ビール・発泡酒・チューハイの部屋

No.9501−9520


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2022年7月13日[1]
No.9501: 氷結 グリーンアップル <限定出荷> / キリン
 ひょうけつ ぐりーんあっぷる <げんていしゅっか> / きりん
キリン 氷結 グリーンアップル キリン 氷結 グリーンアップル review
 7月12日発売の キリン氷結「グリーンアップル」。

 グラスに注いだ液色は、無色透明。注いでいる時はシュワシュワーっと音を立て、 その後は細かな気泡が立ち上るのが見えるが、すぐに収まる。
 香りは、シャキッと鋭い感じのりんご香。甘さ控えめの味が想像される。
 実際の味は、香りの印象以上にシャープ。味の要素のうち最も強いのが苦味で、次いで酸味。 甘味は抑え込まれている。このシャープな味ゆえ、度数5%ながらアルコール感もわりとしっかり感じられる。 飲み込んだ後にも、強めの酸味と苦味が口に残る。
 アルコール分5%。原材料名:りんご果汁、ウォッカ(国内製造)、糖類/炭酸、酸味料。
 グリーンアップルの爽やかな香りとみずみずしくスッキリ爽快なおいしさをお楽しみください。
 氷結グリーンアップルは、過去に通年品として存在していた期間が何度かあるが、いつの間にか消滅。 今回、限定品として復活したわけだが、キャラクターとしては氷結ブランドにぴったりとはまっているので、 もっと人気が出ても良さそうだ。
 なお、昨日からLAWSONの「お試し引換券」対象商品となっていたため、70ポイントでもらってきた。 LAWSONのポイントといえば、以前は ponta のみであったが、現在は dポイント も利用可能なので、 私はその時々に応じて両方を使い分けている。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:44755LSUCH#01
2022年7月13日[2]
No.9502: 浅草ハイボール 電氣ブランサワー / 合同酒精
 あさくさはいぼーる でんきぶらんさわー / ごうどうしゅせい
GODO 浅草ハイボール 電氣ブランサワー GODO 浅草ハイボール 電氣ブランサワー review
GODO 浅草ハイボール 電氣ブランサワー
 今年5月16日に首都圏のセブンイレブンで先行発売された GODO「浅草ハイボール 電氣ブランサワー」。
 電氣ブランは、創業明治13年、浅草の「神谷バー」で生み出されたカクテル。 その電氣ブランの味わいをイメージし、ソーダで割った缶入りサワーとして出された商品である。

 グラスに注いだ液色は、透明感のある淡いオレンジ色。注いだ当初は細かな気泡が躍っているが、程なくして静まる。
 香りは、オレンジに甘草のような薬草が混じり、さらにアルコール臭が漂うが、 随分爽やかにまとめてあるなという印象。
 味は香りの印象どおりオレンジ果汁とトニックウォーターを合わせたような甘酸っぱさだが、 アルコール感もしっかり。爽やかなのに酒臭い。飲み進めると、甘味がどんどん実感されるものの、 苦味も効いているから決してヤワな味ではない。飲み込んだ後には、どんより甘味と薬草風味としっかりアルコール感が残る。
 アルコール分5%。果汁1%。 原材料名:オレンジ果汁、ハーブ浸出液、醸造アルコール(国内製造)、果実酒、ブランデー、 糖類/炭酸ガス、酸味料、香料、カラメル色素。
 明治時代より受け継がれる秘伝のお酒「電気ブラン」をサワーにしました。 サワーの隠し味に使用したオレンジがアクセントとなり、爽快な味わいです。
 電気ブランを飲んだことがある人なら、随分飲みやすく仕上げているなと、少し物足りなさを感じるかもしれない。 何しろ、元祖電気ブランは、40度以上ある強いカクテルだった。
 ブランはベースのお酒として使われているブランデーのことだが、 電気というのは、明治時代当時に近代的あるいは文明的なもの、ハイカラなものの代名詞として用いられており、 このカクテルの強アルコールでビリビリとした舌触りのイメージに符合した。
 ご存知の方も多いように、神谷バーの創業者・神谷傳兵衞は、後に合同酒精(現在のオエノングループ)を創業した。 100年以上経っても、礎である神谷バーは現存しているし、オエノングループも健在だ。 瓶入り 電気ブラン も現在の合同酒精から売られている。
 今回、こうして現代風にアレンジされて缶入り製品が登場したことは、とても感慨深い出来事である。 首都圏先行販売というのは妥当であるし、もしかすると全国販売には至らないかもしれないが、 明治の浅草、神谷バー、電気ブランというキーワードの重みを文化として理解できない地域の人たちには、 この存在の尊さは伝わらないと思う。もちろん、そういった背景を知らずに飲んで、おいしいと感じるか、甘い、飲みにくいと感じるか、 それはまったく個人の自由なのだけれど。
 こうして偉そうなことを書いている私自身も、恥ずかしながら神谷バーには行ったことがなく、 せいぜい東京下町の居酒屋で電気ブラン(瓶入りのもの)を何度か飲んだことがある程度だったりするわけで。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:44755SET1#58
2022年7月14日[1]
No.9503: 75BEER ベルジャンホワイト / オリオン
 なごびーる べるじゃんほわいと / おりおん
オリオン 75BEER ベルジャンホワイト オリオン 75BEER ベルジャンホワイト review
オリオン 75BEER ベルジャンホワイト
 オリオン「75ビール ベルジャンホワイト」。発売日は、7月5日。
 缶に特に限定の文字はないが、数量限定品である。

 グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。 泡は純白で非常にきめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちも概ね良い。
 香りは爽やかで、ヨーグルトっぽい甘酸っぱさが強い。 スパイシーさはあまりなく、フルーティですっきりとした印象。
 味も香りの印象通り甘酸っぱく、軽やか。コリアンダーがしっかりと香り、苦味は抑えめ。 スムーズな飲み応えで適度なキレ。飲み込んだ後にも、甘酸っぱい香味が余韻として残る。
 アルコール分5%。沖縄県産小麦使用。原材料名:麦芽(外国製造)(小麦麦芽、大麦麦芽)、ホップ、小麦、たんかんピール、 コリアンダーシード。製造者:オリオンビール株式会社 沖縄県豊見城市豊崎1-411。 製造所:沖縄県名護市東江2-2-1。
 沖縄県産小麦でつくられたベルジャンホワイトエール。優しく爽やかな味わいを楽しむことができます。
 オレンジピールではなく、たんかんピールを使っているところがオリジナルで、まさに沖縄だ。 そのせいかどうかわからないが、味わいが一層優しく感じられた。
種別 ビール
CODE:44756WALIUM#09
2022年7月14日[2]
No.9504: オールフリー / サントリー
 おーるふりー / さんとりー
サントリー オールフリー サントリー オールフリー review
 サントリーのノンアルコール「オールフリー」の1世代前の製品。 最新商品は、今年(2022年)になってからリニューアルされたものだが、 今日飲むのは、2020年12月リニューアル品。

 グラスに注いだ液色は、中程度の黄金色。勢いよく注ぐと、写真のように泡がきめ細かく、力強く盛り上がり、泡持ちも悪くない。
 香りが紅茶の茶葉みたいなのは、従来から変わらず。
 味は極めてクリア。香りに感じた紅茶っぽさはあるものの、苦味が強く、甘味はない。 酸味もかなり強め。オールフリーは誕生当初から優秀な製品だったので、 リニューアルによる変化は正直言ってあまりよくわからない。
 アルコール分0.00%。カロリーゼロ。糖質ゼロ。 原材料名:麦芽(外国製造)、ホップ/炭酸、香料、酸味料、カラメル色素、ビタミンC、苦味料、甘味料(アセスルファムK)。
 現行商品のリニューアルは今年1月だったから、もう半年以上経っているが、未入手。 いつでも買えるかな?というのと、そもそも当サイトではノンアルは後回しになるので、 いつになるかはわからない。
種別 ノンアルコール飲料
CODE:44756DAKO#RN2012
2022年7月15日[1]
No.9505: ジムビームハイボール缶 コーラハイボール / サントリー
 じむびーむはいぼーるかん こーらはいぼーる / さんとりー
サントリー ジムビームハイボール缶 コーラハイボール サントリー ジムビームハイボール缶 コーラハイボール review
 サントリー ジムビームハイボール缶の限定「コーラハイボール」。 発売日は、7月12日。

 グラスに注いだ液色は、やや透明感のある深い茶色で、まさにコーラ色。 勢いよく注ぐと、やや黄色っぽい泡が立つが、すぐに静まる。
 香りは、コーラの甘そうな匂いが強いものの、奥にしっかりバーボンウイスキーの香りがある。
 味はコーラらしい甘味や薬草っぽい香味があって濃いが、スモーキーさも。 レモンの爽やかさもほんのり感じられる。
 アルコール分6%。レモン浸漬酒使用。原材料名:ウイスキー、スピリッツ、レモン、糖類(国内製造) /炭酸、カラメル色素、酸味料、香料、苦味料。
 缶入りハイボールも、トリスハイボールのようにあまりウイスキーを強調せず、ふだん飲み慣れない人にも飲みやすいキャラクターのものと、 この製品のようにしっかりバーボンウイスキーを感じさせる飲み応えのあるタイプとに二極化しているようだ。 それはとても良いことで、幅広い消費者をファンとして獲得することができる。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:44757DAEE#03
2022年7月15日[2]
No.9506: 龍馬 レモン / 日本ビール
 りょうま れもん / にっぽんびーる
日本ビール 龍馬レモン 日本ビール 龍馬レモン review
 日本ビールのノンアルコール・龍馬 の派生商品「龍馬レモン」。
 例によってノンアルは後回しになるので、いつ買ったのか忘れてしまったくらい、 飲まずに保管してあったもの。

