2020年12月23日[1]
No.8421: ザ・プレミアム・モルツ 京都仕込 / サントリー
ざ・ぷれみあむ・もるつ きょうとじこみ / さんとりー
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缶のほぼ真ん中に「京都仕込」と書かれたザ・プレミアム・モルツ。
11月17日から近畿エリア限定で流通している京都デザイン缶である。
京都仕込といっても、中身は特別なものではなく、通年品と一緒。
近畿一円にふだん流通しているプレモルは基本的に京都工場製と思われるため、
まったくいつもの製品ということになろう。
プレモルは、今年12月からリニューアルするとアナウンスされているのだが、
本品の製造は11月のため、リニューアル前の製品と思われる。
念のため、簡単に味をみておこう。
グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。泡は純白で非常にきめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちも良い。
香りは、ファットな甘さがあり、ふくよか。少し酸も感じさせる。
味わいはやはり甘味が強いがスムーズな飲み口。堅い苦味があるのに、甘さに取り囲まれている感じ。
アルコール分5.5%。原材料名:麦芽(外国製造又は国内製造)、ホップ。
溢れだす華やかな香りと深いコクをお楽しみください。
昨年(2019年)も、一昨年(2018年)も、
京都デザイン缶は出ていた。この時期の恒例として、来年以降も続けてほしい。
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ビール
CODE:44188ASU3#36 |
2020年12月23日[2]
No.8422: 甲州韮崎ハイボール / 富永貿易
こうしゅうにらさきはいぼーる / とみながぼうえき
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存在を知らなかったが、たまたま売られているのに遭遇。
富永貿易から出ている「甲州韮崎ハイボール」。国産ウイスキーを使った缶入りハイボール製品だ。
グラスに注いだ色は、やや黄色みの強い、ごく淡いゴールド。
注いでいる時ジュワジュワと音を立て、その後はたくさんの細かな気泡がグラスの中を断続的に立ち昇っている。
香りは非常に穏やかで、ほのかにウイスキーの樽香のようなものを感じる。
正直言って、かなり薄いなという印象。だが、不思議に低クオリティという感じはなく、
むしろ奥ゆかしく上品にすら感じる。少なくとも、香料でわざとらしく香りをつけているよりはいい。
味は香りの印象どおりウイスキーの押しが弱く、レモン風味がそこにプラスされているので、
とても軽快。飲みやすく、ウイスキーらしい飲みごたえはあまりない。
薄く作ったハイボールという感じ。
アルコール分7%。原材料名:ウイスキー(国内製造)、レモンリキュール、食物繊維、糖類/炭酸。
販売者:富永貿易株式会社 神戸市中央区御幸通5丁目1番21号。
製造場:アシードブリュー株式会社 栃木県下野市下石橋561。
香料などを使っていないところが長所で、それゆえ、香りも味も薄いと感じてしまうのは皮肉。
真面目につくっていることを評価したい。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44188HKONC#UK |
2020年12月24日[1]
No.8423: 氷結 ミックススパークリング 3種の白果実 <期間限定> / キリン
ひょうけつ みっくすすぱーくりんぐ 3しゅのしろかじつ <きかんげんてい> / きりん
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12月22日にファミリーマート限定で発売された キリン氷結 ミックススパークリング「3種の白果実」。
グラスに注いだ液色は、無色透明。注いでいる時はそんなに炭酸が強そうでもないが、注いだ後、
多量の細かな気泡がグラスの中を立ち昇っている。
香りを嗅ぐと、まず白ぶどうの甘い香りが最も強く感じられる。次いで、ほのかに洋梨が香っている。
ここまではわかっても、3種類目がわからない。缶表記を見れば、あと1つは青りんごとのことだが、
ほぼわからない。
相当に甘ったるいであろうことを想像しながら口に運ぶと、
意外にも酸が立っていて、シャープ。香りは目立たなかった青りんごが、味ではリードしている。
