ビール・発泡酒・チューハイの部屋

No.8081−8100


 HOME  ビール・発泡酒・チューハイの部屋メニューへ戻る  前へ  次へ

2020年6月5日[1]
No.8081: 99.99 クリアライチ <限定> / サッポロ
 ふぉーないん くりあらいち <げんてい> / さっぽろ
サッポロ 99.99 クリアライチ サッポロ 99.99 クリアライチ review
 サッポロ99.99(フォーナイン)の限定品「クリアライチ」。コンビニのファミリーマート限定商品で、発売日は6月2日。

 グラスに注いだ液色は、無色透明。 注いでいる時は、ジュワジュワと音を立てているが、すぐに静まり、その後は細かな気泡がグラスの中を断続的に立ち昇っている。
 注いでいる時から、ライチ特有の高貴でたっぷりと甘い香りが広がっている。 99.99シリーズは甘くないのが特徴だが、こんなに香りが甘くて、果たして味はどうなのだろうか。
 実際、口に運んでみると、ライチ果汁から甘さだけスパッと切り取ったような、悪くいうと水っぽいくらいに味気ない。 期待どおりというか、このクリアさはさすがである。 ほのかに甘いニュアンスはあるものの、口の中が甘ったるくなることはない。 アルコール感が強烈で、そのボリューム感と微かな苦味が飲みごたえを与える。
 アルコール分9%。原材料名:ウォッカ、ライチ、糖類/炭酸、酸味料、香料。
 ライチの爽やかな香りとスッキリとした甘さをお楽しみください。
 やはりこのシリーズは裏切らない。期待どおりのスッキリ感。 きっと「味がない」と酷評する人が少なくないとも思われるが、むしろ「味がない」はこのシリーズに対する褒め言葉となる。
 ひたすら「酒」を求める人におすすめである。すぐに酔うので、ゴクゴク飲んではいけない。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:43987FMEEK#03
2020年6月5日[2]
No.8082: 寶 極上レモンサワー 瀬戸内レモン / 宝酒造
 たから ごくじょうれもんさわー せとうちれもん / たからしゅぞう
寶 極上レモンサワー 瀬戸内レモン 寶 極上レモンサワー 瀬戸内レモン review
寶 極上レモンサワー 瀬戸内レモン
 寶 極上レモンサワー シリーズの基幹フレーバーのパッケージが新しくなっている。 3月10日からのリニューアルである。まだ取り上げていなかったので、順次取り上げていきたい。
 ということで、今日は「瀬戸内レモン」を。
 中身はリニューアル前 と変わっていないが、簡単にレビュー。

