2022年12月23日[1]
No.9781: 果実の瞬間 温州みかんチューハイ <数量限定> / アサヒ
かじつのしゅんかん うんしゅうみかんちゅーはい <すうりょうげんてい> / あさひ
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イオングループ限定商品とみられる アサヒ 果実の瞬間「温州みかんチューハイ」。
正確な発売日はわからないが、先週くらいから店頭で見るようになった。
グラスに注いだ液色は、やや濁りのある薄黄色。
気泡は少なく、炭酸は弱そう。
香りは、やさしい甘さを湛えた柑橘香で、みかんらしいのだが、
あまりジューシー感やフルーティさはない。人工的な香りである。
味は香りの印象どおり甘味が強く、果汁感とかコクはない。
甘さがやや引っかかるが、軽い苦味も伴う。アルコール感は弱い。
果汁0.5%。アルコール分4%。原材料名:アルコール、うんしゅうみかん果汁、糖類(国内製造)/炭酸、酸味料、香料、カラメル色素。
昨年もこの時季に出ていたもので、パッケージは変わったが、中身は変わっていないようである。
果実の瞬間というブランドは、現在は通年全国販売品はなく、
このように不定期で留型商品として出されるもののみとなっている。
唯一売れ続けている 贅沢みかんテイスト(ポン果汁使用)は
贅沢搾りブランドに移管され、
アサヒ社サイトから果実の瞬間ブランド自体が現在は削除されている。同社のチューハイ施策の迷走ぶりが現れている。
色々頑張っても売れない。売れないから益々迷走する。そういったことが続いているように見える。
ビール市場が縮小し、若者だけでなくベテラン層の間でも缶チューハイが受けている現状では、
この市場から撤退する選択肢はなく、それならもっと抜本的な改革が必要であろう。
それは決して新ブランド投入などによってイメージ刷新を図るといったことではなく、
せっかく保有している有力既存ブランド(ウィルキンソン、カルピスなどのほか、
チューハイのパイオニアであるハイリキも含む)をもっと活用すべきであるし、
セブンで展開しているクリアクーラーに注力するのもその一つであろう。
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チューハイ・カクテル等
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2022年12月23日[2]
No.9782: ザ・プレミアム・モルツ マスターズドリーム ダイヤモンド麦芽の恵み / サントリー
ざ・ぷれみあむ・もるつ ますたーずどりーむ だいやもんどばくがのめぐみ / さんとりー
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昨日、コンビニLAWSONで入手した サントリー ザ・プレミアム・モルツ マスターズドリーム「ダイヤモンド麦芽の恵み」
を取り上げたが、こちらはギフト専用商品として売られたもの。
プレモルばかり8種を詰め込んだギフトセットを自分用に購入した中に入っていた1本である。
グラスに注いだ液色は、しっかり深い黄金色。
泡はほぼ白色だがかすかに黄色っぽく、力強く盛り上がって、泡持ちも良い。
香りは重厚。やや甘いニュアンスもあるが、基本的にモルトの穀物香がやや粉っぽく力強い。
味の苦味が強く凝縮感がある。さらにジューシーな甘味というかコクがあって、飲み応え抜群。
飲み込んだ後にも強い苦味の余韻が残る。
アルコール分4.5%。原材料名:麦芽(チェコ製造、カナダ製造、イギリス製造)、ホップ。
希少なダイヤモンド麦芽のおいしさ。深いコクと上質な味わい。
「上質で濃密。」な味わいをお愉しみください。
昨日掲載したコンビニ向け商品と思われるものは、
明るい赤色ベースに金色があしらわれたデザインだったが、
こちらはベースがエンジ色のような暗い赤で落ち着いた印象。
だが、ロゴ配置などの基本的デザインは一緒。中身ももちろん一緒であろう。
今年(2022年)の夏出ていたギフト用商品とはまったく同じである。
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ビール
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2022年12月24日[1]
No.9783: 焼酎ハイボール 強烈ゆずサイダー割り <限定生産> / 宝酒造
しょうちゅうはいぼーる きょうれつゆずさいだーわり <げんていせいさん> / たからしゅぞう
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タカラ焼酎ハイボールの冬限定「強烈ゆずサイダー割り」。発売日は、12月20日。
グラスに注いだ液色は、ごく淡いイエローゴールド。
このシリーズらしく、注いでいる時は炭酸が大きな音を立て、大粒の気泡がグラスの中を立ち昇っている。
