2022年11月23日[1]
No.9721: ジムビーム トニックハイボール ライム / サントリー
じむびーむ とにっくはいぼーる らいむ / さんとりー
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11月15日にファミリーマート限定で、「ジムビーム トニックハイボール」2種が発売された。
そのうち、今日は「ライム」を飲んでみたい。
グラスに注いだ液色は、極めて薄い黄色で、とてもウイスキーとは思えない。
缶入りハイボールの中でも、相当薄い部類である。
気泡はそんなに多くなく、炭酸はあまり強く成さそう。
香りは、実にジムビームらしい草っぽいグレーンウイスキーの香りが主体。
そこに若干甘酸っぱい柑橘香が混じっている。
ライムと知らずに嗅げば、きっとライムだとはわからない。
味はわりと甘みがあり、これはウイスキー由来というより添加された糖類の甘さだと思うが、
その甘さとライムの酸味がうまくバランスしている。アルコール感は強くなく、軽快な飲み口。
但し、飲み込んだ後にはしっかりバーボンらしい香味が残る。
アルコール分5%。果汁0.1%。
原材料名:ウイスキー(アメリカ製造)、スピリッツ、ライム、糖類/炭酸、酸味料、香料。
この製品は、5人組バンド ジェニーハイ
(ドラム:小籔千豊、ベース:くっきー!(野性爆弾)、ギター&プロデュース:川谷絵音、キーボード:新垣隆、ボーカル:中嶋イッキュウ(tricot))
と サントリー ジムビーム がコラボし、今回ファミマで販売されることとなったもので、
同バンドのミュージックビデオにリンクするQRコードも缶裏にある。
タレントさんは色んなことをやっているんだなあ(やらされてる?)と、改めて感心する。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44888FMMTS#08 |
2022年11月23日[2]
No.9722: ゼロサワー グレープ <数量限定> / サンガリア
ぜろさわー ぐれーぷ <すうりょうげんてい> / さんがりあ
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今週から店頭に並び始めている LAWSON限定のサンガリアゼロサワーシリーズの「グレープ」。
昨年 は10月に発売されたものであるが、今年の発売日は11月22日のようである。
グラスに注いだ液色は、透明感のあるごく淡いピンク色。
ぶどうとしてはかなり薄い。
注いでいる時、炭酸が音を立てて踊っているが、程なくして静まる。
香りはころっと甘く、人工的な感じのぶどう香。
口当たりはすっきりとし、香りの印象ほど甘くはない。
さらっとして、ボリューム感のない味わい。渋味も弱い。
アルコール感もほどほど。適度なキレがある。飲み込んだ後には、穏やかな甘味が口に残る。
アルコール分5%。果汁1%。糖類0。プリン体0。
原材料名:ぶどう果汁、ウォッカ(国内製造)/炭酸、酸味料、香料、
甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
製造者:株式会社 日本サンガリアベバレッジカンパニー 大阪市東住吉区中野4-2-13。
製造所:三重県伊賀市依那具字柳原844-1。
このゼロサワーシリーズは、安定して非常に無難な味わいなので、
コンビニで安価に入手できる缶チューハイとしては申し分ない。
フレッシュ感、果汁感などはほぼなく、最近トレンドの無糖やドライテイストでもないが、
このクラシカルでチープな感じこそが、このシリーズの持ち味である。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44888LSEE#01 |
2022年11月24日[1]
No.9723: オリオン ザ・プレミアム / オリオン
おりおん ざ・ぷれみあむ / おりおん
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10月25日に発売された オリオン「ザ・プレミアム」。
当然ながら、同社の通常販売エリア内(沖縄県及び奄美群島地区)での販売となり、
それ以外の地域では基本的に入手できない。
とはいえ、私が今回入手したのは、沖縄県産品を扱う わしたショップ である。
グラスに注いだ液色は、しっかり深い黄金色で、
かなりオレンジがかっている。泡もほんのり黄色っぽく色づき、
力強く盛り上がって、泡持ちも悪くない。
香りは、ぎっしり凝縮感のある力強いモルトのニュアンス。
そこにふわっと爽やかなホップ由来の香りが乗っている。