そこに洋梨特有の妖艶な香味が加わっており、一番香りが目立っていた白ぶどうの味は控えめ。
絶妙な味わいのバランス。
アルコール分7%。果汁0.4%。
原材料名:果汁(ぶどう、りんご、西洋なし、ウオッカ(国内製造)、糖類/炭酸、酸味料、香料、
甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
爽やかな甘みの白ぶどう、すっきりジューシーな白い果肉の洋梨と青りんご、3種の白果実を使用した
みずみずしい果汁感とすっきりした飲みごたえ。
先週全国発売された 氷結 冬の柑橘スパークリング は、
柑橘の酸味が活かされた味わいだったが、
それに比べるとこちらは甘みが強く、それでいてすっきりした後味に仕上がっている。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44189DAEE#02 |
2020年12月24日[2]
No.8424: 神戸居留地ハイボール / 富永貿易
こうべきょりゅうちはいぼーる / とみながぼうえき
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神戸居留地シリーズは、富永貿易が展開しているブランドだが、
そのひとつ「神戸居留地ハイボール」を飲む。
かなり以前から存在している商品のようで、以前は違うパッケージデザインで売られていた模様。
私が入手したのは今回が初めてである。
グラスに注いだ液色は、しっかりめの黄金色。
缶入りハイボールというと色の薄いものが多い中、この製品はかなり濃い部類と思われる。
炭酸もわりと効いているようで、多量の気泡がグラスの中を断続的に立ち昇っている。
香りは華やか。特にモルトウイスキーの樽由来と思われるクリスピーな香りが強く、
甘く妖艶である。
味はキャラメルのような甘さが感じられ、しっかりと濃い。だが、ウイスキー含有量が多いから濃いという感じではなく、
無理矢理濃い味付けをしたのでは?と感じてしまう。つまり、作られた香味という印象を受ける。
まあ、不自然すぎるということもなく、許容範囲ではある。
飲み込んだ後にも、甘いコクと樽香がしっかりと残っている。
アルコール分7%。樽熟成ウイスキーブレンド。
原材料名:スピリッツ(国内製造)、ウイスキー、食塩、食物繊維(ポリデキストロース)、糖類/炭酸、
カラメル色素、香料、酸味料。
販売者:富永貿易株式会社 神戸市中央区御幸通5丁目1番21号。
製造場:アシードブリュー株式会社 宇都宮飲料工場 栃木県下野市下石橋561。
昨日飲んだ、同じ富永貿易による 甲州韮崎ハイボール は、
ウイスキーとレモンリキュールをベースとして、香料などは用いないでつくられた製品だったが、
味は少々薄い感じで、インパクトに欠ける品だった。一方、こちらは原材料名を見てわかるように、
人工的に作り上げられた味。それでもしっかりと濃く、一口めからウイスキーらしい味わいが感じられる。
しょせん缶入りR.T.D。といったら低く見ているように思われてしまうかもしれないが、決してそういうことではなく、
手軽に安く楽しめる庶民の味方として、どうすればおいしく飲んでもらえるかと考えた時、
工夫して本格的な味に近づけたこのような製品は、十分に価値のあるものだと私は思う。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44189HKONC#UK |
2020年12月25日[1]
No.8425: スーパードライ ジャパンスペシャル 世界遺産デザイン缶 富士山 <特別限定醸造> / アサヒ
すーぱーどらい じゃぱんすぺしゃる せかいいさんでざいんかん ふじさん <とくべつげんていじょうぞう> / あさひ
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アサヒビール2020年歳暮ギフト限定商品として発売された、
アサヒスーパードライ ジャパンスペシャル「世界遺産デザイン缶」ギフトセットを購入した。
発売日は、11月4日だったようである。
4種デザインがあるうち、まずは「富士山」を紹介。
グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。泡はほぼ白色できめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちも悪くない。
