2019年4月29日
No.7341: 富士山 / アサヒ
ふじさん / あさひ
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4月23日にイオングループ限定商品として登場したアサヒ「富士山」。
国産麦芽と、富士山の伏流水で育った米を用いたビールである。
グラスに注いだ液色は、ごく淡い黄金色。泡は純白で非常にきめ細かく、力強く盛り上がり、泡持ちも概ね良い。
香りは、適度に甘いホップ香が立つが、同時に米の穀物っぽい香りも感じられる。
口当たりは香りの印象どおりふくよかさがあるのだが、
甘味のボリュームはそれほどでもなく、すっきりときれいな味。
苦味もマイルド。品の良い味わい。
アルコール分5.5%。原材料:麦芽(大麦(国産))、ホップ、米。
ジャパニーズプレミアムエールと書かれている。わざわざジャパニーズと強調しているのは、
米を副原料として使っているからだろう。それゆえ、香りの穀物っぽさと、味わいの繊細さがある。
前知識なく飲むと、エールではなくラガーだと思うだろう(少なくとも私は)。
富士山というビールは、かなり以前に存在していたが、中身はだいぶ違うようだ。
昔の製品は、もっと濃く、力があったように思う(16年前に掲載済)。
今回の製品はアサヒらしく洗練されており、その分重たくはない。
パッケージは黒色を基調に銀色の富士山が描かれており、高級感があって、非常にインパクトの強いデザインとなっている。
缶から受けるイメージほど中身は無骨ではないという印象だ。
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ビール
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2019年4月30日
No.7342: ビアサプライズ 至福の香り <限定醸造> / サッポロ
びあさぷらいず しふくのかおり <げんていじょうぞう> / さっぽろ
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ファミリーマート限定商品のサッポロ ビアサプライズ「至福の香り」。
4月23日の発売であった。
グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。泡は純白できめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちも良い。
香りは、非常にフレッシュで鮮烈なホップ香が立つ。ハーブの爽やかさと芳しさ。
味は非常に透明感がある。当初、スゥーッと入ってくる感じなのだが、
強い苦味がグッと押す。一方、ボディの厚みはなく、軽快な喉ごしで、ホップの華やかさも広がる。
その派手さと苦味の強烈さのコントラストが荒削りな印象を与えるビール。
アルコール分5%。原材料:麦芽(外国製造又は国内製造(5%未満))、ホップ。
缶に「爽やかな香り、鮮烈な苦味」というコピーが書かれているが、まさにその通り。
若々しく、少し暴れた感じがこのビールの魅力と言える。缶の緑色は、ホップのイメージなのだろう。
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ビール
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2019年5月1日
No.7343: 復刻特製ヱビス <限定醸造> / サッポロ
ふっこくとくせいゑびす <げんていじょうぞう> / さっぽろ
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4月23日発売の「復刻特製ヱビス」。
現行品の原型となった1972年のヱビスビールの復刻販売だという。
グラスに注いだ液色は、中程度の黄金色。泡は純白できめ細かく、泡持ちも悪くない。
香りは、現在のヱビスと同じ、ぎっしり目の詰まったようなモルトのニュアンスの上に、
控えめにホップ香が乗っている。
口に含むと、最初のタッチはなめらかだが、舌の奥から喉に掛けてビシッと強い苦味が来る。
この時間差攻撃のような入り方が、少し現行品とは違うようにも思える。
ただ、飲み進めると、最初の舌先から苦味に痺れるようになってくる。そうすると、
ヱビスらしい重たさが実感される。
飲み込んだ後にも、強い苦味と渋味が口全体に残る。
アルコール分5%。原材料:麦芽(外国製造又は国内製造(5%未満))、ホップ。
現在のヱビスの原型となった昭和47年当時の熱処理製法を再現しました。
現行品は非熱処理(生ビール)であるからその点が違うのだが、飲んでみてそのことによる違いがわかるわけではない。
少なくとも私にはわからない。
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ビール
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2019年5月2日
No.7344: −196℃ ブラックパンチ <限定> / サントリー
まいなす196ど ぶらっくぱんち <げんてい> / さんとりー
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ファミリーマート限定商品の サントリー「−196℃ ブラックパンチ」。発売日は、4月23日。
