K氏の葡萄酒的日常  LES JOURS ENTRE DEUX VINS  ■   since July 20, 2000  ■  copyright © http://www.wine-life.info/ 2000-
レビュー・ポリシー(評価に対する考え方)
当サイトでは、次のような考え方の下に、お酒の批評をしています。

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全般的な事項

 当サイトでは、基本的に「おいしい」、「まずい」という表現はしません。 それは、評価の放棄に等しいと考えるからです。


 おいしいか、おいしくないかは、極めて個人的な感覚です。たとえ100人中99人が「おいしい」と感じたとしても、 私が同様に「おいしい」と感じる保証はありません。

 味覚というのは、千差万別。 ある人が「おいしい」と感じるのは、その人に合っているからにすぎません。 単に「おいしい」、「まずい」を述べるのは、レビュー(批評)ではないと、私は考えます。

 無論、多くの人が「おいしい」と感じるものが、「おいしいもの」なのだ、という定義はあり得ます。 そのようにして「おいしい」を定義するためには、決して私一人ではなく、 多くの人の意見が必要です。日本人全般に通用する「おいしい」を定義するためには、数千人単位で無作為にアンケートを取らないと、 統計的に有意であるとは言えないでしょう。

 ある製品が「優秀」であるかどうかは、ある人が「おいしい」と感じるかどうかではなく、

・素材選びと製法が真面目で、
・個性が感じられ、
・コストパフォーマンス(品質価格比)が優れていること

であると、私は考えます。

 以上のような観点から、当サイトでは、 その製品から感じられる特徴をできるだけ客観的に捉え、 「感覚的」にではなく、「論理的」に、説明することを心がけています。

 ただし、まれに私がおいしく感じたかどうかを記す場合がありますが、 あくまでもそのような官能的な表現が必要と思われる範囲に限定します (例:品質的に決して優れているとは思われないが、味は悪くないと感じたケースなど)。

 なお、いくら論理的にといっても、 私の「味覚」で捉えた結果ですから、甘い、辛い、酸っぱいなどの感じ方が、貴方と一致する保証などありません。 私の味覚が、平均的日本人を代表しているなどとは決して言えません。

 あくまでも1人の人間が、同一尺度で継続的に批評していることに意味があるのだ、と考えています。


利酒日記(ワイン)における評定について

 当日記における評価の基本的な視点は、上記の方針に従って、「個性」と「コスト・パフォーマンス」 が中心になります。

 つまり、地域の特徴がよく出ていて、値段に比して質が高いと思われるものにAを冠しています。 値段なみであるものを、標準(C)とします。

 ワインブックや多くのサイトで採用されているような、品質の絶対評価ではありません

 価格を前提とした評価であり、その金額を出して買う価値があるのかという「バリュー・フォー・マネー」の度合いと 解釈してください。


ビール・発泡酒・チューハイの部屋におけるコメントついて

 上記利酒日記における「評定」のようなランクづけはしていません。

 各社から出されているビール、発泡酒、第3のビール、缶チューハイ、缶カクテル等について、 その味わいをできるかぎり客観的に表現し、どんな製品なのかを説明することを主眼としています。

 また、その製品のもつ品質の点以外に、パッケージデザイン、マーケティング戦略などが、 消費者に訴求するかどうかについて意見を述べることがありますが、こちらは私のこれまでの経験に基づく 極めて個人的な意見に留まります。