ビール・発泡酒・チューハイの部屋

No.7961−7980


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2020年3月29日[1]
No.7961: トリスハイボール缶 濃いめ / サントリー
 とりすはいぼーるかん こいめ / さんとりー
サントリー トリスハイボール缶 濃いめ サントリー トリスハイボール缶 濃いめ review
 昨日、2月下旬出荷分から新しくなっている トリスハイボール缶 を掲載したが、 今日は同時リニューアルの「濃いめ」を。

 グラスに注いだ液色は、淡いゴールド。そんなに濃いようには見えない。
 香りは、レモンの爽やかさが際立つが、ベースにはしっかりウイスキーの香りがある。
 口当たりは香りの印象どおり、キュンとレモンの爽やかさが感じられるのだが、 すぐにウイスキーのしっかりしたアルコール感が来る。 爽やかなのに飲みごたえがあり、強いのに軽やかで透明感がある。
 アルコール分9%。レモン浸漬酒使用。果汁0.1%。 原材料名:ウイスキー、レモンスピリッツ、レモン、糖類/炭酸、香料、酸味料。
 缶には「おいしい濃いめ」と書かれているが、商品名は単に「濃いめ」でいいらしい。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:43919DAKO#RN02L
2020年3月29日[2]
No.7962: ゴールドスター 歴代SLコレクション SL北びわこ号 / サッポロ
 ごーるどすたー れきだいSLこれくしょん SLきたびわこごう / さっぽろ
サッポロ ゴールドスター 歴代SLコレクション SL北びわこ号 サッポロ ゴールドスター 歴代SLコレクション SL北びわこ号 review
サッポロ ゴールドスター 歴代SLコレクション SL北びわこ号
 サッポロビールとイオングループの共同企画「歴代SLコレクション」。発売日は、3月10日。
 対象商品はサッポロゴールドスター、麦とホップの2品で、全国で計10種のSLがデザインされた缶が発売されている。 私の住む近畿エリアでは、いずれの商品にも「SL北びわこ号」がデザインされた缶となっている。
 今日取り上げるのは、「サッポロゴールドスター」のほう。

 中身は通常のゴールドスターなので、味のレビューは割愛する。
 アルコール分5%。原材料名:発泡酒(国内製造)(麦芽、ホップ、大麦)、スピリッツ(大麦)。
 SL北びわこ号は、JR西日本が北陸本線の米原駅〜木ノ本駅(いずれも滋賀県)間で現在も運行している蒸気機関車であるが、 運行は定期ではなく、季節ごとに運転日が数日ずつ定められる。
 京阪神在住者がこれに乗車するためには、まず電車で米原まで行く必要(大阪〜米原間は新快速列車で最速80分強程度)があるのだが、 米原〜木ノ本間のSL乗車時間は概ね40分である。
種別 新ジャンル
CODE:43919DAEE#19
2020年3月30日[1]
No.7963: 角ハイボール缶 / サントリー
 かくはいぼーるかん / さんとりー
サントリー 角ハイボール缶 サントリー 角ハイボール缶 review
 角ハイボール缶が新しくなっている。 今年(2020年)1月下旬出荷分からのリニューアルである。

 グラスに注いだ色は、淡い黄金色。炭酸はかなり強めで、細かな気泡がたくさんグラスの中を踊っている。
 香りはしっかりとウイスキー。深くて甘い香り。そこにほんの少しだけレモン香が寄り添う。
 味はレモンの酸味が軽く効き、爽やか。甘味は弱い。 ウイスキーの味わいがしっかり。アルコール感がキリッとシャープ。
 アルコール分7%。原材料名:ウイスキー、レモンスピリッツ、食物繊維/炭酸、酸味料。
 飲食店で人気の角ハイボールをご自宅で楽しめます。 氷たっぷりのグラスに注いで美味しさを実感ください。
 今回のリニューアルに関し、ニュースリリースでは、次のように説明する。
 すっきりとしたレモンの風味はそのままに、炭酸ガス圧を上げることで、 さらに料飲店のおいしさに近いすっきり爽快な味わいに仕上げました。
 確かにガス圧の強さは実感できた。それゆえ、爽やかさが増したのも確かだ。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:43920DAKO#RN01L
2020年3月30日[2]
No.7964: 麦とホップ 歴代SLコレクション SL北びわこ号 / サッポロ
 むぎとほっぷ れきだいSLこれくしょん SLきたびわこごう / さっぽろ
サッポロ 麦とホップ 歴代SLコレクション SL北びわこ号 サッポロ 麦とホップ 歴代SLコレクション SL北びわこ号 review
サッポロ 麦とホップ 歴代SLコレクション SL北びわこ号
 サッポロビールとイオングループの共同企画「歴代SLコレクション」。発売日は、3月10日。
 対象商品はサッポロゴールドスター、麦とホップの2品で、全国で計10種のSLがデザインされた缶が発売されている。 私の住む近畿エリアでは、いずれの商品にも「SL北びわこ号」がデザインされた缶となっている。
 昨日 ゴールドスター を取り上げたので、今日は「麦とホップ」を。

