2020年12月13日[2]
No.8401: −196℃ ストロングゼロ イエローショット / サントリー
まいなす196ど すとろんぐぜろ いえろーしょっと / さんとりー
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セブン&アイグループ限定商品と思われる サントリー -196℃ ストロングゼロ「イエローショット」。
昨年(2019年)7月に初めて登場した商品だが、いつの間にか見なくなった。
ところがつい先日、約1年半ぶりに戻ってきた。
缶に「強炭酸」と書かれているので、それを意識しながらグラスに注ぐと、
確かにジュワジュワ大きな音を立て、気泡が踊る。
しばらく大粒の気泡がたくさんグラスの中に見える。液色はやや濁りのある黄色で、
まさにレモンスカッシュだ。
香りも見た目の印象どおり、レモンスカッシュそのもの。酸味が強そうだが、甘さもありそうで、飲みやすそうだ。
アルコール臭はあまりしない。
口当たりは、まずビリビリと強い炭酸の刺激が感じられ、
次いでレモンの強い酸味と、それに負けないくらいにつけられた甘味も感じられる。
爽快な味わいなので、軽快にゴクゴクと飲み干したいところだが、すぐにアルコールの強さが実感される。
アルコール分9%。プリン体ゼロ。糖類ゼロ。レモン果汁0.1%。レモン浸漬酒使用。
原材料名:レモン、ウオツカ(国内製造)/酸味料、炭酸、香料、ビタミンC、
甘味料(アセスルファムK、スクラロース)、黄色4号。
昨年から中身は変わっていないようである。爽やかな味わいは健在。酸っぱすぎず、適度な甘味があるところは、
多くの人に好まれるであろう。
だが、なぜこの時期の再発売なのだろう。キャラクター的には、夏向きの商品だと思うのだが、
暑い時期にゴクゴク飲まれてしまうと高アルコールで危険だということで、今回はあえて寒い季節に出したのだろうか。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44178SEST#UK |
2020年12月13日[2]
No.8402: スタイルフリー パーフェクト / アサヒ
すたいるふりー ぱーふぇくと / あさひ
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アサヒ「スタイルフリー パーフェクト」の現行品。
2018年5月上旬にリニューアルされたものだが、当サイトでは未掲載であったため、改めて入手した。
グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。
泡は純白できめ細かく、勢いよく注ぐと盛り上がって、泡持ちはほどほど。
香りを嗅ぐと、ほとんど香りらしきものを感じない。
ほのかにノンアルコールビールのような、紅茶の茶葉みたいな匂いはあるが、かなり控えめ。
味もほぼなく、水っぽい。但し、苦味はしっかりとついており、香りに感じた茶葉っぽい感じはある。
それ以外の要素がほぼないので、苦い水といった印象。アルコール感はしっかりめ。
アルコール分6%。プリン体0。糖質0。人工甘味料0。着色料0。
原材料名:麦芽エキス、アルコール(国内製造)/炭酸、酸味料、香料、乳化剤、調味料(アミノ酸)、
苦味料(ホップ)、酸化防止剤(ビタミンC)。麦芽使用率25%未満。
ほぼ味がないため、ビールらしい満足感はない代わりに、臭みもなく、飲みやすい。
炭酸水的に、食事の邪魔をしない飲み物として、たとえば休日の昼食にピザを食べる時などのお供にはいいと思う。
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新ジャンル
CODE:44178DAEE#RN1805 |
2020年12月14日[1]
No.8403: ヱビス プレミアムホップブレンド <限定醸造> / サッポロ
ゑびす ぷれみあむほっぷぶれんど <げんていじょうぞう> / さっぽろ
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12月8日にセブン&アイグループ限定で発売された「ヱビス プレミアムホップブレンド」。
グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。ヱビスのシリーズの中では、かなり薄い印象。
泡は純白で概ねきめ細かく、当初はよく盛り上がるが、泡持ちはほどほど。
香りは、華やかで甘いホップ香が立つが、それほど強烈ではなく、奥ゆかしい。
エビスらしくぎっしりと凝縮感のあるモルト香がベースにある。