香りは、通年品のスーパードライと同系統といえる、カラッと乾いた穀物っぽいモルト香が中心で、
華やかさはあまりない。
味もカラッとしてドライ。苦味が強めで押しがあるが、キレが良くクリアな味わい。
アルコール分5.5%。国産原料100%使用。原材料名:麦芽(大麦(国産))、ホップ、米、スターチ。
富士山−信仰の対象と芸術の源泉(山梨県、静岡県) 2013年登録
面白いことを発見した。前回当サイトで掲載したのは、昨年夏ギフト商品であったが、
その時この「富士山」デザイン缶では、所在地を「静岡県、山梨県」と表記していた。
今回は順番が変わり「山梨県、静岡県」に。両県の間でどちらが表かみたいな論争があるようなので、
それに配慮しているのか。それとも、どちら側から写真を撮ったかによって変えているのだろうか。
真相は不明。
ところで、このシリーズも既に恒例となっている。国産原料のみを使った製品なので、
日本国内にある世界遺産をデザインに採用することには必然性があり、まさにギフト向けのゴージャスなセットだと言える。
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ビール
CODE:44190HKDPOL#51 |
2020年12月25日[2]
No.8426: JAなんすん 西浦レモネードサワー / 合同酒精
JAなんすん にしうられもねーどさわー / ごうどうしゅせい
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静岡県の JAなんすん の名を冠し、沼津市の特産品 西浦レモネード を使った「西浦レモネードサワー」。
製造は、合同酒精である。
西浦レモネードという柑橘も、この商品の存在も、私はまったく知らなかったのだが、
当サイトの協力者である
森康哲さん から寄贈されたものである。
マックスバリュ東海を中心に売られていたもののようである。
グラスに注いだ液色は、かすかに濁りのある薄黄色。
細かな気泡がグラスの中を断続的に立ち昇っている。
香りは非常に大人しい。レモンの酸っぱさはほとんど感じず、柑橘らしいジューシー感もほぼない。
搾る前のレモンの皮(外側)を嗅いだような、苦そうな、緑っぽい香り。
味も香りの印象どおり、酸味は弱く、ジューシー感もなく、ただ穏やかな苦味だけが前面に出ている。
それだと味気ないので、後から人工的に甘みをつけました、といった味わい。
コクがない分、爽やかで軽快。苦味と、少しだけヒリっとした酸味が口に残る。
アルコール分4%。果汁2%。
原材料名:レモネード果汁(静岡県産西浦レモネード)、ウォッカ、果糖ぶどう糖液糖/炭酸ガス、
酸味料。原料原産地名:国内製造(ウォッカ)。
製造者:合同酒精株式会社。
「西浦レモネード」は静岡県沼津市西浦地区の特産です。
レモンに近い品種とされ、皮に苦みがなくまろやかな酸味と爽やかな甘さが魅力です。
レモネードというから、レモンと蜂蜜などを使った、一般的なあの飲料のことだと思っていた。
ところが、レモネードというのがそもそも柑橘の名称であるらしい。そんな柑橘があったとは驚きである。
酸味も苦味も甘みも、どの要素も突出はしていないので、悪く言うとインパクトの弱い、間延びした味わい。
それだけに飲みやすく、嫌みがなく、上品な味わいのチューハイだと言える。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44190PRST#UK |
2020年12月26日[1]
No.8427: ちゅらWATTA ライチ&ハイビスカス / オリオン
ちゅらわった らいち あんど はいびすかす / おりおん
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オリオンのチューハイブランド WATTA のプレミアム版といえる「ちゅらWATTA」。
10月6日に業務店及びECサイトにて先行販売され、10月27日から一般販売されたもの。
グラスに注いだ液色は、やや紫っぽく濃い赤で、透過性がある。
気泡は少なく、炭酸は強くなさそう。
香りを嗅ぐと、まずライチが感じられ、そこに草花っぽい青臭さが加わる。
もっと華やかな香りを想像していたが、意外にも抑制的で、大人しい。
ところが、味は香りの印象から一変。
口に入れた瞬間、ハイビスカスと思われる華やかな香味が広がる。
甘味は弱く、すっきりとした口当たりながら、妖艶さがある。
軽快な酸味があり、ライチの甘さは抑えめ。だから、後キレも良い。