一瞬の隙もないような力強さで押してくる。
味も香りの印象通り濃密。苦味と渋味がビシッと強いかと思いきや、
ほろほろっと甘味が広がり、その分厚さが渋味や苦味の尖りを包み込んでいる。
ジューシーで奥深い味わい。
飲み込んだ後には、甘い余韻とともに、しっかり渋味も残っている。
アルコール分5%。原材料名:麦芽(外国製造)、ホップ、大麦。
缶裏に、次の説明文がある。
オリオン ザ・プレミアム の開発は新しいビール酵母の探求から始まりました。
沖縄の自然に自生している3,000種類の酵母を集め、その中から選び抜いたのが
"沖縄酵母OB-001"です。
新酵母がつくり出す香りと味わいを、良く冷やしてご堪能ください。
新酵母ゆえの特徴なのかどうかはわからないが、非常に力強く凝縮感のある味わいでありながら、
滑らかな口当たりと柔らかな風味の広がりがある。少しワイルドなところもある。
見所の多いビールだが、それだけに少し飲み疲れるところがある。
短時間でゴクゴク飲むのではなく、あえて温度が上がるのを待つくらいにゆっくりと味わいたい。
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ビール
CODE:44889WALIUM#02 |
2022年11月24日[2]
No.9724: 焼酎ハイボール 強烈みかんサイダー割り <限定生産> / 宝酒造
しょうちゅうはいぼーる きょうれつみかんさいだーわり <げんていせいさん> / たからしゅぞう
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タカラ焼酎ハイボールの限定品「強烈みかんサイダー割り」。
発売日は、11月22日。
グラスに注いだ液色は、ごく淡いレモン色。
注いでいる時、炭酸が大きな音を立て、その後は細かな気泡が多量グラスの中を立ち昇っている。
香りは、柔らかで甘味もありそうな柑橘香。焼酎ハイボールにしては、かなり甘く優しい部類。
ところが、口に含んでみると、ほとんど甘さを感じない。
ほぼ味がないと言っていいくらいにシャープな飲み口。
ビリビリと強烈な炭酸。みかんらしいほのかな甘さは確かに感じられるが、
はっきり甘いと言うほどの味はない。アルコール感が強いが、後キレも抜群。
アルコール分7%。無果汁。プリン体ゼロ。糖質ゼロ。甘味料ゼロ。
原材料名:焼酎(国内製造)、みかんエキス、糖類/炭酸、酸味料、香料、カラメル色素、ヘスペリジン。
前回発売が今年の2月だったから、なんと9か月のインターバルで再登場ということになる。
前回評判がとても良かったのだろうか。みかんフレーバーなので、
本格的な冬になる前に出しておいた方が良いという判断なのだろうか。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44889LSEK#02 |
2022年11月25日[1]
No.9725: ジムビーム トニックハイボール オレンジ / サントリー
じむびーむ とにっくはいぼーる おれんじ / さんとりー
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11月15日にファミリーマート限定で、「ジムビーム トニックハイボール」2種が発売された。
先日既に ライム を飲んでいるが、今日はもう一つの「オレンジ」を。
グラスに注いだ液色は、かすかに濁りのある薄黄色。
気泡はそんなに多くなく、炭酸はあまり強くなさそう。
香りは、先日飲んだライムとは若干異なり、オレンジの甘い香りが強い。
ジムビームらしい草っぽいウイスキーの匂いがオレンジと拮抗しており、バランスが良いと感じる。
味は香りの印象通り甘みがあり、オレンジ味と溶け合う。
アルコール感はほどほどで、軽快。飲み込んだ後には、しっかりバーボンらしい香味が残るところはさすがである。
アルコール分6%。果汁0.1%。
原材料名:ウイスキー(アメリカ製造)、スピリッツ、オレンジ、糖類/炭酸、酸味料、香料。
バーボン好きも満足できるしっかり本格感のある味わい。2種飲んだうち、
味わいバランス的にはこちらオレンジの方が良いと感じたが、ライムのシャープさも捨てがたい。
ただ、ふだんジャパニーズブレンデッドウイスキーがベースの飲みやすい製品(例えばトリスハイボールなど)
しか飲まないような人には、あまりお勧めしない。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44890FMMTS#10 |
2022年11月25日[2]
No.9726: サッポロ黒ラベル 第67回有馬記念缶 / サッポロ