香りは、苦味や青臭さの強いゆず。ジューシー感はほとんどなく、ゆずの皮のような緑っぽさ。
サイダーの甘さをほぼ感じず、反面、焼酎臭さが非常に強い。
味は、ゆずらしい青臭さ中心で、苦味が強い。酸はそれほど強くなく、甘味はほぼない。
ひたすらシャープで刺激が強い。サイダーらしい甘さがないので、
サイダー割りというよりは、単にソーダ割りみたいだ。
アルコール分7%。無果汁。プリン体ゼロ。糖質ゼロ。甘味料ゼロ。
原材料:焼酎(国内製造)、ゆずエキス、糖類/炭酸、酸味料、香料、カラメル色素。
サイダー割りという名前に惹かれ、甘い味を想像して飲むと裏切られることになる。
一方、酒好きは大絶賛であろう。これでもかという強い炭酸の刺激。強いアルコール感。
これなら、いわゆる居酒屋メシには広く対応可能。揚げ物だって、煮物だって、生魚だって、何でも来い。
冬の鍋物にももちろんいい。名前からくるイメージとは異なり、応用範囲はすごく広そうだ。
当サイトで把握している限り、この製品が世に出るのは、前回の 2018年11月からおよそ4年ぶり。
そんなに開いたとは思えない。
ゆずが焼酎を邪魔せず引き立てるから、「強烈サイダー割り」シリーズ中の最高傑作ではないかと、私個人的には思う。
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チューハイ・カクテル等
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2022年12月24日[2]
No.9784: WATTA トロピカルグァバ <数量限定> / オリオン
わった とろぴかるぐぁば <すうりょうげんてい> / おりおん
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オリオンチューハイ "WATTA"シリーズの限定「トロピカルグァバ」。
発売日は、12月6日であるが、今回は販売エリアを全国(沖縄県を除く)としており、
私も今回は近所のスーパーにて購入した。
グラスに注いだ液色は、透過性のある淡いピンク色。
多量の細かな気泡がグラスの中を立ち昇っており、まるでロゼワインのような美しい見た目。
香りは、とてもシンプルで間違えようのない甘酸っぱいグァバ。
味は華やかでありながら酸が立ったシャープな口当たりで、
炭酸のピリピリ感と相まって爽やか。決して甘味が弱いわけではないのだが、
甘ったるくはない。アルコール感は弱い。飲み込んだ後にもキュンとする酸味とほのかな甘味が残る。
アルコール分4%。果汁1%。沖縄県産グァバ由来エキス使用。
原材料名:ピンクグァバ果汁、グァバエキス、ウォッカ、糖類(果糖ぶどう糖液糖(国内製造)、砂糖)/炭酸、酸味料、香料、野菜色素。
販売者:オリオンビール株式会社 沖縄県豊見城市豊崎1-411。
製造所:オエノンプロダクトサポート株式会社 兵庫県神戸市灘区新在家南町3-2-28。
この商品は昨年8月に初めて登場したものだが、その時はオリオンの通常販売エリア(沖縄県及び奄美群島地区)
での流通であった。それが今回は、沖縄を飛び出して全国へのリリースとなった。
オリオン商品が沖縄以外の全国に流通するときは、これまでアサヒビールを通じて販売し、
パッケージにも Asahiのロゴがつけられていることが通例だったが、今回はオリオンビール自らが販売者となっている。
アサヒさんとの関係を今後どうしていくのかわからないが、オリオンビールが大手メーカーとして本格的に全国戦略に乗り出すのなら、
このような沖縄らしい商品はその足がかりとしてふさわしいし、我々本州の人間としても選択肢が広がってうれしい。
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チューハイ・カクテル等
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2022年12月25日[1]
No.9785: バー・ポームム メロンとバニラ <限定MENU> / サントリー
ばー・ぽーむむ めろんとばにら <げんていめにゅー> / さんとりー
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サントリー バー・ポームム シリーズ初の限定品「メロンとバニラ」。
発売日は、12月20日。
グラスに注いだ液色は、やや濁りのある薄緑色。
注いでいる時、炭酸が踊り、その後は多量の細かな気泡が立ち昇っている。
香りは、メロンとバニラという名前から想像されるとおり、クリームソーダみたいな甘い匂いで、
人工的。ジューシーさとかフルーティさは乏しい。
味は確かにクリームソーダっぽいものの、香りの印象ほど甘くなく、適度な苦味がある。
クリームソーダなら、メロンソーダとアイスクリームのクリーミーさが混じった甘さとなるが、
この製品はメロンソーダにバニラエッセンスを振ったような(まさに商品名どおりの)味であり、