 グラスに注いだ液色は、ほんのりと白濁。液中に細かな繊維質が浮遊している。
 香りは透明感があり、酸の強そうなレモン香。
 味は香りの印象どおり酸が強く、甘さはほぼ感じない。飲み込んだ後には強い酸味が残る。
 果汁0.1%。アルコール分7%。原材料名:レモン、レモンエキス、レモンスピリッツ(国内製造)、焼酎、糖類/炭酸、酸味料、香料。
 希少な瀬戸内レモンの果汁とエキス、樽貯蔵熟成の宝焼酎で、キレのある甘くない味わいに仕上げました。 宝焼酎がサワーのうまさの秘訣です。
 パッと見ただけでは、缶のどこが変わったのか分かりにくいが、缶最上部の文字「宝焼酎だからうまい!」の部分が、 リニューアル前 は「厳選宝焼酎がうまさの秘訣」と書かれていた。 それから、間違い探しのようではあるが、缶下部にある寶焼酎の赤いロゴ「寶」の文字が以前は左に傾いていた。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:43987YMOZ#87
2020年6月6日[1]
No.8083: 僕ビール君ビール / ヤッホーブルーイング
 ぼくびーるきみびーる / やっほーぶるーいんぐ
ヤッホーブルーイング 僕ビール君ビール ヤッホーブルーイング 僕ビール君ビール review
ヤッホーブルーイング 僕ビール君ビール
 コンビニのローソン、ナチュラルローソン、ポプラ限定の「僕ビール、君ビール。」が新しくなっている。 発売日は、4月14日であった。
後日記:このリニューアルで、商品名が従来の「僕ビール、君ビール。」から、真ん中の読点と最後の句点がなくなり、 単に「僕ビール君ビール」に変わったようだ。
 グラスに注いだ液色は、極めて淡い黄金色。泡は純白で概ねきめ細かく、当初力強く盛り上がるが、泡持ちはほどほど。
 香りは、ホップ由来のマスカットのような甘さ、グレープフルーツのような柑橘っぽさが際立っている。 この鮮烈な香り立ちが、本品の特徴と言える。
 味は非常に透明感がある。苦味が弱く、甘味も弱く、重たさがない。 軽妙で爽やかな飲み口。さらっとしてキレが良いが、特有のフルーティな香りが飲み込んだ後にも残っている。
 アルコール分4.5%。原材料:大麦麦芽(外国製造又は国内製造(5%未満))、小麦麦芽、ホップ。 製造者:株式会社ヤッホー・ブルーイング、 長野県軽井沢町長倉2148。
 ハッとする味と香り。これが僕らのビール。
 さあ、なにして過ごそうか。行き先決めずに、心のままに。僕には僕の、君には君の、いいエンディングがここからはじまる。
 ビアスタイル「セゾン」
 レモンやマスカット、ハーブを思わせる軽快な香り。スッと抜ける爽やかな苦み。 開放的な時間に寄り添う「セゾン」スタイルのビール。
 従来品 と比べ、アルコール度数が5%から4.5%へと下がった。 それだけが理由ではないと思うが、より一層軽やかに、飲みやすくなった。
種別 ビール
CODE:43988LSEK#53
2020年6月6日[2]
No.8084: 寶 極上レモンサワー 熟成つけ込みレモン / 宝酒造
 たから ごくじょうれもんさわー じゅくせいつけこみれもん / たからしゅぞう
寶 極上レモンサワー 熟成つけ込みレモン 寶 極上レモンサワー 熟成つけ込みレモン review
寶 極上レモンサワー 熟成つけ込みレモン
 寶 極上レモンサワー シリーズの基幹フレーバーのパッケージが新しくなっている。 3月10日からのリニューアルである。
 昨日、瀬戸内レモン を飲んだが、今日は「熟成つけ込みレモン」を。
 中身はリニューアル前 と変わっていないが、簡単にレビュー。

 グラスに注いだ液色は、ほんのり黄色く濁りあり。 注いでいる時、炭酸がジュワジュワ音を立てて踊り、その後もグラスの中を細かな気泡が立ち昇っている。
 香りは、酸が立ち、苦そうで、同時にコクも感じさせる深みのあるレモン香。
 味は酸が強く、甘みも強い。シリーズ中では異端とも言える。 適度な爽やかさと、深い飲みごたえ。
 果汁8%。アルコール分7%。糖づけレモンシロップ使用。 原材料名:レモン、レモンシロップ、レモンエキス、焼酎(国内製造)、糖類/炭酸、酸味料、香料、トレハロース。
 レモンをじっくりと砂糖につけ込んだシロップと、樽貯蔵熟成の宝焼酎で、 贅沢な果実感とコクのある味わいに仕上げました。 宝焼酎がサワーのうまさの秘訣です。
 この製品はシリーズ中の異端というだけでなく、タカラ社の製品の中でも、このように甘味のコクがあるチューハイは珍しい。
 なお、グラス写真は、上記レビューを書いた後、氷を入れて味の変化を楽しんだもの。 温度が下がるとかなり爽やかになり、スッキリ飲みやすくなる。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:43988YMOZ#88
2020年6月7日[1]
No.8085: SPRING VALLEY BREWERY 496 / キリン
 すぷりんぐ・う゛ぁれー・ぶるわりー 496 / きりん
キリン SPRING VALLEY BREWERY 496 キリン SPRING VALLEY BREWERY 496 review
 キリンのクラフトビールプロジェクトである SPRING VALLEY BREWERY は2015年 (事前のネット会員限定企画は2014年)にスタートし、現在、代官山、横浜、京都の3か所に醸造所併設店舗を構えて営業している。 スプリングバレーブルワリー(株)という会社まで設立し、基本的に3か所の店舗と専用サイトのほか、 専用ディスペンサー「タップ・マルシェ」の取扱いがある料飲店に限定して、提供されてきた。
 そのビールが、2種ではあるが、ついに一般開放された。 発売日は5月26日で、一部量販店限定での全国販売である。私は、近所の食品スーパーで入手した。