味はまろやかな甘さと苦味が同時に感じられるが、パンチは弱い。
カラッとして適度に軽く、透明で伸びやかな味わい。
口に含んだ瞬間からずっと優しい印象だが、飲み込んだ後にはしっかり苦味が口に残っている。
アルコール分5%。原材料名:麦芽(外国製造又は国内製造(5%未満))、ホップ。
ビアスタイルは、缶にも書かれているとおり、ゴールデンエールである。
だから、ラガーである通常のエビスとはまったくキャラクターが異なるのは当然。
しかしながら、最後に強めの苦味を残すところに、エビスらしいスピリットが感じられた。
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ビール
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2020年12月14日[2]
No.8404: 相棒ストロング レモン / 秋田県醗酵工業
あいぼうすとろんぐ れもん / あきたけんはっこうこうぎょう
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オエノングループの秋田県醗酵工業から出ている 相棒ストロング「レモン」。
以前から存在する製品だが、これまで私はまったく見たことがなかった。
当サイトの協力者である
森康哲さん から寄贈され、初めて対面した。
2014年に発売された商品で、販売エリアは東北、関東、中部地方に限定されている模様。
グラスに注いだ液色は、無色透明。
ガス圧が高いようで、注いでいる時に大きな音を立てているだけでなく、
その後も多量の細かな気泡がグラスの中を立ち昇っている。
香りを嗅ぐと、いかにもGODO製品らしい、車の芳香剤あるいはガラスクリーナーみたいな人工的なレモン香が立っている。
フルーティな感じとは明らかに違う。
口当たりは非常にすっきり。レモンの酸味が鋭く、それに負けないように甘さもつけられているが、
味わいはクリアである。アルコール感はかなり強く、しっかり酔える感じがする。
アルコール分8%。果汁2.7%。糖類ゼロ。
原材料:レモン果汁、醸造アルコール、スピリッツ、酸味料、香料、クエン酸Na、甘味料(アセスルファムK)。
販売元:秋田県醗酵工業株式会社 秋田県湯沢市深堀字中川原120-8。
柑橘のスッキリとした味わいは、飽きのこないテイストです。
普段お目にかかれない貴重な商品を味わった感慨も一入だが、他と違う大きな特徴や優位性があるか?というと、
残念ながらそれはない。
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チューハイ・カクテル等
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2020年12月15日[1]
No.8405: 成城石井オリジナル ジントニック / 成城石井(製造:三幸食品工業)
せいじょういしいおりじなる じんとにっく / せいじょういしい(さんこうしょくひんこうぎょう)
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成城石井オリジナル「ジントニック」。発売情報をつかんでいなかったが、発見した日から類推すると、
発売日は12月8日だったのではないかと思われる。
グラスに注いだ液色は、無色透明。細かな気泡が多量にグラスの中を立ち昇る。
香りは、缶を開けた時からジン特有のハーブ香が撒き散らされている。
かなり本格的だ。
口に含んだ瞬間、かなり甘味が強いことに驚くが、ジンらしい香味が爆発。
シンプルだがインパクトが強い。
飲み込んだ後にも、口いっぱいにジンの味わいが残っている。
アルコール分6%。果汁1%。養命酒製造 CRAFT GIN香りの雫 使用。
原材料名:ジン(国内製造)、果糖ぶどう糖液糖、希少糖含有シロップ、ライム果汁/炭酸、酸味料、香料、香辛料抽出物。
販売者:株式会社成城石井 東京都世田谷区成城6-11-4。製造場:三幸食品工業株式会社 広島県東広島市安芸津町三津4215-3。
缶入りジントニックというと、どうしても"カクテル風"としか言えないライトな製品が多い中、
これはかなりジンのキャラクターが前面に押し出されていて、本格的。さすがである。
ただ、こんなに量は要らないかな?とも思う。もっと少量にして、アルコール度数を高めたほうが、
本格的な製品になるのではないか。
成城石井オリジナルR.T.D.シリーズは、チューハイ、ハイボール、カクテル分野にわたり、
これがなんと16種目となる。大手GMSでもここまで充実したラインナップは、なかなかない。