ミルキーさとか甘ったるさはない。だから上品でカクテルらしい。
飲み込んだ後には、やわらかなバニラの香味が余韻として残る。
アルコール分4%。果汁0.7%。
原材料名:メロン、スピリッツ、ブランデー、バニラ浸漬酒、ラム、糖類(国内製造)/炭酸、酸味料、香料、
紅花色素、クチナシ色素。
雪降る季節の特別な味わい。今夜は果実でごゆっくり。
このシリーズらしい優しい味わいと、ゴージャス感。期待を裏切らない出来映えである。
サントリーさんはこのようにキャラ立ちするブランドを立ち上げるのが本当にうまい。
もちろん、"数打ちゃ当たる"戦略的なところがあるから、不発で撤退する商品も少なくないのだが、
その中から着実に残る商品も生まれている。
このブランドが長く定着するかは未知数だが、今のところ、独自の世界観を訴えることには成功している。
単に「限定」ではなく「限定MENU」と表記しているのも、BAR POMUM という店の設定だからである。
ブランドサイトも、
実に良く仕上がっている。
キャラクターとして起用されている本田翼さんが妥当かどうか、少し疑問には思うが、
男女ともにファンの多い人を据えたいという意図はわかる(さらに女性ファンを増やしたいということなら、
次は男性俳優を起用する手もある)。
それにしても、こんな低価格商品のプロモーションに、かなりの費用を投じるメーカーさんは大変だ。
当たらなかったら、プロジェクトとしては大赤字になる。
もっとも、R.T.D.の中ではこのような缶カクテルは原価率が低いと思われるので、
売れたらウハウハ(低俗表現失礼!)だろう。
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チューハイ・カクテル等
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2022年12月25日[2]
No.9786: ザ・プレミアム・モルツ 香るエール 芳醇 <限定醸造> / サントリー
ざ・ぷれみあむ・もるつ かおるえーる ほうじゅん <げんていじょうぞう> / さんとりー
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サントリー ザ・プレミアム・モルツ「香るエール 芳醇」。
冬ギフト限定商品で、先日取り上げた マスターズドリームダイヤモンド麦芽の恵み とともに、
ネット購入したプレモル8種セットの中に入っていた1本である。
グラスに注いだ液色は、淡いブロンズ(銅色)。泡はややベージュ色できめ細かく、
当初はよく盛り上がって、泡持ちも悪くない。
香りは、ややロースティでありながら、甘さも伴っている。
味は軽い酸のアタックの後に、ほんのりとした甘味が続く。
香りに感じたロースティでややブラウンな香味が広がるが、ボディの厚みはそれほどなく、
適度な苦味がある。キレも悪くない。
飲み込んだ後には、それほどロースト感は残らない。
アルコール分6%。原材料名:麦芽(外国製造)、ホップ。
フルーティで芳醇なエールビールです。
夏のギフト商品としても売られており、
約半年ぶりの掲載となった。
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ビール
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2022年12月26日[1]
No.9787: ジムビームハイボール缶 アップルハイボール / サントリー
じむびーむはいぼーるかん あっぷるはいぼーる / さんとりー
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サントリー ジムビームハイボール缶の「アップルハイボール」。発売日は、12月20日。
グラスに注いだ液色は、かすかに濁りの見られる淡いイエローゴールド。
注いでいる時は、炭酸が音を立てているが、すぐに静まり、その後は細かな気泡が立ち昇っている。
香りは、甘酸っぱいりんご香が立ち昇るが、そのベースには、しっかりバーボンの香りがある。
味は香りの印象どおり、りんごの甘酸っぱさが立つとともに、バーボンらしい華やかさや、
少し青臭い感じの香味が広がる。バーボンを飲み慣れていなかったら飲みにくいだろうな、という味。
飲み込んだ後には、りんごの甘酸っぱさが口に残る。
アルコール分5%。無果汁。
原材料名:ウイスキー、スピリッツ、糖類(国内製造)/炭酸、酸味料、香料。
世界No.1バーボンブランド「ジムビーム」のハイボール缶です。
私見では、バーボンと最も相性の良い果実はオレンジだと思うのだが、その次が青りんごではないかと、
この製品を飲んでみて思う。
このアップルハイボールは、これまでにも何度か限定販売されており、一定の支持を得ていることがわかる。
ジムビームハイボール缶自体、決して万人受けするものではないが、裾野を広げる役割はトリスハイボール缶に担ってもらうとして、
このようにコアなファンを納得させる尖った製品も是非維持していただきたい。