アルコール分5%。ライチ果汁5%。
原材料名:ライチ果汁、ハイビスカスエキスパウダー、ウォッカ、糖類(果糖ぶどう糖液糖(国内製造)、砂糖)
/炭酸、酸味料、紫トウモロコシ色素、酸化防止剤(ヤマモモ抽出物)、香料。
販売者:オリオンビール株式会社 沖縄県豊見城市豊崎1-411。
製造所:株式会社友桝飲料小城工場 佐賀県小城市小城町岩蔵2575-3。
WATTA の上位ブランドという位置づけから、今後この「ライチ&ハイビスカス」
以外のフレーバーも登場するのかもしれない。期待したい。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44191WALIUM#60 |
2020年12月26日[2]
No.8428: ザ・プレミアム・モルツ 香るエール 京都仕込 / サントリー
ざ・ぷれみあむ・もるつ かおるえーる きょうとじこみ / さんとりー
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先日、ザ・プレミアム・モルツの「京都仕込」を掲載したが、
今日は同時発売の 香るエールのほうを取り上げる。
11月17日から近畿エリア限定で流通している京都デザイン缶である。
プレモルは、今年12月からリニューアルするとアナウンスされているのだが、
本品の製造は11月のため、リニューアル前の製品と思われる。
グラスに注いだ液色は、やや黄色みの強い、淡い黄金色。泡はほぼ白色で非常にきめ細かく、
力強く盛り上がって、泡持ちも良い。
香りは、ファットでふくよか。少しヨーグルトっぽい甘酸っぱさもある。
味は柔らかで、伸びやか。丸っこい味わいで、苦味は穏やか。
なめらかで、女性的な繊細さを持っている。
アルコール分6%。原材料名:麦芽(外国製造)、ホップ。
フルーティで豊かな味わいのエールビールです。
先日飲んだ 通常のプレモル同様、こちら香るエールも 昨年(2019年)、
一昨年(2018年)と、京都デザイン缶は出ていた。
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ビール
CODE:44191KSES#39 |
2020年12月27日[1]
No.8429: パンプキン・ウィート / ベアレン醸造所
ぱんぷきん・うぃーと / べあれんじょうぞうしょ
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岩手県のベアレン醸造所による「パンプキン・ウィート」。
勘の良い方ならお察しの通り、
ハロウィンの時期に購入してあったもので、飲む機会を逸してやっと今日飲むことになったものである。
グラスに注いだ液色は、濁りのある暗いオレンジ色。泡はベージュ色で非常にきめ細かく、
力強く盛り上がって、泡持ちも悪くない。
香りはほんのり甘く、スパイシー。かぼちゃを使っているということで甘さが強いことが想像されたが、
相対的に甘さよりも山椒やシナモンのようなスパイスのインパクトが強い。
味もほのかに甘い程度で、基本的にはシャープ。
コリアンダーが香って、いかにもホワイトエールらしいが、華やかさはなく、引き締まっていてストイックな味。
飲み込んだ後にも、ピリッと辛い香味が余韻として残る。
アルコール分5%。原材料名:麦芽、小麦、パンプキン、ホップ、オレンジピール、コリアンダー、オールスパイス。
製造者:(株)ベアレン醸造所 岩手県盛岡市北山1丁目3-31。
かぼちゃと小麦で仕込んだパーティービール。3つのスパイスで楽しい味わい。
正体のわからなかった香辛料は、オールスパイスであった。肉料理などに用いるあれである。
あらかじめわかっていたら、先日ビーフシチューを食べた時に開けるべきであった。
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ビール
CODE:44192KSES#39 |
2020年12月27日[2]
No.8430: スーパードライ ジャパンスペシャル 世界遺産デザイン缶 日光東照宮 <特別限定醸造> / アサヒ
すーぱーどらい じゃぱんすぺしゃる せかいいさんでざいんかん にっこうとうしょうぐう <とくべつげんていじょうぞう> / あさひ
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アサヒビール2020年歳暮ギフト限定商品として発売された、