 中身は通常の 麦とホップ なので、味のレビューは割愛する。
 アルコール分5%。原材料名:発泡酒(国内製造)(麦芽、ホップ、大麦)、スピリッツ(大麦)。
 SL北びわこ号について、昨日も書いたが、JR西日本が北陸本線の米原駅〜木ノ本駅(いずれも滋賀県)間で現在も運行している蒸気機関車である。
 その昔、煙を吐き出すので沿線住民からは嫌われ、運転も過酷でパワー不足で取り回しもしにくいために鉄道事業者にとってお荷物となった 蒸気機関車が、今やこうして立派な観光資源になっている。
 現役で活躍した時代を知らない最近の小さなこどもたちにも、SLは魅力的に映るのだろう。
種別 新ジャンル
CODE:43920DAEE#20
2020年3月31日[1]
No.7965: サッポロ黒ラベル エクストラブリュー <限定醸造> / サッポロ
 さっぽろくろらべる えくすとらぶりゅー <げんていじょうぞう> / さっぽろ
サッポロ黒ラベル エクストラブリュー サッポロ黒ラベル エクストラブリュー review
 サッポロ黒ラベルの期間限定「エクストラブリュー」。発売日は、3月24日。 2016年に初登場し、今年で5年目となる製品である。

 グラスに注いだ液色は、中程度の黄金色。泡は純白できめ細かく、力強く盛り上がり、泡持ちも悪くない。
 香りは、通年品の黒ラベルに近く、あまり華やかさはない。凝縮感のある穀物っぽいモルト香主体で、 ホップの爽やかさが少し乗る。質実剛健なイメージ。
 口当たりはすっきりとクリアで、通年品の黒ラベルほど苦味が強くない。軽い酸味も伴う。 なめらかな飲み口だが、飲み込んだ後には、わりとしっかりした苦味が残る。
 アルコール分5.5%。原材料名:麦芽(外国製造、国内製造)、ホップ、米、コーン、スターチ。
 黒ラベルらしいしっかりとした飲みごたえを持ちつつ、適度な爽やかさもある。今だけの特別な味わい。
種別 ビール
CODE:43921DAEE#07
2020年3月31日[2]
No.7966: 果実工房 熊本ばんかんサワー <限定出荷> / 合同酒精
 かじつこうぼう くまもとばんかんさわー <げんていしゅっか> / ごうどうしゅせい
GODO 果実工房 熊本ばんかんサワー GODO 果実工房 熊本ばんかんサワー review
 GODOのつくるイオン限定商品「果実工房」の第2弾。未入手だったもので、 当サイトのご協力者・ 森康哲さんからの寄贈されたものである。

 グラスに注いだ液色は、無色透明。気泡は少なく、炭酸は強くなさそう。
 香りは、非常にフレッシュで、苦味の強そうな柑橘香。アルコール臭はほぼしない。
 味はほんのりと甘いが、香りの印象どおり苦味が強い。果汁が少ないのにもかかわらず、 香料によってかなりリアルな味わいになっている。 ただ、飲み込んだ後には、強めの甘さが苦味と共に残り、あっさりはしていない。
 アルコール分3%。果汁1%。人工甘味料不使用。 原材料名:河内晩柑果汁(熊本県産河内晩柑)、ウォッカ、果糖ぶどう糖液糖/炭酸ガス、酸味料、香料。 原料原産地名:国内製造(果糖ぶどう糖液糖)。
 缶には、熊本市のイメージキャラクター「ひごまる」のイラスト。 また、「がんばろう!くまもと」の文字もある。
 このような製品の消費によって、被災地の支援になるのならうれしい。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:43921PRST#UK
2020年4月1日[1]
No.7967: −196℃ ストロングゼロ ガツーンとサイダーサワー / サントリー
 まいなす196ど すとろんぐぜろ がつーんとさいだーさわー / さんとりー
サントリー -196℃ ストロングゼロ ガツーンとサイダーサワー サントリー -196℃ ストロングゼロ ガツーンとサイダーサワー review
 サントリー −196℃ ストロングゼロ シリーズの新顔「ガツーンとサイダーサワー」。 発売日は、3月31日。