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チューハイ・カクテル等
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2022年12月26日[2]
No.9788: ラッキーラビット LUCKY RABBIT / 黄桜
らっきーらびっと / きざくら
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毎年"干支"をキャラクターに据えることが通例となっている、黄桜による LUCKY BREW シリーズ。
2023年に向けて、ウサギ(卯)をフィーチャーした「LUCKY RABBIT」(ラッキーラビット)
を入手したので、飲んでみたい。
ビアスタイルは、缶に「旨味ペールエール」と書かれている。
グラスに注いだ液色は、やや濁りがあるように見える深い黄金色。
泡はほぼ白色(若干黄色っぽい)できめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちも良い。
香りは、清々しくフルーティなホップ香が印象的。
柑橘的な爽やかさと、トロピカルな甘さを感じさせる。実にIPAらしい。
味は香りの華やかさからすると少し肩透かしを食らったように、キリッと口当たりが鋭い。
適度にジューシーではあるのだが、甘味は弱く、とにかく苦味の押しが強い。
軽い酸も伴うが、飲み込んだ後には強烈な苦味の余韻が残る。
アルコール分5%。原材料名:麦芽(外国製造)、ホップ、米。
缶裏に、次のような文章が書かれている。
私のラッキーパートナー
白ワインのようなフルーティなアロマと心地のよいモルト感が幸せな気分を運んでくれます。
ゴクゴク、プハ〜。あ〜幸せ。さあ卯年だ、めでたしめでたし。
前年の LUCKY TIGER と同じビアスタイルであり、
中身もほぼ同じであった。そもそも干支から味をイメージしにくいので、
中身は毎年同じであってもいいように思う。でも、決してパッケージだけを売り物にする商品ではないので、
クラフトビールとして出来映えが良いことは大前提であるが。
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ビール
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2022年12月27日[1]
No.9789: ゼロサワー アップル <数量限定> / サンガリア
ぜろさわー あっぷる <すうりょうげんてい> / さんがりあ
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コンビニLAWSON限定商品とみられる サンガリア ゼロサワーシリーズの「アップル」。
先週くらいから店頭で見るようになった。
グラスに注いだ液色は、ほとんど無色透明だが、かすかに白濁しているようにも見える。
注いでいる時、炭酸が音を立てて踊っているが、程なくして静まる。
香りはスキッとしたりんご香で、酸を感じさせるシャープな香り。
それと同時にアルコール臭がかなりある。よって、甘ったるい印象はない。
味は香りの印象通り酸味主体。だが、甘味もわりとしっかり付いている。
アルコール感は香りの印象ほど強くなく、飲みにくさはない。
さらっとした口当たり。適度なキレ。甘いが、飲み飽きないキャラクター。
アルコール分5%。果汁1%。糖類0。プリン体0。
原材料名:りんご果汁、ウォッカ(国内製造)/炭酸、酸味料、香料、
甘味料(スクラロース、アセスルファムK)。
製造者:株式会社 日本サンガリアベバレッジカンパニー 大阪市東住吉区中野4-2-13。
製造所:三重県伊賀市依那具字柳原844-1。
特にフレッシュ感を極めたわけでもなく、お酒らしい飲み応えを追求しているわけでもない。
果汁らしい味わいにも乏しい。取り柄がないのがこのシリーズの特徴であり、
そこが欠点なのではなく、むしろ長所だと見るべきである。
コンビニで手軽に入手でき、いつ飲んでも期待を大きく外れることがない(良い方にも悪い方にも)。
ザ・無難と呼びたくなるチューハイ。
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チューハイ・カクテル等
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2022年12月27日[2]
No.9790: プライムドラフト グリーン / 川商フーズ(輸入者:眞露)
ぷらいむどらふと ぐりーん / かわしょうふーず
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缶に HITEJINRO の文字があるように、製造は韓国のハイトジンロ。
輸入は同社の日本法人である眞露、販売は川商フーズである。
新ジャンルの プライムドラフト。
