サントリーほろよいシリーズから、期間限定「赤りんご」が出た。 発売日は、10月10日。

 グラスに注いだ液色は、ごく淡いゴールド。 気泡は少なく、炭酸は強くなさそう。
 香りは、ツンと酸が立つとともに、豊かな甘味も感じさせるりんご香。
 味は香りの印象どおり、適度な酸味としっかりした甘味が感じられる。 透明感があってくどさはないが、非常に柔らかく飲みやすいキャラクター。 アルコール感は弱い。
 アルコール分3%。原材料:りんご、スピリッツ、糖類、酸味料、香料。
 人工的な甘味料は使われておらず、甘味は糖類のみなので、ナチュラルで妙な引っかかりがなく、しっかり甘い。 これから寒くなる季節にぴったりの、いわばほっこりした味わい。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:43020DAKO#02
2017年10月13日[1]
No.6333: 一番搾り 黒生 / キリン
 いちばんしぼり くろなま / きりん
キリン 一番搾り 黒生 キリン 一番搾り 黒生 review
 10月10日発売のキリン一番搾り「黒生」。 従来品 一番搾りスタウト の後継品として位置づけられている。

 グラスに注いだ液色は、しっかり深い黒。グラスの向こう側が見えない。 泡は深いカフェオレ色で非常にきめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちも良い。
 香りは、コーヒーのように深いロースト香が強く、どっしり落ち着き払った印象。 甘さは感じさせない。
 味は香りの印象どおり引き締まっている。口に入れた瞬間、焦げ感が広がり、 同時に強い苦味と渋味が来る。真っ直ぐググッと押してきて、横への広がりはあまりない。 非常にシャープな黒だ。
 アルコール分5%。原材料:麦芽・ホップ。
 ビアスタイルは、下面醗酵のシュバルツ(濃色ラガー)と思われる。
 一番搾りの黒には紆余曲折がある。2007年までは、 一番搾り 黒生ビール という名前であった。 同年9月に 一番搾りスタウト という名前に変更したのだが、 スタウトといいながらエールではなく下面醗酵で、 当サイトのみならず、各方面から相当批判を浴びたのであろう、その後、 2013年に上面醗酵に改められ、名実ともにスタウトに。
 そのスタウトも、あまり売れ行きが良くなかったのであろう。今回、下面醗酵に戻すとともに、 昔の「黒生」の名称を復活させたというわけだ。
種別 ビール
CODE:43021KSES#03
2017年10月13日[2]
No.6334: ウメカク ソーダ仕立ての梅酒カクテル 巨峰 <期間限定> / サッポロ
 うめかく そーだじたてのうめしゅかくてる きょほう <きかんげんてい> / さっぽろ
サッポロ ウメカク ソーダ仕立ての梅酒カクテル 巨峰 サッポロ ウメカク ソーダ仕立ての梅酒カクテル 巨峰 review
 サッポロウメカク ソーダ仕立ての梅酒カクテルシリーズに、期間限定「巨峰」が登場。 発売日は、10月11日。

 グラスに注いだ液色は、ぶどうらしい濃い紫だが、透過性がある。 気泡は少なく、炭酸は弱そう。
 香りは、巨峰の甘い匂いがしっかり感じられるものの、そのベースにある梅酒の香りがとても強い。
 味は香りの印象どおり、梅酒のコク、酸っぱさがありながら、 巨峰の深みある甘さがその上に乗っている。後味はさっぱり。
 アルコール分3%。果汁1%。原材料:梅・ぶどう・ウォッカ・糖類・酸味料・香料・果実色素・カラメル色素。
 梅酒の甘酸っぱい味わいと、巨峰のたっぷりした甘さが絶妙にバランスしており、 まさに商品名どおりの内容。ふだんあまり梅酒を飲まない人でも取っつきやすい味に仕上がっている。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:43021KSES#02
2017年10月14日[1]
No.6335: キャプテンクロウ スラッシュラガー / オラホビール(信州東御市振興公社)
 きゃぷてんくろう すらっしゅらがー / おらほびーる(しんしゅうとうみししんこうこうしゃ)
OH!LA!HO! BEER キャプテンクロウ スラッシュラガー OH!LA!HO! BEER キャプテンクロウ スラッシュラガー review
OH!LA!HO! BEER キャプテンクロウ スラッシュラガー
 発売されているのを知らなかったのだが、店頭で偶然遭遇したため購入。
 OH!LA!HO! BEER(オラホビール)のブランドで商品展開している(株)信州東御市振興公社がつくる 「キャプテンクロウ スラッシュラガー」。
 同じキャプテンクロウシリーズとしては、エクストラペールエール を以前に取り上げている。