 グラスに注いだ液色は、透明感のある極めて薄い黄色。 勢いよく注ぐと白い泡が立つが、直ちに減衰。
 香りは、やや人工的だが爽やかなレモン香が立つ。ゆえに、ノンアル的な臭みはあまり感じない。
 味もレモンの酸味がアクセントになっていて、非常に爽やか。 実際に果汁が入っていることからジューシーでキュンと酸っぱく、 ノンアルビールの穀物っぽさを概ね覆い隠している。 最後まで爽やかな飲み心地。飲み込んだ後には、強い酸味と軽い渋味が残る。
 果汁3%。炭酸飲料。 原材料名:レモン果汁、麦芽、砂糖、レモン果皮ペースト、ガラクトオリゴ糖液糖、ホップ/炭酸。
 ノンアルのくせを隠すには、レモン果汁が最適だということを教えてくれる。 技アリのノンアルだ。
種別 ノンアルコール飲料
CODE:44757SKRI#UK
2022年7月16日[1]
No.9507: 旬果搾り れも吉 / アサヒ
 しゅんかしぼり れもきち / あさひ
アサヒ 旬果搾り れも吉 アサヒ 旬果搾り れも吉 review
アサヒ 旬果搾り れも吉
 アサヒ 旬果搾り「れも吉」。ローソン限定商品で、発売日は7月12日。 昨年もこの時季に出ていたものである。
 発売日当日から「お試し引換券」対象商品となっていて、80ポイントで入手。

 グラスに注いだ液色は、かすかに黄色っぽく濁っている。 液中に大粒の果粒が少し浮遊している。気泡は少なめで、炭酸はそんなに強くなさそう。
 香りは、非常にフレッシュでジューシー感のあるレモン香。酸が強そうである。
 味は香りの印象通りキリッとしており、酸味とともに苦味も強め。 甘さはかなり抑制的。さらに炭酸のピリピリした刺激も。
 果汁3%。アルコール分7%。 原材料名:ウオッカ(国内製造)、ジン、レモン果汁、果粒(グレープフルーツ)、 糖類/酸味料、炭酸、香料、ビタミンC。
 缶に「手搾り風レモンサワー」「グレープフルーツ果肉入り」とあるのは、昨年と一緒。 今年は更に「二〇二二年版 れも吉」の表記もあり、ご丁寧に「※二〇二二年度版パッケージデザイン」との説明もある。 つまり、パッケージが本年度版なのであって、中身は昨年と変わらないということを、暗に示しているのか。
 フレッシュな手搾り風というのが、今のニーズに合っているし、グレープフルーツ果肉入りという点は、 同社のチューハイシリーズ すらっと と同じで、アサヒらしさもある。 もっと大々的に売り出せば、売上が伸びるようにも思うのだが、昨年も今年も頑なにLAWSON限定である。 まあ、共同開発商品ならば他店への展開は無理なのだろうけれど。
 つまみにはぜひ、からあげクン を推したい。 合計400円程度で、幸せなちょい呑みだ。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:44758LSHKUC#04
2022年7月16日[2]
No.9508: 龍馬 1865 / 日本ビール
 りょうま 1865 / にっぽんびーる
日本ビール 龍馬1865 日本ビール 龍馬1865 review
 昨日、日本ビールのノンアルコール・龍馬 の派生商品である 龍馬レモン を飲んだが、 今日はその本家「龍馬1865」の現行品を飲みたい。
 当サイトでは 2011年に一度掲載しており、実に11年ぶりとなる。