その現行品 レギュラー を当サイトで先月取り上げたが、
今日は糖質50%オフ製品の「グリーン」を飲みたい。
グラスに注いだ液色は、糖質オフにしてはかなりしっかりめの黄金色。いや、一般的な新ジャンルとしても濃い色。
泡は白色で概ねきめ細かく、当初はよく盛り上がるが、泡持ちはほどほど。
香りは、新ジャンル特有の甘さが極力排除されて、透明感があり、
爽やかなホップ香すら感じられる。もちろん、コクはなさそうである。
口に入れた瞬間、炭酸の刺激とともに軽い苦味がまず感じられ、
香りの印象通りのクリアな口当たり。麦芽使用量が少ないことからくる雑穀臭のようなものがないことはないが、
軽快な仕上がりであることで、臭みも弱い。爽やかでキレが良く、飲み込んだ後にも甘さなどは残さない。
アルコール分4%以上5%未満。
原材料名:発泡酒(コーンスターチ、麦芽、ホップ)、スピリッツ(米、大麦)/炭酸ガス。
原産国名:韓国。輸入者及び引取先:眞露株式会社 東京都港区六本木4-4-8。
販売者:川商フーズ株式会社 東京都千代田区大手町2-2-1。
クセがなく、新ジャンルとして非常に優秀。それは糖質オフだからでもあるのだが、
かといって単にシャバシャバな味でもない。苦味や渋味のバランスが良く、糖質オフの弱点をうまく克服している。
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新ジャンル
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2022年12月28日[1]
No.9791: 贅沢づくり グレープフルーツ / 宝酒造
ぜいたくづくり ぐれーぷふるーつ / たからしゅぞう
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セブン&アイ限定商品のタカラ「贅沢づくり グレープフルーツ」。
発売情報がないので、発売日がいつだったのかわからないが、
入手したのはもう何週間も前のことである。
グラスに注いだ液色は、しっかりと濁りのある薄黄色。
気泡は少なく、炭酸は強くなさそう。
香りは、苦味が強そうで、濃いグレフル香。
ジューシーだが、シャープな味が想像される。
味も香りの印象どおり、濃くて基本的にはジューシーなのだが、
グレフルの特徴として、甘ったるくはなく、苦味が強い。
フルーティでありながら、ベースのお酒の味わいにうまく溶け込んでいる。
飲み込んだ後には、甘酸っぱさと苦さが口に残る。
果汁25%。アルコール分5%。
原材料名:グレープフルーツ(アルゼンチン)、スピリッツ、焼酎、糖類/炭酸、酸味料。
この商品はセブン&アイグループと宝酒造との共同開発商品です。
缶裏に、次の説明がある。
「果汁」も「お酒」も贅沢に
たっぷり&濃厚なグレープフルーツ果汁に、特別ブレンドの焼酎を合わせ、
より果汁の深みを引き立たせました。
おうちでゆったりお酒を楽しみたい方へ。
フルーティなのにくどくない。適度なお酒感。きれいにまとまりすぎて、
逆に印象に残らないチューハイ。果汁が多く、原価率も高いだろうに、不遇な商品かもしれない。
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チューハイ・カクテル等
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2022年12月28日[2]
No.9792: スタイルバランスプラス 濃レモンサワーテイスト <期間限定> / アサヒ
すたいるばらんすぷらす こいれもんさわーていすと <きかんげんてい> / あさひ
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発売されたのが今年(2022年)5月24日なので、もう7か月経っている。
例によって当サイトでは、ノンアル飲料は後回しになるのだが、賞味期限切れ前には飲まなくては。
ということで、今日は、アサヒ スタイルバランスプラス「濃レモンサワーテイスト」を。
グラスに注いだ液色は、透明感のある黄色。
細かな気泡がグラスの中を立ち昇っている。
香りは、酸味の強そうなレモン香。商品名のとおり、かなり濃い。
口当たりはかなりシャープで、強い酸味がある。
レモンらしいが、ジューシーさはなく、いかにも人工的。ジューシーさがないからこそ、飲みやすく仕上がっている。
押しが強めだが、爽やか。
アルコール分0.00%。カロリーゼロ。糖類ゼロ。無果汁、炭酸飲料。
原材料名:食物繊維(米国製造)/酸味料、炭酸、ビタミンC、香料、カラメル色素、
甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
スタイルバランスシリーズはすべて機能性表示食品かと思いきや、本品は違うようである。
もっとも、このような飲料に健康を求める人はそれほど多くないと思われるので、
それ自体で売上がどうということはないだろう。