さっぽろくろらべる だい67かいありまきねんかん / さっぽろ
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サッポロ黒ラベルの「JRA 第67回 有馬記念缶」。発売日は、11月15日であった。
毎年続いているデザイン缶だが、遭遇する機会は多くなく、
当サイトで前回掲載したのが2019年の 第64回 だったので、3年ぶり。
たまたまLAWSONで売られていたため、購入した。
なお、中身は通常の黒ラベルなので、味のレビューは割愛する。
アルコール分5%。原材料名:麦芽(外国製造又は国内製造(5%未満))、ホップ、米、コーン、スターチ。
今年の缶に描かれているのは、昨年(2021年)の有馬記念を制覇したエフフォーリアと横山武史騎手とのこと。
競馬をはじめとしてギャンブルを一切やらない私にはまったく知識がなく興味もない世界だが、
ビールと美しいデザイン缶は大好きなので、購入した。
サッポロさんは様々な団体とコラボし、このようなデザイン缶を多数リリースしているが、
毎回そのコストに見合うだけの追加利益を上げることができているんだろうかと、少々心配になる。
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ビール
CODE:44890LSEE#10 |
2022年11月26日[1]
No.9727: 金麦 深煎りのコク <限定醸造> / サントリー
きんむぎ ふかいりのこく <げんていじょうぞう> / さんとりー
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サントリー金麦の期間限定派生商品「深煎りのコク」。発売日は、11月22日。
昨年もこの時期に出ていたものである。
グラスに注いだ液色は、深いアンバー(琥珀色)。いや、焦げ茶と言ったほうがいいくらいに濃い。
しかし、透過性はある。
泡はベージュ色できめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちも良い。
香りは、深煎りの名を冠しているだけあって、ロースティだが、それほど焦げた感じもない。
甘く優しい印象。
味は柔らかな香ばしさ、甘味、渋味がそれぞれバランスよく並立。
コクが乏しい点は新ジャンルとして致し方ないが、焙煎香優勢のために雑穀臭などは隠れている。
適度なキレ。飲み込んだ後には、ほんのり甘味、しっかり苦味と渋味が残る。
アルコール分6%。焙煎麦芽仕込。原材料名:発泡酒(国内製造)(麦芽、ホップ、糖類)、スピリッツ(小麦)。
味は 昨年 と概ね同じと感じた。ただ、泡持ちは今年の方が良いように思ったのだが、
おそらく温度とかグラスのきれいさとか、条件が異なるからだろう。
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新ジャンル
CODE:44891SEST#04 |
2022年11月26日[2]
No.9728: ハイリキ レモン 「昭和の活気みなぎるチューハイ」デザイン缶 / アサヒ
はいりき れもん 「しょうわのかっきみなぎるちゅーはい」でざいんかん / あさひ
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先日(11/22)から、このハイリキが、なんとLAWSONの「お試し引換券」対象商品となっており、
120ポイントで引き換えてきた。
新商品が対象となることの多いお試し引換券に、このレトロな商品が登場したのは、結構珍しいことである。
通常のハイリキ缶だと思って入手したが、缶裏にこれまでには見られなかった記述があり、
今回改めてリリースされたものであろうと思う。
中身は通常のハイリキなので、味のレビューは割愛する。
果汁4.3%。アルコール分7%。有機レモン果汁使用。
有機農産物6%使用(水を除いた全原材料中の有機農産物の使用割合)。
原材料名:焼酎(国内製造)、レモン果汁、糖類/炭酸、香料、酸味料。
[素材へのこだわり] @有機レモン果汁使用、A焼酎使用、B純水使用
缶裏には、次のような記載がある。
昭和の活気みなぎるチューハイ
昭和58年に作られた元祖チューハイブランドハイリキ。
グッとくる酒質とキリッとしまる味わいはホルモンとの相性を追求した味わいなのだ。
チューハイのパイオニアとして、ハイリキは後世に残して欲しい銘柄だと私は思っているので、
こうしてコンビニに大量供給する機会は貴重である。
「今、昭和レトロブームだから、それを前面に押し出し、もう一度ハイリキを蘇らせましょうよ。」