元々東京のローカルスーパーだった成城石井さんが、ここまで全国区になり、
オリジナル商品をたくさん送り出すまでになったことは、30年以上前からファンの私としては、純粋に嬉しい。
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チューハイ・カクテル等
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2020年12月15日[2]
No.8406: 相棒ストロング グレープフルーツ / 秋田県醗酵工業
あいぼうすとろんぐ ぐれーぷふるーつ / あきたけんはっこうこうぎょう
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オエノングループの秋田県醗酵工業から出ている 相棒ストロング。
2014年に発売された商品で、販売エリアは東北、関東、中部地方限定。
当サイトの協力者である
森康哲さん から寄贈されたものである。
2種ラインナップがあるうち、昨日レモンを飲んだのだが、今日はもう一つの「グレープフルーツ」を飲みたい。
グラスに注いだ液色は、無色透明。
昨日飲んだレモンはかなりガス圧が高いようであったが、こちらはそれほどでもない。
まさか抜けてしまったということは、さすがに缶入りなのでないだろうが。
香りは、昔ながらのグレフルチューハイっぽく、甘そうで苦そう。ジューシーな感じはない。
反面、アルコール臭は強い。
口当たりはわりとすっきり。甘さは控えめ。酸味も苦味もやはり控えめ。
全体的に大人しいトーン。高アルコールのはずだが、味わいはそんなに強烈ではない。
だが、飲み進めると、だんだん酔いが回ってくる実感がある。
アルコール分8%。果汁2.7%。糖類ゼロ。
原材料:グレープフルーツ果汁、醸造アルコール、スピリッツ、酸味料、香料、クエン酸Na、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
販売元:秋田県醗酵工業株式会社 秋田県湯沢市深堀字中川原120-8。
グレープフルーツ果汁の爽やかな味わいは、飽きのこないテイストです。
昨日飲んだレモンと同様、こちらも特筆すべき長所はない。インパクトが弱いので、
飲み飽きないと言えば飲み飽きない。
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チューハイ・カクテル等
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2020年12月16日[1]
No.8407: 銀座ライオン ビヤホールスペシャル <限定醸造> / サッポロ
ぎんざらいおん びやほーるすぺしゃる <げんていじょうぞう> / さっぽろ
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12月15日にサッポロから発売された「銀座ライオン ビヤホールスペシャル」。
一昨年に同名商品が発売されており、2年ぶりの登場ということになる。
グラスに注いだ液色は、極めて深い黄金色。オレンジ色あるいは銅色にも近い。
泡もほんのりベージュ色で、力強く盛り上がり、泡持ちも良い。
香りは麦芽の力強さを感じさせる、やや乾いた感じの穀物香が強い。
ホップ香は穏やか。華やかさはなく、質実剛健。ほんのりロースティなニュアンスもある。
味は口に入れた瞬間にビシッと強い苦味が感じられ、パワフルだが、粗暴というわけではなく、
きめの細かいジューシーさがある。ほわっとした旨みの余韻が長く続く。
アルコール分5.5%。原材料名:麦芽(外国製造又は国内製造(5%未満))、ホップ。
日本最古のビアホール「銀座ライオン」監修。
ビヤホールで飲む、あの生ビールの美味しさを徹底的に追求し、ほのかな香ばしさと、
ほどよい苦味の絶妙なバランス、飲み飽きることのない旨さをお楽しみください。
上記缶の説明では、ほどよい苦味とのことであるが、もともとサッポロビールは通常の苦味設定が強いものが多く、
これも最近の一般的な大手ビールのトレンドからすれば、かなり苦味が強い方だと言える。
力強く、それでいてスッキリした後味が魅力。
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ビール
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2020年12月16日[2]
No.8408: 成城石井オリジナル モヒート / 成城石井(製造:三幸食品工業)
せいじょういしいおりじなる もひーと / せいじょういしい(さんこうしょくひんこうぎょう)