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ノンアルコール飲料
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2022年12月29日[1]
No.9793: 黄桜 抹茶ハイボール / 黄桜
きざくら まっちゃはいぼーる / きざくら
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黄桜「抹茶ハイボール」。言うまでもなく、清酒の黄桜から出ている商品だが、
発売を知らず、偶然遭遇し、入手した。
調べてみると、昨年(2021年)3月9日の発売だったようである。
グラスに注いだ液色は、濁りのある深い緑色。
この色のために、気泡はほぼ見えない。
香りを嗅ぐと、深く苦そうな緑茶香。焙煎香のような香ばしさもある。
ベースになっている清酒の香りはほとんど感じない。
味は緑茶の苦味もさることながら、かなり酸味が強い。これは清酒由来のものと思われるが、
不思議に酒臭い感じはない。抹茶の粉っぽさが少し舌に引っかかる感じ。
甘さは弱い。苦く、渋く、酸っぱい。
飲み込んだ後には、緑茶らしい香味が残る。
アルコール分5%。
原材料名:スピリッツ(国内製造)、清酒、液糖、緑茶、抹茶、レモン濃縮果汁/炭酸ガス、ビタミンC、
ベニバナ黄色素、クチナシ青色素、香料。
缶裏に、次の説明がある。
文久元年(1861年)創業、京都の老舗「北川半兵衛商店」が厳選した宇治抹茶を贅沢に使用した日本酒仕立ての抹茶ハイボールです。
抹茶の豊かな香りとすっきりした後味に仕上げました。
酸味はてっきり清酒のものと思っていたが、なんとレモン濃縮果汁が用いられている。
お茶のもたつきを抑え、軽快な飲み口にするための工夫だろう。だが、ちょっと酸味が出しゃばりすぎのような気もする。
もっとお茶の苦味を前面に出しても良かったように感じた。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44924PYSO#660 |
2022年12月29日[2]
No.9794: ハイネケン ワールドセレブレーションズ缶 日本 (製造:キリン)
はいねけん わーるどせれぶれーしょんずかん にほん
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今年(2022年)9月製造品から投入されている ハイネケン「ワールドセレブレーションズ缶」。
世界の国旗をあしらったデザイン缶で、当サイトではこれまで アメリカ と
南アフリカ を取り上げているが、
今回「日本」を入手したので紹介する。
中身は通常商品なので、味のレビューは割愛する。
アルコール分5%。原材料名:麦芽(外国製造)、ホップ。
製造者:麒麟麦酒株式会社。
本製品は、オランダ、ハイネケン社のライセンスにより、麒麟麦酒株式会社が製造しております。
ラインナップの13か国とは、
アメリカ、アルゼンチン、オーストラリア、オランダ、カナダ、韓国、
ナイジェリア、日本、ニュージーランド、ブラジル、フランス、ベトナム、南アフリカである。
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ビール
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2022年12月30日[1]
No.9795: ザ・プレミアム・モルツ マスターズドリーム 無濾過 <限定醸造> / サントリー
ざ・ぷれみあむ・もるつ ますたーずどりーむ むろか <げんていじょうぞう> / さんとりー
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先日購入した冬ギフト8種セットに入っていた1本。
ザ・プレミアム・モルツ マスターズドリーム「無濾過」。
グラスに注いだ液色は、しっかり濃い黄金色。オレンジ色に近い。
泡はほんのりベージュっぽい色できめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちも良い。
香りは、やや甘さがあるものの、基本的にはモルトの穀物的な香りが強い。
非常に凝縮感があり、少し粉っぽい。
味は重たい苦味が強く、それに伴って軽い甘さとジューシー感がある。
ふくよかさはほどほど。適度なキレがある。飲み込んだ後には、収斂性のある苦味が口に残る。
アルコール分5%。原材料名:麦芽(外国製造)、ホップ。
「やわらかで濃密。」な味わいをお愉しみください。
このビールは通年品としても売られているが、もっとふくよかな味わいだったように思った。
多分、飲み慣れたから重たく感じなくなってしまったのだろう。
飲み応えのあるビールであることは間違いないが。
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ビール