 グラスに注いだ色は、淡い黄金色。泡は純白で、勢いよく注ぐと盛り上がるが、 程なくして減衰。
 香りは、いかにもノンアルらしい紅茶の茶葉みたいな香りと、 少し鉄っぽさもあることから、トマトの皮みたいな香りもする。
 味はその鉄っぽさがありながらも、基本的にはすっきり。 苦味が強く、甘味はほぼない。非常にシャープな飲み応え。 飲み込んだ後には、しっかり苦味と鉄っぽいニュアンスが残る。
 アルコール分0.00%。ドイツ麦芽100%。プリン体ゼロ、添加物ゼロ(炭酸以外)。
 原材料名:麦芽、ロースト麦芽、ホップ/炭酸。
 長崎にて商社を創業し、グラバー氏との取引を始める。その交友からビールを譲り受け、 初めてビールを飲んだ年が1865年と言われています。
 缶に「まさにビールを飲むが如し」とあるが、そこまでビールらしいというほどでもない。 ただ、昔のノンアルみたいに、ビールのコクに近づけようとしすぎてくせが強くなったり、 最近の主流のようにスッキリ透明な味というわけでもなく、その中道のような仕上げは、 多くの人に支持される間口の広さを持っている。
種別 ノンアルコール飲料
CODE:44758AELQKW#UK
2022年7月17日[1]
No.9509: 贅沢搾り PREMIUM みかんテイスト / アサヒ
 ぜいたくしぼり ぷれみあむ みかんていすと / あさひ
アサヒ 贅沢搾りPREMIM みかんテイスト アサヒ 贅沢搾りPREMIM みかんテイスト review
 アサヒ 贅沢搾り PREMIUM「みかんテイスト」が新しくなった。発売日は、7月12日。

 グラスに注いだ色は、しっかりめの山吹色。オレンジジュースをやや薄めた感じ。 多量の細かな気泡がグラスの中に見えるが、すぐに収まる。
 香りは、まさにポンジュースのよう。しっかりみかんらしい香りと言えるが、そこにアルコール臭が乗っている。
 味は香りの印象通り、ポンジュースのようなみかん味。 甘さ控えめで、酸味が強い。さらに炭酸のピリピリした刺激があるので、シャープさが増している。 アルコール感はほどほど。
 果汁30%。アルコール分4%。人工甘味料無添加。ポン果汁使用。 原材料名:ウォッカ、オレンジ果汁(ブラジル製造)、うんしゅうみかん果汁、糖類/炭酸、酸味料、香料。
 「ポン」はポンジュースでおなじみ、(株)えひめ飲料の登録商標です。
 実は今回、パッケージのみの変更(しかもマイナーリニューアル)であり、 中身は 従来品から変わっていない。 果実の瞬間 時代からずっと続いている商品で、 一定の人気をキープしているものと思われる。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:44759DAKO#05
2022年7月17日[2]
No.9510: バドワイザー VERDY "Wasted Youth" デザイン缶
 ばどわいざー う゛ぇるでぃ うぇいすてっど・ゆーす でざいんかん
BUDWEISER VERDY缶 BUDWEISER VERDY缶 review
BUDWEISER VERDY缶
 バドワイザーの Wasted Youth デザイン缶。
 アーティスト VERDY(ヴェルディ)とのコラボ企画で、Wasted Youth とは、 直訳すれば「無駄に過ごした青春」といった意味になるが、 「振り返ると、無駄なものは何もなかった」という VERDY の思いが込められたアートプロジェクトだとのこと (ニュースリリースより)。
 発売は5月20日だったようだが、私は発売を知らず、先日たまたま立ち寄ったドン.キホーテで発見したもの。

 なお、中身は 通常品 のため、味のレビューは割愛する。
 アルコール分5%。原材料名:麦芽・ホップ・米。 原産国名:韓国。輸入者:アンハイザーブッシュインベブジャパン Anheuser-Busch InBev Japan 株式会社。 住所・引取先:東京都渋谷区渋谷2-24-12-39F。
 缶の色調は通常品と同じ白地に赤と紺なので、あまり売場で目立たない。 しかし、だからこそバドの個性を壊さないまま、ソフィスティケートされた作品に仕上がっている。 作者の Budweiser ブランドへのリスペクトが感じられる。
種別 ビール
CODE:44759DQES#58
2022年7月18日[1]
No.9511: TOPVALU 国産メロン <数量限定> / 合同酒精
 とっぷばりゅ こくさんめろん <すうりょうげんてい> / ごうどうしゅせい
TOPVALU 国産メロン TOPVALU 国産メロン review
 先週、イオン系スーパー店頭で発見した「TOPVALU 国産メロン」。