グラスに注いだ液色は、薄いコーラ色。注いでいる時、大粒の気泡がジュワジュワと踊っている。
香りも見た目と同じ薄めのコーラ香。そこにかすかにアルコール臭が加わる。
味もやはりほぼコーラ。甘味が強く、舌にまとわりつく。度数のわりに、アルコール感は強くない。
炭酸のビリビリした刺激はあるが、甘さに負けている。
アルコール分8%。レモン浸漬酒使用。原材料:レモン、スピリッツ(国内製造)/炭酸、カラメル色素、酸味料、香料、
甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
上記でかなりしつこく甘味が強いと書いたが、それは欠点ではなく、むしろコーラらしい特徴である。
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チューハイ・カクテル等
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2019年5月3日
No.7345: ハイボール ストロング / 合同酒精
はいぼーる すとろんぐ / ごうどうしゅせい
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4月30日からLAWSONの「お試し引換券」対象商品となっていた GODO「ハイボール ストロング」。
今のところGODO社のサイトでは紹介されていないし、ローソン以外の店舗でも存在を確認できない。
もしかしたらローソンとの共同開発商品なのだろうか。真相は現時点では分からない。
グラスに注いだ液色は、しっかり濃いめのゴールド。気泡は少なめ。
香りは、しっかり深いウイスキー香がし、そこにレモンの鋭い香りが加わる。
味は香りの印象どおり、しっかりと濃い。甘味が強めだが、爽やかな酸味もある。
豊かなアルコール感。強い飲みごたえで、余韻も長い。ただ、ウイスキーの深みかというと、
そうではなく、無理矢理アルコールを強くつくりましたといった感じだ。
アルコール分9%。
原材料名:ウイスキー、スピリッツ、糖類/炭酸ガス、香料、酸味料、カラメル色素。
GODO社のナショナルブランドとしては、同じ度数9%の ハイボール9 という製品がある。
味はかなり似ているけれど、あちらは甘味料を使っていたり、微妙に違う。
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チューハイ・カクテル等
CODE:43588LSEK#UK |
2019年5月4日
No.7346: −196℃ 沖縄パイナップル <初夏限定> / サントリー
まいなす196ど おきなわぱいなっぷる <しょかげんてい> / さんとりー
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毎年この時期にリリースされている サントリー「−196℃ 沖縄パイナップル」。
コンビニ限定品と思われ、4月30日からLAWSONの「お試し引換券」対象商品となっていたため、
ポイントでゲットした。
グラスに注いだ液色は、無色透明。気泡は少なく、炭酸は穏やか。
香りは、キュンと甘酸っぱいパイン香が強く香っている。
味は香りの印象どおり、甘酸っぱく、軽快。甘味が強いのに、甘ったるい印象はない。
アルコール感は弱い。
アルコール分5%。パイナップル浸漬酒使用。
原材料名:パイナップル、スピリッツ(国内製造)、糖類/炭酸、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
昨年の製品 と中身は変わっていないようである。
こうして毎年出るということは、それなりに好評なのだろう。
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チューハイ・カクテル等
CODE:43589LSEE#UK |
2019年5月5日
No.7347: アサヒ・オリオン ゼロライフ 桜まつりデザイン缶 <数量限定> / アサヒ(オリオン)
あさひ・おりおんぜろらいふ さくらまつりでざいんかん <すうりょうげんてい> / あさひ(おりおん)
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この製品は、今年1月22日に発売されたものであるが、3か月以上経ってようやく入手。
もう諦めていたものだが、つい先日、久々ドン・キホーテに立ち寄った際、売れ残っているのを発見。
オリオンオリジナルではなくて、アサヒビールが全国に向けて発売した アサヒ・オリオン ゼロライフ の「桜まつりデザイン缶」。
中身は通常のゼロライフではあるが、簡単にレビューしておく。
グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。泡は当初こそ盛り上がるものの、程なくして減衰。
香りは、軽くすっきり。明らかに新ジャンルだとすぐわかるが、臭みも弱い。
味もすっきり。ほぼ味がないことが奏功して、クセは弱く、炭酸水のようである。
アルコール分3%以上4%未満。糖質ゼロ。
原材料:発泡酒(麦芽、ホップ、糖類、カラメル色素、食物繊維、酵母エキス、大豆ペプチド、甘味料(アセスルファムK))、
スピリッツ(大麦)。製造者:オリオンビール株式会社、販売元:アサヒビール株式会社。
最近、アサヒビールが販売しているこのようなオリオン製品は非常にみつけにくい。