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成城石井オリジナル「モヒート」。発売情報をつかんでいなかったが、
昨日飲んだ ジントニック と一緒に発見。
おそらく発売日は12月8日だったのではないかと推測される。
グラスに注いだ液色は、やや濁りのある薄黄色。当初は気泡が多量に見られるが、すぐに静まる。
香りは、はっきりとわかりやすいミントとライム。まさにモヒートだ。
爽やかで、深みもある。
味はその香りの印象どおり、ペパーミント風味が非常に強く、ライムのキュンと尖った柑橘味がそれに負けずに共存。
ラム特有の甘さはあるが、控えめ。
ミントの葉っぱをくわえた時のような、とても青臭い香味が実に本格的である。
アルコール分6%。果汁6%。ジャマイカ産ラム原酒使用。
原材料名:ラム(国内製造)、糖類(果糖ぶどう糖液糖、砂糖)、ライム果汁、ペパーミントエキス/炭酸、香料、酸味料。
販売者:株式会社成城石井 東京都世田谷区成城6-11-4。製造場:三幸食品工業株式会社 広島県東広島市安芸津町三津4215-3。
グラスの中にこれでもかと大量のミントの葉を押し込めたような、ワイルドなモヒートの味わいを彷彿とさせる、
かなり本物っぽいRTD。万人受けは狙わない、この思い切りはすばらしい。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44181SIH3#UK |
2020年12月17日[1]
No.8409: 氷結 冬の柑橘スパークリング <期間限定> / キリン
ひょうけつ ふゆのかんきつすぱーくりんぐ <きかんげんてい> / きりん
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12月15日に発売された キリン 氷結「冬の柑橘スパークリング」。
たんかん×レモン ということで、甘さのコクと酸味の競演が想像される。
グラスに注いだ液色は、無色透明。注いでいる時はそんなに炭酸が強そうでもないが、注いだ後、
多量の細かな気泡がグラスの中を立ち昇っている。
香りは、苦味と酸味の強そうな柑橘香だが、氷結シリーズらしく、とてもジューシーな感じだ。
味も香りの印象どおり、最初に苦味が来て、その後を柔らかな酸味が追随。
レモンの使い方が上品なので、一般的なレモンチューハイよりも穏やかで、さらにたんかんの甘味も効いている。
アルコール分5%。果汁0.3%。
原材料名:果汁(レモン、たんかん)、ウオッカ(国内製造)、糖類/炭酸、酸味料、香料。
たんかんとレモンの、あまみと酸味のバランスが実現する、冬の味覚に合うスッキリ爽やかなおいしさをお楽しみください。
冬の味覚に合うというのは、まさにその通りで、鍋物を食べる時に飲めば、ポン酢との相性はバッチリであろう。
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チューハイ・カクテル等
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2020年12月17日[2]
No.8410: クリアアサヒ / アサヒ
くりああさひ / あさひ
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先日、クリアアサヒの「HELLO NEW DREAM」プロジェクトデザイン缶 を取り上げたが、
実は、デザイン缶ではない通常のクリアアサヒ(現行の通年品)を取り上げていなかった。
2019年12月中旬製造分以降からリニューアルしたものである。
ということで、急遽入手してきたので、取り上げたい。
中身は当然、先日飲んだものと同一のため、味については先日の書き込みを以下にそのまま再掲する。
グラスに注いだ液色は、中程度の黄金色。
泡は非常にきめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちも良い。見た目はほぼビールと変わらない。
香りは、清々しく軽やかなホップ香が中心だが、従来品と変わらず、クリームのような甘いニュアンスも含む。
口に含んでまず感じたのは、ボリューム感が少し落ちたかな?ということ。
過去の数度の刷新で、甘くもたついた感じが徐々に改善されてきたとはいえ、まだ甘さが若干残っていたのも事実。
それが今回かなり研ぎ澄まされ、一層すっきりした印象だ。
名前の通りクリアさが増し、よりアサヒらしくなったと感じる。
アルコール分5%。原材料名:発泡酒(国内製造)(麦芽、ホップ、大麦、コーン、スターチ)、スピリッツ(大麦)。