 グラスに注いだ液色は、深いオレンジというか、淡いアンバーというか。やや濁りがある。 泡はベージュっぽく色づいていてきめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちも悪くない。
 香りは、ホップのスカッとした爽やかさ、甘さ、モルトの凝縮した濃密さが伝わる。
 味は苦味が力強く、それと同時に非常に官能的でジューシーな厚みのあるボディ感がある。 強めの渋味とアルコール感もあって、全方位的な飲みごたえ。
 アルコール分6.5%。原材料名:麦芽(外国製造又は国内製造(5%未満))、ホップ。
 味わいの特徴から、ビアスタイルはI.P.A.かな?と思い、サイトを確認してみると、次のような説明があった。
 ビールの無限の可能性を追求した、既存のどのビアスタイルにも属さない、スプリングバレーブルワリーのフラッグシップビール。 エールのような豊潤さとラガー(低温熟成ビール)のようなキレ、 IPAのように濃密なホップ感。“究極のバランスをもった、世界のどこにもないビール”を目指しました。
 確かに、I.P.A.にしては "もっさり"した感じはなく、適度なキレがある。カテゴライズすることには意味のない、 この独自の魅力を楽しむべきビールということか。
種別 ビール
CODE:43989KSES#12
2020年6月7日[2]
No.8086: 寶 極上レモンサワー 丸おろしレモン / 宝酒造
 たから ごくじょうれもんさわー まるおろしれもん / たからしゅぞう
寶 極上レモンサワー 丸おろしレモン 寶 極上レモンサワー 丸おろしレモン review
寶 極上レモンサワー 丸おろしレモン
 寶 極上レモンサワー シリーズの基幹フレーバーのパッケージが新しくなっている。 3月10日からのリニューアルである。
 一昨日に 瀬戸内レモン、昨日 熟成つけ込みレモン を飲んだが、 今日は「丸おろしレモン」を。
 中身はリニューアル前 と変わっていないが、簡単にレビュー。

 グラスに注いだ液色は、しっかり濁りのある黄色。 注いでいる時、ジュワジュワと音を立てているが、程なくして静まる。
 香りは、フレッシュ感のあるレモン香。酸味と苦味がともに強そう。
 味は非常にシャープ。甘さはほぼなく、強い苦味と酸味が特徴。 アルコールももちろんしっかり。
 果汁11%。アルコール分7%。原材料名:レモン、レモンペースト、レモンスピリッツ(国内製造)、焼酎、糖類/炭酸、酸味料、香料。
 皮までまるごとすりおろしたレモンペーストと、樽貯蔵熟成の宝焼酎で、 贅沢な果実感とコクのある味わいに仕上げました。宝焼酎がサワーのうまさの秘訣です。
 丸おろしという名前のとおり、非常に荒削りな味わい。酸っぱくて苦いナチュラルさ。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:43989YMOZ#89
2020年6月8日[1]
No.8087: SPRING VALLEY BREWERY on the cloud / キリン
 すぷりんぐ・う゛ぁれー・ぶるわりー おん・ざ・くらうど / きりん
キリン SPRING VALLEY BREWERY on the cloud キリン SPRING VALLEY BREWERY on the cloud review
 昨日、キリン SPRING VALLEY BREWERY 496 を取り上げたが、 今日は同時発売の「on the cloud」(オン・ザ・クラウド)を。 発売日は5月26日であった。

 グラスに注いだ液色は、深く濁った薄黄色。 泡はほぼ白できめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちも悪くない。
 香りは、レモングラスのような尖りのあるハーブ香と、 ヴィオニエ種の白ワインに似た、黄色い花束みたいなフラワリーな香りが強い。
 味は非常に軽快。甘酸っぱさ満載の味わいだが、ボリューム感はほどほど。かなりスリムな印象。 非常に品良くエレガントだが、軽妙な甘酸っぱさを収斂性のある苦味が取り囲んでいる感じの味わい。
 アルコール分5.5%。原材料名:麦芽(外国製造又は国内製造(5%未満))、ホップ。
 非常に丁寧に作られた高品質なビールで、贅沢な気分が味わえる。入手価格は税別378円。 日常的に消費するには高いが、品質を考えれば、決して高くはない。
種別 ビール
CODE:43990KSES#13
2020年6月8日[2]
No.8088: ジンロ ドライ・スプラッシュ レモン / 眞露
 じんろ どらい・すぷらっしゅ れもん / じんろ
JINRO ドライスプラッシュ レモン JINRO ドライスプラッシュ レモン review
JINRO ドライスプラッシュ レモン
 もうとっくにレビュー済と思いながら、もしやと思って購入した「JINRO DRY SPLASH レモン」。 発売はなんと、2年前の2018年9月4日であった。
 先日たまたま立ち寄ったドン・キホーテで売られているのに遭遇した。