 グラスに注いだ液色は、少し濁りのある薄黄緑色。 気泡は少なく、炭酸は強くなさそう。
 香りは、かなりジューシー感溢れる甘そうなメロン香。 香料のお化粧感は強いが、うまく自然っぽく整えている。
 口当たりは炭酸のピリッとした刺激がまずくるものの、とにかく甘味が強い。 メロンの濃厚さというより、濃い味に仕立てるためにわざと甘味を強くした感じ。 ややとろっとした口当たりで、メロン特有のツンとセメダインみたいな香味、そのあたりはよく表現できているが、 くどいほどの甘味にすることで、魅力が半減してしまっているようにも感じる。
 果汁10%。アルコール分4%。 原材料名:ウォッカ、メロン果汁(国内製造)、果糖ぶどう糖液糖。添加物:炭酸ガス、香料、酸味料、カラメル色素。 販売者:イオントップバリュ株式会社 千葉県千葉市美浜区中瀬1-4。製造場:合同酒精株式会社 千葉県松戸市上本郷字仲原250番地。
 メロンチューハイで果汁を10%も使っているのは、かなり希少であろう。 それだけコストを掛けているのに、まとめ方がどうにもわざとらしい。濃さを強調することで、 希少価値を際立たせる戦略なのだろうが、毎日飲みたいと思う人は少ないのでは?と感じる。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:44760DAEE#UK
2022年7月18日[2]
No.9512: クリアフリー / オリオン
 くりあふりー / おりおん
オリオン クリアフリー オリオン クリアフリー review
 オリオンのノンアルコールビールテイスト飲料「クリアフリー」が新しくなっている。 といっても、今年2月製造分からのリニューアルなので、もう5か月くらい経っている。

 グラスに注いだ液色は、中程度の黄金色。注ぐとき、かなり高い位置から落とすように注ぐと泡が辛うじて盛り上がるが、 すぐに減衰。
 香りは、一発でノンアルとわかるのだが、いつも私が紅茶の茶葉と表現している系統の香りではあるものの、 あまり強くなく、紙の束、あるいは本みたいな匂いがする。
 口当たりは非常にクリア。苦味が中心で、甘味は微塵もない。 後キレももちろん良いが、飲み込んだ後には、しっかり苦味が残る。
 アルコール分0.00%。糖質0。カロリー0。プリン体0。伊江島産大麦使用。 原材料名:果糖ぶどう糖液糖(国内製造)、食物繊維(大豆食物繊維、難消化性デキストリン)、大麦、ホップ /炭酸、香料、カラメル色素、酸化防止剤(ビタミンC)、酸味料、苦味料、甘味料(アセスルファムK)。
 従来品にはわずかに甘味があったように記憶しているが、それが一掃されたよう。 伊江島産大麦が新たに用いられているようだが、その効果か、麦の力強さが増したように思う。
種別 ノンアルコール飲料
CODE:44760WALIUM#RN02
2022年7月19日[1]
No.9513: 泡盛ハイボール <数量限定> / オリオン
 あわもりはいぼーる <すうりょうげんてい> / おりおん
オリオン 泡盛ハイボール オリオン 泡盛ハイボール review
 オリオン「泡盛ハイボール」。 数量限定商品で、発売日は7月5日。

 グラスに注いだ液色は、無色透明。 注いでいるときは炭酸が勢いよく踊り、その後は細かな気泡が立ち昇っている。
 古酒使用とのことで、黄色っぽい色を想像していたが、そうではなく、 香りにパンチや深みもあまりなく、非常に大人しく上品。 それは決して欠点なのではなく、静かながらもしっかり泡盛らしいピュアな香りを感じ取ることができる。
 味も香りの印象のまま、非常にクリアで洗練された香味ながら、しっかりと芳醇な旨味がある。 澄みきっていてキレが良いのに、間違いなく泡盛を飲んだ充実感。 じっくりと味わいたい。
 アルコール分5%。泡盛10年古酒使用。原材料名:泡盛(沖縄県製造)/炭酸、酸味料。 販売者:オリオンビール株式会社 沖縄県豊見城市豊崎1-411。 製造所:沖縄ボトラーズ株式会社 沖縄県国頭郡本部町伊豆味163。
 沖縄の伝統的なお酒「泡盛」の中でも3年以上熟成させたものは"古酒(クース)"と呼ばれ、 「沖縄の宝」とも称されます。 『泡盛ハイボール』は、10年もの歳月をかけて熟成させた貴重な古酒だけを使うことにこだわった贅沢なハイボール。 泡盛古酒の旨みと芳醇な香りが広がる爽快な味わいをご堪能ください。
 缶に「古酒の香り広がる爽快な味わい」との表記もあり、飲むまでは、古酒 と 爽快 という語がつながるイメージが沸かなかったが、 飲んでみてはっきりと理解できた。泡盛の魅力を熟知している沖縄の会社だからこそできた味わいだと感じた。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:44761WALIUM#14
2022年7月19日[2]
No.9514: アサヒ・オリオン サザンスター / オリオン(アサヒ)
 あさひ・おりおん さざんすたー / おりおん(あさひ)
アサヒ・オリオン サザンスター アサヒ・オリオン サザンスター review
 オリオンの新ジャンル サザンスター が今年2月から新しくなっているが、 それに伴い、アサヒビールを通じて全国に流通しているこの「アサヒ・オリオン サザンスター」も新しくなった。
 発売情報をつかんでいなかったので、明確な発売日は不明だが、 先日近所のスーパーで売られているのを発見した。