 グラスに注いだ色は、無色透明。注いでいる時、炭酸がジュワジュワと音を立て、 その後も大粒の気泡が踊っているが、程なくして静まる。
 香りは、しっかり甘味が強そうなサイダー。ベースにアルコール臭もある。
 味は香りの印象どおり、しっかりと甘い。本物のサイダーよりも甘味が強いようだ。 炭酸のビリビリした感じもあり、それと同時に、かなり強烈なアルコール感。 まさに"ガツーンと"という名前にふさわしく、すべての要素の押しが強い。
 アルコール分9%。レモン浸漬酒使用。プリン体ゼロ。糖類ゼロ。 原材料名:レモン、ウオツカ(国内製造)、スピリッツ/炭酸、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
 最近、「ストロングチューハイ依存症」の危険が叫ばれている。安く、手っ取り早く酔えるから、 毎日飲むうちにそれが習慣化し、止められなくなる。
 こんなサイトをやっている立場で言えた義理ではないかもしれない。いや、こんなサイトをやっている立場だからこそ、 あえて言っておきたいが、こうした飲み口の良いストロングチューハイは、毎日飲むものではない。 お酒好きを自認している人ほど常飲を避け、休みの前の夜だけに限定するなど、十分注意をして飲んで頂きたい。
 おいしく楽しく飲むことが、飲酒の流儀である。ただ酔いたいからとか、イヤなことを忘れたいからとか、 口寂しいからなどという理由でストロングチューハイをあおるのは絶対にしないで頂きたい。 また、一度に複数本を飲むこともやめてほしい。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:43922DAEE#01
2020年4月1日[2]
No.7968: スーパードライ がんばれ!ニッポン! 限定メモリアルデザイン缶 第3弾 / アサヒ
 すーぱーどらい がんばれ!にっぽん! げんていめもりあるでざいんかん だい3だん / あさひ
アサヒ スーパードライ がんばれ!ニッポン!限定メモリアルデザイン缶 第3弾 アサヒ スーパードライ がんばれ!ニッポン!限定メモリアルデザイン缶 第3弾 review
アサヒ スーパードライ がんばれ!ニッポン!限定メモリアルデザイン缶 第3弾
 スーパードライの「がんばれ!ニッポン!限定メモリアルデザイン缶」の第3弾。 発売日は、3月24日。
 第3弾とはいえ、実は第1弾も第2弾も、当サイト未収録である。 私の通常の行動範囲内では出会えず、また特に必死に探し回るということもしなかったためである。
 アサヒビールは、東京2020オリンピック・パラリンピックのゴールドパートナー(ビールメーカーで唯一)ということで、 以前から関連商品をたくさんリリースしており、その全部をフォローするのは至難の業。 偶然みつけた場合に限り、購入するようにしている。

 中身は通常のスーパードライなので、味のレビューは割愛する。
 アルコール分5%。原材料名:麦芽(外国製造又は国内製造(5%未満))、ホップ、米、コーン、スターチ。 麦芽の製造地順・割合は、一昨年の使用実績。
 さらりとした飲み口、キレ味さえる、いわば辛口の生ビールです。
 五輪の延期が決まり、「TOKYO 2020」の名を冠した商品はお宝になるのではないか。 そう考え、集めようと思い立った矢先、1年延期しても「TOKYO 2020」の名称は変えないというアナウンスが聞こえてきた。
 ということは、「TOKYO 2020」の名称がプリントされた商品がこのまま流通し続けるのだろうか。
 それにしても、アサヒさんをはじめとするゴールドパートナーを務める企業は、このままあと1年継続するのであろうか。 費用負担はたいへんなものではないか。他人事ながら心配になる。いや、商品が売れるから大丈夫なのだろうか。
種別 ビール
CODE:43922DAEE#08
2020年4月2日[1]
No.7969: −196℃ ストロングゼロ ガツーンとホワイトサワー / サントリー
 まいなす196ど すとろんぐぜろ がつーんとほわいとさわー / さんとりー
サントリー -196℃ ストロングゼロ ガツーンとホワイトサワー サントリー -196℃ ストロングゼロ ガツーンとホワイトサワー review
 昨日、サントリー −196℃ ストロングゼロ シリーズの ガツーンとサイダーサワー を紹介したが、 今日は同時発売の「ガツーンとホワイトサワー」を。発売日は、3月31日であった。