アサヒさんの社内会議で、若手からそんな発言があったのではないかと想像してしまう。
販売価格が高いのだから、コンビニ展開は正解。若いファンが増えることを期待する。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44891LSEE#04 |
2022年11月27日[1]
No.9729: こだわり酒場のレモンサワー あらごし <限定> / サントリー
こだわりさかばのれもんさわー あらごし <げんてい> / さんとりー
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サントリー こだわり酒場のレモンサワー シリーズの限定商品「あらごし」。
発売日は、11月22日。
グラスに注いだ液色は、しっかりと白濁。
ゆえに、炭酸の気泡はあまり見えない。
香りは、通常版の こだわり酒場 と比べて、かなりフレッシュ感の強いレモン香。
酸っぱそうで、弾ける感じの香り。
味は香りの印象通り、尖りのある酸味がまず感じられるが、甘さもわりとしっかり付いている。
よって、それほど飲みにくい感じはない。「あらごし」の名の通り、
搾ったままのレモンのようだが、そのわりに甘味がしっかり強い。
飲み込んだ後には、渋味も残る。
アルコール分7%。果汁1%。
原材料名:レモン、スピリッツ(国内製造)、焼酎、糖類/酸味料、炭酸、香料。
かなりジューシーで甘酸っぱいので、通年品と比べると、こちらは食事には少し合わせづらいかもしれない。
ただ、こういったキャラクターのものもありますよという、多様な選択肢を与える意味では良いのだと思う。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44892LSUHCH#05 |
2022年11月27日[2]
No.9730: 有機農法ビール / 日本ビール
ゆうきのうほうびーる / にっぽんびーる
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缶に "有機農法 Fuji beer"、"Organic Fuji Beer" とあり、
それが商品名のようだが、原材料表記と同じ面に、「商品名:有機農法ビール」との表記があるから、
そちらが正式商品名ということなのだろう。
それならば、当サイトでこれまでに何度か取り上げているので、リニューアル品ということになろう。
グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。泡は純白できめ細かく、当初は非常によく盛り上がって、
泡持ちも悪くない。
香りは、爽やかなホップ香とともに、米のような穀物っぽいモルト香も強い。
あまりに餅米みたいなニュアンスが強いので、副原料に米を使っているものと思ったのだが、
確認すると副原料は使われていない。
味は苦味がガシッと強いのだが、コクは今一つであり、むしろ繊細さも持ち合わせている。
香りに感じた穀物っぽい、土臭い感じとともに、軽い酸味も感じる。
適度なキレ。飲み込んだ後には、苦味と酸味が口に残る。
アルコール分5%。原材料:有機麦芽(ドイツ製造)・有機ホップ。
製造場:日本ビール醸造株式会社 静岡県沼津市蓼原町9番3号。
販売者:日本ビール株式会社 東京都目黒区上目黒1丁目8番10号。
有機栽培された大麦100% 有機栽培されたホップ100%
前回飲んだのは 2017年なので、およそ5年前。缶デザインはだいぶ変わった。
今回の缶には葛飾北斎の赤富士が大きくプリントされているため、Fuji Beer というニックネームのようなものがつけられたのだろう。
製造者の日本ビール醸造は静岡県沼津市の会社だから、あながち的外れのネーミングではない。
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ビール
CODE:44892PYSO#UK |
2022年11月28日[1]
No.9731: ザ・ドラフト いちばん桜 <特別醸造> / オリオン
ざ・どらふと いちばんざくら <とくべつじょうぞう> / おりおん
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11月15日に発売された オリオン「ザ・ドラフト いちばん桜」。
毎年この時期に出ているものであるが、昨年まで "いちばん桜 PREMIUM" という商品名であった。
グラスに注いだ液色は、しっかり深い黄金色。淡い琥珀色と言ってもいい。
泡はほんのりベージュ色できめ細かく、
当初はよく盛り上がって、泡持ちも悪くない。