アサヒスーパードライ ジャパンスペシャル「世界遺産デザイン缶」ギフトセットを購入した。
発売日は、11月4日だったようである。
4種デザインがあるうち、先日既に 富士山 を掲載済。今日は2種目として、「日光東照宮」を。
中身は先日飲んだものと同じなので、味のレビューは割愛。
アルコール分5.5%。国産原料100%使用。原材料名:麦芽(大麦(国産))、ホップ、米、スターチ。
日光の社寺(栃木県) 1999年登録
当シリーズを昨年夏に取り上げた時、ラインナップにこの 日光東照宮 はなかった。
現在、日本国内には23の世界遺産があるようなので、これからもどんどん取り上げてもらいたい。
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ビール
CODE:44192HKDPOL#53 |
2020年12月28日[1]
No.8431: 流氷ドラフト / 網走ビール
りゅうひょうどらふと / あばしりびーる
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北海道の 網走ビール から出ている「流氷ドラフト」。
当サイトでは約10年前に びん入り を、
約5年前に 缶入り をそれぞれ取り上げているが、
缶デザインが変わっていたので入手した。
グラスに注いだ液色は、暗い青。
泡は水色できめ細かく、当初はよく盛り上がって、泡持ちも悪くない。
香りを嗅ぐと、爽やかなホップ香がほのかに感じられるが、昔の発泡酒のような雑穀臭が少し感じられる。
見た目の印象からか、少しハッカのようなクールな匂いも感じられる。
口当たりはすっきりとクリア。
旨みやコクをあまり感じず、よく言えば軽快。苦味も弱く、スムーズな飲み心地。
アルコール分5%。オホーツク海 流氷使用。
原材料名:糖類(国内製造)、麦芽、ホップ/着色料(クチナシ色素)。麦芽使用比率:25%未満。
製造者:網走ビール株式会社
北海道網走市南6条西2丁目2番地。
網走の冬の風物詩「流氷」を仕込水に使用。
アロマホップの柑橘系を思わせる華やかな香りと、苦味を抑えたフルーティーな味わいが特徴です。
天然色素クチナシでオホーツク海をイメージさせる今までにない深い青に仕上げました。
澄み渡るオホーツクブルーをお楽しみください。
以前に掲載した製品とは、原材料名が異なっている。最大の違いは、
以前の製品で用いられていた ナガイモ が、現製品では用いられていないこと。
また、以前は泡持ちが非常に悪い印象だったが、今回はかなり良かった。
麦芽使用比率は相変わらず25%未満で、ビールを名乗る条件を満たしていないながら、
香りもかなり改善されていた。
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発泡酒
CODE:44193TKHES#UK |
2020年12月28日[2]
No.8432: 寶クラフト 奥伊勢ゆず <地域限定> / 宝酒造
たからくらふと おくいせゆず <ちいきげんてい> / たからしゅぞう
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びん入り 寶クラフト シリーズの「奥伊勢ゆず」。
販売エリアは三重県、愛知県および岐阜県ということで、
関西在住の私としては、入手はあきらめていたのだが、
当サイトのご協力者
森康哲さん から寄贈して頂いた。
発売は、本年(2020年)3月3日であった。
グラスに注いだ液色は、深い濁りのある薄黄色。気泡は少なく、炭酸は強くなさそう。
香りは、このシリーズらしく、非常にフレッシュ感のある、ジューシーな柚子香。
酸味と苦味が強そうな印象。
味は苦味が強く、引き締まっている。さらにフレッシュな酸味が伴う。
甘さは非常に抑制的。よって、ジューシー感は適度であり、しっかりとお酒という感じがする。
飲み込んだ後にも、極めて強い苦味と酸味が口に残る。
果汁2%。アルコール分8%。
原材料名:ゆず(三重県大台町産)、ゆずペースト、ゆずスピリッツ(国内製造)、焼酎、糖類/炭酸、酸味料、香料。
清流宮川が流れるユネスコエコパークの街、奥伊勢・大台町。その豊かな環境に育まれた「奥伊勢ゆず」のストレート混濁果汁に、
ゆずスピリッツと厳選した樽貯蔵熟成焼酎を合わせて丁寧に仕込みました。
「奥伊勢ゆず」ならではのやさしい酸味と軽やかなゆずの香りをお楽しみください。
私がこれまでこのシリーズでゆず味を飲んだのは、
京都ゆず と、埼玉越生ゆず の2種だったが、
