expo-park.net

愛・地球博の思い出

 No.5:サンクスパックをゲット


愛・地球博のビニールテープで梱包された段ボール箱
 うっかりしていた。

 楽しかった愛・地球博が9月25日に閉幕となり、 「もっと行っておけばよかったなあ」と後悔することしきり。 そんな中、「愛・地球博サンクスパック」が発売されたのだが、 私がそれに気づいたのは、 ネットで販売を開始した10月5日(水)の夕方。既に、その日のモリゾーパックの販売は、終了していた。

 名古屋の百貨店で、既に数量限定で販売され、たいへんな行列ができたらしいということも、 まだその時点では知らなかった。

 10月5日の18時頃、偶然に公式オンラインショップを覗いたのだが、10月5、7、12日の15時からモリゾーパック、 6、11、13日の15時からキッコロパックが販売されるということを、その時初めて知ったのだ。

  ネットでも相当な競争率であろうことが予想されたので、 早速、翌6日(木)から必勝態勢で臨むことにした。

 ちょうど6日(木)と7日(金)は外出する予定はなく、 PCに貼り付いていられる。今回もまた自由業の特権をフルに活かした。

 ヨーイドンの接続競争になると、回線速度が問題になる。 幸い我が家は光ファイバーなので、その点、不足はない。 あとは、15時ちょうどにタイミング良くアクセスするだけだ。

 14時50分頃に公式オンラインショップを訪ねてみると、 「次のキッコロパックの販売は、10月6日15時からです」の表示があった。 当然、まだ購入画面は開かない。そこで、それから15時を迎えるまでの間、 数秒ごとにブラウザの「更新」ボタンを押し続けることにした。


「ありがとう愛・地球博」の特製ピンズ


キッコロパック
 そして、15時。

 購入画面へのボタンがクリック可能となり、 めでたく「買い物カゴ」に入れることができた。

 安心したのもつかの間、「レジに進む」をクリックしても、 なかなか画面が変わらない。混雑していて、精算画面(レジ)に進むことができず、 ついに「時間切れにつき、やり直してください」という表示が。

 ここであきらめて、最初からやり直したところで、勝算はない。 先ほど確かに「買い物カゴ」に入れたはずだから、接続を切らない限り、 権利は確保しているはずだと信じた。 私が使っているブラウザはSleipnirというタブブラウザなので、 既に開いているウインドはそのまま残して、別ウインド(新規タブ)でレジ画面を開く努力を続けた。


 20分ほど経過しただろうか。

 やっとレジ画面に進むことができ、「買い物カゴ」にはちゃんと「キッコロパック1個」 が入っていた。喜び勇んで精算手続を続けた。めでたく購入することができた。

 翌7日には、モリゾーパックの発売。前日とまったく同じように15時前から万全の体制を整えた。

 そして、前日と同じように購入完了まで30分近くの時間を要しながら、 めでたくモリゾーパックも購入できた。うれしいというより、安堵の気持ち。

 キッコロパックは3,000円、モリゾーパックは5,000円だったのが、中身はそれぞれ9,000円相当、15,000円相当ということで、 3倍お得。

モリゾーパック


愛らしい「ひつまぶし&コーチン」のぬいぐるみ
 考えてみれば、たかがグッズに8,000円も費やしたのだから、興味のない人からすれば、どうかしているのかもしれないが、 既にこれまで、もっとお金を使っている。思い出の品と思えば、高くはない。

 後日、色んなブログとかを覗いてみたら、「買えなかった」という人がとても多いことに驚いた。 相当な高額でネットオークションに出品されているらしいことも知ったが、もちろん売るつもりはない。 大切な思い出なのだから。

 それにしても、平日の昼間に相当な時間を割き、しかも光という恵まれたブロードバンド環境によって、 ようやくゲットできた「サンクスパック」。購入できなかった人も多いという状況を見ても、 閉幕後の万博熱もまだ相当なものだと実感した、2005年10月。

(2006年3月27日記す)


TOPページ 前へ 次へ