 なお、中身は本家オリオン製品と同じものなので、味については 既掲載記事 を参照されたい。
 アルコール分5%。原材料名:発泡酒(国内製造)(麦芽、ホップ、大麦、米、コーン、スターチ、糖類)、 スピリッツ(大麦)。製造者:オリオンビール株式会社 沖縄県豊見城市豊崎1-411。 製造所:沖縄県名護市東江2-2-1。販売元:アサヒビール株式会社 東京都墨田区吾妻橋1-23-1。
 大手4社の新ジャンル製品よりも優秀と思える内容だから、沖縄以外でも人気は定着するだろう。
種別 新ジャンル
CODE:44761DAEE#UK
2022年7月20日[1]
No.9515: 果実の瞬間 ブルーベリーチューハイ <数量限定> / アサヒ
 かじつのしゅんかん ぶるーべりーちゅーはい <すうりょうげんてい> / あさひ
アサヒ 果実の瞬間 ブルーベリー アサヒ 果実の瞬間 ブルーベリー review
アサヒ 果実の瞬間 ブルーベリー
 恐らくイオングループ限定商品と思われる、アサヒ 果実の瞬間「ブルーベリーチューハイ」。 店頭で発見した時期から、おそらく発売日は7月12日ではないかと思われる。

 グラスに注いだ液色は、透明感のあるごく淡いすみれ色。 ブルーベリーチューハイというと、ぶどうジュースよりも濃い色のものが多いので、この薄さには驚いた。 非常に細かな気泡が少量液中に見え、炭酸はさほど強くはなさそう。
 香りは、缶を開けた瞬間からブルーベリー特有のたっぷりと甘酸っぱい香りが広がっており、 注いだグラスに鼻を近づけると、濃厚でありながらも酸味がかなり強調されたような香りがする。
 味は香りの印象どおり甘味よりも酸味がかなり強く、しっかり酸っぱい。 香水のような妖艶な香味があって、かなり個性的な味わいと言える。 甘味も決して弱いわけではないのだが、味にコクがないため、余計に酸っぱさばかりが目立つ。 アルコール感は弱い。
 果汁0.2%。アルコール分4%。原材料名:アルコール、ブルーベリー果汁、糖類(国内製造)/酸味料、炭酸、香料、バタフライピー色素。
 岩手の大地で育まれた「ブルーベリー」の果汁を閉じ込めました。 数量限定の特別な味わいです。
 「果実の瞬間」は、アサヒのナショナルブランドとしての商品はもうなく、 こうして時々販売店限定の留型商品として忘れた頃に顔を出すくらいになってしまった。 これからもこのような扱いを続けるのだろうか。
 同社の既存RTDブランドのうち、既に「カクテルパートナー」も「もぎたて」も終売。 「カルピスサワー」も往時のように限定品を頻発ということはなくなった。 「ウイルキンソン」も気づけばラインナップが縮小。 新たな売れ筋として「贅沢搾り」、「ザ・クラフト」、「ハイボリー」、「フルーツァー」などを投入しており、 時代に合わせて柔軟な戦略といえば聞こえがいいが、柱となるブランドを育てきれていないのが実情だ。
 私が思うに、独自路線で成長性があるのは「ザ・クラフト」シリーズだと思うので、 大事に育ててもらいたい。 残念なのは、圧倒的ブランド力があるにもかかわらず育てきれなかった ウイルキンソンRTD である。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:44762DAEE#UK
2022年7月20日[2]
No.9516: ニッポンのハイボール ハイ坊 / 味香り戦略研究所
 にっぽんのはいぼーる はいぼう / あじかおりせんりゃくけんきゅうじょ
ニッポンのハイボール ハイ坊 ニッポンのハイボール ハイ坊 review
ニッポンのハイボール ハイ坊
 味香り戦略研究所というところから出ている「ニッポンのハイボール ハイ坊」という商品を入手した。 調べてみると、6月20日の発売だったようである。
 芋焼酎と麦焼酎を使ったソーダ割り製品である。