クリアアサヒは2020年12月中旬以降製造分から、再度新しくなるとのことである。
ということは、もうそろそろ出回るのかもしれない。
今のところまだ遭遇していないが、発見次第、また購入したいと思う。
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新ジャンル
CODE:44182KSES#RN1912M |
2020年12月18日[1]
No.8411: 冬の鬼ビター <限定醸造> / サントリー
ふゆのおにびたー <げんていじょうぞう> / さんとりー
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サントリーから冬限定新ジャンル「冬の鬼ビター」が登場。
12月15日の発売である。
グラスに注いだ液色は、ブロンド(黄金色)というよりは濃く、オレンジがかったブロンズ(銅色)に近い。
泡もベージュ色に近く、かなりきめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちも悪くない。
香りも非常に濃密。ビシッと強い苦味を感じさせ、なかなかの凝縮感。
味は香りの印象どおり、いや、印象以上にパワフルな苦味が押してくる。
思い出すのは、ヤッホーブルーイングのI.P.A.インドの青鬼 である。
本品も強烈な押しがI.P.A.に近いキャラクターである。
苦味の中にほんのり甘さもある。コクがやや不足している点は、
新ジャンルとしての限界と言えるのだが、それでも十分頑張っている。
飲み込んだ後にも、強烈な苦味が口中に残っている。
アルコール分6%。原材料名:発泡酒(国内製造)(麦芽、ホップ、糖類)、スピリッツ(小麦)。
鬼というのは、強烈を意味するちょっと前の若者ことば、あるいはネットスラングのようでもあるし、
この製品が インドの青鬼の オマージュであることを暗示してもいる。
さらに今年は鬼と聞いただけでアニメを思い出す人もいるだろう。
こういうネーミングをさせたら、サントリーさんの右に出るものはないだろう。そう思わせる、インパクト大の商品名である。
そのおかげか、店頭での売れ行きは結構良さそうだ。
新ジャンルもここまで来たかという感慨のある製品。苦味が圧倒的なので、新ジャンルにありがちな妙な甘味が口に残らないのが良い。
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新ジャンル
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2020年12月18日[2]
No.8412: 紅乙女 ごまハイボール / 紅乙女酒造
べにおとめ ごまはいぼーる / べにおとめしゅぞう
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ごま焼酎・紅乙女 を炭酸で割った「紅乙女 ごまハイボール」。
250mlの小瓶入り商品である。存在を知らなかったが、店頭で偶然遭遇した。
食事と一緒に楽しむため、氷を入れたグラスに入れて飲んだ。
グラスに注いだ液色は、無色透明。気泡は少なく、炭酸は強くなさそう。
香りを嗅ぐと、すぐにごまとわかる。焙煎香のような黒ごまの香ばしさを感じる。
味も香りの印象どおりロースティな口当たり。甘味はほぼないが、少しだけ栗のようなほっこり甘やかなニュアンスはある。
基本的にキレが良いが、飲み込んだ後には、土臭いような後味が残る。
アルコール分9%。原材料名:焼酎(乙類)、食物繊維/炭酸ガス。
ラベルに描かれたイラストが印象的だが、漫画家江口寿史氏とのコラボによって生まれた商品とのこと。
江口氏といえば、このように魅力的な女性を描かせたら一級品である。
当サイトのことをその昔紹介してくださった雑誌
リアルワインガイド
の表紙イラストをずっと担当されている漫画家さんだ。
このラベルを店頭で見た瞬間、買わずに帰るという選択肢は、私にはなかった。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44183HKONC#UK |
2020年12月19日[1]
No.8413: 贅沢搾り オレンジとカシス <期間限定> / アサヒ
ぜいたくしぼり おれんじとかしす <きかんげんてい> / あさひ
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アサヒ 贅沢搾り シリーズの期間限定「オレンジとカシス」。発売日は、12月15日。