 グラスに注いだ液色は、中程度の黄金色。 泡は純白できめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちも非常に良い。
 香りは、華やかかつ爽やかで、やや若く青臭い感じのホップ香が、これでもかというくらいに香り立つ。
 味は強い苦味を伴ったジューシーな旨みが口いっぱいに広がる。 ホップの苦味がとにかくぐいぐいと押してくるのだが、どこかセイロンティーのようなコクとオレンジっぽい香味も感じる。 飲み込んだ後には、舌の奥の方に極めて強い苦味と渋味の塊が残存して、長く居座る。
 アルコール分4.5%。原材料:麦芽・ホップ。
 販売者:長野県東御市県281番地2 (株)信州東御市振興公社 S OE OH!LA!HO BEER
 名前の通り、ムチ打つ(thrash)ような、舌の表面をビンタされるような苦味が印象的だが、 IPAなどとは違いラガーなので、後口がさらっとしているのが特徴。度数が4.5%の設定であるのも、 軽快さをつくっている一因である。
種別 ビール
CODE:43022KSES#UK
2017年10月14日[2]
No.6336: −196℃ ルビーグレープフルーツ <2017限定出荷> / サントリー
 まいなす196ど るびーぐれーぷふるーつ <2017げんていしゅっか> / さんとりー
サントリー -196℃ ルビーグレープフルーツ サントリー -196℃ ルビーグレープフルーツ review
 イオングループで10月6日から行われた イオンワールドフェスタ アメリカフェア のために用意されたとみられる サントリー「−196℃ ルビーグレープフルーツ」。

 グラスに注いだ液色は、透過性の高い、ごく淡いサーモンピンクだが、ややくすんだ感じ。
 香りは、事前情報なく嗅いだら、ブラッドオレンジかと思う。非常にチープな感じの、コクのないオレンジ香。
 口に含むと、香りの印象どおり駄菓子っぽい甘味と、軽い苦味を感じる。 この苦味を感じることで、辛うじて「ああ、グレフルなのか」と思う。そのくらい、グレフル感に乏しい。 飲み込んだ後には、ややだらっとした甘味と、軽い苦味が口に残る。
 アルコール分5%。ルビーグレープフルーツ浸漬酒使用。 原材料名:グレープフルーツ、スピリッツ、糖類、酸味料、香料、果実色素、紅花色素。
 青い空、輝く太陽に育まれた「フロリダ産のルビーグレープフルーツ」
 まるで小さな太陽のような光り輝く果実。酸味と甘みのバランスがとれた爽やかな味わいをお楽しみください。
 前回 は昨年6月に取り上げているが、その時の製品と中身は変わっていないようである。
 イオンワールドフェスタというのは、継続的に行われているイベントのようなのだが、 いつ何フェアをやるのかは、毎年変わっているようだ。同社サイトを確認すると、今年は4月にフランスフェアとタイフェア、 9月にイタリアフェア、そして10月にアメリカフェアを開催と書かれている。
 CMが投入されることもあるが、毎度大々的に報道されているわけでもなく、 また、毎回こうやって缶チューハイが出るわけでもなさそうなので、全部フォローするのは大変だ。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:43022DAKO#UK
2017年10月15日[1]
No.6337: もぎたて まるごと搾りりんご <期間限定> / アサヒ
 もぎたて まるごとしぼりりんご <きかんげんてい> / あさひ
アサヒ もぎたて まるごと搾りりんご アサヒ もぎたて まるごと搾りりんご review
 アサヒ もぎたて の期間限定「まるごと搾りリンゴ」。発売日は、10月11日。