 グラスに注いだ色は、しっかりと濁りのある黄色。果汁が多そうな外観。
 香りは、まさにレモン果汁という、苦味と酸味が極めて強そうで、フレッシュ感満載。
 味は、まったく甘くない。顔をしかめたくなるくらいに強い酸味。レモンの皮をかじったような苦味。 強めのアルコール感。どれをとっても本物志向というか、酒呑みに好まれる味わい。 飲み込んだ後にも、強い酸味と苦味が残り、甘さはほぼ感じない。
 アルコール分7%。果汁10%。香料・酸味料・甘味料無添加。原材料名:レモン果汁、アルコール、レモンエキス/炭酸。 販売者:眞露株式会社、東京都港区六本木4-4-8。製造所:三幸食品工業株式会社、広島県東広島市安芸津町三津4215-3。
 キリン本搾りに近いキャラクターで、本格的。残念ながらほとんど売られているのを見ないが、もっと売れていい商品だ。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:43990DQES#643
2020年6月9日[1]
No.8089: 氷結ストロング 青森産 りんご 世界一 <限定出荷> / キリン
 ひょうけつすとろんぐ あおもりさん りんご せかいいち <げんていしゅっか> / きりん
キリン 氷結ストロング 青森産 りんご 世界一 キリン 氷結ストロング 青森産 りんご 世界一 review
キリン 氷結ストロング 青森産 りんご 世界一
 キリン 氷結ストロングの限定品「青森産 りんご 世界一」。発売日は、6月9日。

 グラスに注いだ色は、ほぼ無色だが、かすかに黄色っぽく色づいているようにも見える。 注いでいる時、炭酸がジュワジュワと大きな音を立て、その後もたくさんの気泡がグラスの中で踊る。
 香りは、キリッと酸味の強そうなりんご香。シャープな味が想像される。
 味は香りの印象どおり酸味が強いが、同時に強いアルコールのボリューム感と甘さが感じられる。 単一品種でシンプルな味わいだからこそ、強さが際立つ。
 アルコール分9%。果汁0.5%。糖類0×プリン体0。 原材料名:りんご果汁、ウォッカ(国内製造)/炭酸、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
 その大きさから通称「世界一」と呼ばれる青森産りんごの氷結ストレート果汁を使用した、ジューシーな果汁感と、 しっかりした飲みごたえ。
 世界一という品種は果実がとても大きく、また値段も高いので、私自身は食べたことがない。 こうして果汁を用いた製品を、缶チューハイとはいえ口にすることが出来るのは、ありがたい。たった0.5%だけれども・・。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:43991DAKO#00
2020年6月9日[2]
No.8090: 直搾り 南イタリア産レモン / 宝酒造
 じかしぼり みなみいたりあさんれもん / たからしゅぞう
タカラ 直搾り 南イタリア産レモン タカラ 直搾り 南イタリア産レモン review
 4月くらいから、近所のスーパーにタカラ「直搾り」シリーズが並び始めた。
 売られているのは3種で、レモン、グレープフルーツ、シークヮーサー。 以前はもっとあった(当サイトで記録している限り、8種存在していた)のだが、改めてタカラ社のサイトを確認してみると、 現在は3種だけになっているようである。
 ということで、今日は「南イタリア産レモン」を飲んでみたい。