 グラスに注いだ色は、うっすらと白濁。注いでいる時、炭酸がジュワジュワと音を立て、 その後も大粒の気泡が踊っているが、程なくして静まる。
 香りは、乳酸菌飲料の甘酸っぱさに、強いアルコール臭が混じる。 しっかり甘味が強そう。
 味は香りの印象どおり、しっかりと甘い。強い炭酸がビリビリと舌先を刺激するので、 それほど甘ったるさを感じないのだが、飲み進めると、強いアルコールと相まって、 次第に口中に甘さが蓄積されてくる。
 アルコール分9%。レモン浸漬酒使用。プリン体ゼロ。糖類ゼロ。 原材料名:乳酸菌飲料、レモン、ウオツカ(国内製造)、食物繊維/炭酸、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)、 安定剤(大豆多糖類)。
 昨日飲んだ サイダーサワー と同じく、すべての要素が強い。 まさにガツーンと押しの強いホワイトサワーだ。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:43923DAEE#02
2020年4月2日[2]
No.7970: アサヒオフ / アサヒ
 あさひおふ / あさひ
アサヒオフ アサヒオフ review
 アサヒオフの現行品。 昨年(2019年)4月上旬製造分からのリニューアルだが、まだ取り上げていなかった。

 グラスに注いだ液色は、新ジャンルにしてはしっかりめの黄金色。 泡はこんもり盛り上がるが、すぐに減衰。
 香りは、いかにも糖質オフ新ジャンルという、雑穀臭のような臭みと、ふわっとした甘さがある。
 味は香りの印象ほど臭みはなく、意外にもすっきり。適度な苦味がある。 香りに感じた甘いニュアンスはなく、後キレは良い。
 アルコール分3%以上4%未満。 プリン体ゼロ。糖質ゼロ。人工甘味料ゼロ。原材料名:発泡酒(国内製造)(麦芽エキス、ホップ、米、コーン、スターチ、 糖類、食物繊維、大豆たんぱく)、スピリッツ(大麦)/調味料(アミノ酸)、カラメル色素。
 缶左肩に「麦芽のうまみUP!」と書かれているが、お世辞にも麦芽のうまみとまで言えるほどの 飲みごたえはなかった。
種別 新ジャンル
CODE:43923DAEE#RN1904U
2020年4月3日[1]
No.7971: 樽ハイ倶楽部 レモンサワー / アサヒ
 たるはいくらぶ れもんさわー / あさひ
アサヒ 樽ハイ倶楽部 レモンサワー アサヒ 樽ハイ倶楽部 レモンサワー review
アサヒ 樽ハイ倶楽部 レモンサワー
 アサヒから、料飲店専用チューハイブランド「樽ハイ倶楽部」の缶入り製品が登場。 発売日は3月31日。
 2種あるうち、今日は「レモンサワー」を紹介。