グラスに注いだ液色は、濁りのあるくすんだ朱色。かなり果汁の多そうな見た目。
香りは、カシスの深い香りとオレンジの尖った感じの香りが混じる。甘そうで、酸っぱそうだ。
味は香りの印象ほど甘くはなく、柑橘の尖った酸味が前面に。
甘さはかなり抑え込まれている。シャープで、ヒリヒリとした感覚すらある酸味。
さらに、苦味も強く、後キレも良い。
アルコール分4%。果汁23%。人工甘味料無添加。
原材料名:ウオッカ、オレンジ果汁、カシス果汁、糖類/炭酸、酸味料、香料。
オレンジのシャープさが前面に出ているから「オレンジとカシス」。
カシスオレンジと言ってしまうと、甘ったるい味が連想されてしまうため、
あえてオレンジを前に出したのだろうと思われる。
昨年同時期にも出ていた商品で、1年ぶり2度目の登場である。
中身はどうやら変わっていないようである。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44184DAEE#04 |
2020年12月19日[2]
No.8414: ヱビス プレミアムエール / サッポロ
ゑびす ぷれみあむえーる / さっぽろ
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昨年2月に誕生した「ヱビス プレミアムエール」の缶が新しくなっていたので買ってみた。
グラスに注いだ液色は、濃いめのオレンジ、あるいは淡いアンバー(琥珀)とも言える。
泡はほんのりベージュ色できめ細かく、当初は力強く盛り上がるが、泡持ちはほどほど。
香りは濃密。エールらしい甘さとともに、少し爽やかな印象もあるが、基本的にはフルーティな香り。
味は香りの印象から少し変わって、ガツンと強い苦味がまず訪れる。
非常にパワフルだが、香りに感じたジューシーさ、甘さが芯にあり、
適度に繊細な面もある。なかなか複雑な味わいである。
アルコール分5.5%。原材料:麦芽(外国製造または国内製造(5%未満))、ホップ。
中身に違いは感じられなかったが、缶デザインは変わっている。トレードマークの恵比寿様のイラストがカラーになっているし、
ヱビスビール誕生130年表記もある。
昨年発売された時、限定品というアナウンスはなかったので、通年販売品ではあろうが、
しばらく見なかった。私の行動範囲内だけのことかもしれないが。最近またごく一部の店舗にお目見えしたので、
入手できるようになった。
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ビール
CODE:44184SISO#UK |
2020年12月20日[1]
No.8415: 寶 極上レモンサワー 爽快レモンチェッロ / 宝酒造
たから ごくじょうれもんさわー そうかいれもんちぇっろ / たからしゅぞう
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寶 極上レモンサワー シリーズの限定品「爽快レモンチェッロ」。
発売日は、12月15日。
グラスに注いだ液色は、深い濁りのある黄色。
注いでいる時、炭酸がジュワジュワと音を立てているが、程なくして静まる。
香りは、弾けるようなフレッシュさと深みの共存したレモン香。
このシリーズに特有の香りだが、サッポロ社のレモン・ザ・リッチにも似ている。
味は香りの印象どおり、極めて酸が強い。甘味は控えめで、濃厚さはないが、
レモンらしい果汁のコクを感じる。アルコール感もしっかり。
飲み進めると、口中にヒリヒリとした酸味が蓄積される。さらに、しっかりとした苦味も口に残る。
果汁5%。アルコール分7%。プリン体0。甘味料0。
原材料名:レモン、レモンシロップ、レモンエキス、焼酎(国内製造)、レモンピールスピリッツ、糖類/炭酸、酸味料、
香料、紅花色素。
繁盛店のレモンサワーを参考に、樽貯蔵熟成酒とレモンにこだわったひとクラス上のレモンサワーです。
レモンピールをつけ込んだお酒「リモンチェッロ」とレモン果汁を使用し「レモンチェッロ」としました。
レモンピールのほろ苦い味わいと、爽やかなレモンの果実感が特長です。
昨年の製品 はアルコール9%だったから、今年は少し弱くなった。
そのせいか、爽快感がアップし、軽やかに飲めるようになったと思う。このリニューアルは正解だろう。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44185DAEE#05 |
2020年12月20日[2]
No.8416: アサヒ・オリオン ザ・ドラフト 冬限定デザイン缶 / オリオン(アサヒ)
あさひ・おりおん ざ・どらふと ふゆげんていでざいんかん / おりおん(あさひ)