 グラスに注いだ色は、少し濁りのある薄黄色。気泡は少なく、炭酸は強くなさそう。
 香りは、はじけるようなフレッシュ感とジューシー感があるレモン香で、酸味が強そう。
 口に含んで最初に感じるのは、かなりキリッと強い酸味と苦味の混じったシャープなアタック。 その後、適度なジューシー感が広がる。わりと甘味もついていることに気づく。 後キレは良く、飲み込んだ後には軽い苦味も残る。
 アルコール分6%。果汁3%。フルーツエキス使用。 原材料名:レモン果汁、レモンエキス、焼酎(国内製造)、糖類/炭酸、酸味料、香料。
 南イタリア産レモンを収穫した産地で、半分に切って果肉だけを搾った"産地直搾り果汁"使用。 産地と果汁の造り方を厳選したレモンのみずみずしい味わいをお楽しみください。
 以前の製品 と違うのは、レモンエキスが使われるようになったこと。 久々に口にしたので、ハッキリ言って変化はわからなかったが、直搾りのイメージであるジューシー感は健在。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:43991DAKO#UK
2020年6月10日[1]
No.8091: もぎたてストロング まるごと搾り四季柑 <夏限定> / アサヒ
 もぎたてすとろんぐ まるごとしぼりしきかん <なつげんてい> / あさひ
アサヒ もぎたてストロング まるごと搾り四季柑 アサヒ もぎたてストロング まるごと搾り四季柑 review
 アサヒ もぎたてストロングの夏限定「まるごと搾り四季柑」。発売日は6月9日。

 グラスに注いだ液色は、しっかり濁りのある薄黄色。 気泡は少なく、炭酸は強くなさそう。
 香りは、非常に酸味の強そうな尖った柑橘香。緑臭く、さらに苦味も強そうだ。
 口に含んだ最初のインパクトは、香りの印象どおり酸味が刺すように鋭い。 瞬間的に「酸っぱい」と感じるが、すぐにふくよかな甘さも感じられる。 この甘味は糖類によるものではあろうが、アルコールのボリューム感が甘さに厚みを加えている。 ただ、バランス的には酸味が勝っている。飲み込んだ後には苦味も残る。
 アルコール分9%。果汁0.5%。人工甘味料ゼロ。 原材料名:ウオッカ(国内製造)、カラマンシー(四季柑)果汁、オリーブ果実エキス、デキストリン、糖類/酸味料、炭酸、香料。
 四季柑を用いた缶チューハイは、当サイトで把握している限り、これまで、往時のメルシャンブランドを引き継いだ キリン 本搾りチューハイ くらいしか見当たらない。非常に酸味の強い柑橘で、 沖縄ではシークヮーサーの代わりに用いられたりもするらしいが、とてもチューハイ向きの素材なので、 もっと広まってもいいように思う。シークヮーサーチューハイのように、泡盛を用いてもよさそうだ。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:43992DAKO#01
2020年6月10日[2]
No.8092: TOPVALU バーリアル / イオントップバリュ(製造:麒麟麦酒)
 とっぷばりゅ ばーりある / いおんとっぷばりゅ
TOPVALU バーリアル TOPVALU バーリアル review
 イオングループのP.B.である"TOPVALU"ブランドの新ジャンル「バーリアル」シリーズの缶が、いつのまにか新しくなっていた。 レギュラー、糖質オフ、リッチテイストと3種あるうち、 まずはレギュラーの「バーリアル」を飲む。

 グラスに注いだ液色は、中程度の黄金色。 やや黄色っぽく色づいた泡はきめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちも悪くない。
 香りは、いかにも新ジャンルらしい、甘い匂いが立つ。ホップ香の芳しさもあるが、わずか。
 味は苦味と渋味がわりとしっかりめ。新ジャンル特有の甘さをうまくマスクしている。 ビールの飲みごたえとは明らかに違うものの、臭みは弱く、バランスも悪くない。
 アルコール分5%。 原材料名:発泡酒(麦芽、ホップ、大麦、コーン、糖類)、大麦スピリッツ。 販売者:イオントップバリュ株式会社。製造場:麒麟麦酒株式会社。
 缶に「クリアな飲み口」とあり、概ね首肯できる。もっとスッキリさせることは可能だろうが、 そうすると飲みごたえがなくなる。絶妙なバランスの取り方だと思う。
種別 新ジャンル
CODE:43992DAKO#UK
2020年6月11日[1]
No.8093: 99.99 クリアドライコーラ <限定> / サッポロ
 ふぉーないん くりあどらいこーら <げんてい> / さっぽろ
サッポロ 99.99 クリアドライコーラ サッポロ 99.99 クリアドライコーラ review
 サッポロ99.99(フォーナイン)の限定品「クリアドライコーラ」。発売日は6月9日。