 グラスに注いだ液色は、無色透明。注いでいる時、炭酸がジュワジュワと音を立てて踊っているが、 程なくして静まる。
 香りは、スキッと透明感のあるレモン香。混じりけのない感じで、シャープ。
 口当たりはピリッと炭酸の刺激とともにレモンの鋭い酸と微かな苦味もくるが、 それと拮抗するように程良く甘味もつけられている。 その結果、トータルバランスが非常に良く、刺激が強すぎない味わいとなっている。 但し、アルコール感はしっかりめ。
 アルコール分8%。果汁1%。原材料名:ウオッカ(国内製造)、レモン果汁、糖類/炭酸、酸味料、香料。
 10万店が認めたサワー
 樽ハイ倶楽部は、1984年に飲食店専用商品として発売し、これまで35年以上愛されてきた樽詰めサワーブランドです。
 缶表面にデカデカと「居酒屋で超人気のレモンサワー」と書かれており、あたかもこれが名前であるかのように見えるのだが、 ブランド名はあくまでも「樽ハイ倶楽部」である。正式な名前よりも訴えたいことを前面に出すこのやり方は、 有効な方法であろう。
 大衆居酒屋のようなところでお酒を飲む機会が多い年配者なら、これまでどこかで「樽ハイ倶楽部」の文字を見たことがあるだろう。 大きめのグラスに氷を一杯入れて供される居酒屋のサワーは、つい勢いでゴクゴクと飲んでしまうが、 あの口当たりの良さ、飲みやすさが缶で再現された商品だ。
 こんな隠し球があったのに、なぜ今までこれを缶入り販売しようと考えなかったのか。 期間限定等の文字がないので、当たれば通年販売してくれるのであろうが、 ひょっとすると大ブレークするかもしれない。
 アサヒさんは 贅沢搾り や もぎたて など、妙に若者受けを狙ったようなブランド展開をする一方で、 ハイリキ などの伝統あるブランドをうまくプロモーションできていない。
 定番品として広く支持を集めるための条件としては、変にエッジが効いていない、言い換えれば、 妙にキャラ立ちしていない「普通さ」が大事だと思うのだが、この商品はその条件を満たしている。
 分野違いの話で恐縮だが、滋賀県に本拠を置くラーメンチェーンで、 近畿では知名度のある 来来亭 の代表者が語っていた一言に、 私は感銘を受けたことがある。 いわく「うちのラーメンはおいしくないんです。おいしすぎるものは、たまに食べたら感動するけど、 毎日食べようと思わないでしょう。あんまりおいしくないから、毎日食べても飽きないんです」とのこと。
 これを「定番性」と呼ぶなら、缶チューハイの分野で定番性があるのがタカラcanチューハイであり、 キリン氷結であり、最近で言えばサントリー196シリーズである。 目が覚めるほどのおいしさではない、それでいて飲み飽きないという条件を、この樽ハイ倶楽部は満たしている。
 ぜひ、この魅力を伝えるため、広宣費を集中的にかけてもらいたいものだ。 地味な商品だから地味に放っておけばいいと考えるなら、この魅力は広まらない。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:43924DAKO#03
2020年4月3日[2]
No.7972: スタイルバランス ヨーグルトサワーテイスト <期間限定> / アサヒ
 すたいるばらんす よーぐるとさわーていすと <きかんげんてい> / あさひ
アサヒ スタイルバランス ヨーグルトサワーテイスト アサヒ スタイルバランス ヨーグルトサワーテイスト review
 機能性表示食品であるノンアルコールチューハイ、アサヒスタイルバランスの「ヨーグルトサワーテイスト」。
 発売されたのは、昨年(2019年)12月10日であるから、 既に4か月近く経過している。もう店頭にはほぼ並んでいないと思われるが、取り上げたい。

 グラスに注いだ液色は、うっすらと白濁。やや透過性がある。 気泡は少なく、炭酸は強くなさそう。
 香りは、まさに乳性飲料そのもの。甘酸っぱい香りだが、コクはなさそう。
 口当たりは、意外にも炭酸のビリッとした感じが強く、それが甘さを制している感じで、 かなりシャープに感じる。そもそも甘さ設定がそんなに強くないこともあり、 スキッとしている。ただ、飲み進めると甘味料特有のどんよりした甘さが舌の奥に残る感じがする。
 アルコール分0.00%。カロリーゼロ。糖類ゼロ。炭酸飲料。 原材料名:難消化性デキストリン(食物繊維)(韓国製造)/炭酸、酸味料、香料、 甘味料(アセスルファムK、アスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物、スクラロース)。
 2019年12月〜2020年2月までの出荷予定
 コクと甘みの弱いカルピスソーダといった感じの味わいだから、親しみやすい。
種別 ノンアルコール飲料
CODE:43924DAKO#115
2020年4月4日[1]
No.7973: 樽ハイ倶楽部 大人のサワー / アサヒ
 たるはいくらぶ おとなのさわー / あさひ
アサヒ 樽ハイ倶楽部 大人のサワー アサヒ 樽ハイ倶楽部 大人のサワー review
アサヒ 樽ハイ倶楽部 大人のサワー
 アサヒから、料飲店専用チューハイブランド「樽ハイ倶楽部」の缶入り製品が登場。 発売日は3月31日。
 2種あるうち、昨日既に レモンサワー を飲んでいるので、今日はもう一方の「大人のサワー」を。