 グラスに注いだ液色は、非常に淡いゴールド。気泡は少なく、炭酸は弱そう。
 香りは、酸味の強そうな、ツンと香り立つりんご香。アルコール臭も強め。
 味は香りの印象どおり、酸味が強いが、それ以上に甘味も強い。 これでもかという、こってりとした飲みごたえがある。飲み込んだ後にも、非常に強い甘味が残る。
 アルコール分9%。果汁2%。糖類ゼロ。プリン体ゼロ。着色料ゼロ。 原材料:ウオッカ、りんご果汁、ブドウ種子エキス、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、 アスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物、スクラロース)。
 昨年は 新鮮りんご という製品名だったが、それは、このシリーズの通年品もすべて「新鮮○○」というネーミングだったから。 それが、今春のリニューアルで通年品が「まるごと搾り○○」という商品名に変わったため、今回の製品もそれに従ったというわけだ。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:43023DAKO#04
2017年10月15日[2]
No.6338: BEL-MALT GREEN(ベルギー産新ジャンル)/ 徳岡(輸入)
 べるもると・ぐりーん
BEL-MALT GREEN BEL-MALT GREEN review
 当サイトの中京地区在住のご協力者 森康哲さん から寄贈されたベルギー産新ジャンルの 糖質オフ製品。イトーヨーカドーで入手されたとのこと。

 グラスに注いだ液色は、中程度の黄金色。糖質オフにしては濃いめ。 泡は純白でやや粗く、当初こそ盛り上がるが、泡持ちはほどほど。
 香りは、新ジャンル特有の甘いニュアンスを帯びている。ホップ香がほんのりと感じられる。
 味はスキッと軽い。わりと苦味がしっかりしていてパンチがあるため、新ジャンルらしい甘さをうまく抑え込んでいる。
 アルコール分4%。原材料:発泡酒(大麦・麦芽・ホップ)・スピリッツ(大麦)。 原産国:ベルギー。輸入者及び引取先:(株)徳岡、大阪市中央区南船場3丁目5-26。
 糖質オフにしては適度な飲みごたえがあり、それでいて臭みも弱い。かなりバランスが良い。
種別 新ジャンル
CODE:43023PRST#UK
2017年10月16日[1]
No.6339: −196℃ 冬の柚子 <限定出荷> / サントリー
 まいなす196ど ふゆのゆず <げんていしゅっか> / さんとりー
サントリー -196℃ 冬の柚子 サントリー -196℃ 冬の柚子 review
 サントリー -196℃の期間限定品2種が登場。発売日は、明日10月17日である。
 2種のうち、今日は「冬の柚子」を飲む。

 グラスに注いだ液色は、ほんのり黄色っぽく濁っている。細かい気泡がグラスの中を断続的に昇る。
 香りは、かなりジューシーでふくよかな柚子。緑っぽい雰囲気もあるが、 それ以上にオレンジみたいな丸みが感じられる。
 味は香りの印象どおりジューシーで、甘酸っぱい。いや、酸よりも甘味のほうがかなり強い。 冬向けにしっかり味を濃くしたということか。
 アルコール分5%。柚子浸漬酒使用。 原材料名:柚子、スピリッツ、糖類、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
 徳島県の香り豊かな柚子を使用。ふわっと華やかな柚子の香りとすっきりした甘酸っぱい味わいです。
 アルコール分5%という、いまやマイナーな部類になってしまった度数設定だが、 強すぎず弱すぎずで、しっかりコクのある味わいになっている。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:43024DAKO#-01
2017年10月16日[2]
No.6340: BEL-MALT GOLD(ベルギー産新ジャンル)/ 徳岡(輸入)
 べるもると・ごーるど
BEL-MALT GOLD BEL-MALT GOLD review
 当サイトの中京地区在住のご協力者 森康哲さん から寄贈されたベルギー産新ジャンル。 昨日、糖質オフ製品である GREEN を飲んだが、今日は通常品の GOLD を飲みたい。

 グラスに注いだ液色は、中程度の黄金色。糖質オフにしては濃いめ。 泡は純白でやや粗く、当初こそ盛り上がるが、泡持ちはほどほど。
 香りは、昨日飲んだGREEN以上に、新ジャンル特有の甘いニュアンスが強く、 さらに、少し劣化してしまったのかのような雑穀臭がする。
 味はかなり苦味強く、ズシッとくる。アルコール感がしっかりとあり、やや粗暴な雑味がある。 やはり完全な状態ではなかったようだ。 飲み込んだ後には、ふわっとアルコールの甘味も残る。
 アルコール分6%。原材料:発泡酒(大麦・麦芽・ホップ)・スピリッツ(大麦)。 原産国:ベルギー。輸入者及び引取先:(株)徳岡、大阪市中央区南船場3丁目5-26。
 かなり力強いコクを目指した新ジャンルだということはわかるが、 その味わいを強調しようとした部分が、鮮度が落ちることによって、独特の臭みとなって目立ってしまうようだ。
種別 新ジャンル
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