 グラスに注いだ液色は、まさにコーラ色。グラスの向こう側が微かに見える程度の透過性。 注いでいる時は、ジュワジュワと音を立てているが、すぐに静まる。
 香りは、あまりコクのなさそうなコーラ香で、甘味が強そう。ただ、甘さ一辺倒ではなく、むしろ薬草っぽさが際立っている。
 口に含んだ瞬間、見た目や香りとのギャップに驚く。確かに香りに感じたコーラの甘さはあるものの、 コクがなく、むしろ酸味が強い。甘さも、コーラと感じさせる程度のほのかな甘さであり、基本的にはドライ。 アルコール感は強い。
 アルコール分9%。原材料名:ウォッカ、糖類/炭酸、酸味料、香料、カラメル色素、甘味料(スクラロース)。
 スカッと爽快な味わいに仕上げた、ドライコーラテイストをお楽しみください。
 甘味を極限まで抑え込んだ印象の強い99.99シリーズにあって、この製品はかなり甘さがあるほう。 だが、一般的なコーラ味チューハイに比べると、べたつく感じはまったくなく、さっぱり夏向きの味わい。
 ここまでしてコーラ味を飲む必要はないのではないか。意地悪くもそう思ってしまう。 コーラ味が飲みたければ、甘さを受け入れるべきではないか。こんな骨抜きのコーラ味の存在意義はあるのか?
 いやむしろ、こうして常識に堂々と反旗を翻すのが、このシリーズの真骨頂なのだろう。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:43993DAKO#02
2020年6月11日[2]
No.8094: TOPVALU バーリアル リッチテイスト / イオントップバリュ(製造:麒麟麦酒)
 とっぷばりゅ ばーりある りっちていすと / いおんとっぷばりゅ
TOPVALU バーリアル リッチテイスト TOPVALU バーリアル リッチテイスト review
 イオングループのP.B.である"TOPVALU"ブランドの新ジャンル「バーリアル」シリーズの缶が、いつのまにか新しくなっていた。 レギュラー、糖質オフ、リッチテイストと3種あるうち、今日は「リッチテイスト」を

 グラスに注いだ液色は、中程度の黄金色。 やや黄色っぽく色づいた泡はきめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちも悪くない。
 香りを嗅ぐと、昨日飲んだレギュラー品と同様、すぐさま新ジャンルだとわかるほど、甘い匂いが強い。 ホップ香は微かに感じられる。
 味は香りの印象どおり甘味が強く、さらに苦味と渋味も強烈。すべての要素が強く、しっかりとまとわりつくような味わい。 ただ、バランス的に甘味よりも苦味が勝っているので、後味がそれほどくどくならずに済んでいる。
 アルコール分6%。原材料名:発泡酒(麦芽、ホップ、大麦、コーン、糖類)、大麦スピリッツ。 販売者:イオントップバリュ株式会社。製造場:麒麟麦酒株式会社。
 キリンがつくっているからか、苦味がキーポイントとなっており、新ジャンルの弱点をだいぶ克服しているように見える。 ビールの飲みごたえとは明らかに違うが、お買い得であることは確か。
種別 新ジャンル
CODE:43993DAKO#UK
2020年6月12日[1]
No.8095: ザ・プレミアム・モルツ マスターズドリーム / サントリー
 ざ・ぷれみあむ・もるつ ますたーずどりーむ / さんとりー
サントリー ザ・プレミアム・モルツ マスターズドリーム サントリー ザ・プレミアム・モルツ マスターズドリーム review
サントリー ザ・プレミアム・モルツ マスターズドリーム サントリー ザ・プレミアム・モルツ マスターズドリーム
 サントリー ザ・プレミアム・モルツ「マスターズドリーム」は、これまで基本的に小瓶入り商品だったのだが、 この度缶入りが出た。
 購入したのはカジュアルギフト用として売り出された4缶パック。発売日は、6月2日。

 グラスに注いだ液色は、しっかり深い黄金色。 泡は白色できめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちも良い。
 香りは、プレモルらしく濃密だが、通常のプレモルのような甘いニュアンスはなく、 ガッシリと固い凝縮感がある。甘味よりも苦味が強そうな印象。ホップ香がふわっと爽やか。
 味は、非常に苦味が強く、引き締まっている。香りの印象どおりギッシリ目の詰まったような凝縮感と ボリューム感がある。適度な甘さとジューシー感。 飲み込んだ後にも、甘苦い余韻が長く残る。
 アルコール分5%。原材料名:麦芽(外国製造)、ホップ。
 実は今回、マスターズドリームはこれまでのびん入りから缶入り商品へと変更したようだ。 ということは、今後普通にこの缶が店頭に並ぶのだろうか。
種別 ビール
CODE:43994YMMS#10
2020年6月12日[2]
No.8096: TOPVALU バーリアル 糖質50%オフ / イオントップバリュ(製造:麒麟麦酒)
 とっぷばりゅ ばーりある とうしつ50ぱーせんとおふ / いおんとっぷばりゅ
TOPVALU バーリアル 糖質50%オフ TOPVALU バーリアル 糖質50%オフ review
 イオングループのP.B.である"TOPVALU"ブランドの新ジャンル「バーリアル」シリーズの缶が、いつのまにか新しくなっていた。 レギュラー、糖質オフ、リッチテイストと3種あるうち、今日は「糖質50%オフ」を

 グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。 泡は白色で概ねきめ細かく、当初は力強く盛り上がるが、泡持ちはほどほど。但し、糖質オフ製品にしては良いほう。
 香りは、通常のバーリアルと同系統の甘い匂い。
 味は透明感があってスッキリ。ビールらしいコクはないが、その分クリアで軽やか。 適度な苦味。飲みごたえを出そうとしているのか、少し甘いニュアンスがある。
 アルコール分4%。 原材料名:発泡酒(麦芽、ホップ、大麦、コーン、糖類)、大麦スピリッツ。 販売者:イオントップバリュ株式会社。製造場:麒麟麦酒株式会社。
 基本的に軽やかな味ながら、苦味がきちんとあって、適度な飲みごたえ。 糖質オフ製品にしては、水っぽくはない。
種別 新ジャンル
CODE:43994DAKO#UK
2020年6月13日[1]
No.8097: もぎたてストロング まるごと搾りレモン / アサヒ
 もぎたて まるごとしぼりれもん / あさひ
アサヒ もぎたてストロング レモン アサヒ もぎたてストロング レモン review
 アサヒのチューハイシリーズ もぎたて が「もぎたてストロング」として生まれ変わった。 発売日は、4月7日であった。
 取り上げるのが遅くなったが、通年6種のうち、まずは「まるごと搾りレモン」を飲みたい。

 グラスに注いだ液色は、わずかに白濁。気泡は少なく、炭酸は強くなさそう。
 香りは、酸と苦味が強そうな、フレッシュなレモン香が立っている。
 味は香りの印象どおり、レモンを今搾ったような鋭い酸味と、青臭い苦味がある。 甘さもあるが、やや抑え気味。アルコール感は豊か。 飲み込んだ後には、強い酸味と苦味が残る。
 アルコール分9%。果汁3%。人工甘味料ゼロ。 原材料名:ウオッカ(国内製造)、レモン果汁、オリーブ果実エキス、デキストリン、糖類/炭酸、酸味料、香料、ビタミンC。
 今回のリニューアルでは、従来品で使われていた甘味料をやめ、糖類が使われるようになった。 それにより、自然な甘さとなり、後キレに貢献しているように思う。
 実は、このリニューアルの前に、定番ラインナップは昨年(2019年)4月にもリニューアルしていたのだが、 なんと当サイトではフォローしていなかった。今となっては入手不能。自分の落ち度とはいえ、残念だ。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:43995DAKO#67
2020年6月13日[2]
No.8098: 直搾り 地中海グレープフルーツ / 宝酒造
 じかしぼり ちちゅうかいぐれーぷふるーつ / たからしゅぞう
タカラ 直搾り 地中海グレープフルーツ タカラ 直搾り 地中海グレープフルーツ review
 いつのまにか新しくなっていたタカラ「直搾り」シリーズ。売られているのは3種で、レモン、グレープフルーツ、シークヮーサー。
 今日は「地中海グレープフルーツ」を飲む。