 グラスに注いだ液色は、無色透明。注いでいる時、炭酸がジュワジュワと音を立てて踊っているが、 程なくして静まる。
 香りは、レモンライムのような爽やかな柑橘香が、穏やかに香る。さらにアルコール臭がしっかり。
 口当たりはピリッと炭酸の刺激が強く、同時にしっかりめの甘さも感じられる。 香りに感じた柑橘の味は強くないので、結果的に酸味よりも甘味が勝っている。 豊かなアルコール感がそれを補強してもいる。強いが、シャープさのない味わい。
 アルコール分8%。無果汁。原材料名:ウオッカ(国内製造)、糖類/炭酸、酸味料、香料。
 10万店が認めたサワー
 樽ハイ倶楽部は、1984年に飲食店専用商品として発売し、これまで35年以上愛されてきた樽詰めサワーブランドです。
 昨日飲んだレモンサワー同様、こちらも缶表面にデカデカと「居酒屋で超人気の大人のサワー」と書かれているが、 商品名は、「樽ハイ倶楽部 大人のサワー」である。さらに「ほのかな柑橘 プレーン」と缶に書かれているように、 果汁等を使っていないプレーンサワーでありながら、香料で柑橘風味に仕立てられている。
 アサヒさんの他商品でいうと、ハイリキプレーンを彷彿とさせるが、居酒屋の味を自宅で楽しめるというキャラクターは同じ。 昨日飲んだレモンサワーでも感じたが、口当たりの良い甘味がつけられ、それでいて飲み飽きない
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:43925DAKO#04
2020年4月4日[2]
No.7974: 麦とホップ / サッポロ
 むぎとほっぷ / さっぽろ
サッポロ 麦とホップ サッポロ 麦とホップ review
 サッポロ 麦とホップ が新しくなっている。3月製造分からのリニューアルである。

 グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。新ジャンルにしてはしっかりめ。 泡は純白できめ細かく、当初はよく盛り上がるが、泡持ちはほどほど。
 香りは、従来からこの製品の特徴であるソフトクリームみたいな甘い匂いが立つ。 分厚く、濃そうではある。
 口に含むと、最初にビシッと苦味と渋味がくる。 従来品はもっとすぐに甘味が感じられたが、 そのあたりが少し解消され、より固く、男性的で無骨な味わいになった。 飲み込んだ後に少しふわっとした甘味が広がるが、これは新ジャンルとしては致し方ないところだろう。
 アルコール分5%。原材料名:発泡酒(国内製造)(麦芽、ホップ、大麦)、スピリッツ(大麦)。
 昨年のリニューアルで、すべての味の要素が強化され、ハッキリ言って垢抜けない、 甘苦渋い味わいになっていたが、今回のリニューアルで甘味や雑味が軽減され、少しすっきりした。
 麦とホップはこうして頻繁にリニューアルを繰り返しているが、行ったり来たりの試行錯誤といった感じが否めない。 より良いものを真摯に探求する姿勢は評価するが、右往左往しているように見えてしまう。
 リニューアルが決して悪いわけではない。目指すものがあって、一直線にその方向に改善が進むのが理想的だが、 目指す方向そのものが定まっていないように見える。もちろん、目指す方向はビールらしさということなのだろうが、 どういう味ならビールらしいかという軸が、その時々でぶれているように見えてしまうのだが、いかがだろうか。
 ただ、サッポロさんの名誉のために申し添えれば、これはこの製品に限ったことではなく、 例えばサントリー金麦でも同様のことがある。リニューアルのたびに右へ行ったり左へ行ったりするのだが、 あちらはその振れ幅が小さいので、そんなに目立っていない。クリアアサヒも同様である。
 それだけ新ジャンルの味づくりは難しいということだろうが、ロングセラー商品ならば、 ファン層を広げることよりも、既存のファンをより大事にして欲しいものだ。
種別 新ジャンル
CODE:43925KSES#RN03
2020年4月5日[1]
No.7975: 99.99 クリアシークヮーサー / サッポロ
 ふぉーないん くりあしーくゎーさー / さっぽろ
サッポロ 99.99 クリアシークヮーサー サッポロ 99.99 クリアシークヮーサー review
 サッポロ 99.99(フォーナイン)の「クリアシークヮーサー」。 発売日は、3月31日。
 昨年(2019年)1月に限定品として登場したものが、今回通年品として再発売された。