香りは、少し青臭いというか緑っぽい感じがあり、これが桜なのかと思う。
ベースにモルトの穀物っぽい匂いがあり、それらが重なり合い、ホワイトチョコみたいな甘さも生じている。
味は強めの苦味が感じられ、同時に青臭さ(桜の花?)を伴う甘さが広がる。非常に上品で繊細。
甘味は弱く、キレがある。
アルコール分5%。沖縄県産桜の花使用。
原材料名:麦芽(外国製造)、ホップ、大麦、乾燥桜花。
まるで沖縄の桜のように、ほんのり赤く美しく、香り華やか。コクのある贅沢な味わい。
この時期だけの特別なビールで、至福のひとときを。
過去最大量の桜の花を使ったとのことであり、それが味にしっかり反映されている。
昨年まではビールのボリューム感が前面に出ていたが、今年は桜の花の華やかさ、
青臭いニュアンスがしっかり感じられ、繊細さがある。
商品名に負けない内容となった。
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ビール
CODE:44893WALIUM#13 |
2022年11月28日[2]
No.9732: 沖縄ハイボール シークヮーサー / 合同酒精
おきなわはいぼーる しーくゎーさー / ごうどうしゅせい
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GODO「沖縄ハイボール シークヮーサー」。
今年の7月26日に発売されたものなので、既に4か月ほど経過している。
グラスに注いだ液色は、無色透明。多量の細かな気泡がグラスの中を立ち昇っている。
香りは、シークヮーサーらしい爽やかで青臭い柑橘香と、泡盛の香りが非常に良くマッチしている。
味はすっきりとして、甘さは弱い。キレのある強い酸味。
香りに感じたように、シークヮーサーのグリーンな感じが泡盛のアルコール感にうまく溶けている。
この相性は抜群である。飲み込んだ後には、強い酸味とほんのり甘味が残る。
アルコール分5%。果汁0.2%。
原材料名:シークヮーサー果汁(沖縄県産シークヮーサー)、ウォッカ、泡盛、果糖ぶどう糖液糖/酸味料、炭酸ガス、香料。
原料原産地名:国内製造(ウォッカ)。
沖縄県産シークヮーサーの果汁を使用し爽やかですっきりとした味に仕上げました。
さらに首里最古の蔵元の泡盛"首里天"を使用することで芳醇な香りとコクを加えました。
シークヮーサーを用いた缶チューハイには、焼酎ベース、ウォッカベースなど多々あるが、
これほどバランスよく仕上がっているものは少ない。
泡盛がシークヮーサーに合うのは周知のこととはいえ、
ここまで互いを引き立て合っている泡盛ベースチューハイは少ない。
試行錯誤の上、開発されたであろうことが忍ばれる。
琉球泡盛"首里天"(すいてん)は、オエノンが販売している銘柄なので、
自社で元々扱っている商品をベースに開発したR.T.D.ということである。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44893KSES#125 |
2022年11月29日[1]
No.9733: ヱビス ホップテロワール <限定醸造> / サッポロ
ゑびす ほっぷてろわーる <げんていじょうぞう> / さっぽろ
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11月22日にサッポロから発売されたヱビス「ホップテロワール」。
グラスに注いだ液色は、しっかりめの黄金色。
泡はほぼ白色できめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちも良い。
香りは、ハーブとフルーツと穀物が混じり合ったような、清々しくも複雑な香り。
まさにホップの魅力が満載である。白ワインにも似た高貴さがある。
味もホップのキャラクターが前面に出て、苦味が強いながらも非常にジューシーでフルーティ。
奥深く、強いコクがある。苦味だけでなく、渋味も強いところがヱビスらしい。
飲み込んだ後にも、芳しい香味とともにしっかり苦味や渋味が残る。
アルコール分5%。原材料名:麦芽(外国製造又は国内製造(5%未満))、ホップ。
缶裏に、次の説明がある。
<テロワールとは>
土壌の個性や気候タイプ、地形の特徴などを表します。
<ホップの物語> 〜皇帝カール4世が愛したホップ〜
チェコ ボヘミア地方で最古の町の一つ"ジャテツ"。ホップ栽培において千年以上の歴史があり、
山脈に囲まれた穏やかな気候で、ビールとホップの聖地であるチェコの中でも最も良質な土壌です。
時の皇帝カール4世は、この地のホップを愛し、その菌の持ち出しを厳格に禁じたといいます。