 グラスに注いだ液色は、無色透明。注いでいる時、炭酸が勢いよく踊っているが、 直ぐに静まる。
 香りを嗅ぐと、確かに芋焼酎の甘い香りをベースに、少しピュアアルコールのような、おそらくそれが麦焼酎なのだと思うが、 シャープな香りが混じっている。芳醇さと爽やかさを持ち合わせている。
 口に含むと、その芋焼酎の軽い甘さと、強めのアルコール感が感じられ、さらにどういうわけか、 フルーツティーみたいな少し果実っぽい甘酸っぱさと渋味を伴う味わいがある。 特に酸味が何によるものか不思議だったが、原材料を見ると 梅酒 とあり、謎が解ける。 適度にクリスピーで、キレの良さもありながら、甘酸っぱい余韻もある。 実に複雑な味わいである。
 アルコール分7%。原材料名:芋焼酎(鹿児島県製造)、麦焼酎(鹿児島県製造)、梅酒、食物繊維/炭酸、酸味料、スモークフレーバー、香料。 販売者:(株)味香り戦略研究所 東京都中央区新川1-17-24。製造所:アシードブリュー(株)宇都宮飲料工場 栃木県下野市下石橋561。
 缶裏に、かなり長い商品説明がある。
 起源を海外に持つハイボール。ベースはモルト原酒(大麦)とグレーン原酒(トウモロコシなど)ウィスキーです。 なるほど、二つの個性ある酒をブレンドしてより深い味わいを醸す。 ニッポンであれば、それはどうなるのか。答えは芋と麦の焼酎でした。 ひとつは8年以上シェリー樽で秘蔵熟成させた芋焼酎『天使の誘惑』。 ブランデーのような魅惑的な香りに穀物を思わせるコクと甘味を持っています。 もうひとつは大麦と大麦麹で造った麦焼酎『一粒の麦』。さらりとした喉越しながら、ウィスキーに負けない骨太な旨味が。 キレ味としっかりとした土台作りには欠かせないお酒です。そして香り付けに3年熟成の梅酒を、ちょっぴり。 世界に誇れるニッポンのハイボールが出来ました。
 美味魅惑!
 それは、銘酒『宝山』で知られる西酒造から。
 上記缶裏説明で、梅酒をちょっぴり と書かれているが、とてもちょっぴりとは思えないし、 本当にちょっぴりであったとしても、かなり存在感が大きい。 梅酒らしい甘酸っぱい香味がしっかりと感じられ、それが本品の明確なキャラクターとなっている。 芋焼酎と麦焼酎を合わせたという、この製品最大のアピールポイントをも覆い隠してしまうほどである。
 むしろ、梅酒も交えた三すくみ状態だということを認識した上で飲めば、この複雑な味わいの謎が解ける。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:44762NDKY#30
2022年7月21日[1]
No.9517: −196℃ ストロングゼロ 冷凍みかん <夏限定> / サントリー
 まいなす196ど すとろんぐぜろ れいとうみかん <なつげんてい> / さんとりー
サントリー -196℃ストロングゼロ 冷凍みかん サントリー -196℃ストロングゼロ 冷凍みかん review
 サントリー・-196℃ ストロングゼロシリーズの限定品「冷凍みかん」。 発売日は、7月19日。

 グラスに注いだ液色は、ほぼ無色透明。細かな気泡が少量グラスの中を立ち昇っている。
 香りは、冷凍みかんという商品名から想像されるとおり、コクやジューシー感のあまりない、 チープな感じのオレンジ香。
 昔のストロングゼロを知っている立場からすると、 甘味料特有のだらっとした甘さが相当くどいのだろうなと思ってしまうが、 それは文字通り昔のこと。近年はきっと引き締まっているはず。そう想像しながら口に運ぶと、 やはり甘味はかなり抑制的で、苦味すら感じる。アルコール感は非常に強い。 ジューシー感がない代わりに  味は香りの印象どおりコクがなく、すっきり。甘味料特有の甘さは必要最小限度に抑え込まれている。 但し、アルコール感は非常に強く、とろっとした舌触り。
 アルコール分9%。プリン体ゼロ。糖類ゼロ。みかん果汁0.6%。みかん浸漬酒使用。 原材料名:みかん、ウオツカ(国内製造)/炭酸、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
 缶に注意書きとして「冷凍庫に入れないでください。」とある。 冷凍みかんという商品名だから凍らせてもいいのかと考える人がいるかもしれないが、炭酸入りだから凍らせるのは厳禁だ。
 なお、前回販売は 2019年7月で、約3年ぶりの登場となるが、 中身は変わっていないようである。パッケージも細部を除き、ほぼ変わらない。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:44763DAEE#02
2022年7月21日[2]
No.9518: トーキョーハイボール 梅風味 / 合同酒精
 とーきょーはいぼーる うめふうみ / ごうどうしゅせい
GODO トーキョーハイボール 梅風味 GODO トーキョーハイボール 梅風味 review
GODO トーキョーハイボール
 GODO「トーキョーハイボール」の現行品。
 当サイトでは、旧製品を3年ほど前に取り上げているが、リニューアル後の製品は未入手であったところ、 当サイトのご協力者 森康哲さん から寄贈されたものである。 リニューアルは、2020年3月だったらしいので、もう2年以上前である。