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2022年12月30日[2]
No.9796: 彩麗チューハイ グレープフルーツ / 宝酒造(酒ゃビック共同開発)
さいれいちゅーはい ぐれーぷふるーつ / たからしゅぞう
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愛知県に本拠を置く酒DS「酒ゃビック」(藤桂京伊(株))のP.B.商品・彩麗チューハイのグレープフルーツ。
私の住む関西には、滋賀県を除いて店舗がないため入手困難だが、
今般、当サイトのご協力者・森康哲さん
(森康哲のブログ 運営者)から寄贈され、
飲むに至った。
グラスに注いだ液色は、ほぼ無色透明だが、かすかに黄色っぽく濁りが見える。
多量の細かな気泡がグラスの中を断続的に立ち昇っている。
香りは、昔ながらのクラシカルなグレフルチューハイといった感じで、
甘いガムのような、少し苦そうなグレフル香。しっかりアルコール臭も感じられる。
味は甘味が抑えられ、苦味中心。さらにはしっかりとしたお酒感というか、
明らかにエタノールのようなアルコールそのものの味がする。
基本的にクリアな味わいではあるが、飲み込んだ後には甘味料特有の薄ら甘い感じが口に残る。
アルコール分7%。果汁4.2%。
原材料名:グレープフルーツ果汁、醸造用アルコール(国内製造)、糖類/炭酸、酸味料、香料。
この商品は藤桂京伊(株)と宝酒造(株)の共同開発によるオリジナルチューハイです。
昔懐かしいキャラクターであるが、甘さが控えめである点は今風。
もう終売らしいのだが、リニューアルするならさらに味をシャープにするとか、
もっと度数を高めるとか、反対に度数を穏やかにして飲みやすくするとか、抜本的な変更が必要かもしれない。
なお、飲んだ時点で実は賞味期限を超過していたのだが、品質にまったく問題はなかった。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44925PRST#UK |
2022年12月31日[1]
No.9797: いいちこハイボール / 三和酒類(製造:大東乳業)
いいちこはいぼーる / さんわしゅるい
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三和酒類とセブン-イレブン・ジャパンが共同開発した「いいちこハイボール」。
発売日は、12月27日。
グラスに注いだ液色は、無色透明。
少量の気泡が、列を成してグラスの中を立ち昇る様は、シャンパンのようである。
香りは、いいちこそのものと言える、ピュアな麦焼酎。
その他には、混じりけなし。ただ、パンチは弱く、少しマイルドな感じがする。
味もほぼ香りの印象通り。いいちこをそのまま炭酸で割って飲んでいるよう。
何のお化粧もない。甘味も酸味も付けられていないが、
飲み込んだ後には、焼酎由来と思われる軽い酸味が少し残る。
アルコール分7%。糖質・プリン体・香料・甘味料ゼロ。原材料名:本格麦焼酎(国内製造)、スピリッツ/炭酸。
販売者:三和酒類株式会社 大分県宇佐市山本2231-1。製造所:大東乳業株式会社 岐阜県各務原市松本町二丁目466番地。
香りに少しパンチが足りないと感じたのは、焼酎以外にスピリッツが混ぜられているからだろうか。
でも決してそれは悪いことではなく、味の調整役として用いられているのだろう。
もちろん、いいちこ100%よりは、原価が抑えられるというメリットもあろう。
私は、ふだん いいちこ をロックやストレートで飲むことが多いので、この味わいは実に飲み慣れている。
全国販売している いいちこ下町のハイボール は、
かぼす風味が付けられているので、そんなフレーバーは要らないという人には、
こちらをお勧めする。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44926DAEE#04 |
2022年12月31日[2]
No.9798: 台湾啤酒 蜂蜜啤酒 / 台湾啤酒(輸入:東栄商事)
たいわんびーる はちみつびーる / たいわんびーる(とうえいしょうじ)
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当サイトのご協力者 森康哲さん
から寄贈頂いた 台湾啤酒「蜂蜜ビール」。
グラスに注いだ液色は、やや黄色みの強い淡い黄金色。
泡は純白で、勢いよく注ぐと盛り上がるが、泡持ちはあまり良くない。
香りは、はちみつらしい甘さが際立っているが、そのベースにビールがあるのがわかる。
但し、ビール自体にあまり力を感じない。麦芽使用率が低いのだろう。
味も香りの印象通り、軽やかで甘く、苦味は弱い。
ビールらしい麦芽のニュアンスはあるが、重たさはない。
飲み込んだ後には、はちみつのほのかな甘さが口に残るが、
甘ったるさが引っかかるようなことはない。
アルコール分4.5%。原材料名:麦芽、米(台湾産)、糖類、蜂蜜、ホップ/香料。