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アサヒオリオン ザ・ドラフト の冬限定デザイン缶。
発売を知らなかったのだが、店頭で偶然遭遇し、入手した。
オリオンビールの基幹商品 オリオンドラフト は、今年6月に「オリオン ザ・ドラフト」として生まれ変わった。
それに伴い、アサヒビールが全国向けに販売している商品も アサヒ・オリオン ザ・ドラフト
となった。本品は、その限定デザイン缶というわけである。
中身は通常品と変わらないので、味のレビューは割愛する。
アルコール分5%。沖縄県伊江島産大麦使用。原材料名:麦芽(外国製造)、ホップ、大麦、米、コーン、スターチ。
製造者:オリオンビール株式会社 沖縄県豊見城市豊崎1-411。製造所:沖縄県名護市東江2-2-1。
販売元:アサヒビール株式会社 東京都墨田区吾妻橋1-23-1。
先日掲載した アサヒ・オリオン サザンスター 超スッキリの青 冬限定デザイン缶
と一緒に購入したものだが、こちらも同じく オリオン座 のイラストが描かれ、
まさに冬のオリオンビールであることをうまくアピールしている。すばらしいデザイン缶だと思う。
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ビール
CODE:44185DAEE#UK |
2020年12月21日[1]
No.8417: ほろよい 赤いサワー <限定> / サントリー
ほろよい あかいさわー <げんてい> / さんとりー
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サントリーほろよいの期間限定「赤いサワー」。発売日は、12月15日。
グラスに注いだ液色は、透過性のある濃いめのピンク色。
気泡は少なく、炭酸は強くなさそう。
香りは見た目の印象どおり甘いいちご香。シンプルだがかなり力強い。
味も見た目や香りの印象をまったく裏切らず、いちごの甘酸っぱい味わい。
決して果実そのもの、あるいは果汁そのものの味ではないが、
まるで夏のかき氷のいちご味みたいに、人工的ながらこれぞいちごという味。
飲み込んだ後にも、かなり強い甘味が口に残る。
アルコール分3%。果汁0.1%。
原材料名:いちご、スピリッツ、糖類(国内製造)/炭酸、酸味料、香料、野菜色素、紅花色素。
いちごのみずみずしい甘酸っぱさを楽しめる、今だけのほろよいです。
サントリー ほろよい のいちごフレーバーは、当サイトで把握している限り、
2018年12月の 甘熟いちご 以来、2年ぶりである。
アルコール度数、果汁含有量のほか、原材料名を比べてみても、まったく同じ。
味の印象もまったく変わらないから、もしかすると同じ中身なのかもしれない。
赤いサワーという商品名は、通年品の 白いサワー あってのネーミングだが、
この時期に赤いサワーといえばすぐに いちご であろうと察しがつく。さすがである。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44186DAEE#06 |
2020年12月21日[2]
No.8418: ハイネケン フェスティブ缶
はいねけん ふぇすてぃぶかん
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ハイネケンの缶が変わっていたので買ってみた。
缶には FESTIVE EDITION と書かれ、通常品とは違うものであることはすぐにわかる。
実は、10月製造品から全部この缶に切り替わっているとのことで、
11月16日から2月28日にかけて、「ハイネケン フェスティブキャンペーン」が行われている。
久しぶりに飲むので、改めて味を見てみたい。
グラスに注いだ液色は、ごく淡い黄金色。泡は純白で非常にきめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちも概ね良い。
香りは、乾いた穀物のようなモルト香が中心で、やや青臭いニュアンスを伴うが、非常に地味。
味は苦み走って甘さはなく、キリッとキレが良い。華やかさはなく、やはり地味な印象。
軽やかだが、じんわりと旨みがある。
アルコール分5%。原材料名:麦芽(外国製造)、ホップ。
製造者:麒麟麦酒株式会社。
本製品は、オランダ、ハイネケン社のライセンスにより、麒麟麦酒株式会社が製造しております。
私の記憶にあるハイネケンは、もう少し青臭く、LPガスみたいな匂いが漂っていたのだが、
あのイメージはおそらく本国からの輸入品だったのだろう。