 グラスに注いだ液色は、ほぼ無色透明。かすかに黄色いかな?という程度。 注いでいる時、炭酸がジュワジュワと音を立てているが、 すぐに収まり、その後は非常に細かな気泡がグラスの中を立ち昇る。
 香りは、シークヮーサーらしいグリーンな柑橘香。非常にフレッシュでシャープな印象だ。
 口に含んでみて、さすがにフォーナインだと感じる。非常にクリアな口当たりで、 甘さは極めて抑え込まれ、シークヮーサーらしい強い酸味と苦味が感じられる。 ストイックという言葉が似合う、抑制的な味。但し、アルコール感はとても強い。
 アルコール分9%。果汁0.1%。高純度ウォッカ使用※。原材料名:ウォッカ、シイクワシャー、糖類/炭酸、酸味料、香料、甘味料(スクラロース)。
 ※エタノール以外の有機物割合が0.01%未満のウォッカ使用
 甘味料が使われているので、実際には甘くないのではなく、酸とのバランスにおいて甘さが目立たないだけで、 飲み込んだ後には酸味、苦味とともに、少し甘味も残る感じがする。 甘味料など使わず、糖類だけにすれば、このどんよりした甘味は解消されるように思うのだが。
 なお、本品が今回定番化したのと同時に、同シリーズ他の4種もリニューアルしている。 入手次第取り上げたい。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:43926DAKO#05
2020年4月5日[2]
No.7976: 氷結 シチリア産レモン / キリン
 ひょうけつ しちりあさんれもん / きりん
氷結 シチリア産レモン 氷結 シチリア産レモン review
 キリン 氷結 スタンダードシリーズの現行品。 2019年4月製造分からリニューアルしたものだが、まだ取り上げていなかった。
 当サイトでは掲載すべき製品が多すぎて、このような通年定番品のリニューアル版までなかなか手が回らないのだが、 スタンダードシリーズ全7種の中から、今日は「シチリア産レモン」を飲みたい。

 グラスに注いだ液色は、ほぼ無色透明だが、かすかに色づいているようにも見える。
 香りは、非常にフレッシュで、揮発成分の多そうなレモン香。酸っぱくて苦そう。
 味も香りの印象どおり、酸が強く、スキッとした口当たり。甘さはかなり抑えられている。 これは氷結らしいキャラクターのひとつだが、香りのジューシーさほど、味は濃くない。 むしろ言い方は逆かもしれない。味はすっきりしているのに、わざとらしいくらいに鮮烈な香りがつけられている。 甘さが弱いために、キュンとした酸味が飲み込んだ後にも口に残る。
 アルコール分5%。果汁2.7%。原材料名:レモン果汁、ウォッカ(国内製造)、糖類/炭酸、酸味料、香料。
 シチリア産レモンの氷結ストレート果汁を主に使用した、爽やかでみずみずしいおいしさ。
 久しぶりに飲んでみて、ロングセラーたる理由が改めてわかる。味わいもアルコール感も適度な濃さ。 いわばちょうどいい塩梅(あんばい)だから、飲み飽きない。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:43926DAKO#RN1904
2020年4月6日[1]
No.7977: アサヒ 極上 <キレ味> / アサヒ
 あさひ ごくじょう <きれあじ> / あさひ
アサヒ 極上 <キレ味> アサヒ 極上 <キレ味> review
 アサヒ極上 <キレ味> が新しくなった。 3月上旬製造分からのリニューアルである。

 グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。泡は純白でやや粗いが、 グラスに勢いよく注ぐと力強くこんもりと盛り上がり、泡持ちも悪くない。
 香りを嗅ぐと、従来品同様、スーパードライにかなり近い系統である。 金属的で、無骨。新ジャンル特有のふわっとした甘さが、微かにあるが。
 口当たりは非常にシャープ。 苦みがグッと強く、甘さはほぼない。少し、メントールのようなスーッとした感覚がある。 すっきりした飲み口だが、飲み込んだ後には若干ほろっとしたような甘さが残り、 そこがビールとは少し違う特徴だ。しかし、概ねキレは良い。
 アルコール分5%。原材料名:発泡酒(国内製造)(麦芽、ホップ、大麦)、スピリッツ(大麦)。
 缶デザインもシャープな印象だが、従来品はもっとスーパードライっぽいデザインだった。 まさかスーパードライと間違えて購入し、クレームが来たなんてことはないだろうが、 より分かりやすくなったのは良いこと。
 スパッとしたキレ味は、まさにアサヒビールらしいキャラクター。もっと人気が出ていい商品だ。
種別 新ジャンル
CODE:43927KSES#RN03U
2020年4月6日[2]
No.7978: 角ハイボール缶 濃いめ / サントリー
 かくはいぼーるかん こいめ / さんとりー
サントリー 角ハイボール缶 濃いめ サントリー 角ハイボール缶 濃いめ review
 先日、新しくなった 角ハイボール缶 を取り上げたが、今日は同時発売の 角ハイボール缶「濃いめ」を。 今年(2020年)1月下旬出荷分からのリニューアルである。