いちおう毎度発売日はチェックしているのだが、探しても探しても遭遇できないことが増えた。
悩ましい問題である。
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新ジャンル
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2019年5月6日
No.7348: TOKYO CRAFT I.P.A. 2019 <SEASON LIMITED> / サントリー
とうきょうくらふと あい・ぴー・えー 2019 / さんとりー
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サントリー TOKYO CRAFT「I.P.A.」。発売日は、4月16日。
前回発売 が昨年の9月4日だったから、
約7か月のインターバルで再登場ということになる。
グラスに注いだ液色は、オレンジがかった深い黄金色、あるいは、淡いアンバーというべきか。
泡もほんのりベージュっぽく色づき、非常にきめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちもとても良い。
香りは、I.P.A.らしくトロピカルな香り+柑橘系の尖りを感じさせる香りで、とても甘くフルーティで華やか。
ぎっしりと詰まった凝縮感がある。
味は、ひとことで言って、奔放。日本人向けになどと、下手に遠慮する気配はなく、
ガシッと強い苦味の塊と、ジューシーで野太いコクがある。
ただ、少しふわっとした甘さというか優しさがあり、その点に国産IPAらしさも覗く。
アルコール分6.5%。原材料:麦芽、ホップ。
TOKYO CRAFT は伝統と革新が融合する街「TOKYO」に愛着と敬意を込めて創りあげた、「東京生まれ」のビールです。
[I.P.A.] シトラスを思わせる爽やかな香りが特長のシトラホップをふんだんに使用。
柑橘系の鮮烈で爽やかな香りと力強い飲みごたえをお楽しみください。
最近、このTOKYO CRAFT シリーズも出荷量が減っているのか、目にすることが少なくなった。
発売日直後に発見するのは至難の業。それどころか、私の生活圏内では、ついに一度も入荷しない店がほとんど。
たまにコンビニで見かけることはあるが、それも店舗と期間が限られている。
こんなに素晴らしいシリーズなのに、もったいないというか、残念だ。
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ビール
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2019年5月7日
No.7349: 梅酒カクテル ウメカク ゴールドキウイ <数量限定> / サッポロ
うめしゅかくてる うめかく ごーるどきうい <すうりょうげんてい> / さっぽろ
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サッポロ ウメカク の数量限定「ゴールドキウイ」。
発売日は、4月23日。
グラスに注いだ液色は、濁りのある薄黄緑色。気泡は少なく、炭酸は弱そう。
香りは、ピュアなキウイ香で、酸よりも甘さが強そう。
味は香りの印象どおり、しっかり甘い。キウイらしい酸味も効いているが、甘味には負けている。
この甘さがゴールドキウイの特徴と言えるから、飲み込んだ後に甘ったるさが残るのも致し方ない。
アルコール分3%。果汁1%。原材料:キウイフルーツ、ウォッカ、糖類/炭酸、酸味料、香料、紅花色素。
実はこのシリーズはこれまで、"サッポロ ウメカク ソーダ仕立ての梅酒カクテル ○○"という名前だったが、
今回から "サッポロ 梅酒カクテル ウメカク ○○"に変わったようだ。
シリーズにはソーダ仕立てのほか、紅茶仕立ても登場し、どれも長い名前になっていた。
だから、短くして正解であろう。
なお、写真でグラスに残っている液体が少ないが、撮り忘れたまま飲み進めてしまったためで、
気づいた時にはこれしか残っていなかった。
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チューハイ・カクテル等
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2019年5月8日[1]
No.7350: −196℃ ストロングゼロ まるごと青りんご <初夏限定> / サントリー
まいなす196ど すとろんぐぜろ まるごとあおりんご <しょかげんてい> / さんとりー
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−196℃ストロングゼロシリーズの限定品「まるごと青りんご」。
発売日は、5月7日。
グラスに注いだ液色は、ほぼ無色だが、かすかに黄緑っぽく色づいている。
香りは、酸味のキリッと立った青りんご香。
味は香りの印象どおり、まずは強めの酸味が感じられるが、すぐに甘味も追随。バランス的には、甘味よりも酸味が勝る。
アルコール感は強い。飲み込んだ後には、軽い苦味も残る。
アルコール分9%。プリン体ゼロ。糖類ゼロ。りんご果汁2.7%。青りんご浸漬酒使用。
原材料名:りんご、ウオツカ(国内製造)/炭酸、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
果汁と青りんごまるごとのしっかりとした果実感、だから食事に合う!