いずれも原材料、果汁含有量、アルコール度数など基本的に一緒で、
その原料となる ゆず の産地が違うだけのようである。その結果、味わいは非常に似ている。
同時に飲み比べれば違いがわかるのだろうが、時間差で飲むと、正直なところ、ほとんど違いはわからない。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44193PRST#300 |
2020年12月29日[1]
No.8433: ユキノチカラ 白ビール / ヘリオス酒造 沢内醸造所
ゆきのちから しろびーる / へりおすしゅぞう さわうちじょうぞうしょ
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沖縄のヘリオス酒造が岩手でつくるクラフトビール「ユキノチカラ 白ビール」。
グラスに注いだ液色は、極めて淡い黄色で、しっかりと濁りがある。泡は純白できめ細かく、
力強く盛り上がって、泡持ちも良い。
香りは、ヨーグルトのように甘酸っぱいが、それほど強くは香らない。ほんのりと柔らかい印象。
味も香りの印象どおりすっきりめの口当たり。透明感ある酸味が中心で、苦味は極めて弱い。
力強さはなく、コク不足な印象だが、この軽やかさこそが長所というべきなのだろう。
後味にも、軽くヨーグルトっぽさが残る。
アルコール分5%。無ろ過。原材料名:麦芽(外国製造(大麦麦芽・小麦麦芽))、ホップ。
製造者:ヘリオス酒造株式会社 沢内醸造所 岩手県和賀郡西和賀町沢内字貝沢3-647-1。
この沢内醸造所は、
旧銀河高原ビールの醸造所
だったものを、沖縄のヘリオス酒造がクラフトビールの生産拡大のために取得したもの。
だから、商品ラインナップも、
銀河高原時代のイメージをそのまま残している。従来の銀河高原ファンにはうれしいところ。
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ビール
CODE:44194ASU3#UK |
2020年12月29日[2]
No.8434: ホッカイドウハイボール ガラナ風味 / 合同酒精
ほっかいどうはいぼーる / ごうどうしゅせい
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合同酒精の「ホッカイドウハイボール ガラナ風味」。
発売は、今年(2020年)5月19日。いつものように私の行動範囲内ではGODO製品に出会える機会があまりなく、
自力では入手できなかったが、
当サイトのご協力者
森康哲さん から寄贈して頂き、飲む機会を得た。
グラスに注いだ液色は、ほぼ黒色。コーラよりも濃い。
注いでいる時、ジュワジュワと音を立て、その後も多量の細かな気泡が立ち昇っている。
香りはまさにガラナらしい、少し薬品っぽいクセのある香り。コーラに近いが、コーラよりさらに甘そう。
味も香りの印象どおり、コーラっぽい香味の中に、少し花びらみたいな華やかさがある。
コクはそれほどないが、甘みが非常に強い。飲み込んだ後にも、しっかり甘さが口に残る。
アルコール分4%。無果汁。
原材料名:ガラナエキス、ウォッカ、果糖ぶどう糖液糖(国内製造)/炭酸ガス、カラメル色素、酸味料、香料。
ガラナとは・・・
ブラジル・アマゾン川流域原産の植物です。ガラナの実から抽出したエキスに炭酸を合わせた「ガラナ飲料」は、
北海道民に広く愛されてきたご当地飲料です。コーラのようでコーラでない、ちょっぴり大人の味わいをチューハイにしました。
ガラナサワーというと、セイコーマートあたりの北海道限定商品のように思ってしまうが、
この製品はGODOが全国販売しているもの。そもそも北海道内限定販売なら、ホッカイドウハイボールなどというネーミングはしないだろう。
北海道以外の人たちに、北海道の味を楽しんでほしいという意図の下にリリースされたわけだ。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44194PRST#224 |
2020年12月30日[1]
No.8435: ゴールドスター / サッポロ
ごーるどすたー / さっぽろ
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サッポロの新ジャンル「ゴールドスター」が新しくなっている。12月製造分から順次切り替えだそうである。
グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。泡は純白できめ細かく、力強く盛り上がって、