今回飲んだものは香りが弱く、まさにキリンビールそのものと言っていいような、質実剛健な引き締まった味わいであった。
なんだかハイネケンではないような感じがした。
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ビール
CODE:44186DAEE#UK |
2020年12月22日[1]
No.8419: −196℃ ストロングゼロ ダブルメロン <限定> / サントリー
まいなす196ど すとろんぐぜろ だぶるめろん <げんてい> / さんとりー
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サントリー -196℃ ストロングゼロ の限定「ダブルメロン」。発売日は、12月21日。
グラスに注いだ液色は、ほぼ無色透明だが、かすかに濁りがあるようにも見える。
この濁りは果汁かな?と思わせる。細かな気泡がグラスの中を断続的に立ち昇っている。
香りは、いかにも「メロン香料」。お菓子にしても、飲み物にしても、
メロンといえばこんな匂いというドンピシャの香りだが、考えてみれば本物のメロンとはだいぶ違う。
クリームソーダっぽい感じ。
味は甘味が強く、やはりクリームソーダ的。しかしこの甘さはクリームでもなく果汁でもなく、
甘味料だ。メロンだと思って口にするから濃厚な感じもするが、フルーティさはないからいかにも作り物。
飲み込んだ後にも、甘味料特有のだらっとした甘さが残る。
ダブルメロンの名の通り、メロン果汁とメロン浸漬酒を使っているのだが、
それでもフルーティさを感じないのは、ある意味すごい。
アルコール分9%。プリン体ゼロ。糖類ゼロ。メロン果汁0.3%。メロン浸漬酒使用。
原材料名:メロン、ウオツカ(国内製造)/炭酸、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
昨年4月にも出ていたものだが、
前回は果汁0.4%だったのに対し、今回は0.3%。それによる違いは、ほぼないと言える。
メロン味チューハイでリアルな味のものに出会ったことがないので、
そういう方向での期待はまったくないが、この製品は液色もほぼ無色だから昔ながらのメロンソーダのイメージとも違い、
安っぽいクリームソーダというような味である。
メロン果汁をたくさん使うなど、コストを考えたら無理だし、
反対にメロン果汁をたっぷり使って1本500円のチューハイを作っても売れないだろうから、
いかに安価にメロンっぽく仕上げるかがポイント。
だとすると、無色であっさりめに仕上げた本品は非常に中途半端に感じる。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44187DAEE#00 |
2020年12月22日[2]
No.8420: 常陸野ネスト ホワイトエール / 木内酒造
ひたちのねすと ほわいとえーる / きうちしゅぞう
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当サイトで4年半ほど前に取り上げている「常陸野ネスト ホワイトエール」だが、
現行品を改めて掲載。
というのも、当時の酒税法上「発泡酒」扱いであったものが、
法改正により現在では堂々とビールを名乗れるようになったため。
中身は変わっていないのかもしれないが、飲む。
グラスに注いだ液色は、濁りのある淡い黄色。
泡は純白できめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちも良い。
香りはヨーグルトのように甘酸っぱい。これはホワイトエールらしい特徴で、
さらにバナナのようなフルーティな甘さもある。
味は最初に酸が立っているのを感じ、香りの印象ほどボリューム感はない。
コクは弱めで、ほのかにコリアンダーが香っている。
軽快な分、後キレがある。
アルコール分5.5%。原材料名:麦芽、麦、果汁、ホップ、香辛料、果実(一部に小麦、オレンジを含む)。
小麦麦芽を主原料に、コリアンダー、オレンジピール、ナツメグ等を加えたホワイトエール。
爽やかな香りに、柔らかな味わいが特徴的です。
製造者:木内酒造合資会社 茨城県那珂市鴻巣1257。
前回の私自身のコメントと今回の感想を比べてみると、ほぼ違いはない。おそらく、
中身はほぼ変わっていないのだろうと思う(原材料表記には違いがある)。
缶デザインに変更はないが、品名が「ビール」と書かれているのは、前述の通り。
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ビール
CODE:44187SISO#UK |