前回発売は 昨年12月 であったから、およそ5か月での再登場である。
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チューハイ・カクテル等
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2019年5月8日[2]
No.7351: ザ・プレミアム・モルツ "うまさのために。" メッセージ缶 / サントリー
ざ・ぷれみあむ・もるつ "うまさのために。" めっせーじかん / さんとりー
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最近、店頭に並んでいる ザ・プレミアム・モルツ の缶裏に、メッセージが書かれている。
"うまさのために。"と題されたそれは、醸造家から飲み手の私たちに語りかけるような文章。
次のような内容である。
うまさのために。
私たちには信念があります。
天然水の採れる地でしか、ビールをつくらないことに。醸造家が自然の恵みをうまさへ活かすことに。
天然水なくして、理想のうまいビールはつくれない。私たちの変わらぬこだわりです。
なお、中身は通常のプレモルなので、味についてのレビューは割愛する。
アルコール分5.5%。原材料:麦芽・ホップ。
溢れだす華やかな香りと深いコクをお楽しみください。
この缶の発売について、どこにも情報がなかったので、いつから印刷されているのかは不明だが、
私が発見したのは先月下旬頃である。
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ビール
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2019年5月9日[1]
No.7352: もぎたて 爽やかスウィーティー <期間限定> / アサヒ
もぎたて さわやかすうぃーてぃー <きかんげんてい> / あさひ
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アサヒ もぎたて の期間限定「爽やかスウィーティー」。
発売日は、5月8日。
グラスに注いだ液色は、ほぼ無色だが、かすかに黄色っぽいか。グラスの中を、大きめの気泡が断続的に立ち昇る。
香りは、シークヮーサーに近いグリーンな柑橘香だが、同時にジューシーな甘さも持つ。
味はかなり甘味が強い。同時に強い酸と苦味も感じられるが、甘味が勝っている。
ただ、甘ったるいというほどではないので、商品名のとおり概ね爽やかである。
アルコール分9%。果汁2.2%。糖類ゼロ。プリン体ゼロ。
原材料:ウオッカ(国内製造)、スウィーティー果汁、ブドウ種子エキス/炭酸、酸味料、香料、
甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
昨年の製品は、まるごと搾りスウィーティー という名前であった。
中身も変わったのか?と思いきや、変わっていないようである。
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チューハイ・カクテル等
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2019年5月9日[2]
No.7353: スーパードライ 祝 令和ラベル缶 / アサヒ
すーぱーどらい しゅく れいわらべるかん / あさひ
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今月(2019年5月)1日に新天皇が即位し、同時に新元号「令和」がスタートした。
それを記念した商品が多数出ており、当サイトでも既に紹介しているのだが、
こちらは人気商品 アサヒスーパードライ の新元号記念として売られているデザイン缶である。
中身は通常のスーパードライなので、味のレビューは割愛する。
アルコール分5%。原材料:麦芽(外国製造又は国内製造(5%未満))、ホップ、米、コーン、スターチ。
麦芽の製造地順・割合は、一昨年の使用実績。
さらりとした飲み口、キレ味さえる、いわば辛口の生ビールです。
近所のスーパーでは、当初6缶パックでしか売られていなかったので、入手をためらっていたのだが、
ついにバラして売られるようになったので、購入した。
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ビール
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2019年5月10日
No.7354: 北海道生ビール <限定醸造> / サッポロ
ほっかいどうなまびーる <げんていじょうぞう> / さっぽろ
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5月8日に発売された、サッポロ「北海道生ビール」。特に地域限定ということはなく、全国発売である。
グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。泡はほぼ白で、とてもきめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちも概ね良い。
香りはサッポロ黒ラベルを彷彿とさせる、力強くモルトの凝縮感を感じさせる香り。
さらに、土臭いというか、田舎の畑のような匂いがある。
質実剛健であり、華やかさはない。
味は苦味がしっかりとしながらも、決して重たくはなく、カラッとしている。
飲みごたえがあるのに軽快という、相反する要素を両立している。