泡持ちも悪くない。
香りを嗅ぐと、まず芳しいホップ香が感じられ、驚く。注意して嗅ぐと、
新ジャンル特有の甘い匂いもあることはあるが、言われなければ気づかない程度。
この香りだけで、かなりすごい製品であることがわかる。
口当たりは極めてクリアだが、しっかりと苦味がある。
ただ、ビールらしいコクは乏しく、また、少し温度が上がってくると、
新ジャンル特有の雑穀臭のようなものが少しだけ立ってくる。
だが、その短所もわずかなので、軽いドライビールだと思えば、ほとんど気にならない。
飲み込んだ後には、しっかりとした苦味が口に残る。
アルコール分5%。原材料名:発泡酒(国内製造)(麦芽、ホップ、大麦)、スピリッツ(大麦)。
黒ラベルの麦芽とヱビスのホップを増量し実現。すべてのうまさを、超えていく。
確かに従来品よりも一層力強く、甘さを排し、ビールに近い味わいになったと思う。
とても良いリニューアルだ。
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新ジャンル
CODE:44195DAKO#RN12 |
2020年12月30日[2]
No.8436: ビッグマン なまらチューハイ なまらすっきりドライ ストロング <北海道限定> / 合同酒精
びっぐまん なまらちゅーはい なまらすっきりどらい すとろんぐ <ほっかいどうげんてい> / ごうどうしゅせい
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GODO ビッグマン なまらチューハイシリーズの「なまらすっきりドライ ストロング」。
北海道限定商品で、入手できるとは思っていなかったが、
当サイトのご協力者
森康哲さん から寄贈されたものである。
グラスに注いだ液色は、無色透明。細かな気泡が多量にグラスの中を立ち昇っている。
香りは、レモンあるいはライムのような柑橘香があり、アルコール臭が強い。
GODO社のレモンチューハイによくある、芳香剤みたいな少し薬品っぽい香りである。
味は香りの印象ほど柑橘っぽいところはなく、軽い酸味にピュアな強いアルコール感。
極めてドライな味わい。チープな甲類焼酎の味で、ひたすら酒臭い。
アルコール分9%。北海道製造ドライジン使用。
原材料名:ウォッカ(国内製造)、スピリッツ/炭酸ガス、香料、酸味料。
ジンが使われているが、ジンらしい味わいはあまり感じられなかった。
とにかく強くてすっきりした缶チューハイを求める人向き。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44195PRST#UK |
2020年12月31日[1]
No.8437: スーパードライ ジャパンスペシャル 世界遺産デザイン缶 清水寺 <特別限定醸造> / アサヒ
すーぱーどらい じゃぱんすぺしゃる せかいいさんでざいんかん きよみずでら <とくべつげんていじょうぞう> / あさひ
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アサヒビール2020年歳暮ギフト限定商品として発売された、
アサヒスーパードライ ジャパンスペシャル「世界遺産デザイン缶」ギフトセットを購入した。
発売日は、11月4日。
4種デザインがあるうち、既に 富士山、
日光東照宮 の2種を掲載済。
今日は3種目として、「清水寺」を。
中身は同じものなので、味のレビューは割愛。
アルコール分5.5%。国産原料100%使用。原材料名:麦芽(大麦(国産))、ホップ、米、スターチ。
古都京都の文化財(京都府、滋賀県) 1994年登録
昨年の夏に当シリーズを取り上げた時にも、ラインナップにこの 清水寺 はあり、
桜が咲く春の景色であった。今回は秋の紅葉であり、一目で違いがわかる。
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ビール
CODE:44196HKDPOL#57 |
2020年12月31日[2]
No.8438: ビッグマン なまらチューハイ なまらすっぱいレモン ストロング <北海道限定> / 合同酒精
びっぐまん なまらちゅーはい なまらすっぱいれもん すとろんぐ <ほっかいどうげんてい> / ごうどうしゅせい
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GODO ビッグマン なまらチューハイシリーズの「なまらすっぱいレモン ストロング」。
