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No.12:万博2周年メモリアルツアー −第1話− |
![]() ![]() 近鉄特急アーバンライナー(大阪難波〜名古屋) |
![]() 愛・地球博の開幕からちょうど2周年の日。そして、 モリコロパーク (愛・地球博記念公園)第2期オープンの日。 昨年8月の訪問から、約7ヶ月。また訪れることにした。 午前8時ちょうど。近鉄特急で、大阪の難波を出発。 昨年夏と同じように、名古屋行きアーバンライナーのデラックスカーに乗車。 |
![]() 近鉄名古屋駅に到着後、すぐに地下鉄で、栄へ。 栄でしばらく時を過ごし、再度地下鉄東山線に乗り込み、藤が丘を目指す。 日曜日とはいえ、まだ午前中なのにもかかわらず、地下鉄車内は、ラッシュアワーのように すし詰め。今の名古屋の元気さを象徴するかのようだ。 藤が丘で、リニモに乗り換え。この日は、第2期オープンということもあり、 昨年夏の閑散とした状況と比べ、そこそこ乗客がいた。 |
![]() ![]() 近鉄名古屋駅 / リニモ藤が丘駅 |
![]() モリコロパーク |
![]() この日は、あいにく天候が思わしくなかったのだが、モリコロパークに到着したときには、 雨が上がり、しのぎやすい気候であった。 リニモに乗っているときには、それほど混雑しているとは思わなかったのだが、 駐車場に止められた車の台数を見て、かなりの賑わいであることがわかった。 なんといっても、今日は「愛・地球博記念館」の開館日。ぜひ見て帰りたいと計画していた。だが、 その思惑はもろくも打ち砕かれることになる。 事前のリサーチ不足。 その一言に尽きるのだが、この日の記念館は、朝から配られていた整理券 を持っている人しか観覧できないということだった。なんという失態。 |
![]() 結局、記念館は前を通っただけ。 今日ここに来た最大の目的だったのにもかかわらず、 それが達成できなかったことが、むしろ私には、うれしくさえ思えた。 整理券をもらうために、朝早くからたくさんの人たちが並んでいたと聞いた。 もう閉幕後1年半も経過したというのに、未だに万博熱が衰えていない。 そして何より、今ここにいる人たちは皆、そのような熱い思いを抱いて、同じ時を過ごしている。 その場所に、今自分もこうして立っているという、その事実が無性にうれしかったのだ。 |
![]() 愛・地球博記念館 |
![]() ![]() ![]() ![]() 登場したモリゾーさんとキッコロさん |
![]() この日の人出を考えると、撮影会も混雑しているのでは?と思ったが、 意外にも少なかった。 万博会期中は、残念ながら私は1度も遭遇することができなかった(というか、探しさえしなかった)のだが、 この日はモリゾーさんとキッコロさん(係の人はそのようにさん付けで呼んでいた)が 出てくるところから、バッチリ、カメラに収めることができた。 この時、大観覧車前で行われた撮影会に参加していたのは、およそ十数家族程度だったろうか。 大した人数ではなかった。しかし、参加した人たちは皆、うれしそうに大はしゃぎしていた。 私たち家族ももちろん一緒にカメラに収まった後、色んな角度から着ぐるみ、もとい、2人を撮った。 |
![]() 撮影会の後、モスバーガーで軽い昼食をとり、モリコロパークショップへ。 もちろん、2周年記念グッズを買い込むためだ。 ピンズバッジはもちろんのこと、マスコットぬいぐるみとか、絵はがきとか、 えんぴつとか、携帯ストラップとか。子供の友だちにもおみやげを買うんだということで、 どんどんカゴに放り込み、かなりの買い物となった。 その後、芝生広場へ。たくさんの人たちがいたが、 なんとモリコロの2人が、ここにもいた。 |
![]() ![]() モリコロパークショップ / 芝生広場 |
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![]() この日の施設利用については、事前予約制だった。 にぎわうプールとスケート場を横目で見て、我々は芝生広場をあとにした。 実はこの日、私の「万博の師匠」であるF氏(彼は私の大学の後輩でもある)と、芝生広場で落ち合った。 ずっとボランティアとして万博を支えてきた一人だ。その彼が、私たち家族を待っていてくれたのだ。 人と人とのつながり。 私たちが万博を愛するのは、それがただ単に楽しいイベントだからではない。 何より、そこに人のぬくもりがあるからだ。 みんなとつながりたいという気持ち。そんな温かさにあふれているから、 このモリコロパークは癒しを与えてくれるのだ。 (2007年5月9日記す) 第2話に続く |
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