 グラスに注いだ色は、深く白濁している。気泡は少なく、炭酸は強くなさそう。
 香りは、甘さと苦さのバランスが良いグレフル香。弾けるようなフレッシュ感を伴う。
 口に含んで最初に感じるのは、しっかりした苦味。そしてその後、酸味が感じられる。 甘さは抑えめながら、ジューシー感がある。 適度な果汁感と、スッキリした後キレ。飲み飽きない中庸の魅力がある。
 アルコール分6%。果汁3%。フルーツエキス使用。 原材料名:グレープフルーツ果汁、グレープフルーツエキス、焼酎(国内製造)、糖類/炭酸、酸味料、香料。
 地中海グレープフルーツを収穫した産地で、果肉をまるごと搾った"産地直搾り果汁"使用。 産地と果汁の造り方を厳選したグレープフルーツのみずみずしい味わいをお楽しみください。
 以前の製品の味をよく覚えていないが、 直搾りらしいフレッシュ感やジューシーさは確かに守られている。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:43995DAKO#UK
2020年6月14日[1]
No.8099: もぎたて まるごと搾りレモン(旧製品) / アサヒ
 もぎたて まるごとしぼりれもん / あさひ
アサヒ もぎたて レモン アサヒ もぎたて レモン review
 昨日、アサヒ もぎたてストロング の まるごと搾りレモン(現行品)を飲んだ。 以前、単に「もぎたて」と名乗っていたシリーズが 今年、「もぎたてストロング」に生まれ変わったものだが、 そのリニューアル前の製品を当サイトでは未掲載だった。昨日の記事に、そのように書いた。
 今さら手に入らないだろう。そう思って近所のスーパーまで行ってみたところ、なんとこれをゲット。 他の味はなかったが、「レモン」だけ残っていたのだ。

 グラスに注いだ液色は、かすかに白濁。少し黄色っぽいかな?とも思う。細かな気泡がグラスの中を断続的に立ち昇る。
 香りは、酸と苦味が強そうな、フレッシュなレモン香。
 味は香りの印象どおり、フレッシュな鋭い酸味が強い。軽い苦味を伴い、ほんのりとした甘さも。 飲み込んだ後には、強い酸味と苦味のほか、軽い甘味も残る。
 アルコール分9%。果汁3%。糖類ゼロ。 原材料名:ウオッカ(国内製造)、レモン果汁、オリーブ果実エキス、マルトデキストリン/炭酸、酸味料、香料、ビタミンC、 甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
 甘味料が使われているが、特有のだらっとした甘さは控えめ。酸味が強いから隠れているようだ。
 リニューアル後の もぎたてストロング では、甘味料使用をやめ、糖類に変わった。 カロリーは55kcalから65kcalへと上昇したが、自然な甘さにはなった。どうせアルコール度数が高いから、 カロリー抑制には限界があるので、だったら自然な甘さの糖類を使ったほうがいい。私はそう思うのだが、 少しでもカロリーカットをと願う人には、リニューアル前のこちらのほうが良かったという意見はあるかもしれない。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:43996DAKO#UK
2020年6月14日[2]
No.8100: 直搾り 沖縄産シークヮーサー / 宝酒造
 じかしぼり おきなわさんしーくゎーさー / たからしゅぞう
タカラ 直搾り 沖縄産シークヮーサー タカラ 直搾り 沖縄産シークヮーサー review
 いつのまにか新しくなっていたタカラ「直搾り」シリーズ。売られているのは3種で、レモン、グレープフルーツ、シークヮーサー。
 既に 南イタリア産レモン、地中海グレープフルーツ と2種飲んだので、今日は残る「沖縄産シークヮーサー」を飲む。

 グラスに注いだ色は、黄色っぽく濁りあり。気泡は少なく、炭酸は強くなさそう。
 香りは、非常に青臭い感じの柑橘香で、いかにもシークヮーサーらしい。酸っぱそうで、苦そうで、甘味は弱そう。
 口当たりはキリッと酸味が効いていてシャープだが、幾分か尖りがなく、まろやかな酸味といった感じ。 皮のような苦味が強く、甘さは抑制的。フレッシュなジューシー感。アルコール感は強からず、弱からず。 後キレは良い。
 アルコール分5%。果汁1%。フルーツエキス使用。 原材料名:シークヮーサー果汁、シークヮーサーエキス、焼酎(国内製造)、糖類/炭酸、酸味料、香料、ナリンジン。
 沖縄産シークヮーサーを収穫した産地で、まるごと贅沢に搾った"産地直搾り果汁"使用。 産地と果汁の造り方を厳選したシークヮーサーのみずみずしい味わいをお楽しみください。
 以前はシリーズ全8種あり、りんご、もも、ぶどう、ゆず、うめ が存在していた。残った3種(レモン、グレープフルーツ、シークヮーサー) はすべて柑橘。さっぱりとキレのある味わいが、タカラ社製品には求められているということか。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:43996DAKO#UK

 HOME  ビール・発泡酒・チューハイの部屋メニューへ戻る  前へ  次へ