この地で採れる伝統的なホップ"ザーツホップ"。最高級と称される香り高いホップです。
本商品では贅沢に100%使用し、品のある華やかな香りと苦味、そして芳醇な味わいに仕上げました。
シングルホップのおいしさとその畑の物語をお楽しみください。
ここまでホップを前面に出し、缶体の色もそのイメージの緑。
ヱビスらしからぬ商品と思いきや、ヱビスブランドにふさわしい凝縮感や力強さがある。
素晴らしい"作品"と呼びたい。
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ビール
CODE:44894KSES#07 |
2022年11月29日[2]
No.9734: 広島レモンハイボール 濃いめ / サクラオB&D(製造者:三幸食品工業)
ひろしまれもんはいぼーる こいめ / さくらおBあんどD
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当サイトで昨年、サクラオB&D(旧中国醸造)の 広島レモンハイボール を掲載しているが、
つい先日、この「濃いめ」を発見した。調べてみると、発売は10月4日だったようである。
グラスに注いだ液色は、やや濁りのあるくすんだオレンジ色。
アイスレモンティーのような見た目であり、この点は 通常版 と同じ。
香りは、しっかりウイスキーのピート臭が強い。この点も 通常版 と同じ。
今のところ、濃いめならではの特徴はあまり感じられない。通常版が既にして強烈な香りだったからだが。
味は香りの印象通り、非常にピーティーな風味が強く、レモンの爽やかさはわずか。
甘さはほぼない。一般的にピート臭の例えによく用いられる正露丸みたいな香味が強く、
飲み込んだ後に残るレモンのほんのりとした酸味を凌駕している。
アルコール分9%。
原材料名:レモン浸漬酒(国内製造)、ウイスキー、スピリッツ、果糖ぶどう糖液糖、食物繊維/炭酸、カラメル色素、香料。
販売者:(株)サクラオブルワリーアンドディスティラリー 広島県廿日市市桜尾1-12-1。
製造所:三幸食品工業(株) 広島県東広島市安芸津町三津4215-3。
通常版にはあった果汁表記がこちらにはないと思ったら、果汁は使われておらず、
レモン浸漬酒のみである。その代わりに、スピリッツが追加されていることから、
これが度数のかさ上げ(7%→9%)に役立っていることが推測される。
ウイスキーの濃さがあまり変わらない感じなのに度数がアップしている理由は、ここにあるのではないかと思う。
いずれにせよ、昨年レビューした7%の通常版も、こちら9%の濃いめも、ウイスキーらしさがしっかりと感じられ、
ウイスキー好きも満足する商品であることに変わりはない。
糖類や香料が使われていて、どうせ人工的な味づくりじゃないかとの批判があるかもしれないが、
しょせん缶入りハイボールであるし、ウイスキーと炭酸だけで味を調え、変質しないクオリティに仕上げることが難しく、
コストに見合わないことだとするなら、糖類や香料を用いることは、製品化技術として肯定されるべきことである。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44894YMMS#56 |
2022年11月30日[1]
No.9735: すらっと 和柑橘サワー <期間限定> / アサヒ
すらっと わかんきつさわー <きかんげんてい> / あさひ
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アサヒ すらっと の冬限定「和柑橘サワー」。発売日は、11月22日。
グラスに注いだ液色はほんのりと黄色く、かすかに濁りがある。
液体の中に大粒の果粒(グレープフルーツ)が少量浮遊している。
香りは、苦味が強そうで、ジューシーさを伴う柑橘香。
味は香りの印象どおり苦味が強く、酸味も適度にあるものの、甘味料特有の甘さがかなり目立つ。
果汁らしいコクやジューシー感は乏しい。飲み込んだ後にも、柑橘の皮のような強い苦味と、
だらっとした甘味が引っかかるように口に残る。
果汁1%。アルコール分3%。
原材料名:アルコール(国内製造)、日向夏果汁、果粒(グレープフルーツ)、なつみかん果汁、
糖類/炭酸、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
昨年 もこの時季に出ていたが、昨年は用いている柑橘が 日向夏&たんかん だった。
今年はたんかんの代わりに 甘夏が採用されているため、より一層コクがなくなったのかもしれない。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44895DAEE#08 |
