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愛・地球博の思い出

 No.2:5月の日帰り訪問


リニモ藤が丘駅にて
 2005年5月21日、土曜日。

 その日は、朝5時過ぎに起床。我が家は、最寄駅から新幹線新大阪駅まで地下鉄で5分という恵まれた場所にあるが、 それでも7時の新幹線に乗るためには、余裕を見て、6時半前には家を出なくてはならない。

 予定どおり7時過ぎの新幹線に乗り、名古屋には8時過ぎに到着した。地下鉄東山線に乗り換え、終点の藤が丘へ。 所要時間は約25分。ここまでは、順調にいった。

 藤が丘駅は「リニモ」(愛知高速交通:藤が丘〜万博八草)の始発駅だが、混雑のため、乗り換えるまでに時間がかかる。 この日は、約45分かかって、ようやくリニモに乗り込むことができた。

 万博会場駅に到着し、北ゲート前でまた長蛇の列。手荷物検査を終えてやっと入場できたのは、 10時過ぎ。名古屋駅到着から既に2時間が経っていた。

 何はともあれ、息子の最大の目的であるJR東海・超伝導リニア館へ。意外にも、それほど混んでいなかったので、 1時間未満の待ち時間で、3Dシアターに入場することができた。

 同館は、3Dシアター、超伝導ラボ、リニア実車MLX01-1の展示と、3つのパートに分かれている。それらを全部見て、大満足。

 とりあえず目的を達したところで、そろそろお昼が近づいたので、グローバル・コモン4か3のあたりで昼食をとろうと、 キッコロ・ゴンドラで南駅へ向かうことに。ゴンドラに乗るのも、15分くらいは並ばされた。

JR東海超伝導リニア館前にて


キッコロ・ゴンドラからの眺望(北駅から南駅へ)
 写真はキッコロ・ゴンドラ車上から窓ガラス越しに、外の景色を撮ったもの。

 このあとグローバル・コモン4で、オーストリア館、ベルギー館などを覗く。特にオーストリア館では、 順番待ちをして、子供が木ソリに乗った。
 そして昼食は、グローバル・コモン3のリストランテ・ドルチェ・イタリアへ。ここにも行列ができていて、 約1時間は待たされた。お腹が空く前から並ぶとちょうどいいね、なんて冗談を言いながら待った。 入店したとき、もう14時を回っていた。

 食事後、さらに外国館をいくつか覗く。グローバル・ループ上を歩いて、 グローバル・コモン2、1へ。その途中、公式記念品カートでピンズバッジなどを買う。
 その時はまだ、こういった行動が後にかけがえのない思い出になるなんて、意識すらしていなかった。

キッコロ・ゴンドラ上からグローバル・ハウスを望む

オーストリア館

 グローバル・ループの上を歩くのは、 結構気持ちがいい。本当は日本庭園に下りて、 散策するのも楽しいかなと思ったのだが、とてもそんな余裕はない。 今日は日帰りなので、あまり遅くまで会場にはいられないのだ。

 今さらながら、やはり会場は広いと気づく。 見るべき所がいっぱいありすぎて、とても1日では回りきれない。 このとき既に、もう一度来なければ埒が明かない、ぜひもう一度来ようと、心に決めていた。

 もう残り時間もあまりないのだが、もしやと思い、トヨタグループ館の状況を見に行った。 「ここで3時間お待ちいただける方だけ、お並びください」とのことだったので、 やっぱりあきらめることにした。
 グローバル・コモン1に戻り、すぐに入れる外国館を探した。 比較的空いていたスリランカ館に入り、スリランカビールを飲み、暫しゆったりした時間をすごす。

グローバル・ループ上を走るグローバル・トラム


万博会場駅でリニモに乗り込む人々
 名古屋でゆっくり夕食を食べて帰ろうと話していたので、 新幹線の時間を考えると、 会場を18時には出なくてはいけない。

 記念品を買わずして会場を後にするわけにはいかない。 混雑していた北ゲート前の公式記念品ショップに入り、 人混みをかき分け、なんとかお土産品を買った。モリコロの携帯ストラップとか、キーホルダーとか、 お菓子とか。

 18時を過ぎた頃、後ろ髪を引かれる思いで会場を後にし、リニモに乗って藤が丘経由で名古屋へ。
 予定どおりJR名古屋高島屋のレストラン街で2時間近いディナータイムをとり、 21時過ぎの新幹線で、大阪へ帰還となった。

 次はぜひ一泊で行こう。帰りにはもうそんな話をしていた。

(2005年11月11日記す)


キッコロ・ゴンドラの乗車券(背景はオフィシャル・マップ)

私の携帯で今も活躍するキッコロ&金しゃちストラップ

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