 グラスに注いだ色は、しっかりめの黄金色。淡い琥珀色と言ってもいい。缶入りハイボール製品にしては、確かに濃いめだ。 気泡は少なく、炭酸はあまり強くはなさそう。
 香りは、しっかりとウイスキー。角瓶らしい濃い匂い。
 味もしっかりウイスキー。炭酸のビリビリした感じも強く、強烈な味わいと、深いアルコール感。
 アルコール分9%。原材料名:ウイスキー、レモンピールスピリッツ、食物繊維/炭酸。
 本格的なバーの気分が味わえる角ハイボール缶≪濃いめ≫。 氷たっぷりのグラスに注いでゆったりとお楽しみください。
 缶表記の通り、氷を入れたグラスでゆっくりと楽しむべき製品。間違っても缶のままゴクゴク飲むことをしてはならない。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:43927DAKO#RN01L
2020年4月7日[1]
No.7979: キリン・ザ・ストロング レモンサワー / キリン
 きりん・ざ・すとろんぐ れもんさわー / きりん
キリン・ザ・ストロング レモンサワー キリン・ザ・ストロング レモンサワー review
 キリンのアルコール度数9%のチューハイシリーズ「キリン・ザ・ストロング」が新しくなった。 4月7日の発売である。
 通年5種あるうち、今日は「レモンサワー」を飲みたい。 

 グラスに注いだ液色は、ほんのりと黄色っぽく、微かに濁っている。注いでいる時ジュワジュワと音を立て、 その後も大量の気泡が踊っているが、程なくして静まる。
 香りは、弾けるようなレモン香。フレッシュな感じで、かなり酸味が強そうだ。
 口に含むと、まずビリビリした炭酸の刺激があり、同時に強烈な酸味と苦味が感じられる。 甘さは抑えられ、かなりシャープ。口の中がヒリヒリするくらい。 アルコール感はそれほど強くないかな?と最初は感じるのだが、すぐに胃の中が温かくなるようで、強さを実感。 そして、甘くないと思っていたけれど、最後に甘味料の甘さが口に残る。
 アルコール分9%。果汁2.0%。糖類ゼロ。プリン体ゼロ。 原材料名:ウオッカ(国内製造)、レモン果汁、シトラスエキス/炭酸、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
 缶に「追いレモン潤沢仕立て」とある。これについて、ニュースリリースでは、 「麒麟特製「うまみエキス」で味に深みを出し、さらにレモン果汁を一搾り加えることで、レモンの風味豊かな味わいに仕上げました。」 と説明している。
 そのせいか、従来品からかなり味わいが変わったように思う。缶デザインも大きく変わったのだが、 レモンの輪切りが入ったグラスのイラストがあったりして、少し可愛らしい見た目になっている。 でも、中身は硬派だから、ギャップは大きい。
 商品名も、従来の 本格レモン から、ありふれた レモンサワー に変わったのだが、 レモンサワーブームといわれる最近の流行に迎合したのであろうか。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:43928DAKO#00
2020年4月7日[2]
No.7980: 氷結 グレープフルーツ / キリン
 ひょうけつ ぐれーぷふるーつ / きりん
氷結 グレープフルーツ 氷結 グレープフルーツ review
 キリン 氷結 スタンダードシリーズの現行品。 2019年4月製造分からのリニューアルなので、約1年経っているが、ようやく掲載。
 先日、シチリア産レモン を飲んだが、今日は2種めとして「グレープフルーツ」を。

 グラスに注いだ液色は、かすかに白濁。気泡は少なく、炭酸は強くなさそう。
 香りは、苦味と甘味が強そうな、典型的なグレフルチューハイの香り。
 味は苦味が強調されており、甘味は香りの印象ほど強くはない。 ジューシーさは今ひとつ。飲み込んだ後には、適度な苦味が口に残る。
 アルコール分5%。果汁4.2%。原材料名:グレープフルーツ果汁、ウォッカ(国内製造)、糖類/炭酸、酸味料、香料。
 ホワイトとルビーのグレープフルーツの氷結ストレート果汁を使用した、爽やかでみずみずしいおいしさ。
 これぞ昔ながらのグレフルチューハイといった味わいだが、想像ほど甘ったるくはない。 果汁が少ないのに、氷結らしく、過剰にお化粧されたような鮮やかな香味。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:43928DAKO#RN1904

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