2022年11月30日[2]
No.9736: アサヒ生ビール 黒生 知る人ぞ知る"ストーリー缶" / アサヒ
あさひなまびーる くろなま しるひとぞしる"すとーりーかん" / あさひ
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先日、アサヒ生ビール「知る人ぞ知る"ストーリー缶"」を取り上げたが、
黒生のほうも入手したので紹介したい。
裏面に、製品に関するエピソードが綴られた特別な缶である。
中身は通常商品のため、味については 既掲載記事 を参照されたい。
アルコール分5%。原材料名:麦芽(外国製造、国内製造)、ホップ、米、コーン、スターチ。
缶裏記載のエピソードは、次のとおりである。
1982年に生まれた「アサヒ黒生」。黒ビール特有の芳しい香りとやや甘味のあるまろやかな味わいに加えて、
黒生にマルエフを半分加える「ハーフ&ハーフ」や、知る人ぞ知る裏メニューとも言える「ワンサード(マルエフ2:黒生1)」
といった飲み方など、限られた飲食店で今でも愛されています。混ぜ合わせかたによって味の可能性は無限大。
2つのビールで生ビールのたのしみがもっと広がりますように。そんな思いが「黒」の文字の形に込められています。
ハーフ&ハーフ や ワンサード など、アレンジはとても楽しそうだけれど、
それをするためには結局2本飲まなくてはならないため、日々チューハイも飲んでいる私には、
なかなか機会がみつからない。これまで、プレモルなどでは行ったことがあるので、
アサヒ生ビールでもいつか実行したいものだ。
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ビール
CODE:44895DAEE#UK |
2022年12月1日[1]
No.9737: サッポロ黒ラベル 第99回箱根駅伝缶 / サッポロ
さっぽろくろらべる だい99かいはこねえきでんかん / さっぽろ
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毎年、年末年始に向けて投入される サッポロ黒ラベル「箱根駅伝缶」。
今年の発売は11月29日であった。
この時期の黒ラベルのすべてがこれに入れ替わるわけではなく、あくまでも数量限定投入なので、
入手できない年もあるのだが、今年は、近所のスーパーで購入することができた。
中身は通常の黒ラベルなので、味のレビューは割愛する。
アルコール分5%。原材料名:麦芽(外国製造又は国内製造(5%未満))、ホップ、米、コーン、スターチ。
缶には、出場校名が記載されている。
青山学院大学、順天堂大学、駒澤大学、東洋大学、東京国際大学、中央大学、創価大学、國學院大學、帝京大学、
法政大学、大東文化大学、明治大学、城西大学、早稲田大学、日本体育大学、立教大学、山梨学院大学、
専修大学、東海大学、国士舘大学、関東学生連合。以上の20大学+1(学連)である。
なお、箱根駅伝の正式名称は、缶にも書かれているとおり「東京箱根間往復大学駅伝競走」である。
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ビール
CODE:44896DAEE#02 |
2022年12月1日[2]
No.9738: 船橋なしサワー <限定出荷> / 合同酒精
ふなばしなしさわー <げんていしゅっか> / ごうどうしゅせい
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イオン限定商品である「船橋なしサワー」の第4弾。千葉県船橋市の非公認キャラクター「ふなっしー」とのコラボ商品である。
発売日は、11月14日。
グラスに注いだ液色は、わずかに白濁。細かな気泡が少量グラスの中を断続的に立ち昇っている。
香りは、かなりナチュラルな和梨。ツンと甘い香りが立っている。
口当たりはほんのり甘いが、炭酸のピリッとした刺激が引き締める。
適度にジューシーだが、甘味にはボリューム感があまりなく、さらっとした味わい。
アルコール感も弱い。
アルコール分3%。果汁2%。
原材料名:梨果汁(千葉県船橋市産梨)、ウォッカ、果糖ぶどう糖液糖/炭酸ガス、
酸味料、香料。原料原産地名:国内製造(果糖ぶどう糖液糖)。
製造者:合同酒精株式会社 千葉県松戸市上本郷字仲原250番地。
船橋なしサワー第四弾
地域団体商標認定「船橋のなし」
2022年に収穫された"豊水"の果汁を使用したこだわりのサワーです。爽やかな甘味をお楽しみください。
シリーズ第4弾であり、4年続けて発売されているものである。それだけよく売れているのだろう。
