2008年8月4日 ROUGE
MORGON / DOMAINE DUPRE
モルゴン / ドメーヌ・デュプレ |
VINTAGE: 2006 |
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FRANCE
フランス
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地方: BOURGOGNE
ブルゴーニュ
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地区: BEAUJOLAIS
ボージョレ
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AOC: MORGON
モルゴン
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生産者: CORINNE ET JEAN-MICHEL DUPRE
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輸入者: (株)ドウシシャ
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重たくない赤ということで、ボージョレを選んだ。
モルゴンは、CRU BEAUJOLAIS(クリュ・ボージョレ)の中でも特に男性的
なキャラクターを持ち、しっかり熟成もする長命なワインだと言われている。
このワインは、ボトルにも vignes de 1935 と書かれたラベルが貼られているように、
樹齢70年を超える古木のぶどうを用いているとのことである。
VTは06とまだ若く、値段も手頃だったが、何となくイケてそうなボトルの雰囲気だったので、
"ジャケ買い"した。
外観はくすんだルビー色。やや濁りがあるが、液色自体はそれほど濃くない。
香りは、煮詰めたいちごジャムのような甘酸っぱい感じが満載。
味は甘味が豊かで、酸は丸っこい。
タンニンはまろやかで、適度なコクがある。
ガメイだから華やかなニュアンスはあるが、浮ついた感じはない。
期待が大きかったからか、それほどでもないなと思ってしまったが、
決して買い損ではなかった。
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評定: C+ |
1,580円(本体価格1,505円+消費税75円) |
購入店: 酒の楽市南吹田店(大阪府吹田市) |
2008年8月8日 ROSE SPARKLING
BAROKES BUBBLY WINE ROSE
バロークス バブリィ・ワイン ロゼ |
VINTAGE: N.V. |
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AUSTRALIA
オーストラリア
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地方:
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地区:
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AOC:
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生産者: BAROKES
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輸入者: 日本酒類販売(株)
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オーストラリア産の缶入りワインBAROKES。
当サイトではこれまで、
スパークリングの赤、
白、
スティルワインの赤、
白と4種掲載しているが、
これがずっと置き去りにされていた。入手したのももう相当前。
冷蔵庫を開けたとき、ふと目に入ったので、飲むことに。
グラスに注ぐと、色はやや黒みがかった赤で、もちろんロゼだから透明感はあるが、
ざくろっぽく、いうなればグレナデンシロップに炭酸を加えたような感じ。
香りは、赤ベリーにバラの花のような華やかさ。
鉄っぽい感じ、いや、鉄というより鉛のような金属感がある(これは缶入りゆえであろうか)。
味は酸がしっかりとあり、リースリングのような石油香や、皮革のニュアンスも。
タンニン分もしっかりと感じ、爽快だが飲み応えもある。
このシリーズは、軽薄そうなパッケージに比べて、中身は驚くほどしっかりとしたクオリティを誇る。
フルボトル換算でも1000円強なのだから、とってもお買い得。
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評定: A+ |
250ml入り390円 |
購入店: いかりスーパーJR大阪店(大阪市北区) |
2008年8月20日 ROUGE
ALTER EGO DE PALMER
アルテレゴ・ド・パルメ |
VINTAGE: 2002 |
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FRANCE
フランス
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地方: BORDEAUX
ボルドー
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地区: HAUT-MEDOC
オー・メドック
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AOC: MARGAUX
マルゴー
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生産者: CH. PALMER
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輸入者: (株)中川ワイン販売
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たいへんなことが起こった。
我が家のセラーが突然、故障したのである。
真夏の暑いときほどワインセラーは壊れやすい、なんてマーフィーの法則がありそうだ。
お盆休みを終えて、久しぶりにワインを飲もうとセラーを見たら、
ランプが消えている。もしやと思い、扉を開けてみたら、庫内が冷たくない。
急遽、購入店に連絡し修理を依頼したが、
明日メーカーから直接、出張修理の日程調整のため電話が入るという。