麦芽使用率50%以上。原産国名:台湾。輸入者及び取引先:東永商事株式会社 横浜市中区新山下3-2-9。
麦芽使用率50%以上とのことだが、そのわりにはあまり力強さや飲み応えを感じない。
蜂蜜との相性を考え、あえて軽やかに仕上げているのだろうか。
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発泡酒
CODE:44926PRST#UK |
2023年1月1日[1]
No.9799: ビアリー アンバーエールスタイル <期間限定> / アサヒ
びありー あんばーえーるすたいる <きかんげんてい> / あさひ
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アルコール0.5%の微アルコールビールテイスト飲料・アサヒビアリーの派生商品「アンバーエールスタイル」。
発売日は、12月6日。
グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。泡はほぼ白色で、わりときめ細かく、
しっかりと盛り上がって、泡持ちも悪くない。
香りは、かなりロースティというか、焦げ感がある。エスプレッソあるいは焦がした醤油のようでもある。
口に入れた瞬間、味にボリュームがないのがわかるのだが、
焦げた風味が強く感じられ、同時に苦味もしっかり感じられる。
そのコントラストが鮮やかなので、余計にコクのなさが際立つ。
飲み進めると、確かにアンバーエールっぽさはあるのだが、
軽いのにただ焦げ臭いだけという言い方もできる。
名称:炭酸飲料。アルコール分0.5%。
原材料名:麦芽(国内製造)、スターチ、麦芽エキス、ホップ、大麦、コーン、米/炭酸、香料。
この商品には、アルコールが含まれております。20歳未満の方、妊娠・授乳期の方、
運転される方などは飲用をおやめください。
ビアリーの派生商品は、通年品として 香るクラフト があり、
限定品としてはこれまで IPAスタイル が出ている。
ラインナップを広げようという戦術も、低アルコールでは限界がある。
図らずもそれが露呈してしまった商品だと言える。
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低アルコール飲料
CODE:44927KSES#26 |
2023年1月1日[2]
No.9800: HOPPIN' GARAGE トンガってる? / サッポロ
ほっぴん・がれーじ とんがってる? / さっぽろ
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サッポロビールが2018年に立ち上げ、ネット販売を基本としている HOPPIN'GARAGE において販売された
「トンガってる?」。
1本単位では買えないということもあり、私は基本的にいつもスルーしているのだが、
当サイトのご協力者 森康哲さん
から寄贈頂き、飲むに至った。
グラスに注いだ液色は、しっかり深いアンバー(琥珀色)。
泡はややベージュ色で概ねきめ細かく、当初はよく盛り上がるものの、泡持ちはほどほど。
香りを嗅いでびっくりするのは、何か甘い匂いがする。
トロピカルだがフルーティというのではない。少し埃っぽい材木のような感じもある。
その正体は、ココナッツである。ビールのホップ香を覆い隠してしまい、あまり好ましい香りではない。
口に含むと、しっかり強い苦味とともに、香りに感じたココナッツの香味が広がる。
やはりかなり主張が強い。そのトロピカルな華やかさを、麦芽の焙煎香が抑え込んではいるものの、
どうしても甘さは残る。この甘苦い味わいを好ましいと思うかどうかで、評価が分かれるだろう。
アルコール分6%。発泡酒。原材料名:麦芽(外国製造又は国内製造(5%未満))、ホップ、ココナッツ/香料。
トンガってる? 僕の答えは「尖らなくてもいい」。
気負わず、気張らず、楽しく生きるための乾杯を、みんなとしたい。
サッポロ社のサイト上の商品説明は、次のようなものである。
南の島「トンガ王国」の人々が日常で交わす「愛」の言葉「‘Ofa atu(オファ アトゥ)」。
そんな「‘Ofa atu」に込められた想いと、「トンガ王国」の雄大な自然を詰め込みました。
海辺の夕暮れを思わせる琥珀色と、ココナッツが香る甘く優しいエキゾチックな味わい。
「‘Ofa atu」は乾杯の言葉としてもつかわれます。
トンガってる?僕の答えは「尖らなくてもいい」。
気負わず、気張らず、楽しく生きるための 乾杯を、みんなとしたい。
‘Ofa atu !!
HOPPIN'GARAGE のシリーズは、挑戦的というか、実験的な商品が多く、定番品とは真逆にあるのだが、
それにしても本品は羽目を外しすぎている。長く売る気がなく、限定販売だからこその冒険だろう。
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ビール
CODE:44927PRST#UK |