第1弾 は果汁1%、第2弾 と
第3弾 は果汁0.5%であったが、
今回は2%と過去最高。その分、フルーティ感は確かに増しているようだ。
果汁が増えれば単純にコストは上昇するだろうし、味わいも今回のものが過去最高と言っていいだろう。
なお、シリーズ初年の2019年には、コーラを使った ブラック梨サワー
という商品も出されたが、1度きりで終わっている。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44896DAEE#17 |
2022年12月2日[1]
No.9739: クリアアサヒ 冬日和 <冬限定> / アサヒ
くりああさひ ふゆびより <ふゆげんてい> / あさひ
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クリアアサヒの冬季限定派生商品「冬日和」。
発売日は、11月29日。
グラスに注いだ液色は、新ジャンルにしては濃いめの黄金色。
泡はほぼ白色で概ねきめ細かく、当初よく盛り上がって、泡持ちも悪くはない。
香りは、新ジャンルらしい甘い匂いが最初に立つ。冬仕様の製品ということで、
新ジャンルで濃い味わいを目指すと、どうしてもこうなってしまうのだ。
味は香りの印象ほど重たくはなく、適度にスッキリ。ただ、ほんのり甘いニュアンスはクリアアサヒらしいキャラクターであり、
そこに強い渋味と苦味がプラスされたような味わい。
ビールの重たさとはちょっと違う。
飲み込んだ後には、収斂性のある苦味、渋味が口中に残っている。
アルコール分5%。原材料名:発泡酒(国内製造)(麦芽、ホップ、大麦、コーン、スターチ)、スピリッツ(大麦)。
昨年は 冬みやび、
一昨年は 冬の旨口 という製品であったが、
基本的にキャラクターは近い。寒い季節向けに飲み応えを出しつつ、スッキリ感も求めると、
こういう味わいになるのだろう。
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新ジャンル
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2022年12月2日[2]
No.9740: 全農 岡山白桃&瀬戸内レモンサワー / 全国農協食品(製造:三幸食品工業)
ぜんのう おかやまはくとう あんど せとうちれもんさわー / ぜんこくのうきょうしょくひん
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全農のチューハイは、これまでにもいくつか取り上げており、
そのいずれもセブンイレブンで購入したものだったが、今回も近所の同店でこれをみつけた。
「岡山白桃&瀬戸内レモンサワー」である。
調べてみると、10月26日に中四国・九州エリアのセブンイレブン約4,000店にて先行発売し、
その後、関西エリアにも販売拡大とのこと。
グラスに注いだ液色は、しっかり濁りのある薄黄色で、ややオレンジがかっている。
この見た目からは、桃果汁が多そうである。
気泡は少なく、炭酸はあまり強くなさそうに見える。
桃のイメージのまま香りを嗅いで、少し驚く。
レモンの尖った酸っぱそうな匂いが強いのだ。その奥に、ほんのり白桃の甘い香りの存在がある。
味はレモンの酸の尖りとともに、白桃の優しい甘さが同時に、それも同じような強さで押す。
どちらも負けていない。酸っぱいのに、甘く優しい、不思議な味わい。
絶妙なバランス。飲み込んだ後も、酸と甘味の双方が余韻として残る。
岡山県産白桃/広島県産レモン使用。
果汁12%。白桃81%以上、レモン18%以上(果汁に占める割合)。アルコール分4%。
原材料名:桃ピューレ(白桃(岡山県産))、レモン果汁(レモン(広島県産))、果糖ぶどう糖液糖(国内製造)、
ウオッカ、難消化性デキストリン/炭酸、酸味料。
販売者:全国農協食品株式会社 東京都渋谷区千駄ヶ谷5-32-10。
製造所:三幸食品工業株式会社 広島県東広島市安芸津町三津4215番地3。
岡山県産の白桃と広島県産レモンをブレンド。瀬戸内地方の恵みが詰まった爽やかなサワーです。
桃を使ったチューハイというのは、甘ったるくなりがちであるが、
この製品はレモンとブレンドすることで酸味をプラスし、さらに両者がぶつかり合わないような最適バランスを実現している。
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チューハイ・カクテル等
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