症状によっては持ち帰り修理もあり得るという。これはたいへんなことになった。
このような事態に直面したものの、実は私は意外と冷静である。
そもそもそれほど高価なワインをストックしているわけではないという事情もあるが、
家の中は常にそんなに室温が高いわけではないということもある。
だが、今私を支配しているのは、これを口実に高めのワインを
どんどん開けてしまえという思いだ。
ということで、とびきりの一級品とまではいかないが、
普通の日にパルメのセカンドを開けることとした。
グラスに注ぐと、色はやや青みがかった深いガーネットで、濃そうである。
焦げ臭のほか、バニラのような甘い香りがあって、厚みがある。
こっくり深い香りで、鉄っぽさもある。
味は酸が生き生きして、かつ、丸みあり。土っぽいニュアンスも感じる。
タンニンはちょうどよくこなれていて、シルクのような口当たり。
マルゴーにしては、気高く力強い。柔らかなのに、深い味わいで、
余韻も極めて長い。ちょうどよい位の飲み頃になっていた。
なんと記録を取っていなかったので、入手価格がいくらだったか、分からない。
おそらく5,000円以上ではなかったか。それを踏まえても、A評定。
文句の付け所がない。
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評定: A |
記録なし |
購入店: − |
2008年8月24日 BLANC
CHARDONNAY TERRE DEGLI OSCI / TENUTA GIGLIO
シャルドネ テッレ・デリ・オスチ / テヌータ・ジリオ |
VINTAGE: 2006 |
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ITALY
イタリア
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州: MOLISE
モリーゼ
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地区:
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IGT: TERRE DEGLI OSCI
テッレ・デリ・オスチ
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生産者: TENUTA GIGLIO
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輸入者: 片岡物産(株)
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我が家のワインセラーのその後を、お伝えしなくてはならないが、
長くなりそうなので、
こちらをご覧いただきたい。
ということで、今日の本題に入ろう。
当日記で取り上げられることが非常に少ない、イタリアの白。
私のこれまでの経験では、コストパフォーマンスの高いものに出会ったことがないため、
どうしても敬遠気味になっているのだが、
今回は、自宅近くの酒DSで、購入してみた。
グラスに注ぐと、色はごく淡いレモンイエロー。
香りは、アクリルのようなビニールのような感じが強く、
柑橘でいえばグレープフルーツっぽいニュアンスも少しあり、
くるみ的ナッツ香もあって、若干オイリーな印象。
ハチミツの甘さがあり、酸は弱い。少し苦味。
香りにも感じたビニール的な余韻がある。
シャルドネのふくよかさとか、フルーティさは乏しい。
すっきりと何も考えずに飲みたいカジュアルな白。
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評定: C- |
1,200円(本体価格1,143円+
消費税57円) |
購入店: Ciel江坂店(大阪府吹田市) |
2008年8月28日 ROUGE
DULUC DE BRANNAIRE-DUCRU / SAINT-JULIEN
デュリュック・ド・ブラネール・デュクリュ / サン・ジュリアン |
VINTAGE: 2004 |
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FRANCE
フランス
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地方: BORDEAUX
ボルドー
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地区: HAUT-MEDOC
オー・メドック
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AOC: ST-JULIEN
サン・ジュリアン
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生産者: CH. BRANNAIRE-DUCRU
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輸入者: (株)成城石井
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ブラネールは個人的に好きなシャトー。焦げ焦げしたボルドーが好きなので、
ポイヤックやサン・ジュリアンのパンチの効いたものが一番で、
ブラネールはその要求を満たしてくれる。
今日飲むのは、そのCh.ブラネールのセカンドである。
深いガーネット色で、足が長い。見た目にも風格を感じる。
香りはカシスのような黒色果実中心だが、少し青臭いような感じもある。若いせいだろうか。
弱いながらも樽のバニラや、若干の焦げ臭も感じる。
口当たりはとても丸く、タンニンはしなやかである(いや、しばらく口に含んでいると、
やはりちょっと唇裏にまとわりつく感じが出てきた)。
やはり、元々それほどパワフルというわけでもなさそうだ。
チョコのような甘味をたたえて味わいにふくらみがあり、芳醇なアルコール感とともに上品な酸が。
余韻の長さはほどほどだが、トータルの完成度が極めて高い、ノーブルな味わい。
やはり素性の良さをバッチリと感じさせ、口に含むだけでうれしくなるような美しいワイン。
決して安くはないけれど、中身はその価格を完全に超えた素晴らしいクオリティ。
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評定: A+ |
3,990円(本体価格3,800円+
消費税190円) |
購入店: 成城石井阪急三番街店(大阪市北区) |