アルコール分5.5%。原材料:麦芽(国内製造、外国製造)、ホップ、米、コーン、スターチ。
北海道産大麦麦芽・ホップ使用。
北海道という名のビールは昔存在していたが、当サイトでフォローしていないし、私自身記憶に残っていないので、
当時のものとどう違うのかはわからない。ただ、今回の製品が、非常にサッポロビールらしいビールだということだけは言える。
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ビール
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2019年5月11日[1]
No.7355: もぎたて 爽やかパイン <期間限定> / アサヒ
もぎたて さわやかぱいん <きかんげんてい> / あさひ
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アサヒ もぎたて の期間限定「爽やかパイン」。
発売日は、5月8日。先日飲んだ 爽やかスウィーティー と同時発売である。
グラスに注いだ液色は、やや濁りのある薄黄色。注いでいる時、気泡がジュワジュワ踊っているが、程なくして収まる。
香りは生っぽくかなりリアルで、甘そうで苦そうな匂いがツンと香り立つ。
味は香りの印象どおり、生のパインを食べているよう。
甘味がとても濃厚であり、パイン缶詰のシロップを飲んでいるかのよう。
アルコール感も非常に強い。飲み込んだ後には、若干の苦味も口に残る。
アルコール分9%。果汁2%。糖類ゼロ。プリン体ゼロ。
原材料:ウオッカ(国内製造)、パイナップル果汁、ブドウ種子エキス/炭酸、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース、
アスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物)。
昨年は ゴールデンパイン という製品が出ていたが、
中身が同じなのかどうかは不明。ただ、味の印象は極めて似ている。
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チューハイ・カクテル等
CODE:43594DAKO#03 |
2019年5月11日[2]
No.7356: 一番搾り / キリン
いちばんしぼり / きりん
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キリンの主力商品「一番搾り」が新しくなっている。
4月上旬製造分からのリニューアルである。
グラスに注いだ液色は、ごく淡い黄金色。泡は純白できめ細かく、当初よく盛り上がるが、泡持ちはほどほど。
香りは非常に透明感があり、爽やかなホップ香がやや控えめに香っている。
従来品にはあった酸っぱそうなニュアンスが去り、軽快でクリアな印象になった。
味も香りの印象どおり、すっきりと透明。これは前回リニューアル時のキャラクターを踏襲したもので、
それ以前の一番搾りが持っていた重たさやくどさは見られない。
酸味や甘味はさらに控えめとなり、キリンらしい苦味はあるものの、押しが弱く後味もきれい。
アルコール分5%。原材料:麦芽(外国製造又は国内製造(5%未満))、ホップ。
今回のリニューアルに関し、ニュースリリースでは、次のように説明している。
今回、「一番搾り」のおいしさである"麦本来のうまみが感じられる、調和のとれた雑味のない味わい"をさらに進化させ、
「ビールの魅力化」をさらに推進します。
調和の取れた雑味のない・・というところがポイントであり、さらに洗練された味わいに変わったようだ。
プレモルやヱビスなどのプレミアムビールとは違う方向性であり、それでいてスーパードライみたいなシャープさを求めたわけでもない。
また、サッポロが時折展開するホップ香がプンプンというキャラクターでもない。
ちょうどいい立ち位置を見つけたのではないかと思う。
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ビール
CODE:43596DAKO#RN04U |
2019年5月12日
No.7357: 氷結ストロング パッションフルーツ <期間限定> / キリン
ひょうけつすとろんぐ ぱっしょんふるーつ <きかんげんてい> / きりん
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キリン氷結ストロングの期間限定「パッションフルーツ」。発売日は、5月9日。
グラスに注いだ液色は、ほぼ無色なのだが、かすかにゴールドっぽく色づいているようにも見える。
注いでいる時、ジュワジュワと炭酸が音を立てているが、程なくして収まり、
その後は細かな気泡がグラスの中を断続的に立ち昇る。
香りはまさにシンプルなパッションフルーツ。混じりけのない感じ。
高アルコールなのに、アルコール臭は強くない。
味は酸味がキュンと立ってそれがアクセントになっており、甘さはとても控えめ。
香りではあまり感じなかったアルコール感がしっかりと強い。
アルコール分9%。果汁0.3%。糖類0。プリン体0。
原材料:パッションフルーツ果汁、ウオッカ(国内製造)/酸味料、炭酸、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
パッションフルーツの氷結ストレート果汁を使用した、芳醇な香り、甘酸っぱく爽やかな果汁感と、しっかりした飲みごたえ。
パッションフルーツの果肉をかじったような、爽やかな酸味が口いっぱいに広がる。
この再現性は、さすが氷結と思う。