昨日掲載した なまらすっきりドライ ストロング と一緒に、
当サイトのご協力者
森康哲さん から寄贈されたものである。
グラスに注いだ液色は、無色透明。
細かな気泡が多量にグラスの中を立ち昇っている。
香りは、GODO社のレモンチューハイによくある、芳香剤みたいな少し薬品っぽいレモン香。
非常に酸が強そうだが、ジューシー感はそれほどなさそう。
味は香りの印象どおり酸味が強く、甘さは非常に弱い。
ジューシー感があまりない分、すっきりした味。
飲んでいる時はそれほど強烈だと思わないが、飲み込んだ後に残る後味が、
ひたすら酸っぱく、一本筋が通った感じ。
アルコール分9%。果汁5%。北海道製造レモンスピリッツ使用。
原材料名:レモン果汁、ウォッカ(国内製造)、スピリッツ/酸味料、炭酸ガス、香料、甘味料(アセスルファムK)。
最近では、他社製品でも酸味が強調されたチューハイも増えているので、
それほど独自性があるとも言えないが、北海道弁で「なまらすっぱい」という直接的なネーミングは、わかりやすくて良い。
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チューハイ・カクテル等
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2021年1月1日[1]
No.8439: 福ヱビス / サッポロ
ふくゑびす / さっぽろ
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毎年、年末になると発売される「福ヱビス」。今年は12月8日の発売であった。
数量限定ということもあり、あまり出回っていない。
今年最初に発見したのは、発売直後、近所のスーパーで6缶パックのみ。
そのうちバラして売るだろうと思い、その時は入手しなかった。
それからしばらく忘れてしまっていたが、
年の瀬も押し迫った頃、別の店(コンビニ)に立ち寄った際にバラ売りに遭遇し、入手した。
中身は通常のヱビスビールなので、味のレビューは割愛する。
アルコール分5%。麦芽100%。原材料名:麦芽(外国製造又は国内製造(5%未満))、ホップ。
バイエルン産アロマホップをふんだんに使用。麦芽のみを用い、熟成に時をかけて仕上げます。
深いコク、豊かな味わい。ビールを知る人のビールです。
毎年デザインは変わるが、今年は「誕生130周年 1890-2020」の文字もあり、
メモリアルイヤーであることを主張している。
年を越し、131年目に突入しているが、
これからもずっと続いてほしい、まちがいなく日本を代表するプレミアムビールだ。
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ビール
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2021年1月1日[2]
No.8440: 北海道産はちみつ 柚子サワー / 北海道麦酒醸造
ほっかいどうさんはちみつ ゆずさわー / ごうどうしゅせい
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北海道麦酒醸造の「北海道産はちみつ 柚子サワー」。
当サイトのご協力者
森康哲さん から寄贈されたものである。
グラスに注いだ液色は、濁りのある薄黄色。炭酸は穏やか。
香りは、ゆずらしい青臭い柑橘香に、はちみつの甘い香りが溶けている。
味は香りの印象どおり柚子の少し青臭いすっきりした酸味があり、
その周りを豊潤な甘さのはちみつが取り囲んでいる。
はちみつの甘さなので、甘味料のような引っかかりもなく、
ピュアで優しい甘さである。
飲み込んだ後には、キリッとした柚子の苦味が残る。
果汁10%。アルコール分5%。
原材料名:柚子(国産)、はちみつ(国産)、アルコール/炭酸。
まるごと贅沢に搾った柚子果汁を使用しています。果実成分が沈殿していることがありますので
缶を一度ゆっくりと逆さにしてお飲みください。
原材料を見ると、甘みははちみつのみで、甘味料はおろか糖類も使われていない。
だから、非常にピュアな甘さに仕上がっているのだ。
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チューハイ・カクテル等
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