 グラスに注いだ液色は、ほんのり淡いゴールド。 注いでいる時は炭酸が音を立てて踊り、その後もグラスの中を気泡が立ち昇っている。
 香りは、梅と言っても非常に大人しく、上品である。
 味はほぼ甘味がなく、梅らしい軽い酸味がほのかに感じられる。 コクがなく、すっきりと透明感のある味。コクがないというのは決して悪い意味ではなく、 一般的な梅味チューハイによくある、べたっとしたくどさがないということである。 アルコール感は強からず弱からず。後味も爽やか。
 アルコール分7%。果汁0.5%。糖質ゼロ。甘味料ゼロ。原材料名:梅果汁、りんご果汁、甲類焼酎(国内製造)/炭酸ガス、 酸味料、香料、カラメル色素。
 缶裏には、次のような説明文がある。
 トーキョーハイボールとは?
 東京の下町で昔から愛されている、梅風味のドライなチューハイです。 "元祖"チューハイの味を、食事と一緒にお楽しみください。
 「梅感アップ!」と表記があるように、従来品 と比べ果汁が0.1%から0.5%へと増えた一方、 アルコール度数が9%から7%に下がっている。 確かにはっきりと梅を感じるようになり、アルコールのボリューム感は減ったので、 全体的に爽やかに変貌した。
 2019年の発売当初は、単に トーキョーハイボール という商品名で登場したが、 その後姉妹品として トーキョーハイボール しそ梅風味 が発売されたので、 翌年のリニューアルを機に、商品名に「梅風味」がついた。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:44763PRST#UK
2022年7月22日[1]
No.9519: TOKYO CRAFT 爽やかI.P.A. <限定醸造> / サントリー
 とうきょうくらふと さわやかあい・ぴー・えー <げんていじょうぞう> / さんとりー
サントリー TOKYO CRAFT 爽やかI.P.A. サントリー TOKYO CRAFT 爽やかI.P.A. review
サントリー TOKYO CRAFT 爽やかI.P.A.
 サントリー TOKYO CRAFTシリーズの夏限定「爽やかI.P.A.」。発売日は、7月12日。

 グラスに注いだ液色は、中程度の黄金色。IPAにしては薄い部類。 泡は純白で非常にきめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちも良い。
 香りはIPAらしくフルーティで甘いが、ボリューム感はあまりなく軽快。
 味はまず軽快な酸味が目立ち、重たさはない。甘さやまったり感もなく、爽やかなのだが、 苦味はぐっと来る。さらに適度なキレがある。 但し、飲み込んだ後に若干の苦味と酸味が残る。
 アルコール分5%。原材料名:麦芽(外国製造)、ホップ。
 3種のホップによるキリッとした爽やかな香りとキレのよい苦味で爽快さを感じるビールです。
 IPAに"爽やか"という形容がつくイメージが沸かなかったが、 飲んでみれば確かに夏向きの爽やかな味わいであり、しかもIPAらしい苦味もある。 ただ、最後にその苦味がずしっと居座らないところが、爽やかたる所以であろう。
種別 ビール
CODE:44764FMMTS#10
2022年7月22日[2]
No.9520: WINE CAFE 夏の白ワインソーダ <夏限定> / サントリー
 わいんかふぇ なつのしろわいんそーだ <なつげんてい> / さんとりー
サントリー WINE CAFE 夏の白ワインソーダ サントリー WINE CAFE 夏の白ワインソーダ review
 サントリー WINE CAFE シリーズの夏限定品「夏の白ワインソーダ」。 発売日は6月28日。

 グラスに注いだ液色は、極めて淡いイエローゴールド。 注いでいる時、大粒の気泡が踊り、その後は細かな気泡がグラスの中を立ち昇っている。
 香りは、シャルドネ種の白ワインのようにフルーティで甘く、そこにレモンのやや尖った柑橘香が乗っている。 爽やかだが、やや甘そう。
 味は香りの印象ほど甘くなく、鋭い酸味が効いている。ワインよりもレモンの主張のほうが強いようだ。 軽い苦味もあり、爽やかな味わい。アルコール感は最初弱く感じるが、だんだん実感される。 キレが良く、まさに夏向きの味。
 アルコール分5.5%。 原材料名:濃縮還元ぶどう果汁(外国産)、濃縮レモン果汁(外国産)/炭酸、酸味料。 販売者:サントリーワインインターナショナル(株)。
 ワインベースのR.T.D.としては極めて爽やかで、あまりワイン感のない仕上がりになっているが、 季節商品としては、これでいい。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:44764DAEE#24

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