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チューハイ・カクテル等
CODE:43597DAKO#03 |
2019年5月13日
No.7358: ジムビーム ハイボール缶 シトラスハイボール・グレープフルーツ / サントリー
じむびーむ はいぼーるかん しとらすはいぼーる・ぐれーぷふるーつ / さんとりー
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5月7日発売の サントリー ジムビームハイボール缶「シトラスハイボール」。
グラスに注いだ液色は、やや濁った薄黄色。ハイボールというより、レモンチューハイのような色。
香りは、まさにバーボン。しっかり樽香があり、ジムビームがベースであることを主張。
柑橘香も同時に感じられる。
味はグレフルらしい柑橘の尖った酸が強いが、バーボンの飲みごたえがしっかり。
豊かなアルコール感。香りに感じたクリスピーな樽香が口いっぱいに広がる。
アルコール分6%。果汁1.7%。
原材料名:ウイスキー、スピリッツ、グレープフルーツ、糖類、酸味料。
以前の製品 は、果汁8%だったから、
著しい果汁量の減少である。安易なコストカット手段とは思いたくない。ウイスキーらしい本格的な味わいの追求の結果と考えたい。
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チューハイ・カクテル等
CODE:43598KSES#06 |
2019年5月14日
No.7359: ハイサワー缶 プレミアム 沖縄シークヮーサー×レモン / 博水社
はいさわーかん ぷれみあむ おきなわしーくゎーさー×れもん / はくすいしゃ
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博水社のハイサワー缶に「プレミアム」が登場。発売日は、4月16日であった。
同社は東京目黒の小さな会社(失礼!)で、関東以外ではあまり知名度もなく、
私の住む関西ではほとんどみかけない製品なのだが、奇跡的に入手することができた。
グラスに注いだ液色は、濁りのある濃い黄色。毒々しい感じだが、着色料などは使っていないので、果汁の色だろう。
注いでいる時、ジュワジュワと音を立てて気泡が踊っているが、程なくして収まる。
香りは、通常のハイサワー缶同様、極めて酸の強そうなレモン香に、
シークヮーサーの青臭さが加わっていて、際立ったフレッシュ感がある。
味は香りの印象どおり、極めてシャープで酸が強い。ヒリヒリするくらいの酸っぱさで、
甘味は極めて弱い。アルコール感も決して弱いわけではないのだが、
酸っぱさの陰に隠れている。飲み進めても、その鋭さはずっと衰えない。
果汁17%。アルコール分6%。原材料:果汁(レモン・シイクワシャー)・醸造アルコール・水飴・香料。
製造者:ジャパンフーズ株式会社、千葉県長生郡長柄町皿木203番地1。販売者:株式会社博水社、
東京都目黒区目黒本町6丁目2番2号。
沖縄シークヮーサーのストレート果汁とシチリア産レモンで仕上げた、プレミアムなハイサワー缶。
果汁含有率がなんと17%。レモンとシークヮーサーの2種でこれだけ入っていれば、
酸っぱいに決まっている。この品質は、街なかの居酒屋で供される"生搾りサワー"を軽く超えている。
これぞ、"ザ・プレミアム缶チューハイ"と呼びたくなる逸品だ。
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チューハイ・カクテル等
CODE:43599ASU3#28 |
2019年5月15日
No.7360: キリン・ザ・ストロング ハードラムネ <期間限定> / キリン
きりん・ざ・すとろんぐ はーどらむね <きかんげんてい> / きりん
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キリン・ザ・ストロング シリーズの期間限定「ハードラムネ」。発売日は、5月14日。
グラスに注いだ液色は、ほぼ無色透明だが、ほんのり黄色っぽくも見える。
注いでいる時、ジュワジュワと音を立てて、大きめの気泡が踊る。
香りはまさにラムネだが、とても酒臭いラムネだ。シンプルであり、非常に強そう。
味はラムネの甘さがたっぷりとあり、豊かなアルコール感もある。
炭酸が強く、軽い苦味も伴うので、適度な爽やかさも備えている。
アルコール分9%。糖類ゼロ。プリン体ゼロ。レモン・レモンピール・ライムピール浸漬酒使用。
原材料名:ウオツカ(国内製造)、シトラスエキス、炭酸、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK・スクラロース)。
グッとくる飲みごたえ、突き抜ける爽快感。飲み口爽快なラムネテイストのストロング。
昨年6月に初登場し、11か月を経て再登場となった。
昨年はもっと甘くくどい味だったように記憶していたが、ニュースリリース等で確認すると、
中身が変わったとは書かれていない。私の記憶(記録)違いだろうか。
ラムネだから甘くて当然と思いながら飲んだ結果、それほど甘くないと感じてしまったのだろうか。
なお、キリン・ザ・ストロングの通年品4種が今年2月製造品からリニューアルしているのだが、
まだ取り上げていない。掲載すべき新製品が山積で、リニューアル品まで手が回らないのだ。
最近は体のことを考えて、1日複数本飲むことを基本的には控えているから、なおさらだ。
いったいいつになるのか、現段階ではわからない。
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チューハイ・カクテル等
CODE:43600DAKO#01 |